ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


暴力的表現があります。
苦手な人はご注意ください






かつての男は語る。



「ケケケ……世の中利用されるか、するかのどっちかしかいねぇ」

「いつだって大事だぜ? "アイツよりまし"って考え方はァ」



■基本情報

【氏名】須賀原ヒガシ
【性別】男性【年齢】46歳
【出身】日本某所
【身長】176cm【体重】51kg
【肌色】土気色【髪色】黒【瞳色】灰
【イメージカラー】ゴミ溜め
【属性】混沌・狂
【魔術属性】-
【起源】『逃避』
【特技】賭博
【好きなもの】金
【苦手なもの】他人
【魔術系統】人の視神経を通じて映る世界を研究・改変する魔術
【魔術回路】質:E  量:E  編成:通常
【決戦の日】すでに過ぎ去り、今を生きるはただ屍のみ
【階位・称号・二つ名】狂月咒『いつも月夜に米の飯』
【座右の銘】「俺はあいつよりマシ」

【サーヴァントクラス】なし
【サーヴァント真名】なし

■外見・容姿

四肢が切断され、全身の至る箇所に包丁・針・鋏などが刺さってまともな会話も出来ない肉塊

■概要

元は"逃避"に狂うルナティクスの一員。
自分の利益だけを第一に考え、そのためならばどんなことでも平気で行う屑人間。
社会から外れる思考回路をしており、反省という言葉を知らず、ただ生きるだけで人間関係が壊れていくタイプ。
ルナティクスには、他の狂人たちを見て「自分はこいつらに比べて遥かにまし」と自分に言い聞かせるために所属していた。
邪悪な手法で魔術探求の為の金を作っては博打ですり減らしていたが、ある日を境にその人生に幕を下ろす事になる。
いや、幕を下ろす事すら許されない、と言うべきか────。

■来歴

元々は没落した魔術師の家系の末裔として生を受けた男。
もはや魔術刻印は錆びつくのみで生来の魔術回路はまともに宿らないという、ただ衰退の一途を辿るだけしかない魔術家系だった。
だがそれでも彼に与えられるのは、根源に至れという絶対的なオーダーだけ。だがしかし彼の家には魔術の探求をするリソースがなかった。
魔術の研究には多大な金がかかる。時計塔謹製のアルビオンより出土した触媒を買うだけで、安物ですら数百万は平気で消し飛ぶ、そんな世界だった。
結局のところ、何をしようにも必要とされるのは金、金、金─────────。彼の人生は袋小路となっていた。
魔術師以外の道を目指そうとすれば閉ざされ、魔術師として生きようとすれば何もかもが足りなかった。

結果抗いようもなく、彼は魔術刻印を継ぐことになるが、正直言って何もする気が起きなかった。
まるで逃避するように当主の座から退いた両親たち、根源に辿り着くという曖昧な目標、須賀原という苗字を出しただけで嘲笑う周囲。
どれも彼もが、彼という1人の人間からありとあらゆるやる気を奪っていった。そんな無気力の毎日の中、1つの出会いを果たす。

金を増やす方法がない。だが他の労働の道は両親が許さない。
そんな毎日の中、彼は賭博というものを見つけ、特にその気はなかったのに手を出してしまう。
そしてまさかの馬鹿勝ち。予想外の収入に、須賀原家は初めてまともな魔術の触媒を購入し研究にこじつけられたのだ。
────だが、ヒガシの脳内にあったのは触媒を買えた事への嬉しさはなかった。あるのはただ、博打での成功体験への病的なまでの興奮だった。
生まれて常に誰かから強制されるような生き方しかできなかった彼にとって、初めて自分の手でつかんだ成功と大金は、人を賭博中毒に引きづり込むには十分に過ぎた。
それ以降、彼は「資金を稼いでくる」という名目で賭博に入り浸るようになる。最初は月一。やがて週一。最終的には毎日のように。
彼は家に残っていたほんの僅かな貯蓄を切り崩すように賭博に入り浸っていった。

それと同時に、彼は賭博を通じてある男と知り合ってから夢を見るようになった。
その夢を見るたびに彼の中の何かが解放されていくような、気持ちの良い夢だったと男は今でも覚えている。
だが同時に、その夢を見るたびに賭博へのどうしようもない衝動に支配されるという事にも気づいていたが、彼はあえて抗わなかった。
もはや自分自身でさえも彼を止める事は出来なかった。やがて彼の違和感に気付いた彼の両親が彼を制止するも意味はなかった。
彼は自分を止める良心を躊躇なく殺した。自分に在り方を指図するだけの無能に生きる価値はない、と。
そして彼は自分のもう一つの"本能(なまえ)"を理解し、狂人へと昇華された。

それからの彼は、自分にたった一つの成功体験を植え付けた賭博への中毒者として生きる。
だが当然賭博には金が必要。無限にそんな生き方が続く訳がなく、いずれ金は尽きる────そう彼も考えていたが故に、彼は策を打った。
彼は魔術について何も知らない一般人に対し、魔術を用いた金銭の搾取を行うことで、自分の賭博への渇望を満たすという手に乗り出したのだ。

