最終更新: nevadakagemiya 2024年02月14日(水) 03:39:39履歴
「────呪をご照覧あれ」
【元ネタ】常陸風土記
【CLASS】ディザスター
【真名】夜刀神
【性別】女性
【身長・体重】147cm・46kg
【肌色】病的な白 【髪色】黒ずんだ焦げ茶色 【瞳色】陰る翡翠色
【スリーサイズ】93/57/81
【外見・容姿】鱗めいた文様が浮かぶ肌に包帯や札を巻き付けた、刃の切っ先を思わせる角を生やす少女
【地域】常陸国行方郡
【年代】7世紀中期
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:C 耐久:C+ 敏捷:A 魔力:A 幸運:D 宝具:B
【CLASS】ディザスター
【真名】夜刀神
【性別】女性
【身長・体重】147cm・46kg
【肌色】病的な白 【髪色】黒ずんだ焦げ茶色 【瞳色】陰る翡翠色
【スリーサイズ】93/57/81
【外見・容姿】鱗めいた文様が浮かぶ肌に包帯や札を巻き付けた、刃の切っ先を思わせる角を生やす少女
【地域】常陸国行方郡
【年代】7世紀中期
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:C 耐久:C+ 敏捷:A 魔力:A 幸運:D 宝具:B
ディザスターのクラススキル。神格化、或いは擬人化された災害の形。
古くより人類圏に被害を及ぼした数々の自然災害は、信仰を経て神の御業と畏れられ教訓として語り継がれるに至る。
神格の一端を有するディザスターは、サーヴァントの身でありながら自然現象を「権能」という形で行使、具現可能となる。
夜刀神の場合は「草害」「水害」。開墾に際し大きな壁となった自然そのものを神、或いは呪いと見立てそれに立ち向かう者を英雄とした。
フィールド全域を自身に有利な状況に変化させることが出来るが、自発的に「災害」を引き起こすことは出来ない。
例えば辺り一面を湿地帯、及び葦の蔓延る野原に変えることは可能だが、濁流や津波を自発的に引き起こすという能力は持たない。
引き起こされた災害ではなく、ありのままに在った「未開墾の自然」こそが夜刀神という災害の核を成す。
古くより人類圏に被害を及ぼした数々の自然災害は、信仰を経て神の御業と畏れられ教訓として語り継がれるに至る。
神格の一端を有するディザスターは、サーヴァントの身でありながら自然現象を「権能」という形で行使、具現可能となる。
夜刀神の場合は「草害」「水害」。開墾に際し大きな壁となった自然そのものを神、或いは呪いと見立てそれに立ち向かう者を英雄とした。
フィールド全域を自身に有利な状況に変化させることが出来るが、自発的に「災害」を引き起こすことは出来ない。
例えば辺り一面を湿地帯、及び葦の蔓延る野原に変えることは可能だが、濁流や津波を自発的に引き起こすという能力は持たない。
引き起こされた災害ではなく、ありのままに在った「未開墾の自然」こそが夜刀神という災害の核を成す。
ディザスターのクラススキル。後天的に付与される枷のようなもの。
災害というものは常に人類史と共にあり、その人文を脅かし、故にこそ人類はそれに立ち向かうため災害とは何たるかを解き明かしてきた。
神秘や信仰でなく「科学」として証明され、発生の原理が確立された災害は、召喚された時代や災害に対する人類全体の耐性によって弱体化される。
その為「神の御業」と畏れられていた時代であれば相応の災害として顕現するが、自然現象だと証明された現代ではサーヴァントの枠に収まる程度の規模まで縮小されてしまう。
希望や憧憬に紐付けられた知名度補正とは真逆のもの────これは人類が歩んできた叡智の証明であり、ディザスターというクラスが持つ“悪性”の現れでもある。
自然の形そのものである夜刀神は、この影響を最小限に抑えられる。
地震、津波、雷、嵐……多くはそれ単体で災害として成り立つため多くの対策が講じられて来たが、夜刀神は「開墾が困難な湿地帯」という漠然とした自然の具現。
人類全体から掛けられる影響は少ない…………が。唯一“土地を切り拓く”事を得意とした開墾、開拓系のサーヴァントに対して致命的なまでに弱体化してしまう。
災害というものは常に人類史と共にあり、その人文を脅かし、故にこそ人類はそれに立ち向かうため災害とは何たるかを解き明かしてきた。
神秘や信仰でなく「科学」として証明され、発生の原理が確立された災害は、召喚された時代や災害に対する人類全体の耐性によって弱体化される。
