ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

[残骸][フリー素材]

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ハービンジャー
【真名】アブラアム=ルイ・ブレゲ
【異名・別名・表記揺れ】天才時計師、時の仕掛人
【性別】
【身長・体重】
【髪色】 【瞳色】
【外見・容姿】
【地域】フランス
【年代】18世紀末
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:EX 魔力:B 幸運:B 宝具:EX

【クラス別スキル】

天地の開豁:C+

 世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
 自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
 実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
 「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。

 史上、有史以前から人々は過ぎていくモノ、流れていく形なきモノを捉えるべく、様々な形でアプローチを試みた。
 太陽の灯を。水の滴りを。砂の溢れを。目に見えるものではないが、確かに過ぎ去る“それ”を、人間は愚かにも求め始めたのである。
 やがて駆動軸による機関が生まれた。だがそれも完全なものではなく、振り子による計測ですら永遠のものではなかった―――――――
 ―――――だが18世紀末。一人の男が“時”を閉じ込めた。正確に、精密に、永久に。刻々と響く“それ”は、世界に“時間”という指標を与えた。
 水晶の姫君も、欧州の征服王も、北方の大帝ですら追い求めた巧緻機構。今も尚、その機構を再現出来るものは百人と居ないだろう。
 手の平の中に収まる技術の結晶。人類の叡智たる機械、即ち『時計』を完成させた男。人は彼を、“200年時を進めた男”と呼んだ。
 

【保有スキル】

時流の守り人:EX

 過ぎ行く『時』を治める者。時という概念に干渉できる訳ではなく、その恩恵を受けることを許されたもの。
 日時計や水時計、駆動軸による時計を始めとして、『時』という流れを捉えた者に与えられる。
 時間という概念への干渉を許さず、加速や減速……“停止”を含めたあらゆる時間操作の効果を受け付けない。
 彼の前では、あらゆる時が平等に過ぎ去っていく。

精密作業:A+++

 器用さ(Dexterity)を表すスキル。ランクによりスキル名が変化し、Aランクでは『精密作業』と名を変える。
 ミリ単位での作業は勿論のこと、マイクロ単位ですら正確に削り出し組み立てる人間離れした技術の持ち主。
 +++となればもはや機械の粋を超えており、彼の技巧を再現するには数百年の時を要するほど。

トゥールビヨン:A

 彼が開発した機械式時計の機構の一つ。重力に左右されず、あらゆる姿勢であっても変わらずに時を刻み続ける。
 置き時計や移動が不可能なものが主流であった中世の時代に、懐中時計という携帯可能な時計を造り出したオーバーテクノロジーの具現。
 身体がどのような状況に在っても行動に支障が生じず、天地が引っ繰り返されようとも平然としていられる。

【宝具】

遥かなる久遠の時よウル・エテェネル・テンペス

ランク:EX 種別:対時宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:10人
 “時間”の可視化。絶えず流れ続ける時の奔流、止めどない“一瞬”を目に見えるモノへ変換する。
 時間というモノはあらゆる干渉を寄せ付けない。世界が生まれた時も、星が墜ちる日も、生命が生まれた瞬間も、絶えず同じ流れで進み続けた。
 この世界に存在する限り、この世界の物理に属する者である限り、この時間という流れからは逃れられない。
 直接的な攻撃性があわけではなく、対象を明確に選べるわけではない。ただ彼の周囲に、目に見える“時の流れ”を出現させる。
 決して止まらず巻き戻らない。ごうごうと吹き荒れる奔流は周囲の環境を無へと帰し、時間は無情にも全てを覆す。
 フィールド単位で発動される“仕切り直し”。局地的な時間操作……巻き戻しではなく、時の流れに依って全ての効果を「終了させる」。
 人間であり、あくまでも時という概念を「形にした」者に過ぎないブレゲでは、この程度の操作が限界であるという。

