乙4
最終更新：
labo_worker 2023年04月25日(火) 20:36:00履歴
メニュー
証拠 乙4 幹部Ｓ統括部長面談1回目
立証趣旨
備考
乙4 内容
乙第４号証
内容：会話
原告が録音したと主張している日：平成２９年８月１８日
場所：不明
発言者は下記のように立てています。
原告：原告
幹部Ｓ：幹部Ｓ
部長Ｈ：部長Ｈ
〇…：不明
【備考】
・甲第２６号証の１のうち0:08:10から2:53:00まで入力しています。
-00-
幹Ｓ ……。
原告 お伝えしたとおりなんですけども
幹Ｓ まず、ちょっと詳細見させてもらいました。なので、あと、直接もう一遍ちょっと
確認したいなということと、あとは、被Ｙさんのほうにもまだ話全くできてないので、
5 ちょっと今日、原告さんから改めて、原告さんの口から改めて聞かせてもらって、ニ
ュアンスとかもあると思うので、その後にまた被Ｙさんのほうにも確認させていただ
いてというところの、お互いの話をそれぞれ聞きたいと思っています。
原告 もちろん、そうですね、ええ。
幹Ｓ 今日は原告さんの意見を率直に聞かせていただければと思いますので、ちょっとメ
10 モを取らせて。
原告 お願いします、はい。
幹Ｓ 聞き漏れたら悪いので。
原告 いえいえ、とんでもないです。
幹Ｓ お願いいたします。
15 部Ｈ お願いします。寒くないです？
原告 あっ、大丈夫です、はい。
部Ｈ 大丈夫ですか。
原告 はい、どうぞ。これか。はい。何を。
幹Ｓ 一応読ませてもらったんですけど、ニュアンスとかがあれかなと思いまして。
20 原告 ええ。一応全文、ちょっとこれ印刷できなかったんで、ネットもつながってないん
で、見て打たせて、ほぼ原文どおり。
幹Ｓ そうです……。
原告 一応、送った内容は分かりませんけども、パＡさんには原文どおりのものを打って、
お渡ししました。自分の自己メモですけど。
25 部Ｈ 今、あれで。
原告 はい？
部Ｈ 渡したんです、パＡさんに？
原告 あっ、パソコン、パＡさんが使ってるパソコンに、ワードかな、か何か、これで打
ってくださいっていうから、ぱあって。
30 部Ｈ それを原告さんが打ったの？
-1-
原告 はい。速いです。
幹Ｓ こういう感じの……。
原告 そうです。一緒です、はい。
部Ｈ 原文のまま。
5 原告 ええ。
幹Ｓ これで、最後、「以後」で締めくくりで間違いないですか。
原告 いえ、その後、メモはありますけども。
幹Ｓ メモも原告さんが打たれたと。
原告 ええ。一応打ちました、はい。ただ、私的メモ、ちょっと文章になんなかったんで。
10 幹Ｓ ご自分で最後までそれを打たれたんですか、原告さんが。
原告 自分で全て打ちました、はい。パＡさんがちょっと打つの、仕事あったり、あとち
ょっと時間がかかると言うんで、あ、じゃあ打ちますといって、ぱぱっと打って。10
分ぐらいかな、10分かかんなかったか、はい、そんなもんで。
部Ｈ じゃあ原告さんが今タブレットでお持ちの内容を、原文ほぼほぼまま。
15 原告 ええ。お話ししようとしたことが、いらっしゃらなかったりしたので、違う、今、
話つくっちゃいました。メールでお伝えしようと思ったのを、いきなりじゃちょっと
駄目なんで、帰ってからちょっと一生懸命、ううってうなりながら作った感じでした。
幹Ｓ 分かりました。
部Ｈ 分かりました。
20 幹Ｓ 今、お体なんですけど、途中で、だましだましということだったんですけど、以前
からこういう作業は体がきついんですとかという話とかは、被Ｙさんとやりとりとか
ってされてたかどうかとかちょっと教えて……。
原告 してました。それは別のメモに。そもそも、全ての……の仕事に関して影響するん
ですが、特に今回は梱包のことなんで梱包に絞って言いますと、そもそも自分は梱包
25 担当ではなかったです。パＣさんが担当で、もともとパイさんが担当だったんですが、
ちょっと事情で、部Ｈさんご存知かと思いますけども、自分は詳しくは聞いてません、
憶測なんで、外されたということで、実質２日穴が開いてる感じ、火、水ですか、火
曜日、水曜日が公休、パＣさん。
部Ｈ ああ、パＣさん……。
30 原告 ええ。なんで、穴が開いてると。その日は、それまでは被Ｙさんがやっていたんで
-2-
すけども、代わりに。ただ、ここ最近、その当時、パロさんが突発的に休むことが多
くなって、何らかの事情で、ちょっとプライベートなことなんで、私、詳しく聞きま
せん。聞いてはおりません。で、パロさんが休むとパロさんの仕事、指示書の仕事、仕
分けの仕事を被Ｙさんがやらざるを得ない。ということは、梱包ができないと梱包が
5 穴が空いてしまう、業務の人が採りに来る、今日、梱包の担当の人いないのってがっ
かりして帰っていくというのを目の当たりに何度もしていたのと、また、これじゃち
ょっとまずいなと、ちょっとやっぱり自分は貢献したいというのがいろいろあったり
したりしたのと、あと、夜勤の存在の価値、滞ってしまうと、やっぱり夜勤の存在の
価値がなくなってしまうのかなという。
10 部Ｈ ん？原告さんが思ったのね。
原告 そうそう、自分が思いまして、夜勤使えないみたいな。
部Ｈ そんなことないよ。
原告 効率悪いから、じゃあなくそうとかって、前、なくすという話もあったもので。
部Ｈ あったんですか。
15 原告 えっ、御存じないですね？
幹Ｓ 被Ｘさんのとき。
原告 そうですね、はい。
部Ｈ ああ、はい。
原告 なんで、そういうのもあったり、あと、やっぱり自分の社会貢献、できることはや
20 りたいというポリシーがありましたので、被Ｙさんに進言しました。被Ｙさんが横で
パッジ組んでるとこに自分もちょっとパッジ組みながら。さらに、月末にパＣさんの
連休があったんですね。５日間か１週間旅行に行かれるか何かで。いつでも有休の取
れる環境、あと突発的に休みがあっても影響がない環境をつくろうという意思、自分
の、自己的に。
25 部Ｈ それは原告さん？
原告 自分の意見で、ええ。協力したいということもあって、それも伝えた上で、梱包を
少し手伝いたいと。ただし、体には影響ありそうなのは、ちょっとまだやったことな
いんではっきり分からないんですけども、影響あるのは、体動かすので、間違いなさ
そうなんですが、できるだけ緊急対応としてはやっていけるんではないかということ
30 で、少しちょっとやってみたいということで、この時点では話してあります。
-3-
部Ｈ じゃあ原告さんが希望されたでいいです？
原告 はい、私が希望しました、やってみたいということで。ただし、その前、被Ｘさん
のときに、ちょっと被Ｙさん話にならなかったんで、被Ｙさんはもう置いといて、パ
Ａチーフと協議して、実質被Ｘさんにつながってると思うんですけども、仕事を覚え
5 たいということでいろいろもう覚えて、ほぼ後半できるような形、ただ、梱包だけは
体に影響があるということでちゅうちょしてたところ、ちょっと被Ｘさんが異動され
たので、中断、もう諦めたんですけども、そういうことがあったんで、ちょっといろ
いろやってみたいという思いもあったので、やらさせていただきました。
そのときにも、できるとこまでということで言ったんですけども、その後、実際に
10 やったときに、すごいつらかったです。つらい、そこまでやらないんですけども、も
ちろん。ふだん、ヘルニアの症状は、例えば、一瞬、あっ、腕が痛い、で、二、三分
後、足に来たとか、ぴっと来た、ぴりっと来た、ああ、痛い、痛いなんですけども、
梱包やってるときには、二、三時間後に全身同時に来るんですね。うわ、これはひど
い、別につらいまでには追い込まないんですけども、痛いまでには至らないんですけ
15 ども、症状が出始める。痛いのいまで来るぐらいの感じが全身まばらに継続的に来る
んで、これは余計なこと言ったなみたいな感じで思ってしまったんですけど。
部Ｈ あっ、梱包をやらなきゃよかったってこと？
原告 ええ。
部Ｈ やろうって、自分でやりますって言ったんだけれども。
20 原告 ええ、失敗したかなという。
部Ｈ ちょっと体がちょっときついんでというんですね。
原告 ええ。
部Ｈ はい。
原告 リハビリという意味もあって、あと、何か手法があるんじゃないかという。
25 部Ｈ ん？
原告 手法。やり方。
部Ｈ ああ、やり方。
原告 ええ、手法。
部Ｈ 手法を学ぼうということですか。
30 原告 分析して、何かできないかという形で。
-4-
部Ｈ 改善ですか。
原告 改善、はい。いろいろ試行錯誤したところ、座ってやることによって視点が高くな
る、机が実質高くなりますよね。立ってやると下向かなきゃいけないけども、それに
ちょっと気づいて、頻繁に座りながらやるという、手間なんですけども、座ってやっ
5 て、楽なときには座ってやって、あと、詰めのときには、ちょっとこちら逆に、腕上
げるとつらいんで、肩使うんで、立ったりとか、立ったり座ったりすることによって
軽減と、それによってかなり、ほぼできそうな感じで、あ、いけると思って続けてま
す。それでも何度か梱包を途中中断、あっ、ちょっとこれ、すみません、健康問題で
できませんということは、今まで何度もありました。ただ、それによって長時間はで
10 きるようになりました。
部Ｈ というのは、ちょっとつらいんだけど、頑張っちゃったってこと？
原告 いや、つらくなったらやめてます。
部Ｈ ああ、途中でやめて。
原告 ええ。ちょっと出たからいやいやって、それじゃちょっと横柄ですからね。もしか
15 したら一時的なものかもしれないし、そのとき背筋ちょっと伸ばしてちょっと安静に
して、あっ、止まった、じゃあやろうっつって。痛くなっても、痛くなって一々止め
てたら仕事にならないんで、ほかもそうですけども、ちょっと変な格好しながら、こ
れは大げさですけども。
首の問題、あと、伝わってると思いますけど、一応首の向きと、あと、急な動きと
20 かもそうですけども、あと、肩の筋肉が首につながってるんで、肩の筋肉に負担がか
かると痛むと。つまり、肩凝りさえ駄目ということなんですね、影響があるというこ
とで。ちょっと自分でも一体何ができて何ができないのかというのは実際にやってみ
ないと分からないところで、ましてや人には分からないだろうなという。
例えばごみ捨てなんかも、ちょっと話脱線しますけども、できると思ったんですよ、
25 単純に。これぐらいって。確かに手間がかかる。こう持ち上げられないから、ごみ箱
倒して引きずって、いろいろ、持っていけないから台車を使おうとか、引けば行ける
と思って。最後、愕然としましたよ。カゴ車に乗せられないんですよ。上見なきゃい
けない、見なくてもいいんですけども。結構重いものを持ち上げるとかというのは肩
使いますからね。ここで初めて気づいた、ああ、ごみ捨てはできないわって。ここで
30 初めて気づくぐらいで、本人さえ何ができるかはやってみないと分からないという感
-5-
じで。
幹Ｓ お医者さんから言われてるということですか。
原告 ええ。以前、パＡチーフに伝えて、被Ｘさんに送ってくださった動作制限のメール、
動作制限に関するメール、健康に関するメールには書いてあるんですけども、その中
5 で動作制限、上も向いてはいけない、下見続けてはいけない。
部Ｈ それは、チーフとおっしゃいましたけど、パＡさん今、チーフじゃないですね。パ
Ａさんがチーフの時代に？
原告 そうです。パＡさんがチーフのときに、被Ｘさんが在籍してるときに。
部Ｈ あっ、じゃあ被Ｘさんにお渡しした感じ？
10 原告 そうですね、はい、に伝わってるはずです。引き継いでるかどうかは、ちょっと私
は関知しません。それは会社に伝えていることになりますので、知ってるべきことか
と思います。
内容としては、幾つかかいつまんで言うと、上を向いてはいけない、下を見続けて
はいけない、首は左右15度まで、15度って何だっていうと、首に負担が掛からない程
15 度までは曲げてもいいよということですね。軽く、あんまりぐってやると負担かかる
から、やめてくださいと。あと、肩の筋肉の話、さっきの、つながってるんで、負担
かけないようにと。
あと、プラス腎臓の話も、ちょっと水分補給がんがんして、１日最低ノルマ２リッ
トル以上飲んで、出して尿を薄くしないと腎臓に負担が、濃いということは腎臓に負
20 担かかってるってことなんで、どんどん出して腎臓をリラックスさせてくださいと、
もたせましょうって、一生もたせましょうということで、それも伝え、もう既には伝
えてあるんですけども。で、了承を得てるんですけれども、それも一応そこに書かせ
ていただきました。
部Ｈ それは何か診断書か何かですか。
25 原告 何のお話？
部Ｈ 医師の診断書的なものですか。
原告 どっちのお話ですか。
部Ｈ その今お伝えしてあるますというような。
原告 腎臓？
30 部Ｈ ううん、腎臓ではなくて。
-6-
原告 ヘルニア？
部Ｈ うん、ヘルニア
原告 は労災対応ですね、はい。
部Ｈ 労災対応？
5 原告 はい。労災です、はい。
幹Ｓ 労災で処理されたんですか。
原告 あっ、御存じないですか。
幹Ｓ えっ？
原告 御存じないですか。結構重要かと思いますけども。
10 幹Ｓ ああ、いえいえ、そのとき、私、そこの部署じゃなかった……ことだと思いますけ
ど。
原告 あっ、なるほど、ああ、御存じないと。
幹Ｓ その当時のそのこと。
部Ｈ いや、初めてです。
15 原告 初めて、ああ、ちょっと全く困りましたね。ああ、ちょっと状況が何かつかめてき
て、つまり連絡が全くされてないということで、会社間で。
合体で、過去、合体は手が届かないので、アルバムを押さえるために、首で押さえ
てましたよね。
幹Ｓ そうです。
20 原告 それでヘルニアになったということで取っています。それはリハビリ担当医に聞い
ても、いろいろ可能性を、残業のし過ぎが原因か、いや、違うとか、それ以前に、ち
ょっと丸椅子がガタンと落ちる現象がよくある、ロックされない、その件でガタンっ
ていったせいで首に負担かかったのかと。いや、それも違うと思うとか、いろいろリ
ハビリ担当医や主治医と話したんですけども、その合体の話をしたら、その可能性は
25 あると、高いといったのかな、それだとはもちろん言えませんけど。
ということで、個人的には救急車で運ばれたこともないし、事故に遭ったこともな
い、警察沙汰になったこともないということで、何も首に関する負担はないと、もう
消去法でそれしかないということで労災申請をしてたところ、最終的には認められた
ということで。
30 幹Ｓ いつ頃の話になります？
-7-
原告 いつ頃か。14年度夏ですね。
部Ｈ 2014年度？
原告 あっ、ごめんなさい、14年度じゃない、何を言ってんだ。これ違うな。あっ、違う、
ごめんなさい、15年度ですね。
5 幹Ｓ 15年度。
原告 はい。15年度の８月です。８月に、いや、それ以前から症状はあったんですけども、
８月に睡眠障害にまで発展してしまいまして、今までちょっと原因、肩や腕の痛みと
しびれがあって、何だろう、これはって、まさか首だと思わないし、肩凝りかなって、
ちょっと健康ランド行ってマッサージしたりして。
10 部Ｈ マッサージ？
原告 ええ、自分でこう、治んなくて、まあ何だろうってことで悩んでたんですが、ある
日、もう眠れなくて、痛みで、治まんなくて、大抵は治まったんですけど、まあ普通
に寝れば治まったんですけど、何故か、首こうやったのか、たまたまなのか分かりま
せんけど、治まんなくて、睡眠障害が２日続いて、これ駄目だっていうんで病院行っ
15 たら、ヘルニアだということが発覚して、はい、そんな感じです。それが15年度の８
月です。
幹Ｓ 先ほど、パＡさんのときに仕事をいろいろ多能工して、梱包以外はいろいろ積極的
に動いていただいたということだったんですけど、いろいろやってみて、この工程は
きついなとか、梱包以外でです、この工程は大丈夫だなとかというのがあったら教え
20 てもらえません？
原告 実際、やってみて大丈夫なのは、背固め及びテープ貼りは、実質、かなり楽です。
いろんな仕事やってて、大体何かしらの症状、もう全くでないことは期待してません
から、が出るんですが、背固め、テープ貼りに関してはほぼ出ない、理屈的には当然
かもしれません、座ってもいい姿勢でこうやってますからね。テープ貼りもせいぜい
25 こんな感じ、ちょっとやっぱり下見るんですが、だましだましこう、こうやったりこ
うやったり、調整しながらやってるんで、傾けたりして、下見ずにこう見てますんで、
ほぼ。何だろう、ガン見しなくてもテープ貼れますからね。はみ出さずに。
話替えます。そういう意味では、見返し貼り、これもほぼできます。挟み込む方式
であれば、ほぼ下見ないでもう適当に、もちろんはみ出さないという意味では見ます
30 けども、軽く、ほぼできます。ローラーもガチにやるとつらいんですけど、自然に任
-8-
せてこうやれば、仕事は遅いですけど、猫の手にはなります。ただし、狙ってやるの
はできません、下をみるんで。
これは実際に、ちょっと甘い考えで、教わったんでやってみようと思ってやってみ
たんです、これに関しては。１回やって、ああ、こんな感じかって、首も行けるし、
5 まあできるなって、腕もいいなと。２回目やったときに、これかなりショックでした。
左足の後ろ、足の付け根からかかと、くるぶしの辺りまでぴしっと１本痛みが、すご
い痛みが走りまして、これが体感５分以上、もう分かりません、何分かは、測ってま
せんので。もうずっと痛みがとまらなくて、びりびりかな、ちょっと痛み忘れました、
かなり痛い。
10 正直、それ、頭走った言葉が、ああ、終わったなという言葉でしたけども。実際に
は、様子見てたら治まったということで、かなり長い時間であり、かなり痛みが、こ
こまで激しいのはリハビリ初め、申請したときから見ても初めての、やっぱりやっち
ゃいけない動作はやっちゃいけないということで認識したとこですが。ということで、
見返し貼りについては、挟み込みはできます。いや、そんな仕事のスピードじゃとい
15 う意味だったらまた別ですけども、一応仕事的にはできます。
ただし、失敗したときに、剥がした後は、紙だけ剥がす、のりはそのまま、次に貼
るときには何か狙ってやる形でということなんで、失敗したときのフォローはできま
せん。なので、現状、今、暇なときとか見返し貼りはやらせていただいたんですけど
も、そのときにはパＡさんに、すみません、やりますので、失敗したとき、よろしく
20 お願いしますって、了承得てからやってます。
幹Ｓ いいと思います。
原告 これが例えば忙しいときに、いやいや、そんなん構ってられないというときにはで
きませんので、勝手な事できませんので。
幹Ｓ いいと思います。
25 原告 ええ、それは、はい、そのように進行してます。ということで、そんな感じです。
断裁は恐らくできるかと思うんですけども、これはちょっとスキルの問題で、経験
がまだないので、ちょっとこれは。健康上は、恐らく理屈上はできると思うんですけ
ども。
部Ｈ 断裁ね、つらいと思いますけどね。
30 原告 つらいですか。
-9-
部Ｈ 断裁こそちょっとね、心配です。
幹Ｓ のぞき込みますからね。
原告 あっ、のぞきますか。
幹Ｓ こう見て、こう中を見るんです。とにかく……。
5 部Ｈ ステップも踏み込むので、手もね、こういう動作するんで。
幹Ｓ この辺りに来るかも。
部Ｈ そうですね。ちょっとね、腰にもね、最終的には。
幹Ｓ 腰のほうは……。
原告 ああ、なる。確かにそれは、ええ、そうします。一応そういう意味では、腰とか足
10 はもう今、すごく大事でして、もうこれもやっちゃうとかなり生活、仕事だけではな
く生活もつらくなるので。メディアでちなみに膝もやってますんで、今、普通に立ち
上がれません。というか。
部Ｈ メディアで膝を壊しちゃった？
原告 ええ。タワーありますよね、チャプチャーのって、御存じですか、ビデオデッキで。
15 部Ｈ はい、分かります。
原告 あれやったとき、がんがん、もうハッスルしてやったんですけども、もう。
部Ｈ うれしかったの？
原告 いや。
部Ｈ 好きだったの？
20 原告 いや、仕事熱心なんで、もう御存じだと思いますけど。ええ。そのときにはイケイ
ケでした。いや、会社のほうもね、山ほどあるんで、稼ぎましょうみたいなのを朝礼
でやってたんで、もう入社してびっくりしました、おお、何だ、この会社はって。で、
もうがって頑張って、それでタワーになったんで、がんがん立ったり座ったりやって
たんですけども、膝。
25 幹Ｓ ……。
部Ｈ ああ、行ってきます、じゃあ。
原告 はい、すみません。膝壊しまして、ときに▲▲さんという方にお伝えして、ちょっ
とって言ったんですけども、対応してもらえず、もめました。ええ。それは記録はあ
るかと思います。ないかもしれませんが、一応。これは当時のグループ長は御存じで
す。結局介入しましたので。
-10-
幹Ｓ その方、リーダー誰でした？
原告 ■■さんだったかな、その前、誰だったかな、確か■■さんだと思ったんですけど。
幹Ｓ そうですね。■……。
原告 そういう、昔からパワハラ、▲▲さんのは、ちょっと脱線しますけども、捏造、報
5 告を捏造などがあって、かなり悪質だったんで、その引継ぎが被Ｙさんされてるよう
なんで、会社の体質かなとかは自分個人的には考えてますけども、卑屈的に。
幹Ｓ うーん、そんなことはないと私は思ってる。
原告 そうであればいいんですけども、現実。
幹Ｓ そういう印象を与えてしまってるってことですか。
10 原告 印象というよりも、実質……。ちょっと、それはまた別のときにお話ししますので。
できる仕事、バーコードチェック、ページチェック、あれはできます。ただ、でき
ると思ってやってみたんですけども、なぜか左肩が痛みまして、ピッててやるだけで。
不思議でした。理屈上、いい姿勢でやってるのに痛む。ただ、理屈上は大丈夫だった
んで、ちょっと頑張ってみました。期間。なぜか理由分かんないんですけども、痛か
15 ったんで。ただ、理屈で大丈夫なんで、なぜかちょっと調べる必要もあったんで、個
人的に。
ただ、現状、なぜか、その痛みが発生しなくなって、もしかしたら何か体が何かで
きてきたのかなみたいな、うまく体がつくられてきたのかなという、微妙に駄目だっ
たのが。ただ、当時、なぜ駄目だったのか分かりません。姿勢もよく、別に何かこう
20 力入れてるわけでもなく、ただピッピッピッピッやってるだけなのに痛むというのは
不思議だったんですけども、これも現状はできます。ただ、当初はなぜか痛みが出て
ました。これもできる。
幹Ｓ 傷つけないようにって神経集中してこうめくってると、こっちに、こっちって、右
とか左とか分かんないんですけど、その辺でちょっと……。
25 原告 それも考えて、堕落、ここは力入れても、入ったかな、肩はだらんとしてるつもり
だったんですけどもね。まあそんな感じです。今はできます。大丈夫です。全部でき
ます。
で、検査は合わせと同じで下見てこうやるんで、あと、スキルの問題もあってでき
ません。健康問題的にも恐らくできないでしょう。ガン見、下見たり。
30 幹Ｓ そうですね。
-11-
原告 持ってやるのも腕に負担かかりますし、また、持って取り廻すとまた事故の元なん
で、物損的に、これもできないと。
付け合わせはできます。合体も、まあ部Ｈさんはいろいろあるかと思いますけど、
言いたいことが、まあできます。ちょっとミスしまして。
5 部Ｈ まあね、でも、それは改善しましたもんね。
原告 ええ、はい、はできます。ただ、それでも痛みが多少はでてるんですけど、しよう
がないと、もうこんなのぜいたく言ってらんないんで。ただ、背固め、テープ貼りや
ったときには、それもｻｲ……ｺﾝﾅｸﾃ、ああ、合体さえも影響あったんだなというのは
ちょっと感じてるとこですけども。ただ、実質、騒ぐほどのものでもないというか、
10 もう日常的な異変なので、まあできるということで。できます。
部Ｈ 親の合体ですよね。
原告 子も親もできます、はい。
部Ｈ 子はね、割とメインにやってもらってたと思うんですけど、そこは全然業務的には
支障がなかったんですか。
15 原告 ありがとうございます。はい。一応できます。で、親のアルバム重いんですが、別
に一遍に運ぶ必要もなく、業務的にちょっと遅いとか効率とかいった話は別としても、
猫の手にはなると。１回で運べなけりゃ２回運ぶということで、できないことはない
ということで。
最終検査はやらせてもらってないんで、特に。
20 部Ｈ でも、あれもね、首のこういう動作が入るんです。
原告 実質、やれと言われれば合体、■■さんの机ですか、あそこで、ソフトはあります
んでできないことはないですけど、そしたらもう目とここなんで、目の動きでできま
すんで、画面は小さいんですけども、最大化すれば実際には見えると。あの大きい画
面でみるのは、実際、自分は、何だ、パフォーマンスじゃない、見るんだよって意識
25 するためのもんであって、実際は通常のモニター、ノートじゃちょっと小さいんです
けども、それは会社の方針がいろいろありますんで言いませんが、確かにね、それは
被Ｙさんと話しました。上下見るのはつらいと。首は動かせてないんで、そういう意
味では不可能だということだけども、やろうと思えばできないことはないということ
30 で、そういったことを考えれば、それはちょっと置いときます。
-12-
梱包もできなくはないという。ただ、痛みが出やすい、やっぱり体動かしますんで。
まだ改善の余地があるのかもしれませんけども、そこまで、研究はしますけども、ち
ょっと思いつかないというか。
幹Ｓ もう全身運動だと思います。
5 原告 そう、ええ、ええ。
幹Ｓ それをやってましたけども、やっぱりかなり来ました？
原告 ただ、もう十分年寄りの状態で、ラジオ体操がもう運動のような感じですから。そ
ういう意味では、ごめんなさい、ちょっと上ずっちゃった、声が。テープ貼り、背固
めをやるよりも、例えば梱包で体動かしたほうがいいのかなという考えもあったりす
10 るんです、実は。要は、運動になりますからね。ただ、仕事なんで、そんなわがまま
も言ってられずということで、ちょっとなかなか、そういういろいろな考えがあるん
ですけども、実際にはそう思ってます。
業務の振興の問題、何か命令されるということでなくて、言ったように、業務、次
の工程というか、お客様だと思って、来てがっかりして帰るのをみてましたし、あと、
15 労働環境の問題、有給とかの問題に、誰でも休めるようにしたいという余計な考えも
あったりして、申し出て、何か脱線してるな、何の話でしたっけ。あっ、何ができる
かでしたっけ。
幹Ｓ そう。
原告 そんな感じですね。
20 レーザーなんですけども、■■君がやってるときにちょっと手伝ったんですけども、
すぐアウトって分かりました。センサーが汚れる。
幹Ｓ こうなるんですか。
原告 ええ、こうねじをやりますよね。
幹Ｓ そうなんです。
25 原告 ねじやるときには、つまり上を見ないといけないんですよ、手元を見るためには。
それは駄目と。じゃあこうやるともう見ないで回すわけで、落としたらもう確実にア
ウトなんで、駄目ということで、それだけでもう諦めました。ちょっと10分ほど手伝
ったんですけども、あっ、すみません、駄目ですってことで、はい、分かりましたっ
て。
30 合わせも駄目と。ただ、ｺｯｸの検査に関しては、こうやって、もっと机は低いんで、
-13-
こうなんですけども、負担はなかったと……。目の動きだけで追ってけるんで、首動
かす必要もなし、腕動かす必要もなしということで、ｺｯｸに関しては出来るんですけ
ども、親のアルバム、要は、ぺらぺらの紙ですよね。あれに関しては、ちょっと大き
いので、取扱いがちょっと難しいので、担当者と協議して手法を確認したところ、い
5 や、無理ということで、そんな手法はないということで、アイデアなしということで、
駄目でした。
あとは、見返し貼り、ちょっとこれは分かりません。ガン見します。やっぱりね。
できなと思ってたんです。ところが、暇なときにちょっとアイデアが降臨しました。
要は、作業台を傾ければいいと。ということで、黒い重箱、合体の黒い重箱を逆さに
10 積んで、１個斜めに立てかけてやってみたんです。そしたらできたんですね。ただし、
２時間ほどしかやってないんで、長時間やるとどうなるかという、また、たまたま状
態がよくて２時間できたのかもわかりませんし、検証はできてませんけども、できる
可能性が高いです。見返し貼りはできる可能性が高いです。これ、研究結果で。
〇… そうですね。
15 原告 あとは、指示書はちょっと手伝ってる程度ですね。あれは、ただ書類分けですから。
ただ、そんなにもう、最近、ちょっとぼけ始めてるんで。
幹Ｓ いやいや、そんなことないです。
原告 いやいや。クレジットカードを忘れるぐらいですから。関係ないですけども。ＡＴ
Ｍの上に忘れてきまして。
20 幹Ｓ えっ？それはまずいです。
原告 再発行中です。いや、ＡＴＭの上でよかったですよ。盗まれることないですから。
カメラありますから。
幹Ｓ あ、本当。
原告 ええ、よかったです。関係ないですけど。
25 あと、何がありますかね、業務。
幹Ｓ あと、アクリルとＳＨぐらいじゃないですか、新しい業務は。
原告 ＳＨは体力勝負なんで、ちょっともうはなから。
アクリルも、ちょっと見てるとやっぱりガン見するので、カッターとか使うんで、
ちょっと無理かなと。
30 表紙も出来ないことはないと思います。いや、ﾄｳｼﾞの仕事としては。ただ、……で
-14-
も手動がちょっと肩使うと。自動はできるかなという思いもあったんですけども、こ
こに来て新たにﾏｴｹﾝというのが発生しまして、これ見てもう、要は、見る、これ見て
もう腕も動かす、首も動かしてるようで、下見て、あっ、これはもう余計なことは言
えないなと、できますなんて言えないなという。もう首突っ込みません。ことでまあ。
5 自動作成機の作業自体は出来る可能性があるんですが、中心合わせるためにはミラ
ーのぞき込むんですが、それがちょっと心配なんですが、ただ、■■■さんの手法で、
トンボにはさみを入れて、で、合わせるという手法があるということで、それをやれ
ばできるかなというのもあるんですけども。要は、中心が分かるという、上から見て。
ただ、そういう手法あるんですけども、別にほかにいろいろ仕事がありますから、特
10 に積極的に今やろうとは思っていません。自分がまた手出すと混乱しますんで、中途
半端に、もちろん中途半端に手出すと。もう部外者ですんで。
部Ｈ 部外者？
原告 表紙作成に関しては。
部Ｈ ああ。
15 原告 変に、もう人数そろってますし、特にいうこともないと。こんな感じです。
幹Ｓ ありがとうございます。たくさんの仕事にチャレンジしていただいてありがとうご
ざいます。
原告 あっ、恐れ入ります。
幹Ｓ 多能工は、今おっしゃっていただいたとおり、やっぱりみんなが休みやすく、突発
20 な休みにも対応できるというのが物すごく大事なことだと、思ってますんで積極的に
やっていただいて、本当に、でも、体も大事だと思いますので、なるべく負荷のかか
らない仕事だけでも、これだけたくさんありますので、これは部Ｈさんと被Ｙさんと
相談しながら進めていければなと思いますので、痛いときはまた遠慮なく言ってくだ
さい。
25 原告 恐れ入ります。
幹Ｓ お願いします。
原告 はい。
幹Ｓ 何かありますか？
部Ｈ そうですね。原告さん、ちょっとだけ確認だけさせてもらっていいですか。
30 原告 どうぞ、はい。
-15-
部Ｈ 例えばね、前に私との会話でも出てたんですけど、今、ほら、これだけ制限がある
ということ私はよく分かりました、原告さんの説明で。こういうことって被Ｙさんと
しっかり話されてます？
原告 してません。被Ｘさんにお話ししました、メールで。それは会社間の問題です。
5 部Ｈ でもさ、今さ、原告さんは私にしっかり話をしてくれたじゃないですか。私はよく
それで理解ができました。でも、本来であれば、原告さんが言うとおりね、例えば、
私がこのグループを当時のグループ長の被Ｘさんから引き継いだ際に、もしかすると
引継ぎ事項でね。もしかすると私が知らなければいけない内容で、それを引き継いで
なかったのは大変申し訳なかったと思ってます。ただ、ただよ、今、こういうふうに
10 原告さんはきちっと話を私にしてくれたので、理解という点では私はよく分かりまし
た。でも、同じように被Ｙさんにはしてなかったです？
原告 被Ｙさんは、もうずっと一緒に働いてますので、ヘルニアが発生してることは知っ
ています。労災になったことも知っています。治らないことも知っています。完治し
たことも、ああ、じゃない、完治はしない、一生しない、リハビリが終了したことも
15 知っています。被Ｘさんとも仕事をしています。自分は責任者の被Ｘさんには伝えま
した。被Ｘさんでさえ恐らく知らなかったと思います。これに関しては、ちょっと自
分は落ち度はあるとは思うんですけども、リハビリ終了したときに、そのまとめを伝
えようと思いました。報告しました。あっ、報告というか、またあったんで、あっ、
ちょうどいいと思って。リハビリが終了しましたって伝えたところ、被Ｘさん、回答
20 しました「あっ、そう」。「あっ、そう」でした。もう言う必要はないと。労基署か
らも来てるのと、これが個人で行ってるんだったら、病院行ってるんだったら、もち
ろん知りませんけども、労基署の労災ですから行ってて当然ですし、もう障害者には
興味が無いなという考えで、「あっ、そう」かなと。
部Ｈ それね、ちょっとね、原告さん、ちょっといい？飛躍しちゃうかもしれないけどね、
25 そう言い切っちゃうと。
原告 じゃあ、「あっ、そう」って何ですかね。リハビリが終了しました、「あっ、そう｣。
部Ｈ だよね。
原告 ええ。
部Ｈ そこはね、正直、ごめんなさい、分からないです。
30 原告 もちろん、はい、分かりません。
-16-
部Ｈ 正直なことを言うとね、私は被Ｘさんではないので分かんないんですけれでも。
原告 ただ、それ以上の質問はなかったです。頑張ってくださいということもなかったで
すし。で、言う必要はないと。ただ、まあ伝わってるだろうと、伝わっているからこ
そ、聞かないのは当然であって、もう被Ｚさんに、リハビリ中に被Ｚさんが夜勤やっ
5 てたので、そのときには伝えてあります、もうこの首治らないんでって、リハビリ中
ですけども。リハビリであって、この首と付き合っていくというりはびりであって、
治療は一切してませんと。治療行為はしてません。治療イコール手術、手術をすれば
全身マヒというリスクがあるので、神経やっちゃったらね。なんで、手術は最終手段
ということで、していません。進みが出てないので、リハビリのみということは被Ｚ
10 さんには伝えてあります。それも伝わってるはずですし、労災なので労基署から伝わ
っててしかるべき。もし知らないんであれば、聞くべきであって。ただ、その後、か
なりもめまして、被Ｘさんと。
部Ｈ 被Ｘさんと？
原告 はい。もめまして、はい。その件は御存じですか。
15 幹Ｓ 知りません。
原告 知りませんか。じゃあお伝えしますか、もうせっかくですから。まあいっか。脱線
するんで、やめときますか。
質問なんでしたっけ。
幹Ｓ 被Ｙさんにも、今回いっぱい教えていただいて、とにかく私たちは理解できたので、
20 同じ話を被Ｙさんにできないか。
原告 いや、していません。それは会社の仕事です。被Ｙさんの理解する仕事ですから。
個人情報ですから、被Ｘさんが知るべき人に伝えることであって、被Ｘさんがのみ込
むものではないです。責任者に伝えてますから、そのときには。会社に伝えてますか
ら。例えば、被Ｙさんがいきなりどっかから異動してきてという話でもないです。も
25 うずっと。ヘルニアというワードも知っています。
部Ｈ それは２つ今おっしゃりたいことはあって、既に当時の責任者である被Ｘさんが御
承知ということで、もう責任者に伝えてあるからということがまず１点と、もう一点
は、原告さんはもう被Ｙさんと長らく仕事を一緒にされていて、もちろんふだんの業
務とかも、原告さんのことも分かってくださってるという意味で、もう分かってるで
30 しょうという意味合いでいいですか。
-17-
原告 それは社員同士のコミュニケーションの問題ですから。会社には伝えてあります。
宣伝するものじゃないです、これは、こんなことは。全員に、見てください、見てく
ださいというもんではないです、これ。もしそういうことであれば、全社員に見せな
きゃなりませんね。少なくとも夜勤の関係者、日勤も含めて、評価に関わってきます
5 から。日勤に出勤して、今なら■■さんにこうです、こうですって、社Ｌさんにこう
ですって見せないといけないということですよね。
部Ｈ ううん、そこまでは言ってないですけども。
原告 会社には伝えてありますので。
部Ｈ 会社イコール被Ｘさんですね、当時の責任者は。
