---------------------------------------------------------------------------- B 修道院の形成
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ボエティウス (Anicius Manlius Severinus Boethius 470-525)
ローマの名門の家庭に生れ、アテネに遊学し、ゲルマンでローマを占領した東ゴート王テオドリックの寵用されて執政官にまで任ぜられたが、陰謀の疑いをかけられて投獄され、刑死させられた。彼はは、論理学や神学の著作、ギリシア哲学のラテン訳を行なったが、とくに、獄中でもこの哲学的生活を保ち続け、『哲学の慰め』をしるした。
カッシオドルス
ベネディクトゥス
【ベネディクトゥス会則】
【可知的なもの intelligibilia / 可想的なもの intellectibilia】
ボエティウス
人間にとって、質料と結合した形相は可知的であるが、離存する形相は可想的であるにすぎない。
【摂理 providentia / 運命 fatum】
ボエティウス
摂理は、神の不変のものであるが、運命は、事物の変化するものであり、前者は、万物の最高根拠において成立つすべてを配置するものであり、後者は、事物に内属する資質であり、これによって摂理が万物をその秩序に結合するのである。
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