最終更新: nevadakagemiya 2017年11月30日(木) 15:15:44履歴
【性別】女性 【年齢】22歳 【出身】日本
【身長】161cm 【体重】57kg(義肢含む)
【肌色】やや色白【髪色】焦げ茶色【瞳色】鳶色
【スリーサイズ】 71/51/77
【血液型】O型
【誕生日】5月22日
【属性】混沌・中庸
【魔術属性】空
【魔術傾向】エーテル塊生成
【魔術回路】質:B 量:D
【特技】皮肉、引用、情報収集
【好きなもの】読書、映画鑑賞、ちょっかい
【苦手なもの】喧しい場所、無邪気な子供
【天敵】辛いもの
【イメージカラー】黒灰色
【令呪】左鎖骨上・花弁状
【起源】不到達
【サーヴァント・クラス】
【真名】
【身長】161cm 【体重】57kg(義肢含む)
【肌色】やや色白【髪色】焦げ茶色【瞳色】鳶色
【スリーサイズ】 71/51/77
【血液型】O型
【誕生日】5月22日
【属性】混沌・中庸
【魔術属性】空
【魔術傾向】エーテル塊生成
【魔術回路】質:B 量:D
【特技】皮肉、引用、情報収集
【好きなもの】読書、映画鑑賞、ちょっかい
【苦手なもの】喧しい場所、無邪気な子供
【天敵】辛いもの
【イメージカラー】黒灰色
【令呪】左鎖骨上・花弁状
【起源】不到達
【サーヴァント・クラス】
【真名】
焦げ茶色の癖っ毛をシャギーセミショートヘアにした日本人の女性。22歳。
悪戯っぽい輝きを秘めた大きな二重と高い鼻、薄い唇を備えたどこか猫のような雰囲気を持つ女。その体は痩せっぽちで小枝のように細く貧弱。スレンダーと言えば聞こえはいいが、激しい戦闘に耐えうる肉体を持っていたないということである。
チャコールグレーの簡素だが上質なワンピースに身を包み、右足だけに黒いサイハイソックスを穿いている。その足は膝から先が義足であり、左手で杖を突きながら引きずるように歩く。
普段は愛想のないぶすっとした顔をしているが、少しでも興味を引くものが目の前に現れると顔を歪ませるようににやりと笑う癖がある。結構表情豊か。
【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】奴
悪戯っぽい輝きを秘めた大きな二重と高い鼻、薄い唇を備えたどこか猫のような雰囲気を持つ女。その体は痩せっぽちで小枝のように細く貧弱。スレンダーと言えば聞こえはいいが、激しい戦闘に耐えうる肉体を持っていたないということである。
チャコールグレーの簡素だが上質なワンピースに身を包み、右足だけに黒いサイハイソックスを穿いている。その足は膝から先が義足であり、左手で杖を突きながら引きずるように歩く。
普段は愛想のないぶすっとした顔をしているが、少しでも興味を引くものが目の前に現れると顔を歪ませるようににやりと笑う癖がある。結構表情豊か。
【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】奴
露悪的で皮肉屋、口が悪く底意地が悪い。
人と関わり会うのは嫌いだが、蚊帳の外からちょっかいを出して事態をややこしくするのが大好きな気まぐれな性格。地獄耳かつ情報通で、彼女と関わり合いになると何故かプライベートのことまで知られていたり行動パターンを把握されていたりするちょっと底の知れない人物。
リアリストでペシミストな仮面を被っているが、中身は面倒見がよくロマンを解するタイプで、たまに普段の言動とは大きく異なる、夢見がちな少女のような発言をして周囲を驚かせることがある。
実のところ本性はだいぶ子供っぽいのだが、そんな自分を恥ずかしく思って隠しているが故の表面の態度なのだ。一方で、生まれながらに実力・権威主義の魔術師の世界で生きてきたこともまた事実であり、生死観についてはかなりドライで、人は死ぬときは死ぬものと捉え、自らも殺人に躊躇はない。不要な殺しを好むわけではないが、必要とあらば弱者であろうと容赦なくその命を奪う覚悟は決まっている。
