最終更新:ID:1QiNr9iLPA 2020年10月13日(火) 21:24:31履歴
ある者は考えた。「この高名な騎士が生み出されたのは、アーサー王伝説の"後付け"だとか。それだけ人気のある物語だったのだな。
かの騎士王はきっと、騎士のエピソードを生み出しやすい便利な母体として認識されていたのだろう。」
ある者は考えた。「円卓の騎士というのは、総勢300人を超えるとか。内輪もめは多々あったみたいですけど、
かの騎士王はきっと、大家族の中心になるお母さんのような存在だったに違いありませんわ!」
ある者は考えた。「アーサー王とかいうやつは、身内の騎士からたびたびゼッコーされ、最後は息子にまでゼッコーされた。
かの騎士王はきっと、いや絶対女だな。それも子供に甘すぎて優先順位がわからなくなるタイプ。俺のおふくろみてえな奴だ。」
何かが揃った。一致した。冷静に分析しても、夢見がちに分析しても、極めて個人的に分析しても。
「かの騎士王はきっと、太母である。」
だからそう、それは「太母」たりえるのだろう。
そして。
ある者たちは願った。「おかあさんを、ください。」その願いは数多の者によって支えられながらも、一つだった。
そしてその一つにして幾千の願いは。「太母」足りえる者、『キング・アーサー』によって汲み取られたーーーーーーーーーーーーーー
母性愛
「私はアーサー王。全て遠き地より、我が子となるべき者たちの望みによって、"発現"しました。」
「問いは要りません。全てわかっています。…さあ。あなたも。もう大丈夫です。私の円卓 の一員になりましょう。」
かの騎士王はきっと、騎士のエピソードを生み出しやすい便利な母体として認識されていたのだろう。」
ある者は考えた。「円卓の騎士というのは、総勢300人を超えるとか。内輪もめは多々あったみたいですけど、
かの騎士王はきっと、大家族の中心になるお母さんのような存在だったに違いありませんわ!」
ある者は考えた。「アーサー王とかいうやつは、身内の騎士からたびたびゼッコーされ、最後は息子にまでゼッコーされた。
かの騎士王はきっと、いや絶対女だな。それも子供に甘すぎて優先順位がわからなくなるタイプ。俺のおふくろみてえな奴だ。」
何かが揃った。一致した。冷静に分析しても、夢見がちに分析しても、極めて個人的に分析しても。
「かの騎士王はきっと、太母である。」
だからそう、それは「太母」たりえるのだろう。
そして。
ある者たちは願った。「おかあさんを、ください。」その願いは数多の者によって支えられながらも、一つだった。
そしてその一つにして幾千の願いは。「太母」足りえる者、『キング・アーサー』によって汲み取られたーーーーーーーーーーーーーー
母性愛
────発現
「私はアーサー王。全て遠き地より、我が子となるべき者たちの望みによって、"発現"しました。」
「問いは要りません。全てわかっています。…さあ。あなたも。もう大丈夫です。私の
【元ネタ】アーサー王物語
【CLASS】グレートマザー
【マスター】『この世すべての孤独』
【真名】家族王キング・アーサー
【性別】女
【身長・体重】154cm・42kg
【容姿】甲冑に身を包みながらも微笑みを絶やさない金髪翠眼の少女
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:A 耐久:EX 敏捷:E++++++ 魔力:E 幸運:EX 宝具:EX
【CLASS】グレートマザー
【マスター】『この世すべての孤独』
【真名】家族王キング・アーサー
【性別】女
【身長・体重】154cm・42kg
【容姿】甲冑に身を包みながらも微笑みを絶やさない金髪翠眼の少女
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:A 耐久:EX 敏捷:E++++++ 魔力:E 幸運:EX 宝具:EX
母が持つ、母から産まれた存在に対する絶対的優越権。
母から産まれた者であれば、敵意や戦意を強制的に奪い、絶対的な安心感を無条件で与える。
そして、母から産まれた者による攻撃や状態異常に対して極めて強い耐性を持つ。
