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nevadakagemiya 2020年08月18日(火) 01:39:50履歴
「ヴィがやりたいなら、すればいい」
「……でもあたしは。手放したく、ない」
「……でもあたしは。手放したく、ない」
【氏名】ファイルイス=サイレンディアス・サックリーア
【性別】女性【年齢】15歳
【出身】学園都市外某所
【身長】167cm【体重】59kg
【肌色】やや色黒
【髪色】ボルドー色にクリスタルブルーのメッシュ
【瞳色】アッシュグレー
【イメージカラー】静かに燃える炎
【属性】中立・善
【魔術属性】火
【起源】伴奏
【特技】絶対音感
【好きなもの】音楽、静かな場所
【苦手なもの】喋ること、噂話
【魔術系統】契約術 、召喚魔術
【魔術回路】質:B 量:B 編成:正常
【決戦の日】それでも、キミだけは零さない。
【階位・称号・二つ名】元二級契約者 候補/学園都市 学生
【性別】女性【年齢】15歳
【出身】学園都市外某所
【身長】167cm【体重】59kg
【肌色】やや色黒
【髪色】ボルドー色にクリスタルブルーのメッシュ
【瞳色】アッシュグレー
【イメージカラー】静かに燃える炎
【属性】中立・善
【魔術属性】火
【起源】伴奏
【特技】絶対音感
【好きなもの】音楽、静かな場所
【苦手なもの】喋ること、噂話
【魔術系統】
【魔術回路】質:B 量:B 編成:正常
【決戦の日】それでも、キミだけは零さない。
【階位・称号・二つ名】元二級
常に不機嫌そうな顔をした、どこか近寄りがたい雰囲気を纏った少女。
生まれは学園都市 外であり、上級の契約者 の家系出身であったが、現在は出奔し学園都市 内の学校に通って召喚術を学んでいる。
その出自ゆえ校内では評判が悪く、また彼女自身も授業をサボることが多い不良少女。
一方で非常に物覚えがよく、授業にはまともに参加していないにも関わらず成績は優秀。
生まれは
その出自ゆえ校内では評判が悪く、また彼女自身も授業をサボることが多い不良少女。
一方で非常に物覚えがよく、授業にはまともに参加していないにも関わらず成績は優秀。
喪失帯意志降霊契約 エノキアン・アエティールの住民。
通称ファイ。
二級契約者 ・バルニア=ヴォシファラス・サックリーアを父に持つ名家の出身。
バルニアは非常に才能に恵まれた男であり、様々な功績を上げたことにより報酬として莫大な財を為している。
現在のサックリーア家が裕福であるのは名家であること以上にバルニアが果たした功績が非常に多いことが大きい。
そしてバルニアの第1子として誕生した彼女もまた優秀な才能を秘めていたために、父バルニアから高度な契約術 と貴族的思想を植え付けられつつ育つ。
しかし、5歳のころに本来は教養の一環として絵画などと共に学ばされ始めたヴァイオリンの魅力に取り憑かれ、契約術 への興味を密かに喪失してゆく。
持ち前の優秀さから成績という目に見える形での結果が低下しなかったことをいいことに、父に気づかれることもなくヴァイオリンの練習ばかりに打ち込むようになったファイは、ある日その演奏を誰かに聞いてもらいたくなりひっそりと市井に飛び出した。
ファイが7歳の時であった。
まるでストリートライブをするようにファイが街中でヴァイオリンを弾いていると、その音色に惹かれて召喚者 見習いの少女が表れた。
初めは彼女のことを見下していたファイであったが、彼女が密かに屋敷を抜け出して演奏をする度にそれを聞きに来る彼女に、少しずつ心を開いていく。
「戦争」が起こったのはその時であった。
大勢の召喚者 が殺された。
それは戦争だから仕方がなかった。
仕方がないだけの殺しならまだ受け入れられた。
ある夜、遠征から戻ったバルニアは召喚者 の一家を惨殺したことを自慢した。
あの少女の一家だった。
そしてそのことを、母も、使用人も、ファイ以外の誰もが偉大なことだと称賛した。
以降、彼女は父親を恨むようになったと同時に、契約術 、そして「言霊」そのもののもたらす攻撃性に恐怖を覚えるようになる。
元より口数の多いタイプではなかったファイだが、これ以降は余計な失言が言霊として効果を発揮することを恐れ、更にその口数を減らすようになった。
更に言霊の使用をあくまでも何かを攻撃する際に限定するようになり、日常生活において利便性を求めてこれらを利用することを控えるようになる。
そして、サックリーア家が無数の契約者 たちを集めたパーティを開催した日にその家を出奔、敵対する召喚者 たちの巣窟たる学園都市 と逃げ込んだ。
