ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「私に形はない。この星を殺すお前たちの宿痾に、形などない」

基本情報

【出典】地球気象学・社会問題
【CLASS】アークエネミー
【真名】スヴァンテ・アウグスト・アレニウス
【付属真名】“地球温暖化”
【異名・別名・表記揺れ】“環境汚染”、“温室効果ガス”など
【性別】本来は男性
【身長・体重】175cm・-kg
【肌色】無色透明 【髪色】無色透明 【瞳色】無色透明
【スリーサイズ】そんなものはない
【外見・容姿】無味無臭、全くの無色透明な“空気の塊”。霊視するとうっすら人型の輪郭が見える。
【地域】スウェーデン
【年代】1859年2月19日〜1927年10月2日
【属性】中立・狂
【天地人属性】天
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:EX*1 耐久:EX*2 敏捷:B 魔力:E 幸運:E 宝具:EX

【クラス別スキル】

連鎖召喚・宿敵:E

 星の脅威に対抗するため、かつてこのサーヴァントを倒した、あるいは倒すのに最適なサーヴァントが抑止力によってカウンターとして自動召喚される。(デメリット)
 アークエネミーとしての本質である“地球温暖化”に対しては、概念的な寒気を扱うものが、引き起こされる現象を抑制するカウンター足り得る。
 また、星の意思により近しいもの、つまり神性を有する存在は、アレニウスが引き起こすあらゆる現象に対して一定の耐性を発揮する。
 一方で、アークエネミーの活動を完全に停止せしめるためには、“アークエネミーによる地球温暖化の異常な進行を、異常として否定する”必要がある。
 これを為すことができる、一定以上現代の気象学などに対しての造詣を持つ者。
 ―――それこそ、本来のアレニウスのような科学者こそが、このアークエネミーにトドメを刺すものだろう。

未達の運命:EX

 このサーヴァントの目的が達成されることはない。
 抑止力の偶然の積み重なりにより必ず阻止される。(デメリット)

抑止の試練:(ランクはシナリオの規模により変動)

 世界の脅威に立ち向かう者たちは、何らかの試練、逆境を乗り越えることで知らず知らずのうちに強化される。
 事態が収まってしばらくするとだんだんと元に戻る。(デメリット)
 試練を達成した者には場合によって抑止力から追加の令呪が供給されることもある。

不可知の凶兆:A++

 このサーヴァントが召喚された際は広範囲から確認できる何らかの異変を引き起こす。
 何らかの神秘によらない科学的手法では異変の原因を特定することはできない。
 彼の場合、いかなる時代に現れようとも、顕現した瞬間から急速に地球温暖化を加速させる効果を持つ。
 科学的には急激な二酸化炭素等の温室効果ガスの増大として観測され、地球の気候を全球規模で異常な状態に貶める。
 これに対して魔術的探査を行った場合、地球の大気に溶け込んだ「何か」の存在に気がつくことが出来るであろう。

擬似特異点:(ランクはシナリオの規模により変動)

 世界の終末が再現されたことにより因果律が不安定になっている。
 人類や英雄に敵意を持つサーヴァントやシャドウサーヴァント、怪物などが無作為に召喚され暗躍する。
 アレニウスの場合は、主として星が本来持つ環境に強く適応した精霊種や神霊に近い存在が召喚される。
 また、聖杯がなくとも、星の危機に立ち向かわんとする者たちは抑止力の支援によりサーヴァント召喚が可能となる。

【保有スキル】

魔力放出(熱):A

 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。いわば魔力によるジェット噴射。
 アレニウスは、自身に委ねられた「地球の保有する熱量増大」という概念を自在に操ることができる。
 直接戦闘においてはあまり役に立たないが、大気の熱量を操作することで、局所的な異常気象を引き起こすなど、マスターを含む人間への攻撃に長ける。

天賦の叡智:C

 並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。
 肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、C〜Eランクの習熟度で発揮可能。
 ただし、この霊基ではアレニウスが本来持つ才覚は十分に発揮されず、ただ「より効率的に地球を温める」ことにのみそれらは活かされる。