円卓の騎士に何度も裏切られた故に(正確にはそう認識されたがゆえに)、キング・アーサーはこのスキルに対する絶対的な信頼はない。
しかし一方で、彼女が円卓の騎士に対して母性を絶やすこともない。例え、湖の騎士でも。実の息子でも。
だって彼らも、円卓の物語から産まれた存在なのだから。
「私にとっては、彼らは変わらず円卓の一員です。この円卓に一度座れば皆家族です!」
母から産まれた者であれば、敵意や戦意を強制的に奪い、絶対的な安心感を無条件で与える。
そして、母から産まれた者による攻撃や状態異常に対して極めて強い耐性を持つ。
円卓の騎士に何度も裏切られた故に(正確にはそう認識されたがゆえに)、キング・アーサーはこのスキルに対する絶対的な信頼はない。
しかし一方で、彼女が円卓の騎士に対して母性を絶やすこともない。例え、湖の騎士でも。実の息子でも。
だって彼らも、円卓の物語から産まれた存在なのだから。
「私にとっては、彼らは変わらず円卓の一員です。この円卓に一度座れば皆家族です!」
自身が産んだ者を、サーヴァントとして生み出すことができる。
また、範囲内に存在するサーヴァントの霊基情報を読み取ることによって、そのサーヴァントのコピーを生み出すことができる。
仮に母から生まれていない存在であっても、このスキルによって生み出すことで「母から産まれた」と再定義し、スキル「母性」の効果の対象となる。
正確には彼女自身が産んだわけではない。"彼女の存在そのもの"が産み出した円卓の騎士たち。その『全て』を世界中に召喚する。
そう、『全て』。ある話によれば総勢300を超えるという、名もなき円卓の騎士もすべて含めて召喚する。
どんな逸話を持とうとも持たざろうとも、時には憎まれ口をたたきながらグレートマザーの意に従う。
しかし彼らの役割は闘いではない。
「さあ!円卓の皆に告げます。全ての新たなる家族となる者たちの願いをかなえましょう!」
また、範囲内に存在するサーヴァントの霊基情報を読み取ることによって、そのサーヴァントのコピーを生み出すことができる。
仮に母から生まれていない存在であっても、このスキルによって生み出すことで「母から産まれた」と再定義し、スキル「母性」の効果の対象となる。
正確には彼女自身が産んだわけではない。"彼女の存在そのもの"が産み出した円卓の騎士たち。その『全て』を世界中に召喚する。
そう、『全て』。ある話によれば総勢300を超えるという、名もなき円卓の騎士もすべて含めて召喚する。
どんな逸話を持とうとも持たざろうとも、時には憎まれ口をたたきながらグレートマザーの意に従う。
しかし彼らの役割は闘いではない。
「さあ!円卓の皆に告げます。全ての新たなる家族となる者たちの願いをかなえましょう!」
軍団を指揮する天性の才能。 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
伝説上のアーサー王はあくまで一国の王に過ぎないはずだが、一国の王をもはるかに超える規格外のカリスマを持つ。
その正体は、圧倒的母性による『赦し』と『赦され』。
そう、仲の良い家族なのだから。なんだかんだで憎めない。それだけ。それだけのこと。
円卓の不和で崩壊した逸話を考えれば信じられない話だが、そう"定義"されて召喚される円卓の騎士たちは疑いなど持たない。
…あるいはアーサー王伝説の『もしも』。再び親子が出会えたなら。お互いに殺し合わず、話し合いができるということかもしれない。
「裏切りだのなんだのは、過ぎた話、遠い伝説です。終わった話を蒸し返すなんて、母親としては失格でしょう?」
伝説上のアーサー王はあくまで一国の王に過ぎないはずだが、一国の王をもはるかに超える規格外のカリスマを持つ。
その正体は、圧倒的母性による『赦し』と『赦され』。
そう、仲の良い家族なのだから。なんだかんだで憎めない。それだけ。それだけのこと。
円卓の不和で崩壊した逸話を考えれば信じられない話だが、そう"定義"されて召喚される円卓の騎士たちは疑いなど持たない。
…あるいはアーサー王伝説の『もしも』。再び親子が出会えたなら。お互いに殺し合わず、話し合いができるということかもしれない。
