品質管理に関わる疑念

ラボ生産の品質について

推論

ラボ生産の主張から次のことを推論することができる。
「ラボ生産の写真検査体制をメインで行っている日勤には、検査担当者に対して指導や助言できる者が正社員パート問わず不在であり、所属長は検査に詳しくない夜勤パートに対し検査担当者に指導や助言するよう1週間日勤を命じた。」

事実

所属長は「背固め工程」の夜勤パート1名に対し1週間日勤勤務を行わせた。　原告が当時この件該当パートに尋ねたところ、夜勤が突然閉鎖されると宣言されたのでそのつもりで土日で昼夜逆転して準備してたら突然閉鎖は撤回と言われたが、昼夜逆転完了してしまったので今週は夜勤無理だと所属長に伝えた結果、1週間限定で日勤勤務を行うことになったと語った。

ラボ生産と原告の裁判主張

ラボ生産は、該当パートの日勤勤務は担当である「検査業務」について日勤担当者に指導させるため事前に打ち合わせたものであり、夜勤閉鎖とは因果関係は無いと主張した。　事実は、該当パートは「背固め工程」ライン担当で筆で糊を塗ったり両面テープを貼る単純作業であり、目視で写真の傷などを確認する専門性のある「検査工程」とは全く違うので、ラボ生産主張は事実でないし、ラボ生産の品質管理を疑わせる悪質な主張である事を原告が非難し反論した。　ラボ生産は一旦該当パートが「背固め工程」担当である事を認めたが、会社が他パートに何を指示しようととやかく言う資格が原告には無いとラボ生産は原告を非難した。　最終的に被告である所属長は陳述書で該当パートが「検査業務」担当である事を再主張した。

意見

ラボ生産は原告に意見される筋合いはないと言うが、取引先店舗やエンドユーザーは利益不利益を受けるのだから知る権利があります。　ラボ生産の該当主張は大変不自然であり、実際には品質に影響しないと原告は皆さんにお伝えします。　しかし上記経緯でラボ生産が主張したのは事実ですし、パートである原告が会社の検査体制方針を知り得ないので、お客様の手元に届く商品の品質が心配です。

実際の取引で「問題の無い品質である」と満足されているのでしたら、大変よろしい事だと思います。