kagemiya@ふたば

【元ネタ】アーサー王宮廷のヤンキー
【CLASS】キャスター
【マスター】未来の王
【真名】ハンク・モーガン
【異名・別名・表記揺れ】ボス卿、ザ・ボス
【性別】女性
【身長・体重】182cm・69kg
【髪色】黒【瞳色】黒
【容姿】襤褸同然のコートを着た長身の女性
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力：D　耐久：C　敏捷：C　魔力：A　幸運：B　宝具：Ex

魔術師として、自らに有利な陣地（工房）を作り上げる。
時間さえかければ、きわめて大きな発電施設付きの実験室を作成可能。
本人が工房内に滞在するかぎり、その拡張速度に大きな補正がかかる。

魔力を帯びた道具を作り上げる能力。
キャスター非常に多彩な道具を作成できるが、そのほとんどは科学技術によるものである。
逸話にそえば近代の武装が限界であるが、後述のスキルによる性能向上と、未来で召喚されたことによりその技術水準は群を抜く。

花の魔術師に対する、もう一人アナザーの予言者。
王道の蒙を啓く、キングメイカーとは異なる王佐の才。
時に王が王として君臨することすら否定しかねない怪しき助言者。
彼は予言者ではなく、ただ少しだけ視野を広く持つことができていただけだった。

戦術・化学技術・話術・天文術・学術・工学術といった、総数21に及ぶ専業スキルについて、Bランク以上の習熟度を発揮できる。
習得内容がやや科学技術中心のものとなっている。
道具作成同様、後述のスキルにより強化されている。

未知からの来訪者、先を経験したもの。
生来の逸話であるが今回の召還では、Requiemの世界観のさらに先の世界からやってきたこととなっている。
特異の千里眼に迫る未来視を一部において行使することができ、タイムパラドックスの回避のためやや死ににくい。

加えて、いわゆるタイムトラベルかつ内政チート物の元祖として、自身の出身時代以外に召喚された場合スキル及び宝具を大幅強化する。
かつての彼は、自らの優位性に溺れ結局のところ何も残すことができなかった。

ランク：Ex　種別：記録宝具　レンジ：-　最大捕捉：-
キャスターが持つ、自身の経験を記した古びた手帳。
時の流れによって全て消えうせた後も残った彼のなした道筋、最後の従者に託された思い。
彼の成した栄光の唯一の残り香として、自身にかける未知補正。
この宝具を持つ限り、彼は未知の存在として認識され、常に不意打ちに近い状態で戦闘に入ることが可能。

未来のマスターの絶大な力により手が加えられ前述の宝具へと変化、王道を描く予言書にして魔導書として大幅に利便性を増している。

【Weapon】

宝具から取り出せる武器の中でも特に好んで使用する。

マーク・トウェインの著作「アーサー王宮廷のヤンキー」の主人公。
どこにでもいる普通の兵器工場の工場長の彼は、ある日部下にバールで殴られ意識を失う。
目が覚めるとそこは見知らぬ土地であり、同時に騎士に決闘を挑まれわけもわからないまま降伏する。
騎士の捕虜となり連れていかれた城はキャメロットであり、西暦528年のアーサー王が納める王国だった。
処刑の危機を日食を利用して回避、マーリンとの魔術対決にも現代知識によって勝利した彼は宮廷の中から社会改革に乗り出すのだった。
いわゆる過去へのタイムトリップ物の元祖でああり、現代知識無双の元祖ともいえる作品で、彼の持つ知識により王国は改革され大いなる発展を遂げる。
しかし、その栄華は長くは続かなかった。彼の不在の間に教会の工作により内乱が勃発、作り上げた社会基盤は吹き飛び彼の見方はわずかな青年たちのみであった。
彼らとともに抵抗に出るも、近代兵器をもってしても倒しきれない協会の圧倒的な人海戦術に敗北、多数の敵を倒しながらもハンク自身負傷してしまう。
洞窟に倒れた彼の目の前に現れた老婆その正体はマーリンであり、魔法をかけ彼を現代まで眠らせてしまうのであった……
中世イングランドを野蛮な未開の地と書くとともに当時の南アメリカの現状を重ねた風刺作品でもあり、発表から１００年を超えた今でも評価は高い。
なお、ヤンキーとは米国北部の人間を指している。

襤褸を纏ったどこか憂いを感じさせる長身の美女。
前述のとおりアルスを王と呼び、たびたび姿を現し助言を行う。

作品に描かれた彼とはかけ離れた姿をしているが、これは本来の召喚主である未来の王によるもの。
彼女が召喚されたとき、アルスはすでに王として完成しておりキャスターが導くまでもないほどの力を備えていた。
その強大な王を見てキャスターは悟る、彼こそが世に君臨すべき王であると。
前述のとおりあくまでキャスターのベースは、多少特殊な技能に精通しているが一般的な現代人である。
一般的であることすなわち移ろいやすく、何よりキャスターは完成された時間の流れに逆らうことができないと知っていた。
ゆえに彼の行う覇道に付き従い、その完了を見届けた。

現在難波に降り立ったのは王命によるものであり、下されたのは異なる王を啓蒙することである。
王を定まった道に逆らう苦悩から救うべきだと考えており、孤高の王への成長を促そうとしている。

【因縁キャラ】
また今度