『追記と余談』


別にこの項目は攻略情報でもなんでもありませんので、読み飛ばしていただいても構いません。

これは個人的なお話で、興味がある方は読んでください。




 私は結構、幼い頃から本が好きで特に『偉人伝』等を好んで読んでいました。
その関係で『アレキサンダー大王』や『ハンニバル・バルカ』が大好きで、『兵法書や戦術書』が大好きで読んでいました。

今でもある程度、覚えているのが『クラウゼヴィッツ』という中近代の軍略家の人が書いた著書と『孫氏の兵法』です。
ついでなので『私がおすすめしたいお話』を書いておきます。

クラウゼヴィッツの戦争論

『相手に勝てない? だったら真似て研究しようぜ!』


 これは非常に良い考えと思っており、今でも胸の奥にある考え方のひとつです。
良いモノは敵であっても認めて、それを研究すれば欠点が見つかるし、長所を吸収し続ければ勝ちやすくなるという考え方です。
この時、クラウゼヴィッツも言っていた事で
『真似が悪いわけではない。だが、完全に同じ状況なはずがないのだから、オリジナルに昇華させないと意味がない。』
というのがあり、『勝つための努力』の根幹だと思っています。

『攻撃は防御の3倍準備しなければ勝てない』


 そもそも野戦以外での『都市や要塞』に対して攻撃するのですから、『事前に用意している側』と『どうやって攻めるか考える側』では攻撃側が不利になるのは当たり前です。
だからこそ、『攻撃側は、防衛側よりも周到に作戦やプランを練る必要がある』と言われています。
このゲームにも近しい点がいくつもあり、『防衛側はタイムアップで勝利する』ので理解できるかと思います。

 この『3倍』とは『兵力』だけに限った話ではありません。
『3倍考えなければいけない』という意味でもあり、『どうやって攻めるか』『どうやって動くか』『どうやって連携するのか』を事前に相談する必要があります。

『孫氏の兵法』

『勝つ為に努力は惜しむな』


 彼が言うには『勝つために【5つの勝利への努力】が必要で、どれかひとつでも欠けては勝つ事が困難になる。』

1、攻め時を見極めて、『押し引き』や『タイミング』に逆らわないように戦わないと波に飲まれる。
2、戦況的に『敵と味方の戦力差』に応じて戦い方や動きを分けないといけない。
3、目標や意思疎通、共通意識が無い軍隊は勝てるはずがない。
4、自分側が用意周到に計画を練っていて、相手の弱点を探って相手の計画を崩せれば大体勝てる。
5、勝つ為には各武将と兵士が強い事前提であり、上に立つ者はそれを信じて口はあまり出してはならない。

 結構難しく書いてありますが、実はそこまで難しい話はしていません。
要するに
・【臨機応変に動ける事】
・【柔軟な思考力を持って、今何をすべきかを考えろ】
・【皆で勝とうという意識を全員が持っていて、互いに信頼していないと連携取れないだろ?】
・【命令だけで自己判断ができない人たちが多かったら、突然の事に対応できるわけないやろ?】
・【雑兵を集めただけじゃ意味がない。新兵はちゃんと育てないとね?】

という事です。

『個人的に好きな言葉』

『不知の知』


もしかしたら言葉だけ知っているかもしれませんが、『無知』と使われていますが本来は違います。

『無知』とは『何も知らない・知識にかけている』事を指している為『知っているつもりになっている』のに対して
『不知』とは『そもそもがわからない』事を指している為『まったく知識がない』事を指します。

 ちょっと昔の話になりますが、昔仕事で新人教育をしている際『良く聞いてくる新人』と出会いました。
彼は教育マニュアルや参考書、資料等を読み漁り仕事に対して真摯に向き合っていて正直、私が教える事はあまりありませんでした。

 ですが、彼は『どこにも書いていない内容』を質問してきました。
『どういう理由でこのシステムを採用しているのか』『どうしてこういう構造になっているか』を聞いてきたのです。
私は何も答える事ができず、自分が実は『無知』であった事を恥じるようになりました。
その彼のおかげで私は一生懸命『彼に答えられるように』勉強した事で、彼も納得できるような答えが得られて喜んでいました。

 これを友人や上司に話をした時『そんなの適当にあしらえばいいじゃん』と言われてしまいました。
ですが私はそうは思わず、ソクラテス氏のこの言葉を思い出した形になりました。

『知らない事は罪ではない。知らないのを知っていると思い込んでいる事が罪なのだ。』
『決めつけ、自分を肯定し相手を否定する者が果たして知恵者と言えるだろうか』
『知っていると思い込んでいたら頭ごなしに話を聞かず、せっかくの有益な情報すら聞き逃す事になる』
『だからこそ【いつまでも新人】として、新人に対しても【同じ目線】で接すれば必ず何か自分の成長に繋がるはずだ』

この言葉は私自身の座右の銘であり、今でも胸に秘めて日々成長を目指しています。


 『そんなゲームに関係ない事よく書いてられるな』と思われるでしょうが、私はこのゲームにも通じるところがあると思います。

『自分が強いと思い込み、それを喧伝して一度でも負けてしまった場合は恥』ですし、『人それぞれの最強は長所と欠点が理解できているからこそ』

つまり『そのユニットの弱点や攻略方法』を理解する事を、自分で否定しておいて『私のユニット編成は最強です』と果たしていえるのか・・・
『誰かにとっての最強は誰かにとっての最弱』であり『誰かにとっての最弱は誰かにとっての最強』と言えると思います。

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