『ビギナー君』 :シルヴィアの率いる『前衛攻撃隊』に配属された新人隊長。
         戦果を挙げられずに困っているらしい・・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【近距離ユニット主軸で陥りやすい失敗】

ビギナー  :『シルヴィア様・・・少しよろしいでしょうか?』

シルヴィ  :『ん? 君は・・・確か新人隊長のビギナー君か、私に何か用ですか?』

ビギナー  :『・・・私を前衛隊から外していただきたく思いまして・・・』

シルヴィ  :『理由を聞いても?』

ビギナー  :『はい・・・実は全然戦果が挙げられず、自分よりも上手い隊長はいらっしゃいますから・・・』

シルヴィ  :『ふむ・・・困っているようなら捨て置けませんね。』
       『わかりました。少し私についてきてください。』

ーーーーーーーーーーーーーーー

シルヴィ  :『ライネ様、失礼いたします。』

ライネ   :『ん? どうしたシルヴィ何か用か?』

シルヴィ  :『はい。実は・・・かくかくしかじか』

ライネ   :『うまうままるまる・・・ふーむ』
       『つまり、【近接ユニットの上手い立ち回りができないから辞めたい】という事でいいのか?』

ビギナー  :『はい・・・』

ライネ   :『ふむ、ならば逆にお前に質問しよう』
       『【自分より強いと明らかにわかる相手に、正面からいって勝てる】と思うか?』

ビギナー  :『いいえ、自分よりも明らかに強いのであれば勝てるはずがありません・・・』

ライネ   :『ならば尻尾を巻いて逃げると申すか?』

ビギナー  :『悔しいですが、自分が勝てないのであれば強い味方に任せるべきだと・・・思います。』

ライネ   :『・・・正しい判断をしていると思うが、正解だとは言わぬ』
       『何故なら【お前と同じ考えをプレイヤー全員であったら、その強敵を誰も止められない】という事だ。』

ビギナー  :『はい・・・』

ライネ   :『私は何も【玉砕覚悟で突っ込め】とは言ってはおらぬ。』
       『その強敵を相手にして【どうしたら削れるか】や【どうしたら足を止められるか】を考えないのがダメだと言っている。』
       『よし、では今回は【近接ユニットの戦い方】を教えよう。』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【近接兵科の特徴と欠点】


ライネ   :『まず、【近接ユニット】には複数兵科が存在する。』
       『大きく分けて【小盾】【大盾】【槍】【投槍】の4つが存在する。』
       『それぞれ特徴があり、的確に運用しなければ遠距離の良いカモになってしまうのが近接ユニットだ。』

       『始めに【小盾】についてだ。』
       『基本的に【襲撃】という、隊列を組んで一斉に攻撃を行う攻撃を主軸にして一気に間合いを詰めたり、相手の陣形を崩し、乱戦に持ち込ませるという役割を持っている。』
       『更に訓練次第で【速度上昇】【体力回復】【矢盾陣形】などを覚え、戦場の主軸と言える兵科となっている。』
       『ただし、【襲撃】を行う際には注意点がある。』

       『1、相手のガード値や防御値が高い場合、ぶつかった相手の前で停止する。』
       『2、マスケット等の【延焼状態】や【ノックバック】を受けると襲撃状態が一時的に外れて、ガードをしないので殲滅されやすい。』
       『3、相手が防御陣形をとっていたり、大盾相手に突っ込んでも、ガードは崩せない上に援護射撃がある状態では壊滅しかねない。』

       『という、以上3つを考慮した上で襲撃を行わないと手痛い反撃を受けてしまうだろう。』

ビギナー  :『では、どうしたら【防衛陣地への突撃】を成功させやすいのでしょうか?』

シルヴィ  :『そこは私がご説明しましょう。』
       『まず、襲撃が失敗しやすい理由として【相手が防御陣形を取っている事】と【後方からの援護射撃による交戦中の壊滅】の2つです。』
       『そういう時は、【プレイヤーが一緒に突撃し、ガードを崩しを行う】か【援護射撃しているユニットを味方遠隔に攻撃して貰う】事が重要です。』
       『もしくは【バレないように側面や後方に回り込み、先に遠隔ユニットを倒す事】が必要になるでしょうね。』

ライネ   :『【襲撃】は成功すれば乱戦状態に持ち込める上に、敵プレイヤーを包囲する事もできる非常に強力なスキルだ。』
       『だが、それは【敵陣のド真ん中に攻撃を行う】という意味でもあり、タダで帰ってこれないと思った方が良いだろう。』
       『蓋を開けてみたら【24人いたのに残り6人】なんていうのも普通にあり得るし、そこまで減ってしまっては【襲撃】はほぼ不可能だ。』

