ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「野心無くして王は無し……血筋の再興こそが私の夢なのです」


基本情報

【氏名】ラ・ルーナ・デ・アウストリア=ハプスブルク
【性別】女性
【年齢】18歳
【出身】スペイン
【身長・体重】162cm・53kg
【肌色】色白 【髪色】透き通るような白月色に青のメッシュ 【瞳色】深い黄金
【スリーサイズ】90/57/88
【外見・容姿】白で統一された穢れのないシンプルなドレスを身につける高潔な雰囲気の女性

【属性】秩序・善
【魔術系統】上級水属性魔術
【魔術属性】水
【魔術回路】質:B 量:D 編成:正常
【起源】『維持』

【所属】なし
【階位・称号・二つ名】“月の娘”

魔術・特殊技能・特性など

沈黙の海パラ・ノーヴァ

思い描いた通りの水流を生み出し、自在な操作を可能とする水属性魔術の極み。
基礎的なスキルのみを追求して発動されるこの魔術は、見た目以上に繊細かつ複雑な操作が要求される。
描かれる軌跡はさながら絵画のように美しく、重力や物理法則すらも無視して華やかさを演出する。
が、あくまでも「流れる水を操る」だけであるため、攻撃に転用することは一切出来ない────と、されていたが。

「丸見えですね」

浮遊した水滴に対象となる物体を反射させ、その鏡像を具現化させ全ての鏡面から撃ち放つ。
召喚や投影ではなく、流体……基本的には水……を被写体の形に形成し、魔力によって固定し放つという仕組み。
水の鏡面が捉えているのであればあらゆる面からあらゆる方向への射出が可能であり、対象を取り囲むように飛沫を展開すれば四方八方から攻撃が可能となる。
仕組み上複雑な形状を再現することは出来ず、もっぱら「針」のようにごくシンプルなものを生成して射出する。
一本一本のダメージは低いものの手数や範囲、包囲の面で優秀であり……何より「打ち出された水の針」すらも鏡像複製の対象となる。
つまり初撃の針を一度鏡面に映せば、射出した水の針を映しそれをまた映し……という飽和攻撃が可能となるのである。
また飛沫自体を攻撃したとしても、水はまた細かな飛沫となって飛び散るのみ。そして四散した飛沫から再び水の針が生まれる。
飛沫を常に展開し続ける必要はあるものの、状況や環境次第では極めて優秀な性能を発揮するだろう。

欠点として、対象に狙いを定めるには鏡面に映っている必要がある。
つまり物理的に視認が不可能な状況では捉えることが出来ず、閉鎖環境や雑多な場所では効果を発揮し難い。
加えて消費魔力は流体のサイズ、飛沫の大きさに比例するため、見た目に反して意外と燃費が悪い。

天体憑依ポゼッション・エストレア

宝石、鉱石といった物質に「星」の息吹――――空に浮かぶ天体としての役割を与える魔術。
アウストリア家が代々培ってきた魔術系統で、同家では地球の衛星である「月」、及び月が持つ「不偏」という役割の再現に挑む。
似たコンセプトの魔術は多くあれど、その多くはそれぞれの家系で培われた一子相伝の秘術であり、この魔術もまた同様。
当主から当主へ代々受け継がれる唯一無二の魔術系統であり、その手法は家族にも……血を分けた兄弟姉妹にすら伝えられない。
跡継ぎとして育てられていた長女が突如として行方をくらませた事で、魔術の真髄はルーナにも与えられた。
そうしてこれまで扱っていたものとは格の違う……『月の石』の製造方法を身につけることとなった。

「星」の名を関する宝石に魔力を注ぐことで、星が持つ神秘や信仰、性質を地球上にて再現する。
ルーナの扱う星は「月」。後述する『月の石』を起動することで、所有者の受ける重力は大きく軽減され物理法則を変質させる。
単純なエネルギーの炸裂、拡散であった以前の魔術とは異なり、こちらは星の性質を分け与えるという特異な性質を持ち合わせる。
ただし魔術師として未熟なルーナではまだ真価を発揮しきれてはいない。