その為「神の御業」と畏れられていた時代であれば相応の災害として顕現するが、自然現象だと証明された現代ではサーヴァントの枠に収まる程度の規模まで縮小されてしまう。
希望や憧憬に紐付けられた知名度補正とは真逆のもの────これは人類が歩んできた叡智の証明であり、ディザスターというクラスが持つ“悪性”の現れでもある。
自然の形そのものである夜刀神は、この影響を最小限に抑えられる。
地震、津波、雷、嵐……多くはそれ単体で災害として成り立つため多くの対策が講じられて来たが、夜刀神は「開墾が困難な湿地帯」という漠然とした自然の具現。
人類全体から掛けられる影響は少ない…………が。唯一“土地を切り拓く”事を得意とした開墾、開拓系のサーヴァントに対して致命的なまでに弱体化してしまう。
特殊スキル。サーヴァントとしては単独でありながら、群体としての性質を併せ持つ。
喩えて言えば「無限残機」。具現化している実体が滅ぼされたとしても、新たなディザスターが現れる。
古くより蛇は不死、再生、無限の象徴とされた。夜刀神という神格も例外ではなく、脱皮という現象を以て新たなる形で再生される。
欠点は「封じられる」事に対して無力であること。倒す、殺すのでなく「封じる」事が最善の対処方法となる。
喩えて言えば「無限残機」。具現化している実体が滅ぼされたとしても、新たなディザスターが現れる。
古くより蛇は不死、再生、無限の象徴とされた。夜刀神という神格も例外ではなく、脱皮という現象を以て新たなる形で再生される。
欠点は「封じられる」事に対して無力であること。倒す、殺すのでなく「封じる」事が最善の対処方法となる。
円環の形象として刻まれる巴で以て円を成す。それ即ち九曜の巴。終わり無き円環の徴。
公輪家の持つ円環回路を夜刀神という存在の持つ群体の性質で増幅させた、とめどなき魔力の循環を促す波濤の渦。
渦巻き、押し流すという巴の特性を九乗させた九曜の巴は、その身に降りかかる干渉を「押し流す」事で回避、及び防御する。
竜に繋がる血脈として魔力炉、魔力放出としての特性も併せ持つが、性質上細かな制御は難しいため、魔力を主とした攻撃は困難となる。
公輪家の持つ円環回路を夜刀神という存在の持つ群体の性質で増幅させた、とめどなき魔力の循環を促す波濤の渦。
渦巻き、押し流すという巴の特性を九乗させた九曜の巴は、その身に降りかかる干渉を「押し流す」事で回避、及び防御する。
竜に繋がる血脈として魔力炉、魔力放出としての特性も併せ持つが、性質上細かな制御は難しいため、魔力を主とした攻撃は困難となる。
存在そのものが「呪」として扱われ、忌避されてきた存在が持つ呪魂の性質。
視る。聴く。嗅ぐ。食う。触る。様々な感覚を介して相手に呪いを与え、蝕む事が出来る自他ともに与える呪い。
夜刀神の場合は「視る」事で作用する。視覚を通じて生じる認識の変化は、精神に大きな影響を齎す事となる。
存在自体を蝕む呪いは、この夜刀神を宿し覚醒させた器にも生じる事となる────即ち。群体の意識に取り憑かれ、本来持つ個を喪う。
視る。聴く。嗅ぐ。食う。触る。様々な感覚を介して相手に呪いを与え、蝕む事が出来る自他ともに与える呪い。
夜刀神の場合は「視る」事で作用する。視覚を通じて生じる認識の変化は、精神に大きな影響を齎す事となる。
存在自体を蝕む呪いは、この夜刀神を宿し覚醒させた器にも生じる事となる────即ち。群体の意識に取り憑かれ、本来持つ個を喪う。
ランク:B 種別:対視災害 レンジ:1-50 最大捕捉:1人
夜刀神という存在に紐付けられた禁忌。多くの神話にて取り沙汰される“見るな”のタブー。
対象が夜刀神を視界に捉えた瞬間発動される精神干渉────否。それは人の持つ精神の粋を超えた“認識災害”。
姿を視界に収め、夜刀神という存在を認識した時点で対象はこの災害に曝露する。
対象者は正しい形で夜刀神を認識する事が出来なくなり、例えその場から夜刀神が居なくなったとしても認識の中に存在し続ける。
如何なる影響を及ぼすかは対象によって左右されるが、多くの場合は「無数に増幅する夜刀神の群れ」として認識されるという。
それも実体として現れるだけでなく、自身の内側からも溢れるように。精神、その根底の“認識力”を蝕む特異なる呪い。
認識、という形の無い“内側”を蝕まれる感覚に苛まれることで、対象者は判断能力や他の存在への認識能力にも支障を来す。
正しいものを正しく認識出来なくなる。実際に行われていないはずの物事にまで意識が割かれ、強迫観念を引き起こされる。
続けて対象は、曝露した存在……入り込んだ夜刀神という呪いを対処するための行動を取る。
