BaldurRaven CLEAR-STICKER
最終更新：
nevadakagemiya 2019年04月20日(土) 15:19:56履歴
[メールが届いています：新着三件]
[↳差出人：加々知重工 代表取締役 加々知染土]
『始めまして、だろうか。私は加々知重工代表取締役加々知染土だ。今日は君に頼みたいことがあってこのメールを書いている』
『頼みとは他でもない。我が社で製造している"バルドール"のことで少しね。……『白色騎士 』。君も知っているだろう？』
『我々が産み出した"バルドール"のオリジン、その製作者である『白色騎士』。そもそも、あれを招聘したのが間違いだった』
『あれに第一回大会出場を依頼したのはネームバリューによる客寄せだと世間では言われているらしいね』
『だが真実は違う。我々は"オリジン"を作ろうとしたんだ。"オリジン"たる奴を倒し、機体性能の差を見せつけることで』
『エキシビションマッチで優勝者と奴を戦わせ"バルドール"の優秀さを世界に見せつける。あの機体相手であれば我々の"バルドール"が負けるはずはなかった』
『……目論見は成功するかに思われた。しかし、奴は我々を嘲笑うかのように大会の当日に全くの新造機体を持ち込み圧倒した！』
『それからの四大会でも奴は繰り返し続けた。『白色騎士』は我々の研究を、ユーザーの努力を、未だ虚仮にしている』
『このままでは"バルドール"は終わりだ……勝利者の決まった戦いなんて誰が好き好んで参戦したがる？』
『それだけじゃない。我々はユーザーとスポンサー企業の架け橋となり双方に利益を齎すことを計画していた』
『"バルドール"に企業ロゴを貼り付けて活躍する……たったそれだけで新パーツと収入を得られる。夢の計画だ』
『計画は成功した。だが、斜陽に入ろうとしている。原因は無論『白色騎士』。奴はスポンサーの協力を受けていない』
『我々の想定では頂点が入れ替わることでスポンサー同士の競争を煽り、より多くのユーザーへの出資がされる予定だったが……』
『現状は協賛無し(クリアステッカー)が不動の頂点。次の株式総会で彼らは"バルドール"の宣伝能力について問われることだろう』
『最悪の場合では出資自体が取りやめになる。そうなれば"バルドール"の未来は先細りしかない』
『断言しよう。奴は、『白色騎士』は"バルドール"そのものを滅ぼそうとしている』
『……頼む。次の大会までにランカー戦を勝ち抜き、奴を王座から蹴り出してくれ。それしか"バルドール"の生きる道はない』
『報酬は前金で7000。成功報酬は15000。出来うる限りのバックアップもしよう。君だけが頼りなんだ。…………それじゃ』
[メールが届いています：新着二件]
[↳差出人：四十田ニューエネルギー 代表取締役 フォンゼ・ハルロート]
『こんにちは。四十田ニューエネルギー代表取締役フォンゼ・ハルロートです』
『"バルドール"非公式戦トップランカーである貴方様に折り入ってお願いがございます』
『ところで。貴方様は"バルドール"を取り巻いている利権関係をご存知でしょうか？』
『現在"バルドール"には加々知重工による完全独占が行われており、内部は大変不明瞭なものとなっているのです』
『それに乗じて加々知重工はスポンサーからの出資の中間搾取を行っているのです。悲しいですがこれが現状なのです』
『我々の調査では加々知重工とフロント企業が幾つもの子会社を経由した仲介ルートを形成していることがわかっています』
『このルートで損なわれるのは出資額の約80%と見られます。我々の出資はユーザーの皆様に二割しか届いていないのです』
『無論出資から手を引くべきと唱える声もあります。ですが我々は"バルドール"をこのまま朽ちさせるのは余りにも惜しいと思うのです』
『我々四十田ニューエネルギーは"バルドール"に可能性を見ています。しかし、我々は加々知重工を肥え太らせたいわけではありません』
『よって、我々は他のスポンサーと手を取り合い、企業連合として加々知重工に対抗することを決意致しました』