礼装・装備など

月の石ピエドゥラデルナ

正真正銘の「月の石」。
アポロ計画により採取された月の鉱石に、上述した魔術を用いて神秘・信仰を付け加えたもの。
事実としての月の性質と信仰による月の性質を兼ね備えた鉱石は、現実と神秘の相反を混ぜ合わせること無く反発させ、流動させ続ける。
「現実ではありえない月の石」を事実としての月の石で上書きし、「ただの鉱石でしか無い月の石」を星の神秘により上書きする。
相反する属性を併せ持つことで、いつしかその石は『虚無』を示すようになった。

普段は右手首に着用されているブレスレットに納められている。
現当主である父から全ての刻印を渡されたわけではないため、ルーナではこの月の石そのものを扱うことは出来ない。
この石に魔術を流し込み、そこから得られる副次効果を扱うのみで、基本的にあまり扱われない。

外見・容姿の詳細など

白を基調としたシンプルなドレスに身を包む、白髪橙瞳の少女。
簡単な構造ながらに洗練され、丁寧に編み込まれたその生地は、傍目からでも“高級感”が見て取れる。
その振る舞いや仕草の節々から育ちの良さが感じられ、突き放すような口調からは冷酷さを感じられる……と、自称する。
数年前までは腰下まで伸ばしたロングヘアだったが、次期当主の座を与えられたことで肩に掛からない程度のショートカットに変えた。

人物像

魔術の名門にして由緒正しき王族の分家、「月の王」アウストリア家の三女。
鉱石科に在籍する生徒で、次期当主と目されていた長女の失踪を期に次期当主の座を押し付けられた。
跡継ぎの失踪、という大きな失態を払拭し再びアウストリア家の権威を取り戻すべく躍起となっている。

イメージカラー:アクアマリンシアン
特技:座学、イントロクイズ
好きなもの:文献を読み漁ること、考察と実証、柑橘系のフルーツ
苦手なもの:自ら手を汚すことを厭わない自分、実を結ばない結果、コーヒー
天敵:かつての仲間達
願い:「……アウストリア家の復権。そして当主に相応しい能力を身につけること。両方やらなくてはいけないのが、跡継ぎの辛い所ですね」

【一人称】私 【二人称】貴方、◯◯さん 【三人称】彼/彼女、あの方

台詞例

来歴

数百年という歴史を持つ魔術家系「月の王」アウストリア家の三女。
嘗てスペイン帝国を治めた王族ハプスブルク家を源流に持ち、王族の血筋を引きながらに「魔術」を極めるべく興された家柄。
「不偏」を根底とし、変わらぬ事こそを起源への道とし研鑽を続け、やがて太陽の輝ける国が影って尚その道が途絶えることは無かった。
やがて空に浮かぶ星……月に不偏の粋を見出してその再現に挑み、神秘と信仰を集約した『月の石』を作り上げるに至る。

が、人類の科学が月という星に足を踏み入れたことで不偏の神秘に淀みが生じ、一族は存亡の危機に立たされた。
王族の魔術家系、という立場ではあるが核とする魔術が大きく変質したことで立場が危ぶまれ、現当主は狼狽する。
それでも辛うじて今の地位を保ち続けてはいたが……ある日、跡継ぎ候補として育てていた長女が行方を眩ませたのだ。
魔術師として、血と刻印を分け与えた娘を失うということがどれ程の事か。一族は混乱に陥り、滅亡の二文字すらも過ぎった。
残された娘は二人のみ。次女は王族としての跡継ぎを任されていて、魔導に関しては一切の心得を持たない。
三女は好きに魔術を学ばせていたが、到底長女の力量には及ばない……当主は苦渋の決断を下し、三女をアウストリア家の跡継ぎと定めた。

突如家に送還され、その事実を知らされたのが2年ほど前のこと。
時計塔でのルーナは幸せだった。学友にも恵まれ、どこか非日常感も漂う日々を暮らし、重圧とも無縁の暮らしを送っていた。
が。ほんの一日でルーナにはアウストリア家という重圧が伸し掛かり、その背には背負いきれぬほどのモノを抱えることとなった。