過ぎ去り、響き、そして渦巻くムーリル・レゾーニ・トゥールビヨン

ランク:B 種別:対概念宝具 レンジ:1 最大捕捉:-人
 「時計」という要素を構築する3つの技巧。カレンダー、リピーター、トゥールビヨン。
 形のないもの、目に見えない概念を解き明かすための装置であり、宝具として成り立つ技巧は「時」以外のものにも効果を発揮する。
 一時的に概念や現象に形を与え、解明可能なものと定めることで制御下に起き、ある程度までのコントロールを可能とする。
 ある者はこの宝具を『万理解明』……オーバー・ノーションと呼んだ。人々が平等に感じる概念を解くための技巧であると。
 流石に遍く全ての事象を解明できるわけではないが、人が「概念」として知覚しているものであればおおよそ対象となる。

【Weapon】

水晶の懐中時計マリー・アントワネット

 フランス王妃マリー・アントワネットが彼直々に制作を依頼した「世界最高の懐中時計」。
 当時はまだ未開発であった最新技術を詰め込み、クリスタルで造られた文字盤からはその内部機構が余すこと無く観察出来る。
 美術面でも技術面でも至高と言って良い代物であり、当時の技術では考えられないような志向が凝らされた至極の一品である。
 依頼主であるマリーが革命により処刑され、ブレゲ自身も死して尚制作は続けられ、彼の弟子が総出となってその懐中時計を完成させた。
 それが金色に輝く懐中時計『マリー・アントワネット』。現在も博物館に現物が残されており、型番のNo.1160の名でも知られている。

【解説】

有史以来、人間は刻一刻と過ぎ去る「時」という概念を捉えるべく、様々なアプローチを試みた。
大洋の傾きによって経過を知る日時計。水の滴りによって一定の経過を知る水時計。同じく、砂の溢れによって流れを見る砂時計。
また星々の巡りを観察することで、そこから現在時刻を割り出すという者も居たという。

それでも、それらの発明はあくまでも「時の経過」を表すものでしかなく、「時」という概念そのものを形にしたわけではなかった。
「時」を計るもの、即ち「時計」という概念が産まれてから幾星霜。年月が西暦に姿を変えて尚、「時計」の完成には至らなかった。
多くの賢人が、哲学者が、技術者が「時」を捉えるべく頭を捻った。ギアという機構で、振り子という法則で時を刻む者も現れたが、それでも「完成」には程遠い。
ときは近世に差し掛かろうという1700年頃。航海のため、より正確かつ小型で、僅かな狂いもない「時計」が世界より必要とされた。
しかし当時の時計といえば振り子式か、大掛かりな技巧を要するもの、揺れや振動に弱い繊細なもの。およそ荒くれる船旅での使用に耐えうるものではない。
現代の観点からしてみても―――当時の水準でその基準を満たすものは作れない。それこそ、現代における科学でも用いなければ完成には至らなかっただろう。

だが――――――ある一人の男が、その歩むべき道程を早めたのだ。

彼は「時計」に日付パーペチュアル・カレンダーを与えた。これにより人は時間のみならず、年月の経過をも知ることが可能となった。
彼は「時計」にミニッツ・リピーターを与えた。これにより人は暗闇にあっても、響く音によって時の経過を知ることが可能となった。
彼は「時計」に自由トゥールビヨンを与えた。これにより人はどのような状況であっても、決して狂わず揺るがない時の経過を知ることが可能となった。

これらの発明により「時計」は実用に足るものとなり、設置式でなく個人で携帯が可能となる「懐中時計」「腕時計」へと進化していく。
誰しもが平等に過ぎ去るときを知り、見る事ができる―――――それは即ち、「時」という形なき神秘の具現化に他ならない。

目に見えぬ概念を形とし、人の手に収めた者。名をアブラアム=ルイ・ブレゲ―――――200年という時を進めた男。

【人物・性格】


イメージカラー:
特技:
好きなもの:
嫌いなもの:
天敵:
願い:

【一人称】 【二人称】 【三人称】

【因縁キャラ】

【コメント】

人物像がどうも形にならなかったので残骸としてお出しします
好きに作り変えちゃってもいいんだ

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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