ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【出典】陰陽道
【CLASS】ディエティ…?
【マスター】-
【真名】黄幡神〔複合神性〕
【異名・別名・表記揺れ】万物の墓の方、兵乱の神、影宮黄幡神、蛇頭黄幡神、
【性別】?
【身長・体重】(取り込んだサーヴァントによって変化)cm・(取り込んだサーヴァントによって変化)kg
【肌色】? 【髪色】? 【瞳色】?
【外見・容姿】
 継ぎ目がないツルッとした液晶ディスプレイのようなマスクに顔のようなものが表示されている。
 体は今まで敗退してきたサーヴァントの特徴をツギハギして黒く塗りつぶしシャドウサーヴァントに近いデザイン。
【地域】日本
【年代】平安期
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性(+取り込んだサーヴァントによって変化)
【ステータス】筋力:? 耐久:EX 敏捷:? 魔力:? 幸運:? 宝具:EX

【クラス別スキル】

歪曲:EX

 本来呼び出したクラスが強制的に歪められ、別のクラスの特性を付与された証。引き替えに、元のクラス別スキルのいずれかが低下する。
 黄幡神の場合、霊器の性質が大きくディエティのそれに近づき、本来のクラスであるアヴェンジャーとしてのスキルランクが一部低下している。
 ……最も、これほどまでに変わり果ててしまった状態を、単に霊基の「歪曲」と呼んで良いものか。
 降霊された人間、喰らった神々と同化を果たしたその魂は、「黄幡神それ」として別個独立の存在と見做すべきなのかもしれない。

忘却補正:A→-

 アヴェンジャーのクラススキル。人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
 天に輝く日月ある限り、そしてその輝きを喰らうかげのある限り、ラーフとしての報復の念は失われることはない……はずだった。
 しかし、『歪曲』の影響を受け、最早「報復を忘れないラーフ」という個我自体が、数多の人格の海に沈んでおり、その効果は失われた。
 ラーフの魂と融合した羅暗の人格も、また同じ。或いはその意識が残存していたとして、それが表に出ることはない。

復讐者:C→E-

 アヴェンジャーのクラススキル。復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
 神話上の伝承から大幅な乖離を引き起こしたことで、復讐者としての在り方も損なわれた。結果、スキルの効力は大幅に減退した。

自己回復(魔力):EX

 アヴェンジャーのクラススキル。復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらもNPが毎ターン回復する。
 嘗てアムリタを乾したことで、首から上だけとはいえ不死を得たラーフであったが、それはこれほどまでの変質を受けても今なお変わらない。
 果たすべき目的さえ見失っても、この世からの退去を拒むほどの魔力だけが、滾々と湧き続けている。

疑似願望機:-

 神格であるディエティが持つ、願望実現機としての力。意思持つ聖杯として機能し、マスターとして相応しいものへの令呪の分配、召喚の補助、サーヴァントの維持などを行う。
 が、黄幡神について厳密に言えば、聖杯戦争で敗れた英霊の魂を捉える器、更にそれを利用するためのシステム総体こそが疑似聖杯ヤオヨロズである。
 つまり、単独力で願望を叶えることができるわけではないことから、黄幡神自身がこのスキルを保有しているわけではない。

【保有スキル】

憑依継承(偽):?

 サクスィード・ファンタズム。デミ・サーヴァントの持つ特殊スキル。
 英霊のスキルを一つだけ継承し自己流に昇華する。この「黄幡神」の場合は、『不易の龍頭』→『万古の闇星』。
 厳密には彼はデミ・サーヴァントではないが、実際に起こっている現象はそれに等しい。
 当然、能力の面においても、同様の現象が発生し得るというわけで、降霊および神霊捕食によるスキルの変質をこう仮称する。

不易の龍頭:A→-

 『変化』と『不滅』の効果を含む複合スキル。神々をも欺く変装を駆使し、遂に首から上だけとはいえ不死を得たという伝承に基づくもの。
 黄幡神や羅睺ではなく「ラーフ」としての召喚時、その肉体は首のみで構築されるが、そのエーテル体としての体積を維持する限り、様々な形に変化することができる。
 変化した状態でもそれが「不死を帯びた首」であることには変わらないため、例えば刀剣に変化すれば、切れ味はともかく絶対に損なわれないということになる。
 ここでいう不死性は不滅性と換言でき、莫大な魔力を注ぐか、あるいは日蝕・月蝕と同じ状況を発生させることで、霊基の一片からでも復活可能。
 蝕はいずれ終わる。だが、いつか再び起こりもする。太陽と月の巡りが続くように、ラーフもまた永遠に続いていく。