「裏切りだのなんだのは、過ぎた話、遠い伝説です。終わった話を蒸し返すなんて、母親としては失格でしょう?」
人類悪でも人類善でもない、しかし何か『新しき』大きな変化をもたらす存在に与えられるスキル。
グレートマザーの『家族』に、不老不死の能力を与える。
グレートマザー当人は不老不死の能力を持たないがーーーー彼女を攻撃しようとするなら、『家族』がそれを許しはしないだろう。
「家族。円卓の皆と、新しく円卓に加わった者たち。全ては私が守ります。
ええ、ありがとう皆。私達は家族なんですから、守り守られ、互いを支え合う。当然のことです。」
グレートマザーの『家族』に、不老不死の能力を与える。
グレートマザー当人は不老不死の能力を持たないがーーーー彼女を攻撃しようとするなら、『家族』がそれを許しはしないだろう。
「家族。円卓の皆と、新しく円卓に加わった者たち。全ては私が守ります。
ええ、ありがとう皆。私達は家族なんですから、守り守られ、互いを支え合う。当然のことです。」
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:100人
アーサー王物語で非常に有名な聖剣。その一つのカタチ。
この宝具の真名を解放する場合を含め、『この攻撃は、母の仕置きである』と認識した場合、敏捷ステータスの+値をすべて適用する。是即ち、"母は強し"。
つまり、この宝具の真名解放は全サーヴァントでもトップクラスの発動速度を誇るということでもあり、この攻撃から逃れる手段は限られる。
真名解放すると敵を強大な光で切り付けて攻撃するが、この宝具によって与えられるダメージは特殊なものである。
まず、絶対に殺さない。虫一つとして、助からないダメージは負わせない。ダメージは、『相手が反省するまで』。言い換えれば敵意がなくなるまで。
ただしそれまでは絶対に止まらない。耐えがたい苦痛と慈悲深き攻撃。どちらが先に折れるか、意志の対決になる。
「さあ!ようこそ私たちの城へ!ご馳走もありますよ。大丈夫、もうあなたは円卓を囲う家族です。
『大騎士王とその大円卓、そして仲睦まじき大家族 』 !!すべての人々に幸福を!」
アーサー王物語で非常に有名な聖剣。その一つのカタチ。
この宝具の真名を解放する場合を含め、『この攻撃は、母の仕置きである』と認識した場合、敏捷ステータスの+値をすべて適用する。是即ち、"母は強し"。
つまり、この宝具の真名解放は全サーヴァントでもトップクラスの発動速度を誇るということでもあり、この攻撃から逃れる手段は限られる。
真名解放すると敵を強大な光で切り付けて攻撃するが、この宝具によって与えられるダメージは特殊なものである。
まず、絶対に殺さない。虫一つとして、助からないダメージは負わせない。ダメージは、『相手が反省するまで』。言い換えれば敵意がなくなるまで。
ただしそれまでは絶対に止まらない。耐えがたい苦痛と慈悲深き攻撃。どちらが先に折れるか、意志の対決になる。
「さあ!ようこそ私たちの城へ!ご馳走もありますよ。大丈夫、もうあなたは円卓を囲う家族です。
『
ランク:EX 種別:対孤宝具 レンジ:世界全体 最大捕捉:世界人口に準ずる
グレートマザーが発現地点に設置する巨大な城と、グレートマザー及び召喚された円卓の騎士たちが世界各地に設置する城への門 からなる固有結界宝具。
城の内部は巨大な円卓ときらびやかな装飾が成されており、騎士たちに誘われ門をくぐった者が増えれば増えるほど内部は広がっていく。
誰かが門をくぐった場合グレートマザーは必ず赴き、場合によっては円卓の騎士たちの魔力を借りての立体映像で一斉に出迎える。
そして一人ひとり手厚い歓迎を行い、『円卓の騎士』の一員として認める。
円卓の騎士として認められた者は"家族の一員としてグレートマザーの夢の実現を目指す"という決意に『芽生える』。
そして門から出立し、新たな家族を招き入れる。まるで円卓という胎盤から旅立つように。
ーーーーそれは、『この世すべての孤独』がなくなるまで。
『この世すべての孤独』がなくなった場合、すなわち全人類が家族愛に包まれた場合、グレートマザー及び召喚された円卓の騎士たちは消滅する。