『貴方様には我々スポンサー企業連合の旗印として加々知重工の手から"バルドール"を救い出すお手伝いをお願いしたいのです』
『具体性を伴うと公式ランカー戦を勝ち抜き、我々企業連の代表者として『白色騎士』に勝利していただきたいのです』
『我々、いえ、私は貴方様なら『白色騎士』に勝利できると信じています。……私情を挟みました。申し訳ありません』
『報酬は前払いで9000。成功報酬は20000です。加々知重工の純正品には劣りますが我々企業連合で製造したパーツなども支給させていただきます』
『それでは、色良いお返事をいただけることを願いながら貴方様をお待ちしております』
[メールが届いています：新着一件]
[↳差出人：CLEAR-STICKER]
『どうやら君は重工と企業連の両方に打診を受けているようだが、私から言えば彼らは欺瞞の塊だ』
『加々知重工は裏で有力ランカーを始末することで私を頂点に留め、スポンサーの金を貪り続けている』
『企業連も企業連。彼らの狙いは"バルドール"を重工から解放することなどではなく、乗っ取り。つまり寡占だ』
『重工を排除し企業連内の数社が開発したパーツで市場を覆い利権を自らのものにしようとしているんだよ』
『……下らない企業闘争に巻き込まれるのには飽き飽きだ。うんざりしてるんだよ。私はもうこんな役目は御免だ』
『私は工業都市「横浜」に"バルドール"産業に介入するよう話をつけた。「横浜」が参入すればどちらの謀略も水の泡だろうさ』
『だが、介入にはつけ入る隙が必要だ。今のランカーは重工と企業連の手駒。彼らを一掃しなければ「横浜」は締め出されたままとなる』
『だからこそ君に依頼しよう。『白色騎士』を継げ。企業に属さない唯一最強のランカーになれ』
『報酬など存在しない。バックアップもない。得られるのは名誉、最強の称号だけだ』
『それでも良いと言うなら、君が自分の力を信じると言うなら、誰の助けも借りずランカー戦を勝ち上がってこい』
『私の替わりになれるのは君だけだ。…………どうか、くれぐれも失望させてくれるなよ？』
『これがBaldurの真実。お前はこの世界に不要だ、イレギュラー』
『私は、私だけは貴方様を信じています。……ご武運を』
各ルート
加々知重工
企業連合
白色騎士
登場人物
主人公
加々知染土
フォンゼ・ハルロート
『白色騎士』
レヴァナント・ラビット
コメント
[↳差出人：加々知重工 代表取締役 加々知染土]
『始めまして、だろうか。私は加々知重工代表取締役加々知染土だ。今日は君に頼みたいことがあってこのメールを書いている』
『頼みとは他でもない。我が社で製造している"バルドール"のことで少しね。……『
『我々が産み出した"バルドール"のオリジン、その製作者である『白色騎士』。そもそも、あれを招聘したのが間違いだった』
『あれに第一回大会出場を依頼したのはネームバリューによる客寄せだと世間では言われているらしいね』
『だが真実は違う。我々は"オリジン"を作ろうとしたんだ。"オリジン"たる奴を倒し、機体性能の差を見せつけることで』
『エキシビションマッチで優勝者と奴を戦わせ"バルドール"の優秀さを世界に見せつける。あの機体相手であれば我々の"バルドール"が負けるはずはなかった』
『……目論見は成功するかに思われた。しかし、奴は我々を嘲笑うかのように大会の当日に全くの新造機体を持ち込み圧倒した！』
『それからの四大会でも奴は繰り返し続けた。『白色騎士』は我々の研究を、ユーザーの努力を、未だ虚仮にしている』
『このままでは"バルドール"は終わりだ……勝利者の決まった戦いなんて誰が好き好んで参戦したがる？』
『それだけじゃない。我々はユーザーとスポンサー企業の架け橋となり双方に利益を齎すことを計画していた』
『"バルドール"に企業ロゴを貼り付けて活躍する……たったそれだけで新パーツと収入を得られる。夢の計画だ』
『計画は成功した。だが、斜陽に入ろうとしている。原因は無論『白色騎士』。奴はスポンサーの協力を受けていない』
