ルクター・ベンスィン・アフデン・ヴァクレイ・ショーレンディン
最終更新：ID:J+r5HTBPZg 2017年07月02日(日) 23:36:26履歴
-基本情報- 
【名前】ルクター・ベンスィン・アフデン・ヴァクレイ・ショーレンディン(Lukter Bensin Avden Vakre Kjolendin)
【性別】男性
【身長】172cm
【体重】51kg
【年齢】21
【出身】スウェーデン
【好きなもの】研究、ウォッカ
【苦手なもの】シュールストレミング
【性別】男性
【身長】172cm
【体重】51kg
【年齢】21
【出身】スウェーデン
【好きなもの】研究、ウォッカ
【苦手なもの】シュールストレミング
-使用魔術-
己の姿、及び他の物体を"見えなく"させる魔術。存在そのものは変化せず、ただ人から"見えなくなる"だけの魔術。
"消滅"などとは程遠いうわべだけの魔術であり、未だ発展途上にある代物。それでも、ただ消滅するという事象だけを求めた魔術と言うだけは有り、魔術師に成せる業としては相当の効果を発揮する。
彼は今の所、外見だけを消滅させたままの生命活動、及びある程度の運動を可能としている。
当然、戦闘にも転用できる。この長世代にわたって練り上げられた魔術によって存在を隠した彼は、高位の魔術師にさえも追跡は困難となるが、サーヴァントであるならばよく注意を凝らせば発見出来る程度のもの…概して、擬似的な気配遮断スキルのような役割を果たす。
それでも気配や音を完全に消し去る事は不可能で、戦闘が長引けばそれらの情報を元にしたおおよその座標推定が成される恐れがある。
これは、やがて己の肉体と魂までもを完全に現世から消す事で『世界の外』へ至り、根源を目指さんとする魔術である。
原理としては己の存在証明を誰にも不可能にする事で、この世の摂理から外れるというもの。
この世に存在する『有』を『無』へ帰そうとするこの魔術は、それが為されたとすれば宇宙起源へと遡ることに等しく、確かにそれは全ての始まりたる根源を展望する事を意味する。
だが無から有が創れぬように、有を無に帰すという行為は、また赦されざるモノである。
だからこそ彼の行使する魔術は、"姿を見えなくする"だけの段階で停滞し、その質量や存在そのものの消去にまでは至れていないのが現状である。
彼はこの魔術を用いて、主に『姿を隠して少々離れた距離からサーヴァントに任せる』戦法を取る。
また、他の物体…例えばサーヴァントの所有する武具であっても消滅魔術の効果は及ぶ為、かのアーサー王の有する宝具『風王結界』に似た効果を自らのサーヴァントに対して適用させる事も可能である。
-人物概要-
北欧の魔術家、ショーレンディンに魔術師として生を受け、根源へと至る使命を負って育って来た、良くも悪くも"普通の魔術師"。
魔術家としては脈々と術理を探求する古参の家柄でありながら、その名は余り知られていない。その理由は、ショーレンディン家の継承する魔術が"消滅"を旨とする、有を無に帰す代物であるという部分にある。
消えゆくことを求めるショーレンディンの血を継ぐものはその死の直前、次代継承者に恒久的な消滅魔術をかけさせた上、その人物についての記録をも抹消させるという仕来りがある。それは、その意思が死後にでも続く事を示すようにといつしか始められた、ささやかな祈りの一端であった。
それ故に、その魔術を継承せし者の在り様は、決して後世に残る事はない。死体は遺伝子の一片に至るまで失われ、その記録さえも消え去って、いずれは肉親の、人々の、ひいては世界の記憶から「消滅」する。
先代たちの名は唯一、ショーレンディンの者達の特徴ともされる長大なミドルネームの中においてのみその意義を残し、しかしそれさえも、いずれは世代を重ねる事により消えてゆく。
ショーレンディンにとって、「消滅」とは名誉である。まず肉体が。次にその歴史が。そして最後には、その名前が。個人としての存在が順繰りに消えて行くその様は即ち、その魔術が正式に受け継がれ、純度の高いそれのみが完全なる形を保って次代へと継承されて行った事をこそ示すからだ。
しかし。若くして後継となり、実の父━━━先代たるベンスィン・ショーレンディンの遺体へと永久消滅処理を施した青年は、その恐るべき残酷な末路(システム)を恐れた。誰からも忘れられ、真理を垣間見る事すら叶わず、その名も功績も全てが塵さえ残さず消えてしまう運命を、その若さ故に受け入れられなかったのだ。
だからこそ彼はその日より恐るべき執念を以って、根源へ至る道の模索を、それまでのショーレンディンに在った誰よりも強い執念で、何かにすがるように、ただひたすらに追い求めた。
それは己の命が無為のままに終わる、全てが消えてしまうという恐怖。魔術師の宿命への、未熟ゆえの反抗である。