万古の闇星:A

 『不易の龍頭』から変質したもの。神霊を降ろし、更に完全に合一したナニカとして羅暗が獲得したスキル。
 本来のラーフが持つ不滅性はそのまま、「多くの神々を喰らった」という現実に合わせる形で霊基が変容した。
 捕食した魂を用いて肉体を形成し、更にそれが持っていた能力などを再現する。
 本来であれば、たとえ肉体を変化させてもその性質はラーフとしてのそれに縛られるが、外部に形質を依存する代わりにその限界を超えうる点で異なる。
 影宮聖杯戦争のシステムの一部としては、敗退したサーヴァントを用いて肉体を作り、能力および宝具を利用するという形になる。
 欠点として、サーヴァントとして、つまり使い魔として零落した霊体として応分の出力しか発揮し得ない。
 また首から上だけが不老不死であるという概念によって、逆説的に肉体には元となったサーヴァントの無敵性などは再現されない。
 しかし、首から下を消し飛ばしたとしても、聖杯戦争を構成する術式によってすぐに捕食した魂や魔力が循環する。
 結果、わずか数分で黄幡神は復活するため、体を倒したところで意味がない。
 このサーヴァントと言って良いのかどうかも分からない存在を倒すことは不可能であろう。もっとも、願いを叶えたいのであれば倒す必要など一切ないのだが。

マハーグラハ:EX

 偉大なる捕獲者。太陽と月を喰らう者としての本性。本来の性能は、太陽・月の神性を帯びる存在に対する特効、及び「魂食い」の易化。
 これらの属性を帯びる敵に対してはあらゆる攻撃判定を有利にするほか、口腔を介したあらゆる攻撃によって、エーテル体に対し治療不可な捕食攻撃を仕掛ける。
 霊核およびそれに並ぶ重要な弱点に捕食攻撃がヒットした場合、大幅に有利な補正を得た上で幸運判定を行い、成功することで即死効果を与える。
 が、黄幡神として影宮聖杯戦争に組み込まれてよりは、太陽・月の神性を持つものを問答無用で聖杯送りにする効果に変質した。
 よって、この聖杯戦争において、そのようなサーヴァントは召喚されること自体がなく、万が一されたとしても、このスキルの効果によって即座に捕食される。

【宝具】

疑似聖杯運用申請かげのみやにいざつどへ霊魂収容許可届あまたきたるみたまらよ

ランク:A 種別:対魂機構 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 顔の表示が変更され、口と設定された部分に触れたサーヴァントを全て魔力へ変換し、疑似聖杯ヤオヨロズのシステム内部へ送る。
 少なくとも影宮聖杯戦争という舞台においては、サーヴァントという規格を持つ限り、この現象に対して抵抗することはできない。
 が、当然サーヴァントの方もこれに抵抗することがあり、大人しく「口」に接触させてくれないということも十分に有り得る。
 その場合は、聖杯戦争を構成するシステムを最大限運用し、強制的に対象を収容するために自身の肉体を一時的に作り変える。
 多くの霊魂宿る肉体、その顔面部を「裂き開き」、それ自体を巨大な口腔とした上で、極度に肥大化。
 直接接触しなくとも、その顎門を閉じた時に押しつぶされるであろう空間全体を丸ごと捕食することで、サーヴァントをも諸共に飲み込む。
 この点から、運営に頼めば、サーヴァントを確実に黄幡神に喰らわせることができる。
 従って、この聖杯戦争においては、『stay night』原作のように、サーヴァントを自害させるために令呪を一つ残す必要はない。

疑似聖杯使用申請やおよろずのかみがみよ願望承認許可届このねがいかなえたまへ

ランク:EX 種別:願望器 レンジ:9999 最大捕捉:2人
 『疑似聖杯ヤオヨロズ』として、聖杯戦争の勝者の願いを叶える。宝具ではなく、願望器システムの一部としての機能。
 ただし、抑止力に目をつけられるような願いや、運営にとって都合の悪いことは、黄幡神自体に検閲され叶えられない。
 しかし、その世界への影響力が限定される安全性故に、曲がりなりにも影宮聖杯戦争は1000年以上続けられていたと言える。
 ……願望を叶えるという力が、何故そのような逸話のない黄幡神にあるのか。その疑問を抱くものは、果たして現れようか。

【Weapon】

捕食したサーヴァントの能力・スキル・宝具など

 本来のラーフとしての能力のうち、能動的なものを殆ど失っていることから、常に他のサーヴァントの能力を借り受ける形で戦闘を行う。

【解説】

 黄幡神とは、陰陽道において信仰される神であり、吉凶の方位を司るとされる八柱の神々、八将神を構成する神格の一つである。
 元々は、インド神話に登場するラーフという神格から転じたものであり、この神は乳海攪拌神話において、神酒アムリタを盗み飲むも首を両断された結果、首だけが不死となったとされる。
 また、同じくインドを発祥とする九曜占星術の文脈にあっては、アムリタを盗んだことを告発した太陽や月を喰らうことで、日食や月食を引き起こす凶星・羅睺としても知られる。