ちなみに重度の貧乳コンプレックス。胸はやせっぽちの身体に違わず非常に小さいが、全くのゼロではないのが逆にコンプレックスを加速させている。自分の胸の話題が出ただけで露骨に機嫌が悪くなり、口をきかなくなる。
人と関わり会うのは嫌いだが、蚊帳の外からちょっかいを出して事態をややこしくするのが大好きな気まぐれな性格。地獄耳かつ情報通で、彼女と関わり合いになると何故かプライベートのことまで知られていたり行動パターンを把握されていたりするちょっと底の知れない人物。
リアリストでペシミストな仮面を被っているが、中身は面倒見がよくロマンを解するタイプで、たまに普段の言動とは大きく異なる、夢見がちな少女のような発言をして周囲を驚かせることがある。
実のところ本性はだいぶ子供っぽいのだが、そんな自分を恥ずかしく思って隠しているが故の表面の態度なのだ。一方で、生まれながらに実力・権威主義の魔術師の世界で生きてきたこともまた事実であり、生死観についてはかなりドライで、人は死ぬときは死ぬものと捉え、自らも殺人に躊躇はない。不要な殺しを好むわけではないが、必要とあらば弱者であろうと容赦なくその命を奪う覚悟は決まっている。
ちなみに重度の貧乳コンプレックス。胸はやせっぽちの身体に違わず非常に小さいが、全くのゼロではないのが逆にコンプレックスを加速させている。自分の胸の話題が出ただけで露骨に機嫌が悪くなり、口をきかなくなる。
彼女には聖杯に賭ける願いがあり、聖杯を得るために参加している。そのため戦いを止めるようなことはなくむしろ積極的に他陣営を脱落させることを狙っている。
自身は戦闘能力に欠け肉体的にも貧弱である一方、経歴に由来する豊富な知識と賢い頭脳があるため、戦略や策略を練り自身に優位な状況以外では戦闘を避けるように振る舞う。また魔術協会の一員であり倫理観も人並みにあるため、無用な犠牲は決して出そうとはしない。
魂食らいのような行為を行っている陣営があれば積極的に潰しに行こうとするような正義感も持っている。想定外の自体でもそこまで取り乱すタイプではないがなるべく想定通りに事が運んで欲しいと思っているため、不確定要素を多く含む陣営とはたとえそのサーヴァントが強力であったとしても同盟を組むことは望まない。
思いの外他者に入れ込みやすい性質を持っているのは自覚しているため、なるべく単独で聖杯戦争を勝ち抜こうと思っている。願いを叶えたい意志はとても強いため滅多なことでは聖杯戦争を放棄することはないが、事態によっては勝利よりもその収拾を優先する程度の精神的余裕はある。
自身は戦闘能力に欠け肉体的にも貧弱である一方、経歴に由来する豊富な知識と賢い頭脳があるため、戦略や策略を練り自身に優位な状況以外では戦闘を避けるように振る舞う。また魔術協会の一員であり倫理観も人並みにあるため、無用な犠牲は決して出そうとはしない。
魂食らいのような行為を行っている陣営があれば積極的に潰しに行こうとするような正義感も持っている。想定外の自体でもそこまで取り乱すタイプではないがなるべく想定通りに事が運んで欲しいと思っているため、不確定要素を多く含む陣営とはたとえそのサーヴァントが強力であったとしても同盟を組むことは望まない。
思いの外他者に入れ込みやすい性質を持っているのは自覚しているため、なるべく単独で聖杯戦争を勝ち抜こうと思っている。願いを叶えたい意志はとても強いため滅多なことでは聖杯戦争を放棄することはないが、事態によっては勝利よりもその収拾を優先する程度の精神的余裕はある。
蔑ろにするわけでもないが、深く尊重する訳でもない、まさにサーヴァントとマスターの関係。
自らもサーヴァントも聖杯を求めるが故に、自分が聖杯を獲る手助けをする代わりにサーヴァントに聖杯を提供してもらうギブアンドテイクの関係を望んでいる。基本的にはサーヴァントの事情に深入りしないように心がけているのだが、サーヴァントによっては性分ゆえか、面倒を見すぎて執着心が生まれてしまえ可能性も。
基本的に頭脳派で戦略家であるため、できる限りサーヴァントの情報は知っておくことを望む。