初めはその出自を隠していた彼女であったが、いかんせん学園都市 は閉鎖空間である。
うっかりクラスメイトの一人に漏らした出自は一瞬で学校全体に広がり、「現在は召喚魔術 を学んでいるため」という理由で明確には処分を受けなかったものの、学校ぐるみでの排斥の風潮に晒されて授業を受けなくなる。
生来の頭の良さと契約術 の知識の応用により学業成績自体は高レベルをキープしつつも、「人の言葉」は結局学園都市 でも誰かを傷つけるために使われるのだと失望する。
人間の利己性に幾度も心を傷つけられながら日々を過ごしていたその時、ファイは「彼女」に出会った。
通称ファイ。
二級
バルニアは非常に才能に恵まれた男であり、様々な功績を上げたことにより報酬として莫大な財を為している。
現在のサックリーア家が裕福であるのは名家であること以上にバルニアが果たした功績が非常に多いことが大きい。
そしてバルニアの第1子として誕生した彼女もまた優秀な才能を秘めていたために、父バルニアから高度な
しかし、5歳のころに本来は教養の一環として絵画などと共に学ばされ始めたヴァイオリンの魅力に取り憑かれ、
持ち前の優秀さから成績という目に見える形での結果が低下しなかったことをいいことに、父に気づかれることもなくヴァイオリンの練習ばかりに打ち込むようになったファイは、ある日その演奏を誰かに聞いてもらいたくなりひっそりと市井に飛び出した。
ファイが7歳の時であった。
まるでストリートライブをするようにファイが街中でヴァイオリンを弾いていると、その音色に惹かれて
初めは彼女のことを見下していたファイであったが、彼女が密かに屋敷を抜け出して演奏をする度にそれを聞きに来る彼女に、少しずつ心を開いていく。
「戦争」が起こったのはその時であった。
大勢の
それは戦争だから仕方がなかった。
仕方がないだけの殺しならまだ受け入れられた。
ある夜、遠征から戻ったバルニアは
あの少女の一家だった。
そしてそのことを、母も、使用人も、ファイ以外の誰もが偉大なことだと称賛した。
以降、彼女は父親を恨むようになったと同時に、
元より口数の多いタイプではなかったファイだが、これ以降は余計な失言が言霊として効果を発揮することを恐れ、更にその口数を減らすようになった。
更に言霊の使用をあくまでも何かを攻撃する際に限定するようになり、日常生活において利便性を求めてこれらを利用することを控えるようになる。
そして、サックリーア家が無数の
初めはその出自を隠していた彼女であったが、いかんせん
うっかりクラスメイトの一人に漏らした出自は一瞬で学校全体に広がり、「現在は
生来の頭の良さと
人間の利己性に幾度も心を傷つけられながら日々を過ごしていたその時、ファイは「彼女」に出会った。
「それなら、持っていけばいい。
”あたしの熱意を凍らせろ”。”あたしの気持ちを凍らせろ”。
“あいつに抱いた憎悪を全て、燃え盛るままに凍らせろ!”」
・起動詠唱
『──始めに言葉ありき。
火は緋。
緋色は赤く、赤きは林檎。
林檎の赤は知恵の赤。
赤き知恵は意志 の基に。
原初の緋こそ言霊 の火なり。
最も古き言霊 のカタチ。
故に我を捧げて赤きを成すは、揺らがぬ固執の火焔 なり』
サックリーア家が代々研鑽を積み重ね、そしてバルニア=ヴォシファラス・サックリーアが完成させ、そしてファイルイス=サイレンディアス・サックリーアが受け継いだ契約術 。
体の各部から噴き出した炎を、炎の性質を保ったまま固形化させる。
固形化した炎を蛇のように敵に巻き付かせ、時間差で火だるまにして焼殺するのが本来の使用法。
ただしファイはこの父親から受け継いだ戦術を忌み嫌っており、むしろ自らの体に纏わせることにより鎧として使用することが多い。
炎そのものを攻撃手段にするのではなく、これを言わば全身に身につけたバーニアとして使用することにより、徒手空拳の戦闘能力を高めたり擬似的な空中飛行が可能となる。
学園都市 では御法度である契約術であるため事件が起こるまではその使用を控えていたが、ヴィクティの活動を幇助し都市側からも追われる身になってからは、躊躇なく使用する。
”あたしの熱意を凍らせろ”。”あたしの気持ちを凍らせろ”。
“あいつに抱いた憎悪を全て、燃え盛るままに凍らせろ!”」
・起動詠唱
『──始めに言葉ありき。
火は緋。
緋色は赤く、赤きは林檎。
林檎の赤は知恵の赤。
赤き知恵は
原初の緋こそ
最も古き
故に我を捧げて赤きを成すは、揺らがぬ固執の