汚染大気:A

 “地球温暖化”という概念との一体化によって獲得された特異な霊基の在り方。
 彼の肉体は、地球温暖化を引き起こす要因となる様々な温室効果ガスやその他の物質で構成されている。
 召喚された瞬間から、彼は地球全土の温室効果ガスや汚染物質と同化し、それらを自らの意図で動かすことを可能とする。
 サーヴァントに対しては一向に効果は薄いものの、マスターを含む特殊な防護をもたない人間に対して、甚大な健康被害を与える。
 また、副次的効果として、『魔力放出(熱)』と組み合わせることで、局所的ゲリラ酸性雨を降らせるといったことも実現できる。

【宝具】

生命順化・灰煙惑星Global_Uppvärmning

ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:地球内全土 最大捕捉:99999人〜
 地球の惑星環境内における気候環境の大規模改変と、それに伴う全生命への汚染展開。
 「いつか人類自身の首を締める」、確約された未来の先触れ。
 アレニウスは、召喚されたその段階で『汚染大気』により地球全土に溶け込み、星を少しずつ温め続ける。
 その効力はおよそ累加的であり、召喚から時間が経てば経つほどに、地球の気温は、本来想定された速度を上回り温暖化し続ける。
 召喚から半年も経過すれば、地球上のあらゆる永久凍土は溶け出し、海水面は大幅に上昇。
 極圏や高山地帯の一部を除いて、生命体が活動を継続し得る温度を維持できなくなっているだろう。
 この宝具は、そうした未来予測図を保障する自動防衛システム。アレニウスが同化した大気は、彼の目的を阻害する存在を徹底的に攻撃する。
 前述した健康被害や酸性雨の発生などは序の口。アークエネミーの討伐を目指すものは、常に天変地異にも等しい天災に見舞われ続ける。
 それでもなお討伐を諦めないのであれば、局所的な二酸化炭素濃度の急速上昇による窒息や、異常な高気温環境による脱水死などが齎されるだろう。

【Weapon】

異常気象

高温環境化

汚染物質

【解説】

 スヴァンテ・アレニウスは、物理学的視点から化学を研究する物理化学を創設した者の一人に数えられる科学者である。
 水溶液中の電解質が、マイケル・ファラデーが提唱したイオンと呼ばれる荷電粒子に電離するという「電離説」を提唱したことが主な功績として挙げられる。
 この他、化学における酸と塩基(アルカリ)を、水溶液中で発生するイオンの種類で分類した「アレニウスの定義」を提唱したことや、物質の反応速度とエネルギー量の関連性の証明などを行った。
 また、いわゆるパンスペルミア説を最初に提唱したのも彼であるとされるほか、ノーベル賞の創設にも関与するなど、科学者として偉大な功績を多数残した。

 そんな彼が提唱した学説の中で、現在進行形で問題として取り上げられているものが一つある。炭酸ガスによる地球の地表温度の上昇と保持……いわゆる地球温暖化である。
 アレニウスは、当時ヨーロッパにおいて地学的観察を根拠に提唱されるようになっていた「過去の地球には、現在よりもたくさんの氷河があった時期(氷期)があった」という考えに着目。
 それがなぜ存在したのか、ということを研究した結果、フーリエ変換で知られるジョセフ・フーリエが発見した温室効果の概念を元に、「地球温暖化」の概念を提唱した。
 彼は、二酸化炭素など一部の物質が温度を保持する温室効果を持っており、従ってそれら温室効果物質が増えることで、地球の温度は増大すると指摘した。
 更に、そうした二酸化炭素が化石燃料などの当時の文明社会が必須としていた物質燃焼によって排出されており、将来的には地球を数℃も温めるであろうと予言したのである。

 彼の提唱した理論が大筋で誤っていないことを、我々現代人は知っている。工業化の進展した現在の地球に於いて、着実に温暖化は進行しつつある。
 そして、その温暖化が、確実に地球の環境を改変し、人類自身に対して牙を向く現状を知っている。氷河の溶融、海面上昇、生態系の破壊など、それが齎す問題は数知れない。
 地球温暖化は、机上の空論ではない。今もなお人間社会を蝕み、そして、今ではなくとも、いつか人間の未来を殺すかも知れない。

 だからこそ、アレニウスはアークエネミーの資格を有している。
 いつか来る世界の破滅と、それを回避するための予行演習。“地球温暖化”という概念の提唱者であるアレニウスは、その一例として相応しいではないか。
 世界によって後押しされた滅びに対して、人間が立ち向かうこと。これを成し遂げることができるのであれば、少なくとも、まだ地球温暖化による完全な滅びは遠い。
 その滅びは、人自身が引き金を引いたもの。ならば、まだ人自身の手でその影響を抑えることも、まだできるはずだ。

