キリストの道
教会が創設された当初、私と教会ないしは「キリストの道 ( 脚注:キリスト教のこと ) 」との間に問題はありませんでした。それも性的エネルギーのアンバランス、二元性、パワー・ゲーム、操作、ドグマ、歪曲、セクシャル・エナジーコントロールがそこに浸透するまでのことです。その後、ええ、確かに問題が出てきました。「キリストの道」の初期の時代、私は最大の支持者の一人でした。あなたもそうです。それが光と闇という強力な二元性の課題を背負うようになるまでは。彼らは自分たちは光であり、それ以外の人やものはすべて闇だと信じるようになりました。
「キリストの道」を運営していた人たちが光と闇という元性の概念を採用し始めると、元々希望としてあった「キリストの道」は、愛の基盤を失くし始めました。教会の根っこは刺になり、今日に至るまで ごくわずかな例外を除き、彼らは光と闇のゲームをしています。
神は光だけだと彼らは言います。闇が存在するなら、どうして神が光だけなのでしょう？ 彼らは天国にいる神というゲームを創造しましたが、地獄にいる悪魔もまた創造しました。彼らは人間の旅を弱く、哀れなものへと陥れました。ああ、でもそれは違います。それは美しいものです。壮麗なものです。目的 は神の恩寵（グレース）のもとに戻ることだと彼らは言いましたが、人間の肉体という形態に在ることが、あなたが自らに与えることのできる最大の贈り物なのです。それは体験です。そしてあなたはそこに捕われているわ けではありません。救済の必要などありません。受容するだけです。
教会が光と闇のゲームを始めた時、私たちは「キリストの道」の内部に大きな分裂を見ました。その時が、元々の「道」を教えるための私たちの「ミステリー・スクール」の始まりでした。実はまったくミステリーではありませんでした。ミステリーがあるとすれば、どうやって私たちを見つけるか、それだけで した。私たちのスクールの物理的な所在地だけがミステリアスな部分でした。それ以外のものは本当に何ひとつミステリーではありませんでした。ちなみに、それは刺激的に聞こえます。私たちが「ミステリー・ スクール」をやると言うと、誰もが参加したがります。いったんそこに行けば、ミステリアスなものはまったくありません。私たちが開いている現在の「ミステリー・スクール」で最大のミステリーは、どうやっ て参加費を払うのかくらいでしょう！
世界は光と闇という二元性の概念に魅惑されていますが、それは変わっていきます。それは居心地の悪いものになるでしょう。つまり、あなた方一人ひとりに光が当たると、それが影を投げかけます。光と闇は協力し合っているわけです。あなた方の中には明るい色の服と暗い色の服を合わせている人がいます。 互いに役割があります。明るい色の上着と、暗い色のパンツです。
光と闇は互いを必要とします。少しの間、想像してみてください。光しかなければ、どうなるでしょう？ 何ものも、寸法や奥行きを持たないでしょう。すべてが闇だったら、どうでしょう? 虚空のようになるでしょう。光と闇は協力し合っています。
今日、時間を取って、文字通りの光と闇を観察してみてください。太陽の光が光線を建物、草、人々に投げかけているのに注目してください。それが闇とどんな役割を互いに果たしているのかに注目してください。現にどれほど互いを愛しているかに注目してください。それらは実のところ、原初の、最も素敵な カップルです。この光と闇に関 ては、あまり難解にする必要はありません。窓の外を見れば、影と木々が見えます。影はダンスをして ます。葉に当たった光は、自然の美を照らし出しています。
今日は非常にシンプルなものに戻ってください。外に出たら、気づいていてください。メモをとるのもよいでしょう。絵を描いてください。光と闇がどのように一緒になって演じているのか、光と闇がどのようにして現実という幻想を生み出しているのかに、注意してみてください。夜になりシフトが起こると、 光が闇に道を譲るとき、ゲームがどう変わるか注目してください。闇の深部で、光が意義や定義をもたらしていることに注目してください。ダンスがどのように変わるのか、ダンスがまだそこにあることに注目してください。 「このとてもシンプルな観察に戻ると、実際の光だけではなく、光のスペクトルそのものに気づき始めます。また、あなたが日々、あらゆる意味でどれほど自らの光と闇に戯れているかにも気づくようになります。あなたの闇を否定することが、やがては自分自身への残酷なゲームになってしまうのは、そういうわけです。闇の否定は実際、あなたを窒息させます。それはまたあなたをとてもアンバランスにしますが、 あなたがバランスを崩すと、いつでも他の何かが現れてバランスを取り戻そうとするのです。
当然ながら、あなたはそれに抵抗するでしょう。何かが侵入しているように思うからです。実はそれは、バランスを取り戻そうと、あなたが自ら創造したものです。トバイアスが「自分のやり方から抜け出しなさい」と言ったのは、そのためです。あなたはすべてを癒し、直し、修理しようとしますが、そもそもそれは先入観に基づいています。例えば光に傾く、あるいは偏るように。だからあなたは常に光、善、正義 にとどまろうとします。現実には、バランスを取り戻そうと、あなたの内部にある自然なフォースが働いているのです。しかしあなたはそれに抵抗し、闘い、逃げるので、ゲームは続いていきます。
