最終更新:ID:NtGkRvwDjQ 2021年08月20日(金) 19:11:32履歴
【元ネタ】『太平記』
【CLASS】セイバー
【真名】楠木正成
【性別】女性
【身長・体重】159cm・40kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:B+ 幸運:E 宝具:A+
【CLASS】セイバー
【真名】楠木正成
【性別】女性
【身長・体重】159cm・40kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:B+ 幸運:E 宝具:A+
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
三徳備えた忠臣、名将として知られる正成だが、『太平記』に於いては死した後に鬼女として現れ朝敵を滅ぼさんとした怨霊、千頭王鬼としても語られる。
此処にあるのは武将として生きた楠木正成に非ず、怨念を以て妖力振るう、鬼女の姿である。
三徳備えた忠臣、名将として知られる正成だが、『太平記』に於いては死した後に鬼女として現れ朝敵を滅ぼさんとした怨霊、千頭王鬼としても語られる。
此処にあるのは武将として生きた楠木正成に非ず、怨念を以て妖力振るう、鬼女の姿である。
正成が自害の直前に弟と共に語ったとされる願い。七度生まれ直しても同じ人間として朝敵を滅ぼさんとする決意。即ち如何なる傷を負い倒れたとしても折れることの無い、果てなき執念。
Aランク相当の戦闘続行スキルに加えて、窮地に陥る毎に自身のステータスを上昇させる。
Aランク相当の戦闘続行スキルに加えて、窮地に陥る毎に自身のステータスを上昇させる。
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:20人
三毒の魔剣が一振り。
貪とは即ち貪 。己には無いものを求める、尽きる事なき我欲。
他者の魔力、生命力を喰らい、担い手へと還元する。ただ振るうだけで周囲から命を吸い上げるが、効率的な吸収には直接刃を打ち込む必要がある。
三毒の魔剣が一振り。
貪とは即ち
他者の魔力、生命力を喰らい、担い手へと還元する。ただ振るうだけで周囲から命を吸い上げるが、効率的な吸収には直接刃を打ち込む必要がある。
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
三毒の魔剣が一振り。
瞋とは即ち瞋 。己では無いものを疎む、果つる事なき憎悪。
担い手の命を喰らい、魔力として外へと放出する事で威力を増す。また、担い手たる正成の怨念を反映し、放たれる魔力は他者を蝕む呪いとなる。
三毒の魔剣が一振り。
瞋とは即ち
担い手の命を喰らい、魔力として外へと放出する事で威力を増す。また、担い手たる正成の怨念を反映し、放たれる魔力は他者を蝕む呪いとなる。
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
魔王と化した主君の威を以て発動する、修羅の眷属達の一斉解放。欲界を以て現世を染め上げる、怨霊の群れ。
嘗て名を残した五人の悪鬼の下に、十二の鬼、八竜、三千の兵、鎧纏う数百騎、三百余の兵船が顕現、正成自身も七頭の牛に跨り、地上を蹂躙する。
これ程の規模を持った宝具ではあるが、種別はあくまで対軍では無く対人として分別される。
これは怨霊の軍勢が仇敵たる大森彦七以外の目には映らなかった事に由来し、即ちこの現界がただ個人の認識を依代として成立する為である。
宝具として昇華されるに辺り、語られるままにただ一人の目にのみ映るまやかしとしての形では無くなったものの、ただ一人の敵のみを狂わせ、滅ぼす為にこそ存在すると言う性質は失われなかった。
実際の範囲、規模は紛れもなく対軍宝具に匹敵するが、発動の際に定めた一人の敵が死して姿を失えば、依代を失ったこの軍勢もまた霧散する。
反面、依代を得る事で発動、維持の為の魔力量も抑えられているが、それでもこれ程の規模の宝具を扱うには膨大な量の魔力を必要とする。
魔王と化した主君の威を以て発動する、修羅の眷属達の一斉解放。欲界を以て現世を染め上げる、怨霊の群れ。
嘗て名を残した五人の悪鬼の下に、十二の鬼、八竜、三千の兵、鎧纏う数百騎、三百余の兵船が顕現、正成自身も七頭の牛に跨り、地上を蹂躙する。
これ程の規模を持った宝具ではあるが、種別はあくまで対軍では無く対人として分別される。
これは怨霊の軍勢が仇敵たる大森彦七以外の目には映らなかった事に由来し、即ちこの現界がただ個人の認識を依代として成立する為である。
宝具として昇華されるに辺り、語られるままにただ一人の目にのみ映るまやかしとしての形では無くなったものの、ただ一人の敵のみを狂わせ、滅ぼす為にこそ存在すると言う性質は失われなかった。