『我々の想定では頂点が入れ替わることでスポンサー同士の競争を煽り、より多くのユーザーへの出資がされる予定だったが……』
『現状は協賛無し(クリアステッカー)が不動の頂点。次の株式総会で彼らは"バルドール"の宣伝能力について問われることだろう』
『最悪の場合では出資自体が取りやめになる。そうなれば"バルドール"の未来は先細りしかない』
『断言しよう。奴は、『白色騎士』は"バルドール"そのものを滅ぼそうとしている』
『……頼む。次の大会までにランカー戦を勝ち抜き、奴を王座から蹴り出してくれ。それしか"バルドール"の生きる道はない』
『報酬は前金で7000。成功報酬は15000。出来うる限りのバックアップもしよう。君だけが頼りなんだ。…………それじゃ』
[メールが届いています：新着二件]
[↳差出人：四十田ニューエネルギー 代表取締役 フォンゼ・ハルロート]
『こんにちは。四十田ニューエネルギー代表取締役フォンゼ・ハルロートです』
『"バルドール"非公式戦トップランカーである貴方様に折り入ってお願いがございます』
『ところで。貴方様は"バルドール"を取り巻いている利権関係をご存知でしょうか？』
『現在"バルドール"には加々知重工による完全独占が行われており、内部は大変不明瞭なものとなっているのです』
『それに乗じて加々知重工はスポンサーからの出資の中間搾取を行っているのです。悲しいですがこれが現状なのです』
『我々の調査では加々知重工とフロント企業が幾つもの子会社を経由した仲介ルートを形成していることがわかっています』
『このルートで損なわれるのは出資額の約80%と見られます。我々の出資はユーザーの皆様に二割しか届いていないのです』
『無論出資から手を引くべきと唱える声もあります。ですが我々は"バルドール"をこのまま朽ちさせるのは余りにも惜しいと思うのです』
『我々四十田ニューエネルギーは"バルドール"に可能性を見ています。しかし、我々は加々知重工を肥え太らせたいわけではありません』
『よって、我々は他のスポンサーと手を取り合い、企業連合として加々知重工に対抗することを決意致しました』
『貴方様には我々スポンサー企業連合の旗印として加々知重工の手から"バルドール"を救い出すお手伝いをお願いしたいのです』
『具体性を伴うと公式ランカー戦を勝ち抜き、我々企業連の代表者として『白色騎士』に勝利していただきたいのです』
『我々、いえ、私は貴方様なら『白色騎士』に勝利できると信じています。……私情を挟みました。申し訳ありません』
『報酬は前払いで9000。成功報酬は20000です。加々知重工の純正品には劣りますが我々企業連合で製造したパーツなども支給させていただきます』
『それでは、色良いお返事をいただけることを願いながら貴方様をお待ちしております』
[メールが届いています：新着一件]
[↳差出人：CLEAR-STICKER]
『どうやら君は重工と企業連の両方に打診を受けているようだが、私から言えば彼らは欺瞞の塊だ』
『加々知重工は裏で有力ランカーを始末することで私を頂点に留め、スポンサーの金を貪り続けている』
『企業連も企業連。彼らの狙いは"バルドール"を重工から解放することなどではなく、乗っ取り。つまり寡占だ』
『重工を排除し企業連内の数社が開発したパーツで市場を覆い利権を自らのものにしようとしているんだよ』
『……下らない企業闘争に巻き込まれるのには飽き飽きだ。うんざりしてるんだよ。私はもうこんな役目は御免だ』
『私は工業都市「横浜」に"バルドール"産業に介入するよう話をつけた。「横浜」が参入すればどちらの謀略も水の泡だろうさ』
『だが、介入にはつけ入る隙が必要だ。今のランカーは重工と企業連の手駒。彼らを一掃しなければ「横浜」は締め出されたままとなる』
『だからこそ君に依頼しよう。『白色騎士』を継げ。企業に属さない唯一最強のランカーになれ』
『報酬など存在しない。バックアップもない。得られるのは名誉、最強の称号だけだ』
