kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】賈南風
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性
【身長・体重】155cm・50kg
【肌色】白(本来は黒)　【髪色】黒　【瞳色】黒
【スリーサイズ】
【外見・容姿】赤いビジネスドレスを来て派手な扇子を持ったロングヘアの女性
【地域】中国
【年代】古代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力：E　耐久：D　敏捷：E　魔力：C　幸運：A　宝具： A


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自身の気配を消す能力。主に隠密行動に適している……本来は。
このアサシンの場合、抱く陰謀を相手に気取られにくい。あるいは気取られても明確な証拠を掴ませにくいという形になっている。

ダーク・テトラッド。
自身の地位や権力を保つための身振り手振り、そして策略と計算。
扇動、諜報、破壊工作、分割思考、加虐体質などを複合する対人・対国スキル。

人々を観察し、理解する技術。
ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、これを忘れない記憶力が重要とされる。
…アサシンは自身に最も利益を齎す存在を探すためにこの技術を使っているのだが。
アサシンが取り立てた賈模・裴頠・張華の三人は有能かつ良識ある官僚であり、彼らの手腕によって内乱で荒廃した晋はある程度持ち直した。

本来は妖怪・化生の類のみが操る術。如何なる伝手によるものか、アサシンはほんの触りとはいえ修得している。
追い落とし餓死させた楊芷があの世で司馬炎に冤罪を訴えないよう呪詛を掛けたり
市街の男性を誘惑し肉体関係を持った上で口封じに殺害する等に利用していた。

ランク：A　種別：対人宝具　レンジ：-　最大捕捉：-
敵対していた楊駿、楊珧、楊済。更には帝族である司馬亮と司馬瑋までもを謀殺し、賈模・裴頠・張華を取り立てた事で結果的に晋の延命に成功した逸話が昇華した常時発動型宝具。

直接・間接を問わずアサシンが誰かを殺害する度自動で魂喰いを行い、得た魔力を用いて殺害した対象より全ステータスが1ランク高い傀儡を作成出来る。
傀儡は宝具の使用こそ出来ないがアサシンに絶対の忠誠を抱く。

中国西晋の第2代恵帝の皇后。
色黒、醜悪、嫉妬深いと外見と性格では他の皇后候補より明らかに劣っていたにも関わらず、母である郭槐の助力と類い稀なる知能によって皇后の地位にまで上り詰めた悪女である。

賈南風は非常に残忍で、身重の側室を嫉妬心から胎児ごと手に掛けた事を始めとして、敵対していた楊駿・楊珧・楊済を三族鏖殺して楊氏の勢力を削いだり、自身の権限を抑え込んでいた司馬亮を司馬瑋に殺害させたり、その司馬瑋もまた詔を偽造した罪をでっち上げて殺害したりしていた。

邪魔者を全て排除し権勢を完全に掌握した賈南風は全く政治に関わらず大っぴらに遊興に耽る日々を過ごしていた。
市井に出て気に入った男を宮廷に連れ込み肉体関係を持った上で口封じに殺害したり、贅沢三昧だったりとやりたい放題やっていたが、自分に媚びへつらっていた司馬倫のクーデターにより誅殺される。

賈南風は男児を産む事が出来なかった事もあり、晋国滅亡の重大な切欠を作った人物である事は間違いないが、
彼女が権勢を握った9年間は賈模・裴頠・張華の尽力もあり晋国内は安定していたという。

史実として伝えられている通り血を見る事が好きな残忍で嫉妬深い性格。
しかし彼女の本質は有能な怠け者であり、いかに楽して自分より優れた相手を排除するか、あるいは自分は働かず可能な限り長期間利益を得られる体制を作る方法を常に考え連続けている。

彼女がその気になれば晋をより長く繁栄させる事も出来たかもしれないが、そうしなかった理由はただ一つ。
｢いくら私あたくしが頑張っても阿呆な司馬の皆様の贅肉を増やす結果にしかならない事は妖術を使うまでもなく目に見えておりましたもの。私あたくしが可能な限り長く楽しめる体制を作る方が余程有意義ですわ。｣

あとで

×：悪役令嬢　○：虐殺令嬢