ビギナー  :『なるほど、【博打要素が強く、成功率を上げる為の下準備をしなければ戦果が出にくい】というわけですね。』

ライネ   :『平たく言えばそうなるな。』

       『さて、続いては【大盾】について解説しよう。』
       『【大盾】は防御値が非常に高く、弓矢程度ではビクともしないゲーム上最も硬い兵科といっても過言では無い。』
       『だが、その防御力を活かす為には【陣形】を使用した上で【盾を構えている】状態でないといけない。』
       『むしろ移動中やガードが外れている状態は、【攻撃力もほとんどできないちょっと硬いユニット】にまで成り下がってしまう。』
       『なので大盾は移動の必要が無い【狭い通路を塞ぐ】か【重要拠点に配置して時間稼ぎ】が主な運用方法となる。』
       『更に、【バックアタックに弱い】というデメリットスキルが基本ついているので、移動中や退却中は敵のスコアボーナスにしかならない。』

シルヴィ  :『それに、【動かない】というのも理由で近接高火力プレイヤーの良いカモにされますし、マスケット等の高貫通ユニットにもエサにされます。』

ビギナー  :『あの・・・大変申し訳ないのですが、それは【ただのマト】にされているのと同じな気がするのですが・・・』

ライネ   :『その意見は半分正解で、半分不正解と言えるだろう。』
       『盾は【相手の攻撃を吸収する為のタンク】のような立ち位置が望まれるので、その【マト】となるのが仕事と言っても良い。』
       『だからこそ、次に説明する【槍】や遠隔の【銃】のような【近接高火力ユニット】との併用が最も強いと言えるだろう。』

       『では次に【槍】についてだ。』
       『【槍】は、【攻撃力が高く、破甲値も優秀で素の防御力も高い】という特徴がある。』
       『その代わり、【盾】を持っていないので【遠隔ユニットへの防御手段を持たない】とも言える。』
       『更に【槍はリーチがあるので、本来近接戦闘中は1体1ユニットへの攻撃をリーチを生かして後ろから攻撃できるので2体で1ユニット】に攻撃できる。』
       『もちろん、完全な乱戦状態ではリーチを生かしきれない事はあるだろうが少なくとも火力は優秀なのでそのままでも遠隔さえいなければ火力で押せる。』

ビギナー  :『なるほど・・・【大盾】や【小盾】のような盾を持つユニットが前に出てくれたら【遠隔が弱点である槍が活躍しやすい】のですね。』

ライネ   :『そういう事になる。』
       『最後に【投槍】だが、これはかなり特殊な例と言えるだろう。』

ビギナー  :『どうしてですか?』

ライネ   :『【投槍】は【近接ユニット特有の盾を持ち、弾数制限は厳しいが遠隔攻撃が可能で近接攻撃も行える】というかなり特殊なユニットと言える。』
       『更に【防御陣形】も覚え、【遠隔ユニットや突撃槍ユニット等に対しても高いカウンター力】を持っている。』
       『決して近接攻撃力は高いとは言えないが、その防御力と攻撃力で【ある程度のコストなら相手にできる】ほどの性能がある。』
       『ド至近距離から投げ槍を行えば、その高い破甲値や攻撃力によって反撃力に非常に優れていると言える。』

ビギナー  :『それを聞いただけでは【投槍】が最強のように聞こえてしまうのですが・・・』

ライネ   :『そこを間違えてはいけない。』
       『【可能】なのであって【有効性】があるわけではないのだ。』

ビギナー  :『・・・それはつまり・・・』

ライネ   :『わかりやすく言うのであれば、【倒す事はできても、全滅させる可能性は低い】という意味なのだ。』
       『投槍は投擲可能弾数に制限があり、次の投擲を行うまでにクールタイムが発生してしまう。』
       『それまでの間に【プレイヤーがやってきて倒される】可能性や、【無理と判断してユニットが下がる】という可能性もあるのだ。』
       『一概に強いとは言い切れんな』

ビギナー  :『なるほど・・・』

ライネ   :『先人の知恵として【己を知り、敵を知れば百選危うからず】という言葉がある。』
       『だが、これは最初の一文でしかないのだ。』
       『全ての文章は』

       『敵を知って己を知っていれば、おそらくは負けないだろう。』
       『敵を知って己を知らなければ、その場は勝てるが次は負ける。』
       『敵を知らず己を知らなければ、勝てるはずもない。』

       『という意味を持っているのだ。』
       『要は【長所と短所を理解すれば、補い合う事を覚えて連携や援護がやりやすい】し、【相手の兵科弱点もわかるから動きやすい】という事さ。』

       『お前は一人で全てを完遂しようとしていると思える。』
       『確かに、【ゲームである以上、自分の戦果や結果】を優先したいという気持ちは十分にわかるが、それだけではダメなのだ。』
       『だからこそ【自分でできる事とできない事】を明確に分離して理解できれば、自然と連携する気持ちも生まれる。』
       『そうすれば【味方を利用する】のではなく、【お互いに戦果を挙げる為の協力】になって楽しくゲームができるはずだ。』

ビギナー  :『・・・わかりました!』
       『もう少し・・・頑張ってみたいと思います!』

ライネ   :『うむ、君の今後の武勇に期待しているよ』

ビギナー  :『はいっ!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

武将武器解説

軍魂について

PVEゲームモード

ユニット別評価

ユニット別【近接】

ユニット別【騎馬】

ユニット別【マルタ】

ユニット別【藤甲】

古い内容

管理人/副管理人のみ編集できます