この際、あらゆる物事の優先順位を無視する形で「夜刀神への対処」がオーバーライドされる事となる。
導かれる対処方法にも齟齬は生じる。結果として、対象者は「間違った形の対処」を間違いとは理解できずに行ってしまう。
……或る曝露者は、周囲を夜刀神に取り囲まれる認識に苛まれ、その夜刀神を殺し尽くすという手法で対処した。
しかし実際に彼女の周りに居たのは夜刀神ではなく、血を分けた家族だった。家族を家族と認識出来ず、夜刀神の対処を優先した。
このように、本来優先されるべき判断基準を塗り替えた上で生物として当然の「異物の排除」を以て自傷へ至らしめる。
性質を見れば、それは毒というよりも寄生虫や細菌に近い。生物の仕組みを理解した上で、それを利用し自身の益を成す。
何も自分の手を汚す必要はない。例え強大な相手であろうと、相手自身に殺させてしまえばいい。
夜刀神とはそういう“呪い”であった。生物を殺す“呪い”であった。故に、人々はただ「見てはいけぬ」と禁忌を伝える他に無かった。
呪いにして禁忌。見るな、という禁則を破ることで発動される制限付きの認識災害。
行為自体に禁則が紐付けられているが故に、例え視覚を持たない、或いは失った者であっても「視る」という行為に及んだ時点で曝露する。
そして、その呪いは一族を蝕む。しかして一族を滅亡に至らしめるものは呪いではなく、呪われた者本人による仕業であった。
夜刀神という存在に紐付けられた禁忌。多くの神話にて取り沙汰される“見るな”のタブー。
対象が夜刀神を視界に捉えた瞬間発動される精神干渉────否。それは人の持つ精神の粋を超えた“認識災害”。
姿を視界に収め、夜刀神という存在を認識した時点で対象はこの災害に曝露する。
対象者は正しい形で夜刀神を認識する事が出来なくなり、例えその場から夜刀神が居なくなったとしても認識の中に存在し続ける。
如何なる影響を及ぼすかは対象によって左右されるが、多くの場合は「無数に増幅する夜刀神の群れ」として認識されるという。
それも実体として現れるだけでなく、自身の内側からも溢れるように。精神、その根底の“認識力”を蝕む特異なる呪い。
認識、という形の無い“内側”を蝕まれる感覚に苛まれることで、対象者は判断能力や他の存在への認識能力にも支障を来す。
正しいものを正しく認識出来なくなる。実際に行われていないはずの物事にまで意識が割かれ、強迫観念を引き起こされる。
続けて対象は、曝露した存在……入り込んだ夜刀神という呪いを対処するための行動を取る。
この際、あらゆる物事の優先順位を無視する形で「夜刀神への対処」がオーバーライドされる事となる。
導かれる対処方法にも齟齬は生じる。結果として、対象者は「間違った形の対処」を間違いとは理解できずに行ってしまう。
……或る曝露者は、周囲を夜刀神に取り囲まれる認識に苛まれ、その夜刀神を殺し尽くすという手法で対処した。
しかし実際に彼女の周りに居たのは夜刀神ではなく、血を分けた家族だった。家族を家族と認識出来ず、夜刀神の対処を優先した。
このように、本来優先されるべき判断基準を塗り替えた上で生物として当然の「異物の排除」を以て自傷へ至らしめる。
性質を見れば、それは毒というよりも寄生虫や細菌に近い。生物の仕組みを理解した上で、それを利用し自身の益を成す。
何も自分の手を汚す必要はない。例え強大な相手であろうと、相手自身に殺させてしまえばいい。
夜刀神とはそういう“呪い”であった。生物を殺す“呪い”であった。故に、人々はただ「見てはいけぬ」と禁忌を伝える他に無かった。
呪いにして禁忌。見るな、という禁則を破ることで発動される制限付きの認識災害。
行為自体に禁則が紐付けられているが故に、例え視覚を持たない、或いは失った者であっても「視る」という行為に及んだ時点で曝露する。
そして、その呪いは一族を蝕む。しかして一族を滅亡に至らしめるものは呪いではなく、呪われた者本人による仕業であった。
ランク:- 種別:- レンジ:- 最大捕捉:-
見えざるものを写し出す“石動御鏡”によって形を成した“夜刀神”という呪いそのもの。
一族を殺す、という呪いを抽出し、憑依者である公輪亞海の性質を重ね合わせることで成立した「宝具」に近しい一撃。
貫いた相手の魔術回路、及び魔術刻印を以て『円環回路』を造り出す。
それが如何なる結果を招くのか、聡明な魔術師であれば即座に理解出来るであろう。
本来魔術回路とは一方通行。経絡の差や魔力の巡りこそあれど、体内のオドから生成された魔力を「出力する」為の機構である。
それを強引に『円環回路』……出力する先の無い円環として繋ぎ合わせたなら?
