最終更新:ID:GKXBI+RpsA 2021年05月08日(土) 21:05:56履歴
「涙を流すことも、嘆き悲しむことも、痛みを感じることも、傷を負うことも、全ては当事者の権利だ。俺は違う」
【氏名】宙赫 潤(そらかく じゅん)
【性別】男
【年齢】20歳
【出身】日本
【身長・体重】182cm・74kg
【肌色】アジアン【髪色】茶がかった黒【瞳色】暗い茶
【外見・容姿】荒んだ眼をしつつも健康的な青年。
【令呪の位置】─
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】魔法科学
【魔術属性】風
【魔術特性】振動
【魔術回路】質:C 量:D 編成:正常
【起源】『極夜』
【所属】時計塔
【契約サーヴァント】─
【性別】男
【年齢】20歳
【出身】日本
【身長・体重】182cm・74kg
【肌色】アジアン【髪色】茶がかった黒【瞳色】暗い茶
【外見・容姿】荒んだ眼をしつつも健康的な青年。
【令呪の位置】─
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】魔法科学
【魔術属性】風
【魔術特性】振動
【魔術回路】質:C 量:D 編成:正常
【起源】『極夜』
【所属】時計塔
【契約サーヴァント】─
分子にエネルギーを与え、振動を増加させ局所的に温度を上昇させる。その熱エネルギーを極限まで高め根源へ至ることが、宙赫家の想定した道筋の一つである。
あまり温度を高めすぎると周囲を自然発火させてしまうことと、およそ30秒程度しか一箇所に集中させられないのが目下の課題。
逆に意図的に発火させるためには、可燃ガスを使わなければ時間がかかるため、どっちつかずな性能。
本人いわくこんなもの電子レンジと変わらないとのこと。
極限まで鍛え上げることで、触れた物質の分子を細かく振動、分子結合を解除させて文字通り塵にすることも可能となりうる将来性を秘めているのだが、潤にはそこまでの才能は無い。
あるいはそこに至るために必要なエピソードも。
あまり温度を高めすぎると周囲を自然発火させてしまうことと、およそ30秒程度しか一箇所に集中させられないのが目下の課題。
逆に意図的に発火させるためには、可燃ガスを使わなければ時間がかかるため、どっちつかずな性能。
本人いわくこんなもの電子レンジと変わらないとのこと。
極限まで鍛え上げることで、触れた物質の分子を細かく振動、分子結合を解除させて文字通り塵にすることも可能となりうる将来性を秘めているのだが、潤にはそこまでの才能は無い。
あるいはそこに至るために必要なエピソードも。
魔術の影響で上がった体温や、負った火傷に対処するためのもの。
そう周囲には説明しているし実際その通りの使い方もしているが本命は別。
冷却スプレー内部のガスを活用して、即席の爆弾や火炎放射器とする武装。
実質的に暗器の類。
人に警戒されずに持ち歩ける。容易に手に入れられる。と言った利点はあるものの、飛行機には持ち込めないし、結局かさばるし、専用の礼装を作る腕があれば全くもって無用の長ものである。
そう周囲には説明しているし実際その通りの使い方もしているが本命は別。
冷却スプレー内部のガスを活用して、即席の爆弾や火炎放射器とする武装。
実質的に暗器の類。
人に警戒されずに持ち歩ける。容易に手に入れられる。と言った利点はあるものの、飛行機には持ち込めないし、結局かさばるし、専用の礼装を作る腕があれば全くもって無用の長ものである。
しっかりと伸びた背筋と、それに見合う優れたスタイル。
少々長めの明るい髪は地毛であり、やや奔放な印象を与えるものの、どちらかと言うと爽やかさ、華美さの方が目立つ。
そして、それら全てを台無しにするような鋭い目つきは、見た目を目当てとするような異性を寄せ付けず、潤が孤立する要因の一つでもある。
周囲を睥睨する目線は分け隔てなくあらゆるものに向けられ、何かしらの負の感情を持っていることがうかがえる。
少々長めの明るい髪は地毛であり、やや奔放な印象を与えるものの、どちらかと言うと爽やかさ、華美さの方が目立つ。
そして、それら全てを台無しにするような鋭い目つきは、見た目を目当てとするような異性を寄せ付けず、潤が孤立する要因の一つでもある。
周囲を睥睨する目線は分け隔てなくあらゆるものに向けられ、何かしらの負の感情を持っていることがうかがえる。
何事にも真剣に向き合うことをせず、常に投げやりな態度を隠そうともしない青年。
二言目には「だからどうした?俺には関係ない」と言わんばかりに物事を切り捨て、関わりを拒絶する。
それでいて他者を見下しているわけでもなく、むしろ常に自分の実力を必要以上に卑下して見る。
下等な存在が俺に近づくな、という感情ではなく、俺より上等なくせに寄ってくるな、という悪感情。
思い出話をすることを嫌い、自らの過去や精神性に踏み込まれることも嫌う。基本的に被害者思考であり、己が恵まれていないという免罪符を掲げているため、人を害することにも抵抗はない。
自分が人にどう見られるかに興味はなく、人が自分をどうするかにも興味はない。深く干渉しようとせず、誰かにとっての大切な人には決してならないし、誰かを大切に思うこともない。
孤高と言えば聞こえはいいが、実際は孤立、絶縁、単独。人間関係から切り離されているだけである。
イメージカラー:未使用の炭
特技:食べ物を電子レンジでチンする時に一回で最適な温度にまで持っていける
好きなもの:作中事件の規模が小さい映画
苦手なもの:ありがとうを言うこと
天敵:■■■
願い:家族が欲しい
【一人称】俺 【二人称】お前 【三人称】