逆に戦略眼があるがゆえに場合によっては自身の情報を隠したり嘘をついたりすることもあるため、彼女の能力を評価し、そのような態度を慣用できる心の広さか理解のあるサーヴァントを持つことが望ましい。
自らもサーヴァントも聖杯を求めるが故に、自分が聖杯を獲る手助けをする代わりにサーヴァントに聖杯を提供してもらうギブアンドテイクの関係を望んでいる。基本的にはサーヴァントの事情に深入りしないように心がけているのだが、サーヴァントによっては性分ゆえか、面倒を見すぎて執着心が生まれてしまえ可能性も。
基本的に頭脳派で戦略家であるため、できる限りサーヴァントの情報は知っておくことを望む。
逆に戦略眼があるがゆえに場合によっては自身の情報を隠したり嘘をついたりすることもあるため、彼女の能力を評価し、そのような態度を慣用できる心の広さか理解のあるサーヴァントを持つことが望ましい。
巻き込まれ系マスターの案内役。
全陣営の中では中間くらいの位置につけているがなかなか脱落しない。主人公とは時に戦いつつ時に協力しつつ親しくなるも終盤でラスボスにサーヴァントだけやられてサポートに回る感じ。ヒロインにはならない。
全陣営の中では中間くらいの位置につけているがなかなか脱落しない。主人公とは時に戦いつつ時に協力しつつ親しくなるも終盤でラスボスにサーヴァントだけやられてサポートに回る感じ。ヒロインにはならない。
「は?お前もマスターで、私もマスター。だったら殺し合うのがスジってもんだろう」
「聖杯戦争知らないってお前……。仕方ない、少しばかり付き合えよ。いろはくらいなら教えてやる」
「断る。ひよっこと同盟なんて御免だね」
「生きてたのか、お前。互いになかなか生き汚いもんだね」
「ん?どうした?そうかそうか、やっぱり気になるよなー。可愛いモンなあいつ」
「なんだよ、お前らあそこまで行っといて何もなかったのかよ。つまんねぇな」
「聖杯戦争知らないってお前……。仕方ない、少しばかり付き合えよ。いろはくらいなら教えてやる」
「断る。ひよっこと同盟なんて御免だね」
「生きてたのか、お前。互いになかなか生き汚いもんだね」
「ん?どうした?そうかそうか、やっぱり気になるよなー。可愛いモンなあいつ」
「なんだよ、お前らあそこまで行っといて何もなかったのかよ。つまんねぇな」
古来より白壕家は優秀な母胎を持つとされ、その家系の多くの女性が魔術師の名家に嫁ぎ、優れた子を為してきた。一方で魔術師の家系としては大した芽が出ることはなく、質の高い魔術回路と魔術世界への関わりは断たれないながらも、優れた魔術師を輩出せずに徒に歴史のみを重ねていた。そんな一族の跡取りとして生まれたのが彼女である。
僅か3歳で魔術師としての才覚を示し、家のコネなども活かし15歳で時計塔へ留学。だが、積み重ねた魔術刻印のない彼女は学業で優秀な成績を修めようと、それ以上の進展は得られなかった。
そこで彼女は研究者の道を選ぶ。古い魔導書を解読し、時に自ら理論を開拓し、独自の魔術を開発することに全力を尽くした。彼女の才能はむしろそちらにこそ向いていたようで、自らの属性「空」に由来する不可視のエーテル塊制御術において新たな分野を開拓するにまで至った。だが、その栄光も短い期間で幕を下ろす。
20歳の春、実験中に発生した事故で偶然エーテル塊に不完全な形で召喚されたサーヴァントの"力"が暴走、右足を吹き飛ばされ全身に大きな怪我を負ってしまう。この時の傷跡は、今でも全身を覆い尽くすように残っている。彼女が率いていた研究チームも多くが死亡し、壊滅状態となったチームは彼女をよく思わない派閥による圧力で解体されてしまった。半年後に意識を取り戻した彼女がそれを聞いたときには、全てが終わっていた。
魔術協会での居場所を失った彼女は、所属してはいながらも本国へ戻り、生家に帰ることもなく地方都市に小さな工房を開く。そこで小規模な魔術の研究を続ける傍ら、自作の魔術礼装を作成、所属を問わず魔術師たちに売りさばくことで生計を立てて暮らしていた。また、自身の立場を守るために弱った身体を押して魔術協会の依頼を受け、調査や事件への対処にも度々出かけることもあった。
