ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。






「ンはァ〜〜〜〜〜〜〜〜ァ・ァ・ァ・ァ…………ッア!
 ン美しい……美しスぎるノよネ……」

「ンケケケケケケケケケ!!! 破壊! そう破壊! 破壊だ!!
 破壊さレるそノ瞬間ぉを〜〜〜ッ!!! 固定!!」

「うん、うん、うんンンンンンンン!!!!! これ、これ、こッれ!!
 これこそが、これこそがァ〜〜〜〜〜〜ッハァ! 芸術なノ、よネ」



■基本情報

【氏名】死屍獅子 四十万(ししじし しじま)
【性別】男性【年齢】(不明)歳
【出身】不明
【身長】178cm【体重】48kg
【肌色】白【髪色】24色【瞳色】灰色
【イメージカラー】サイケデリック
【属性】混沌・狂
【魔術属性】地
【起源】倒錯
【特技】台無し
【好きなもの】整った形のものがぐちゃぐちゃに崩壊する瞬間
【苦手なもの】奇麗なままお高く止まっている存在
【魔術系統】人体の模倣と、それにより人の在り方の解明
【魔術回路】質:C 量:D 編成:正常
【決戦の日】透き通るような、どす黒き空の下で
【階位・称号・二つ名】狂月咒『猿猴、取月を超えて(ムーンヴィジョンズ・シェイクハンド)』

【サーヴァントクラス】フォーリナー
【サーヴァント真名】"彫刻"のフォーリナー

■外見・容姿

狂気に堕ち(にげ)た結果生まれた歪んだ美意識による、聖杯による肉体整形により、
一目見た人間ならば吐き気すら催し兼ねない醜悪にして最悪の見た目となっている。

まず右目が4つあり、左目は1つだが瞳が12個存在。そしてその全てが異なる方向を向いている。
前歯はその全てが形・大きさが不揃いであり、鼻は鋭利な刃物を思わせるように研ぎ澄まされている鉤鼻となっている。
髪型は前髪は整った絹糸の如きサラサラヘアー。後頭部は右部分が花火の如きパーマで、左部分が毛髪1本も残らぬスキンヘッドである。

左腕は肘関節から3本に枝分かれしており、右腕には蓮のように無数の大小様々な孔が穿たれている。
その孔の中には数多くの工具やメス、ナイフ、半田ごて等といった、"加工用具"が収納されている。

■来歴

かつて時計塔の創造科に籍を置いていた魔術家系、死屍獅子家の一人息子として生を受けた男。
籍を置いていたことが過去形の理由は、彼の先々代の当主が命題の解決に急ぎ殺人事件を起こし、
それが世間にばれ神秘の漏洩に繋がりかけた事に起因する。法政科の根回しによって事なきは得たが、
死屍獅子家は時計塔内で地位と財産を失い、日本へと移住する羽目になる。移住した彼らは、
当時製薬会社にして魔術世界と関りのあった企業と結託し地位と財産を得るようになる。
その企業は後にストレガと呼ばれる企業であった。

そんな家系に生まれたからこそ、魔術は知っておれど根源を目指す気など彼はさらさらなかった。
日々自分の為に魔術が使えればそれでいいという魔術使い的な生活を営んでおり、魔道の探求などする気は起きなかった。
だが彼はそんな日々を悶々と過ごしていた。何か満足できない……、と。常に彼の心には、不満足が渦巻き続けていたのである。
魔術は便利だが、心が躍らない。かと言って根源なんぞ目指しても面白くない。そう考えながら彼は日々を送っていた。
何処かに、自分を満足させてくれる何かは存在しないのか? そう彼は世界に問いかけ続けながら生きる日々であった。