 その一念で、彼は自身を大敵として世界に顕すのだ。世界に対して、警鐘を鳴らすために。

【人物・性格】

 “地球温暖化”という概念に汚染されており、自身の役割を人類自身の自業自得、治罰応報を果たすための機構として定義している。
 本来のアレニウスの性格がどのようであるかは定かではないが、自分の失敗ならば自分自身で尻を拭えと、非常に冷淡な人類の敵対者としての姿勢を崩さない。
 自分の手で人類が完全に滅ぶことはないとしても、それで滅びを早めることは有り得る。その事態を回避できて、はじめて彼は、人類をゼロの視点から見ることだろう。

イメージカラー:薄汚れた空色
特技:ゲップせずにコーラ一気飲み
好きなもの:何はともあれ空
嫌いなもの:これもやっぱり空
天敵:人間
願い:この程度なら、乗り越えられるだろう?

【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】やつ

因縁キャラ

パンスペルミア:自身の提唱した学説
 何故かサーヴァントになっていた自分の学説。万が一出くわしたら非常に困惑する。

【コメント】

自作アークエネミーその2。























































































「ああ。お前達は、「人」ではなく「神」によって私を否定したか」

「なら、仕方がないな」




凶兆オーメンは、今ここに現れた」

基本情報

【出典】地球気象学・科学学説
【CLASS】オーメン
【真名】スノーボール・アース
【異名・別名・表記揺れ】“全球凍結”、氷河期
【性別】無性
【身長・体重】175cm・-kg
【肌色】無色透明 【髪色】無色透明 【瞳色】無色透明
【スリーサイズ】そんなものはない
【外見・容姿】無味無臭、全くの無色透明な“空気の塊”。霊視するとうっすら人型の輪郭が見える。
【地域】地球
【年代】過去、ないしは未来
【属性】中立・狂
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:EX 耐久:EX 敏捷:E 魔力:B 幸運:E 宝具:EX

【クラス別スキル】

霊基封印:EX

 “英霊をクラスという枠組みに収めて出力を抑える代わりに召喚を可能とする”という基本システムを利用した封印措置。
 星が人を滅ぼそうとする現象であるオーメンを、“クラス”という枠組み、クラススキルによって封印している。
 アレニウスの場合、非常に稀な例ではあるが、アークエネミーというクラスが持つ『未達の運命』によってそれを為している。
 彼の意思が多少なりとも関わる限り、本来であれば全球凍結という現象は起こるはずがなかった。
 ―――ただし、彼という大敵の否定を、未来への前進ではなく、過去への逆行によって為したのであれば、話は別だ。

連鎖召喚・依り代:E

 またの名を附属顕現。
 星への愛、星の意思によって世界、人類を滅ぼす存在であるオーメンは、人としての形、霊基を持ち得ない、あるいは持っても大きすぎるために現界することが出来ない。
 故に、わずかな縁すらも辿り、召喚可能な英霊を依り代として憑依することで限界を果たす。いわば強制的な疑似サーヴァント化。

 ……しかし、依り代もただで依り代にされるわけではない。
 アラヤの抑止力による後押しにより、憑依したオーメンを自らの霊基を用いて封印する権利、力を持つ。

【保有スキル】

魔力放出(熱):A

 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。いわば魔力によるジェット噴射。
 スノーボール・アースは、アレニウスに委ねられた「地球の保有する熱量増大」という概念を逆説的に・・・・操ることができる。
 「今から未来にかけて」熱量が増えていくということは、逆に言えば、「今から過去に向かって」熱量が減っていくということ。
 地球温暖化を未来に向けて解決するのではなく、過去に遡ってなかったことにしようとしたツケ。オーメンは、現世に存在するだけであらゆる熱を奪っていく。

天賦の叡智:C-

 並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。アレニウスのものを引き継いで保有する。
 肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、C〜Eランクの習熟度で発揮可能。
 ただし、最早彼本人の意思が不在となっている状態であるため、その効力は、アークエネミー時より更に不安定かつ貧弱。

ポスト・ポリューション:EX

 惑星に溜め込まれた汚穢を祓う清浄の権能。
 『汚染大気』の逆転スキル。人の手によって穢された星を、神の手によって清めていく過程の具現。
 人類自身の手による問題解決が諦められてしまったことで、星は己を自らの手で浄化することを決めた。
 「人間という汚染源の抹消後/存在以前に来る世界」という概念を体現しているオーメンは、故に、あらゆる現生の生命体からの攻撃おせんに耐性を持つ。
 また、汚染がいつか完全に浄化された後、地球という惑星上に穢れなき新世界が誕生することを保証するスキルでもある。