10 原告 そうです、はい。
部Ｈ はい、分かりました。
原告 統括部長でしたっけ。何ていうんでしたっけ。
幹Ｓ 私ですか。
原告 はい。被Ｘさんも当時そうですよね。と聞いています。あ、違いましたか。
15 幹Ｓ その辺は、今はそれこそｱﾏとﾌﾟﾛに分かれてますけど、そのときはアルバムのＰで
す。
原告 いえ、そのときもＣとﾌﾟﾛで分かれてて、両方のリーダーと聞いてました。いずれ
にせよ、そこの責任者ですんで、伝えていれば、必要な方に伝えると、個人情報なの
で、必要でないと思えば伝えないでしょうしというのが普通ですね。とりあえず、そ
20 の当時、アルバムグループの最高責任者です、には伝えました。
幹Ｓ それは３月までは被Ｘさんが、途中、幹Ｒさんもいらっしゃったと思いますけど。
原告 はい？
幹Ｓ 途中、幹Ｒさんもいらっしゃったんですけど。
原告 はい、そうですね、ええ。
25 幹Ｓ ３月までで、４月からまた新体制になったと思いますけども、……今、部Ｈさんが
リーダーになっていまして、でも、夜間に関しては、やっぱり常にいるわけではない
ので、被Ｙさんが社員としていらっしゃいますので、会社は被Ｙさんに夜勤を任せる
と、その意味では、今は被Ｙさんが夜間を見ていくということになると思います。な
ので、その後、その病状ですとかが変化していくのであれば、そこへ一番に、被Ｙさ
30 んに相談してもらうと一番、指示を出してもらうのは被Ｙさんですから、一番その変
-18-
化を知っておくことで無理なく、じゃあこっちの仕事頼むねということも伝えられる
と思いますので。
原告 ちなみに病状は変化はしていません。してないと信じています。実際には分かんな
いんで、自分にも。
5 幹Ｓ ヘルニアのことですか。
原告 ヘルニア、はい。
ちょっと１つだけ。被Ｙさんは知ってるはずです。実は言っています。被Ｘさんと
面談でもめたときに、評価の件でもめたときに、自己申告ですか、自己評価、そのと
きに言っています。リハビリ担当医から五、六割の負荷でしか仕事をするなと言われ
10 てますと、体に影響があるので。七、八割では駄目ですかと聞いたら、あなたの体で
す、自分で決めてくださいときつく言われましたと。冷たく言われましたと。五、六
割の負荷でやってくださいと。それは伝えてあります。また、それ以降も、今回の暴
言の前、何度も健康状態の問題で梱包を中断しますということは何度も実績あります
ので、知ってて当然です。
15 また、ヘルニア知らなければ、ググれば、一般的な症状ですので、全然分かる話で
す。被Ｘさんからも引き継いでないと、特に。
今回、知ってるか知らないかの問題でなくても、被Ｙさんは明言してるんです、労
災が再発しても構わないという。だから、もう労災、ヘルニアにかかわらず、労災が
再発しても構わないと言ってるんで、知ってるか知ってないかはもう関係ないとは思
20 うんですけどね。労災が再発しても構わない、会社の指示に従うことがより重要。そ
れ、会社責任になりますよって、会社責任構わないと。被Ｘさんと話したときに、訴
訟起こせというか、話ありましたんで、訴訟になりますけど、いいですかと。
部Ｈ 訴訟を起こせと言ったのは誰ですか。
原告 訴訟。被Ｘさんです。何だっけな。すぐ普通出てくるんですけども、ちょっと今、
25 混乱してるんで、頭が。
部Ｈ 訴訟を起こせとは。
原告 今、話します。訴訟、どこだっけ、ちょっと。あっ、ここだ。「おまえなんかいつ
でも解雇できる」、被Ｘさんですね。
部Ｈ ん？
30 原告 被Ｘさん。
-19-
部Ｈ それを言ったのは。
原告 被Ｘさんが。「おまえなんかいつでも解雇できる。二、三か月分余分に払えばいい
んだからな。訴訟を起こすなら起こせ。こっちはいつも勝ってるんだ」ということで
す。「おまえなんかいつでも解雇できる。二、三か月分余分に払えばいいんだからな。
5 訴訟を起こすなら起こせ。こっちはいつも勝ってるんだ」。これに関して分析するの
は。
幹Ｓ 被Ｘさんにいわれてるんです？
原告 ん？
幹Ｓ 被Ｘさんに。
10 原告 被Ｘさんに言われてます。ええ。被Ｘさん、つまり、二、三か月払えばいいんだか
ら、要は、違法解雇しますよということですね。いつも勝ってるんだってことは、も
う何度も訴訟を起こされてるブラック企業だという宣言ですね。この時点で、自分と
会社間の間で初めて訴訟という言葉が出ましたんで、もうこの宣戦布告、最終的には
訴訟するしかないのかなという、致し方ないかなというとこですね。この時点で訴訟
15 という言葉が会社から出ています。
もっとも、ちょっとここの話だけ聞くと突発的過ぎて流れが分かんないと思うんで
すけども、実は、その原因は幹Ｓさんの時代に遡るので、またそれは別のときに話し
ますか。全ての原因は被Ｙさんです。
ちょっと確認したいんですけども、幹Ｓさん、大事な話です。
20 幹Ｓ はい。
原告 この話知ってますかね｡被Ｙさんに対して､2014年10月に宣言しています｡2014年10
月。
部Ｈ どなたが宣言？
原告 私が被Ｙさんに宣言しました。
25 部Ｈ 原告さんが？
原告 はい。私が被Ｙさんに宣言しました。これ重要です。2018年4月の無期限雇用化の
対策でリストラが予想される。ただ、アルバムﾌﾟﾛの夜勤をなくすことは得策とは思
えないが、縮小される可能性がある。私の感想ですね、縮小される可能性がある。私
が最小構成人数に仕込まれるよう、次の努力を行います。いいですか、続けて。
30 １年目、夜勤の仕事を大雑把に一通り習得し、突発的な休みが発生したときなど、
-20-
どこの工程でも基本的な業務のみでも対応できるようにする。
２年目、夜勤の全ての業務をマスターする、及び日勤対応の仕事を大ざっぱに一通
り習得する。
３年目、日勤の対応仕事をマスターする。夜勤の仕事に磨きをかける。そして、
5 2018年4月を迎える。この大風呂敷は完了できないであろうが、その意気込みでやれ
ば得るものは大きいと。雇用を継続できるよう計画的に進行していただきたい。
この宣言、幹Ｓさんは御存じでしたか。被Ｙさんに伝えた事は御存じでしたか、自
分が。
幹Ｓ それは口頭で伝えたんですか。
10 原告 はい、口頭です。
幹Ｓ 私は知らないです。
原告 知らない？分かりました。知らないんですね。つまり、これら一連の会社とのトラ
ブルは、じゃあ全て被Ｙさんの責任と判明しました。自分のこの宣言が、そもそもい
ろいろ会社とのトラブルの原因になっています、それを履行しないのがですね。
15 幹Ｓ 何て伝えたんです？
原告 いえ、今伝えたとおりです。これを伝えたんですが。
幹Ｓ それを私が知らないとどうなるんです？
原告 次です、2015年4月の評価、面談で、評価低かったですよね。主にあれは２，４、
６，８、10で、４と６がほとんどで、８が１個あっただけ。何でこんなに低いんです
20 かということで、いまだに評価の詳細頂いてません。2014年４月の評価の詳細、求め
続けてるんですが、いまだに頂いておりません。当時、幹Ｓさんと面談がありました、
その評価についても、被Ｙさんの続きで。何を口頭指導されたか覚えてますか。記録
ありますか。
幹Ｓ 記録はない。
25 原告 記録はない。ということは、思い付きで被Ｙさんは言ったんでしょうか。記録はな
いというのは、思い付きで発言されてるんですか、指導内容。
幹Ｓ 思いつきということはないと思います。ふだん一緒に仕事してるので……。
原告 じゃあちょっと思い出してください、指導内容、口頭。段取りが悪いって言われた
の覚えてます？段取りが悪い。
30 ちょっと当時の説明をします。そのとき、自分、表紙の作成をやっていました。作
-21-
成をやっていて。
幹Ｓ 覚えています。
原告 はい、ありがとうございます。担当で■■さんという方、眼鏡かけてひょろっとし
た方が零時に出勤するちょっと特殊な出勤時間だったんですが、その方が来てから初
5 めて表紙を抜けて、指示書の担当になるということですね。という前提があります。
指導内容、段取りが悪い。なぜ零時前に指示書を見に行かないのか。多すぎて、零
時30分だったかな、ちょっと記憶が、の便にバッチ間に合わない、便ですね、に間に
合わないケースをなぜ想定しないのかと。よって、全体的に評価を下げましたと。な
ぜこれで全体的に下がるんでしょうか。言いがかりですよね。
10 幹Ｓ これに関しては、評価項目って、じゃあ全てに見合うかっていったら、全ての項目
がない場合もあると思うんですね。項目、じゃあ何個も何個も、100個も200個もつく
ったら、正確にもしかしたらその１つの項目に対して評価できるかもしれませんけど、
そこは大枠でこうやってますので、そこは。
原告 それは言いがかりなりますね。
15 幹Ｓ 言いがかり？
原告 ええ。なぜそれでアプリケーションの評価が下がるんでしょうか。アプリケーショ
ンをマスターしてる、何でしたっけ、一番最後、例えば。
幹Ｓ ｾｯﾄの前？
原告 ええ。
20 幹Ｓ ちょっと今すぐ出てこないです。
原告 全くそれは言いがかりなります。さらに、なぜ下がるのかというのもありますけど
も、さらにちょっと問題があります。被Ｙさんから表紙作成を担うときに受けた指示
があります。零時に担当の■■さんが来るまで機械を止めないように、１枚でも多く
表紙を作ってください、この指示に従ったまでです。
21 幹Ｓ それは、でも。
原告 指示どおりに従ったら評価下がりました。
幹Ｓ 常に状況は変化すると思うんです。確かにそういう指示があったかもしれないです
けども。
原告 では、そう言われたということはそう思っていたというとこで、なぜそういった指
30 導がないのでしょうか。
-22-
幹Ｓ そういった指導って？
部Ｈ 指導というのは？
原告 つまり、多いですよ、見に行きなさいって、なぜ大事なことだったら言わなかった
んでしょうか。
5 幹Ｓ え？どういうこと？
原告 見に行きなさい、なぜ評価が出るまで言わないのでしょうか。つまり、大事なこと
ではないんです。大事なことではないから言っていない。
部Ｈ でもね、原告さん、私はね、よく分からないんですけど、当時の状況が。もしかす
るとね、原告さんがよかれと思ってやっていたＡという仕事があります、その先のＢ
10 が見えてたかもしれないというのはないですか。12時まで、■■さんが来るまでに１
枚でも多くというのがその内容だったのかもしれません。
原告 それは違います。
部Ｈ ん？
原告 それは被Ｙさんから指示です。
15 部Ｈ うん。ですから、指示として、指示としてそれを原告さんは全うしようとしたんで
す、今の話。でも、そこでなぜか評価がという話で、原告さんの今、言い分は、私が
解釈してますよ、今の原告さんの言い分は、じゃあ何でそのときに、そんなにたくさ
んあるんだからということを自分に言ってくれないんだという内容であってます？
原告 えっ、いえ。
20 部Ｈ 何が違う？
原告 それは解釈であって。
部Ｈ そしたら何が……。
原告 指示どおりやったのに、なぜ評価が下がるのかということですね。
部Ｈ その前に、何でこういうふうに言ってくれなかったんでしょうって言ったじゃない、
25 さっき。
原告 いえ、根本的に言ってるのは、指示どおりやったのに、なぜ評価が低いのかという
ことです。その１点のみです。
幹Ｓ 指示は毎日変わるんじゃないんですか。
原告 その変わった指示は受けてません。そのためにも、判明のためにも、評価の詳細を
30 要求し続けています。なのに、今日まで一切評価の詳細頂いておりません。被Ｙさん
-23-
の指示は正当でない、被Ｙさんの指示には従えないというのが自分の感想です。書い
てありますね。
部Ｈ 正当じゃない？
原告 正当ではないです。
5 部Ｈ 理由は何ですか。
原告 今言ったとおりです。つまり、評価が下がる指示をしているということですね。被
Ｙさんの指示に従うと評価が下がるということは、会社に損害を与えている、役に立
たないということでしょうか。正当ではないです。被Ｙさんの指示に従っていると、
ついていくと、評価は下がり続けます。評価の詳細を求め続けて３年ですが、いまだ
10 に評価の詳細を頂けていない。すなわち不当評価。なぜ真摯に取り組んでいる従業員
に対して不当評価を行うのか。これは雇い止め、解雇を計画的に進めているというこ
とになりますと。私のこれ、感想です。
部Ｈ うん、原告さんの。
原告 既に計画的に進めてくれという宣言はしています。
15 部Ｈ ん？もう一回行ってください。
原告 計画的に雇用が続けられるようにと、その回答が不当評価です。今、幹Ｓさんの質
問、なぜ私が関係してるのかという。
幹Ｓ 言っていない、それは。
原告 えっ？
20 幹Ｓ そんなこと言ってない。
原告 あら？
幹Ｓ 私、言いましたか。
部Ｈ 言ってない……。
原告 いや、私がどう関係してるのかという、その、宣言。
25 幹Ｓ ああ……。
原告 宣言を知ってるか知ってないか何故重要かと。宣言を知っていた上でその低評価が
出たのであれば、全て幹Ｓさんの責任になります、この評価は。ところが幹Ｓさんが
もし知らないのであれば、被Ｙさんがのみ込んで、報告、伝達をしなかった。
部Ｈ それは原告さん、少し違うんじゃないかなと私は思います。例えば、一方的なそれ
30 は原告さんの宣言であって、それを承知しましたというふうに会社が了承したならば。
-24-
原告 承知しないということは、では、解雇に向けてということですね？この熱意を。
部Ｈ ううん、……言いませんよ、それは、原告さんが今おっしゃいましたけど、私が聞
きたかったのは、今、熱意の問題っておっしゃいましたけど、そういう意味合いで原
告さんは言ってくれたんじゃないんですか。そういう宣言を、自分的には頑張りたい
5 という風にいってくれた気持ちの問題なんじゃないですか。
原告 気持ではないです。その気持ちにどう応えたんでしょうか、被Ｙさんは。
部Ｈ いや、どう応えたんじゃないでしょうかじゃなくて、気持ちの問題ですか、気持ち
の問題じゃないですか。
原告 ちょっと意味が分かりません。行動は気持ちから全て出ます。
10 部Ｈ それって文章で明確に会社に対して何か言う内容だったのか、もしくは原告さんが。
原告 その後も何度も、そう言ったものの、被Ｙさんは一切動きませんでした。一切何も
行動していません。なので、業務中、業務が終了してから何度も何度も、やりましょ
う、やりましょう、やりましょうと、何度も何度も言っています。
部Ｈ やりましょうというのは？
15 原告 だから、どんどん進めてくださいと。
部Ｈ 何を？
原告 で、表紙作成が始まりました。当時、僕は合体やってたんですけども、覚えたい、
覚えたい、いつ進行するんですかと、どうするんですかと積極的にアタックして、じ
ゃあ表紙作成と、表紙作成やって、もう一通り覚えましたからと、次行きたいと、行
20 きたい、行きたいって何度も何度も言って、じゃあやっと背固めのほうと。一切動い
てません、被Ｙさんは。一切応えようとはしていません。無視しています。実質。実
質無視しています。事実です。感想はどうでもいいです。私は宣言はしました。何度
もリクエストしています。だから、１回だけ言ったことをすっかり忘れたということ
はないです。知っています。実際、何も積極的に動きませんでした。自分が無理やり
25 ごり押ししてる感じですね。生き残るために。その結果、評価がないがしろにされた
ということですね。その評価詳細を求め続けたけども、頂けてないと。これはもうど
うでもいいと思っていると、その結果、今回の発言、問題発言が根本であると。
部Ｈ 根本？
原告 根本的な彼の考えではないですかね。おまえなんか労災になってもいいと。訴訟す
30 るならしろと。
-25-
幹Ｓ そんなことはないです。さっきから解雇という言葉を使われていますけど、別に被Ｙ
さんはそういう思いがあるわけではないと思うので。
原告 いえ、それは違いますね。
ところが、どうしようかな、全部じゃあいきますか。
5 幹Ｓ その履歴は何のために取ってるんですか。
原告 紛争解決のためです。訴訟をしろということだったんで、訴訟になります、最終的
には、下手すると。
幹Ｓ ……つもりがあるということですか。
原告 訴訟しろと勧めたので。
10 幹Ｓ 被Ｘさん？
原告 ええ。
部Ｈ それは勧められるとするものなんですか。
原告 いや、もうしれしか道はないということですね。
部Ｈ それは被Ｘさんがしろと言うからですか。
15 原告 いや、会社がしろと言ってます。
部Ｈ 会社が？
原告 被Ｘさんは会社じゃないんですか。
幹Ｓ 原告さんから見たら会社の人間に見えるかもしれないですけども、被Ｘさんイコー
ル会社というのはちょっと極端な気はします。
20 原告 もちろんそうですけど。
ところが、被Ｙさんの話、唯一その命令で不明な命令があるんですが、それについ
て問いただすと、これは会社の命令だというんですね。なぜ被Ｙさんが会社なのかよ
く分かりませんけども。
部Ｈ それは一部、もしかするとね、今は原告さん、私がこのグループを預かっているの
25 で、私から指示した内容なのかもしれません。
原告 でも、会社ではないですよね、そしたら。
部Ｈ いや、分かりません。私は会社から言われていることを伝えているかもしれません。
原告 会社というのは、会社はしゃべるんですか。
部Ｈ ん？
30 原告 会社はしゃべるんですか。
-26-
部Ｈ 今、だって、原告さんだって。
原告 じゃあ会社って誰ですか。
部Ｈ 原告さんだって、会社が言ってますって擬人的に言ってるじゃないですか。
原告 いや、被Ｘさんは会社ではないと。では、会社って誰なんですか。
5 部Ｈ 組織です。
原告 組織はしゃべりません。
部Ｈ じゃあ原告さんは、会社が言ってますという意味はどういう意味ですか。
原告 いや、社員の方が言ったのは会社ですということで、それは違いますと言った。じ
ゃあ誰が会社なんですか。
10 部Ｈ いや、原告さん……。
原告 詭弁はいいです。詭弁はいいです。会社は誰なんですか、じゃあ。
部Ｈ 組織ですよ。
原告 組織。組織は喋りません。
部Ｈ いや、意思決定はあります。
15 原告 組織は意思決定ありません。
部Ｈ ありますよ。
原告 じゃあ全体責任ってことですか。
部Ｈ いや、そういうことではありません。
原告 じゃあ被Ｘさんも社員ですよね、会社ですよね、つまり。
20 幹Ｓ それを言ったら、原告さんだって会社の一員ですよ。パートナーさんだって。
原告 そうです、私は社員ですからね。パートナーであり社員です、私は。契約上は。
幹Ｓ パートナー社員ということです。
原告 パートナー社員、ええ。
幹Ｓ そうです。
25 原告 パートナーであり、社員です。
幹Ｓ はい、そうです。
原告 ただ、給与形態が違いますけども、私は社員です。
幹Ｓ みんな同じ仲間なわけです。
原告 そうありたいです。
30 幹Ｓ そうだと思います。
-27-
原告 ええ。そういう方に仕えていればよかったんですけども、実際にそうではないので。
被Ｙさんですね、はい。
部Ｈ それは、原告さんは、さっき、話戻しますけど、紛争に。
原告 ええ。
5 部Ｈ 原告さんの言う紛争の何かで使おうとして、そのタブレットをお持ちなんですか。
原告 タブレットを購入したきっかけですか。
部Ｈ ううん。今、そうやってお手元にありますけど。
原告 ええ。パソコンを持ってるのと一緒ですよ。頭悪いんで、見ないと分からないんで。
部Ｈ いや、私の話は、タブレットは何のためにお持ちですか、紛争のためですかという
10 ……。
原告 あっ、タブレットですね？
部Ｈ はい。
原告 お持ちというのは、所有している理由ですか。
部Ｈ 今、ええ、使われている理由。
15 原告 今、使われている理由？
部Ｈ うん。
原告 見ながら話さないと、頭悪いので。メモを、紙を使う癖ないので。紙のメモです。
ノートです、ただ。何か問題が。
部Ｈ ううん。それは業務中には使ってないですよね。
20 原告 もちろん、はい。
部Ｈ じゃあ、家に帰って、会社で何か起きたことをメモ代わりに取ってらっしゃるで
いいですか。
原告 はい。
部Ｈ 履歴として。
25 原告 はい。何か重要ですか、それ。
部Ｈ ううん。随分、二千十何年まで遡って取ってらっしゃるんで。
原告 重要な話ですから。全部繋がってるんで、被Ｙさん通じて。せっかくですから、
時間大丈夫ですよね、幹Ｓさん。
幹Ｓ 大丈夫です。
30 部Ｈ ええ、私は大丈夫です。
-28-
原告 ああ、そうか。ごめんなさい、日勤でした、ごめんなさい。
じゃあ、せっかくですから、はい。８月に評価が低くて、不当評価があったと。
次、８月に体の痛みが不眠症にまで発展したので通院。椎間板ヘルニアが発症、発
覚。全業務をマスターすることが困難になりましたので、断念しています。
5 2015年度末、リハビリ期間中、被Ｘさんがグループ長のときに、夜勤を閉鎖すると
いきなり宣言しました。一緒に夜勤をやっていた被Ｚさんに理由を聞いていたら、被
Ｘさんが割って入ってきて、自分の胸に聞いてみろと、私の責任と示唆しました。理
由を聞いてもいまだに回答せず、いまだに回答がありませんと。私の感想、雇止め、
解雇に向けた理由を図っていると。
10 次、年明け、リハビリが終了し、被Ｘさんに報告を行ったところ、返答が、「あっ、
そう」、さっきの話ですね。感想、労基署から及び報告した被Ｚさんから、完治をせ
ずに障害が残っていると、仕事に影響があることは知っているはずであり、知らなけ
れば質問が出るだろうし、このような対応にはならないと。雇い止め、解雇に向けて
動いているので報告には興味がない、どうでもいいと。
15 次、事実、2016年２月、被Ｙさんに対しての発言、自分からですね。体力維持のた
め、スポーツクラブに行こうと思います。お金が必要です。全業務をマスターは断念
したが、少しでも多くできることを行いたい。暇な時間に手を出して覚えて、あふれ
た従来の仕事を、自分の仕事を残業をして完了させ、健康維持と会社への貢献を果た
したいと伝えてあります。2016年２月。
20 １か月ぐらい後ですけども、被Ｙさんから、「なぜ残業するのか。もうやらんでい
い。もう覚えんでいい｣。これも重要な発言です｡「なぜ残業するのか。もうやらんで
いい｣、やらんでいいですね､「もう覚えんでいい」。感想、健康維持手段を妨害。こ
の発言は、あくまでも残業代にこだわった内容です。残業代を払いたくないと。しか
しながら、感想、これをきっかけに方向転換を図るべきかも。
25 部Ｈ 原告さん、ちょっと聞いていいですかね。残業という指示は。
原告 指示じゃないです。
部Ｈ 何ですか。
原告 体力維持のため、スポーツクラブへ行きたい。お金が必要。全業務をマスターは断
念したが、少しでも多くできることを行いたい。暇な時期に手を出して覚えて、あふ
30 れた従来の自分の仕事を残業して完了させ、健康維持と会社への貢献を果たしたいと。
-29-
部Ｈ それは、原告さん、残業というのはね、指示を出して初めて残業していただくもの
です。
原告 ええ。それはちょっとまた後で。方向転換、自分は、だから、もうけがしてるんで、
そんな頑張るべきではないかもしれないという自分の思いがありました。
5 以前から悩んでいました。仕事を覚え、時給を上げ、稼いで頑張ればいいか、それ
ともただ賃金をもらいに来る普通のパートに切り替えるべきか、年を取ればいずれ方
向転換するようになると予想はしていたが、突然障害が残って、選択をする時期が来
ていることに困惑をしていた。
会社からのサポートがあれば頑張る道もあったんだが、被Ｙさんによる会社の指示
10 により、残業及び多くの仕事をマスターすることを断念することとなると。労災責任
を追及するよりも、人並みに働けない自分がこれからお世話になるのだから、指示に
従い方向転換、つまり健康管理を最優先として残業はしない。既に食べていく分は習
得したので、新たに仕事を覚える必要もないと。もうかなり仕事を覚えましたんで、
その当時でも。ただし、これらは自分の誠意と公正による解釈、あくまでも被Ｙさん
15 の主張は、残業代がもったいないと。
幹Ｓ そう言ったんですか。
原告 いや、そうは言ってません。話の流れですね。ちょっと細かい流れは覚えてません
けど。
幹Ｓ 多分言わないと思う。
20 原告 はい。2016年５月頃、ちょっとこれ、私もちょっとまずいことを言ってますけど、
これ、しょうがないことですね。被Ｙさん、「あなたにｷﾞﾝｲﾝﾊﾞｯﾁを行ってほしい｣、
何かちょっと仕事の移動が他部署から来たということで、ＤＶＤも梱包して、子ブ
ックと一緒だからと、簡単だからと。
先日に言ったんですよ、被Ｙさん、「もう覚えんでいい｣。さっき言いましたよね、
25 「もう覚えんでいい｣。と言った点も踏まえて質問しました｡「その指示に従うと時給
上がるんですか｣。被Ｙさん、それくらいやれと。それくらいやると10円ぐらい上が
るんですかと。被Ｙさん､「やって当たり前だ｣。当たり前の指示に従うと評価上がる
んですかと、無回答です。
「2015年４月の評価詳細をいまだに頂いておりませんが、どうなっていますか。な
30 ぜ評価が低いのですか｣、無回答｡「その指示に価値ありますか｣、無回答。被Ｙさん
-30-
の指示には価値がありますかと、無回答。では、指示に従いませんと。回答ありませ
んでした。これ、「と主張、反発、盾突き｣、これは認めます。ただ、実際には。
部Ｈ 認めるんですか。
原告 認めます、はい。私は誠意と公正でこれまでやってますし、それに責任がというの
5 であれば、それはどこでも認めます。
ただ、これ重要です、実際には即指示どおりｷﾞﾝｲﾝﾊﾞｯﾁ、ＤＶＤの梱包を習得して
います。なぜなら、自分にできる仕事が限られていることを自分自身が知っており、
その作業は出来る作業だから。だから、ポーズですね、分かってくれよという。
部Ｈ それをやる必要はありますか。
10 原告 あります。はい。
部Ｈ でも、ポーズだと分かっているんですよね。
原告 いずれにせよ、無回答でした。
部Ｈ 私の質問に答えていただいていいですか。
原告 何ですか。
15 部Ｈ ポーズというのは、今、ご自分でおっしゃいましたけど、ポーズというのは必要で
すか。
原告 必要です。
部Ｈ 理由は？
原告 理由は、被Ｙさんは、もう覚えんでいいと言っています。もう覚えんでいいと言わ
20 せるほど頑張っています、私は。それに対して、被Ｙさんは、評価の詳細を伝えてい
ません。低評価で抑えています。あくまでも足を引っ張っています。
部Ｈ 足は引っ張ってないと思いますよ。
原告 引っ張ってますね。そうですよね。回答には無回答です｡「被Ｙさんの指示には価
値ありますか」、応えませんでした。
25 部Ｈ それが足を引っ張ることですか。
原告 そうです、はい。感想はともかくとして、もし、第三者にこれは必要であれば判定
していただきます。
次です。ちょっと長いんで、がんがんいきます。この点、ポリシーありまして、で
きることは全て行う、義務を果たさないのは常に会社側、これが私のポリシーです。
30 次、翌日、被Ｘさんから面談を要求、被Ｙさんが同席、なぜ指示に従わないのか。
-31-
実質は従っているんですが。ここで理由説明に、指示に従わない理由説明に、宣言に
関する被Ｙさんへのメールを見せます。このメールは当時のメールではなく、被Ｙさ
んが夜勤をなくすと言ったときに、なくすということはどういうことですかと、私の
宣言どうなっていますかということを被Ｙさんに送ったんですけども、私は分からな
5 いと、その件に関してはと。
その件に関しては、宣言のメールを見せたんですけども、そのときは、被Ｘさんは
その宣言の重要性を悟り、豹変。おまえなんかいつでも解雇できる。二、三か月分余
分に払えばいいんだからな。訴訟を起こすなら起こせ。こっちはいつも勝ってるんだ。
何かしてもらえるとは思うなよと。会社側は、不当解雇も視野に入れて、二、三か月
10 分余分に払えばいいんだからなと。意地でも障害が残っている従業員を解雇したいと、
私の感想。
自分と会社間で初めて訴訟という言葉が出ました。このように宣戦布告された以上、
最終的には訴訟する道しか残っていませんと。致し方ないことですと。いつもという
ことは、何度も訴訟を起こされているブラック企業だという宣言でもあると。
15 幹Ｓ 原告さん、すみません。もうちょっとこのままこれ以上聞いててもいいんですけど、
これを聞いて全部メモを取れて、全部覚えられるかっていったら、ちょっとそれは難
しいのは分かってもらえると思いますけど。経緯を知ることもすごく大事なんですけ
ど。
原告 すみません、ちょっと今、聞き逃しました。
20 幹Ｓ その経緯を全て私たちが把握することも、今まで苦しんできたと思うので、理解は
したいと思っています。
原告 ありがとうございます。
幹Ｓ ……聞かせてもらったので。何か、でも、これを聞くのが今後につながるのかって
いったら、もうほぼ大半、次どのぐらいあるかちょっと分かってないんですけれども、
25 今。それよりも、今後どうしていくのが一番原告さんが働きやすくて、私たちもちゃ
んと働いて、同じ、一緒にですね。働いていけるのかという話のほうが何か前向きだ
と思いまして。
原告 それは大事です。それは理解します。
じゃあちょっとポイントだけすみません、最後、まとめようと思って。ちょっと言
30 ってないことも言いますんで。
-32-
まとめ｡「何かしてもらえると思うなよ。正当な扱いはしない｣。会社、実際に不当
評価あり。評価の詳細頂けませんし。メディアのときから一貫してです。メディアの
ときから捏造評価など、捏造報告などがありまして、かなりつらい思いをしています。
日勤のミスを夜間の担当者らの責任だと、担当者は私です。朝礼で暴言を吐いたりし
5 て、挑発に乗りたくなかったんで、相手しませんでしたけども。
部Ｈ それ、誰がですか。
原告 ▲▲さんという方ですね。あのばかです。
部Ｈ ん？
原告 ばかです。ばか。▲▲というばかです。記録してください。どうぞ。
10 次、これは誰が言ったのか。ごめんなさい、これは部Ｈさんです。何でも思いどお
りにいくとは思わないでください。あなたの仕事は会社で決めます。あなたが決める
のではないと。これは労災を防止する能力がない、つもりがない。
幹Ｓ ん？
部Ｈ ん？
15 原告 労災を防止する能力がない、労災を防止するつもりがないという発言。
部Ｈ 私は、そんなこと言ってませんよ、一言も。
原告 はい。じゃあちょっとそこの経緯を。
部Ｈ ちょっと待ってください、原告さん。それは私は一言も言ってませんよ。
原告 ちょっと待ってください。ごめんなさい、どこかっけな。４月、被Ｘさん。2017年、
20 部Ｈさんより、合わせに入ってもらうかもしれませんという話は。
部Ｈ 覚えてます。検査ラインに入ってくださいというふうに……。
原告 はい。下を向き続けたり、首を積極的に動かすこと、腕のコントロールによる肩凝
りによる影響を踏まえ、合わせ担当者と手法、仕事内容を協議したところ、名案なし。
感想、いろいろ予定が固まってからではこまるだろうと、会社側の計画。
25 部Ｈ ……。
原告 検査ラインに入るという。指導こうこうという。予定固まってからでは困るだろう
と、先駆けて部Ｈさんに健康上の都合でできないこと、担当者と協議したところ、手
法が見つからないことを伝えると、部Ｈさんは、何でも思いどおりにいくと思わない
でください。あなたの仕事は会社で決めます。あなたが決めるのではないと。私は即、
30 言いました、拒否します。自分の仕事は自分で決めます。あなたに私の健康をお任せ
-33-
いたしません。自分の仕事は自分で決めますと。
部Ｈ いや、一言だけです、原告さんが私に言ったのは。自分の仕事は自分で決めますと
だけ私には言ってました。それは私はよく覚えています。
原告 記憶……だったかな。まあ、はい、分かりました。
5 部Ｈ 尾ひれとかをね、原告さん、つけないでいただきたいんですよ。
原告 いや、違う。ごめんなさい。それは、だから、第三者が決めますんで。
部Ｈ いやいや、第三者じゃなくて。
原告 ただ、分かりました、さっきの話で、知らなかったということですね？
部Ｈ 知らなかったって何がですか。
10 原告 ヘルニアの件
部Ｈ ヘルニアとはおっしゃってなかったです、原告さん。
原告 いや、そうじゃなくて、知らなかった、その時には？
部Ｈ ええ、知りません。
原告 ちょっと理由が分かりました、このときの。ただ、この時点での解釈としては、だ
15 から、健康問題とはそのとき言っています。いずれにせよ、労災を防止する能力がな
いという解釈。
部Ｈ 能力？
原告 まあまあ、ちょっとまあまあ。被Ｘさんの面談のときにちょっと戻ります｡「あな
たのそのケガ、会社責任とは考えていません｣。つまり、起こった労災について、責
20 任能力がない、責任取るつもりもないと。この２人の発言から、自分の解釈は、労災
を防止するつもりもないし、責任を取るつもりもないということですね。
次、評価がプラスには動かず、マイナス方向のみ動き、雇い止め及び解雇及び健康
悪化と最悪の試しが実行され、被Ｘさんからは解雇の通知も出てますから、必死の抵
抗によって未遂に済んでいるこの事実。全ての原因になっている被Ｙさんがいまだに
25 厄災として、厄災、厄災、厄災としてアルバムグループに勤務し、問題を起こしてい
ると。訴訟を起こす。
部Ｈ ちょっと待ってください。誰が問題を起こしてるんですか。
原告 被Ｙさんです。
「訴訟を起こすなら起こせ｣、被Ｘさんですね、現状進行であるならば、その勧め
30 に沿うしかないようです。
-34-
次、原告自身は全て受け身であり、防衛行為である。挑発、攻撃は全て会社側にあ
ると。
はい、以上。これだけ一応自分の感想ですね。事実と感想。
部Ｈ いえ、事実ではないですね。
5 原告 それは、はい、分かりました。一応それを踏まえて、前向きということですね。
幹Ｓ 最後に、自分の防衛だって今おっしゃったと思います。原告さんは、お金を稼ぎた
いということもあり、さっきおっしゃって、諦めたという文章もありましたけども、
今後、うちの会社で続けていきたいと思ってるで間違いないですか。
原告 はい。雇用の継続と健康は、はい。
10 幹Ｓ そしたら、そこはお互いの歩み寄りで、うちに、すみません、不備があったことも
あると思います、多分。私たちも完ぺきではないので、それは今、改めて謝らせてく
ださい。申し訳ありませんでした。
原告 かしこまりました。
幹Ｓ なので、何ですかね、完璧ではないとは思いますけれども、それはちゃんと話を聞
15 いた上で歩み寄っていきたいんですけど、そのときには、やっぱり原告さんにもこち
ら側の思いをちゃんと分かってほしいなとは思うんですけど、今、どちらかというと、
読んでたから余計なんでしょうけど、どうしても何か一方的なイメージを少し受けて
しまったんです。読んでたからかもしれませんが、自分の思いが物すごく強いから。
原告 いえ、……原因、その原因は、話合いの機会がないです、全く。当然一方的になり
20 ます。そこまで。はい、どうぞ。
幹Ｓ なんで、今まで話合いの場が、すみません、設けてられなかったんだとすれば、こ
れから、……ずっとというわけにはならないのかもしれないですけど、定期的にとか、
私たちも日勤にいますので。だけど、その思いはもちろん聞きたいと思っていますの
で、逆にことらの思いもちゃんと聞いてもらいたいなと思います。
25 原告 そうしていただければ。
幹Ｓ それは大丈夫ですか。
原告 ただ、実際には、今まで被Ｙさんに何度も言っています、部Ｈさんと面談、部Ｈさ
んと面談をと。実際には達成されていません。
部Ｈ 面談やってますよね、私と。
30 原告 いえ、被Ｙさんが何かいろいろ言ってくるんで、ちょっと詳細を忘れましたけど。
-35-
あと、それもあるんですけども、根本的にもうずっと、2015年度から、評価の詳細を
下さいという、これも理解、これも実現していません。だから、全て自分の事実から、
自分の記憶という事実からなる間違った擦れ違いはあるかもしれませんけども、実際
ね、それはしょうがないでしょう、お互い。妄想。自分の考えということで。極端な
5 話ね。
部Ｈ 感想。
原告 感想。
部Ｈ 原告さんの感想でいいですか。妄想って言うとね、あれだから。
原告 ちょっと……。感想、自分の考えにより、考えるしかないです。ただ、実際にその
10 裏付けとしては、おおむね間違っていない。被Ｙさんは、その意志表明として、労災
は怒っても構わないと、もう最悪な。
幹Ｓ それは多分売り言葉に買い言葉な気はしますけどね。本気でさせたいわけではない
と思います。
原告 いや、それはないです。あり得ます？そんなこと、売り言葉買い言葉で。
15 部Ｈ 原告さん、でもね、それは、私の、被Ｙさん、部下なので、まず、部下の非礼を私
のほうから謝ります。
原告 恐れ入ります。