結果として魔術回路は破裂する。行き場を失った魔力は押し止められ、膨張し、決壊する。
円環回路は公輪家、ひいては日輪の家系にのみ遺伝される特殊な体質である。その特異な性質を、普遍的な魔術師にも分け与える。
自身の特性を相手にも付与する、という単純な仕組みでありながら、それは魔術師という存在に絶大な影響を及ぼす。
────一族を殺す。それは即ち、一族の要たる魔術回路及び魔術刻印を破壊する、という事に他ならぬ。
本来の夜刀神が持たざるものであるため、その性能は歪である。
視たものに分け隔てなく効果を発揮する上述の“災害”とは異なり、これは此方から能動的に命中させる必要がある。
加えて実体を持つがゆえ遠距離では命中させられず、相手の懐に潜り込む必要がある……上述のように見境なく攻撃を繰り返す相手に対して、である。
このような事情から、性能に対して取り扱いが困難という欠点を抱える宝具である────もし、これを“必中”に変えられたならば。
見えざるものを写し出す“石動御鏡”によって形を成した“夜刀神”という呪いそのもの。
一族を殺す、という呪いを抽出し、憑依者である公輪亞海の性質を重ね合わせることで成立した「宝具」に近しい一撃。
貫いた相手の魔術回路、及び魔術刻印を以て『円環回路』を造り出す。
それが如何なる結果を招くのか、聡明な魔術師であれば即座に理解出来るであろう。
本来魔術回路とは一方通行。経絡の差や魔力の巡りこそあれど、体内のオドから生成された魔力を「出力する」為の機構である。
それを強引に『円環回路』……出力する先の無い円環として繋ぎ合わせたなら?
結果として魔術回路は破裂する。行き場を失った魔力は押し止められ、膨張し、決壊する。
円環回路は公輪家、ひいては日輪の家系にのみ遺伝される特殊な体質である。その特異な性質を、普遍的な魔術師にも分け与える。
自身の特性を相手にも付与する、という単純な仕組みでありながら、それは魔術師という存在に絶大な影響を及ぼす。
────一族を殺す。それは即ち、一族の要たる魔術回路及び魔術刻印を破壊する、という事に他ならぬ。
本来の夜刀神が持たざるものであるため、その性能は歪である。
視たものに分け隔てなく効果を発揮する上述の“災害”とは異なり、これは此方から能動的に命中させる必要がある。
加えて実体を持つがゆえ遠距離では命中させられず、相手の懐に潜り込む必要がある……上述のように見境なく攻撃を繰り返す相手に対して、である。
このような事情から、性能に対して取り扱いが困難という欠点を抱える宝具である────もし、これを“必中”に変えられたならば。
夜刀神という呪い、神性をその身に降ろした影響で、公輪亞海としての自我は失われている。
人格は夜刀神のもの……人ではなく、神としての機構に近い……に置き換えられているが、元々有していた「目的」は維持される。
人として意思疎通を図ることは難しいが、すぐさま別人に成り果てるわけではなく、暫くの間は「目的を遂行するために能力を揮う」事となる。
但し宿すものは呪い。その身に呪いを宿し、発露させた時点で魂そのものが蝕まれ、公輪亞海という本来の存在を塗り替えていく。
やがてその目的を達成したとしても呪いは止まぬだろう。元より覚悟の上で亞海は呪いへと身を投じた。
嘗て、姉が己のためにそうした様に────己の身を賭けて、妹を信ずると決めたのだ。
イメージカラー:蝕まれた緑
特技:なし
好きなもの:なし
嫌いなもの:なし
天敵:壬生麻呂
願い:なし
【一人称】- 【二人称】- 【三人称】-
人格は夜刀神のもの……人ではなく、神としての機構に近い……に置き換えられているが、元々有していた「目的」は維持される。
人として意思疎通を図ることは難しいが、すぐさま別人に成り果てるわけではなく、暫くの間は「目的を遂行するために能力を揮う」事となる。
但し宿すものは呪い。その身に呪いを宿し、発露させた時点で魂そのものが蝕まれ、公輪亞海という本来の存在を塗り替えていく。
やがてその目的を達成したとしても呪いは止まぬだろう。元より覚悟の上で亞海は呪いへと身を投じた。
嘗て、姉が己のためにそうした様に────己の身を賭けて、妹を信ずると決めたのだ。
イメージカラー:蝕まれた緑
特技:なし
好きなもの:なし
嫌いなもの:なし
天敵:壬生麻呂
願い:なし
【一人称】- 【二人称】- 【三人称】-
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