それは世界が変わり、世界中の人間がサーヴァントを持ち不老不死になっても変わらなかった。
彼はフォーリナーを召喚した。奇特なサーヴァントだったがそれでも新しき世界では珍しくもない。
フォーリナーというエクストラクラスですらも彼の興味は湧き立たず、代わり映えなく、日々礼装を作って日銭を稼いでいた。
ただ彼は非常に風変わりなセンスを持ち、空間把握能力と器用さに優れていた。それを活かして礼装を作り出すのが得意であり、
非常に変わった礼装を作る際に限っては、心に存在する空虚さが満たされていくのを彼は無意識のうちに感じていた。
────────そんなある日の事、彼に転機が訪れる。それは、凄鋼工場の暴走事故であった。

崩れ落ちてゆくパイプ、溢れゆく重金属、それに呑まれて往く人々と街並み…………。
彼はその事故の瞬間を、ニュース映像で見ていた。事件当時、彼は偶然離れた場所にいたため事故に巻き込まれなかった。
悍ましくも凄惨なる崩壊の光景。彼はそれを見て悲哀の感情は沸かなかった。今まで積み上げたものが崩れてゆく怒りの感情も沸かなかった。
ただ彼が抱いたのは、"高揚感"であった。心の底から彼は、初めての充足感を感じていたのだ。

『────────美しい……』と。

彼は生来よりの災害性愛者(カタストロフィリア)であった。形の整ったものが、一瞬にして破壊されて台無しになる姿に興奮する男であった。
その危険な性癖を、崩壊してゆく凄鋼工場が、溢れ出る凄鋼が、暴走するロストHCUが、呑まれて往く神戸の街並みが、目覚めさせてしまったのだ。
だが彼はその興奮に対して、心からの悦びを感じていた! この刹那の充足感を、永遠なる快楽にしたいと強く願っていた。
奇麗に形の整った工場が、街が、人が、次々に呑まれ壊されて往く光景を見て、彼は心の底から情欲が沸き上がった。

「(私も────!! 私もああやって壊したい! 今すぐに!
  形が整ったものを! 奇麗なものを! 今すぐにぐちゃぐちゃにしたい!!)」

『お……おいお前どうした……。いきなり、そんな、ニュース見て気持ち悪く笑って……。
 確かにショッキングな映像だが、気を確かに────────』

「────・・……………………………………。」

「────いぃィイいぃイいい、たぁァアああアぁ。
 カタチが奇麗ィに整ってルのぉぉぉおおおぉお」

彼は笑いながら、運悪くサーヴァントと別行動をしていた通行人数名を落ちていた石で撲殺。
その後逃走し、似たような手口で十数人の重傷者・死者を出し続け、そのまま逃げて、逃げて、御苑が左京まで逃げ続けた。
そして彼は左京に自らの住まいを移す事に決めた。そこは発展と破壊の街。彼が望む『壊れる瞬間』をいつまでも見続けることが出来るからだ。
だが、目覚めてしまった彼の獣性は留まる事無く増幅し続けた。そしてとうとう、彼はその愛する"破壊"をその手で生み出すようになる。

「んンンんンンんんンんンんンんンンンんん………ッハァ……ア…美しイ……ッ…。
 整った形が……壊れ……壊れテいク……その瞬間……嗚呼、その瞬間とイう名の芸術が愛おシイ!!
 愛オしい! 愛しタい!! 抱き〆タい!! 止メたい!! 止めて抱き締め壊したいィィイィィィイィィィィィ!!!」

彼はその情欲(きょうき)のままに、夜な夜な左京を出歩くサーヴァント連れぬチンピラや半グレに対して"芸術活動"を始めた。
問答無用で襲い掛かっては手に持つ"工具"で内臓をぶちまけさせ、そして彼の魔術でその瞬間を固定し、彼が愛する破壊の瞬間を永遠にした。
それによりKBECに追われる事になろうとも、彼はその追跡を躱し続けて芸術活動を続けた。夜闇に潜み俊敏に逃げる彼は、
サーヴァントと言えども惑わせる力を持っていたため、その足跡を辿る事は困難を極めさせた。