部Ｈ それはね、申し訳なかったと思います。本当に申し訳ないです。ただね、原告さん、
理解をしていただきたいのは、先ほど幹Ｓさんも申し上げたとおり、私たちも原告さ
20 んも同じ感情を持ったね、ロボットじゃないですよね。だから、やっぱり原告さんが
こう思うなという今、感想を私たちに率直に言っていただいたとおりであって、それ
はもしかするとね、私もそうですけど、被Ｙさんも別の感想をお持ちだったかもしれ
ないといったところでは、衝突はあったのかもしれません。
原告 それははっきり分かってます。
25 部Ｈ うん。でも、そこはね、原告さん、これから、幹Ｓさんがおっしゃられたとおり、
前向きに、ここの会社で頑張っていきたいんだというふうに原告さんが思ってくださ
ってるのならです。そしたらそれは、帳消しにしろとかそんな都合のいいことを私は
言いませんけれども、前向きに、未来志向でやり取りを。
原告 前向きという意味ではちょっと、一応このメモにもちょっと、ちょっと勝手言いま
30 す。最後に、ボールは会社側が持っています。対話のドアを開けて、正常な労使関係
-36-
になれる日をいつまでも心待ちにしておりますというメモを自分しています。ボール
は会社側が持っています。対話のドアを開けて、正常な労使関係になれる日をいつま
でも心待ちにしております。
部Ｈ 原告さんも持ってますよね、そういった意味だと。というのは。
5 原告 持っていません。私は積極的にやっています。
部Ｈ そういうふうに、ほら、何ていうのかな、基本的に。
原告 では、なぜ評価の説明がないのでしょうか。そもそもそっから始まっています。
幹Ｓ それは、今の評価じゃなくて、その当時の評価が欲しいんですか。
原告 そっから全て、そっから始まってますからね。それが、実は、被Ｘさんが面談のと
10 き言ってました、ちょっとここメモないんですけども。そんな、ぶっちゃけ話でして、
そんなに見えるわけないだろうと。実際、評価なんて言うけども、個人のことなんか
そんな細かく。それは分かるんですけどね、分かるんですけども、ただ、いや、そん
なことはないです、さっき見たでしょうって、評価の宣言見たでしょうって、そした
ら黙りましたけども。つまり、評価の宣言を見たから、もうしなきゃいけないんです、
15 評価は正確に。誠意と公正をもって、なのにしなかった。
これ、ちょっと悩みました。幹Ｓさんの責任かどうか。幹Ｓさんは知らなかったと。
幹Ｓさんには伝えていない、それは被Ｙさんの責任。幹Ｓさんが評価、承認したにし
ても、幹Ｓさんが実際、自分の勤務を見てるわけではないと、被Ｙさんが実際には評
価していると、それを承認したまでであって。それはそうですよね、言ったことを疑
20 うわけにはいきませんし、お互いの考えがあるということで。
幹Ｓ それはもちろん被Ｙさん、私ももちろん顔ももちろん知っていますし、だけど、ず
っと見てるわけではないので、一番夜間を均等に平等に見られるのは被Ｙさんが。
原告 そのとおりです。
幹Ｓ 被Ｙさんが夜勤を担当しています。
25 原告 そうです。そういうことです。ということは、もう被Ｙさんが全ての原因と。きっ
かけであり、これまで悪化をリードしてるのは被Ｙさんと、ちょっと途中、中断しま
したけども。今回、極めつけの発言があったと。被Ｙさんが全て、我々労使関係は屈
折していると。人格ですね、彼の。
幹Ｓ １個でも教えてほしいんですけど、被Ｙさんも夜間をうまく回すためにいろいろ考
30 えて、皆さんに、今日はこっちをやってください、いや、今日はこっちをやってくだ
-37-
さい、多分日替わりで状況に応じて多分いろんな指示が出てたと思うんですね。だか
ら、１個を取って、ずっとその指示がじゃあ永遠に続くかっていったら、そうではな
くて、やっぱりその都度都度で多分指示ｓがでると思うんです。
被Ｙさんは、社員もあんだけ人数いる中で一人しかいませんから、皆さんに力を借
5 りて、何とか回そうとして苦しんでるのは事実だとおもうんですね。なので、それは、
少しでも役に立とうって、何でもできるようになろうという原告さんの思いはさっき
聞かせてもらいましたけど、その原告さんが持ってるビジョンと被Ｙさんが考えてい
る、よくしようってお互い思ってるんだけれども、でも、結果が違う場合もあるじゃ
ないですか。
10 原告 いや、かなり実態は違うと思います。自分は宣言しました。
幹Ｓ それは。
原告 宣言しました。仕事を覚えたいと、子ブックやったんで、ほかのこと全て覚えたい
のでと、始めましょうと、始めませんでした。要は、会社に貢献することを望んでい
ない。
15 幹Ｓ いえいえ、そこはそう言ったわけでは。
原告 いや、まあ都合、いろいろ契約あるでしょうけど、教えようとしていない、積極的
にがんがん自分で取りに行く、ほぼ強引にもう。
部Ｈ 原告さん、土曜日というと、パロさんがお休みですよね。
原告 土曜日、はい。
20 部Ｈ 今、土曜日っておっしゃいませんでした？
原告 いや、言ってません。
部Ｈ 土曜日って。
原告 ごめんなさい、活舌が悪いんで、ごめんなさい。
部Ｈ ああ、ごめんなさいね。
25 原告 ちょっとおしゃべり苦手なもんで、すみません。そのほか、ちょっと被Ｘさんと解
雇するとかってもめたときに、いや、私はちゃんとやってるんですけどって、どこが
やっているのと、だったら評価の詳細出してくださいよって評価の話が出て、根本的
な話ですね。で、分かったと、俺が評価してやると、日勤に来いという話があったん
ですけども、いろいろお互いに一応努力をして、パＡさんがちょっと橋渡しになって、
30 日勤異動の件と雇い止めの件が実質消滅したんですけども、ただ、その後ですね、そ
-38-
の後の時期に、被Ｘさんに宣言してもらったということ、仕事全部覚えますよという
ことを言って、変な意地みたいなものができまして、ちょっと中断したけども、やっ
ぱりできるものはやりたいって今までも思ってましたし、ちょっと被Ｙさんとの付き
合いでちょっと流れたこともありましたけども、ちょっと火がついて、パＡさんにち
5 ょっとお願いして、ちょっと被Ｙさん抜きにして、もう被Ｙさん、あっ、で、指示が
出ています、飛びましたけども。被Ｙさんを無視していいと、相手するなと、パＡチ
ーフに協力しろと、パＡチーフの指示に従えと。ただ、パートなんで、恐らく指示と
は言えなくて、協力しろと、一緒にやってくれということで。
で、被Ｙさんを置いて、パＡチーフにちょっとお願いして、ちょっと意地張りたい
10 と。やると言ったのに、やらないんだったら恥ずかしいと、できることはやりたいと
いうことで、見返し貼りを覚えて、大した仕事じゃないですけどね、断裁も覚えて、
ちょっとチャンスがなかったんで実際にはろくにやってませんけども。結果的に、後
半ほぼ仕事できるようになって、じゃあそのときの評価が、パＡさんの評価が、今ま
での経緯も含めて、ほとんどの仕事やってんじゃんということで言われたんですけど
15 も、それは置いといて。
それは個人間の問題ではなくて、絶対に被Ｘさんの指示、許可を得てんだろうから、
まあ、それはいいかな。ただ、一応名目、当初、今は親の見返し貼りもやってますけ
ども、当初はせめて子ブックだけでもと、子ブック担当だったんで。子ブックをやっ
てたんですけども、そのときに被Ｙさんが通りすがりに捨てぜりふを言いました、捨
20 てぜりふというか嫌味か、親もやるのかって、親の見返し貼りもやるのかと嫌味を。
だから、被Ｙさんは覚えることを望んでいません。仕事を。嫌味を言います、あの人
は。ちょっとニュアンス伝わらないと思うんですけども。
その言い方は、以前、本館のときに、ちょっと全く違う話ですけども、全く関係な
い、たわいもない、ﾌｧｽﾄﾌﾞﾛｯｸの担当者が、ちょっと自分が通ったときに、うわ、ゴ
25 キブリがいるって、原告さん、ゴキブリいますよって、えっ、本当って、うわあ、分
かんないけどいるんだとかって話したところ、被Ｙさんが通りすがりで、なんだ、お
まえﾌｧｽﾄﾌﾞﾛｯｸでもやんのかって。まあ言いたいことは分かります。雑談するなとい
うことで。ﾌｧｽﾄﾌﾞﾛｯｸｼｬと何しゃべってんだと。でも、言い方はそのニュアンスです
ね。親もやるのかと、そういったニュアンスとちょっと、伝わるかどうかわかりませ
30 んけども。要は、被Ｙさんは仕事を覚えることを望んではいません。被Ｙさん抜きに
-39-
やってましたけど、確かに。ただ、積極的にやってるのを快くは思ってませんでした、
実際に。
幹Ｓ その理由は聞いたことないですか。
原告 聞く必要もないです。もう今までマイナスに扱うことはあってもプラスに扱うこと
5 ないですから、一切。一切ないです。評価もそうですし、仕事もそうですし。仕事を
覚えたのは、全て自分の努力と、協力していただいた方々のおかげです。被Ｙさんで
はないです。実際に被Ｙさんから仕事は教わってますけども、それはかなり強引に自
分がお願いしたか、致し方がなくなったのか、被Ｙさんの意思ではほとんどないです。
会社の都合、指示もあって回ってきた仕事もあるんでしょうけど、実際には被Ｙさん
10 はマイナスであり、プラスではないです、付き合っていくのは。
自分の感想、物すごく勝手な感想なんですけども、被Ｙさんの評価、恐らく周りか
ら、幹Ｓさんにしろ部Ｈさんにしろ、追い越されて置いてけぼり。これ以上人に教え
る。評価が上がるのが何か怖いのかなと。
部Ｈ ん？
15 原告 ちょっとうまく伝わらない？
幹Ｓ 原告さんの感想、被Ｙさんの。
原告 私の感想、ええ、私の卑屈な感想ですね、あの人は腐ってると。要は、人を向上さ
せて、行け、行けという人間じゃないということですね。言いたいことは。
部Ｈ そんなことはないです、原告さん。
20 原告 事実、じゃあ何かありました？私にとってプラスになったことは。
部Ｈ それはね、原告さん、今もこうやって巡り巡って話をしてるわけじゃないですか。
それだってもしかするとね、原告さん先ほどおっしゃられてたけど、被Ｙさんと折り
合いが悪いのはね、よくわかりました。ただし、ただしですよ、そういう話も私たち
分かんなかったわけです、今まで、はっきりとは。でも、やっぱり被Ｙさんとの関係
25 性があって、今、こういうふうにお話しさせてもらってますし、そこはマイナスかも
しれないですけど、プラスなんじゃないんですか。……。
原告 それは我々の努力です。被Ｙさんの存在ではないです。被Ｙさんは。いや、こんな
機会なくていいんですよ、実際。
部Ｈ 本当はね。
30 原告 そう。
-40-
部Ｈ 本当はね。
原告 被Ｙさんの尻拭いを我々はしてるんですよ。
部Ｈ ん？
原告 なるべく収めたいという気持ちは分かりますけども、ちょっと本質的なことを考え
5 てください。これからずっと付き合っていくんですから、私が。労災起こってもいい
と言った人間に対して。
部Ｈ でも、前向きにこれからやっていただけるんですよね。
原告 当然です。
部Ｈ 聞きましたけど、私は、それでもそういう考えがありますか。
10 原告 いや、仕事の、会社に関しては分かりました。今の話、幹Ｓさんの話、知らなかっ
たって話も聞いても、全て被Ｙさんが責任、足を引っ張っている。積極的に、解雇の
ときにも、解雇に向けた話はしても、プラスの話は一切してないということで。全て
分かりました。
部Ｈ いや、それは原告さん、ちょっと飛躍してないかな。
15 原告 じゃあちょっと被Ｙさんの会社に発信したちょっとメールとか全て見せてください。
何かいいこと書いてありますか。
部Ｈ ん？被Ｙさんが会社に発信したメール、何かいいこと書いてありますかって聞きま
した？
原告 ええ、ええ。
20 部Ｈ 書いてありますよ、それは。
原告 おお、すごい。
部Ｈ それはこの間も、私も感心するような内容を発信していただいてますよ。
原告 ちょっと教えてくれませんか、別に。
部Ｈ ああ。
25 原告 駄目ですか。ちょっと興味あるので。
幹Ｓ そうでなければ、私たちは被Ｙさんを夜間の担当者にしませんよ。
部Ｈ ええ。
原告 いや、ただ、実際には、おかしいですね。とにかくマイナス、実際に動いてるのは
マイナス方向のみ、評価もろくにしない、説明もしない、退職に関しての手続だけは
30 している。今回の発言も全くひどいもんですね。私の技術向上にも協力しないと。全
-41-
くひどいもんです。
部Ｈ その前に原告さんは、それはもしかすると被Ｘさんの指示だったかもしれませんけ
ど、被Ｙさんの指示には従わなくていいというふうな指示が被Ｘさんからあったわけ
ですよね。
5 原告 はい。
部Ｈ ですから、そこでやりとりはやっていないわけですよね。そういう時期もあったん
でしょう、事実。
原告 はい。ええ。
部Ｈ だとしたら、そこは無くて当然ですよね、その指導がないということは。
10 原告 当然受けるつもりなかったです。ただ。
部Ｈ 逆に言えば、原告さんに対しての、もしかすると有益なね、何か指導がなかったと
も取れると思うんですけど。
原告 いえ、そういう指導をするつもりがあるのであれば、今まで、何年だろう、働いて
いますけども、何かあるはずですね。そのときだけ、なかった期間だけ見て、そんな
15 こと言われても困ります。そんなわずかな期間だけ見て、そのとき何かあったかもと
いうのは、それはちょっとなかなか考えられません。
幹Ｓ でも、理由があるんだと思います。
原告 まあ理由はあるでしょうね。
幹Ｓ ちゃんと伝えられてないのは、被Ｙさんも悪い部分はもちろんあると思いますけど。
20 原告 ただ、事実として、足を引っ張る行為しかしてないということですね。何も協力は
していない。
部Ｈ 足を引っ張るとはまさしくマイナスなんですけど。
原告 はい。マイナスです。はい。
部Ｈ でも、評価のことを先ほどおっしゃいましたが、そのほかにも何がマイナスなんで
25 すか。
原告 解雇に向けて動いたことですね。
幹Ｓ 解雇に向けては一切動いてないと思います、被Ｙさんは。
部Ｈ 動いてないですよ。私はそんな報告は一切。
幹Ｓ そんな行動は見たことないです。
30 原告 いや、中断があったんで、それ言わないでしょうね。中断があったんで。
-42-
幹Ｓ その履歴もあるんですか。
原告 はい。あります。はい。面談のときの発言で。
幹Ｓ でも、そこでそういう発言はしたって履歴はあるようなんですけど、その内容を私
たちが知ることは一切ないです。
5 原告 はい。もちろん、はい。
幹Ｓ なんで、動いてないということです、その後。
原告 動いてない？
幹Ｓ 面談のときにはそういう発言はしてたのかもしれないですけど、その後、何かじゃ
あそれに対して動いてるかというと、私たちはそういう動きは知らないので。
10 原告 それ、何の動きですか。それは被Ｘさん？
幹Ｓ 解雇に対して、その先に被Ｙさんが動いてるということは私たちは知らないので。
原告 あっ、被Ｙさんが動いてるか。解雇が動いてるかじゃなくて、被Ｙさんが動いてる
かと。
部Ｈ うん。それに向けて。
15 幹Ｓ 解雇に対して被Ｙさんが動いてる？
原告 いや、これも中断されてますけども、被Ｙさんは結果的に置いてけぼりにされてま
すね。会社の判断から。日勤回避されたんですけども、日勤回避、被Ｙさんは知りま
せんでした。なぜおまえ出勤しているんだという話で。
部Ｈ 日勤回避？
20 原告 日勤に切換え回避。被Ｘさんが、じゃあ日勤に来いと。被Ｙさんと一緒に面談のと
きに、被Ｘさんが、それで理由をつけて辞めさせるのか、それともまあよければ使い
たいのかと。こういう状況でなければ、ちょっとは喜んで行ったんですけどね、ちょ
っとおもしろそうだったんで。ただ、こんな状態で行けない、体も悪いんで、ろくに
仕事もできないし、足を引っ張るだろうし、お互いにちょっと悪いという意味もあっ
25 て、パＡチーフにお願いして、結果的には双方の努力によって回避したんですが、そ
れを被Ｙさんは知りませんでしたね。その日勤に行く日に夜出勤したら、なぜおまえ
出勤してるんだって、日勤じゃないのかということでした。全く被Ｙさんは知りませ
ん。雇い止めというのは、実際にはその後の話ですからね、更新しないという話です
から。
30 部Ｈ それは誰が更新しないと言ったんですか。
-43-
原告 先ほどから言ってますけども、被Ｘさんです。
部Ｈ でも、そこは名前を。
原告 つまり、被Ｙさんはもう解雇にしたい、ああ、被Ｘさんが……後知らねえというこ
とですよね。そのつもりでいたら、なぜか出勤してる、えって、何でおまえ出勤して
5 るんだって。
幹Ｓ そういうふうに言われた事実はあるかもしれないですけど、それに対して、別に被
Ｙさんがされてるわけではないと思うんです、私たちが聞いてる感じだと。
原告 ん？何かされてるわけ？
部Ｈ 会社から置いてけぼりとおっしゃいましたね。
10 幹Ｓ うん、ということではない。
部Ｈ そういうことではないと。
幹Ｓ 情報を渡されてないとか、そういうことではない。
原告 ん？何？
幹Ｓ 被Ｙさんが情報をもらってないとか、渡さないように私たちがしてるとか、そうい
15 う扱いをされてるということではないと。
原告 いや、そういうことですよね。
幹Ｓ いや、違います。
部Ｈ 違います。
原告 じゃあなぜ従業員の出勤、異動のことを知らなかったんでしょう、事実を。
20 部Ｈ それ１つを取って、会社から置いてけぼりという言葉は、ちょっとそれは違うと思
いますね。その１つ取って、その表現と言うのは。
幹Ｓ 理由がないです。
原告 確かに労災の件も伝わってませんし、けがの制限事項も知らないのですし、報告、
伝達、対話が会社ではろくに行われてないのかなということでしょうかね。というこ
25 とは、ろくに機能していないという、会社が。ということは、また３年、４年、５年
後、またこういったもめごとが起きるということですかね。ここで話したことがまた
伝わってなくて。
幹Ｓ それは、原告さんが続けていきたいと思ったら、そういうのはお互いにこうやって
話をしていけばないんじゃないですか。
30 原告 ないはずです。
-44-
幹Ｓ ないと思います。
部Ｈ 続けていかれたいという気持ちがおありなんですよね。
原告 つもりじゃないです。実行します。
部Ｈ だとしたら、こういう会社なんだではなくて、ちょっとお互いに歩み寄るというの
5 も大事だと思います。
原告 いや、私は常に歩み寄ってます。
部Ｈ でも、今、発言的にね、こういう会社。
原告 いや、こういうことだから言ってるんです。そうやってごまかさないで下さい。
事実なんです。
10 部Ｈ ごまかしてないです。
原告 ただ、それ、あなたの感想でしょうというのは分かります。ただ、そちらも、被Ｙ
さんの感想から基づいたデータなんですよ。そうでしょう？被Ｙさんからの報告なん
だから。だから、乖離してて当たり前なんですよ、離れていて。
幹Ｓ なので、被Ｙさんのことを会社はこう扱われているというのを決めつけないでほし
15 いということを言いたいだけで、その乖離があるから。
原告 つまり、会社は被Ｙさんを認……。
幹Ｓ そうです。認めてます。
原告 あっ、残念です。はい。つまり、労災が再発しても構わない、会社責任で構わない、
訴訟をするならしろ、どうぞというのは認めるわけですね。
20 幹Ｓ そうではないです。その発言は間違いだと。申し訳ないです。
部Ｈ ないです。それも私も謝りましたよね、私の部下がそういう発言をしました、申し
訳ありませんというのはそういう意味ですけれども、決して会社が被Ｙさんを置いて
けぼりにしているだとか、そういったことではないと思ってます。
幹Ｓ 原告さんを辞めさせたいとかではないです、会社側は。
25 原告 会社側は。はい、分かりました。ありがとうございます。それは受け止めさせてい
ただきます。かなり有意義な会社側の考えが分かりましたので。
ただし、問題が被Ｙさんですね。もう労使関係は破綻しています。
幹Ｓ 原告さんとということですか。
原告 はい、ええ。確実にもう、今までの経緯も含めて、今回もう決まっちゃってました
30 ね、残念ながら。今まで、例えば被Ｘさんも言ってます、訴訟をするならしろとか、
-45-
解雇だとかと言ってますけども、確かにさっき言った売り言葉に買い言葉、それは自
分だって発言したのを何して、責めたりしませんよ、そんな。うん、何ていうんだ、
首根っこつかんで、今言ったじゃないかみたいな。言ってません。今まで何年も耐え
忍んできましたけども、今回、どう解釈しても回避できないということですね。
5 幹Ｓ 今後、被Ｙさんと一緒に夜勤を継続していくことは難しいということですか。
原告 ええ、はい。無理ですね、これは。
幹Ｓ これから話合いを設けても難しいですか。
原告 彼と話し合うつもりはないです、もう。もし継続、その継続であっても、一切報告、
伝達、対話は行いません。無理です。何かあるならば書面で、別に携帯でもいいんで
10 すけど、下さい、指示を。
幹Ｓ それでは仕事にならないですので。
原告 そう、ならないですね。そうなんですよ。だから困ってるんです。
幹Ｓ 被Ｙさんからの歩み寄りがあっても駄目ですか。
原告 いや、もうそういう問題では、その時点ではないです、もう。今回のことがなけれ
15 ば、ちょっとしばらく、ちょっと自分ももめごと避けたかったんで、もう必要以上に、
必要なこと以外はもう一切相手にしなかったので、挨拶もしないし。ただ、何かあれ
ばしっかり聞きに行って、報告するべきことはしてと、ただ、それ以上のことはしな
かったということで、そのかいもあって何もなかったんですが、結果的に挑発があっ
て暴言があったと。もうこれ以上どうすればいいんですかね。人間性ですから。会社
20 が考えてないことは分かりました。
幹Ｓ それこそ部Ｈさんも言ってましたけど、どの仕事をやってほしいというのは、こち
らからこれをというのは言うと思うんです。でも、それを原告さんが自分で決めるっ
て言ったことに対して、違うということを言いたかったと思うんですね、被Ｙさんは。
ただそれだけだと思うんです。その言い方の言葉や伝え方は間違ってたと思うんです。
25 原告 そこだけ切り取ればそうなんですけども、その前提が、体に影響があるという、ヘ
ルニアの件ですね、影響があるから中断しましたという話です。
幹Ｓ そこまでちゃんと言葉にして言いましたか。
原告 はい。ええ。
部Ｈ 今回も言ってます？
30 原告 今回も言ってますし、今までも何度もあったんで、これが初めてだったらまだ誤解
-46-
のあれもあるんですけども、ちゃんと、今日もちょっと、今日もとは言わなかったか
な、細かいことはともかくとして、影響出ましたので、健康問題では中断しますと、
一応こうこうこれだけ残ってますけどもって伝えて。
幹Ｓ 中断することは了承してもらったと思うんです。だけど、自分でやることは自分で
5 決めるという言葉に関して、それはこちらで行いますという発言だったと思うんです、
被Ｙさんは。逆に、体を。
原告 いや、逆です。中断したことに関して、何故か不満を表明して、やることは会社で
決めるんだと、おまえじゃないと言ったんで、いや、自分のことは自分で決めますと、
それは部Ｈさんに言ってますよということは、以前、そういった発言を、会話があり
10 ますよと伝えて。
部Ｈ さっきの話をしたのね。
原告 話をしてるさなか、さっきの発言ですね。暴言が出て。
幹Ｓ それは誤解があるような気がします。
原告 誤解ではないです。誤解と解釈するのは、したいのは分かるんですけども。
15 幹Ｓ ということで、被Ｙさんにまだ話きけてないので、その辺はちょっと聞いてみます。
原告 ええ、はい。一応そんな感じで。上司の、使用者の発言ではないですね。これは奴
隷契約ではないので、自分は。
幹Ｓ もちろんです。
原告 ありがとうございます。奴隷に対してだったらそう言いますね。確かに。
20 幹Ｓ そんなふうに思ってないと思います。
原告 いや、思ってなければそうは、思ってなかったら言葉に出ません。
幹Ｓ でも、言葉に出してしまってるという事実はあるので、それは伝えたいと思います、
しっかり。
原告 はい、分かりました。
25 幹Ｓ 分かりました。今日は事実をまず、あとは原告さんの思いを、すみません、あんま
りちゃんと、時間もあれなんで、全ては聞けなかったですけど、第１弾としては、分
かったつもりでいるだけじゃないといいなとは思ってますけど、自分なりに把握した
つもりでいますので、それを持って被Ｙさんのほうに話、……したいと思ってますん
で、またちょっと、時間ね、仕事を一生懸命やられている方なので、時間取って申し
30 訳ないんですけど、またちょっとまた別途、それを踏まえて話させてもらえればと思
-47-
いますけど、それはいいです？
原告 はい。
幹Ｓ ちょっと、大変遅くなってしまって大変申し訳ありませんでした。
原告 ちょっと、完全にもう解決をしたいので、すみません、急なんですけども、今、火
5 曜日、次の火曜日、ちょっと病院通うので有給頂いてるんですけども、現状、ちょっ
と仕事を一緒にできる状態ではないので、月曜日と水曜日、有給、労災紛争の解決の
手段としてちょっと有給頂きたいんですけど、急ですけど。
部Ｈ 労災紛争？
原告 労災じゃない、何だ、労働紛争か、労働紛争、ごめんなさい、労働紛争、はい。ち
10 ょっと有給頂きたいと。先ほども言ったように、無視する状態では仕事にならないと
いうこともありますし、ちょっとこれ以上もめごとを起こしたくないのと、専門の方
にちょっと相談して。
幹Ｓ 専門の方？
原告 はい、専門の方、第三者です、相談して。ただ、会社の事情は一応分かりましたの
15 で。ただ、被Ｙさんの問題がありますので。
部Ｈ 被Ｙさんの問題というのは、原告さんが、何ていうんでしょうね、感じる被Ｙさん
のそういう態度に対して、これ以上一緒に仕事はできませんというのは率直な感情で
すか。
原告 感情じゃなくて、事実です。もう被Ｙさんの感情、発言、行動が、使用者として適
20 格でないと。事実です。
部Ｈ 適格でないから一緒に仕事をしたくないと。
原告 いや、できない。できないです。したくないんじゃない。できないです。
幹Ｓ ほかのメンバーもいるじゃないですか。その人たちはじゃあ被Ｙさんに不満を持っ
てるかっていったら、持ってない方もいらっしゃいますよね。だとしたら、被Ｙさん
25 が全て適格でないということにはならないんではないかと。
原告 それを第三者に聞きます、専門の方に。はい。完全解決します。
幹Ｓ 原告さんは、被Ｙさんと仕事したくないっておっしゃいますけど、お二人ともうち
の夜間のアルバムの従業員じゃないですか。じゃあ今後、どうしていけば。
原告 それが分かりませんので。本来であれば、責任者が責任を取るべきかと思うんです
30 けど、責任の取り方が分からないということであれば、第三者によってどう責任、責
-48-
任というか、お互いどうするべきかというのを判断していただく形がいいかと思いま
す。
部Ｈ 原告さん、どうしたいんですか。
原告 どうしたいか。被Ｙさんの懲戒解雇です。根本的に、幹Ｓさんの言葉で分かりまし
5 た。報告を怠っています。それがそもそもの原因ですね。宣言を伝えていません、大
事な、物すごい大事な、雇用に関する。
幹Ｓ でも、それはじゃあ被Ｘさんに聞いて、被Ｘさんも伝えたかっていったら、伝えて
なかったら、それが懲戒解雇になるんですか。
原告 いえ、今回の話ですね、問題は。あくまでもお重めしようとは思ってませんから。
10 あくまでも自分の身を守ることが前提ですから。
部Ｈ 前提で、何で被Ｙさんが懲戒解雇なんですか。
原告 もうこれ以上無理です。危険です。危険すぎます。いや、別にあくまでもこれ自分
の希望ですから、要求ではないです。要求とは言ってません。あくまでも希望です。
要求じゃないです。ただ、そうもいかないだろうということで、乖離するので第三者
15 に。ではどうしたらいいのかという。
幹Ｓ それは自分がうちで働くためにということです？
原告 そうです、はい。
幹Ｓ ただ、答えは、さっきおっしゃってた被Ｘさんの案で、日勤に来るとかというのは
その案の１つになります？
20 原告 日勤に来るか。
幹Ｓ 被Ｙさんがいるから、折り合いが合わないので、そのまま残ることは自分的には無
理なので、でも、続けたいから懲戒解雇という手を取ろうと今、思ってるわけですよ
ね。
原告 ええ。
25 幹Ｓ だとしたら、同じ時間帯ではない日勤のこっちで働くというのは候補の対象になり
ますか。
原告 正直言って、なっております。なっておりますけども、現時点ではそれに対して発
言しません。
幹Ｓ 何でですか。
30 原告 不利になるからです、自分に対して。
-49-
部Ｈ 不利？
幹Ｓ それはやっぱり目的が残るだけではないということですよね。
原告 取りあえず有給頂いて、ちょっとご相談して、完全に解決をしたいと思います。特
に会社に対して攻撃をするという意思ではないです。
5 幹Ｓ でも、被Ｙさんに対してはというのはあると思いますよね、今のお話だと。
原告 いえ、そうではないです。あくまでも自分の労働環境の整備です。
幹Ｓ それでしたら、その日勤にというのは。
原告 いや、恐らく折り合いがつかないと思います。それを第三者によって、自分のその
考えが妥当かどうか、会社の考えが妥当かどうか、自分の考えが妥当かどうかの調整
10 ですね。特に問題はないかと思いますけど。あくまでも話合いの解決のために。
部Ｈ 話合いの解決ですか。
原告 話合いによる解決。
幹Ｓ だとすると、被Ｙさんの懲戒解雇を望んではないということですか。
原告 感情的に言えばね、あんなやつなんですけども、実際は、まあ言いません、足元見
15 られますんで。分かってください。感情的に言えばあんなやつということですよ。
ただ、あくまでも、当初から、2014年度、15年度４月の詳細ですけども、14年度から
言ってるのは、あくまでも雇用の継続です。それ以上のことは言っていません。時給
が少ないとかって言ってますけども、それは分かりやすく言っただけです。評価さえ
頂けないんですから。もっと分かりやすく、時給上げろと。時給上がったってことは
20 評価上がったってことですから。
ちなみに、あっ、まあいいや。いや、何でもないです。ちょっと揉めたじゃないで
すか、１回、部Ｈさんと。休憩中に。
部Ｈ はい。被Ｚさんから話を聞いてです。
原告 ええ。あれの件、何か聞いてます？
25 部Ｈ 誰に？
原告 いや、自分の主張は金銭のことと聞いてます？
部Ｈ いや、何も聞いてないです。
原告 何も聞いてません？
部Ｈ はい。誰からも何も聞いてないです。
30 原告 いや、でも、話はしてますよね。自分の言ったのは、何だっけな、お金払わないっ
-50-
て、賃金払わないと、休憩中に働いたものは払わないと。ああ、まあいいや。
部Ｈ ああ、そういうことではなしに、私は管理者ですから、例えば被Ｚさんがね、勝手
に、そこの時間の休憩中の、例えば原告さんを拘束して、管理と名称して話すという
のは、私は、これは駄目ですよって話をしたんです。それは休憩中の原告さんですか
5 ら。
原告 そうそう、ええ。別にそれはいいんですけどね、別に。ただ、雑談だけども雑談じ
ゃないけど、仕事の話だけども、ちょっと長引いたんで、うわあ、ちょっとと思った
んで帰ったんですけども、それに対して、いけないと。言ってることは分かります。
ただ、いけないんですよ、はい、分かりましたで済めばいいんだけども、翌日、被Ｙ
10 さん通じて、今後、何つったかな、今後、賃金を払えませんとか言ったかな。
部Ｈ それは被Ｙさんですよね。
原告 被Ｙさんが言ってました、そのニュアンスのこと。だから、いわゆる、駄目ですよ、
分かりましたということでプロレスではなくて、賃金を払えませんとかって言い出し
たんですよ。つまり、もう絶対に行うなということですね、言ってることは。絶対に
15 そういう休憩中に仕事をするなと、休憩中だから断れと。
部Ｈ 休憩中は休憩中、休憩の時間を取ってください。
原告 取ってください、そう。
部Ｈ 被Ｚさんにも注意しましたよ、もちろん。パートさんの休憩の時間を奪っちゃいけ
ませんよという話はしました。
20 原告 そうです、はい。はい、分かりましたって、直接会っても言いましたよね、たしか
ね、そのときに。
部Ｈ うん、そうです。そのときにはしっかり話を私はしたつもりですよ、原告さんに、
最後……。
原告 そのときはすごくオーケーだんたんですよ。オーケーだった、すごく。駄目ですよ
25 って、はい、分かりましたって、いけないですからねって、はい、分かりましたって。
とはいっても、実質、何か仕事ぱっと休憩中に来たら、困ってるから来てるわけであ
って、今、休憩中だからって断れませんよね、実際。業務の人がわざわざ下りてきて、
ちょっとおかしいんで、日勤の梱包おかしくてって、いや、休憩中だからって言える
わけもないし、でも、まあプロレスだけども、駄目なんですよって、はい、分かりま
30 したって言ったことで終わりなのかなと思ったら、翌日に、今後、こんなことがない
-51-
編集注 27行目と28行目に不明な横線が資料に有ります。
ように、休憩中に働いても賃金出ませんからみたいなことを言われたんで、法律違反
かということを言ったんですが、……しっかり伝えてくださいと。それはそれを阻止
したかったから。ただ、プラス伝えました、被Ｙさんには。なぜ言ってるかと、賃金
実はどうでもいいと、実は評価の問題だと、部Ｈさんの評価に従ったら評判が悪くな
5 ると。
部Ｈ ん？
原告 要は、ちょっと困ったことがあるんですけどって、いや、休憩中だからって言った
ら評判悪くなりますよね。
部Ｈ ああ、人とのやりとりのときにですか。
10 原告 やりとりで、ええ。評価は落ちます、絶対ね。結果的に、巡り巡って、あいつが断
ったとか。と思って、断るわけいかないと。じゃあ引き受けたらどうなるかって。そ
こまで言われたんだから、絶対に評価は落ちるだろうと。この指示を受けたら絶対に
評価は落ちるということを言っても、絶対に評価は下らないって言うと思うなと思っ
て。
15 部Ｈ ええ。それはね、相手が被Ｚさんだったから私は言ったんです。それはもう言った
じゃないですか、原告さんは。私も覚えてるんですけど、社員の言うことにというふ
うにおっしゃったんで、これはって私は思ったんですよ。それはあまりいけない実は
事例です。社員がね。
原告 分かります。事情は分かります。
20 部Ｈ 言ってること分かります？
原告 一応法的に、うん、分かります。
部Ｈ いけないなということです。
原告 休憩はしっかりというのは分かりますけど。
部Ｈ なので、原告さんに私はこういう言い方をしたと思うんです。今後、もし被Ｚさん
25 が休憩中に来ても、今、休憩中ですよって言ってくださいって言ったんです。私は原
告さんに。そしたら、言えませんって言ったんですよ、原告さん。覚えてらっしゃい
ます？
原告 ええ。
部Ｈ そう、「言えません」。
30 原告 業務のほうが大事ですと。自分はそんなことで権利、権利なんて言うつもりないん
-52-
ですから。困ったことがあれば助け合うと。あっ、事情は分かります、言ってること
は全て分かります。全て、法的なこともありますしね、立場的な、会社のね。ただ、
いや、実は、賃金払わないって言ったから。
部Ｈ それは言ってないです。
5 原告 いや、被Ｙさんは言いました。そう言ってましたと、伝言。かちんと来たんですよ。
部Ｈ 賃金が払えない、賃金が出ないんじゃないですか。
原告 出ない。まあ出ない。
部Ｈ 賃金が出ないんでしょう。
原告 出ない。ええ、休憩中にやっても。昨日、やりとりして、駄目なんです、はい、分
10 かりましたと、本当駄目ですよって、ありがとうねって、駄目ですよって、そういう
プロレスが済んだかと思ったら、そう出たと。直感的にまずいと思って。賃金未払い
は違法だ、ふざけるなって。わざと、わざとのニュアンスで言った上で、いや、でも、
実は、本来これを言いたかったんじゃなくて、これはわかりやすく言っているだけで
あって、問題は評価なんだと。この指示を受けたら、どう行動しても評価が落ちると、
15 のを危惧して、ただ、評価が、評価がって言うと、今まで評価の詳細も出ないぐらい
低評価に抑えられてという経緯もあるし、そんな人が誠意と公正持ってると思っても
ないので、下らないと思って取り合ってもらえないと思って賃金持ち出したんです。
それは伝わってます？伝わってませんね。
部Ｈ いや、私の言ったニュアンスと多分原告さんの言っているニュアンスと乖離してい
20 ると思いますね。
原告 ええ、恐らく。
部Ｈ 今、こう話していると、お互いに言ってる内容が分かり合えると思ってます、私は
今、今の時点はね。でも、私が危惧したのは、例えば、……。
原告 もうそれは分かります。言ってることは分かります。立場も分かります。問題は、
25 ちょっとごめんなさい、そもそもこれ何でこの話したのかちょっと忘れちゃったんで
すけども、ただ、問題として、被Ｙさん伝えましたかと、ちゃんと言ったことを。そ