【宝具】

生命逆化・絶凍惑星Super_Freeze

ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:地球内全土 最大捕捉:1〜
 生命体ではなく星を対象とする浄化の権能の発露。ミランコビッチ・サイクルによって保証される、いつかの未来、あるいは遠い過去の記憶の再現。
 地球上に存在する全生命体を対象として、極寒の環境が浄化を実行する。この際、生命体が生涯生み出すであろう汚染物質の量に応じて、防御不可能の固定ダメージが加算される。
 原始的な生命体であれば単に極寒の環境に放り込まれるだけだが、文明社会を築いた人間は、対策を取らなければ、一瞬の内に細胞の一片すら残さず凍結させられるだろう。
 類似するアークエネミーのそれと似て、この宝具により、世界は大いなる冬に包まれる。
 しかし、あちらと違うのは、オーメンたる存在が、いつか来る未来の滅びを内包している存在であるということ。
 抑止力の後押し、そして擬似特異点化の影響を前提としても、この宝具は、確実に人類を滅ぼし得るものである。

 一方で、このオーメンに対する対抗策もまた、アークエネミーとしてのアレニウスと似通っていることは、せめてもの救いであろう。
 「現行のテクスチャを支配する法則において、神代回帰、そしてこのような寒冷化はありえない」ことを、概念的に突きつけること。
 地道ながら、この行為の積み重ねこそが、オーメンの齎す過去への逆行を抑制し、そして打破する唯一の手段である。

【Weapon】

全球凍結

【解説】

 地球という惑星は、地球という惑星が宇宙上で取る軌道の変化によって、定期的に氷期と間氷期、つまり氷河期とそうではない比較的温暖な時期を繰り返し迎える。
 これは科学の領域ではミランコビッチ・サイクルと称されており、その計算は非常に難解であるものの、その実効性自体はある程度確認されているものである。
 そして、地球の上に敷かれたテクスチャに関する記録は、人理テクスチャにおいて過去と定義される神々と近しい時間軸にあっては、地球が今より寒冷であったことを示唆している。
 加えて。アレニウスが提唱した地球温暖化という概念は、未来に向けて暖かくなる地球という概念によって、逆説的に、過去に遡ると寒冷化する地球という概念をも生み出した。
 この三つの事実が折り重なり、そして、決定的な一手―――「地球温暖化を、過去に向かって否定する」という事象が発生することで、アレニウスの内に秘められたものは姿を顕す。
 その名は、スノーボール・アース。氷期の環境下で地球全土が氷で覆われる、全球凍結と呼ばれる現象である。
 先述の通り、ミランコビッチ・サイクルは一定の間隔で地球上に訪れており、過去の氷期もまたこれによって齎されたものであると考えられている。
 神代と呼ばれた時代の一部は、おそらくこの周期のどれかと重複しており、それ故に、スノーボール・アースの顕現は、限定的ながら神代回帰と同等の事象を地球に引き起こしもする。
 更に、神代回帰は、おおよそ人間が築き上げてきた人理テクスチャを否定する形で発露し、容赦なく適応力をもたない人々を殺して清めていく。
 ―――抑止力の用意した課題に対して、過去への逃避を選んでしまったことの代償。もしこの存在が顕現した場合、これとの対峙は、決して容易なものではないだろう。

【人物・性格】

 霊視によって窺える姿こそは、アレニウスに瓜二つ。されど、この概念に最早意思はない。
 無機質に、ただ効率的に、アレニウス以上の速度で、それはこの星を氷に閉ざしていくだろう。

イメージカラー:透明な雪色
特技:かき氷の無限製造
好きなもの:-
嫌いなもの:-
天敵:-
願い:-

【一人称】- 【二人称】- 【三人称】-

因縁キャラ

冬将軍:似て非なるもの
 あちらは人類史の文化に多分に影響された存在であり、こちらと違ってかなり人格がはっきりとしている。
 こちらには意思がないため、何かの拍子に出会ったとしても特に反応を返すことはないだろうが、あちらからしてみるとこのオーメンは奇妙なものに映るかも知れない。

【コメント】

デイ・アフター・トゥモロー。

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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