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教会が創設された当初、私と教会ないしは「キリストの道 ( 脚注:キリスト教のこと ) 」との間に問題はありませんでした。それも性的エネルギーのアンバランス、二元性、パワー・ゲーム、操作、ドグマ、歪曲、セクシャル・エナジーコントロールがそこに浸透するまでのことです。その後、ええ、確かに問題が出てきました。「キリストの道」の初期の時代、私は最大の支持者の一人でした。あなたもそうです。それが光と闇という強力な二元性の課題を背負うようになるまでは。彼らは自分たちは光であり、それ以外の人やものはすべて闇だと信じるようになりました。
「キリストの道」を運営していた人たちが光と闇という元性の概念を採用し始めると、元々希望としてあった「キリストの道」は、愛の基盤を失くし始めました。教会の根っこは刺になり、今日に至るまで ごくわずかな例外を除き、彼らは光と闇のゲームをしています。
神は光だけだと彼らは言います。闇が存在するなら、どうして神が光だけなのでしょう？ 彼らは天国にいる神というゲームを創造しましたが、地獄にいる悪魔もまた創造しました。彼らは人間の旅を弱く、哀れなものへと陥れました。ああ、でもそれは違います。それは美しいものです。壮麗なものです。目的 は神の恩寵（グレース）のもとに戻ることだと彼らは言いましたが、人間の肉体という形態に在ることが、あなたが自らに与えることのできる最大の贈り物なのです。それは体験です。そしてあなたはそこに捕われているわ けではありません。救済の必要などありません。受容するだけです。
教会が光と闇のゲームを始めた時、私たちは「キリストの道」の内部に大きな分裂を見ました。その時が、元々の「道」を教えるための私たちの「ミステリー・スクール」の始まりでした。実はまったくミステリーではありませんでした。ミステリーがあるとすれば、どうやって私たちを見つけるか、それだけで した。私たちのスクールの物理的な所在地だけがミステリアスな部分でした。それ以外のものは本当に何ひとつミステリーではありませんでした。ちなみに、それは刺激的に聞こえます。私たちが「ミステリー・ スクール」をやると言うと、誰もが参加したがります。いったんそこに行けば、ミステリアスなものはまったくありません。私たちが開いている現在の「ミステリー・スクール」で最大のミステリーは、どうやっ て参加費を払うのかくらいでしょう！
世界は光と闇という二元性の概念に魅惑されていますが、それは変わっていきます。それは居心地の悪いものになるでしょう。つまり、あなた方一人ひとりに光が当たると、それが影を投げかけます。光と闇は協力し合っているわけです。あなた方の中には明るい色の服と暗い色の服を合わせている人がいます。 互いに役割があります。明るい色の上着と、暗い色のパンツです。
光と闇は互いを必要とします。少しの間、想像してみてください。光しかなければ、どうなるでしょう？ 何ものも、寸法や奥行きを持たないでしょう。すべてが闇だったら、どうでしょう? 虚空のようになるでしょう。光と闇は協力し合っています。
今日、時間を取って、文字通りの光と闇を観察してみてください。太陽の光が光線を建物、草、人々に投げかけているのに注目してください。それが闇とどんな役割を互いに果たしているのかに注目してください。現にどれほど互いを愛しているかに注目してください。それらは実のところ、原初の、最も素敵な カップルです。この光と闇に関 ては、あまり難解にする必要はありません。窓の外を見れば、影と木々が見えます。影はダンスをして ます。葉に当たった光は、自然の美を照らし出しています。
今日は非常にシンプルなものに戻ってください。外に出たら、気づいていてください。メモをとるのもよいでしょう。絵を描いてください。光と闇がどのように一緒になって演じているのか、光と闇がどのようにして現実という幻想を生み出しているのかに、注意してみてください。夜になりシフトが起こると、 光が闇に道を譲るとき、ゲームがどう変わるか注目してください。闇の深部で、光が意義や定義をもたらしていることに注目してください。ダンスがどのように変わるのか、ダンスがまだそこにあることに注目してください。 「このとてもシンプルな観察に戻ると、実際の光だけではなく、光のスペクトルそのものに気づき始めます。また、あなたが日々、あらゆる意味でどれほど自らの光と闇に戯れているかにも気づくようになります。あなたの闇を否定することが、やがては自分自身への残酷なゲームになってしまうのは、そういうわけです。闇の否定は実際、あなたを窒息させます。それはまたあなたをとてもアンバランスにしますが、 あなたがバランスを崩すと、いつでも他の何かが現れてバランスを取り戻そうとするのです。
当然ながら、あなたはそれに抵抗するでしょう。何かが侵入しているように思うからです。実はそれは、バランスを取り戻そうと、あなたが自ら創造したものです。トバイアスが「自分のやり方から抜け出しなさい」と言ったのは、そのためです。あなたはすべてを癒し、直し、修理しようとしますが、そもそもそれは先入観に基づいています。例えば光に傾く、あるいは偏るように。だからあなたは常に光、善、正義 にとどまろうとします。現実には、バランスを取り戻そうと、あなたの内部にある自然なフォースが働いているのです。しかしあなたはそれに抵抗し、闘い、逃げるので、ゲームは続いていきます。
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