こポイントなんです。そこだけ言いたいんです。
部Ｈ あ、被Ｙさんのこと。
原告 そう、被Ｙさんのことを。
30 部Ｈ 被Ｙさんのことを言いたい？
-53-
原告 そうそう。部Ｈさんのことを責めてるんじゃないんですよ。
部Ｈ ああ、いえいえ。
原告 立場は分かるんです、言ってることは。
部Ｈ 被Ｙさん。
5 原告 から、実は、評価のことを言いたいんですよということを伝えましたか。ただ、あ
くまでも評価って言うと軽く見られるから、分かりやすく賃金と言ってるだけであっ
て、賃金未払いは違法だって。いずれにしろ、そのメールは止めたかったんですよ。
そうしないと、どう行動しても評価が落ちる、これはまずい、思うつぼだと。
部Ｈ 思うつぼ？
10 原告 まあまあ、そう私は感じてますからね。事実、そういう流れしか受けてませんから。
幹Ｓ でも、その流れを説明してもらったほうが分かりやすいですよね。分かりやすく賃
金だっておっしゃるんですけど、今の……分かりやすいです。
原告 だから、それを、その流れを伝えたんです、被Ｙさんに。それも伝えてくださいね
と。それを伝えた上で、いや、下らないって言ったら、いや、じゃあ賃金のことを示
15 してくださいと。メインは賃金じゃなくて、どう行動しても評価は落ちるということ
を伝えてくださいと。それで、いや、そんなことどうだかこうだって言い出したら、
じゃあ賃金のことを出してくださいということを伝えたんですけども、どう伝わって
ますでしょうか。被Ｙさんが悪意の塊であれば、もう賃金のことしかって。
部Ｈ いや、そこまでは、正直、私は、今、記憶って言葉を使ってしまうと。
20 原告 いや、どうぞ。別にそこまで。
部Ｈ そこは被Ｙさんからはその話は伺ってないです。
原告 そうですか。
部Ｈ 私はもう原告さんと話が、自分で互いにやって、やりとりをして済んだと思ってた
んで、その先の。
25 原告 じゃあ全く。
部Ｈ はい。賃金ですか。
原告 ええ。
部Ｈ 賃金が未払いとかは、私は聞いてないです。
原告 それも問題ですね。指示は、異議を唱えたんですけども、その、要はコミュニケー
30 ションを絶っている。
-54-
部Ｈ でも、もしかすると、もしかするとですよ、私も同じように被Ｙさんと話をしてい
ない可能性だってあるんですね。私から被Ｙさんに求めて話をしてなかった可能性だ
ってあります。今日も被Ｙさんお休みですよね、公休日。こういうときはもちろん控
えますよ。私が公休日のときにも、緊急は来ますけども、でも、そういうやりとりの
5 中にあるうちに、もしかするとですよ、大変申し訳ないですけど、抜け落ちてしまっ
た事象というのもあるのかもしれない。
原告 ただ、そのためにメールってあるんですよね、今。
部Ｈ うん。メール機能というのはあります。
原告 そのために。昔と違って。昔はね、留守電とかでもう迷惑、でも、今はメールが、
10 便利なものが、寝てるときにも送れると。
部Ｈ ただ、それが、原告さんが私に対して送ってくれたメッセージを私が受け取れなか
ったというのは、巡り巡って、被Ｙさんがではなくて、被Ｙさん私の部下ですから、
ですから私の責任です、それは。
原告 ああ、はい、恐れ入ります。
15 部Ｈ ごめんなさい。
原告 ああ、いえ。ただ。
幹Ｓ 被Ｙさんはそんなことで評価が左右されると思ってないから、多分それは必要ない
と、もしかしたら思ったのかもしれません。
原告 必要ないでしょうね、被Ｙさん的には、どうでもいいから。
20 幹Ｓ そうじゃないです。
原告 いや、であれば、なぜ評価を上げる行動を一切取ってないんでしょうか、例えば仕
事一つ教えるにしても。
幹Ｓ 教わったりするんです？
原告 いえ。
25 幹Ｓ 自分からっておっしゃってます。
原告 ええ。自分率先してやっていたら、嫌味言われました。
幹Ｓ これをやるのかと。
原告 ええ。親のを貼るのかという。実際に仕事を覚えたいと言ったときも一切動かず、
自分が積極的にアタックして、結果的には奪う……、会社の意思ではないと。
30 部Ｈ 今後、原告さんが、さっきから私、今後の話しかしてないですけど。
-55-
原告 今後の話したいです。
部Ｈ 今後、原告さんがそういうふうにいい方向に臨むのであれば、で、信じないかもし
れないよ、今、原告さんは。でも、被Ｙさんが、そうね、原告さんの今思ってるよう
な悪いところではなくて、いいようにもしかするとね、変わってもらえるような内容
5 があるのであれば、どうですか。今、信じられないかもしれないけど。でも、どうで
すか。
原告 いや、変わって見えたとしても、それは本質ではないですね。あくまでも会社の圧
力によってそう演じてるだけ。
幹Ｓ いや、そうじゃなくて。
10 原告 いや、今までも一時的にそういうことがありました、あっ、変わったのかなと。た
だ、本質ががんがん、時間経過がたつと本質が表れてくるというのが。一時期、被Ｘ
さんのときにもおとなしくなって、かなり周りに対してもよかったんですが、突然キ
レ出したり、周りも、自分以外にもちょっといろいろと問題起こったみたいで。自分
は突っ込んで聞きませんけども。かなり、周りの人の評価は悪くはないと言ってまし
15 たけども、悪いと思ってる人もいます。ただ、現状は収まってるかもしれませんけど
も。ただ、そういった経緯があるのは何人かの方は知ってるはずです、被Ｙさんのむ
ちゃくちゃなところ。具体的には言いませんけども、今現在でも不満を言ってる人が
３人いますね。
幹Ｓ 自分含めてですか。
20 原告 自分を含めないで。
幹Ｓ 含めないで？
原告 はい。被Ｙさんに対しての苦情。
幹Ｓ そういうのは今までこちらが聞いてなかったと思うので、そういうのは今回聞けた
ので、ちょっとどうなったかは分かりませんけど、聞いて、ちゃんと被Ｙさんにも伝
25 えて、じゃあどうやったらお互いに仕事を、やっぱ仕事をする時間って１日の大半だ
と思ってるんです、私は。だから、やっぱりお互いに、楽しくまでは行けたら一番い
いですけど。
原告 そうですよね、ええ。
幹Ｓ 一番長く過ごすところは会社なので、楽しく、尊重し合えるようにやりたいなと思
30 ってるんで、そうすると、被Ｙさんの話ももちろん聞きたいと思ってるんです。
-56-
原告 聞いてください、はい、ええ。簡単な話を言えば、被Ｙさんがいなくなればかなり
労働環境はよくなります。このような会社の考えであれば、原因がなくなるわけです
から、かなりいいように改善されるでしょう。ただ、難しいですね、被Ｙさんがいる
んであれば。
5 それから、ついでに、関係ないかな、まあ言っとこう、不誠実さ。被Ｙさん合体失
敗しましたよね、前ね。合体失敗して、梱包パＣさんが見逃して、じゃない、梱包じ
ゃない。
部Ｈ 検査。
原告 検査、ええ、発送しちゃってクレームなったと。そのとき朝礼で、「私が合体して
10 ミスをしました」。
部Ｈ それいましたね、そのとき私。
原告 いましたか。
部Ｈ いました。
原告 いや、多分２日にわたってたのかな。自分は見てないかな。いらっしゃらないとき
15 だったんで。
部Ｈ そうですか。
原告 ええ。それ、日曜日ですか。
部Ｈ いや、何曜日か分からないですけど、私も出てきて、被Ｙさんが皆さんの前で謝っ
てる姿見てます。もちろん厳しく私も実は被Ｙさんにその内容は言ってます。
20 原告 何かもしかしたら違う話。
部Ｈ あなたがいらっしゃらないときですよ、被Ｙさんに話を私がしてるのは。
原告 ああ、いやいや。それはもちろん人前でちょっとそこまで。
幹Ｓ ……じゃないって言って、被Ｙさん。
原告 あっ、はい。不誠実さ。で、朝礼で、私が合体ミスしてクレームになりましたと。
25 ただ、部Ｈさんは、グループ長が、部Ｈグループ長が、検査の、パＣさん？
部Ｈ そうそう。
原告 パＣさんがより責任が強いとして、何て言ったかな、まあそういう意味で。
部Ｈ いえいえ、言ってません、それは。合体の仕方が完全に決まったんですよ。
原告 いや、ちょっと待ってください。あくまでも朝礼の話ですから。ちょっとどう、言
30 葉は忘れましたけども、要は、言いたいことは、私が合体しましたと。でも、グルー
-57-
プ長は、検査のほうが悪いと、検査のほうがより悪いと、今回の原因だと言っていま
すということをにやけて言ってました。要は、言い訳ですね。
幹Ｓ でも、いらっしゃらなかったんでしょう？
原告 いや、いました。その話を聞いたら、言ったんですよ、被Ｙさんにやけてませんで
5 したって。昨日もにやけてたんですよ、その発表でって。だから、２日間にわたって
多分言ってると思うんですけど。ということは、日曜、月曜なのかな、もしかしたら。
多分月曜日、自分月金ですから、月曜日に出勤してその話を聞いて、ちょっと今、に
やけてなかったって、人のせいにしてって。たら、いや、昨日もにやけてごまかした
っていうことを言ったんで、多分、憶測ですけど、２日連続して朝礼で言ったんじゃ
10 ないかと。
部Ｈ 私がいたときは、覚えてますけど、被Ｙさんにやけてませんでしたよ。それはみん
なの前で謝ってた姿を私は見てるんで。
原告 じゃあ、それはうそかな。
部Ｈ うん。どなたか知りませんよ。にやけてたというのは。だとしたら、それはうそで
15 す。私が見てますから。
部Ｈ ただ、私が聞いたとき、恐らくその状況だと、月曜日ですね、だと、にやけてまし
た。にやにや。今回と一緒ですね。照れ隠しかどうかは分かりませんけども。ただ、
にやけてたかどうかは、まあ感情は別として、いろいろ、感情は難しいですから置い
といたとしても、私の責任とは言わずにパートの責任にしたと。検査のほうが悪いと。
20 部Ｈさんは、検査がしっかりしてれば、こんなことにならなかったとしているという
ことをはっきり言ってました。確かに理論的にはそうだし、そういうのもいいんです
けども、ちょっと朝礼で言うのは筋違いかと思いますね、これは。まず１点。
それから、ちょっとまた話飛びます、それに関連して。実は、やっぱり御存じかと
思いますけど、ロットカード、指示書のロットカード余ったかす、あれに指示書が混
25 じってたということありましたよね、前に。
部Ｈ ありました……。それで今、ダブルチェックを入れてます。
原告 ダブルチェック、はい。そのときに被Ｙさんに呼ばれたのが、自分とパイさんが呼
ばれて、原告、おまえが担当だろうと。それ、俺じゃないんだけどなと思ったけど、
はいって。全く言いがかりですね。それはいいんですけども。ときに、被Ｙさんから
30 パイさんと自分に指導があったんですけど、ちょっと要領つかめず、要領が悪い言い
-58-
方で、パイさんもちょっと目が泳いでたんで、どうしたらいいんだろうって、もうこ
うあるべき、こうあるべきという話ばっかりだって。
要は、自分、簡潔に言ったんですね、つまり、混じらないためには、最後はしっか
り確認すれば、今やってるように確認すれば防げたんですよって、それだけすればい
5 いんですよって、言ってる言葉は違うんですけども、要は、そうすれば混在は避けら
れるから、そうすればいいんじゃないですかということを言ったら、被Ｙさんは言っ
ていました、そういう問題じゃないって、ミスをしないことが大事なんだと。チェッ
クが大事ではないと。言ってること違いますよね。
幹Ｓ いや、いい、合ってると思いますよ。
10 部Ｈ 実は合ってますね。チェックをする前に、起こさない未然の仕組みがあれば、チェ
ックする必要なんて実はないです。
原告 いや、それはあくまでも理想であって、実際はミスするからこそチェックが必要な
わけであって。
部Ｈ でも、今、実は。
15 原告 ただ。
部Ｈ 今日も原告さんのサインがある指示書のロットカードの束を、私は実は３回目の人
間としていつも私が見てるんです、それは。でも、それってトリプルチェックなんで
すよ。１人目、誰かの名前と日付とともに書いてある……、それで今度は日勤の朝礼
の当番の人が実は読むんです。読んで、見るんです、ぱらぱらっと。その後、３回目
20 の人間って実は私なんです。指示書のもうそういう混在の問題があったので、何が何
でも起こさないという私の強い意思表示なんです。本来、３回目は要らないんですけ
ど、私の責任において実は見てます。
原告 ええ、それは。
部Ｈ でも、私が見なくても、本当は日勤のね、朝礼当番が見なくても、もっと言うなら、
25 指示書仕分けのサインが、原告さんのサインが今日ありましたけど、原告さんが見な
くても、本来であればそこに混じらないのが一番いいです。
原告 まあもちろん、ええ。
部Ｈ そうそう。そういうことをおっしゃりたかったんだと思いますよ。
原告 ただ、ごめんなさい、批判します。そういう考えではｻｲﾌﾟﾘは減りません。最終チ
30 ェックはしっかりすべきですね。１回断裁後、検査したからといって、ミスをしなけ
-59-
ればｻｲﾌﾟﾘがおきないという考えではなくて、しっかりすべきかと。それはちょっと
全く別の話なんでちょっとよけますけども、要は、被Ｙさんの考え、やらなければい
いと、チェックなんか無用だと言ってるにもかかわらず、朝礼では何と言いましたか、
合体ではなく、最終検査の責任だと。要は、自分の責任ではないと、背金回避ですね、
5 責任回避。そういった人間です。それにやけて言ってます。にやけはともかくとして。
今回のにやけとは違います。責任転嫁してます。
幹Ｓ ２日にわたっておっしゃってて、１日目は、どっちが１日目かわかりませんけど、
部Ｈさんも立ち会っていて、それでちゃんと聞いていて、原告さんももちろん聞いて
るんですけど、あまりにもニュアンスが違い過ぎて、それを同じ人間が２日にわたっ
10 て言うかっていったら、私はそうではないんじゃないかなって。客観的に、今の２人
の話を聞いていて思ったんです。だから、やっぱり長年の信頼関係が崩れているので、
やっぱりさらに、事実は分からないです、見て……から。原告さんのほうの考え方が
どんどん悪いほうに行ってるのも、これまた事実なのかなと。別に原告さんが悪いわ
けじゃなくて。
15 原告 いや、私も悪いとは思います。ただ、そうは思っても、なぜここまで耐えてるかと
いうのは、あくまでも、毎回毎回リセットします、感情を。関係改善できるんではな
いかということで、感情とかリセットしたりして、関係ですか、一旦解雇とかでもめ
ても、それ以上、距離を置いてちょっと無視して、なるべく接触しないようにすれば
いいんじゃないかと。様子見ながら、分かんないことは聞きに行ったりして、コミュ
20 ニケーションをそれなりに努力して取って。
幹Ｓ それはもうもう一回はないです？
原告 これはあり得ないですね。この、あり得ないのが妥当かと思うのは、どうなんでし
ょうかね、それを第三者にということですね。
幹Ｓ 今までお二人で話することが多かったんですよね。話って、深い話はできないかも
25 しれないですけど、でも、それで行き違いがあるんであれば、行き違いと思わないか
もしれないんですけど、私からすると、行き違ってたのかなというふうに思うので、
もっと早く知ってればもっと早く入れたのかもしれないですけど、今回、私たち知る
ことができたので、ひょっとしたら今後、やっぱり考え方が違うと行き違いやすいと
思うんですね。なので、第三者が入って必ず話をして、今のはこういうふうに感じち
30 ゃうから、こういうふうにもっと言ったほうがいいんじゃないですかというのを、第
-60-
三者が入ることで、あ、そうなんだというのが、歩み寄れば、多分お互いに違うふう
に、多分被Ｙさんも被Ｙさんで、多分悪いほうに悪いほうに考えている事実は多分あ
ると思うんですよね、常に。何かオブラート、お互いに何かが、フィルターですね、
かかってしまってるというのはあると思うので、私はそれは第三者が入ることで改善
5 はできると思うんです。だとすれば、その先、これからの話ですけど、歩み寄るとい
うのは。
原告 それは、歩み寄りはないです。もうこの言葉が出た、決定的です。だから、被Ｘさ
んが、おまえは解雇だと言ったところで。
幹Ｓ それは平気なわけですよね。
10 原告 平気ではない。
幹Ｓ まあほかにも。
原告 責任者ですから、これがパートだったりほかの方だったら、■■さんとかだったら
別に、社員責任者だけど、責任者でないと本当に売り言葉に買い言葉、ただ、つい出
たとしても、責任者の言葉って思いですから、受け止めざるを得ないと。
15 幹Ｓ 当時、被Ｘさんは責任者だったわけです。
原告 とはいっても、その事実に対して責めるべきであって、人を責めるべきでないと、
被Ｘさんを責めるべきでないと。ただ、いうのは、被Ｘさんとちょっと話をしてると、
そうそう悪い人でもないのかなという、いろいろと必死なのか未熟なのか、いろいろ
困ってるのか、まあ行き違い。そんな厳しいことは。言いませんよ結構広い気持ちで
20 はいる、広い人間であるつもりではあります。ただ、そういう言葉が出てしまったこ
とに関しては問題なんですが、特に被Ｘさんに対しては、個人に対してはどうとも。
ただ、今までそのような考えで被Ｙさんとも付き合ってきて、いろんなことを言わ
れ、やられても、いいように解釈して、何か事情があるとか、彼にもとか、付き合っ
てきたんですけども、今回、この発言が出て、どう解釈してもフォローしようがない
25 と。
幹Ｓ でも、被Ｘさんが言ってる内容とあまり私は大差ないように感じてしまったんです
けど、そこは何か決定的に違いますか。
原告 いや､「労災は再発しても構わない｣、これですね｡「会社責任で構わない。労災が
再発しても構わない」。
30 部Ｈ その前に、労災が再発してしまいますという言葉を原告さん言いましたか。
-61-
原告 その前に？
部Ｈ うん。今、労災が再発しても構わないという被Ｙさんの発言の前に原告さんが。
幹Ｓ きっかけみたいな。
部Ｈ うん。
5 原告 あっ、その直前に言いました。私、書いてなかったかな。治らない、悪化する一方
であって、現に出てますし、で、ヘルニアは再発する可能性が高いので、会社の指示
でもうむげに、いや、これをやりなさいって、はい、かしこまりましたっていってや
ったのでは会社責任になりますよと、まずいですよと。分かんないでしょうって、体
のことって。自分でも分かんないのにと。
10 幹Ｓ それは、その言葉を使った被Ｙさんがもちろん悪いと思うんですけど、でも、一番
伝えたかったのは、やることを原告さんが決めるんじゃなくて、こちらから指示する
ので、それに従ってもらえないですかってことを言いたかったと思うんです。
原告 それでしょうね、言ってることは。会社の指示がより重要と。労災なんかよりも会
社の指示がより重要と明言してましたから。
15 部Ｈ いや、ちょっとね。ニュアンスが違うんですけど、もし今、幹Ｓさんがおっしゃら
れたじゃないですか、そんなふうな言われ方だったら、言い回しだったら、原告さん
どうです？
原告 もう一度。
部Ｈ 例えば、じゃあ私でもいいでしょう。私が原告さんにね、そうですね、さっきの同
20 じようなニュアンスの言葉なんですけど、例えば、私の指示に従ってもらえますかと
いうふうに、この仕事をやっていただきたいんですけどというふうに原告さんに私が
今お願いするとしますよね、そしたら原告さんどう思います？
原告 それは流れにもよるんですけども。
部Ｈ もちろん。
25 原告 ただ、部Ｈさんとのやりとりだと、知ってるという前提ですので、拒否するしかな
いんですけども。ただ、とはいっても、先ほど言ったように、自分心の大きい人間で
すから、のつもりですから、別に部Ｈさんを否定するものではないです。
部Ｈ それは自分の体を前提にしてね、体を。
原告 いえ、違う。言ってる理屈は分かるんですよ。パートが勝手に動き出したら組織な
30 んか保てませんから。言ってることは分かるんですけども、ただ、こちらの事情もあ
-62-
ると。なので、別に言われたからといって、それを否定はしてません、その言ってる
こと自体は。ただ、そういう状況ではないので受け入れられないということであって。
幹Ｓ なんで、別に酷使してやってほしいということを言いたいわけじゃないと思います。
原告 ええ。それを知らないことは分かりました。さらに分かったんで、別に、はい、分
5 かりました。もう結構です、はい。ただ、再発しても構わないと明言してますので、
これはもう聞き捨てならない。もう考えは分かりました。労災どうのこうの関係ない
んです、この人は。これは表現であって、私に対する考えです。考えが言葉になって
るだけです。考えがないと言葉にはなりませんから。彼の本質です、これは。
幹Ｓ 原告さんはそう感じてるということですか。
10 原告 事実ですね。考えがないものが言葉に出ません。言葉が行動になります。行動が習
慣になります。これが性格です、彼の。
幹Ｓ 行き違いって、対話しなければしないほどどんどん悪化すると思うんですね、これ
は私の体験談……。だから私はすぐ話なるべく、できないときももちろんありますけ
ど、するようにしていくのは自分の過去の経験から……。ただ、仕事の指示的な話で
15 対話というのはするかもしれませんけど、そういうお互いがどう思ってるかみたいな
話までは、多分突っ込んで何年も多分話してないんじゃないかなと思います。
原告 してませんね、はい。
幹Ｓ そこがまずどんどんすれ違ってしまっている一つの原因だと、聞いてて思う……。
原告 先ほどから言ってますけども、私は求めてました。評価の詳細をと。
20 幹Ｓ ……。
原告 なんで、多少歩み寄る手段としては、全部の状況の説明を求めるぐらいですか。答
えられるかどうか。なぜ低いのか、それこそ評価の詳細及びなぜ詳細を提出しなかっ
たのか。ただ、全部の行き違いを説明していただけるんで、あれば多少は理解、理解
はできないな、で、会社と自分がどう判断するかということを、ただ、三者を交えた
25 ほうがいいんではないかと。
幹Ｓ 三者というのは。
原告 第三者。
幹Ｓ 私たちだけじゃなくて。
原告 ええ、第三者、専門の、はい。労働紛争の第三者を交えたほうが、より早く、もう
30 かなりいろいろ、とはいえ、被Ｙさんを信用して、会社も信用してアプローチしてい
-63-
ましたし、ぐだぐたちょっと延ばしてたんですけども、もういいでしょう、解決急い
でも。
幹Ｓ でも、被Ｙさんを辞めさせたいわけではないんでしょう？
原告 それが、そう言わないと足元見られますからね、普通は。紛争相手。
5 部Ｈ どこが紛争相手ですか、原告さん。
原告 いや、解雇を目指されてますから、会社はあくまでも。
部Ｈ 会社にって、私、初耳ですよ。
原告 ええ、そうは言ってますけど、本当は解雇したいと思ってるんですよ。
幹Ｓ 原告さん……。
10 原告 まあまあ、ええ。という感想で。
幹Ｓ ……原告さんをということですか。
原告 そうそう。はい、そうです。
幹Ｓ 思ってない。
部Ｈ そんな予定はありませんけど。
15 原告 実際に。
幹Ｓ さっきも言ったとおり、ないです。
部Ｈ さっきも言ったとおり、ないです。
原告 はい、分かりました。それは分かりました。
幹Ｓ 建前ではないです。
20 部Ｈ 教えてほしいです。
幹Ｓ だったらこんな場つくらないです。
部Ｈ 本当そうです。そんな予定もないですし。
原告 ありがとうございます。ただ、ちょっとこれは言い過ぎたかな、今のは。まあ分か
ったんで。ただ、そういう状況下だったので、何を言いたかったんだ、解決しましょ
25 うという。
ただ、ちょっと聞きたいんですけど、脱線しますけど、来年どうなるんですか、実
際。
幹Ｓ 何がです？
原告 来年、我々は。我々というか、18年度４月を超えたら。雇用は継続されるんですか。
30 幹Ｓ 我々というのは？
-64-
原告 はい、パートは。
幹Ｓ 何を心配してるんですか。
部Ｈ 何を心配してるんですか。
原告 雇い止めです。
5 幹Ｓ 雇い止め？
原告 全員このまま継続されるんですか。
幹Ｓ 会社の状況によってもしかしたら何かというのは、本当に売上げがなくなってって
なったら、私たちですら存続は無理ですよね。だから、それは会社の状況によると思
いますけど、何も別に普通に今までどおりの入荷がきちんとあれば、誰が解雇される
10 とかってことはないんじゃない……。
原告 現状はどうなんでしょうか。
幹Ｓ 今はそれがないように、もちろん頑張ってます。
原告 頑張ってるけど、まずいということですか。
幹Ｓ まずいなんて言ってないつもりです。
15 原告 分かりました。そうすると、かなりの人数、長期雇用者が増えますけども、それは。
幹Ｓ 今でもそうですよね。半年契約でしている。
部Ｈ 今でも継続して、そうです。
原告 いや、長期じゃない、無期限雇用ですか。それは問題とはしてませんか。社会では
問題としてるようですけど。
20 幹Ｓ ええ、その話は出てます。まだ決定とかにはなってないです。
原告 なるほど、はい。
幹Ｓ 話には出てます。
原告 ええ、もちろん出ますよね。
幹Ｓ すぐ今、明言できないですけど。
25 原告 それはそうですよね。
幹Ｓ 決まってないので。
原告 決まってない、はい。雇用自体はどうなりますかね、雇用自体は。どう扱うかは別
として、このままなのか、それともまたベテランパートナーみたいな名前ができるの
かどうか知りませんけども、切替えとか、それは知りませんけど。
30 部Ｈ パートナー制度？
-65-
原告 制度、ええ。
幹Ｓ 制度は今のとこ変わる予定はない。
原告 ええ。雇用自体の調整はあるんですか。
幹Ｓ 調整というのは？
5 原告 積極的に切っていこうって。
幹Ｓ そんな話は一切ないです。
原告 なるほど。分かりました。はい、分かりました。その恐れが、14年度末、感じたの
で、そうならないように努力しますと、全ての仕事を覚えますと。
部Ｈ 14年度？
10 幹Ｓ それに関しては、その被Ｘさんに言われたときですか。
原告 いや、被Ｙさんに対してですね。言ったのにもかかわらず、その流れでがんがん仕
事を覚えてやって、手を休めずやってるにもかかわらず、結果的に言われたのがこれ
です。頑張ってる人間と否定する人間ですね。ちょっと難しいかと、本質的には。た
だ、歩み寄りはないけども、妥協ですね、あるのは妥協があるかもしれませんけど、
15 歩み寄りはないですね。あり得ません。妥協はあるかもしれません。ただ、歩み寄り
はもう一切あり得ないでしょう、この発言をされてしまっては。
幹Ｓ 人間性としてってことですか。
原告 人間性もありますし、雇用者ではないと、もう。奴隷であれば関係性が成立するん
でしょうけども、あくまでも労働者ですから、自分は。あり得ないと。かなりきつい
20 話です。ちょっと自分にとってもハードですよ、これは。そう、歩み寄りはないです。
妥協はあるかもしれません。その妥協を見出したい。会社の考えは分かったので、こ
れ以上悪化はないことを期待、ないでしょう、多分ないですよね、悪化はね。
幹Ｓ さっきの日勤案がもし、ちょっと持ち帰るみたいな話でしたけど、あれば、直接的
には関わりなくというのは。
25 原告 そうであればそうですね。日勤、帰る頃には出勤する、会うことはないと。
幹Ｓ 分かりました。すみません、長い時間。
原告 あっ、いえ、とんでもないです。
幹Ｓ 拘束してしまって。
原告 はい、ええ。恐れ入ります、はい。
30 幹Ｓ そして、……申し訳ありませんでした。
-66-
原告 あっ、恐れ入ります。
部Ｈ 本当に、原告さん、私の、そうはいっても被Ｙさんは部下です。失礼があったこと
はわたしのほうからおわびいたします。申し訳ございません。
原告 はい。
5 部Ｈ ただ、ちょっと分かっていただきたいのは、やっぱり前向きにね、原告さんがいろ
んなことを考えてくれて、今まで仕事に当たってくれていたことを、私は本当に、今
のグループ預かってますから、うれしく思いました。
原告 ありがとうございます。
部Ｈ それは本当にありがとうございます。
10 原告 はい。
部Ｈ これからもやっぱり私は原告さんにそういうことも期待をさせていただきたいので、
ぜひね、一緒に頑張っていただきたいんですよ。その気持ちは分かっていただけま
す？
原告 はい。分かります。
15 部Ｈ ですので、被Ｙさんがどうこうではないんですけれども、前向きにこれからね、原
告さんもやっていきたいというふうな言葉も私も聞けたつもりですので、私は。です
ので、そこはね、ぜひ前向きに、今までのことどうこうではないんですけど、先々の
ほうが大事ですから。
原告 もちろんです。
20 部Ｈ ぜひね。
原告 いつでも前向きです。これも前向きなあくまでも話です。前向きな話をしています。
これから関係改善をしたいと。ほぼ関係改善したようなもんですけども。ただ、問題
は残っているということで、被Ｙさんですね。会社はどう思っているかわかりません
けども、被Ｙさんはかなり問題です。
25 幹Ｓ それは理解しました。
原告 はい。ちょっと、はい、そういうことです、はい。
部Ｈ なので、すみませんね、本当に嫌な思いさせてしまったことは私の責任でもありま
すので、本当に申し訳なかったと思ってます。申し訳ありません。
原告 今、期待されたんで、伝わってますかね、パＡチーフから、パＡエキスパートか、
30 につたえたんですけども、梱包に関してですけども、言いました。
-67-
部Ｈ 梱包ですか。
原告 梱包に関して、はい。
部Ｈ パＡさんから私にですか。
原告 はい。伝わってるかどうか。期待していただけるのはうれしいと。ただ、当てにし
5 ないでくださいというのは伝わってます？
部Ｈ いや、聞いてないです。
原告 あら？
部Ｈ 何でしょうね、それは、当てにしないで？
原告 当てにされると困ると。
10 幹Ｓ ……。
原告 いえ、要は、梱包人がいないんで、ちょっとよろしくって言われたら、喜んでやり
ますと。期待されるのはすごく……。できることはやりたいんで。ただ、体調によっ
てできないことがあると途中で中断するんで、ああ、また残ってとか、そういう当て
にしないでくれと。期待してくれるのはうれしいけども、で、やりますと、ただ、当
15 てにされると困るということはちょっと全体的にちょっと理解していただければ。つ
まり、梱包に関しても、出社して、さあ、やろうって、あっ、駄目だ、これってもう
全くできないことも想定が、まだないんですけど、そういうことは、されるわけであ
って、そういう意味でも、当てにされて評価が落ちるとか何かトラブルが起きるのも
ちょっと嫌なんで。
20 むしろ自分の希望としては、別に現状でいいんですけども、本来だったら梱包担当
者は別にしっかりいた上で、休んだときとか、多いときにちょっとダブルでとか、代
わりに入ったりとかというのが、有給とったりとかのときの想定だったんですけども、
あくまでもパロさんとパＣさんの対策で。途中で中断できるんだったらいいかという、
気楽だったんですけども、今回ちょっと変な話になってしまったんですけども。難し
25 いのはもう置いといて、まあ当てにしないでください。変な話。
幹Ｓ 体調がその日で違うから。
部Ｈ そういうニュアンスですね。
原告 そういうニュアンスで、ええ。
部Ｈ 承知しました。
30 原告 努力はします。別に、俺、障害者だって何か怠ける、それを武器にして人権、人権
-68-
と叫ぶような人間のつもりではないですから。
幹Ｓ ……思ってないです。
原告 ありがとうございます。実際にそうでもないです。努力はします。してきましたし、
意地もありましたけども。ただ、現状、これ以上やれることはないかなという感じで
5 す。かなりもう手出してきたんで。
幹Ｓ そうですね。さっき教えてもらった中ではもう幅広くやってもらってて、どちらか
というと、やっぱりその当てにしないでくださいの裏付けは、工程によってはやっぱ
り無理が生じて、自分の体を酷使することにもなりますし、やっぱり長時間その工程
を、量があったとしてもできないのであれば、やっぱり安定して無理なくできる工程
10 のほうがお互いいいんじゃないかなと思うんです。
原告 そうですね、はい。
幹Ｓ それは、絞られてしまうかもしれないですけど、それはそれで、今、自分の体と向
き合った時にはそれがベストだと思います。
原告 そうなんです、ええ。もう方針として、稼ぐ、頑張るはもう諦めてます。あくまで
15 ももう生活を維持できればということで。特に残業も求めては、今、要は収入アップ
求めてません、時給アップも実際は求めてません。上がる分には別にいいんですけど
ね、もちろん。ただ、それに関して頑張ろうというのはむしろもうやるべきではない
ということで。ただ、やれる範囲でなるべくやろうという形では頑張ってはいます。
いるつもりじゃなくて、頑張ってます。ただ、当てにはしないでください。すみませ
20 ん。
部Ｈ そういう意味ですね。
原告 そういう意味で、はい。
部Ｈ 承知しました。
原告 恐れ入ります。一応それで。すみませんけど、月曜と水曜、入院も含めて、月、火、
25 水。
部Ｈ ……ですね、原告さん。分かりました。
原告 ごめんなさい。ただ、解決するまでだから。
部Ｈ でも、特例ですよ。本当はみんなに一週間前にねって言ってあるので。
原告 ええ。それは分かります。
30 部Ｈ シフト組んだ後ですから、これだけはちょっと言わせてもらいますよ。
-69-
原告 はい。すみません。
部Ｈ はい。承知しました。
原告 そういう意味では、来週もちょっと分かんないんですけど、再来週か、ちょっと解
決するまで、月、火、まだ有給一応たっぷりありますんで、使わせてください。ちょ
5 っと今、暇ですよね。あんまり影響ないです。
部Ｈ 暇ってわけでもないですよ、それは。
原告 割と手すきなんですよ、夜。みんなぶらぶらしちゃって、どうしよう、何やろうっ
て。
部Ｈ 本当ですか。サンプルがあるんで、じゃあ、ひいひい言わせますよ。
10 原告 サンプルは日勤ですよね。
部Ｈ ううん。もうね、夜勤も、ﾌﾟﾚｺﾚという商品が今日、入荷したのかな。
幹Ｓ 400冊あります。
部Ｈ うん、400プラス400で。多分ひいひい言いますよ。
原告 ああ、仕事があるのは。
15 部Ｈ ありますよ。
原告 ほかのパートは知りませんけど、自分は喜ぶほうですから。
幹Ｓ ありがとうございます。
原告 あっ、それから、忘れてた、大事なこと、すみません。もう被Ｙさんとはコミュニ
ケーション取りませんので、休みとか、遅刻します、すみませんとかって、連絡の、
20 電話番号を知らないんですよ、自分。
部Ｈ ああ。コミュニケーション取らないんですか。
原告 もう一切、今まで全て被Ｙさんになってたんですけども、一応突発的にやすむことも
あるかもしれないんで。
部Ｈ それ、ショートメールで送ってます？
25 原告 はい。
部Ｈ それすら被Ｙさんに送るのは嫌だってことですか。
原告 一切送りません、はい、もう。
部Ｈ 言葉を交わすわけでもなくても？
原告 はい。信用できませんので。
30 部Ｈ 私の電話番号というか、それを知っていかれることは、もちろん今までに、すみま
-70-
せんね、逆に教えていなかった私がいけないと思ってます。
原告 いえ、多分出てたけど、多分自分見なかったんですよ。
部Ｈ うん。あそこに書いてありましたよね、しばらく。１年……。
原告 何か、ええ。すみません。
5 部Ｈ この、これが私の番号です。
原告 ごめんなさい。070、はい。
部Ｈ はい。070■■■■
原告 はい。
部Ｈ はい、■■■■が部Ｈです。
10 原告 ■■■■、あっ、すみません。070■■■■■■■■ですね。
部Ｈ はい。……。
原告 はい。すみません、じゃあ。
部Ｈ １回ワン切りでもかけていただいたら登録をさせていただいていいです。
原告 じゃあショートメール送りますか。
15 部Ｈ うん。お願いします。はい。
原告 すみません。じゃあお世話になりますけども、すみません。
部Ｈ はい。
原告 何かあったらまた連絡させて。
部Ｈ うん。もちろん。
20 原告 お願いします。これで一応会社とはつながりが取れるということで、安心しました。
これちょっと聞くのを忘れてたら大変でした。
部Ｈ 大丈夫です。私、夜中でも大丈夫なので、何かありましたら連絡してください。
原告 はい。
部Ｈ 時間は問いません。
25 原告 いや、なるべく。
部Ｈ 大丈夫です。
原告 はい、ええ。
幹Ｓ 今日はありがとうございました。
原告 恐れ入ります。
30 部Ｈ すみませんね、時間ちょっと割かせてもらって。
-71-
原告 いえ、こちらこそすみません、遅くなりまして。
部Ｈ ありがとうございます。
幹Ｓ ありがとう……。
原告 なるほど。はい。では、失礼します。
5 部Ｈ 頑張ってください。
原告 ありがとうございます。
部Ｈ よろしくお願いします。
原告 はい。
-72-
証拠 乙4 幹部Ｓ統括部長面談1回目 
立証趣旨
原告が、幹部Ｓ・部長Ｈとの面談にて、被告Ｘ、被告Ｙ及び被告会社が自らを辞めさせようとしているなどの様々な自説を展開した事実、原告が被告Ｙの人間性を否定して懲戒解雇することを希望し、一切の歩み寄りを拒絶した事実、幹部Ｓ・部長Ｈが原告の体調を気遣っていた事実等