その末に、彼はある魔術組織に辿り着いた。"グロース紋章院"━━━━失われた命題を取り戻す者達の会合に。それは己の代で根源へと辿り着いてみせるという、命さえ投げ出しても辿り着くべき彼の信念に対して驚く程に合致していた。「消滅魔術」の完全な完成へと至るため、すぐに彼は紋章院の一員となった。
物質とは、破壊は可能でも、完全なる消滅をさせる事は出来ない。何らかの形で不可視になったとしても、それは見えぬ形に変化して、世界のサイクルの中へ還っていくだけだ。
だが、完全に"消滅"させる事が出来るとしたら。その先に待つのは無であり、其処にこそ、確かなる真実は在る。そう信じて、彼は己の魔術の域を押し拡げんと画策する。
…�犲困錣譴径荵有瓩箸和┐繊⊆困錣譴襪�故のものなのだと。
そう、彼は━━━━紋章院に於ける大いなる命題のひとつ。�狢荵曜睨，虜童臭�を追う者の一人である。
魔術家としては脈々と術理を探求する古参の家柄でありながら、その名は余り知られていない。その理由は、ショーレンディン家の継承する魔術が"消滅"を旨とする、有を無に帰す代物であるという部分にある。
消えゆくことを求めるショーレンディンの血を継ぐものはその死の直前、次代継承者に恒久的な消滅魔術をかけさせた上、その人物についての記録をも抹消させるという仕来りがある。それは、その意思が死後にでも続く事を示すようにといつしか始められた、ささやかな祈りの一端であった。
それ故に、その魔術を継承せし者の在り様は、決して後世に残る事はない。死体は遺伝子の一片に至るまで失われ、その記録さえも消え去って、いずれは肉親の、人々の、ひいては世界の記憶から「消滅」する。
先代たちの名は唯一、ショーレンディンの者達の特徴ともされる長大なミドルネームの中においてのみその意義を残し、しかしそれさえも、いずれは世代を重ねる事により消えてゆく。
ショーレンディンにとって、「消滅」とは名誉である。まず肉体が。次にその歴史が。そして最後には、その名前が。個人としての存在が順繰りに消えて行くその様は即ち、その魔術が正式に受け継がれ、純度の高いそれのみが完全なる形を保って次代へと継承されて行った事をこそ示すからだ。
しかし。若くして後継となり、実の父━━━先代たるベンスィン・ショーレンディンの遺体へと永久消滅処理を施した青年は、その恐るべき残酷な末路(システム)を恐れた。誰からも忘れられ、真理を垣間見る事すら叶わず、その名も功績も全てが塵さえ残さず消えてしまう運命を、その若さ故に受け入れられなかったのだ。
だからこそ彼はその日より恐るべき執念を以って、根源へ至る道の模索を、それまでのショーレンディンに在った誰よりも強い執念で、何かにすがるように、ただひたすらに追い求めた。
それは己の命が無為のままに終わる、全てが消えてしまうという恐怖。魔術師の宿命への、未熟ゆえの反抗である。
その末に、彼はある魔術組織に辿り着いた。"グロース紋章院"━━━━失われた命題を取り戻す者達の会合に。それは己の代で根源へと辿り着いてみせるという、命さえ投げ出しても辿り着くべき彼の信念に対して驚く程に合致していた。「消滅魔術」の完全な完成へと至るため、すぐに彼は紋章院の一員となった。
物質とは、破壊は可能でも、完全なる消滅をさせる事は出来ない。何らかの形で不可視になったとしても、それは見えぬ形に変化して、世界のサイクルの中へ還っていくだけだ。
だが、完全に"消滅"させる事が出来るとしたら。その先に待つのは無であり、其処にこそ、確かなる真実は在る。そう信じて、彼は己の魔術の域を押し拡げんと画策する。
…�犲困錣譴径荵有瓩箸和┐繊⊆困錣譴襪�故のものなのだと。
そう、彼は━━━━紋章院に於ける大いなる命題のひとつ。�狢荵曜睨，虜童臭�を追う者の一人である。
-性格-
日常の姿においては大人しく、しかし強い意志と太い一本筋の通った男性。
大抵の場合は己の魔術の研鑽に勤しんで居るが、たまに他人と話す時などには、物静かで常に気だるげな、どこか儚さを含んだ人物という印象を与える。
戦闘に関してはその強い意志が遺憾なく発揮され、必ずや目的を達しようという大きすぎる気概が故に、卑怯な手段であろうと関係なく思いつき、周囲の被害を全く考慮しない。故に聖杯戦争では監督者泣かせとなる。
この世界から姿を消し去り、世界の輪廻から外れようとする魔術を使う故か、物事を客観的かつ超越的な視点から俯瞰する事に長ける。冷静かつ高い状況把握能力を持つが、反面に予想外な事象の発生に対しては狼狽えがち。
"目的"しか見えていない所があり、根源に至る為ならば他人の意思も人間のしがらみも不要と断じるその姿には、彼の"魔術師的"な側面が垣間見えるだろう。