二言目には「だからどうした?俺には関係ない」と言わんばかりに物事を切り捨て、関わりを拒絶する。
それでいて他者を見下しているわけでもなく、むしろ常に自分の実力を必要以上に卑下して見る。
下等な存在が俺に近づくな、という感情ではなく、俺より上等なくせに寄ってくるな、という悪感情。
思い出話をすることを嫌い、自らの過去や精神性に踏み込まれることも嫌う。基本的に被害者思考であり、己が恵まれていないという免罪符を掲げているため、人を害することにも抵抗はない。
自分が人にどう見られるかに興味はなく、人が自分をどうするかにも興味はない。深く干渉しようとせず、誰かにとっての大切な人には決してならないし、誰かを大切に思うこともない。
孤高と言えば聞こえはいいが、実際は孤立、絶縁、単独。人間関係から切り離されているだけである。
イメージカラー:未使用の炭
特技:食べ物を電子レンジでチンする時に一回で最適な温度にまで持っていける
好きなもの:作中事件の規模が小さい映画
苦手なもの:ありがとうを言うこと
天敵:■■■
願い:家族が欲しい
【一人称】俺 【二人称】お前 【三人称】
宙赫という苗字は潤の代から名乗り始めたもので、親兄弟の名前とは異なっている。
これは潤が本来家督を継ぐわけではなく、彼の妹が本家の名を継ぐはずだったためである。しかし、妹が事故でいなくなったことにより、苗字が異なるにも関わらず本家の当主となる未来が与えられた。
功名心が高く、家族の情に薄い潤にとって、これはまさに棚ぼたとも言える幸運であるはずだった。
しかし、潤の胸には、喜びと同時に怒りが湧いていた。妹を喪ったという悲しみではなく、己の関係の無いところで己にとっての幸運ととれる事態が起こり、なおかつ事後にさえ関われなかったという怒り。
自分の人生は他者の行動によって決められてしまうものであるのか。自分の輝かしい未来でさえも、自分自身の手で掴み取ることを許されないのか。
潤には物語は無い。
あらゆる事件は潤とは無関係の場所で起こり、終わる。
徹底して彼が何かに関わることはない。
たとえ何かになろうと手を伸ばしたところで、それはすぐさま世界に阻まれる。否、阻むことすらされない。なぜなら潤には資格が無いから。
少数の主役が世界をかけた戦いに挑む中で、潤はその他大勢のモブキャラクター。脇役どころか背景に映ることすら奇跡のような存在。生きていても、あるいは死んでいても世界に影響など無い。
人にはそれぞれ一つか二つ、自分の人生の岐路や、己を形作る出来事を抱えているものだが、潤にはそれが無い。
ゆえにひたすら、自分の人生に『何か』を求め願う。
しかし、その願いすらも狂おしい渇望という段階に到達できない。なぜなら彼は凡俗だから。願いの心すら、『何か』に裏打ちされた確固たる信念のものではなく、ただ単純に無いよりはあった方が良いという欲。
それでも潤は、それこそが全てだと嘯く。他に何も無いのなら、たとえかすかな欲求でさえも己にとっては激情であるのだと。
物語というものを求める潤は、家督を継ぐ前に放蕩の旅に出る。たった一人の後継者が手元を離れることに、父親は渋い顔をしたが、知ったことではなかった。30歳までには戻るという契約を交わして出奔。
そこで何か事件と出会えないか、何か、己の胸に響くものはないか。
なんて事のない、ありふれた自分探しを行なっている。
これは潤が本来家督を継ぐわけではなく、彼の妹が本家の名を継ぐはずだったためである。しかし、妹が事故でいなくなったことにより、苗字が異なるにも関わらず本家の当主となる未来が与えられた。
功名心が高く、家族の情に薄い潤にとって、これはまさに棚ぼたとも言える幸運であるはずだった。
しかし、潤の胸には、喜びと同時に怒りが湧いていた。妹を喪ったという悲しみではなく、己の関係の無いところで己にとっての幸運ととれる事態が起こり、なおかつ事後にさえ関われなかったという怒り。
自分の人生は他者の行動によって決められてしまうものであるのか。自分の輝かしい未来でさえも、自分自身の手で掴み取ることを許されないのか。
潤には物語は無い。
あらゆる事件は潤とは無関係の場所で起こり、終わる。
徹底して彼が何かに関わることはない。
たとえ何かになろうと手を伸ばしたところで、それはすぐさま世界に阻まれる。否、阻むことすらされない。なぜなら潤には資格が無いから。
少数の主役が世界をかけた戦いに挑む中で、潤はその他大勢のモブキャラクター。脇役どころか背景に映ることすら奇跡のような存在。生きていても、あるいは死んでいても世界に影響など無い。
人にはそれぞれ一つか二つ、自分の人生の岐路や、己を形作る出来事を抱えているものだが、潤にはそれが無い。
ゆえにひたすら、自分の人生に『何か』を求め願う。
しかし、その願いすらも狂おしい渇望という段階に到達できない。なぜなら彼は凡俗だから。願いの心すら、『何か』に裏打ちされた確固たる信念のものではなく、ただ単純に無いよりはあった方が良いという欲。
それでも潤は、それこそが全てだと嘯く。他に何も無いのなら、たとえかすかな欲求でさえも己にとっては激情であるのだと。
物語というものを求める潤は、家督を継ぐ前に放蕩の旅に出る。たった一人の後継者が手元を離れることに、父親は渋い顔をしたが、知ったことではなかった。30歳までには戻るという契約を交わして出奔。
そこで何か事件と出会えないか、何か、己の胸に響くものはないか。
なんて事のない、ありふれた自分探しを行なっている。
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