備考
・甲26の1（原告が平成29年8月18日に録音したと主張するもの）全体の録音反訳
・表紙（1枚目）の項目及び本文中の黄色マーカーは被告ら代理人が追記
・表紙（1枚目）の項目及び本文中の黄色マーカーは被告ら代理人が追記
乙4 内容
乙第４号証
内容：会話
原告が録音したと主張している日：平成２９年８月１８日
場所：不明
発言者は下記のように立てています。
原告：原告
幹部Ｓ：幹部Ｓ
部長Ｈ：部長Ｈ
〇…：不明
【備考】
・甲第２６号証の１のうち0:08:10から2:53:00まで入力しています。
-00-
幹Ｓ ……。
原告 お伝えしたとおりなんですけども
幹Ｓ まず、ちょっと詳細見させてもらいました。なので、あと、直接もう一遍ちょっと
確認したいなということと、あとは、被Ｙさんのほうにもまだ話全くできてないので、
5 ちょっと今日、原告さんから改めて、原告さんの口から改めて聞かせてもらって、ニ
ュアンスとかもあると思うので、その後にまた被Ｙさんのほうにも確認させていただ
いてというところの、お互いの話をそれぞれ聞きたいと思っています。
原告 もちろん、そうですね、ええ。
幹Ｓ 今日は原告さんの意見を率直に聞かせていただければと思いますので、ちょっとメ
10 モを取らせて。
原告 お願いします、はい。
幹Ｓ 聞き漏れたら悪いので。
原告 いえいえ、とんでもないです。
幹Ｓ お願いいたします。
15 部Ｈ お願いします。寒くないです？
原告 あっ、大丈夫です、はい。
部Ｈ 大丈夫ですか。
原告 はい、どうぞ。これか。はい。何を。
幹Ｓ 一応読ませてもらったんですけど、ニュアンスとかがあれかなと思いまして。
20 原告 ええ。一応全文、ちょっとこれ印刷できなかったんで、ネットもつながってないん
で、見て打たせて、ほぼ原文どおり。
幹Ｓ そうです……。
原告 一応、送った内容は分かりませんけども、パＡさんには原文どおりのものを打って、
お渡ししました。自分の自己メモですけど。
25 部Ｈ 今、あれで。
原告 はい？
部Ｈ 渡したんです、パＡさんに？
原告 あっ、パソコン、パＡさんが使ってるパソコンに、ワードかな、か何か、これで打
ってくださいっていうから、ぱあって。
30 部Ｈ それを原告さんが打ったの？
-1-
原告 はい。速いです。
幹Ｓ こういう感じの……。
原告 そうです。一緒です、はい。
部Ｈ 原文のまま。
5 原告 ええ。
幹Ｓ これで、最後、「以後」で締めくくりで間違いないですか。
原告 いえ、その後、メモはありますけども。
幹Ｓ メモも原告さんが打たれたと。
原告 ええ。一応打ちました、はい。ただ、私的メモ、ちょっと文章になんなかったんで。
10 幹Ｓ ご自分で最後までそれを打たれたんですか、原告さんが。
原告 自分で全て打ちました、はい。パＡさんがちょっと打つの、仕事あったり、あとち
ょっと時間がかかると言うんで、あ、じゃあ打ちますといって、ぱぱっと打って。10
分ぐらいかな、10分かかんなかったか、はい、そんなもんで。
部Ｈ じゃあ原告さんが今タブレットでお持ちの内容を、原文ほぼほぼまま。
15 原告 ええ。お話ししようとしたことが、いらっしゃらなかったりしたので、違う、今、
話つくっちゃいました。メールでお伝えしようと思ったのを、いきなりじゃちょっと
駄目なんで、帰ってからちょっと一生懸命、ううってうなりながら作った感じでした。
幹Ｓ 分かりました。
部Ｈ 分かりました。
20 幹Ｓ 今、お体なんですけど、途中で、だましだましということだったんですけど、以前
からこういう作業は体がきついんですとかという話とかは、被Ｙさんとやりとりとか
ってされてたかどうかとかちょっと教えて……。
原告 してました。それは別のメモに。そもそも、全ての……の仕事に関して影響するん
ですが、特に今回は梱包のことなんで梱包に絞って言いますと、そもそも自分は梱包
25 担当ではなかったです。パＣさんが担当で、もともとパイさんが担当だったんですが、
ちょっと事情で、部Ｈさんご存知かと思いますけども、自分は詳しくは聞いてません、
憶測なんで、外されたということで、実質２日穴が開いてる感じ、火、水ですか、火
曜日、水曜日が公休、パＣさん。
部Ｈ ああ、パＣさん……。
30 原告 ええ。なんで、穴が開いてると。その日は、それまでは被Ｙさんがやっていたんで
-2-
すけども、代わりに。ただ、ここ最近、その当時、パロさんが突発的に休むことが多
くなって、何らかの事情で、ちょっとプライベートなことなんで、私、詳しく聞きま
せん。聞いてはおりません。で、パロさんが休むとパロさんの仕事、指示書の仕事、仕
分けの仕事を被Ｙさんがやらざるを得ない。ということは、梱包ができないと梱包が
5 穴が空いてしまう、業務の人が採りに来る、今日、梱包の担当の人いないのってがっ
かりして帰っていくというのを目の当たりに何度もしていたのと、また、これじゃち
ょっとまずいなと、ちょっとやっぱり自分は貢献したいというのがいろいろあったり
したりしたのと、あと、夜勤の存在の価値、滞ってしまうと、やっぱり夜勤の存在の
価値がなくなってしまうのかなという。
10 部Ｈ ん？原告さんが思ったのね。
原告 そうそう、自分が思いまして、夜勤使えないみたいな。
部Ｈ そんなことないよ。
原告 効率悪いから、じゃあなくそうとかって、前、なくすという話もあったもので。
部Ｈ あったんですか。
15 原告 えっ、御存じないですね？
幹Ｓ 被Ｘさんのとき。
原告 そうですね、はい。
部Ｈ ああ、はい。
原告 なんで、そういうのもあったり、あと、やっぱり自分の社会貢献、できることはや
20 りたいというポリシーがありましたので、被Ｙさんに進言しました。被Ｙさんが横で
パッジ組んでるとこに自分もちょっとパッジ組みながら。さらに、月末にパＣさんの
連休があったんですね。５日間か１週間旅行に行かれるか何かで。いつでも有休の取
れる環境、あと突発的に休みがあっても影響がない環境をつくろうという意思、自分
の、自己的に。
25 部Ｈ それは原告さん？
原告 自分の意見で、ええ。協力したいということもあって、それも伝えた上で、梱包を
少し手伝いたいと。ただし、体には影響ありそうなのは、ちょっとまだやったことな
いんではっきり分からないんですけども、影響あるのは、体動かすので、間違いなさ
そうなんですが、できるだけ緊急対応としてはやっていけるんではないかということ
30 で、少しちょっとやってみたいということで、この時点では話してあります。
-3-
部Ｈ じゃあ原告さんが希望されたでいいです？
原告 はい、私が希望しました、やってみたいということで。ただし、その前、被Ｘさん
のときに、ちょっと被Ｙさん話にならなかったんで、被Ｙさんはもう置いといて、パ
Ａチーフと協議して、実質被Ｘさんにつながってると思うんですけども、仕事を覚え
5 たいということでいろいろもう覚えて、ほぼ後半できるような形、ただ、梱包だけは
体に影響があるということでちゅうちょしてたところ、ちょっと被Ｘさんが異動され
たので、中断、もう諦めたんですけども、そういうことがあったんで、ちょっといろ
いろやってみたいという思いもあったので、やらさせていただきました。
そのときにも、できるとこまでということで言ったんですけども、その後、実際に
10 やったときに、すごいつらかったです。つらい、そこまでやらないんですけども、も
ちろん。ふだん、ヘルニアの症状は、例えば、一瞬、あっ、腕が痛い、で、二、三分
後、足に来たとか、ぴっと来た、ぴりっと来た、ああ、痛い、痛いなんですけども、
梱包やってるときには、二、三時間後に全身同時に来るんですね。うわ、これはひど
い、別につらいまでには追い込まないんですけども、痛いまでには至らないんですけ
15 ども、症状が出始める。痛いのいまで来るぐらいの感じが全身まばらに継続的に来る
んで、これは余計なこと言ったなみたいな感じで思ってしまったんですけど。
部Ｈ あっ、梱包をやらなきゃよかったってこと？
原告 ええ。
部Ｈ やろうって、自分でやりますって言ったんだけれども。
20 原告 ええ、失敗したかなという。
部Ｈ ちょっと体がちょっときついんでというんですね。
原告 ええ。
部Ｈ はい。
原告 リハビリという意味もあって、あと、何か手法があるんじゃないかという。
25 部Ｈ ん？
原告 手法。やり方。
部Ｈ ああ、やり方。
原告 ええ、手法。
部Ｈ 手法を学ぼうということですか。
30 原告 分析して、何かできないかという形で。
-4-
部Ｈ 改善ですか。
原告 改善、はい。いろいろ試行錯誤したところ、座ってやることによって視点が高くな
る、机が実質高くなりますよね。立ってやると下向かなきゃいけないけども、それに
ちょっと気づいて、頻繁に座りながらやるという、手間なんですけども、座ってやっ
5 て、楽なときには座ってやって、あと、詰めのときには、ちょっとこちら逆に、腕上
げるとつらいんで、肩使うんで、立ったりとか、立ったり座ったりすることによって
軽減と、それによってかなり、ほぼできそうな感じで、あ、いけると思って続けてま
す。それでも何度か梱包を途中中断、あっ、ちょっとこれ、すみません、健康問題で
できませんということは、今まで何度もありました。ただ、それによって長時間はで
10 きるようになりました。
部Ｈ というのは、ちょっとつらいんだけど、頑張っちゃったってこと？
原告 いや、つらくなったらやめてます。
部Ｈ ああ、途中でやめて。
原告 ええ。ちょっと出たからいやいやって、それじゃちょっと横柄ですからね。もしか
15 したら一時的なものかもしれないし、そのとき背筋ちょっと伸ばしてちょっと安静に
して、あっ、止まった、じゃあやろうっつって。痛くなっても、痛くなって一々止め
てたら仕事にならないんで、ほかもそうですけども、ちょっと変な格好しながら、こ
れは大げさですけども。
首の問題、あと、伝わってると思いますけど、一応首の向きと、あと、急な動きと
20 かもそうですけども、あと、肩の筋肉が首につながってるんで、肩の筋肉に負担がか
かると痛むと。つまり、肩凝りさえ駄目ということなんですね、影響があるというこ
とで。ちょっと自分でも一体何ができて何ができないのかというのは実際にやってみ
ないと分からないところで、ましてや人には分からないだろうなという。
例えばごみ捨てなんかも、ちょっと話脱線しますけども、できると思ったんですよ、
25 単純に。これぐらいって。確かに手間がかかる。こう持ち上げられないから、ごみ箱
倒して引きずって、いろいろ、持っていけないから台車を使おうとか、引けば行ける
と思って。最後、愕然としましたよ。カゴ車に乗せられないんですよ。上見なきゃい
けない、見なくてもいいんですけども。結構重いものを持ち上げるとかというのは肩
使いますからね。ここで初めて気づいた、ああ、ごみ捨てはできないわって。ここで
30 初めて気づくぐらいで、本人さえ何ができるかはやってみないと分からないという感
-5-
じで。
幹Ｓ お医者さんから言われてるということですか。
原告 ええ。以前、パＡチーフに伝えて、被Ｘさんに送ってくださった動作制限のメール、
動作制限に関するメール、健康に関するメールには書いてあるんですけども、その中
5 で動作制限、上も向いてはいけない、下見続けてはいけない。
部Ｈ それは、チーフとおっしゃいましたけど、パＡさん今、チーフじゃないですね。パ
Ａさんがチーフの時代に？
原告 そうです。パＡさんがチーフのときに、被Ｘさんが在籍してるときに。
部Ｈ あっ、じゃあ被Ｘさんにお渡しした感じ？
10 原告 そうですね、はい、に伝わってるはずです。引き継いでるかどうかは、ちょっと私
は関知しません。それは会社に伝えていることになりますので、知ってるべきことか
と思います。
内容としては、幾つかかいつまんで言うと、上を向いてはいけない、下を見続けて
はいけない、首は左右15度まで、15度って何だっていうと、首に負担が掛からない程
15 度までは曲げてもいいよということですね。軽く、あんまりぐってやると負担かかる
から、やめてくださいと。あと、肩の筋肉の話、さっきの、つながってるんで、負担
かけないようにと。
あと、プラス腎臓の話も、ちょっと水分補給がんがんして、１日最低ノルマ２リッ
トル以上飲んで、出して尿を薄くしないと腎臓に負担が、濃いということは腎臓に負
20 担かかってるってことなんで、どんどん出して腎臓をリラックスさせてくださいと、
もたせましょうって、一生もたせましょうということで、それも伝え、もう既には伝
えてあるんですけども。で、了承を得てるんですけれども、それも一応そこに書かせ
ていただきました。
部Ｈ それは何か診断書か何かですか。
25 原告 何のお話？
部Ｈ 医師の診断書的なものですか。
原告 どっちのお話ですか。
部Ｈ その今お伝えしてあるますというような。
原告 腎臓？
30 部Ｈ ううん、腎臓ではなくて。
-6-
原告 ヘルニア？
部Ｈ うん、ヘルニア
原告 は労災対応ですね、はい。
部Ｈ 労災対応？
5 原告 はい。労災です、はい。
幹Ｓ 労災で処理されたんですか。
原告 あっ、御存じないですか。
幹Ｓ えっ？
原告 御存じないですか。結構重要かと思いますけども。
10 幹Ｓ ああ、いえいえ、そのとき、私、そこの部署じゃなかった……ことだと思いますけ
ど。
原告 あっ、なるほど、ああ、御存じないと。
幹Ｓ その当時のそのこと。
部Ｈ いや、初めてです。
15 原告 初めて、ああ、ちょっと全く困りましたね。ああ、ちょっと状況が何かつかめてき
て、つまり連絡が全くされてないということで、会社間で。
合体で、過去、合体は手が届かないので、アルバムを押さえるために、首で押さえ
てましたよね。
幹Ｓ そうです。
20 原告 それでヘルニアになったということで取っています。それはリハビリ担当医に聞い
ても、いろいろ可能性を、残業のし過ぎが原因か、いや、違うとか、それ以前に、ち
ょっと丸椅子がガタンと落ちる現象がよくある、ロックされない、その件でガタンっ
ていったせいで首に負担かかったのかと。いや、それも違うと思うとか、いろいろリ
ハビリ担当医や主治医と話したんですけども、その合体の話をしたら、その可能性は
25 あると、高いといったのかな、それだとはもちろん言えませんけど。
ということで、個人的には救急車で運ばれたこともないし、事故に遭ったこともな
い、警察沙汰になったこともないということで、何も首に関する負担はないと、もう
消去法でそれしかないということで労災申請をしてたところ、最終的には認められた
ということで。
30 幹Ｓ いつ頃の話になります？
-7-
原告 いつ頃か。14年度夏ですね。
部Ｈ 2014年度？
原告 あっ、ごめんなさい、14年度じゃない、何を言ってんだ。これ違うな。あっ、違う、
ごめんなさい、15年度ですね。
5 幹Ｓ 15年度。
原告 はい。15年度の８月です。８月に、いや、それ以前から症状はあったんですけども、
８月に睡眠障害にまで発展してしまいまして、今までちょっと原因、肩や腕の痛みと
しびれがあって、何だろう、これはって、まさか首だと思わないし、肩凝りかなって、
ちょっと健康ランド行ってマッサージしたりして。
10 部Ｈ マッサージ？
原告 ええ、自分でこう、治んなくて、まあ何だろうってことで悩んでたんですが、ある
日、もう眠れなくて、痛みで、治まんなくて、大抵は治まったんですけど、まあ普通
に寝れば治まったんですけど、何故か、首こうやったのか、たまたまなのか分かりま
せんけど、治まんなくて、睡眠障害が２日続いて、これ駄目だっていうんで病院行っ
15 たら、ヘルニアだということが発覚して、はい、そんな感じです。それが15年度の８
月です。
幹Ｓ 先ほど、パＡさんのときに仕事をいろいろ多能工して、梱包以外はいろいろ積極的
に動いていただいたということだったんですけど、いろいろやってみて、この工程は
きついなとか、梱包以外でです、この工程は大丈夫だなとかというのがあったら教え
20 てもらえません？
原告 実際、やってみて大丈夫なのは、背固め及びテープ貼りは、実質、かなり楽です。
いろんな仕事やってて、大体何かしらの症状、もう全くでないことは期待してません
から、が出るんですが、背固め、テープ貼りに関してはほぼ出ない、理屈的には当然
かもしれません、座ってもいい姿勢でこうやってますからね。テープ貼りもせいぜい
25 こんな感じ、ちょっとやっぱり下見るんですが、だましだましこう、こうやったりこ
うやったり、調整しながらやってるんで、傾けたりして、下見ずにこう見てますんで、
ほぼ。何だろう、ガン見しなくてもテープ貼れますからね。はみ出さずに。
話替えます。そういう意味では、見返し貼り、これもほぼできます。挟み込む方式
であれば、ほぼ下見ないでもう適当に、もちろんはみ出さないという意味では見ます
30 けども、軽く、ほぼできます。ローラーもガチにやるとつらいんですけど、自然に任
-8-
せてこうやれば、仕事は遅いですけど、猫の手にはなります。ただし、狙ってやるの
はできません、下をみるんで。
これは実際に、ちょっと甘い考えで、教わったんでやってみようと思ってやってみ
たんです、これに関しては。１回やって、ああ、こんな感じかって、首も行けるし、
5 まあできるなって、腕もいいなと。２回目やったときに、これかなりショックでした。
左足の後ろ、足の付け根からかかと、くるぶしの辺りまでぴしっと１本痛みが、すご
い痛みが走りまして、これが体感５分以上、もう分かりません、何分かは、測ってま
せんので。もうずっと痛みがとまらなくて、びりびりかな、ちょっと痛み忘れました、
かなり痛い。
10 正直、それ、頭走った言葉が、ああ、終わったなという言葉でしたけども。実際に
は、様子見てたら治まったということで、かなり長い時間であり、かなり痛みが、こ
こまで激しいのはリハビリ初め、申請したときから見ても初めての、やっぱりやっち
ゃいけない動作はやっちゃいけないということで認識したとこですが。ということで、
見返し貼りについては、挟み込みはできます。いや、そんな仕事のスピードじゃとい
15 う意味だったらまた別ですけども、一応仕事的にはできます。
ただし、失敗したときに、剥がした後は、紙だけ剥がす、のりはそのまま、次に貼
るときには何か狙ってやる形でということなんで、失敗したときのフォローはできま
せん。なので、現状、今、暇なときとか見返し貼りはやらせていただいたんですけど
も、そのときにはパＡさんに、すみません、やりますので、失敗したとき、よろしく
20 お願いしますって、了承得てからやってます。
幹Ｓ いいと思います。
原告 これが例えば忙しいときに、いやいや、そんなん構ってられないというときにはで
きませんので、勝手な事できませんので。
幹Ｓ いいと思います。
25 原告 ええ、それは、はい、そのように進行してます。ということで、そんな感じです。
断裁は恐らくできるかと思うんですけども、これはちょっとスキルの問題で、経験
がまだないので、ちょっとこれは。健康上は、恐らく理屈上はできると思うんですけ
ども。
部Ｈ 断裁ね、つらいと思いますけどね。
30 原告 つらいですか。
-9-
部Ｈ 断裁こそちょっとね、心配です。
幹Ｓ のぞき込みますからね。
原告 あっ、のぞきますか。
幹Ｓ こう見て、こう中を見るんです。とにかく……。
5 部Ｈ ステップも踏み込むので、手もね、こういう動作するんで。
幹Ｓ この辺りに来るかも。
部Ｈ そうですね。ちょっとね、腰にもね、最終的には。
幹Ｓ 腰のほうは……。
原告 ああ、なる。確かにそれは、ええ、そうします。一応そういう意味では、腰とか足
10 はもう今、すごく大事でして、もうこれもやっちゃうとかなり生活、仕事だけではな
く生活もつらくなるので。メディアでちなみに膝もやってますんで、今、普通に立ち
上がれません。というか。
部Ｈ メディアで膝を壊しちゃった？
原告 ええ。タワーありますよね、チャプチャーのって、御存じですか、ビデオデッキで。
15 部Ｈ はい、分かります。
原告 あれやったとき、がんがん、もうハッスルしてやったんですけども、もう。
部Ｈ うれしかったの？
原告 いや。
部Ｈ 好きだったの？
20 原告 いや、仕事熱心なんで、もう御存じだと思いますけど。ええ。そのときにはイケイ
ケでした。いや、会社のほうもね、山ほどあるんで、稼ぎましょうみたいなのを朝礼
でやってたんで、もう入社してびっくりしました、おお、何だ、この会社はって。で、
もうがって頑張って、それでタワーになったんで、がんがん立ったり座ったりやって
たんですけども、膝。
25 幹Ｓ ……。
部Ｈ ああ、行ってきます、じゃあ。
原告 はい、すみません。膝壊しまして、ときに▲▲さんという方にお伝えして、ちょっ
とって言ったんですけども、対応してもらえず、もめました。ええ。それは記録はあ
るかと思います。ないかもしれませんが、一応。これは当時のグループ長は御存じで
す。結局介入しましたので。
-10-
幹Ｓ その方、リーダー誰でした？
原告 ■■さんだったかな、その前、誰だったかな、確か■■さんだと思ったんですけど。
幹Ｓ そうですね。■……。
原告 そういう、昔からパワハラ、▲▲さんのは、ちょっと脱線しますけども、捏造、報
5 告を捏造などがあって、かなり悪質だったんで、その引継ぎが被Ｙさんされてるよう
なんで、会社の体質かなとかは自分個人的には考えてますけども、卑屈的に。
幹Ｓ うーん、そんなことはないと私は思ってる。
原告 そうであればいいんですけども、現実。
幹Ｓ そういう印象を与えてしまってるってことですか。
10 原告 印象というよりも、実質……。ちょっと、それはまた別のときにお話ししますので。
できる仕事、バーコードチェック、ページチェック、あれはできます。ただ、でき
ると思ってやってみたんですけども、なぜか左肩が痛みまして、ピッててやるだけで。
不思議でした。理屈上、いい姿勢でやってるのに痛む。ただ、理屈上は大丈夫だった
んで、ちょっと頑張ってみました。期間。なぜか理由分かんないんですけども、痛か
15 ったんで。ただ、理屈で大丈夫なんで、なぜかちょっと調べる必要もあったんで、個
人的に。
ただ、現状、なぜか、その痛みが発生しなくなって、もしかしたら何か体が何かで
きてきたのかなみたいな、うまく体がつくられてきたのかなという、微妙に駄目だっ
たのが。ただ、当時、なぜ駄目だったのか分かりません。姿勢もよく、別に何かこう
20 力入れてるわけでもなく、ただピッピッピッピッやってるだけなのに痛むというのは
不思議だったんですけども、これも現状はできます。ただ、当初はなぜか痛みが出て
ました。これもできる。
幹Ｓ 傷つけないようにって神経集中してこうめくってると、こっちに、こっちって、右
とか左とか分かんないんですけど、その辺でちょっと……。
25 原告 それも考えて、堕落、ここは力入れても、入ったかな、肩はだらんとしてるつもり
だったんですけどもね。まあそんな感じです。今はできます。大丈夫です。全部でき
ます。
で、検査は合わせと同じで下見てこうやるんで、あと、スキルの問題もあってでき
ません。健康問題的にも恐らくできないでしょう。ガン見、下見たり。
30 幹Ｓ そうですね。
-11-
原告 持ってやるのも腕に負担かかりますし、また、持って取り廻すとまた事故の元なん
で、物損的に、これもできないと。
付け合わせはできます。合体も、まあ部Ｈさんはいろいろあるかと思いますけど、
言いたいことが、まあできます。ちょっとミスしまして。
5 部Ｈ まあね、でも、それは改善しましたもんね。
原告 ええ、はい、はできます。ただ、それでも痛みが多少はでてるんですけど、しよう
がないと、もうこんなのぜいたく言ってらんないんで。ただ、背固め、テープ貼りや
ったときには、それもｻｲ……ｺﾝﾅｸﾃ、ああ、合体さえも影響あったんだなというのは
ちょっと感じてるとこですけども。ただ、実質、騒ぐほどのものでもないというか、
10 もう日常的な異変なので、まあできるということで。できます。
部Ｈ 親の合体ですよね。
原告 子も親もできます、はい。
部Ｈ 子はね、割とメインにやってもらってたと思うんですけど、そこは全然業務的には
支障がなかったんですか。
15 原告 ありがとうございます。はい。一応できます。で、親のアルバム重いんですが、別
に一遍に運ぶ必要もなく、業務的にちょっと遅いとか効率とかいった話は別としても、
猫の手にはなると。１回で運べなけりゃ２回運ぶということで、できないことはない
ということで。
最終検査はやらせてもらってないんで、特に。
20 部Ｈ でも、あれもね、首のこういう動作が入るんです。
原告 実質、やれと言われれば合体、■■さんの机ですか、あそこで、ソフトはあります
んでできないことはないですけど、そしたらもう目とここなんで、目の動きでできま
すんで、画面は小さいんですけども、最大化すれば実際には見えると。あの大きい画
面でみるのは、実際、自分は、何だ、パフォーマンスじゃない、見るんだよって意識
25 するためのもんであって、実際は通常のモニター、ノートじゃちょっと小さいんです
けども、それは会社の方針がいろいろありますんで言いませんが、確かにね、それは
被Ｙさんと話しました。上下見るのはつらいと。首は動かせてないんで、そういう意
味では不可能だということだけども、やろうと思えばできないことはないということ
30 で、そういったことを考えれば、それはちょっと置いときます。
-12-
梱包もできなくはないという。ただ、痛みが出やすい、やっぱり体動かしますんで。
まだ改善の余地があるのかもしれませんけども、そこまで、研究はしますけども、ち
ょっと思いつかないというか。
幹Ｓ もう全身運動だと思います。
5 原告 そう、ええ、ええ。
幹Ｓ それをやってましたけども、やっぱりかなり来ました？
原告 ただ、もう十分年寄りの状態で、ラジオ体操がもう運動のような感じですから。そ
ういう意味では、ごめんなさい、ちょっと上ずっちゃった、声が。テープ貼り、背固
めをやるよりも、例えば梱包で体動かしたほうがいいのかなという考えもあったりす
10 るんです、実は。要は、運動になりますからね。ただ、仕事なんで、そんなわがまま
も言ってられずということで、ちょっとなかなか、そういういろいろな考えがあるん
ですけども、実際にはそう思ってます。
業務の振興の問題、何か命令されるということでなくて、言ったように、業務、次
の工程というか、お客様だと思って、来てがっかりして帰るのをみてましたし、あと、
15 労働環境の問題、有給とかの問題に、誰でも休めるようにしたいという余計な考えも
あったりして、申し出て、何か脱線してるな、何の話でしたっけ。あっ、何ができる
かでしたっけ。
幹Ｓ そう。
原告 そんな感じですね。
20 レーザーなんですけども、■■君がやってるときにちょっと手伝ったんですけども、
すぐアウトって分かりました。センサーが汚れる。
幹Ｓ こうなるんですか。
原告 ええ、こうねじをやりますよね。
幹Ｓ そうなんです。
25 原告 ねじやるときには、つまり上を見ないといけないんですよ、手元を見るためには。
それは駄目と。じゃあこうやるともう見ないで回すわけで、落としたらもう確実にア
ウトなんで、駄目ということで、それだけでもう諦めました。ちょっと10分ほど手伝
ったんですけども、あっ、すみません、駄目ですってことで、はい、分かりましたっ
て。
30 合わせも駄目と。ただ、ｺｯｸの検査に関しては、こうやって、もっと机は低いんで、
-13-
こうなんですけども、負担はなかったと……。目の動きだけで追ってけるんで、首動
かす必要もなし、腕動かす必要もなしということで、ｺｯｸに関しては出来るんですけ
ども、親のアルバム、要は、ぺらぺらの紙ですよね。あれに関しては、ちょっと大き
いので、取扱いがちょっと難しいので、担当者と協議して手法を確認したところ、い
5 や、無理ということで、そんな手法はないということで、アイデアなしということで、
駄目でした。
あとは、見返し貼り、ちょっとこれは分かりません。ガン見します。やっぱりね。
できなと思ってたんです。ところが、暇なときにちょっとアイデアが降臨しました。
要は、作業台を傾ければいいと。ということで、黒い重箱、合体の黒い重箱を逆さに
10 積んで、１個斜めに立てかけてやってみたんです。そしたらできたんですね。ただし、
２時間ほどしかやってないんで、長時間やるとどうなるかという、また、たまたま状
態がよくて２時間できたのかもわかりませんし、検証はできてませんけども、できる
可能性が高いです。見返し貼りはできる可能性が高いです。これ、研究結果で。
〇… そうですね。
15 原告 あとは、指示書はちょっと手伝ってる程度ですね。あれは、ただ書類分けですから。
ただ、そんなにもう、最近、ちょっとぼけ始めてるんで。
幹Ｓ いやいや、そんなことないです。
原告 いやいや。クレジットカードを忘れるぐらいですから。関係ないですけども。ＡＴ
Ｍの上に忘れてきまして。
20 幹Ｓ えっ？それはまずいです。
原告 再発行中です。いや、ＡＴＭの上でよかったですよ。盗まれることないですから。
カメラありますから。
幹Ｓ あ、本当。
原告 ええ、よかったです。関係ないですけど。
25 あと、何がありますかね、業務。
幹Ｓ あと、アクリルとＳＨぐらいじゃないですか、新しい業務は。
原告 ＳＨは体力勝負なんで、ちょっともうはなから。
アクリルも、ちょっと見てるとやっぱりガン見するので、カッターとか使うんで、
ちょっと無理かなと。
30 表紙も出来ないことはないと思います。いや、ﾄｳｼﾞの仕事としては。ただ、……で
-14-
も手動がちょっと肩使うと。自動はできるかなという思いもあったんですけども、こ
こに来て新たにﾏｴｹﾝというのが発生しまして、これ見てもう、要は、見る、これ見て
もう腕も動かす、首も動かしてるようで、下見て、あっ、これはもう余計なことは言
えないなと、できますなんて言えないなという。もう首突っ込みません。ことでまあ。
5 自動作成機の作業自体は出来る可能性があるんですが、中心合わせるためにはミラ
ーのぞき込むんですが、それがちょっと心配なんですが、ただ、■■■さんの手法で、
トンボにはさみを入れて、で、合わせるという手法があるということで、それをやれ
ばできるかなというのもあるんですけども。要は、中心が分かるという、上から見て。
ただ、そういう手法あるんですけども、別にほかにいろいろ仕事がありますから、特
10 に積極的に今やろうとは思っていません。自分がまた手出すと混乱しますんで、中途
半端に、もちろん中途半端に手出すと。もう部外者ですんで。
部Ｈ 部外者？
原告 表紙作成に関しては。
部Ｈ ああ。
15 原告 変に、もう人数そろってますし、特にいうこともないと。こんな感じです。
幹Ｓ ありがとうございます。たくさんの仕事にチャレンジしていただいてありがとうご
ざいます。
原告 あっ、恐れ入ります。
幹Ｓ 多能工は、今おっしゃっていただいたとおり、やっぱりみんなが休みやすく、突発
20 な休みにも対応できるというのが物すごく大事なことだと、思ってますんで積極的に
やっていただいて、本当に、でも、体も大事だと思いますので、なるべく負荷のかか
らない仕事だけでも、これだけたくさんありますので、これは部Ｈさんと被Ｙさんと
相談しながら進めていければなと思いますので、痛いときはまた遠慮なく言ってくだ
さい。
25 原告 恐れ入ります。
幹Ｓ お願いします。
原告 はい。
幹Ｓ 何かありますか？
部Ｈ そうですね。原告さん、ちょっとだけ確認だけさせてもらっていいですか。
30 原告 どうぞ、はい。
-15-
部Ｈ 例えばね、前に私との会話でも出てたんですけど、今、ほら、これだけ制限がある
ということ私はよく分かりました、原告さんの説明で。こういうことって被Ｙさんと
しっかり話されてます？
原告 してません。被Ｘさんにお話ししました、メールで。それは会社間の問題です。
5 部Ｈ でもさ、今さ、原告さんは私にしっかり話をしてくれたじゃないですか。私はよく
それで理解ができました。でも、本来であれば、原告さんが言うとおりね、例えば、
私がこのグループを当時のグループ長の被Ｘさんから引き継いだ際に、もしかすると
引継ぎ事項でね。もしかすると私が知らなければいけない内容で、それを引き継いで
なかったのは大変申し訳なかったと思ってます。ただ、ただよ、今、こういうふうに
10 原告さんはきちっと話を私にしてくれたので、理解という点では私はよく分かりまし
た。でも、同じように被Ｙさんにはしてなかったです？
原告 被Ｙさんは、もうずっと一緒に働いてますので、ヘルニアが発生してることは知っ
ています。労災になったことも知っています。治らないことも知っています。完治し
たことも、ああ、じゃない、完治はしない、一生しない、リハビリが終了したことも
15 知っています。被Ｘさんとも仕事をしています。自分は責任者の被Ｘさんには伝えま
した。被Ｘさんでさえ恐らく知らなかったと思います。これに関しては、ちょっと自
分は落ち度はあるとは思うんですけども、リハビリ終了したときに、そのまとめを伝
えようと思いました。報告しました。あっ、報告というか、またあったんで、あっ、
ちょうどいいと思って。リハビリが終了しましたって伝えたところ、被Ｘさん、回答
20 しました「あっ、そう」。「あっ、そう」でした。もう言う必要はないと。労基署か
らも来てるのと、これが個人で行ってるんだったら、病院行ってるんだったら、もち
ろん知りませんけども、労基署の労災ですから行ってて当然ですし、もう障害者には
興味が無いなという考えで、「あっ、そう」かなと。
部Ｈ それね、ちょっとね、原告さん、ちょっといい？飛躍しちゃうかもしれないけどね、
25 そう言い切っちゃうと。
原告 じゃあ、「あっ、そう」って何ですかね。リハビリが終了しました、「あっ、そう｣。
部Ｈ だよね。
原告 ええ。
部Ｈ そこはね、正直、ごめんなさい、分からないです。
30 原告 もちろん、はい、分かりません。
-16-
部Ｈ 正直なことを言うとね、私は被Ｘさんではないので分かんないんですけれでも。
原告 ただ、それ以上の質問はなかったです。頑張ってくださいということもなかったで
すし。で、言う必要はないと。ただ、まあ伝わってるだろうと、伝わっているからこ
そ、聞かないのは当然であって、もう被Ｚさんに、リハビリ中に被Ｚさんが夜勤やっ
5 てたので、そのときには伝えてあります、もうこの首治らないんでって、リハビリ中
ですけども。リハビリであって、この首と付き合っていくというりはびりであって、
治療は一切してませんと。治療行為はしてません。治療イコール手術、手術をすれば
全身マヒというリスクがあるので、神経やっちゃったらね。なんで、手術は最終手段
ということで、していません。進みが出てないので、リハビリのみということは被Ｚ
10 さんには伝えてあります。それも伝わってるはずですし、労災なので労基署から伝わ
っててしかるべき。もし知らないんであれば、聞くべきであって。ただ、その後、か
なりもめまして、被Ｘさんと。
部Ｈ 被Ｘさんと？
原告 はい。もめまして、はい。その件は御存じですか。
15 幹Ｓ 知りません。
原告 知りませんか。じゃあお伝えしますか、もうせっかくですから。まあいっか。脱線
するんで、やめときますか。
質問なんでしたっけ。
幹Ｓ 被Ｙさんにも、今回いっぱい教えていただいて、とにかく私たちは理解できたので、
20 同じ話を被Ｙさんにできないか。
原告 いや、していません。それは会社の仕事です。被Ｙさんの理解する仕事ですから。
個人情報ですから、被Ｘさんが知るべき人に伝えることであって、被Ｘさんがのみ込
むものではないです。責任者に伝えてますから、そのときには。会社に伝えてますか
ら。例えば、被Ｙさんがいきなりどっかから異動してきてという話でもないです。も
25 うずっと。ヘルニアというワードも知っています。
部Ｈ それは２つ今おっしゃりたいことはあって、既に当時の責任者である被Ｘさんが御
承知ということで、もう責任者に伝えてあるからということがまず１点と、もう一点
は、原告さんはもう被Ｙさんと長らく仕事を一緒にされていて、もちろんふだんの業
務とかも、原告さんのことも分かってくださってるという意味で、もう分かってるで
30 しょうという意味合いでいいですか。
-17-
原告 それは社員同士のコミュニケーションの問題ですから。会社には伝えてあります。
宣伝するものじゃないです、これは、こんなことは。全員に、見てください、見てく
ださいというもんではないです、これ。もしそういうことであれば、全社員に見せな
きゃなりませんね。少なくとも夜勤の関係者、日勤も含めて、評価に関わってきます
5 から。日勤に出勤して、今なら■■さんにこうです、こうですって、社Ｌさんにこう