それが有益なものであれば取引に応じる場合もあるだろうが、基本的に"信用してはならない"人物である。
大抵の場合は己の魔術の研鑽に勤しんで居るが、たまに他人と話す時などには、物静かで常に気だるげな、どこか儚さを含んだ人物という印象を与える。
戦闘に関してはその強い意志が遺憾なく発揮され、必ずや目的を達しようという大きすぎる気概が故に、卑怯な手段であろうと関係なく思いつき、周囲の被害を全く考慮しない。故に聖杯戦争では監督者泣かせとなる。
この世界から姿を消し去り、世界の輪廻から外れようとする魔術を使う故か、物事を客観的かつ超越的な視点から俯瞰する事に長ける。冷静かつ高い状況把握能力を持つが、反面に予想外な事象の発生に対しては狼狽えがち。
"目的"しか見えていない所があり、根源に至る為ならば他人の意思も人間のしがらみも不要と断じるその姿には、彼の"魔術師的"な側面が垣間見えるだろう。
それが有益なものであれば取引に応じる場合もあるだろうが、基本的に"信用してはならない"人物である。
サーヴァントへの態度
一定の敬意は見せるが自分の事ばかり考えている為に、コミュニケーションは失敗してしまう場合が多い。
必要となればサーヴァントに無理やり狂化を付与し、道具のように使う事を画策するなど、目的のためならば他者の理念をないがしろにしがちな性質を持つ為、多くの場合関係が悪化してしまう。
しかしながら、彼の生き急いだ一面、その裏に秘められた切実な消滅への恐怖を見抜くことのできる観察眼を有するサーヴァントであるのならば、あるいは。
必要となればサーヴァントに無理やり狂化を付与し、道具のように使う事を画策するなど、目的のためならば他者の理念をないがしろにしがちな性質を持つ為、多くの場合関係が悪化してしまう。
しかしながら、彼の生き急いだ一面、その裏に秘められた切実な消滅への恐怖を見抜くことのできる観察眼を有するサーヴァントであるのならば、あるいは。
-容姿-
小綺麗な金髪を少しばかり伸ばした、端正な顔立ちを持つ男性。
消えゆく運命を持つ魔術家に生まれた故か、何処か儚げな雰囲気を有する、大人しめの印象を与える人物。
反面その心には、誰よりも深く強い炎をこそ宿し、またその瞳に見えているのは、ただ進むべきひとつの道のみである。
小顔で理路整然とした目鼻立ちであり、それゆえか性別の判別が付きにくい、中性的な感触を与える。
昼夜を通して書物を漁り、静かに探求を進める様は、他者が見れば深窓の令嬢と捉えてもおかしくないような存在でもある。
魔術の発展に全霊を注いでいるため、己の姿をその魔術で隠している場合も多く、故に彼は半ば神出鬼没な"妖精"のような扱いとなっている。
体格はろくに運動もして居ないが為に痩せ身で華奢、故に彼と相対した者は、一見して彼を女性だと見紛う場合が多い。
…しかし、彼自身は容姿に対して何の関心も持たない(魔術と関係のない事項である)ため、初対面の者の多くは、その声色とのギャップに戸惑うのだという。
消えゆく運命を持つ魔術家に生まれた故か、何処か儚げな雰囲気を有する、大人しめの印象を与える人物。
反面その心には、誰よりも深く強い炎をこそ宿し、またその瞳に見えているのは、ただ進むべきひとつの道のみである。
小顔で理路整然とした目鼻立ちであり、それゆえか性別の判別が付きにくい、中性的な感触を与える。
昼夜を通して書物を漁り、静かに探求を進める様は、他者が見れば深窓の令嬢と捉えてもおかしくないような存在でもある。
魔術の発展に全霊を注いでいるため、己の姿をその魔術で隠している場合も多く、故に彼は半ば神出鬼没な"妖精"のような扱いとなっている。
体格はろくに運動もして居ないが為に痩せ身で華奢、故に彼と相対した者は、一見して彼を女性だと見紛う場合が多い。
…しかし、彼自身は容姿に対して何の関心も持たない(魔術と関係のない事項である)ため、初対面の者の多くは、その声色とのギャップに戸惑うのだという。
-役どころ-
卑怯な／残酷な手を使う敵役、裏で工作を行う同盟相手、アゾット系裏切りマン、あるいは何らかの形での味方などなど。
誰かの為に動くという事はほぼ無い。
誰かの為に動くという事はほぼ無い。
-目的-
魔術の完成。
ひいては、根源への到達。
ひいては、根源への到達。
コメント
命題を証明(完全消滅)したらしたで今度はそれ自体の証拠が存在しなくなる系魔術師。
結局第四魔法は失われる運命ということです(それが魔法であるかは別として)。
結局第四魔法は失われる運命ということです(それが魔法であるかは別として)。
nevadakagemiya
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