 ……が、この黄幡神は、神霊をもとにした単なるサーヴァントではない。そもそも、黄幡神というカタチを得た事自体がイレギュラーである。
 その本性、真なる名はラーフ。日本において陰陽道に取り込まれ独自の神格と化すその以前、羅睺星として日と月を喰らうものとして在る神であり、それ以外ではなかった。
 それが、嘗て九曜衆と称された者共の扱う礼装、『九曜曼陀羅・  陰陽陣』において、黄幡神という枠組みに当てはめて召喚されたことが、この過ちの始まりであったろう。
 陰陽道とは、特定の地域・理念などの基盤に基づく信仰ではなく、それらから様々な要素を捨象し、換骨奪胎するによって生まれた実利の技術体系である。
 従って、そこで信仰される神々もまた、目的に応じて本来のそれとは異なる形質が加えられており、それに擬えて召喚することは、常に霊基の歪曲の危険を孕む。
 更に、この召喚術は人間の肉体に神を降ろすものだが、当の器である存在が、あまりにもラーフという神霊との相性が良かったことも、拍車をかけた。
 九曜衆にあって羅睺星に象る者とされた『羅暗』は、かつては平安時代を生きた天狗の一人であった。
 天狗とは元々、天を駆ける狗を意味する語。日本に入ってからは修験者のイメージと融合したが、本来中国においては、凶事の徴となる流星のことを指した。
 後代に至っては日蝕や月蝕を引き起こすとされることもあり、その伝説は、この時代既に存在していたのだ……と、ここでは定義する。
 即ち、その身に流れる血自体が、既にしてラーフという存在と強い縁を持っており、この故に、「黄幡神」ならぬラーフを降ろしてしまっていたのである。
 この親和性の高さは、魂の一時的な肉体への憑依ではなく、憑代との完全な合一という結果を『羅暗』に齎した。
 その在り様は疑似サーヴァント……いや、原理的には完全なる憑依がなされ、憑依された本体すら変質しきったデミサーヴァントの紛い物の如し、というべきであろうか。
 そして極めつけに、そもそも習合と変遷を繰り返した果てに生まれた神である「黄幡神」の枠に、神々の霊魂を継ぎ足すような真似をしてしまったこと。
 疑似聖杯ヤオヨロズの完成のために、九曜衆が捕らえたまつろわぬものどもを無理やりに飲み込まされたことで、最早『羅暗』もラーフも完全に損なわれた。
 無数の魂の中で、本来ある人格はその叫びも虚しく埋没した。悪神としても知られる不老不死なるラーフでさえ、その濁流には逆らえなかった。
 ここに至り、「黄幡神」は完成したのである。神々を内包し、糧たる魂を喰らい、そして願いを叶えるためのシステムとして。


イメージカラー:電子パネルの黒
特技:?
好きなもの:?
嫌いなもの:?
天敵:?
願い:?

【一人称】?【二人称】?【三人称】?

【セリフ】

取り込まれた八百万による文字(コメント)が顔面のディスプレイに表示される(という表現が似合うが実際には文字を宙に描く陰陽師の技が使われていると思われる)だけで、喋ることはない。

【因縁キャラ】

これらは元となった『羅暗』としての物。

『日輪』
九曜衆のリーダー。
かつて『羅暗』は彼女のことを、姉のように思っていた。
陽の中の陰。その心の内はずっと邪悪のままでありながら、命を賭けて人の為に尽くし続けるその姿が眩しいものとして映っていた。
『月香』
九曜衆のサブリーダー。
かつて羅暗は彼のことを、兄のように思っていた。
陰の中の陽。彼の行うことは決して良き行いではなかったが、その心のうちに輝く願いが夜空に輝く星のように美しかった。
『計霊』
九曜衆の八。
かつて『羅暗』と彼は無二の親友であった。
我が半身。どうなったのかは分からないが、願わくば幸せな結末を迎えていてほしい。
九曜衆
『羅暗』がかつて所属していた悪を集めて善行を成させていた集団。
人外の身であったし、何も救えなかったが、それでも受け入れられ、誰かが感謝してくれた。
八百万の中の一個となり何もかもが薄れた今でも思い出の中の暖かさだけは『羅暗』は忘れない。
美しき人
ただ、幸福であったことを祈る。

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https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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