ですって見せないといけないということですよね。
部Ｈ ううん、そこまでは言ってないですけども。
原告 会社には伝えてありますので。
部Ｈ 会社イコール被Ｘさんですね、当時の責任者は。
10 原告 そうです、はい。
部Ｈ はい、分かりました。
原告 統括部長でしたっけ。何ていうんでしたっけ。
幹Ｓ 私ですか。
原告 はい。被Ｘさんも当時そうですよね。と聞いています。あ、違いましたか。
15 幹Ｓ その辺は、今はそれこそｱﾏとﾌﾟﾛに分かれてますけど、そのときはアルバムのＰで
す。
原告 いえ、そのときもＣとﾌﾟﾛで分かれてて、両方のリーダーと聞いてました。いずれ
にせよ、そこの責任者ですんで、伝えていれば、必要な方に伝えると、個人情報なの
で、必要でないと思えば伝えないでしょうしというのが普通ですね。とりあえず、そ
20 の当時、アルバムグループの最高責任者です、には伝えました。
幹Ｓ それは３月までは被Ｘさんが、途中、幹Ｒさんもいらっしゃったと思いますけど。
原告 はい？
幹Ｓ 途中、幹Ｒさんもいらっしゃったんですけど。
原告 はい、そうですね、ええ。
25 幹Ｓ ３月までで、４月からまた新体制になったと思いますけども、……今、部Ｈさんが
リーダーになっていまして、でも、夜間に関しては、やっぱり常にいるわけではない
ので、被Ｙさんが社員としていらっしゃいますので、会社は被Ｙさんに夜勤を任せる
と、その意味では、今は被Ｙさんが夜間を見ていくということになると思います。な
ので、その後、その病状ですとかが変化していくのであれば、そこへ一番に、被Ｙさ
30 んに相談してもらうと一番、指示を出してもらうのは被Ｙさんですから、一番その変
-18-
化を知っておくことで無理なく、じゃあこっちの仕事頼むねということも伝えられる
と思いますので。
原告 ちなみに病状は変化はしていません。してないと信じています。実際には分かんな
いんで、自分にも。
5 幹Ｓ ヘルニアのことですか。
原告 ヘルニア、はい。
ちょっと１つだけ。被Ｙさんは知ってるはずです。実は言っています。被Ｘさんと
面談でもめたときに、評価の件でもめたときに、自己申告ですか、自己評価、そのと
きに言っています。リハビリ担当医から五、六割の負荷でしか仕事をするなと言われ
10 てますと、体に影響があるので。七、八割では駄目ですかと聞いたら、あなたの体で
す、自分で決めてくださいときつく言われましたと。冷たく言われましたと。五、六
割の負荷でやってくださいと。それは伝えてあります。また、それ以降も、今回の暴
言の前、何度も健康状態の問題で梱包を中断しますということは何度も実績あります
ので、知ってて当然です。
15 また、ヘルニア知らなければ、ググれば、一般的な症状ですので、全然分かる話で
す。被Ｘさんからも引き継いでないと、特に。
今回、知ってるか知らないかの問題でなくても、被Ｙさんは明言してるんです、労
災が再発しても構わないという。だから、もう労災、ヘルニアにかかわらず、労災が
再発しても構わないと言ってるんで、知ってるか知ってないかはもう関係ないとは思
20 うんですけどね。労災が再発しても構わない、会社の指示に従うことがより重要。そ
れ、会社責任になりますよって、会社責任構わないと。被Ｘさんと話したときに、訴
訟起こせというか、話ありましたんで、訴訟になりますけど、いいですかと。
部Ｈ 訴訟を起こせと言ったのは誰ですか。
原告 訴訟。被Ｘさんです。何だっけな。すぐ普通出てくるんですけども、ちょっと今、
25 混乱してるんで、頭が。
部Ｈ 訴訟を起こせとは。
原告 今、話します。訴訟、どこだっけ、ちょっと。あっ、ここだ。「おまえなんかいつ
でも解雇できる」、被Ｘさんですね。
部Ｈ ん？
30 原告 被Ｘさん。
-19-
部Ｈ それを言ったのは。
原告 被Ｘさんが。「おまえなんかいつでも解雇できる。二、三か月分余分に払えばいい
んだからな。訴訟を起こすなら起こせ。こっちはいつも勝ってるんだ」ということで
す。「おまえなんかいつでも解雇できる。二、三か月分余分に払えばいいんだからな。
5 訴訟を起こすなら起こせ。こっちはいつも勝ってるんだ」。これに関して分析するの
は。
幹Ｓ 被Ｘさんにいわれてるんです？
原告 ん？
幹Ｓ 被Ｘさんに。
10 原告 被Ｘさんに言われてます。ええ。被Ｘさん、つまり、二、三か月払えばいいんだか
ら、要は、違法解雇しますよということですね。いつも勝ってるんだってことは、も
う何度も訴訟を起こされてるブラック企業だという宣言ですね。この時点で、自分と
会社間の間で初めて訴訟という言葉が出ましたんで、もうこの宣戦布告、最終的には
訴訟するしかないのかなという、致し方ないかなというとこですね。この時点で訴訟
15 という言葉が会社から出ています。
もっとも、ちょっとここの話だけ聞くと突発的過ぎて流れが分かんないと思うんで
すけども、実は、その原因は幹Ｓさんの時代に遡るので、またそれは別のときに話し
ますか。全ての原因は被Ｙさんです。
ちょっと確認したいんですけども、幹Ｓさん、大事な話です。
20 幹Ｓ はい。
原告 この話知ってますかね｡被Ｙさんに対して､2014年10月に宣言しています｡2014年10
月。
部Ｈ どなたが宣言？
原告 私が被Ｙさんに宣言しました。
25 部Ｈ 原告さんが？
原告 はい。私が被Ｙさんに宣言しました。これ重要です。2018年4月の無期限雇用化の
対策でリストラが予想される。ただ、アルバムﾌﾟﾛの夜勤をなくすことは得策とは思
えないが、縮小される可能性がある。私の感想ですね、縮小される可能性がある。私
が最小構成人数に仕込まれるよう、次の努力を行います。いいですか、続けて。
30 １年目、夜勤の仕事を大雑把に一通り習得し、突発的な休みが発生したときなど、
-20-
どこの工程でも基本的な業務のみでも対応できるようにする。
２年目、夜勤の全ての業務をマスターする、及び日勤対応の仕事を大ざっぱに一通
り習得する。
３年目、日勤の対応仕事をマスターする。夜勤の仕事に磨きをかける。そして、
5 2018年4月を迎える。この大風呂敷は完了できないであろうが、その意気込みでやれ
ば得るものは大きいと。雇用を継続できるよう計画的に進行していただきたい。
この宣言、幹Ｓさんは御存じでしたか。被Ｙさんに伝えた事は御存じでしたか、自
分が。
幹Ｓ それは口頭で伝えたんですか。
10 原告 はい、口頭です。
幹Ｓ 私は知らないです。
原告 知らない？分かりました。知らないんですね。つまり、これら一連の会社とのトラ
ブルは、じゃあ全て被Ｙさんの責任と判明しました。自分のこの宣言が、そもそもい
ろいろ会社とのトラブルの原因になっています、それを履行しないのがですね。
15 幹Ｓ 何て伝えたんです？
原告 いえ、今伝えたとおりです。これを伝えたんですが。
幹Ｓ それを私が知らないとどうなるんです？
原告 次です、2015年4月の評価、面談で、評価低かったですよね。主にあれは２，４、
６，８、10で、４と６がほとんどで、８が１個あっただけ。何でこんなに低いんです
20 かということで、いまだに評価の詳細頂いてません。2014年４月の評価の詳細、求め
続けてるんですが、いまだに頂いておりません。当時、幹Ｓさんと面談がありました、
その評価についても、被Ｙさんの続きで。何を口頭指導されたか覚えてますか。記録
ありますか。
幹Ｓ 記録はない。
25 原告 記録はない。ということは、思い付きで被Ｙさんは言ったんでしょうか。記録はな
いというのは、思い付きで発言されてるんですか、指導内容。
幹Ｓ 思いつきということはないと思います。ふだん一緒に仕事してるので……。
原告 じゃあちょっと思い出してください、指導内容、口頭。段取りが悪いって言われた
の覚えてます？段取りが悪い。
30 ちょっと当時の説明をします。そのとき、自分、表紙の作成をやっていました。作
-21-
成をやっていて。
幹Ｓ 覚えています。
原告 はい、ありがとうございます。担当で■■さんという方、眼鏡かけてひょろっとし
た方が零時に出勤するちょっと特殊な出勤時間だったんですが、その方が来てから初
5 めて表紙を抜けて、指示書の担当になるということですね。という前提があります。
指導内容、段取りが悪い。なぜ零時前に指示書を見に行かないのか。多すぎて、零
時30分だったかな、ちょっと記憶が、の便にバッチ間に合わない、便ですね、に間に
合わないケースをなぜ想定しないのかと。よって、全体的に評価を下げましたと。な
ぜこれで全体的に下がるんでしょうか。言いがかりですよね。
10 幹Ｓ これに関しては、評価項目って、じゃあ全てに見合うかっていったら、全ての項目
がない場合もあると思うんですね。項目、じゃあ何個も何個も、100個も200個もつく
ったら、正確にもしかしたらその１つの項目に対して評価できるかもしれませんけど、
そこは大枠でこうやってますので、そこは。
原告 それは言いがかりなりますね。
15 幹Ｓ 言いがかり？
原告 ええ。なぜそれでアプリケーションの評価が下がるんでしょうか。アプリケーショ
ンをマスターしてる、何でしたっけ、一番最後、例えば。
幹Ｓ ｾｯﾄの前？
原告 ええ。
20 幹Ｓ ちょっと今すぐ出てこないです。
原告 全くそれは言いがかりなります。さらに、なぜ下がるのかというのもありますけど
も、さらにちょっと問題があります。被Ｙさんから表紙作成を担うときに受けた指示
があります。零時に担当の■■さんが来るまで機械を止めないように、１枚でも多く
表紙を作ってください、この指示に従ったまでです。
21 幹Ｓ それは、でも。
原告 指示どおりに従ったら評価下がりました。
幹Ｓ 常に状況は変化すると思うんです。確かにそういう指示があったかもしれないです
けども。
原告 では、そう言われたということはそう思っていたというとこで、なぜそういった指
30 導がないのでしょうか。
-22-
幹Ｓ そういった指導って？
部Ｈ 指導というのは？
原告 つまり、多いですよ、見に行きなさいって、なぜ大事なことだったら言わなかった
んでしょうか。
5 幹Ｓ え？どういうこと？
原告 見に行きなさい、なぜ評価が出るまで言わないのでしょうか。つまり、大事なこと
ではないんです。大事なことではないから言っていない。
部Ｈ でもね、原告さん、私はね、よく分からないんですけど、当時の状況が。もしかす
るとね、原告さんがよかれと思ってやっていたＡという仕事があります、その先のＢ
10 が見えてたかもしれないというのはないですか。12時まで、■■さんが来るまでに１
枚でも多くというのがその内容だったのかもしれません。
原告 それは違います。
部Ｈ ん？
原告 それは被Ｙさんから指示です。
15 部Ｈ うん。ですから、指示として、指示としてそれを原告さんは全うしようとしたんで
す、今の話。でも、そこでなぜか評価がという話で、原告さんの今、言い分は、私が
解釈してますよ、今の原告さんの言い分は、じゃあ何でそのときに、そんなにたくさ
んあるんだからということを自分に言ってくれないんだという内容であってます？
原告 えっ、いえ。
20 部Ｈ 何が違う？
原告 それは解釈であって。
部Ｈ そしたら何が……。
原告 指示どおりやったのに、なぜ評価が下がるのかということですね。
部Ｈ その前に、何でこういうふうに言ってくれなかったんでしょうって言ったじゃない、
25 さっき。
原告 いえ、根本的に言ってるのは、指示どおりやったのに、なぜ評価が低いのかという
ことです。その１点のみです。
幹Ｓ 指示は毎日変わるんじゃないんですか。
原告 その変わった指示は受けてません。そのためにも、判明のためにも、評価の詳細を
30 要求し続けています。なのに、今日まで一切評価の詳細頂いておりません。被Ｙさん
-23-
の指示は正当でない、被Ｙさんの指示には従えないというのが自分の感想です。書い
てありますね。
部Ｈ 正当じゃない？
原告 正当ではないです。
5 部Ｈ 理由は何ですか。
原告 今言ったとおりです。つまり、評価が下がる指示をしているということですね。被
Ｙさんの指示に従うと評価が下がるということは、会社に損害を与えている、役に立
たないということでしょうか。正当ではないです。被Ｙさんの指示に従っていると、
ついていくと、評価は下がり続けます。評価の詳細を求め続けて３年ですが、いまだ
10 に評価の詳細を頂けていない。すなわち不当評価。なぜ真摯に取り組んでいる従業員
に対して不当評価を行うのか。これは雇い止め、解雇を計画的に進めているというこ
とになりますと。私のこれ、感想です。
部Ｈ うん、原告さんの。
原告 既に計画的に進めてくれという宣言はしています。
15 部Ｈ ん？もう一回行ってください。
原告 計画的に雇用が続けられるようにと、その回答が不当評価です。今、幹Ｓさんの質
問、なぜ私が関係してるのかという。
幹Ｓ 言っていない、それは。
原告 えっ？
20 幹Ｓ そんなこと言ってない。
原告 あら？
幹Ｓ 私、言いましたか。
部Ｈ 言ってない……。
原告 いや、私がどう関係してるのかという、その、宣言。
25 幹Ｓ ああ……。
原告 宣言を知ってるか知ってないか何故重要かと。宣言を知っていた上でその低評価が
出たのであれば、全て幹Ｓさんの責任になります、この評価は。ところが幹Ｓさんが
もし知らないのであれば、被Ｙさんがのみ込んで、報告、伝達をしなかった。
部Ｈ それは原告さん、少し違うんじゃないかなと私は思います。例えば、一方的なそれ
30 は原告さんの宣言であって、それを承知しましたというふうに会社が了承したならば。
-24-
原告 承知しないということは、では、解雇に向けてということですね？この熱意を。
部Ｈ ううん、……言いませんよ、それは、原告さんが今おっしゃいましたけど、私が聞
きたかったのは、今、熱意の問題っておっしゃいましたけど、そういう意味合いで原
告さんは言ってくれたんじゃないんですか。そういう宣言を、自分的には頑張りたい
5 という風にいってくれた気持ちの問題なんじゃないですか。
原告 気持ではないです。その気持ちにどう応えたんでしょうか、被Ｙさんは。
部Ｈ いや、どう応えたんじゃないでしょうかじゃなくて、気持ちの問題ですか、気持ち
の問題じゃないですか。
原告 ちょっと意味が分かりません。行動は気持ちから全て出ます。
10 部Ｈ それって文章で明確に会社に対して何か言う内容だったのか、もしくは原告さんが。
原告 その後も何度も、そう言ったものの、被Ｙさんは一切動きませんでした。一切何も
行動していません。なので、業務中、業務が終了してから何度も何度も、やりましょ
う、やりましょう、やりましょうと、何度も何度も言っています。
部Ｈ やりましょうというのは？
15 原告 だから、どんどん進めてくださいと。
部Ｈ 何を？
原告 で、表紙作成が始まりました。当時、僕は合体やってたんですけども、覚えたい、
覚えたい、いつ進行するんですかと、どうするんですかと積極的にアタックして、じ
ゃあ表紙作成と、表紙作成やって、もう一通り覚えましたからと、次行きたいと、行
20 きたい、行きたいって何度も何度も言って、じゃあやっと背固めのほうと。一切動い
てません、被Ｙさんは。一切応えようとはしていません。無視しています。実質。実
質無視しています。事実です。感想はどうでもいいです。私は宣言はしました。何度
もリクエストしています。だから、１回だけ言ったことをすっかり忘れたということ
はないです。知っています。実際、何も積極的に動きませんでした。自分が無理やり
25 ごり押ししてる感じですね。生き残るために。その結果、評価がないがしろにされた
ということですね。その評価詳細を求め続けたけども、頂けてないと。これはもうど
うでもいいと思っていると、その結果、今回の発言、問題発言が根本であると。
部Ｈ 根本？
原告 根本的な彼の考えではないですかね。おまえなんか労災になってもいいと。訴訟す
30 るならしろと。
-25-
幹Ｓ そんなことはないです。さっきから解雇という言葉を使われていますけど、別に被Ｙ
さんはそういう思いがあるわけではないと思うので。
原告 いえ、それは違いますね。
ところが、どうしようかな、全部じゃあいきますか。
5 幹Ｓ その履歴は何のために取ってるんですか。
原告 紛争解決のためです。訴訟をしろということだったんで、訴訟になります、最終的
には、下手すると。
幹Ｓ ……つもりがあるということですか。
原告 訴訟しろと勧めたので。
10 幹Ｓ 被Ｘさん？
原告 ええ。
部Ｈ それは勧められるとするものなんですか。
原告 いや、もうしれしか道はないということですね。
部Ｈ それは被Ｘさんがしろと言うからですか。
15 原告 いや、会社がしろと言ってます。
部Ｈ 会社が？
原告 被Ｘさんは会社じゃないんですか。
幹Ｓ 原告さんから見たら会社の人間に見えるかもしれないですけども、被Ｘさんイコー
ル会社というのはちょっと極端な気はします。
20 原告 もちろんそうですけど。
ところが、被Ｙさんの話、唯一その命令で不明な命令があるんですが、それについ
て問いただすと、これは会社の命令だというんですね。なぜ被Ｙさんが会社なのかよ
く分かりませんけども。
部Ｈ それは一部、もしかするとね、今は原告さん、私がこのグループを預かっているの
25 で、私から指示した内容なのかもしれません。
原告 でも、会社ではないですよね、そしたら。
部Ｈ いや、分かりません。私は会社から言われていることを伝えているかもしれません。
原告 会社というのは、会社はしゃべるんですか。
部Ｈ ん？
30 原告 会社はしゃべるんですか。
-26-
部Ｈ 今、だって、原告さんだって。
原告 じゃあ会社って誰ですか。
部Ｈ 原告さんだって、会社が言ってますって擬人的に言ってるじゃないですか。
原告 いや、被Ｘさんは会社ではないと。では、会社って誰なんですか。
5 部Ｈ 組織です。
原告 組織はしゃべりません。
部Ｈ じゃあ原告さんは、会社が言ってますという意味はどういう意味ですか。
原告 いや、社員の方が言ったのは会社ですということで、それは違いますと言った。じ
ゃあ誰が会社なんですか。
10 部Ｈ いや、原告さん……。
原告 詭弁はいいです。詭弁はいいです。会社は誰なんですか、じゃあ。
部Ｈ 組織ですよ。
原告 組織。組織は喋りません。
部Ｈ いや、意思決定はあります。
15 原告 組織は意思決定ありません。
部Ｈ ありますよ。
原告 じゃあ全体責任ってことですか。
部Ｈ いや、そういうことではありません。
原告 じゃあ被Ｘさんも社員ですよね、会社ですよね、つまり。
20 幹Ｓ それを言ったら、原告さんだって会社の一員ですよ。パートナーさんだって。
原告 そうです、私は社員ですからね。パートナーであり社員です、私は。契約上は。
幹Ｓ パートナー社員ということです。
原告 パートナー社員、ええ。
幹Ｓ そうです。
25 原告 パートナーであり、社員です。
幹Ｓ はい、そうです。
原告 ただ、給与形態が違いますけども、私は社員です。
幹Ｓ みんな同じ仲間なわけです。
原告 そうありたいです。
30 幹Ｓ そうだと思います。
-27-
原告 ええ。そういう方に仕えていればよかったんですけども、実際にそうではないので。
被Ｙさんですね、はい。
部Ｈ それは、原告さんは、さっき、話戻しますけど、紛争に。
原告 ええ。
5 部Ｈ 原告さんの言う紛争の何かで使おうとして、そのタブレットをお持ちなんですか。
原告 タブレットを購入したきっかけですか。
部Ｈ ううん。今、そうやってお手元にありますけど。
原告 ええ。パソコンを持ってるのと一緒ですよ。頭悪いんで、見ないと分からないんで。
部Ｈ いや、私の話は、タブレットは何のためにお持ちですか、紛争のためですかという
10 ……。
原告 あっ、タブレットですね？
部Ｈ はい。
原告 お持ちというのは、所有している理由ですか。
部Ｈ 今、ええ、使われている理由。
15 原告 今、使われている理由？
部Ｈ うん。
原告 見ながら話さないと、頭悪いので。メモを、紙を使う癖ないので。紙のメモです。
ノートです、ただ。何か問題が。
部Ｈ ううん。それは業務中には使ってないですよね。
20 原告 もちろん、はい。
部Ｈ じゃあ、家に帰って、会社で何か起きたことをメモ代わりに取ってらっしゃるで
いいですか。
原告 はい。
部Ｈ 履歴として。
25 原告 はい。何か重要ですか、それ。
部Ｈ ううん。随分、二千十何年まで遡って取ってらっしゃるんで。
原告 重要な話ですから。全部繋がってるんで、被Ｙさん通じて。せっかくですから、
時間大丈夫ですよね、幹Ｓさん。
幹Ｓ 大丈夫です。
30 部Ｈ ええ、私は大丈夫です。
-28-
原告 ああ、そうか。ごめんなさい、日勤でした、ごめんなさい。
じゃあ、せっかくですから、はい。８月に評価が低くて、不当評価があったと。
次、８月に体の痛みが不眠症にまで発展したので通院。椎間板ヘルニアが発症、発
覚。全業務をマスターすることが困難になりましたので、断念しています。
5 2015年度末、リハビリ期間中、被Ｘさんがグループ長のときに、夜勤を閉鎖すると
いきなり宣言しました。一緒に夜勤をやっていた被Ｚさんに理由を聞いていたら、被
Ｘさんが割って入ってきて、自分の胸に聞いてみろと、私の責任と示唆しました。理
由を聞いてもいまだに回答せず、いまだに回答がありませんと。私の感想、雇止め、
解雇に向けた理由を図っていると。
10 次、年明け、リハビリが終了し、被Ｘさんに報告を行ったところ、返答が、「あっ、
そう」、さっきの話ですね。感想、労基署から及び報告した被Ｚさんから、完治をせ
ずに障害が残っていると、仕事に影響があることは知っているはずであり、知らなけ
れば質問が出るだろうし、このような対応にはならないと。雇い止め、解雇に向けて
動いているので報告には興味がない、どうでもいいと。
15 次、事実、2016年２月、被Ｙさんに対しての発言、自分からですね。体力維持のた
め、スポーツクラブに行こうと思います。お金が必要です。全業務をマスターは断念
したが、少しでも多くできることを行いたい。暇な時間に手を出して覚えて、あふれ
た従来の仕事を、自分の仕事を残業をして完了させ、健康維持と会社への貢献を果た
したいと伝えてあります。2016年２月。
20 １か月ぐらい後ですけども、被Ｙさんから、「なぜ残業するのか。もうやらんでい
い。もう覚えんでいい｣。これも重要な発言です｡「なぜ残業するのか。もうやらんで
いい｣、やらんでいいですね､「もう覚えんでいい」。感想、健康維持手段を妨害。こ
の発言は、あくまでも残業代にこだわった内容です。残業代を払いたくないと。しか
しながら、感想、これをきっかけに方向転換を図るべきかも。
25 部Ｈ 原告さん、ちょっと聞いていいですかね。残業という指示は。
原告 指示じゃないです。
部Ｈ 何ですか。
原告 体力維持のため、スポーツクラブへ行きたい。お金が必要。全業務をマスターは断
念したが、少しでも多くできることを行いたい。暇な時期に手を出して覚えて、あふ
30 れた従来の自分の仕事を残業して完了させ、健康維持と会社への貢献を果たしたいと。
-29-
部Ｈ それは、原告さん、残業というのはね、指示を出して初めて残業していただくもの
です。
原告 ええ。それはちょっとまた後で。方向転換、自分は、だから、もうけがしてるんで、
そんな頑張るべきではないかもしれないという自分の思いがありました。
5 以前から悩んでいました。仕事を覚え、時給を上げ、稼いで頑張ればいいか、それ
ともただ賃金をもらいに来る普通のパートに切り替えるべきか、年を取ればいずれ方
向転換するようになると予想はしていたが、突然障害が残って、選択をする時期が来
ていることに困惑をしていた。
会社からのサポートがあれば頑張る道もあったんだが、被Ｙさんによる会社の指示
10 により、残業及び多くの仕事をマスターすることを断念することとなると。労災責任
を追及するよりも、人並みに働けない自分がこれからお世話になるのだから、指示に
従い方向転換、つまり健康管理を最優先として残業はしない。既に食べていく分は習
得したので、新たに仕事を覚える必要もないと。もうかなり仕事を覚えましたんで、
その当時でも。ただし、これらは自分の誠意と公正による解釈、あくまでも被Ｙさん
15 の主張は、残業代がもったいないと。
幹Ｓ そう言ったんですか。
原告 いや、そうは言ってません。話の流れですね。ちょっと細かい流れは覚えてません
けど。
幹Ｓ 多分言わないと思う。
20 原告 はい。2016年５月頃、ちょっとこれ、私もちょっとまずいことを言ってますけど、
これ、しょうがないことですね。被Ｙさん、「あなたにｷﾞﾝｲﾝﾊﾞｯﾁを行ってほしい｣、
何かちょっと仕事の移動が他部署から来たということで、ＤＶＤも梱包して、子ブ
ックと一緒だからと、簡単だからと。
先日に言ったんですよ、被Ｙさん、「もう覚えんでいい｣。さっき言いましたよね、
25 「もう覚えんでいい｣。と言った点も踏まえて質問しました｡「その指示に従うと時給
上がるんですか｣。被Ｙさん、それくらいやれと。それくらいやると10円ぐらい上が
るんですかと。被Ｙさん､「やって当たり前だ｣。当たり前の指示に従うと評価上がる
んですかと、無回答です。
「2015年４月の評価詳細をいまだに頂いておりませんが、どうなっていますか。な
30 ぜ評価が低いのですか｣、無回答｡「その指示に価値ありますか｣、無回答。被Ｙさん
-30-
の指示には価値がありますかと、無回答。では、指示に従いませんと。回答ありませ
んでした。これ、「と主張、反発、盾突き｣、これは認めます。ただ、実際には。
部Ｈ 認めるんですか。
原告 認めます、はい。私は誠意と公正でこれまでやってますし、それに責任がというの
5 であれば、それはどこでも認めます。
ただ、これ重要です、実際には即指示どおりｷﾞﾝｲﾝﾊﾞｯﾁ、ＤＶＤの梱包を習得して
います。なぜなら、自分にできる仕事が限られていることを自分自身が知っており、
その作業は出来る作業だから。だから、ポーズですね、分かってくれよという。
部Ｈ それをやる必要はありますか。
10 原告 あります。はい。
部Ｈ でも、ポーズだと分かっているんですよね。
原告 いずれにせよ、無回答でした。
部Ｈ 私の質問に答えていただいていいですか。
原告 何ですか。
15 部Ｈ ポーズというのは、今、ご自分でおっしゃいましたけど、ポーズというのは必要で
すか。
原告 必要です。
部Ｈ 理由は？
原告 理由は、被Ｙさんは、もう覚えんでいいと言っています。もう覚えんでいいと言わ
20 せるほど頑張っています、私は。それに対して、被Ｙさんは、評価の詳細を伝えてい
ません。低評価で抑えています。あくまでも足を引っ張っています。
部Ｈ 足は引っ張ってないと思いますよ。
原告 引っ張ってますね。そうですよね。回答には無回答です｡「被Ｙさんの指示には価
値ありますか」、応えませんでした。
25 部Ｈ それが足を引っ張ることですか。
原告 そうです、はい。感想はともかくとして、もし、第三者にこれは必要であれば判定
していただきます。
次です。ちょっと長いんで、がんがんいきます。この点、ポリシーありまして、で
きることは全て行う、義務を果たさないのは常に会社側、これが私のポリシーです。
30 次、翌日、被Ｘさんから面談を要求、被Ｙさんが同席、なぜ指示に従わないのか。
-31-
実質は従っているんですが。ここで理由説明に、指示に従わない理由説明に、宣言に
関する被Ｙさんへのメールを見せます。このメールは当時のメールではなく、被Ｙさ
んが夜勤をなくすと言ったときに、なくすということはどういうことですかと、私の
宣言どうなっていますかということを被Ｙさんに送ったんですけども、私は分からな
5 いと、その件に関してはと。
その件に関しては、宣言のメールを見せたんですけども、そのときは、被Ｘさんは
その宣言の重要性を悟り、豹変。おまえなんかいつでも解雇できる。二、三か月分余
分に払えばいいんだからな。訴訟を起こすなら起こせ。こっちはいつも勝ってるんだ。
何かしてもらえるとは思うなよと。会社側は、不当解雇も視野に入れて、二、三か月
10 分余分に払えばいいんだからなと。意地でも障害が残っている従業員を解雇したいと、
私の感想。
自分と会社間で初めて訴訟という言葉が出ました。このように宣戦布告された以上、
最終的には訴訟する道しか残っていませんと。致し方ないことですと。いつもという
ことは、何度も訴訟を起こされているブラック企業だという宣言でもあると。
15 幹Ｓ 原告さん、すみません。もうちょっとこのままこれ以上聞いててもいいんですけど、
これを聞いて全部メモを取れて、全部覚えられるかっていったら、ちょっとそれは難
しいのは分かってもらえると思いますけど。経緯を知ることもすごく大事なんですけ
ど。
原告 すみません、ちょっと今、聞き逃しました。
20 幹Ｓ その経緯を全て私たちが把握することも、今まで苦しんできたと思うので、理解は
したいと思っています。
原告 ありがとうございます。
幹Ｓ ……聞かせてもらったので。何か、でも、これを聞くのが今後につながるのかって
いったら、もうほぼ大半、次どのぐらいあるかちょっと分かってないんですけれども、
25 今。それよりも、今後どうしていくのが一番原告さんが働きやすくて、私たちもちゃ
んと働いて、同じ、一緒にですね。働いていけるのかという話のほうが何か前向きだ
と思いまして。
原告 それは大事です。それは理解します。
じゃあちょっとポイントだけすみません、最後、まとめようと思って。ちょっと言
30 ってないことも言いますんで。
-32-
まとめ｡「何かしてもらえると思うなよ。正当な扱いはしない｣。会社、実際に不当
評価あり。評価の詳細頂けませんし。メディアのときから一貫してです。メディアの
ときから捏造評価など、捏造報告などがありまして、かなりつらい思いをしています。
日勤のミスを夜間の担当者らの責任だと、担当者は私です。朝礼で暴言を吐いたりし
5 て、挑発に乗りたくなかったんで、相手しませんでしたけども。
部Ｈ それ、誰がですか。
原告 ▲▲さんという方ですね。あのばかです。
部Ｈ ん？
原告 ばかです。ばか。▲▲というばかです。記録してください。どうぞ。
10 次、これは誰が言ったのか。ごめんなさい、これは部Ｈさんです。何でも思いどお
りにいくとは思わないでください。あなたの仕事は会社で決めます。あなたが決める
のではないと。これは労災を防止する能力がない、つもりがない。
幹Ｓ ん？
部Ｈ ん？
15 原告 労災を防止する能力がない、労災を防止するつもりがないという発言。
部Ｈ 私は、そんなこと言ってませんよ、一言も。
原告 はい。じゃあちょっとそこの経緯を。
部Ｈ ちょっと待ってください、原告さん。それは私は一言も言ってませんよ。
原告 ちょっと待ってください。ごめんなさい、どこかっけな。４月、被Ｘさん。2017年、
20 部Ｈさんより、合わせに入ってもらうかもしれませんという話は。
部Ｈ 覚えてます。検査ラインに入ってくださいというふうに……。
原告 はい。下を向き続けたり、首を積極的に動かすこと、腕のコントロールによる肩凝
りによる影響を踏まえ、合わせ担当者と手法、仕事内容を協議したところ、名案なし。
感想、いろいろ予定が固まってからではこまるだろうと、会社側の計画。
25 部Ｈ ……。
原告 検査ラインに入るという。指導こうこうという。予定固まってからでは困るだろう
と、先駆けて部Ｈさんに健康上の都合でできないこと、担当者と協議したところ、手
法が見つからないことを伝えると、部Ｈさんは、何でも思いどおりにいくと思わない
でください。あなたの仕事は会社で決めます。あなたが決めるのではないと。私は即、
30 言いました、拒否します。自分の仕事は自分で決めます。あなたに私の健康をお任せ
-33-
いたしません。自分の仕事は自分で決めますと。
部Ｈ いや、一言だけです、原告さんが私に言ったのは。自分の仕事は自分で決めますと
だけ私には言ってました。それは私はよく覚えています。
原告 記憶……だったかな。まあ、はい、分かりました。
5 部Ｈ 尾ひれとかをね、原告さん、つけないでいただきたいんですよ。
原告 いや、違う。ごめんなさい。それは、だから、第三者が決めますんで。
部Ｈ いやいや、第三者じゃなくて。
原告 ただ、分かりました、さっきの話で、知らなかったということですね？
部Ｈ 知らなかったって何がですか。
10 原告 ヘルニアの件
部Ｈ ヘルニアとはおっしゃってなかったです、原告さん。
原告 いや、そうじゃなくて、知らなかった、その時には？
部Ｈ ええ、知りません。
原告 ちょっと理由が分かりました、このときの。ただ、この時点での解釈としては、だ
15 から、健康問題とはそのとき言っています。いずれにせよ、労災を防止する能力がな
いという解釈。
部Ｈ 能力？
原告 まあまあ、ちょっとまあまあ。被Ｘさんの面談のときにちょっと戻ります｡「あな
たのそのケガ、会社責任とは考えていません｣。つまり、起こった労災について、責
20 任能力がない、責任取るつもりもないと。この２人の発言から、自分の解釈は、労災
を防止するつもりもないし、責任を取るつもりもないということですね。
次、評価がプラスには動かず、マイナス方向のみ動き、雇い止め及び解雇及び健康
悪化と最悪の試しが実行され、被Ｘさんからは解雇の通知も出てますから、必死の抵
抗によって未遂に済んでいるこの事実。全ての原因になっている被Ｙさんがいまだに
25 厄災として、厄災、厄災、厄災としてアルバムグループに勤務し、問題を起こしてい
ると。訴訟を起こす。
部Ｈ ちょっと待ってください。誰が問題を起こしてるんですか。
原告 被Ｙさんです。
「訴訟を起こすなら起こせ｣、被Ｘさんですね、現状進行であるならば、その勧め
30 に沿うしかないようです。
-34-
次、原告自身は全て受け身であり、防衛行為である。挑発、攻撃は全て会社側にあ
ると。
はい、以上。これだけ一応自分の感想ですね。事実と感想。
部Ｈ いえ、事実ではないですね。
5 原告 それは、はい、分かりました。一応それを踏まえて、前向きということですね。
幹Ｓ 最後に、自分の防衛だって今おっしゃったと思います。原告さんは、お金を稼ぎた
いということもあり、さっきおっしゃって、諦めたという文章もありましたけども、
今後、うちの会社で続けていきたいと思ってるで間違いないですか。
原告 はい。雇用の継続と健康は、はい。
10 幹Ｓ そしたら、そこはお互いの歩み寄りで、うちに、すみません、不備があったことも
あると思います、多分。私たちも完ぺきではないので、それは今、改めて謝らせてく
ださい。申し訳ありませんでした。
原告 かしこまりました。
幹Ｓ なので、何ですかね、完璧ではないとは思いますけれども、それはちゃんと話を聞
15 いた上で歩み寄っていきたいんですけど、そのときには、やっぱり原告さんにもこち
ら側の思いをちゃんと分かってほしいなとは思うんですけど、今、どちらかというと、
読んでたから余計なんでしょうけど、どうしても何か一方的なイメージを少し受けて
しまったんです。読んでたからかもしれませんが、自分の思いが物すごく強いから。
原告 いえ、……原因、その原因は、話合いの機会がないです、全く。当然一方的になり
20 ます。そこまで。はい、どうぞ。
幹Ｓ なんで、今まで話合いの場が、すみません、設けてられなかったんだとすれば、こ
れから、……ずっとというわけにはならないのかもしれないですけど、定期的にとか、
私たちも日勤にいますので。だけど、その思いはもちろん聞きたいと思っていますの
で、逆にことらの思いもちゃんと聞いてもらいたいなと思います。
25 原告 そうしていただければ。
幹Ｓ それは大丈夫ですか。
原告 ただ、実際には、今まで被Ｙさんに何度も言っています、部Ｈさんと面談、部Ｈさ
んと面談をと。実際には達成されていません。
部Ｈ 面談やってますよね、私と。
30 原告 いえ、被Ｙさんが何かいろいろ言ってくるんで、ちょっと詳細を忘れましたけど。
-35-
あと、それもあるんですけども、根本的にもうずっと、2015年度から、評価の詳細を
下さいという、これも理解、これも実現していません。だから、全て自分の事実から、
自分の記憶という事実からなる間違った擦れ違いはあるかもしれませんけども、実際
ね、それはしょうがないでしょう、お互い。妄想。自分の考えということで。極端な
5 話ね。
部Ｈ 感想。
原告 感想。
部Ｈ 原告さんの感想でいいですか。妄想って言うとね、あれだから。
原告 ちょっと……。感想、自分の考えにより、考えるしかないです。ただ、実際にその
10 裏付けとしては、おおむね間違っていない。被Ｙさんは、その意志表明として、労災
は怒っても構わないと、もう最悪な。
幹Ｓ それは多分売り言葉に買い言葉な気はしますけどね。本気でさせたいわけではない
と思います。
原告 いや、それはないです。あり得ます？そんなこと、売り言葉買い言葉で。