実際の範囲、規模は紛れもなく対軍宝具に匹敵するが、発動の際に定めた一人の敵が死して姿を失えば、依代を失ったこの軍勢もまた霧散する。
反面、依代を得る事で発動、維持の為の魔力量も抑えられているが、それでもこれ程の規模の宝具を扱うには膨大な量の魔力を必要とする。
『太平記』にて語られる怨霊。
湊川の戦いにおいて楠木正成を自害に追い込んだとも言われる猛将、大森彦七は、ある時山際の夜道にて、ひとりの女と出会う。
道に迷い難儀していると語る女に同情した彦七は、彼女を背におぶり道を進むこととするが、やがて月に山がかかり辺りが暗くなると、女は醜い鬼へと姿を変え彦七へと襲いかかるのだった。
これを退けた彦七であったが、鬼は幻のごとくその姿を消してしまう。そしてまた後に、夥しい数の怨霊達と共に再び彦七の前へと姿を表し、鬼は己を楠木正成と名乗るのであった。
怨霊、楠木正成は数多の無念を抱えた屍達と共に、修羅の眷属として天下を覆さんと語る。そして、その為には仏教における三毒、貪・瞋・癡を表す三本の宝剣が必要なのだという。
そのうちの二本は既に正成の手の中にあったが、最後の一振りは彦七が携えるものであり、正成らはこれを求めて現れたのだった。
怨霊、千頭王鬼としての姿を表した正成は名だたる死した武将達と共に世を脅かし、彦七を狂乱へと陥れるが、しかし僧衆によって大般若経が読まれるとその威を失い、最後には鎮められたのだと言う。
即ち此処にあるのは死して修羅の眷属へと堕した怨霊。三徳兼備の楠木正成が抱いた怨念を強調された別側面―――では、ない。
此れはあくまで人の手によって創作された怪異、怨霊に過ぎず。数多の怨念の依代にして、やがて打ち倒されるべく作り出された仏敵。そうあれと望まれた無辜の怪物。
楠木正成本人ではなく、その名前を与えられただけの紛い物。本来は幻霊に近しい性質を持つものが、楠木正成の真名を得たことで反英霊として押し上げられたもの。楠木正成/千頭王鬼の二重真名。
紛れもなく楠木正成としての経験、記憶を有しているものの、その人格は全く別個のものとなっており、生前の楠木正成とは明確に別人である。故にその姿も男性である楠木正成のものではなく、大森彦七を陥れんとした鬼女の姿を以て現界する。
聖杯戦争への召喚にあたっては六天と化した主、後醍醐天皇の復活と復権を望み、主なき今の世の在り方そのものを朝敵として力を振るう。
マスターへの忠誠心にはかけるものの利害の一致する限りにおいては理性的に力を貸すが、一方で召喚時点では己の在り方―――無辜の念によって作り出された自身を正しく認識出来ていない為に、精神面で大きな地雷を抱えている。
湊川の戦いにおいて楠木正成を自害に追い込んだとも言われる猛将、大森彦七は、ある時山際の夜道にて、ひとりの女と出会う。
道に迷い難儀していると語る女に同情した彦七は、彼女を背におぶり道を進むこととするが、やがて月に山がかかり辺りが暗くなると、女は醜い鬼へと姿を変え彦七へと襲いかかるのだった。
これを退けた彦七であったが、鬼は幻のごとくその姿を消してしまう。そしてまた後に、夥しい数の怨霊達と共に再び彦七の前へと姿を表し、鬼は己を楠木正成と名乗るのであった。
怨霊、楠木正成は数多の無念を抱えた屍達と共に、修羅の眷属として天下を覆さんと語る。そして、その為には仏教における三毒、貪・瞋・癡を表す三本の宝剣が必要なのだという。
そのうちの二本は既に正成の手の中にあったが、最後の一振りは彦七が携えるものであり、正成らはこれを求めて現れたのだった。
怨霊、千頭王鬼としての姿を表した正成は名だたる死した武将達と共に世を脅かし、彦七を狂乱へと陥れるが、しかし僧衆によって大般若経が読まれるとその威を失い、最後には鎮められたのだと言う。
即ち此処にあるのは死して修羅の眷属へと堕した怨霊。三徳兼備の楠木正成が抱いた怨念を強調された別側面―――では、ない。
此れはあくまで人の手によって創作された怪異、怨霊に過ぎず。数多の怨念の依代にして、やがて打ち倒されるべく作り出された仏敵。そうあれと望まれた無辜の怪物。
楠木正成本人ではなく、その名前を与えられただけの紛い物。本来は幻霊に近しい性質を持つものが、楠木正成の真名を得たことで反英霊として押し上げられたもの。楠木正成/千頭王鬼の二重真名。
紛れもなく楠木正成としての経験、記憶を有しているものの、その人格は全く別個のものとなっており、生前の楠木正成とは明確に別人である。故にその姿も男性である楠木正成のものではなく、大森彦七を陥れんとした鬼女の姿を以て現界する。
聖杯戦争への召喚にあたっては六天と化した主、後醍醐天皇の復活と復権を望み、主なき今の世の在り方そのものを朝敵として力を振るう。
マスターへの忠誠心にはかけるものの利害の一致する限りにおいては理性的に力を貸すが、一方で召喚時点では己の在り方―――無辜の念によって作り出された自身を正しく認識出来ていない為に、精神面で大きな地雷を抱えている。
タグ
コメントをかく