そんな中、彼女は協会の依頼によって調査に訪れたある場所に、聖杯が現れる予見があることを偶然調べ上げてしまう。彼女には聖杯を求めるだけの理由があった。彼女はこのことを協会に報告せず、密かにその地域の地脈や地形を把握、拠点を用意するなどして、着々と準備を進めていった。そしてある日、その身体に令呪が宿った――。
僅か3歳で魔術師としての才覚を示し、家のコネなども活かし15歳で時計塔へ留学。だが、積み重ねた魔術刻印のない彼女は学業で優秀な成績を修めようと、それ以上の進展は得られなかった。
そこで彼女は研究者の道を選ぶ。古い魔導書を解読し、時に自ら理論を開拓し、独自の魔術を開発することに全力を尽くした。彼女の才能はむしろそちらにこそ向いていたようで、自らの属性「空」に由来する不可視のエーテル塊制御術において新たな分野を開拓するにまで至った。だが、その栄光も短い期間で幕を下ろす。
20歳の春、実験中に発生した事故で偶然エーテル塊に不完全な形で召喚されたサーヴァントの"力"が暴走、右足を吹き飛ばされ全身に大きな怪我を負ってしまう。この時の傷跡は、今でも全身を覆い尽くすように残っている。彼女が率いていた研究チームも多くが死亡し、壊滅状態となったチームは彼女をよく思わない派閥による圧力で解体されてしまった。半年後に意識を取り戻した彼女がそれを聞いたときには、全てが終わっていた。
魔術協会での居場所を失った彼女は、所属してはいながらも本国へ戻り、生家に帰ることもなく地方都市に小さな工房を開く。そこで小規模な魔術の研究を続ける傍ら、自作の魔術礼装を作成、所属を問わず魔術師たちに売りさばくことで生計を立てて暮らしていた。また、自身の立場を守るために弱った身体を押して魔術協会の依頼を受け、調査や事件への対処にも度々出かけることもあった。
そんな中、彼女は協会の依頼によって調査に訪れたある場所に、聖杯が現れる予見があることを偶然調べ上げてしまう。彼女には聖杯を求めるだけの理由があった。彼女はこのことを協会に報告せず、密かにその地域の地脈や地形を把握、拠点を用意するなどして、着々と準備を進めていった。そしてある日、その身体に令呪が宿った――。
僅か15歳で単身英国へ留学した彼女は、その出自と若さ、優れた故か周囲から距離を開けられてしまい、孤独な日々を過ごしていた。礼儀を繕うのが苦手だったこともあって優秀であるにも関わらず教員陣からの受けも悪く、塔内では浮いた存在だったのである。
そんな彼女に声をかけてくれたのが、ある一組の男女であった。アメリカ出身の青年リーとイラン出身の少女サファンのカップルは、どちらも時計塔から縁遠い土地から来たために初めははぐれものであったが、その性格によりすぐに英国の権威主義の隙間に滑り込み、他の学生と仲睦まじく過ごしていた。そんな彼らが偶然ちょっとしたトラブルにより臨音としばらくの間過ごしたことから意気投合。誰にも替えられぬ親友となったのである。
そして彼らとの繋がりから臨音は孤独な立ち位置を脱し、その才能により一派閥を築くまでになった。この派閥は彼女の卒業後もそのまま強い結びつきを持ち続け、研究チームの結成へと繋がり…そして実験事故により崩壊した。
リーは右腕を失い……サファンは脳の損傷と呪いにより廃人と化した。二ヶ月後に結婚式を控えていた四月の出来事だった。原因不明の事故、そしてまだ確立されていなかった魔術の暴走。新しい分野を開拓していたがために、科学を用いても、魔術を用いても、サファンを癒やす術は存在しなかった。
だが時計塔のエリートである臨音は、今の人類の技術では不可能なことであっても、それを叶える手段を知っていた。聖杯戦争。いかなる願望をも叶えることができるという万能の願望器。そして、たとえ神代の魔法使いであろうと、伝説の名医であろうと召喚できるというサーヴァントシステム。それに、彼女は願いを託さざるを得なかった。