15 部Ｈ 原告さん、でもね、それは、私の、被Ｙさん、部下なので、まず、部下の非礼を私
のほうから謝ります。
原告 恐れ入ります。
部Ｈ それはね、申し訳なかったと思います。本当に申し訳ないです。ただね、原告さん、
理解をしていただきたいのは、先ほど幹Ｓさんも申し上げたとおり、私たちも原告さ
20 んも同じ感情を持ったね、ロボットじゃないですよね。だから、やっぱり原告さんが
こう思うなという今、感想を私たちに率直に言っていただいたとおりであって、それ
はもしかするとね、私もそうですけど、被Ｙさんも別の感想をお持ちだったかもしれ
ないといったところでは、衝突はあったのかもしれません。
原告 それははっきり分かってます。
25 部Ｈ うん。でも、そこはね、原告さん、これから、幹Ｓさんがおっしゃられたとおり、
前向きに、ここの会社で頑張っていきたいんだというふうに原告さんが思ってくださ
ってるのならです。そしたらそれは、帳消しにしろとかそんな都合のいいことを私は
言いませんけれども、前向きに、未来志向でやり取りを。
原告 前向きという意味ではちょっと、一応このメモにもちょっと、ちょっと勝手言いま
30 す。最後に、ボールは会社側が持っています。対話のドアを開けて、正常な労使関係
-36-
になれる日をいつまでも心待ちにしておりますというメモを自分しています。ボール
は会社側が持っています。対話のドアを開けて、正常な労使関係になれる日をいつま
でも心待ちにしております。
部Ｈ 原告さんも持ってますよね、そういった意味だと。というのは。
5 原告 持っていません。私は積極的にやっています。
部Ｈ そういうふうに、ほら、何ていうのかな、基本的に。
原告 では、なぜ評価の説明がないのでしょうか。そもそもそっから始まっています。
幹Ｓ それは、今の評価じゃなくて、その当時の評価が欲しいんですか。
原告 そっから全て、そっから始まってますからね。それが、実は、被Ｘさんが面談のと
10 き言ってました、ちょっとここメモないんですけども。そんな、ぶっちゃけ話でして、
そんなに見えるわけないだろうと。実際、評価なんて言うけども、個人のことなんか
そんな細かく。それは分かるんですけどね、分かるんですけども、ただ、いや、そん
なことはないです、さっき見たでしょうって、評価の宣言見たでしょうって、そした
ら黙りましたけども。つまり、評価の宣言を見たから、もうしなきゃいけないんです、
15 評価は正確に。誠意と公正をもって、なのにしなかった。
これ、ちょっと悩みました。幹Ｓさんの責任かどうか。幹Ｓさんは知らなかったと。
幹Ｓさんには伝えていない、それは被Ｙさんの責任。幹Ｓさんが評価、承認したにし
ても、幹Ｓさんが実際、自分の勤務を見てるわけではないと、被Ｙさんが実際には評
価していると、それを承認したまでであって。それはそうですよね、言ったことを疑
20 うわけにはいきませんし、お互いの考えがあるということで。
幹Ｓ それはもちろん被Ｙさん、私ももちろん顔ももちろん知っていますし、だけど、ず
っと見てるわけではないので、一番夜間を均等に平等に見られるのは被Ｙさんが。
原告 そのとおりです。
幹Ｓ 被Ｙさんが夜勤を担当しています。
25 原告 そうです。そういうことです。ということは、もう被Ｙさんが全ての原因と。きっ
かけであり、これまで悪化をリードしてるのは被Ｙさんと、ちょっと途中、中断しま
したけども。今回、極めつけの発言があったと。被Ｙさんが全て、我々労使関係は屈
折していると。人格ですね、彼の。
幹Ｓ １個でも教えてほしいんですけど、被Ｙさんも夜間をうまく回すためにいろいろ考
30 えて、皆さんに、今日はこっちをやってください、いや、今日はこっちをやってくだ
-37-
さい、多分日替わりで状況に応じて多分いろんな指示が出てたと思うんですね。だか
ら、１個を取って、ずっとその指示がじゃあ永遠に続くかっていったら、そうではな
くて、やっぱりその都度都度で多分指示ｓがでると思うんです。
被Ｙさんは、社員もあんだけ人数いる中で一人しかいませんから、皆さんに力を借
5 りて、何とか回そうとして苦しんでるのは事実だとおもうんですね。なので、それは、
少しでも役に立とうって、何でもできるようになろうという原告さんの思いはさっき
聞かせてもらいましたけど、その原告さんが持ってるビジョンと被Ｙさんが考えてい
る、よくしようってお互い思ってるんだけれども、でも、結果が違う場合もあるじゃ
ないですか。
10 原告 いや、かなり実態は違うと思います。自分は宣言しました。
幹Ｓ それは。
原告 宣言しました。仕事を覚えたいと、子ブックやったんで、ほかのこと全て覚えたい
のでと、始めましょうと、始めませんでした。要は、会社に貢献することを望んでい
ない。
15 幹Ｓ いえいえ、そこはそう言ったわけでは。
原告 いや、まあ都合、いろいろ契約あるでしょうけど、教えようとしていない、積極的
にがんがん自分で取りに行く、ほぼ強引にもう。
部Ｈ 原告さん、土曜日というと、パロさんがお休みですよね。
原告 土曜日、はい。
20 部Ｈ 今、土曜日っておっしゃいませんでした？
原告 いや、言ってません。
部Ｈ 土曜日って。
原告 ごめんなさい、活舌が悪いんで、ごめんなさい。
部Ｈ ああ、ごめんなさいね。
25 原告 ちょっとおしゃべり苦手なもんで、すみません。そのほか、ちょっと被Ｘさんと解
雇するとかってもめたときに、いや、私はちゃんとやってるんですけどって、どこが
やっているのと、だったら評価の詳細出してくださいよって評価の話が出て、根本的
な話ですね。で、分かったと、俺が評価してやると、日勤に来いという話があったん
ですけども、いろいろお互いに一応努力をして、パＡさんがちょっと橋渡しになって、
30 日勤異動の件と雇い止めの件が実質消滅したんですけども、ただ、その後ですね、そ
-38-
の後の時期に、被Ｘさんに宣言してもらったということ、仕事全部覚えますよという
ことを言って、変な意地みたいなものができまして、ちょっと中断したけども、やっ
ぱりできるものはやりたいって今までも思ってましたし、ちょっと被Ｙさんとの付き
合いでちょっと流れたこともありましたけども、ちょっと火がついて、パＡさんにち
5 ょっとお願いして、ちょっと被Ｙさん抜きにして、もう被Ｙさん、あっ、で、指示が
出ています、飛びましたけども。被Ｙさんを無視していいと、相手するなと、パＡチ
ーフに協力しろと、パＡチーフの指示に従えと。ただ、パートなんで、恐らく指示と
は言えなくて、協力しろと、一緒にやってくれということで。
で、被Ｙさんを置いて、パＡチーフにちょっとお願いして、ちょっと意地張りたい
10 と。やると言ったのに、やらないんだったら恥ずかしいと、できることはやりたいと
いうことで、見返し貼りを覚えて、大した仕事じゃないですけどね、断裁も覚えて、
ちょっとチャンスがなかったんで実際にはろくにやってませんけども。結果的に、後
半ほぼ仕事できるようになって、じゃあそのときの評価が、パＡさんの評価が、今ま
での経緯も含めて、ほとんどの仕事やってんじゃんということで言われたんですけど
15 も、それは置いといて。
それは個人間の問題ではなくて、絶対に被Ｘさんの指示、許可を得てんだろうから、
まあ、それはいいかな。ただ、一応名目、当初、今は親の見返し貼りもやってますけ
ども、当初はせめて子ブックだけでもと、子ブック担当だったんで。子ブックをやっ
てたんですけども、そのときに被Ｙさんが通りすがりに捨てぜりふを言いました、捨
20 てぜりふというか嫌味か、親もやるのかって、親の見返し貼りもやるのかと嫌味を。
だから、被Ｙさんは覚えることを望んでいません。仕事を。嫌味を言います、あの人
は。ちょっとニュアンス伝わらないと思うんですけども。
その言い方は、以前、本館のときに、ちょっと全く違う話ですけども、全く関係な
い、たわいもない、ﾌｧｽﾄﾌﾞﾛｯｸの担当者が、ちょっと自分が通ったときに、うわ、ゴ
25 キブリがいるって、原告さん、ゴキブリいますよって、えっ、本当って、うわあ、分
かんないけどいるんだとかって話したところ、被Ｙさんが通りすがりで、なんだ、お
まえﾌｧｽﾄﾌﾞﾛｯｸでもやんのかって。まあ言いたいことは分かります。雑談するなとい
うことで。ﾌｧｽﾄﾌﾞﾛｯｸｼｬと何しゃべってんだと。でも、言い方はそのニュアンスです
ね。親もやるのかと、そういったニュアンスとちょっと、伝わるかどうかわかりませ
30 んけども。要は、被Ｙさんは仕事を覚えることを望んではいません。被Ｙさん抜きに
-39-
やってましたけど、確かに。ただ、積極的にやってるのを快くは思ってませんでした、
実際に。
幹Ｓ その理由は聞いたことないですか。
原告 聞く必要もないです。もう今までマイナスに扱うことはあってもプラスに扱うこと
5 ないですから、一切。一切ないです。評価もそうですし、仕事もそうですし。仕事を
覚えたのは、全て自分の努力と、協力していただいた方々のおかげです。被Ｙさんで
はないです。実際に被Ｙさんから仕事は教わってますけども、それはかなり強引に自
分がお願いしたか、致し方がなくなったのか、被Ｙさんの意思ではほとんどないです。
会社の都合、指示もあって回ってきた仕事もあるんでしょうけど、実際には被Ｙさん
10 はマイナスであり、プラスではないです、付き合っていくのは。
自分の感想、物すごく勝手な感想なんですけども、被Ｙさんの評価、恐らく周りか
ら、幹Ｓさんにしろ部Ｈさんにしろ、追い越されて置いてけぼり。これ以上人に教え
る。評価が上がるのが何か怖いのかなと。
部Ｈ ん？
15 原告 ちょっとうまく伝わらない？
幹Ｓ 原告さんの感想、被Ｙさんの。
原告 私の感想、ええ、私の卑屈な感想ですね、あの人は腐ってると。要は、人を向上さ
せて、行け、行けという人間じゃないということですね。言いたいことは。
部Ｈ そんなことはないです、原告さん。
20 原告 事実、じゃあ何かありました？私にとってプラスになったことは。
部Ｈ それはね、原告さん、今もこうやって巡り巡って話をしてるわけじゃないですか。
それだってもしかするとね、原告さん先ほどおっしゃられてたけど、被Ｙさんと折り
合いが悪いのはね、よくわかりました。ただし、ただしですよ、そういう話も私たち
分かんなかったわけです、今まで、はっきりとは。でも、やっぱり被Ｙさんとの関係
25 性があって、今、こういうふうにお話しさせてもらってますし、そこはマイナスかも
しれないですけど、プラスなんじゃないんですか。……。
原告 それは我々の努力です。被Ｙさんの存在ではないです。被Ｙさんは。いや、こんな
機会なくていいんですよ、実際。
部Ｈ 本当はね。
30 原告 そう。
-40-
部Ｈ 本当はね。
原告 被Ｙさんの尻拭いを我々はしてるんですよ。
部Ｈ ん？
原告 なるべく収めたいという気持ちは分かりますけども、ちょっと本質的なことを考え
5 てください。これからずっと付き合っていくんですから、私が。労災起こってもいい
と言った人間に対して。
部Ｈ でも、前向きにこれからやっていただけるんですよね。
原告 当然です。
部Ｈ 聞きましたけど、私は、それでもそういう考えがありますか。
10 原告 いや、仕事の、会社に関しては分かりました。今の話、幹Ｓさんの話、知らなかっ
たって話も聞いても、全て被Ｙさんが責任、足を引っ張っている。積極的に、解雇の
ときにも、解雇に向けた話はしても、プラスの話は一切してないということで。全て
分かりました。
部Ｈ いや、それは原告さん、ちょっと飛躍してないかな。
15 原告 じゃあちょっと被Ｙさんの会社に発信したちょっとメールとか全て見せてください。
何かいいこと書いてありますか。
部Ｈ ん？被Ｙさんが会社に発信したメール、何かいいこと書いてありますかって聞きま
した？
原告 ええ、ええ。
20 部Ｈ 書いてありますよ、それは。
原告 おお、すごい。
部Ｈ それはこの間も、私も感心するような内容を発信していただいてますよ。
原告 ちょっと教えてくれませんか、別に。
部Ｈ ああ。
25 原告 駄目ですか。ちょっと興味あるので。
幹Ｓ そうでなければ、私たちは被Ｙさんを夜間の担当者にしませんよ。
部Ｈ ええ。
原告 いや、ただ、実際には、おかしいですね。とにかくマイナス、実際に動いてるのは
マイナス方向のみ、評価もろくにしない、説明もしない、退職に関しての手続だけは
30 している。今回の発言も全くひどいもんですね。私の技術向上にも協力しないと。全
-41-
くひどいもんです。
部Ｈ その前に原告さんは、それはもしかすると被Ｘさんの指示だったかもしれませんけ
ど、被Ｙさんの指示には従わなくていいというふうな指示が被Ｘさんからあったわけ
ですよね。
5 原告 はい。
部Ｈ ですから、そこでやりとりはやっていないわけですよね。そういう時期もあったん
でしょう、事実。
原告 はい。ええ。
部Ｈ だとしたら、そこは無くて当然ですよね、その指導がないということは。
10 原告 当然受けるつもりなかったです。ただ。
部Ｈ 逆に言えば、原告さんに対しての、もしかすると有益なね、何か指導がなかったと
も取れると思うんですけど。
原告 いえ、そういう指導をするつもりがあるのであれば、今まで、何年だろう、働いて
いますけども、何かあるはずですね。そのときだけ、なかった期間だけ見て、そんな
15 こと言われても困ります。そんなわずかな期間だけ見て、そのとき何かあったかもと
いうのは、それはちょっとなかなか考えられません。
幹Ｓ でも、理由があるんだと思います。
原告 まあ理由はあるでしょうね。
幹Ｓ ちゃんと伝えられてないのは、被Ｙさんも悪い部分はもちろんあると思いますけど。
20 原告 ただ、事実として、足を引っ張る行為しかしてないということですね。何も協力は
していない。
部Ｈ 足を引っ張るとはまさしくマイナスなんですけど。
原告 はい。マイナスです。はい。
部Ｈ でも、評価のことを先ほどおっしゃいましたが、そのほかにも何がマイナスなんで
25 すか。
原告 解雇に向けて動いたことですね。
幹Ｓ 解雇に向けては一切動いてないと思います、被Ｙさんは。
部Ｈ 動いてないですよ。私はそんな報告は一切。
幹Ｓ そんな行動は見たことないです。
30 原告 いや、中断があったんで、それ言わないでしょうね。中断があったんで。
-42-
幹Ｓ その履歴もあるんですか。
原告 はい。あります。はい。面談のときの発言で。
幹Ｓ でも、そこでそういう発言はしたって履歴はあるようなんですけど、その内容を私
たちが知ることは一切ないです。
5 原告 はい。もちろん、はい。
幹Ｓ なんで、動いてないということです、その後。
原告 動いてない？
幹Ｓ 面談のときにはそういう発言はしてたのかもしれないですけど、その後、何かじゃ
あそれに対して動いてるかというと、私たちはそういう動きは知らないので。
10 原告 それ、何の動きですか。それは被Ｘさん？
幹Ｓ 解雇に対して、その先に被Ｙさんが動いてるということは私たちは知らないので。
原告 あっ、被Ｙさんが動いてるか。解雇が動いてるかじゃなくて、被Ｙさんが動いてる
かと。
部Ｈ うん。それに向けて。
15 幹Ｓ 解雇に対して被Ｙさんが動いてる？
原告 いや、これも中断されてますけども、被Ｙさんは結果的に置いてけぼりにされてま
すね。会社の判断から。日勤回避されたんですけども、日勤回避、被Ｙさんは知りま
せんでした。なぜおまえ出勤しているんだという話で。
部Ｈ 日勤回避？
20 原告 日勤に切換え回避。被Ｘさんが、じゃあ日勤に来いと。被Ｙさんと一緒に面談のと
きに、被Ｘさんが、それで理由をつけて辞めさせるのか、それともまあよければ使い
たいのかと。こういう状況でなければ、ちょっとは喜んで行ったんですけどね、ちょ
っとおもしろそうだったんで。ただ、こんな状態で行けない、体も悪いんで、ろくに
仕事もできないし、足を引っ張るだろうし、お互いにちょっと悪いという意味もあっ
25 て、パＡチーフにお願いして、結果的には双方の努力によって回避したんですが、そ
れを被Ｙさんは知りませんでしたね。その日勤に行く日に夜出勤したら、なぜおまえ
出勤してるんだって、日勤じゃないのかということでした。全く被Ｙさんは知りませ
ん。雇い止めというのは、実際にはその後の話ですからね、更新しないという話です
から。
30 部Ｈ それは誰が更新しないと言ったんですか。
-43-
原告 先ほどから言ってますけども、被Ｘさんです。
部Ｈ でも、そこは名前を。
原告 つまり、被Ｙさんはもう解雇にしたい、ああ、被Ｘさんが……後知らねえというこ
とですよね。そのつもりでいたら、なぜか出勤してる、えって、何でおまえ出勤して
5 るんだって。
幹Ｓ そういうふうに言われた事実はあるかもしれないですけど、それに対して、別に被
Ｙさんがされてるわけではないと思うんです、私たちが聞いてる感じだと。
原告 ん？何かされてるわけ？
部Ｈ 会社から置いてけぼりとおっしゃいましたね。
10 幹Ｓ うん、ということではない。
部Ｈ そういうことではないと。
幹Ｓ 情報を渡されてないとか、そういうことではない。
原告 ん？何？
幹Ｓ 被Ｙさんが情報をもらってないとか、渡さないように私たちがしてるとか、そうい
15 う扱いをされてるということではないと。
原告 いや、そういうことですよね。
幹Ｓ いや、違います。
部Ｈ 違います。
原告 じゃあなぜ従業員の出勤、異動のことを知らなかったんでしょう、事実を。
20 部Ｈ それ１つを取って、会社から置いてけぼりという言葉は、ちょっとそれは違うと思
いますね。その１つ取って、その表現と言うのは。
幹Ｓ 理由がないです。
原告 確かに労災の件も伝わってませんし、けがの制限事項も知らないのですし、報告、
伝達、対話が会社ではろくに行われてないのかなということでしょうかね。というこ
25 とは、ろくに機能していないという、会社が。ということは、また３年、４年、５年
後、またこういったもめごとが起きるということですかね。ここで話したことがまた
伝わってなくて。
幹Ｓ それは、原告さんが続けていきたいと思ったら、そういうのはお互いにこうやって
話をしていけばないんじゃないですか。
30 原告 ないはずです。
-44-
幹Ｓ ないと思います。
部Ｈ 続けていかれたいという気持ちがおありなんですよね。
原告 つもりじゃないです。実行します。
部Ｈ だとしたら、こういう会社なんだではなくて、ちょっとお互いに歩み寄るというの
5 も大事だと思います。
原告 いや、私は常に歩み寄ってます。
部Ｈ でも、今、発言的にね、こういう会社。
原告 いや、こういうことだから言ってるんです。そうやってごまかさないで下さい。
事実なんです。
10 部Ｈ ごまかしてないです。
原告 ただ、それ、あなたの感想でしょうというのは分かります。ただ、そちらも、被Ｙ
さんの感想から基づいたデータなんですよ。そうでしょう？被Ｙさんからの報告なん
だから。だから、乖離してて当たり前なんですよ、離れていて。
幹Ｓ なので、被Ｙさんのことを会社はこう扱われているというのを決めつけないでほし
15 いということを言いたいだけで、その乖離があるから。
原告 つまり、会社は被Ｙさんを認……。
幹Ｓ そうです。認めてます。
原告 あっ、残念です。はい。つまり、労災が再発しても構わない、会社責任で構わない、
訴訟をするならしろ、どうぞというのは認めるわけですね。
20 幹Ｓ そうではないです。その発言は間違いだと。申し訳ないです。
部Ｈ ないです。それも私も謝りましたよね、私の部下がそういう発言をしました、申し
訳ありませんというのはそういう意味ですけれども、決して会社が被Ｙさんを置いて
けぼりにしているだとか、そういったことではないと思ってます。
幹Ｓ 原告さんを辞めさせたいとかではないです、会社側は。
25 原告 会社側は。はい、分かりました。ありがとうございます。それは受け止めさせてい
ただきます。かなり有意義な会社側の考えが分かりましたので。
ただし、問題が被Ｙさんですね。もう労使関係は破綻しています。
幹Ｓ 原告さんとということですか。
原告 はい、ええ。確実にもう、今までの経緯も含めて、今回もう決まっちゃってました
30 ね、残念ながら。今まで、例えば被Ｘさんも言ってます、訴訟をするならしろとか、
-45-
解雇だとかと言ってますけども、確かにさっき言った売り言葉に買い言葉、それは自
分だって発言したのを何して、責めたりしませんよ、そんな。うん、何ていうんだ、
首根っこつかんで、今言ったじゃないかみたいな。言ってません。今まで何年も耐え
忍んできましたけども、今回、どう解釈しても回避できないということですね。
5 幹Ｓ 今後、被Ｙさんと一緒に夜勤を継続していくことは難しいということですか。
原告 ええ、はい。無理ですね、これは。
幹Ｓ これから話合いを設けても難しいですか。
原告 彼と話し合うつもりはないです、もう。もし継続、その継続であっても、一切報告、
伝達、対話は行いません。無理です。何かあるならば書面で、別に携帯でもいいんで
10 すけど、下さい、指示を。
幹Ｓ それでは仕事にならないですので。
原告 そう、ならないですね。そうなんですよ。だから困ってるんです。
幹Ｓ 被Ｙさんからの歩み寄りがあっても駄目ですか。
原告 いや、もうそういう問題では、その時点ではないです、もう。今回のことがなけれ
15 ば、ちょっとしばらく、ちょっと自分ももめごと避けたかったんで、もう必要以上に、
必要なこと以外はもう一切相手にしなかったので、挨拶もしないし。ただ、何かあれ
ばしっかり聞きに行って、報告するべきことはしてと、ただ、それ以上のことはしな
かったということで、そのかいもあって何もなかったんですが、結果的に挑発があっ
て暴言があったと。もうこれ以上どうすればいいんですかね。人間性ですから。会社
20 が考えてないことは分かりました。
幹Ｓ それこそ部Ｈさんも言ってましたけど、どの仕事をやってほしいというのは、こち
らからこれをというのは言うと思うんです。でも、それを原告さんが自分で決めるっ
て言ったことに対して、違うということを言いたかったと思うんですね、被Ｙさんは。
ただそれだけだと思うんです。その言い方の言葉や伝え方は間違ってたと思うんです。
25 原告 そこだけ切り取ればそうなんですけども、その前提が、体に影響があるという、ヘ
ルニアの件ですね、影響があるから中断しましたという話です。
幹Ｓ そこまでちゃんと言葉にして言いましたか。
原告 はい。ええ。
部Ｈ 今回も言ってます？
30 原告 今回も言ってますし、今までも何度もあったんで、これが初めてだったらまだ誤解
-46-
のあれもあるんですけども、ちゃんと、今日もちょっと、今日もとは言わなかったか
な、細かいことはともかくとして、影響出ましたので、健康問題では中断しますと、
一応こうこうこれだけ残ってますけどもって伝えて。
幹Ｓ 中断することは了承してもらったと思うんです。だけど、自分でやることは自分で
5 決めるという言葉に関して、それはこちらで行いますという発言だったと思うんです、
被Ｙさんは。逆に、体を。
原告 いや、逆です。中断したことに関して、何故か不満を表明して、やることは会社で
決めるんだと、おまえじゃないと言ったんで、いや、自分のことは自分で決めますと、
それは部Ｈさんに言ってますよということは、以前、そういった発言を、会話があり
10 ますよと伝えて。
部Ｈ さっきの話をしたのね。
原告 話をしてるさなか、さっきの発言ですね。暴言が出て。
幹Ｓ それは誤解があるような気がします。
原告 誤解ではないです。誤解と解釈するのは、したいのは分かるんですけども。
15 幹Ｓ ということで、被Ｙさんにまだ話きけてないので、その辺はちょっと聞いてみます。
原告 ええ、はい。一応そんな感じで。上司の、使用者の発言ではないですね。これは奴
隷契約ではないので、自分は。
幹Ｓ もちろんです。
原告 ありがとうございます。奴隷に対してだったらそう言いますね。確かに。
20 幹Ｓ そんなふうに思ってないと思います。
原告 いや、思ってなければそうは、思ってなかったら言葉に出ません。
幹Ｓ でも、言葉に出してしまってるという事実はあるので、それは伝えたいと思います、
しっかり。
原告 はい、分かりました。
25 幹Ｓ 分かりました。今日は事実をまず、あとは原告さんの思いを、すみません、あんま
りちゃんと、時間もあれなんで、全ては聞けなかったですけど、第１弾としては、分
かったつもりでいるだけじゃないといいなとは思ってますけど、自分なりに把握した
つもりでいますので、それを持って被Ｙさんのほうに話、……したいと思ってますん
で、またちょっと、時間ね、仕事を一生懸命やられている方なので、時間取って申し
30 訳ないんですけど、またちょっとまた別途、それを踏まえて話させてもらえればと思
-47-
いますけど、それはいいです？
原告 はい。
幹Ｓ ちょっと、大変遅くなってしまって大変申し訳ありませんでした。
原告 ちょっと、完全にもう解決をしたいので、すみません、急なんですけども、今、火
5 曜日、次の火曜日、ちょっと病院通うので有給頂いてるんですけども、現状、ちょっ
と仕事を一緒にできる状態ではないので、月曜日と水曜日、有給、労災紛争の解決の
手段としてちょっと有給頂きたいんですけど、急ですけど。
部Ｈ 労災紛争？
原告 労災じゃない、何だ、労働紛争か、労働紛争、ごめんなさい、労働紛争、はい。ち
10 ょっと有給頂きたいと。先ほども言ったように、無視する状態では仕事にならないと
いうこともありますし、ちょっとこれ以上もめごとを起こしたくないのと、専門の方
にちょっと相談して。
幹Ｓ 専門の方？
原告 はい、専門の方、第三者です、相談して。ただ、会社の事情は一応分かりましたの
15 で。ただ、被Ｙさんの問題がありますので。
部Ｈ 被Ｙさんの問題というのは、原告さんが、何ていうんでしょうね、感じる被Ｙさん
のそういう態度に対して、これ以上一緒に仕事はできませんというのは率直な感情で
すか。
原告 感情じゃなくて、事実です。もう被Ｙさんの感情、発言、行動が、使用者として適
20 格でないと。事実です。
部Ｈ 適格でないから一緒に仕事をしたくないと。
原告 いや、できない。できないです。したくないんじゃない。できないです。
幹Ｓ ほかのメンバーもいるじゃないですか。その人たちはじゃあ被Ｙさんに不満を持っ
てるかっていったら、持ってない方もいらっしゃいますよね。だとしたら、被Ｙさん
25 が全て適格でないということにはならないんではないかと。
原告 それを第三者に聞きます、専門の方に。はい。完全解決します。
幹Ｓ 原告さんは、被Ｙさんと仕事したくないっておっしゃいますけど、お二人ともうち
の夜間のアルバムの従業員じゃないですか。じゃあ今後、どうしていけば。
原告 それが分かりませんので。本来であれば、責任者が責任を取るべきかと思うんです
30 けど、責任の取り方が分からないということであれば、第三者によってどう責任、責
-48-
任というか、お互いどうするべきかというのを判断していただく形がいいかと思いま
す。
部Ｈ 原告さん、どうしたいんですか。
原告 どうしたいか。被Ｙさんの懲戒解雇です。根本的に、幹Ｓさんの言葉で分かりまし
5 た。報告を怠っています。それがそもそもの原因ですね。宣言を伝えていません、大
事な、物すごい大事な、雇用に関する。
幹Ｓ でも、それはじゃあ被Ｘさんに聞いて、被Ｘさんも伝えたかっていったら、伝えて
なかったら、それが懲戒解雇になるんですか。
原告 いえ、今回の話ですね、問題は。あくまでもお重めしようとは思ってませんから。
10 あくまでも自分の身を守ることが前提ですから。
部Ｈ 前提で、何で被Ｙさんが懲戒解雇なんですか。
原告 もうこれ以上無理です。危険です。危険すぎます。いや、別にあくまでもこれ自分
の希望ですから、要求ではないです。要求とは言ってません。あくまでも希望です。
要求じゃないです。ただ、そうもいかないだろうということで、乖離するので第三者
15 に。ではどうしたらいいのかという。
幹Ｓ それは自分がうちで働くためにということです？
原告 そうです、はい。
幹Ｓ ただ、答えは、さっきおっしゃってた被Ｘさんの案で、日勤に来るとかというのは
その案の１つになります？
20 原告 日勤に来るか。
幹Ｓ 被Ｙさんがいるから、折り合いが合わないので、そのまま残ることは自分的には無
理なので、でも、続けたいから懲戒解雇という手を取ろうと今、思ってるわけですよ
ね。
原告 ええ。
25 幹Ｓ だとしたら、同じ時間帯ではない日勤のこっちで働くというのは候補の対象になり
ますか。
原告 正直言って、なっております。なっておりますけども、現時点ではそれに対して発
言しません。
幹Ｓ 何でですか。
30 原告 不利になるからです、自分に対して。
-49-
部Ｈ 不利？
幹Ｓ それはやっぱり目的が残るだけではないということですよね。
原告 取りあえず有給頂いて、ちょっとご相談して、完全に解決をしたいと思います。特
に会社に対して攻撃をするという意思ではないです。
5 幹Ｓ でも、被Ｙさんに対してはというのはあると思いますよね、今のお話だと。
原告 いえ、そうではないです。あくまでも自分の労働環境の整備です。
幹Ｓ それでしたら、その日勤にというのは。
原告 いや、恐らく折り合いがつかないと思います。それを第三者によって、自分のその
考えが妥当かどうか、会社の考えが妥当かどうか、自分の考えが妥当かどうかの調整
10 ですね。特に問題はないかと思いますけど。あくまでも話合いの解決のために。
部Ｈ 話合いの解決ですか。
原告 話合いによる解決。
幹Ｓ だとすると、被Ｙさんの懲戒解雇を望んではないということですか。
原告 感情的に言えばね、あんなやつなんですけども、実際は、まあ言いません、足元見
15 られますんで。分かってください。感情的に言えばあんなやつということですよ。
ただ、あくまでも、当初から、2014年度、15年度４月の詳細ですけども、14年度から
言ってるのは、あくまでも雇用の継続です。それ以上のことは言っていません。時給
が少ないとかって言ってますけども、それは分かりやすく言っただけです。評価さえ
頂けないんですから。もっと分かりやすく、時給上げろと。時給上がったってことは
20 評価上がったってことですから。
ちなみに、あっ、まあいいや。いや、何でもないです。ちょっと揉めたじゃないで
すか、１回、部Ｈさんと。休憩中に。
部Ｈ はい。被Ｚさんから話を聞いてです。
原告 ええ。あれの件、何か聞いてます？
25 部Ｈ 誰に？
原告 いや、自分の主張は金銭のことと聞いてます？
部Ｈ いや、何も聞いてないです。
原告 何も聞いてません？
部Ｈ はい。誰からも何も聞いてないです。
30 原告 いや、でも、話はしてますよね。自分の言ったのは、何だっけな、お金払わないっ
-50-
て、賃金払わないと、休憩中に働いたものは払わないと。ああ、まあいいや。
部Ｈ ああ、そういうことではなしに、私は管理者ですから、例えば被Ｚさんがね、勝手
に、そこの時間の休憩中の、例えば原告さんを拘束して、管理と名称して話すという
のは、私は、これは駄目ですよって話をしたんです。それは休憩中の原告さんですか
5 ら。
原告 そうそう、ええ。別にそれはいいんですけどね、別に。ただ、雑談だけども雑談じ
ゃないけど、仕事の話だけども、ちょっと長引いたんで、うわあ、ちょっとと思った
んで帰ったんですけども、それに対して、いけないと。言ってることは分かります。
ただ、いけないんですよ、はい、分かりましたで済めばいいんだけども、翌日、被Ｙ
10 さん通じて、今後、何つったかな、今後、賃金を払えませんとか言ったかな。
部Ｈ それは被Ｙさんですよね。
原告 被Ｙさんが言ってました、そのニュアンスのこと。だから、いわゆる、駄目ですよ、
分かりましたということでプロレスではなくて、賃金を払えませんとかって言い出し
たんですよ。つまり、もう絶対に行うなということですね、言ってることは。絶対に
15 そういう休憩中に仕事をするなと、休憩中だから断れと。
部Ｈ 休憩中は休憩中、休憩の時間を取ってください。
原告 取ってください、そう。
部Ｈ 被Ｚさんにも注意しましたよ、もちろん。パートさんの休憩の時間を奪っちゃいけ
ませんよという話はしました。
20 原告 そうです、はい。はい、分かりましたって、直接会っても言いましたよね、たしか
ね、そのときに。
部Ｈ うん、そうです。そのときにはしっかり話を私はしたつもりですよ、原告さんに、
最後……。
原告 そのときはすごくオーケーだんたんですよ。オーケーだった、すごく。駄目ですよ
25 って、はい、分かりましたって、いけないですからねって、はい、分かりましたって。
とはいっても、実質、何か仕事ぱっと休憩中に来たら、困ってるから来てるわけであ
って、今、休憩中だからって断れませんよね、実際。業務の人がわざわざ下りてきて、
ちょっとおかしいんで、日勤の梱包おかしくてって、いや、休憩中だからって言える
わけもないし、でも、まあプロレスだけども、駄目なんですよって、はい、分かりま
30 したって言ったことで終わりなのかなと思ったら、翌日に、今後、こんなことがない
-51-
編集注 27行目と28行目に不明な横線が資料に有ります。
ように、休憩中に働いても賃金出ませんからみたいなことを言われたんで、法律違反
かということを言ったんですが、……しっかり伝えてくださいと。それはそれを阻止
したかったから。ただ、プラス伝えました、被Ｙさんには。なぜ言ってるかと、賃金
実はどうでもいいと、実は評価の問題だと、部Ｈさんの評価に従ったら評判が悪くな
5 ると。
部Ｈ ん？
原告 要は、ちょっと困ったことがあるんですけどって、いや、休憩中だからって言った
ら評判悪くなりますよね。
部Ｈ ああ、人とのやりとりのときにですか。
10 原告 やりとりで、ええ。評価は落ちます、絶対ね。結果的に、巡り巡って、あいつが断
ったとか。と思って、断るわけいかないと。じゃあ引き受けたらどうなるかって。そ
こまで言われたんだから、絶対に評価は落ちるだろうと。この指示を受けたら絶対に
評価は落ちるということを言っても、絶対に評価は下らないって言うと思うなと思っ
て。
15 部Ｈ ええ。それはね、相手が被Ｚさんだったから私は言ったんです。それはもう言った
じゃないですか、原告さんは。私も覚えてるんですけど、社員の言うことにというふ
うにおっしゃったんで、これはって私は思ったんですよ。それはあまりいけない実は
事例です。社員がね。
原告 分かります。事情は分かります。
20 部Ｈ 言ってること分かります？
原告 一応法的に、うん、分かります。
部Ｈ いけないなということです。
原告 休憩はしっかりというのは分かりますけど。
部Ｈ なので、原告さんに私はこういう言い方をしたと思うんです。今後、もし被Ｚさん
25 が休憩中に来ても、今、休憩中ですよって言ってくださいって言ったんです。私は原
告さんに。そしたら、言えませんって言ったんですよ、原告さん。覚えてらっしゃい
ます？
原告 ええ。
部Ｈ そう、「言えません」。
30 原告 業務のほうが大事ですと。自分はそんなことで権利、権利なんて言うつもりないん
-52-
ですから。困ったことがあれば助け合うと。あっ、事情は分かります、言ってること
は全て分かります。全て、法的なこともありますしね、立場的な、会社のね。ただ、
いや、実は、賃金払わないって言ったから。
部Ｈ それは言ってないです。
5 原告 いや、被Ｙさんは言いました。そう言ってましたと、伝言。かちんと来たんですよ。
部Ｈ 賃金が払えない、賃金が出ないんじゃないですか。
原告 出ない。まあ出ない。
部Ｈ 賃金が出ないんでしょう。
原告 出ない。ええ、休憩中にやっても。昨日、やりとりして、駄目なんです、はい、分
10 かりましたと、本当駄目ですよって、ありがとうねって、駄目ですよって、そういう
プロレスが済んだかと思ったら、そう出たと。直感的にまずいと思って。賃金未払い
は違法だ、ふざけるなって。わざと、わざとのニュアンスで言った上で、いや、でも、
実は、本来これを言いたかったんじゃなくて、これはわかりやすく言っているだけで
あって、問題は評価なんだと。この指示を受けたら、どう行動しても評価が落ちると、
15 のを危惧して、ただ、評価が、評価がって言うと、今まで評価の詳細も出ないぐらい
低評価に抑えられてという経緯もあるし、そんな人が誠意と公正持ってると思っても
ないので、下らないと思って取り合ってもらえないと思って賃金持ち出したんです。
それは伝わってます？伝わってませんね。
部Ｈ いや、私の言ったニュアンスと多分原告さんの言っているニュアンスと乖離してい
20 ると思いますね。
原告 ええ、恐らく。
部Ｈ 今、こう話していると、お互いに言ってる内容が分かり合えると思ってます、私は
今、今の時点はね。でも、私が危惧したのは、例えば、……。