ただしグレートマザーが去った後も、『大騎士王とその大円卓、そして仲睦まじき大家族 』及びスキル『ネオ・ネバーランド:EX』は残存し、
新たに任命された円卓の騎士たちもその決意を忘れることはない。すなわち、全ての人類が争いを起こさず不老不死となった停滞する世界の始まり。
全ての命を包む愛は。全ての命を完成させ。全ての命から発展を奪う。
それは善とも悪とも取れないが。今まであったいのちの概念は、間違いなく死んだのだ。
グレートマザーが発現地点に設置する巨大な城と、グレートマザー及び召喚された円卓の騎士たちが世界各地に設置する城への
城の内部は巨大な円卓ときらびやかな装飾が成されており、騎士たちに誘われ門をくぐった者が増えれば増えるほど内部は広がっていく。
誰かが門をくぐった場合グレートマザーは必ず赴き、場合によっては円卓の騎士たちの魔力を借りての立体映像で一斉に出迎える。
そして一人ひとり手厚い歓迎を行い、『円卓の騎士』の一員として認める。
円卓の騎士として認められた者は"家族の一員としてグレートマザーの夢の実現を目指す"という決意に『芽生える』。
そして門から出立し、新たな家族を招き入れる。まるで円卓という胎盤から旅立つように。
ーーーーそれは、『この世すべての孤独』がなくなるまで。
『この世すべての孤独』がなくなった場合、すなわち全人類が家族愛に包まれた場合、グレートマザー及び召喚された円卓の騎士たちは消滅する。
ただしグレートマザーが去った後も、『
新たに任命された円卓の騎士たちもその決意を忘れることはない。すなわち、全ての人類が争いを起こさず不老不死となった停滞する世界の始まり。
全ての命を包む愛は。全ての命を完成させ。全ての命から発展を奪う。
それは善とも悪とも取れないが。今まであったいのちの概念は、間違いなく死んだのだ。
グレートマザー:家族王キング・アーサー。
本来であればキング・アーサーは召喚者一人の思った通りのアーサー王となる存在のはずだが、
あまりにも多くの人間が一つの願望を願い、いくらかの人々がアーサー王こそ太母であると考えた結果。
イレギュラー中のイレギュラー。例外の中のさらなる例外。『この世すべてのための』キング・アーサーが発現した。
"家族への母性愛"を体現するグレートマザー。
目的は全人類から孤独をなくすこと。彼女の円卓のように、皆家族。それを体現したいだけ。
その能力は強き王としてだけでなく、強き母としてのもの。
家族を包み守る者として、規格外の耐久を。
家族に包まれ幸せな者として、規格外の幸運を持つ。
完全無欠としか言えない女性であり、その行動にも一片の悪意もない。
そう望まれたものがそう行動しているだけ。それでもその行為の結末を予測して、それを悪と断じるなら。
その者は世界のすべてを敵に回す覚悟が必要かもしれない。
人のいのちを終わらせる。人のいのちを救う。その存在は間違いなく歪んだ太母であったとしても。
それを願った者たちは。それを救う意志は。全く歪んでいないのだから。
本来であればキング・アーサーは召喚者一人の思った通りのアーサー王となる存在のはずだが、
あまりにも多くの人間が一つの願望を願い、いくらかの人々がアーサー王こそ太母であると考えた結果。
イレギュラー中のイレギュラー。例外の中のさらなる例外。『この世すべてのための』キング・アーサーが発現した。
"家族への母性愛"を体現するグレートマザー。
目的は全人類から孤独をなくすこと。彼女の円卓のように、皆家族。それを体現したいだけ。
その能力は強き王としてだけでなく、強き母としてのもの。
家族を包み守る者として、規格外の耐久を。
家族に包まれ幸せな者として、規格外の幸運を持つ。
完全無欠としか言えない女性であり、その行動にも一片の悪意もない。
そう望まれたものがそう行動しているだけ。それでもその行為の結末を予測して、それを悪と断じるなら。
その者は世界のすべてを敵に回す覚悟が必要かもしれない。
人のいのちを終わらせる。人のいのちを救う。その存在は間違いなく歪んだ太母であったとしても。
それを願った者たちは。それを救う意志は。全く歪んでいないのだから。
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