そして被害が2桁に届こうかという頃の事。彼は自分の芸術への情欲が月夜に強くなることに気付いた。
故に彼は月には特別な何かがあるのではないかと考え始め、やがて整った円である月を壊したいと強く願い始めた。
丁度いい。月の名を借りよう。そして月の名の下に同胞を集めよう、と。ちょうど似たような仲間も左京にたくさんいるし────徒党を組もう。
自分が美しいと感じるものを共有し合おう。芸術活動にはパトロンが必須なのだから。世界中に、我が芸術を、美しきものを発信してゆかねば。

そうして彼は人脈を増やし、月に関連する二つ名を手に入れて、それを中心に己の魔術を再編した。
美しき月のビジョンにすらも手を伸ばす、大いなる芸術家。『猿猴、取月を超えて』と名乗り、今日も彼は芸術を作り出す。
だが彼の暴虐が永遠に続く訳がない。KBECは本格的に彼という存在を警戒し目星をつけ始めた。彼の動きを補足し、
彼という凶悪無比なる快楽殺人鬼に対して、近々大取物を仕掛けるという噂が街に響いている。
狂気と治安。果たして勝利するは、どちらなのか────────。

■魔術・礼装

『魔石膏』

彼がこの世界で最も美しいと感じる瞬間「整った形のものが台無しに壊れる瞬間」を切り取って永遠に保存するために編み出した魔術。
通常の石膏に彼の体液を混ぜ合わせた特殊な石膏。魔力が流れており、通常の石膏と異なり空気に触れない限りは液状のまま固まらない性質を持つ。
液体の状態では非常に強い粘性があり、触れた者の動きをガムの様に封じる。そして空気に触れると数秒ほどで凝固する。この時間は込める魔力量で操作が可能。
一度凝固すると鉄と同程度の硬度を誇り、ちょっとやそっとじゃ破壊することは難しい。彼はこの魔術により、破損させた死体をその破損の瞬間で固定し、
そして丁寧なコーティングと共に醜悪なるオブジェへと人間を変貌させる。主な作品として『頭部の半分がはじけ飛んだまま固まった男性』や
『内臓が抉り出されたまま固められた赤子』『両腕と両脚と頭部のそれぞれを入れ替えさせたまま硬直させられた女性』などを作成する。
作成したオブジェはそのまま放置され、夜明けに発見され作成者や犠牲者発見となる……というのが彼の犯行のプロセスである。

彼はこの石膏を体内の至る所に仕込んでおり、口から吐き出したり腕から吹き出したりとする。

各種礼装

芸術の同胞(彼はルナティクスをこのように呼んでいる)から買い取った礼装たち。
爆発する刃物や、地面を更地に変える爆薬、身に着けた者を狂気に誘う装飾品など、様々な種類のものを持っている。

狂月咒『猿猴、取月を超えて(ムーンヴィジョンズ・シェイクハンド)』

聖杯の力を以てして改造された彼の肉体そのもの。狂気に侵され、人体の常識は通用せず、また痛覚も存在しない。
拳が発射されたと思えばその拳が抜き身の刃となって向かってきたり、目が飛び出て蟲の様に羽音を立てて羽ばたいたり、
見るだけでも吐き気を催す醜悪で悪趣味なギミックのオンパレードの肉体となっている。だが彼はこれを『美しい』と呼んで憚らない。
一見魔術? と思われそうだが、彼が生まれた死屍獅子家は元々人体の構造を把握し魔術に活かす家系であり、かのイゼルマとも肩を並べていた。
故に人体に関しては理解が非常に深かったため、彼もこのような肉体改造を全身に施すことが出来たといえるだろう。

それが更に狂月咒により理性のタガが外れ、そして聖杯によって人体の常識を外れた改造が可能になった。
故にその肉体はもはや人間というよりも、複雑な思考ができる魔獣や魔物といった類のものと呼んでも差支えが無い。
細い腕でありながら万力に等しい怪力を持ち、気味の悪い構えから俊足を繰り出すため、一切の油断が許されない。
魔石膏や各種礼装という技もあるため、コンディションによってはサーヴァントすら屠りかねない。