原告 もうそれは分かります。言ってることは分かります。立場も分かります。問題は、
25 ちょっとごめんなさい、そもそもこれ何でこの話したのかちょっと忘れちゃったんで
すけども、ただ、問題として、被Ｙさん伝えましたかと、ちゃんと言ったことを。そ
こポイントなんです。そこだけ言いたいんです。
部Ｈ あ、被Ｙさんのこと。
原告 そう、被Ｙさんのことを。
30 部Ｈ 被Ｙさんのことを言いたい？
-53-
原告 そうそう。部Ｈさんのことを責めてるんじゃないんですよ。
部Ｈ ああ、いえいえ。
原告 立場は分かるんです、言ってることは。
部Ｈ 被Ｙさん。
5 原告 から、実は、評価のことを言いたいんですよということを伝えましたか。ただ、あ
くまでも評価って言うと軽く見られるから、分かりやすく賃金と言ってるだけであっ
て、賃金未払いは違法だって。いずれにしろ、そのメールは止めたかったんですよ。
そうしないと、どう行動しても評価が落ちる、これはまずい、思うつぼだと。
部Ｈ 思うつぼ？
10 原告 まあまあ、そう私は感じてますからね。事実、そういう流れしか受けてませんから。
幹Ｓ でも、その流れを説明してもらったほうが分かりやすいですよね。分かりやすく賃
金だっておっしゃるんですけど、今の……分かりやすいです。
原告 だから、それを、その流れを伝えたんです、被Ｙさんに。それも伝えてくださいね
と。それを伝えた上で、いや、下らないって言ったら、いや、じゃあ賃金のことを示
15 してくださいと。メインは賃金じゃなくて、どう行動しても評価は落ちるということ
を伝えてくださいと。それで、いや、そんなことどうだかこうだって言い出したら、
じゃあ賃金のことを出してくださいということを伝えたんですけども、どう伝わって
ますでしょうか。被Ｙさんが悪意の塊であれば、もう賃金のことしかって。
部Ｈ いや、そこまでは、正直、私は、今、記憶って言葉を使ってしまうと。
20 原告 いや、どうぞ。別にそこまで。
部Ｈ そこは被Ｙさんからはその話は伺ってないです。
原告 そうですか。
部Ｈ 私はもう原告さんと話が、自分で互いにやって、やりとりをして済んだと思ってた
んで、その先の。
25 原告 じゃあ全く。
部Ｈ はい。賃金ですか。
原告 ええ。
部Ｈ 賃金が未払いとかは、私は聞いてないです。
原告 それも問題ですね。指示は、異議を唱えたんですけども、その、要はコミュニケー
30 ションを絶っている。
-54-
部Ｈ でも、もしかすると、もしかするとですよ、私も同じように被Ｙさんと話をしてい
ない可能性だってあるんですね。私から被Ｙさんに求めて話をしてなかった可能性だ
ってあります。今日も被Ｙさんお休みですよね、公休日。こういうときはもちろん控
えますよ。私が公休日のときにも、緊急は来ますけども、でも、そういうやりとりの
5 中にあるうちに、もしかするとですよ、大変申し訳ないですけど、抜け落ちてしまっ
た事象というのもあるのかもしれない。
原告 ただ、そのためにメールってあるんですよね、今。
部Ｈ うん。メール機能というのはあります。
原告 そのために。昔と違って。昔はね、留守電とかでもう迷惑、でも、今はメールが、
10 便利なものが、寝てるときにも送れると。
部Ｈ ただ、それが、原告さんが私に対して送ってくれたメッセージを私が受け取れなか
ったというのは、巡り巡って、被Ｙさんがではなくて、被Ｙさん私の部下ですから、
ですから私の責任です、それは。
原告 ああ、はい、恐れ入ります。
15 部Ｈ ごめんなさい。
原告 ああ、いえ。ただ。
幹Ｓ 被Ｙさんはそんなことで評価が左右されると思ってないから、多分それは必要ない
と、もしかしたら思ったのかもしれません。
原告 必要ないでしょうね、被Ｙさん的には、どうでもいいから。
20 幹Ｓ そうじゃないです。
原告 いや、であれば、なぜ評価を上げる行動を一切取ってないんでしょうか、例えば仕
事一つ教えるにしても。
幹Ｓ 教わったりするんです？
原告 いえ。
25 幹Ｓ 自分からっておっしゃってます。
原告 ええ。自分率先してやっていたら、嫌味言われました。
幹Ｓ これをやるのかと。
原告 ええ。親のを貼るのかという。実際に仕事を覚えたいと言ったときも一切動かず、
自分が積極的にアタックして、結果的には奪う……、会社の意思ではないと。
30 部Ｈ 今後、原告さんが、さっきから私、今後の話しかしてないですけど。
-55-
原告 今後の話したいです。
部Ｈ 今後、原告さんがそういうふうにいい方向に臨むのであれば、で、信じないかもし
れないよ、今、原告さんは。でも、被Ｙさんが、そうね、原告さんの今思ってるよう
な悪いところではなくて、いいようにもしかするとね、変わってもらえるような内容
5 があるのであれば、どうですか。今、信じられないかもしれないけど。でも、どうで
すか。
原告 いや、変わって見えたとしても、それは本質ではないですね。あくまでも会社の圧
力によってそう演じてるだけ。
幹Ｓ いや、そうじゃなくて。
10 原告 いや、今までも一時的にそういうことがありました、あっ、変わったのかなと。た
だ、本質ががんがん、時間経過がたつと本質が表れてくるというのが。一時期、被Ｘ
さんのときにもおとなしくなって、かなり周りに対してもよかったんですが、突然キ
レ出したり、周りも、自分以外にもちょっといろいろと問題起こったみたいで。自分
は突っ込んで聞きませんけども。かなり、周りの人の評価は悪くはないと言ってまし
15 たけども、悪いと思ってる人もいます。ただ、現状は収まってるかもしれませんけど
も。ただ、そういった経緯があるのは何人かの方は知ってるはずです、被Ｙさんのむ
ちゃくちゃなところ。具体的には言いませんけども、今現在でも不満を言ってる人が
３人いますね。
幹Ｓ 自分含めてですか。
20 原告 自分を含めないで。
幹Ｓ 含めないで？
原告 はい。被Ｙさんに対しての苦情。
幹Ｓ そういうのは今までこちらが聞いてなかったと思うので、そういうのは今回聞けた
ので、ちょっとどうなったかは分かりませんけど、聞いて、ちゃんと被Ｙさんにも伝
25 えて、じゃあどうやったらお互いに仕事を、やっぱ仕事をする時間って１日の大半だ
と思ってるんです、私は。だから、やっぱりお互いに、楽しくまでは行けたら一番い
いですけど。
原告 そうですよね、ええ。
幹Ｓ 一番長く過ごすところは会社なので、楽しく、尊重し合えるようにやりたいなと思
30 ってるんで、そうすると、被Ｙさんの話ももちろん聞きたいと思ってるんです。
-56-
原告 聞いてください、はい、ええ。簡単な話を言えば、被Ｙさんがいなくなればかなり
労働環境はよくなります。このような会社の考えであれば、原因がなくなるわけです
から、かなりいいように改善されるでしょう。ただ、難しいですね、被Ｙさんがいる
んであれば。
5 それから、ついでに、関係ないかな、まあ言っとこう、不誠実さ。被Ｙさん合体失
敗しましたよね、前ね。合体失敗して、梱包パＣさんが見逃して、じゃない、梱包じ
ゃない。
部Ｈ 検査。
原告 検査、ええ、発送しちゃってクレームなったと。そのとき朝礼で、「私が合体して
10 ミスをしました」。
部Ｈ それいましたね、そのとき私。
原告 いましたか。
部Ｈ いました。
原告 いや、多分２日にわたってたのかな。自分は見てないかな。いらっしゃらないとき
15 だったんで。
部Ｈ そうですか。
原告 ええ。それ、日曜日ですか。
部Ｈ いや、何曜日か分からないですけど、私も出てきて、被Ｙさんが皆さんの前で謝っ
てる姿見てます。もちろん厳しく私も実は被Ｙさんにその内容は言ってます。
20 原告 何かもしかしたら違う話。
部Ｈ あなたがいらっしゃらないときですよ、被Ｙさんに話を私がしてるのは。
原告 ああ、いやいや。それはもちろん人前でちょっとそこまで。
幹Ｓ ……じゃないって言って、被Ｙさん。
原告 あっ、はい。不誠実さ。で、朝礼で、私が合体ミスしてクレームになりましたと。
25 ただ、部Ｈさんは、グループ長が、部Ｈグループ長が、検査の、パＣさん？
部Ｈ そうそう。
原告 パＣさんがより責任が強いとして、何て言ったかな、まあそういう意味で。
部Ｈ いえいえ、言ってません、それは。合体の仕方が完全に決まったんですよ。
原告 いや、ちょっと待ってください。あくまでも朝礼の話ですから。ちょっとどう、言
30 葉は忘れましたけども、要は、言いたいことは、私が合体しましたと。でも、グルー
-57-
プ長は、検査のほうが悪いと、検査のほうがより悪いと、今回の原因だと言っていま
すということをにやけて言ってました。要は、言い訳ですね。
幹Ｓ でも、いらっしゃらなかったんでしょう？
原告 いや、いました。その話を聞いたら、言ったんですよ、被Ｙさんにやけてませんで
5 したって。昨日もにやけてたんですよ、その発表でって。だから、２日間にわたって
多分言ってると思うんですけど。ということは、日曜、月曜なのかな、もしかしたら。
多分月曜日、自分月金ですから、月曜日に出勤してその話を聞いて、ちょっと今、に
やけてなかったって、人のせいにしてって。たら、いや、昨日もにやけてごまかした
っていうことを言ったんで、多分、憶測ですけど、２日連続して朝礼で言ったんじゃ
10 ないかと。
部Ｈ 私がいたときは、覚えてますけど、被Ｙさんにやけてませんでしたよ。それはみん
なの前で謝ってた姿を私は見てるんで。
原告 じゃあ、それはうそかな。
部Ｈ うん。どなたか知りませんよ。にやけてたというのは。だとしたら、それはうそで
15 す。私が見てますから。
部Ｈ ただ、私が聞いたとき、恐らくその状況だと、月曜日ですね、だと、にやけてまし
た。にやにや。今回と一緒ですね。照れ隠しかどうかは分かりませんけども。ただ、
にやけてたかどうかは、まあ感情は別として、いろいろ、感情は難しいですから置い
といたとしても、私の責任とは言わずにパートの責任にしたと。検査のほうが悪いと。
20 部Ｈさんは、検査がしっかりしてれば、こんなことにならなかったとしているという
ことをはっきり言ってました。確かに理論的にはそうだし、そういうのもいいんです
けども、ちょっと朝礼で言うのは筋違いかと思いますね、これは。まず１点。
それから、ちょっとまた話飛びます、それに関連して。実は、やっぱり御存じかと
思いますけど、ロットカード、指示書のロットカード余ったかす、あれに指示書が混
25 じってたということありましたよね、前に。
部Ｈ ありました……。それで今、ダブルチェックを入れてます。
原告 ダブルチェック、はい。そのときに被Ｙさんに呼ばれたのが、自分とパイさんが呼
ばれて、原告、おまえが担当だろうと。それ、俺じゃないんだけどなと思ったけど、
はいって。全く言いがかりですね。それはいいんですけども。ときに、被Ｙさんから
30 パイさんと自分に指導があったんですけど、ちょっと要領つかめず、要領が悪い言い
-58-
方で、パイさんもちょっと目が泳いでたんで、どうしたらいいんだろうって、もうこ
うあるべき、こうあるべきという話ばっかりだって。
要は、自分、簡潔に言ったんですね、つまり、混じらないためには、最後はしっか
り確認すれば、今やってるように確認すれば防げたんですよって、それだけすればい
5 いんですよって、言ってる言葉は違うんですけども、要は、そうすれば混在は避けら
れるから、そうすればいいんじゃないですかということを言ったら、被Ｙさんは言っ
ていました、そういう問題じゃないって、ミスをしないことが大事なんだと。チェッ
クが大事ではないと。言ってること違いますよね。
幹Ｓ いや、いい、合ってると思いますよ。
10 部Ｈ 実は合ってますね。チェックをする前に、起こさない未然の仕組みがあれば、チェ
ックする必要なんて実はないです。
原告 いや、それはあくまでも理想であって、実際はミスするからこそチェックが必要な
わけであって。
部Ｈ でも、今、実は。
15 原告 ただ。
部Ｈ 今日も原告さんのサインがある指示書のロットカードの束を、私は実は３回目の人
間としていつも私が見てるんです、それは。でも、それってトリプルチェックなんで
すよ。１人目、誰かの名前と日付とともに書いてある……、それで今度は日勤の朝礼
の当番の人が実は読むんです。読んで、見るんです、ぱらぱらっと。その後、３回目
20 の人間って実は私なんです。指示書のもうそういう混在の問題があったので、何が何
でも起こさないという私の強い意思表示なんです。本来、３回目は要らないんですけ
ど、私の責任において実は見てます。
原告 ええ、それは。
部Ｈ でも、私が見なくても、本当は日勤のね、朝礼当番が見なくても、もっと言うなら、
25 指示書仕分けのサインが、原告さんのサインが今日ありましたけど、原告さんが見な
くても、本来であればそこに混じらないのが一番いいです。
原告 まあもちろん、ええ。
部Ｈ そうそう。そういうことをおっしゃりたかったんだと思いますよ。
原告 ただ、ごめんなさい、批判します。そういう考えではｻｲﾌﾟﾘは減りません。最終チ
30 ェックはしっかりすべきですね。１回断裁後、検査したからといって、ミスをしなけ
-59-
ればｻｲﾌﾟﾘがおきないという考えではなくて、しっかりすべきかと。それはちょっと
全く別の話なんでちょっとよけますけども、要は、被Ｙさんの考え、やらなければい
いと、チェックなんか無用だと言ってるにもかかわらず、朝礼では何と言いましたか、
合体ではなく、最終検査の責任だと。要は、自分の責任ではないと、背金回避ですね、
5 責任回避。そういった人間です。それにやけて言ってます。にやけはともかくとして。
今回のにやけとは違います。責任転嫁してます。
幹Ｓ ２日にわたっておっしゃってて、１日目は、どっちが１日目かわかりませんけど、
部Ｈさんも立ち会っていて、それでちゃんと聞いていて、原告さんももちろん聞いて
るんですけど、あまりにもニュアンスが違い過ぎて、それを同じ人間が２日にわたっ
10 て言うかっていったら、私はそうではないんじゃないかなって。客観的に、今の２人
の話を聞いていて思ったんです。だから、やっぱり長年の信頼関係が崩れているので、
やっぱりさらに、事実は分からないです、見て……から。原告さんのほうの考え方が
どんどん悪いほうに行ってるのも、これまた事実なのかなと。別に原告さんが悪いわ
けじゃなくて。
15 原告 いや、私も悪いとは思います。ただ、そうは思っても、なぜここまで耐えてるかと
いうのは、あくまでも、毎回毎回リセットします、感情を。関係改善できるんではな
いかということで、感情とかリセットしたりして、関係ですか、一旦解雇とかでもめ
ても、それ以上、距離を置いてちょっと無視して、なるべく接触しないようにすれば
いいんじゃないかと。様子見ながら、分かんないことは聞きに行ったりして、コミュ
20 ニケーションをそれなりに努力して取って。
幹Ｓ それはもうもう一回はないです？
原告 これはあり得ないですね。この、あり得ないのが妥当かと思うのは、どうなんでし
ょうかね、それを第三者にということですね。
幹Ｓ 今までお二人で話することが多かったんですよね。話って、深い話はできないかも
25 しれないですけど、でも、それで行き違いがあるんであれば、行き違いと思わないか
もしれないんですけど、私からすると、行き違ってたのかなというふうに思うので、
もっと早く知ってればもっと早く入れたのかもしれないですけど、今回、私たち知る
ことができたので、ひょっとしたら今後、やっぱり考え方が違うと行き違いやすいと
思うんですね。なので、第三者が入って必ず話をして、今のはこういうふうに感じち
30 ゃうから、こういうふうにもっと言ったほうがいいんじゃないですかというのを、第
-60-
三者が入ることで、あ、そうなんだというのが、歩み寄れば、多分お互いに違うふう
に、多分被Ｙさんも被Ｙさんで、多分悪いほうに悪いほうに考えている事実は多分あ
ると思うんですよね、常に。何かオブラート、お互いに何かが、フィルターですね、
かかってしまってるというのはあると思うので、私はそれは第三者が入ることで改善
5 はできると思うんです。だとすれば、その先、これからの話ですけど、歩み寄るとい
うのは。
原告 それは、歩み寄りはないです。もうこの言葉が出た、決定的です。だから、被Ｘさ
んが、おまえは解雇だと言ったところで。
幹Ｓ それは平気なわけですよね。
10 原告 平気ではない。
幹Ｓ まあほかにも。
原告 責任者ですから、これがパートだったりほかの方だったら、■■さんとかだったら
別に、社員責任者だけど、責任者でないと本当に売り言葉に買い言葉、ただ、つい出
たとしても、責任者の言葉って思いですから、受け止めざるを得ないと。
15 幹Ｓ 当時、被Ｘさんは責任者だったわけです。
原告 とはいっても、その事実に対して責めるべきであって、人を責めるべきでないと、
被Ｘさんを責めるべきでないと。ただ、いうのは、被Ｘさんとちょっと話をしてると、
そうそう悪い人でもないのかなという、いろいろと必死なのか未熟なのか、いろいろ
困ってるのか、まあ行き違い。そんな厳しいことは。言いませんよ結構広い気持ちで
20 はいる、広い人間であるつもりではあります。ただ、そういう言葉が出てしまったこ
とに関しては問題なんですが、特に被Ｘさんに対しては、個人に対してはどうとも。
ただ、今までそのような考えで被Ｙさんとも付き合ってきて、いろんなことを言わ
れ、やられても、いいように解釈して、何か事情があるとか、彼にもとか、付き合っ
てきたんですけども、今回、この発言が出て、どう解釈してもフォローしようがない
25 と。
幹Ｓ でも、被Ｘさんが言ってる内容とあまり私は大差ないように感じてしまったんです
けど、そこは何か決定的に違いますか。
原告 いや､「労災は再発しても構わない｣、これですね｡「会社責任で構わない。労災が
再発しても構わない」。
30 部Ｈ その前に、労災が再発してしまいますという言葉を原告さん言いましたか。
-61-
原告 その前に？
部Ｈ うん。今、労災が再発しても構わないという被Ｙさんの発言の前に原告さんが。
幹Ｓ きっかけみたいな。
部Ｈ うん。
5 原告 あっ、その直前に言いました。私、書いてなかったかな。治らない、悪化する一方
であって、現に出てますし、で、ヘルニアは再発する可能性が高いので、会社の指示
でもうむげに、いや、これをやりなさいって、はい、かしこまりましたっていってや
ったのでは会社責任になりますよと、まずいですよと。分かんないでしょうって、体
のことって。自分でも分かんないのにと。
10 幹Ｓ それは、その言葉を使った被Ｙさんがもちろん悪いと思うんですけど、でも、一番
伝えたかったのは、やることを原告さんが決めるんじゃなくて、こちらから指示する
ので、それに従ってもらえないですかってことを言いたかったと思うんです。
原告 それでしょうね、言ってることは。会社の指示がより重要と。労災なんかよりも会
社の指示がより重要と明言してましたから。
15 部Ｈ いや、ちょっとね。ニュアンスが違うんですけど、もし今、幹Ｓさんがおっしゃら
れたじゃないですか、そんなふうな言われ方だったら、言い回しだったら、原告さん
どうです？
原告 もう一度。
部Ｈ 例えば、じゃあ私でもいいでしょう。私が原告さんにね、そうですね、さっきの同
20 じようなニュアンスの言葉なんですけど、例えば、私の指示に従ってもらえますかと
いうふうに、この仕事をやっていただきたいんですけどというふうに原告さんに私が
今お願いするとしますよね、そしたら原告さんどう思います？
原告 それは流れにもよるんですけども。
部Ｈ もちろん。
25 原告 ただ、部Ｈさんとのやりとりだと、知ってるという前提ですので、拒否するしかな
いんですけども。ただ、とはいっても、先ほど言ったように、自分心の大きい人間で
すから、のつもりですから、別に部Ｈさんを否定するものではないです。
部Ｈ それは自分の体を前提にしてね、体を。
原告 いえ、違う。言ってる理屈は分かるんですよ。パートが勝手に動き出したら組織な
30 んか保てませんから。言ってることは分かるんですけども、ただ、こちらの事情もあ
-62-
ると。なので、別に言われたからといって、それを否定はしてません、その言ってる
こと自体は。ただ、そういう状況ではないので受け入れられないということであって。
幹Ｓ なんで、別に酷使してやってほしいということを言いたいわけじゃないと思います。
原告 ええ。それを知らないことは分かりました。さらに分かったんで、別に、はい、分
5 かりました。もう結構です、はい。ただ、再発しても構わないと明言してますので、
これはもう聞き捨てならない。もう考えは分かりました。労災どうのこうの関係ない
んです、この人は。これは表現であって、私に対する考えです。考えが言葉になって
るだけです。考えがないと言葉にはなりませんから。彼の本質です、これは。
幹Ｓ 原告さんはそう感じてるということですか。
10 原告 事実ですね。考えがないものが言葉に出ません。言葉が行動になります。行動が習
慣になります。これが性格です、彼の。
幹Ｓ 行き違いって、対話しなければしないほどどんどん悪化すると思うんですね、これ
は私の体験談……。だから私はすぐ話なるべく、できないときももちろんありますけ
ど、するようにしていくのは自分の過去の経験から……。ただ、仕事の指示的な話で
15 対話というのはするかもしれませんけど、そういうお互いがどう思ってるかみたいな
話までは、多分突っ込んで何年も多分話してないんじゃないかなと思います。
原告 してませんね、はい。
幹Ｓ そこがまずどんどんすれ違ってしまっている一つの原因だと、聞いてて思う……。
原告 先ほどから言ってますけども、私は求めてました。評価の詳細をと。
20 幹Ｓ ……。
原告 なんで、多少歩み寄る手段としては、全部の状況の説明を求めるぐらいですか。答
えられるかどうか。なぜ低いのか、それこそ評価の詳細及びなぜ詳細を提出しなかっ
たのか。ただ、全部の行き違いを説明していただけるんで、あれば多少は理解、理解
はできないな、で、会社と自分がどう判断するかということを、ただ、三者を交えた
25 ほうがいいんではないかと。
幹Ｓ 三者というのは。
原告 第三者。
幹Ｓ 私たちだけじゃなくて。
原告 ええ、第三者、専門の、はい。労働紛争の第三者を交えたほうが、より早く、もう
30 かなりいろいろ、とはいえ、被Ｙさんを信用して、会社も信用してアプローチしてい
-63-
ましたし、ぐだぐたちょっと延ばしてたんですけども、もういいでしょう、解決急い
でも。
幹Ｓ でも、被Ｙさんを辞めさせたいわけではないんでしょう？
原告 それが、そう言わないと足元見られますからね、普通は。紛争相手。
5 部Ｈ どこが紛争相手ですか、原告さん。
原告 いや、解雇を目指されてますから、会社はあくまでも。
部Ｈ 会社にって、私、初耳ですよ。
原告 ええ、そうは言ってますけど、本当は解雇したいと思ってるんですよ。
幹Ｓ 原告さん……。
10 原告 まあまあ、ええ。という感想で。
幹Ｓ ……原告さんをということですか。
原告 そうそう。はい、そうです。
幹Ｓ 思ってない。
部Ｈ そんな予定はありませんけど。
15 原告 実際に。
幹Ｓ さっきも言ったとおり、ないです。
部Ｈ さっきも言ったとおり、ないです。
原告 はい、分かりました。それは分かりました。
幹Ｓ 建前ではないです。
20 部Ｈ 教えてほしいです。
幹Ｓ だったらこんな場つくらないです。
部Ｈ 本当そうです。そんな予定もないですし。
原告 ありがとうございます。ただ、ちょっとこれは言い過ぎたかな、今のは。まあ分か
ったんで。ただ、そういう状況下だったので、何を言いたかったんだ、解決しましょ
25 うという。
ただ、ちょっと聞きたいんですけど、脱線しますけど、来年どうなるんですか、実
際。
幹Ｓ 何がです？
原告 来年、我々は。我々というか、18年度４月を超えたら。雇用は継続されるんですか。
30 幹Ｓ 我々というのは？
-64-
原告 はい、パートは。
幹Ｓ 何を心配してるんですか。
部Ｈ 何を心配してるんですか。
原告 雇い止めです。
5 幹Ｓ 雇い止め？
原告 全員このまま継続されるんですか。
幹Ｓ 会社の状況によってもしかしたら何かというのは、本当に売上げがなくなってって
なったら、私たちですら存続は無理ですよね。だから、それは会社の状況によると思
いますけど、何も別に普通に今までどおりの入荷がきちんとあれば、誰が解雇される
10 とかってことはないんじゃない……。
原告 現状はどうなんでしょうか。
幹Ｓ 今はそれがないように、もちろん頑張ってます。
原告 頑張ってるけど、まずいということですか。
幹Ｓ まずいなんて言ってないつもりです。
15 原告 分かりました。そうすると、かなりの人数、長期雇用者が増えますけども、それは。
幹Ｓ 今でもそうですよね。半年契約でしている。
部Ｈ 今でも継続して、そうです。
原告 いや、長期じゃない、無期限雇用ですか。それは問題とはしてませんか。社会では
問題としてるようですけど。
20 幹Ｓ ええ、その話は出てます。まだ決定とかにはなってないです。
原告 なるほど、はい。
幹Ｓ 話には出てます。
原告 ええ、もちろん出ますよね。
幹Ｓ すぐ今、明言できないですけど。
25 原告 それはそうですよね。
幹Ｓ 決まってないので。
原告 決まってない、はい。雇用自体はどうなりますかね、雇用自体は。どう扱うかは別
として、このままなのか、それともまたベテランパートナーみたいな名前ができるの
かどうか知りませんけども、切替えとか、それは知りませんけど。
30 部Ｈ パートナー制度？
-65-
原告 制度、ええ。
幹Ｓ 制度は今のとこ変わる予定はない。
原告 ええ。雇用自体の調整はあるんですか。
幹Ｓ 調整というのは？
5 原告 積極的に切っていこうって。
幹Ｓ そんな話は一切ないです。
原告 なるほど。分かりました。はい、分かりました。その恐れが、14年度末、感じたの
で、そうならないように努力しますと、全ての仕事を覚えますと。
部Ｈ 14年度？
10 幹Ｓ それに関しては、その被Ｘさんに言われたときですか。
原告 いや、被Ｙさんに対してですね。言ったのにもかかわらず、その流れでがんがん仕
事を覚えてやって、手を休めずやってるにもかかわらず、結果的に言われたのがこれ
です。頑張ってる人間と否定する人間ですね。ちょっと難しいかと、本質的には。た
だ、歩み寄りはないけども、妥協ですね、あるのは妥協があるかもしれませんけど、
15 歩み寄りはないですね。あり得ません。妥協はあるかもしれません。ただ、歩み寄り
はもう一切あり得ないでしょう、この発言をされてしまっては。
幹Ｓ 人間性としてってことですか。
原告 人間性もありますし、雇用者ではないと、もう。奴隷であれば関係性が成立するん
でしょうけども、あくまでも労働者ですから、自分は。あり得ないと。かなりきつい
20 話です。ちょっと自分にとってもハードですよ、これは。そう、歩み寄りはないです。
妥協はあるかもしれません。その妥協を見出したい。会社の考えは分かったので、こ
れ以上悪化はないことを期待、ないでしょう、多分ないですよね、悪化はね。
幹Ｓ さっきの日勤案がもし、ちょっと持ち帰るみたいな話でしたけど、あれば、直接的
には関わりなくというのは。
25 原告 そうであればそうですね。日勤、帰る頃には出勤する、会うことはないと。
幹Ｓ 分かりました。すみません、長い時間。
原告 あっ、いえ、とんでもないです。
幹Ｓ 拘束してしまって。
原告 はい、ええ。恐れ入ります、はい。
30 幹Ｓ そして、……申し訳ありませんでした。
-66-
原告 あっ、恐れ入ります。
部Ｈ 本当に、原告さん、私の、そうはいっても被Ｙさんは部下です。失礼があったこと
はわたしのほうからおわびいたします。申し訳ございません。
原告 はい。
5 部Ｈ ただ、ちょっと分かっていただきたいのは、やっぱり前向きにね、原告さんがいろ
んなことを考えてくれて、今まで仕事に当たってくれていたことを、私は本当に、今
のグループ預かってますから、うれしく思いました。
原告 ありがとうございます。
部Ｈ それは本当にありがとうございます。
10 原告 はい。
部Ｈ これからもやっぱり私は原告さんにそういうことも期待をさせていただきたいので、
ぜひね、一緒に頑張っていただきたいんですよ。その気持ちは分かっていただけま
す？
原告 はい。分かります。
15 部Ｈ ですので、被Ｙさんがどうこうではないんですけれども、前向きにこれからね、原
告さんもやっていきたいというふうな言葉も私も聞けたつもりですので、私は。です
ので、そこはね、ぜひ前向きに、今までのことどうこうではないんですけど、先々の
ほうが大事ですから。
原告 もちろんです。
20 部Ｈ ぜひね。
原告 いつでも前向きです。これも前向きなあくまでも話です。前向きな話をしています。
これから関係改善をしたいと。ほぼ関係改善したようなもんですけども。ただ、問題
は残っているということで、被Ｙさんですね。会社はどう思っているかわかりません
けども、被Ｙさんはかなり問題です。
25 幹Ｓ それは理解しました。
原告 はい。ちょっと、はい、そういうことです、はい。
部Ｈ なので、すみませんね、本当に嫌な思いさせてしまったことは私の責任でもありま
すので、本当に申し訳なかったと思ってます。申し訳ありません。
原告 今、期待されたんで、伝わってますかね、パＡチーフから、パＡエキスパートか、
30 につたえたんですけども、梱包に関してですけども、言いました。
-67-
部Ｈ 梱包ですか。
原告 梱包に関して、はい。
部Ｈ パＡさんから私にですか。
原告 はい。伝わってるかどうか。期待していただけるのはうれしいと。ただ、当てにし
5 ないでくださいというのは伝わってます？
部Ｈ いや、聞いてないです。
原告 あら？
部Ｈ 何でしょうね、それは、当てにしないで？
原告 当てにされると困ると。
10 幹Ｓ ……。
原告 いえ、要は、梱包人がいないんで、ちょっとよろしくって言われたら、喜んでやり
ますと。期待されるのはすごく……。できることはやりたいんで。ただ、体調によっ
てできないことがあると途中で中断するんで、ああ、また残ってとか、そういう当て
にしないでくれと。期待してくれるのはうれしいけども、で、やりますと、ただ、当
15 てにされると困るということはちょっと全体的にちょっと理解していただければ。つ
まり、梱包に関しても、出社して、さあ、やろうって、あっ、駄目だ、これってもう
全くできないことも想定が、まだないんですけど、そういうことは、されるわけであ
って、そういう意味でも、当てにされて評価が落ちるとか何かトラブルが起きるのも
ちょっと嫌なんで。
20 むしろ自分の希望としては、別に現状でいいんですけども、本来だったら梱包担当
者は別にしっかりいた上で、休んだときとか、多いときにちょっとダブルでとか、代
わりに入ったりとかというのが、有給とったりとかのときの想定だったんですけども、
あくまでもパロさんとパＣさんの対策で。途中で中断できるんだったらいいかという、
気楽だったんですけども、今回ちょっと変な話になってしまったんですけども。難し
25 いのはもう置いといて、まあ当てにしないでください。変な話。
幹Ｓ 体調がその日で違うから。
部Ｈ そういうニュアンスですね。
原告 そういうニュアンスで、ええ。
部Ｈ 承知しました。
30 原告 努力はします。別に、俺、障害者だって何か怠ける、それを武器にして人権、人権
-68-
と叫ぶような人間のつもりではないですから。
幹Ｓ ……思ってないです。
原告 ありがとうございます。実際にそうでもないです。努力はします。してきましたし、
意地もありましたけども。ただ、現状、これ以上やれることはないかなという感じで
5 す。かなりもう手出してきたんで。
幹Ｓ そうですね。さっき教えてもらった中ではもう幅広くやってもらってて、どちらか
というと、やっぱりその当てにしないでくださいの裏付けは、工程によってはやっぱ
り無理が生じて、自分の体を酷使することにもなりますし、やっぱり長時間その工程
を、量があったとしてもできないのであれば、やっぱり安定して無理なくできる工程
10 のほうがお互いいいんじゃないかなと思うんです。
原告 そうですね、はい。
幹Ｓ それは、絞られてしまうかもしれないですけど、それはそれで、今、自分の体と向
き合った時にはそれがベストだと思います。
原告 そうなんです、ええ。もう方針として、稼ぐ、頑張るはもう諦めてます。あくまで
15 ももう生活を維持できればということで。特に残業も求めては、今、要は収入アップ
求めてません、時給アップも実際は求めてません。上がる分には別にいいんですけど
ね、もちろん。ただ、それに関して頑張ろうというのはむしろもうやるべきではない
ということで。ただ、やれる範囲でなるべくやろうという形では頑張ってはいます。
いるつもりじゃなくて、頑張ってます。ただ、当てにはしないでください。すみませ
20 ん。
部Ｈ そういう意味ですね。
原告 そういう意味で、はい。
部Ｈ 承知しました。
原告 恐れ入ります。一応それで。すみませんけど、月曜と水曜、入院も含めて、月、火、
25 水。
部Ｈ ……ですね、原告さん。分かりました。
原告 ごめんなさい。ただ、解決するまでだから。
部Ｈ でも、特例ですよ。本当はみんなに一週間前にねって言ってあるので。
原告 ええ。それは分かります。
30 部Ｈ シフト組んだ後ですから、これだけはちょっと言わせてもらいますよ。
-69-
原告 はい。すみません。
部Ｈ はい。承知しました。
原告 そういう意味では、来週もちょっと分かんないんですけど、再来週か、ちょっと解
決するまで、月、火、まだ有給一応たっぷりありますんで、使わせてください。ちょ
5 っと今、暇ですよね。あんまり影響ないです。
部Ｈ 暇ってわけでもないですよ、それは。
原告 割と手すきなんですよ、夜。みんなぶらぶらしちゃって、どうしよう、何やろうっ
て。
部Ｈ 本当ですか。サンプルがあるんで、じゃあ、ひいひい言わせますよ。
10 原告 サンプルは日勤ですよね。
部Ｈ ううん。もうね、夜勤も、ﾌﾟﾚｺﾚという商品が今日、入荷したのかな。
幹Ｓ 400冊あります。
部Ｈ うん、400プラス400で。多分ひいひい言いますよ。
原告 ああ、仕事があるのは。
15 部Ｈ ありますよ。
原告 ほかのパートは知りませんけど、自分は喜ぶほうですから。
幹Ｓ ありがとうございます。
原告 あっ、それから、忘れてた、大事なこと、すみません。もう被Ｙさんとはコミュニ
ケーション取りませんので、休みとか、遅刻します、すみませんとかって、連絡の、
20 電話番号を知らないんですよ、自分。
部Ｈ ああ。コミュニケーション取らないんですか。
原告 もう一切、今まで全て被Ｙさんになってたんですけども、一応突発的にやすむことも
あるかもしれないんで。
部Ｈ それ、ショートメールで送ってます？
25 原告 はい。
部Ｈ それすら被Ｙさんに送るのは嫌だってことですか。
原告 一切送りません、はい、もう。
部Ｈ 言葉を交わすわけでもなくても？
原告 はい。信用できませんので。
30 部Ｈ 私の電話番号というか、それを知っていかれることは、もちろん今までに、すみま
-70-
せんね、逆に教えていなかった私がいけないと思ってます。
原告 いえ、多分出てたけど、多分自分見なかったんですよ。
部Ｈ うん。あそこに書いてありましたよね、しばらく。１年……。
原告 何か、ええ。すみません。
5 部Ｈ この、これが私の番号です。
原告 ごめんなさい。070、はい。
部Ｈ はい。070■■■■
原告 はい。
部Ｈ はい、■■■■が部Ｈです。
10 原告 ■■■■、あっ、すみません。070■■■■■■■■ですね。
部Ｈ はい。……。
原告 はい。すみません、じゃあ。
部Ｈ １回ワン切りでもかけていただいたら登録をさせていただいていいです。
原告 じゃあショートメール送りますか。
15 部Ｈ うん。お願いします。はい。
原告 すみません。じゃあお世話になりますけども、すみません。
部Ｈ はい。
原告 何かあったらまた連絡させて。
部Ｈ うん。もちろん。
20 原告 お願いします。これで一応会社とはつながりが取れるということで、安心しました。
これちょっと聞くのを忘れてたら大変でした。
部Ｈ 大丈夫です。私、夜中でも大丈夫なので、何かありましたら連絡してください。
原告 はい。
部Ｈ 時間は問いません。
25 原告 いや、なるべく。
部Ｈ 大丈夫です。
原告 はい、ええ。
幹Ｓ 今日はありがとうございました。
原告 恐れ入ります。
30 部Ｈ すみませんね、時間ちょっと割かせてもらって。
-71-
原告 いえ、こちらこそすみません、遅くなりまして。
部Ｈ ありがとうございます。
幹Ｓ ありがとう……。
原告 なるほど。はい。では、失礼します。
5 部Ｈ 頑張ってください。
原告 ありがとうございます。
部Ｈ よろしくお願いします。
原告 はい。
-72-
