kagemiya@ふたば

【出典】旧約聖書 近代創作 喪失帯
【CLASS】プリテンダー
【真名】ソロモン・ミシャンドラ
【異名・表記揺れ】ミシャンドラ 魔人王ミシャンドラ 魔人王
【性別】???
【身長・体重】178cm・79kg
【容姿】目玉の意匠があちこちにあしらわれた服を着たソロモン
【地域】悪性封印牢獄 ヘルズホール
【属性】中立/中庸
【天地人属性】地
【その他属性】神性
【ステータス】筋力：B　耐久：B　敏捷：E　魔力：A+　幸運：C　宝具：A++

キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成する。
自分のオリジナルであるソロモン及びゲーティア同様、道具作成の技術は平凡。

「新たな生命の定義になど興味は持てぬし己を投げ出す勇気も無い。なら私は自らをこう定義しよう。」
「私は私の喪失帯に住まう全ての魔と人を導き慈しむ王、則ち魔人王ソロモン・ミシャンドラである。」

自我を明確に確立した事で、削除された未定存在の代わりに取得したスキル。
喪失帯に強制されたからではなく自らの意思で王となった、その決意の証。

カリスマと単独顕現を内包している事に加え全ての精神攻撃を無効化する。

ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：1〜1000　最大捕捉：100人
名称こそ違えど『再誕の時来たれり、其は異郷に佇むもの』と同一の宝具。
十全の状態になった事で出力が大幅に向上している。

ランク：A++　種別：対人・対界宝具　レンジ：喪失帯全て　最大捕捉：自分と喪失帯の住民全て

「ではお見せしよう。私の理想、私の願い、他の誰でもない私自身が見つけた回答を知るがいい。」

自らを慕う民が増えるほど自分とその民の全能力が強化される。シンプル故に隙がない宝具。
人と魔を統べる王としての在り方の具現。

創作においてミシャンドラは他の72体の悪魔を凌ぐ存在とされた事により、72柱の魔神柱が扱う事のできる全ての魔術と権能を使用できる。

ある世界線において、魔術王ソロモンは宝具により自らの存在を英霊の座から抹消、獣に堕ちた72柱の使い魔を道連れにした。

生き延びた使い魔も後に全て討伐され、第一の獣の残滓はこの世界線から完全に消滅した...筈だった。

ここに魔術王の予想を越えたイレギュラーが発生した。近代創作において72柱に付け加えられた使い魔ミシャンドラが幻霊として生存していたのだ。

それでも本来ならば第一の獣の完全消滅に巻き込まれ、遠からず自然に消滅していたが、ここで二つ目のイレギュラーが発生する。
「虚構」を幻想基盤の一つとする喪失帯ヘルズホールが王として概念相性の良かったミシャンドラを召喚、未定存在のスキルを与えた上で半ば聖杯と融合させ、霊基崩壊を食い止めた。

ミシャンドラがソロモンを名乗ることにしたのは深い理由があった訳ではない。自分が虚構であることを隠すためたまたま関わりが深いソロモンの名を騙ったに過ぎない。
しかし幻霊であるゆえ希薄な自我しか持たなかった上、
第一の獣がソロモンを騙っていた事からソロモンの名との"相性が良すぎた"ため、知らず知らずの内に自分がソロモンであると思い込むようになってしまった。

故にプリテンダーのクラスに当てはめられたのだが...彼が忘却している自らの真実と向き合い、それを受け入れたなら、ある意味で第一の獣より遥かに手強い敵として敵対者の前に立ちはだかるだろう。

オベロン・ヴォーティガーン - 似た境遇ながら正反対の結論に達したもの。
故に出会ったら殺しあい不回避

ソロモン、ゲーティア - 自分のオリジナルとして敬意は払うが出した結論は真似できない。

既に存在しないソロモンを名乗る架空の悪魔、
「虚構」の幻想基盤にピッタリ。

［22/2/12］真名○○の部分を変更