暗示魔術による身分詐称や結婚詐欺に加え、それにより関係を持った子供や女性の風俗店への売買。
家や親の無い子供たちを引き取ってはそれらを魔術師へと売り払う行為。認識変化を用いた恐喝……様々な事をした。
中でも特筆すべきは、暗示魔術で得た複数の戸籍を使った多重婚約であろう。彼はそれにより子供を何人もの女性との間に作っていた。
理由は、優れた魔術回路を持つ子供の選定。何故なら優れた魔術回路を持つ子供は高く売れるからだ。もはや彼に魔術師としての矜持は微塵も残っていなかった。
彼にあるのは、どうすれば大金を得れるかという思考だけ。そのために彼は何人もの女性を抱いては捨て、そして何人もの子供を捨てた。

だが、ある時を経てそんな繰り返しが終わりを告げる事になる。
世界再編────。世界中の人間が不老不死となり、サーヴァントという使い魔を持つ世界に変わった。
それにより戸籍関係も一新され、全ての人々が聖杯を持つが故に管理も非常に厳重になった。当然、多重戸籍などすぐに脚がつく。
何度も結婚をしていればいずれ嗅ぎ付けられる。────────彼の荒稼ぎの方法は、完全に潰える形となった。
もはや何度目かも分からない婚約が、彼の最後の婚約になることとなる。

彼はその怒りを、その婚約で生まれた1人の娘に対してぶつけ続けた。
殴る、蹴る、叩く、刺す…………。死なない程度に彼は様々な手段でストレスを発散した。
もう金を荒稼ぎ出来ないストレスに加え、賭博で敗北した怒り、誰かに嘲笑された憎しみ、あらゆるものを発散するために娘を使った。
嫁が文句を言えば暗示魔術で黙らせた。殺そうと考えたが聖杯が宿っていることから殺す事もままならなかった。
ただサーヴァントの召喚だけは防げたことは良かったが、それでも不満は日々募っていった。

そんな日々が、数年続いた。彼の娘は暴力が当たり前の中で育ち続けていった。
聖杯を持つが故に傷は治癒され、死ぬ事もできない痛みの中で彼の娘は育ち続けた。


────────そして、娘が14歳になったその時、彼は今までの全ての報いを受けることとなる。


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■魔術・礼装

認識変化魔術

彼の生まれた須賀原家が研究を続けていた魔術。
人間理論────即ち、世界とは人間が観測することで初めて確立されるという理論に基づいた研究。
人間の行う"観測"は世界に対して影響を与えるとして、その人間の認識に影響を与える事で世界に対して変化をもたらそうとする魔術。
とは言っても実際に世界に変化を与える事などは出来ず、現状としてはただ暗示魔術や認識をぼかす事に特化した魔術となっている。
だが根源を目指す"魔術師"ではなく、魔術を利益の為だけに用いる"魔術使い"となったヒガシにとって、これほど有用な物はなかった。
様々な手法を用いて彼は金銭を作り出し、そして数えきれないほどの人々の心と尊厳を踏み躙った。

光明咒『いつも月夜に米の飯』

彼の魔術を強化する自己催眠とも言えるもの。
この光明咒がある限り、彼はどのような状況下にあっても「自分こそが正しい」と思い込むようになる。
正当性の付与により彼の暗示はより強力になり、そして同時に暗示・催眠対象の耐性を低下させる。

■人物


【一人称】俺【二人称】お前、あんた【三人称】○○さん
(ただし、現在は言葉をしゃべれない状態となっている)

性格

如何にすれば自分が苦労をせず、不利益を被らず、他人から利益を絞り尽くせるかを分かっている男。
その上で全てにおいて「自分は悪くない」「利用された側が悪い」として被害者を嘲笑う生粋の腐れ外道。
自分に騙され、辛酸を舐めた相手を見下したうえで「自分はこいつらよりもはるかにマシ」と賭博で溜まったストレスを解消している。

同時にどうしようもないほどに賭博狂いであり、3度の飯よりも賭博を好む。
自分の子供や家族を売り払ってでも賭博用の金を作るほどであり、その執着は筋金入り。
例え血の繋がった人々でさえも利益を生み出す存在としか見ておらず、彼にとって愛を見出せるのはただ賭博のみ。

行動指針

『逃避』。彼の起源でもあるこの2文字が彼の行動の全てを物語っている。
自分の役割から逃げるように賭博へと走り、賭博による金銭の喪失から逃げるように犯罪行為を続け、
そしてそれが出来なくなれば暴力と言う手で娘に手を振るう。そして他のルナティクスを見て「俺はあいつらよりマシ」と言い訳をする。
逃げ続けた彼はやがて、その負債を払うこととなる。

サーヴァントへの態度

召喚していない。いても邪魔になるだけだから。
信じられるのは自分だけ。そして金と、賭博だけ。

役どころ

狂人と屑は紙一重かもしれない、と言うキャラ

因縁キャラ

須賀原サネミ
もう何人目かも数えるのも億劫な娘。
予期せぬ事態により自分の本当の娘になってしまった苛立ちから暴力を振るう。
それが最終的に彼へと向かう結末を呼ぶことになる。その最後の最後まで愛情は微塵も感じなかった。

■台詞

「………………」

「………………! ──ッ! ──ッ!!!」

「〜〜〜〜ッっ! !! !」

「……コロシ……テ」

■コメント

今は既に痛い目を見ている奴だとしても、
たとえこれが創作なフィクションだとしても、
嫌な奴書くのはなんかムカつく

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