最終更新: nevadakagemiya 2021年12月01日(水) 00:23:12履歴
鈴の音が鳴る。
雪が降り積もる。
白銀の中に現れたその男は――
巨大な袋を担ぎ、
頭には兎の耳を模した被り物を着け、
あまつさえ――
水着を着ていた。
[フリー素材]
雪が降り積もる。
白銀の中に現れたその男は――
巨大な袋を担ぎ、
頭には兎の耳を模した被り物を着け、
あまつさえ――
水着を着ていた。
[フリー素材]
【元ネタ】『ユーウェインあるいは獅子の騎士』『アーサー王の死』『ロナブイの夢』他
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ユーウェイン(水着バニーサンタ)
【異名・表記揺れ】イヴァン イーヴェイン オウァイン
【性別】男性
【身長・体重】182cm・81kg
【外見・容姿】その男は――(以下省略)
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:A+
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ユーウェイン(水着バニーサンタ)
【異名・表記揺れ】イヴァン イーヴェイン オウァイン
【性別】男性
【身長・体重】182cm・81kg
【外見・容姿】その男は――(以下省略)
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:A+
ちょっと待って今狂化って言った?
神明裁決は? 真名看破は?
ユーウェインは過去の経験からバーサーカーの適性も持っており(ルーラーだけど)、その場合は魔獣じみた能力をもったサーヴァントとして召喚される。(ルーラーだけど)
神明裁決は? 真名看破は?
ユーウェインは過去の経験からバーサーカーの適性も持っており(ルーラーだけど)、その場合は魔獣じみた能力をもったサーヴァントとして召喚される。(ルーラーだけど)
――聞けば、我らが王がバニースーツめいた水着を着て獅子王を名乗りこのスキルを何故か獲得していたのだとか。
うむ、実に突っ込みどころだらけ。どこから見ても何を見てもおかしなことばかり――。
しかしここで考えを変えてみれば何もおかしなことはなくなります。
つまり――それよりも先に、水着バニー獅子の騎士があったのではではないかと。
――そういうことです。
うむ、実に突っ込みどころだらけ。どこから見ても何を見てもおかしなことばかり――。
しかしここで考えを変えてみれば何もおかしなことはなくなります。
つまり――それよりも先に、水着バニー獅子の騎士があったのではではないかと。
――そういうことです。
自然界の法則を守り、その恩恵に与るもの。
――ある同僚の騎士は語る。
『――ユーウェイン卿、ですか? ええ、彼は何と言っても――特に遠征の時に頼もしい方でした。
遠征において最大の敵が何か分かるでしょうか。それは敵兵などではなく――自軍の食糧事情です。
一軍を一日食べさせるだけの食糧、それを運ぶ馬のための飼い葉――それがどれだけのものになるか。
自国から持ち出し、敵軍から奪い、現地で調達し――あらゆる方法で食糧を集めねばとても戦争などできません。
我が国はお世辞にも豊かとは言えない土地。一つの勝利のために一つの村を滅ぼすことさえあったのです。
そこまでしてもなお足らず、空きっ腹に力を込めて武器を握り、痩せ細った馬に跨って戦わねばならぬことも珍しくはありませんでした。
その心細さ、頼りなさがお分かりになられるでしょうか。
そこへ来るとあの獅子の騎士は、こう、あれ、あの――何と言いますか。
そう、さながら野生の獣の如く、そこらで捕まえてきた獣の肉を喰らうのです。
しかも生で。ええ、生です。
食糧そのものもですが、煮炊きするための燃料さえも必要なく腹を満たしいつでも全力で動ける男だったのです、彼は。
一人で百人千人に匹敵する兵が、その一人分の食糧さえ必要とせずに戦える――これがどれほど頼もしいことか。
きっと、野に獣が、空に鳥が、水に魚が、敵軍に騎馬がいる限り――彼はどこまでだって進軍できるのでしょうね』
……そう語る騎士の目は、どこか遠いところを見るようであった。
そこに宿った気持ちを言葉にするならばこんなところだろう。
『あれ本当に人間なの?』
――と。
――ある同僚の騎士は語る。
『――ユーウェイン卿、ですか? ええ、彼は何と言っても――特に遠征の時に頼もしい方でした。
遠征において最大の敵が何か分かるでしょうか。それは敵兵などではなく――自軍の食糧事情です。
一軍を一日食べさせるだけの食糧、それを運ぶ馬のための飼い葉――それがどれだけのものになるか。
自国から持ち出し、敵軍から奪い、現地で調達し――あらゆる方法で食糧を集めねばとても戦争などできません。
我が国はお世辞にも豊かとは言えない土地。一つの勝利のために一つの村を滅ぼすことさえあったのです。
そこまでしてもなお足らず、空きっ腹に力を込めて武器を握り、痩せ細った馬に跨って戦わねばならぬことも珍しくはありませんでした。
その心細さ、頼りなさがお分かりになられるでしょうか。
そこへ来るとあの獅子の騎士は、こう、あれ、あの――何と言いますか。
そう、さながら野生の獣の如く、そこらで捕まえてきた獣の肉を喰らうのです。
しかも生で。ええ、生です。
食糧そのものもですが、煮炊きするための燃料さえも必要なく腹を満たしいつでも全力で動ける男だったのです、彼は。
一人で百人千人に匹敵する兵が、その一人分の食糧さえ必要とせずに戦える――これがどれほど頼もしいことか。
きっと、野に獣が、空に鳥が、水に魚が、敵軍に騎馬がいる限り――彼はどこまでだって進軍できるのでしょうね』
……そう語る騎士の目は、どこか遠いところを見るようであった。
そこに宿った気持ちを言葉にするならばこんなところだろう。