サックリーア家が代々研鑽を積み重ね、そしてバルニア=ヴォシファラス・サックリーアが完成させ、そしてファイルイス=サイレンディアス・サックリーアが受け継いだ
体の各部から噴き出した炎を、炎の性質を保ったまま固形化させる。
固形化した炎を蛇のように敵に巻き付かせ、時間差で火だるまにして焼殺するのが本来の使用法。
ただしファイはこの父親から受け継いだ戦術を忌み嫌っており、むしろ自らの体に纏わせることにより鎧として使用することが多い。
炎そのものを攻撃手段にするのではなく、これを言わば全身に身につけたバーニアとして使用することにより、徒手空拳の戦闘能力を高めたり擬似的な空中飛行が可能となる。
・起動詠唱
『其は地の底より生まれしもの。重ねてその地を形作るもの。
総て我らは其に立つがゆえに、其は総てを育むもの。
されど我は希う。汝を我が力とせんと。
我、汝の眼に適う者なれば。
我が手足となりて、我が敵を焼け』
"火成岩"という言葉にある力、"言霊"に彼女自身の意志 を宿した召喚獣。
成績優秀者とはいえまだまだ学生であるため、その姿は所々が溶解した岩石で作られた少女の姿をしている。
今のところは溶解している部分を用いた熱を纏う打撃攻撃を行うのが精一杯であるが、仮にも溶岩を使役しているに等しいため威力は十分。
学園都市に入学してから習得した、彼女が得意とする契約術 で、実は根底の理論構築には『"氷炎"の言霊』のものが流用されている。
『其は地の底より生まれしもの。重ねてその地を形作るもの。
総て我らは其に立つがゆえに、其は総てを育むもの。
されど我は希う。汝を我が力とせんと。
我、汝の眼に適う者なれば。
我が手足となりて、我が敵を焼け』
"火成岩"という言葉にある力、"言霊"に彼女自身の
成績優秀者とはいえまだまだ学生であるため、その姿は所々が溶解した岩石で作られた少女の姿をしている。
今のところは溶解している部分を用いた熱を纏う打撃攻撃を行うのが精一杯であるが、仮にも溶岩を使役しているに等しいため威力は十分。
学園都市に入学してから習得した、彼女が得意とする
幼少期から愛用しているヴァイオリンを改造した言霊具 。
愛する音楽を争いごとに使いたくないという意志ゆえに、これを彼女が言霊具 として使用することはまずない。
なお、本来ならばヴァイオリンは体の成長に従いサイズを上げていくものだが、出奔以降彼女は同じものを使い続けているため、現在の彼女の体格からするとやや小さい。
愛する音楽を争いごとに使いたくないという意志ゆえに、これを彼女が
なお、本来ならばヴァイオリンは体の成長に従いサイズを上げていくものだが、出奔以降彼女は同じものを使い続けているため、現在の彼女の体格からするとやや小さい。
いつも無口でぶっきらぼうな少女。たまに口を開いても口数は少なく、長々と喋ることは滅多にない。
自分の生きる道というものを何よりも大切にし、そこへ立ち入られることを極端に嫌う。
自身の興味のわかないことに対しては驚くほどまでの無関心ぶりを見せるが、逆に何かに執着したときには静かながらも熱い熱意を燃え上がらせる、炎の少女。
上記のトラウマから自分が口にする「言霊」というものを恐怖していおり、口数が少ないのもそのため。
生まれつき持っている近寄りがたい雰囲気と外部からの流れ者という出自、そして多くを語らないその性質により人間関係は非常に希薄である。
またこのトラウマの原因が「ヴァイオリンを誰かに聞かせたい」という自身の虚栄心に由来するものだと思っていること、親しくしてくれていたクラスメイトが出自を知った途端に冷淡になったことなどから、利他的な行動というものは結局のところ「助けた人に感謝されたい」という自己満足を目的として行うものなのだと冷めた目線で見ているところがある。
否、あった。
ヴィクティ・トランスロードという名の少女に出会うまでは。
本来の性格は心優しい少女であるが、幼少期より父親から貴族的思想を植え付けられて育ったため、今でも無自覚にそれに由来する差別的な発言をしてしまうことがある。
その傾向を自ら恥じてはいるが、今でも拭い去れずにいる。
自分の生きる道というものを何よりも大切にし、そこへ立ち入られることを極端に嫌う。
自身の興味のわかないことに対しては驚くほどまでの無関心ぶりを見せるが、逆に何かに執着したときには静かながらも熱い熱意を燃え上がらせる、炎の少女。
上記のトラウマから自分が口にする「言霊」というものを恐怖していおり、口数が少ないのもそのため。