以降、ルーナから笑顔が消えた。
ルーナという個人としてではなく……“月の娘”。アウストリア家の王女として生きることを定められたのだ。

性格

冷静沈着で合理を優先する、魔術師らしい人物。
必要とあらば一般的な道徳や人道すらも踏みにじることの出来る冷酷な女性…………であろうと心がけているが。
実際のところそれほど非情には成りきれておらず、そのような場面に出くわしたことは未だ無い。
もし出くわしたとしても、人命が関わる場面であれば一旦無力化を図った後、自分の不利益にならない程度に見逃すだろう。
魔術師として非道であらねばならない……王たるもの人の上に立つ心意気を保たねばならない……そうした“教育”の前に。
ルーナは単なる“人”であった。王女という立場ではあったが、人と同じ世界で生きる少女であった。
そうした理性故に魔術師に成り切る事が出来ておらず、故にこそ魔術師であろうと心がけ、一人苦しんでいる。

他人に対しては上記の通りだが、自分に対しては厳しい。
家柄を背負って生きる以上「個人」であることは許されないと考えており、以前のような甘えたがりな側面、距離感の拙さは無くなった。
常に相手とは一歩距離を隔てて接し、相手の領域に踏み込むこともなければ自分の領域に立ち入らせることもない。
彼女の言を借りるなら「コミュニケーションはビジネス」。軽く接する程度では、彼女のドライな面しか窺い知ることは出来ない。

とはいえ染み付いた性格、人物像が数年で丸々変わることなどあるはずもなく。
その壁をくぐり抜けてしまえば、彼女は未だお人好しで人のことを心の底から「疑う」事が出来ない人間なのだと知ることが出来る。
騙す難度は上がったものの、一度信頼を得てしまえばやはり上手く操ることは容易い。

喜怒哀楽も極力表に出さないよう心がける……が、やはりわかりやすい。
露骨に眉間にしわを寄せるし、苛立たしい気持ちがそのまま顔に出るし、汗を見れば焦っていることが容易に見て取れる。
感情のコントロールは上手くなっているものの、込み上げる感情そのものは以前変わらず、それを抑えられるようになった……という表現が的確か。
跡継ぎの役目を科せられてからは喜ぶことも、楽しむことも無くなったが、それに対する欲が消えたわけではない。
故に……何も言わず立ち去った、嘗ての学友たちと再び相対することがあれば……ほんの一瞬だけ。以前のような、姫としての笑顔を浮かべるかもしれない。

行動規範・行動方針

個人的な目的もあるためか、検証に関しては人一倍乗り気である。
戦闘用の魔術は扱えるもののどちらかといえば検証向きの気質で、荒事は可能であれば避けたいと考える。
が、それが不可能であると判断すれば……多少苦々しい顔を浮かべながらも……対峙する。

基本的に後述の通り「家柄の復権」が第一目標であるため、聖杯そのものに関してはそれほど興味が無い。
聖杯が使えようが使えまいが、この争いで功績を残すことが出来ればそれで構わない、というのが行動規範。
故に手柄を横取り、或いは邪魔だてしようとするエルメロイ教室の面々とは反りが合わず、明確に対立している。
もし協力を持ちかけられても……「これは私一人で解決しないと意味が無いんです」と、キッパリ断ってしまうだろう。

参戦理由

時計塔、ひいては魔術協会に於ける「アウストリア家」復権のため、派閥内での地位を高めるため検証に協力。
自身が所属する鉱石科のロードが主導を握っているということもあり、打診された際には二つ返事で承諾し現地・函館へと飛んだ。
この検証で名を挙げ派閥争いに貢献し、アウストリア家の跡継ぎは優秀であると印象づけることが第一の目的である。
そうして一族の立場を安定させ、権威を取り戻し魔術家系を再び軌道へ乗せて姉に変わり魔術師としての力を身につけることが最終目標。
ルーナにとっては今後の人生を左右する分水嶺であり、此度の成功を以て『魔術師』として大成しよう……と考える。

けれど、その先に待つものは?
自分が本当にしたいことは……心の奥底から込み上げてくる未練を振り切るように、ルーナは己の髪を断った。

役どころ・コンセプトなど

聖杯そのものでなく個人的な目的があって動いてる子がいると面白いかなって
本心と理性の間で歯噛みしながら頑張ります

因縁キャラ

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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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