『あれ本当に人間なの?』
――と。
サーヴァントがサンタクロースになりきる事で取得したスキル。プレゼントを贈り、心を潤す。
良い子にはプレゼントを、悪い子には動物の内臓を――こいつに限ってはもしかしたら両方ともプレゼントのつもりで贈っているのかも知れないが。
良い子にはプレゼントを、悪い子には動物の内臓を――こいつに限ってはもしかしたら両方ともプレゼントのつもりで贈っているのかも知れないが。
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
『らーいおんなーい♪ ほーりーなーい♪(例のメロディ)
いや正直ちょっとどうかなとは思ってるんですけどねこの名前。
しかし子供たちの笑顔のためならなんのその――』
かつての反省――三ヶ月で帰ると言って旅に出たらうっかり一年経っていた(期間に関しては諸説あり)ことで一人の女性をマジギレさせたことにより、それからは時間を守ることを固く誓ったユーウェイン。
この時間厳守の誓いこそ、一晩でプレゼントを配って回るサンタの仕事には相応しいのではないか――うむ。そういうことなのでしょう、おそらく。
無論、邪魔をするものはそれがなんであれ許さない。クリスマス仕様に赤と白で飾った獅子と共に、立ち塞がる全てを粉砕するユーウェインであった。
『らーいおんなーい♪ ほーりーなーい♪(例のメロディ)
いや正直ちょっとどうかなとは思ってるんですけどねこの名前。
しかし子供たちの笑顔のためならなんのその――』
かつての反省――三ヶ月で帰ると言って旅に出たらうっかり一年経っていた(期間に関しては諸説あり)ことで一人の女性をマジギレさせたことにより、それからは時間を守ることを固く誓ったユーウェイン。
この時間厳守の誓いこそ、一晩でプレゼントを配って回るサンタの仕事には相応しいのではないか――うむ。そういうことなのでしょう、おそらく。
無論、邪魔をするものはそれがなんであれ許さない。クリスマス仕様に赤と白で飾った獅子と共に、立ち塞がる全てを粉砕するユーウェインであった。
魔女モルガンが作った軟膏。
かつて狂気に陥ったユーウェインを正気に返した魔女の秘薬。
この薬の効果により狂化のデメリットを無視してプラス効果のみを得ている。
ということはつまりこいつこれで正気なのか?
かつて狂気に陥ったユーウェインを正気に返した魔女の秘薬。
この薬の効果により狂化のデメリットを無視してプラス効果のみを得ている。
ということはつまりこいつこれで正気なのか?
ユーウェインの知り合いのとある英霊が持つ宝具。
『首を切る』力を持った魔剣の一種。
兎と言ったら首切りでしょうと思い借りてきた。
もっともユーウェインには真名開放はできないためただの剣だが。
『首を切る』力を持った魔剣の一種。
兎と言ったら首切りでしょうと思い借りてきた。
もっともユーウェインには真名開放はできないためただの剣だが。
アーサー王伝説物語群の一つ、『ユーウェインあるいは獅子の騎士』の主人公ユーウェイン。
が、なぜか水着を着てバニーに扮しサンタの仕事を始めたもの。
なんで?
ちなみに寒くはない。いや寒いは寒いのだが別にどうと言うこともない。
薄着は慣れているユーウェインであった。
が、なぜか水着を着てバニーに扮しサンタの仕事を始めたもの。
なんで?
ちなみに寒くはない。いや寒いは寒いのだが別にどうと言うこともない。
薄着は慣れているユーウェインであった。
その男は――サンタであった。
まあ、それはまだ良い。そういうシーズンなのだから。
季節モノは毎年のことだ。
ついでに――水着であった。
なるほど、実はここは南半球だったのかもしれない。
そう考えれば何もおかしなことはない、はずだ。
そして――バニーであった。
何故?
いや何故?
「はいジングルにちはこんばんベル獅子が鳴く――どうも私です。メリークリスマス!」
「まあ寒いと言えば寒いのですが、この程度の寒さで音を上げていては野生の世界では生きていけませんので」
「え、美味しいですよね内臓?」
「はっはっは、昔獣の真似事をしていた経験がこんなところで活きるとは、人生何があるか分からないものですね」
「角を着けたらトナカイで通らないでしょうか。無理でしょうか。無理ですね」
「は? ルーラーですが?」
「完全にルーラーですが?」
「こう見えても特に時間に関する約束は二度と違えないと誓った男――お任せください。この聖夜の任務、確かに果たして御覧に入れましょう」
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】彼/彼女
まあ、それはまだ良い。そういうシーズンなのだから。
季節モノは毎年のことだ。
ついでに――水着であった。
なるほど、実はここは南半球だったのかもしれない。
そう考えれば何もおかしなことはない、はずだ。
そして――バニーであった。
何故?
いや何故?
「はいジングルにちはこんばんベル獅子が鳴く――どうも私です。メリークリスマス!」
「まあ寒いと言えば寒いのですが、この程度の寒さで音を上げていては野生の世界では生きていけませんので」
「え、美味しいですよね内臓?」
「はっはっは、昔獣の真似事をしていた経験がこんなところで活きるとは、人生何があるか分からないものですね」
「角を着けたらトナカイで通らないでしょうか。無理でしょうか。無理ですね」
「は? ルーラーですが?」
「完全にルーラーですが?」
「こう見えても特に時間に関する約束は二度と違えないと誓った男――お任せください。この聖夜の任務、確かに果たして御覧に入れましょう」
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】彼/彼女
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