生まれつき持っている近寄りがたい雰囲気と外部からの流れ者という出自、そして多くを語らないその性質により人間関係は非常に希薄である。
またこのトラウマの原因が「ヴァイオリンを誰かに聞かせたい」という自身の虚栄心に由来するものだと思っていること、親しくしてくれていたクラスメイトが出自を知った途端に冷淡になったことなどから、利他的な行動というものは結局のところ「助けた人に感謝されたい」という自己満足を目的として行うものなのだと冷めた目線で見ているところがある。
否、あった。
ヴィクティ・トランスロードという名の少女に出会うまでは。
本来の性格は心優しい少女であるが、幼少期より父親から貴族的思想を植え付けられて育ったため、今でも無自覚にそれに由来する差別的な発言をしてしまうことがある。
その傾向を自ら恥じてはいるが、今でも拭い去れずにいる。
「あたし、ファイルイス=サイレンディアス・サックリーア。ファイ、でいいから」
「今はいいから。逃げるよ」
「"ヴィ"、って呼んでいい?」
「キミみたいな人、初めて見た」
「そういうの、いいと思う」
「あたしも手伝いたい」
「聞いてくれると、嬉しいかも」
「隣に、座っても、いいかな……?」
「知らない。父さんのことなんて」
「また無茶して……」
「今はいいから。逃げるよ」
「"ヴィ"、って呼んでいい?」
「キミみたいな人、初めて見た」
「そういうの、いいと思う」
「あたしも手伝いたい」
「聞いてくれると、嬉しいかも」
「隣に、座っても、いいかな……?」
「知らない。父さんのことなんて」
「また無茶して……」
ヴィクティ・トランスロード
「ヴィ」と呼び、偶然の出会いから彼女に同行することとなる。
本質的にはそうあるべきと望んでいながらも、それは不可能だと思っていた無私の奉仕の実在の証左。
その生き方を近くで見たいと彼女に同行するが、過ごす時間が増えるにつれて憧れは生き方から『ヴィクティ・トランスロード』そのものへと変化してゆく。
レイダ・トランスロード
憧れの人が憧れとしている人───ゆえに、本来であればファイにとって尊敬にあたる人物。
しかし不器用同士ゆえかそれとも別の理由か、決して関係性は険悪ではないにもかかわらず、どうにもうまく噛み合わない。
そして自分でも理解の出来ないもどかしい感情は、ヴィクティと彼の間にある絆を感じるような場面に出くわすとより強くなる。
バルニア=ヴォシファラス・サックリーア
父親にして、最も忌み嫌う相手。
妻や娘に対しては尊大ながらも子煩悩な父親のように振る舞う一方で、召喚者や貧民のことは同じ人間として見ていない。
召喚者 見習いの少女
ファイのヴァイオリンを初めて「音楽」として楽しんでくれた相手。
抜けるような白い肌とブロンドの髪は覚えている。
8年前にバルニアによって家族ごと惨殺された。
そのあまりの衝撃ゆえに記憶が曖昧で、今は名前も思い出せない。
キラー・ビー
「興奮」を生きがいとする針の男。
ヴィクティから聞いたその人物像と合致する男を、かつて父が催したパーティで目撃した記憶がある。
「ヴィ」と呼び、偶然の出会いから彼女に同行することとなる。
本質的にはそうあるべきと望んでいながらも、それは不可能だと思っていた無私の奉仕の実在の証左。
その生き方を近くで見たいと彼女に同行するが、過ごす時間が増えるにつれて憧れは生き方から『ヴィクティ・トランスロード』そのものへと変化してゆく。
レイダ・トランスロード
憧れの人が憧れとしている人───ゆえに、本来であればファイにとって尊敬にあたる人物。
しかし不器用同士ゆえかそれとも別の理由か、決して関係性は険悪ではないにもかかわらず、どうにもうまく噛み合わない。
そして自分でも理解の出来ないもどかしい感情は、ヴィクティと彼の間にある絆を感じるような場面に出くわすとより強くなる。
バルニア=ヴォシファラス・サックリーア
父親にして、最も忌み嫌う相手。
妻や娘に対しては尊大ながらも子煩悩な父親のように振る舞う一方で、召喚者や貧民のことは同じ人間として見ていない。
ファイのヴァイオリンを初めて「音楽」として楽しんでくれた相手。
抜けるような白い肌とブロンドの髪は覚えている。
8年前にバルニアによって家族ごと惨殺された。
そのあまりの衝撃ゆえに記憶が曖昧で、今は名前も思い出せない。
キラー・ビー
「興奮」を生きがいとする針の男。
ヴィクティから聞いたその人物像と合致する男を、かつて父が催したパーティで目撃した記憶がある。
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