サファンのため、リーのため、そして何より二人とチームの仲間たちへの贖罪のため、白壕臨音は殺し合いへ身を投じる決意を固めたのである。
そんな彼女に声をかけてくれたのが、ある一組の男女であった。アメリカ出身の青年リーとイラン出身の少女サファンのカップルは、どちらも時計塔から縁遠い土地から来たために初めははぐれものであったが、その性格によりすぐに英国の権威主義の隙間に滑り込み、他の学生と仲睦まじく過ごしていた。そんな彼らが偶然ちょっとしたトラブルにより臨音としばらくの間過ごしたことから意気投合。誰にも替えられぬ親友となったのである。
そして彼らとの繋がりから臨音は孤独な立ち位置を脱し、その才能により一派閥を築くまでになった。この派閥は彼女の卒業後もそのまま強い結びつきを持ち続け、研究チームの結成へと繋がり…そして実験事故により崩壊した。
リーは右腕を失い……サファンは脳の損傷と呪いにより廃人と化した。二ヶ月後に結婚式を控えていた四月の出来事だった。原因不明の事故、そしてまだ確立されていなかった魔術の暴走。新しい分野を開拓していたがために、科学を用いても、魔術を用いても、サファンを癒やす術は存在しなかった。
だが時計塔のエリートである臨音は、今の人類の技術では不可能なことであっても、それを叶える手段を知っていた。聖杯戦争。いかなる願望をも叶えることができるという万能の願望器。そして、たとえ神代の魔法使いであろうと、伝説の名医であろうと召喚できるというサーヴァントシステム。それに、彼女は願いを託さざるを得なかった。
サファンのため、リーのため、そして何より二人とチームの仲間たちへの贖罪のため、白壕臨音は殺し合いへ身を投じる決意を固めたのである。
時計塔所属時に彼女が生み出した新たな魔術体系。
魔術そのものを開発しその特許で生計を立てているマスターは少なくないが、新たな体系まで生み出す者は稀である。
彼女が生み出した魔術は、魔力により生成したエーテルを、特別な性質を与えることなくそのままの純粋な形で利用し、そこへ「肉」を与えることにより物体そのものを魔力から形成し形にするというもの。本来は役に立たないといわれていたエーテル塊を利用可能に加工する魔術体系は彼女の発明である。
理論的には投影魔術に近いが、重要なのはイメージの出力ではなく単純な物体の形成であるためにそのハードルが低いということである。形を生み出してからそれを加工するという形で課程が入れ替わっているため、咄嗟の対応力に優れていると言える。一方で生み出したものはあくまでもエーテル塊の加工品であり贋作やコピーではないため、その性質や能力を模倣することはできないのが欠点である。
単純に物理攻撃に用いるほか、枷を生成することによる敵の拘束、簡易的な武器や障壁の形成、更には囮やダミーの生成にまで用いることのできる、非常に汎用性に優れる魔術。
魔術そのものを開発しその特許で生計を立てているマスターは少なくないが、新たな体系まで生み出す者は稀である。
彼女が生み出した魔術は、魔力により生成したエーテルを、特別な性質を与えることなくそのままの純粋な形で利用し、そこへ「肉」を与えることにより物体そのものを魔力から形成し形にするというもの。本来は役に立たないといわれていたエーテル塊を利用可能に加工する魔術体系は彼女の発明である。
理論的には投影魔術に近いが、重要なのはイメージの出力ではなく単純な物体の形成であるためにそのハードルが低いということである。形を生み出してからそれを加工するという形で課程が入れ替わっているため、咄嗟の対応力に優れていると言える。一方で生み出したものはあくまでもエーテル塊の加工品であり贋作やコピーではないため、その性質や能力を模倣することはできないのが欠点である。
単純に物理攻撃に用いるほか、枷を生成することによる敵の拘束、簡易的な武器や障壁の形成、更には囮やダミーの生成にまで用いることのできる、非常に汎用性に優れる魔術。
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