■人物


【一人称】私【二人称】キミ、アナタ【三人称】○○クン、○○サン

性格

支離滅裂にして馬耳東風。意思の疎通など到底叶わず、相互理解などもはや不能。
人間の常識から外れた異形を「美しきモノ」として愛し、整った形が壊れる瞬間を「芸術」と称す。
そしてそれを己の手で生み出し、その瞬間を固定して永遠へと昇華させる事こそが彼の生きがいであり、人生。
怒り、悲しみ、同情、侮蔑、嘲笑……あらゆる感情を以て語りかけても、彼はその全てを凪のようにものともしない。
何故ならすでにその精神は此処に非ず。其処にあるはただ世界から外れ、狂気にその身弄ぶ狂月の徒であるが故に。

その狂気の源泉にあるのは、ただこの世界への不満足と、現実世界からの逃避に他ならない。
常に満足できない、本気を出さないでいたからこそ感じていた不足感。そんな中で初めて得た興奮。
それを永遠に味わい続けたい。だからこそ常に浸り続けたい。そんな感情は突き詰めれば、生物なら誰だって得るものである。
故にこそ彼はその行く先を間違えた。初めて本気を出して道を踏み外した。外れたままに全速力で駆け抜けた。
それこそが彼という人間の全てである。空虚であったが故に、満たされるたびに世界から外れ続ける。
世界から外れていないと生きていけない人間。まさしく、ルナティクスという組織に相応しい。

サーヴァントへの態度

同じ芸術家として、時折道具の使い方のアドバイスを受ける。
彼という人間に芸術という道を教えたのもフォーリナーによる指南である。
フォーリナー側はと言うと、常に見る悪夢のせいで彼にあまり構ってはいれない。
そのためマスターが行っている悪行は見て見ぬふりをしているのが現状である。

役どころ

近寄りたくねぇ〜ってキャラ

因縁キャラ

KBEC
なんか追っかけてくるおっかない奴ら。私は芸術を作り出そうとしているのに、
何故まるで悪人を追いかけるような顔で追い回すのだろうか?と不思議がっている。

ガイセリック
壊すだけではだめだ。その瞬間を保存しなくては。
だがその整った形を一瞬で崩壊させる力……美しい……。

■台詞

「ん、ンン!! ン〜〜〜〜ケケケケケケケケケケケケッ!!!!
 ン良い!! イいね!! 実に良い〜〜〜ィ脚!! 奇麗な脚だ!!
 千切り取ったらさぞや奇麗な鮮血が飛ぶ! 跳ぶ! トぉ〜〜〜ぶぅ!!!!
 千切っちゃお! あああああ勿体ない!! 壊れてしまった!! でも壊れるその瞬間がン美しィイ〜〜〜!!!」

「ひぃ〜っ! ぃや!! ほ!! ホホホホ!! 美しい!! 素ン晴らしい!
 これは いイ 良い絵が取レた! 私も思わズ涎が樹瑠璃。まぁ垂れるノは石膏なんだケどネ!」

「何? 何? ナニなに何ナニなに何ナニなに何ナニなに何ナニなに何ナニなに何??????????
 この私の? 芸術活動ヲ? 邪魔しようと? そレはイケない!! 可愛そウに!! 脳が壊れテいるじゃナいか!!
 ンンンンンンンンンンンンんn!!!!! 迷エる若者を糾すのモ大人の使命!! 狂育的指導ぉ〜〜〜〜〜!!と、イッチャおうかぁ!」


時折台詞の平仮名部分がカタカナになるという独特のイントネーションでしゃべる。
これは彼曰く、精神の奥底の芸術への情欲を抑えきれないから、だそうだ。

■コメント

ド直球にやばい奴
たまには見るからに狂ってるという狂人も欲しくなって

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