甲34

証拠　甲３４　被告回答書

立証趣旨

甲１２の１、１３の１に対する被告会社の回答（被告Ｙのパワハラ否定、和解拒否、提訴牽制）

甲３４の内容

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和２年８月１９日
原告　　殿代理人
弁護士　■■■■　先生
(ＦＡＸ　■■■■■■■■)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■■■■■■■■■■■
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■■■■■■■■■■■
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■■■■■■■■■■■
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 TEL■■■■■/FAX■■■■■
　　　　　　　　　　　　　　　株式会社ラボ生産及び被告Ｙ　氏代理人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弁護士　■■■■　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弁護士　■■■■　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　回答書

拝復　時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
　さて、当職らは、株式会社ラボ生産（以下「当社」と表示）及び被告Ｙ
氏（以下「被Ｙ　氏」と表示し、当社と合わせて「当社ら」と表示）の代
理人として、貴職から当社らに宛てた当月１１日付け催告書に対し、次の
とおり回答申し上げます。
　貴殿の代理人である弁護士■■■■先生に回答済みではありますが、被
告Ｙが、貴殿のご主張されるような「理不尽な要求」をした事実は認めら
れません。貴殿のご請求は根拠に欠けるものと思料いたします。
　貴殿は、「雇用の安定」を目的に提訴するとのことですが、貴殿は無期
雇用ですから、既に雇用の安定は一定程度図られています。
　また、民事訴訟手続は、原告の請求の当否等を審理する場であって、職
場環境の改善を議論するための場ではありません。もとより当社が職場環
境の改善を疎かにしてきたわけでもありません。万が一、あえて不当な訴
訟を提起した場合、貴殿の望む「円満な解決」はおろか、対立当事者にな
るという民事訴訟の性質上、溝が生ずるおそれすらあります。
　貴殿におかれては、提訴することが最善であるといえるのか、今一度ご
再考ください
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具