『それでも良いと言うなら、君が自分の力を信じると言うなら、誰の助けも借りずランカー戦を勝ち上がってこい』
『私の替わりになれるのは君だけだ。…………どうか、くれぐれも失望させてくれるなよ？』
『これがBaldurの真実。お前はこの世界に不要だ、イレギュラー』
『人は、あまりにも不安定すぎる』
『私は、私だけは貴方様を信じています。……ご武運を』
『ハッハー！ よく奴を追い詰めたニューカマー！ だがオリジンになるのはこの俺だ！ 騙して悪いがお前も死んでくれや！』
『おめでとう、ニューカマー。よくぞここまで勝ち上がった。────それでは、君には消えて貰おうか』
"敵、ランカーBaldurを確認しました。クリアステッカーです。"
各ルート 
加々知重工
難易度
最も低い。癖がなく使いやすい加々知重工のパーツを潤沢に得られるため初心者でも楽に進める。
あらすじ
"バルドール"を開発した加々知重工のステッカーでランカー戦を勝ち抜き『白色騎士』に挑むオーソドックスなルート。
『白色騎士』戦でAPを五割以上削ると依頼人であるはずの加々知染土が強襲し『白色騎士』を破壊。
彼の目的は"バルドール"の存続などではなく自分自身がランカーの頂点に君臨することだったのだ。
主人公を自身の地位を脅かす危険因子と判断した加々知は、目的達成の邪魔となる彼を排除しにかかる。
エンディング
主人公の尽力で加々知がランカーの大量失踪事件や数々の汚職に関わっていたことが明るみになり"バルドール"プロジェクトは凍結。
"バルドール"自体が白眼視されるようになり、自粛ムードが立ち込める中で主人公も『白色騎士』も人々から忘れ去られることとなる。
最も低い。癖がなく使いやすい加々知重工のパーツを潤沢に得られるため初心者でも楽に進める。
あらすじ
"バルドール"を開発した加々知重工のステッカーでランカー戦を勝ち抜き『白色騎士』に挑むオーソドックスなルート。
『白色騎士』戦でAPを五割以上削ると依頼人であるはずの加々知染土が強襲し『白色騎士』を破壊。
彼の目的は"バルドール"の存続などではなく自分自身がランカーの頂点に君臨することだったのだ。
主人公を自身の地位を脅かす危険因子と判断した加々知は、目的達成の邪魔となる彼を排除しにかかる。
エンディング
主人公の尽力で加々知がランカーの大量失踪事件や数々の汚職に関わっていたことが明るみになり"バルドール"プロジェクトは凍結。
"バルドール"自体が白眼視されるようになり、自粛ムードが立ち込める中で主人公も『白色騎士』も人々から忘れ去られることとなる。
企業連合
難易度
急激に上がる。企業連のパーツは重工のパーツより性能が高いが曲者揃いで慣れが必要。中〜上級者向け。
あらすじ
スポンサー企業連合の中核を為す四十田ニューエネルギーのステッカーでランカー戦を勝ち抜くルート。
あくまで競技だった重工ルートとは打って変わって、ランカーを始末するために送り込まれた重工からの刺客たちと殺し合うことになる。
やがてランク二位となった主人公は『白色騎士』に挑む権利を与えられ……
エンディング
『白色騎士』を倒した後、企業連は重工の不正を糾弾。"バルドール"の利権を奪い永久に追放する。
主人公は最強のランカーとして君臨し、四十田ニューエネルギーの正式な契約選手として活躍を重ねる。
しかし、ある切っ掛けで、企業連がランカーに圧力を掛け主人公の地位を不可侵領域としていたことが発覚。
これが作られた栄光であったことを知った主人公は独自に調査を行い、企業連の様々な闇を目の当たりにした彼は、
告発を決意し記者に協力を求めたが、記者が突然失踪し、「次はない」とのメッセージが送られて来た。
もはや自分はこの闇から抜け出せないのだと自覚した主人公は諦念に陥り、全てに目を瞑ることを肯定した。
急激に上がる。企業連のパーツは重工のパーツより性能が高いが曲者揃いで慣れが必要。中〜上級者向け。
あらすじ
スポンサー企業連合の中核を為す四十田ニューエネルギーのステッカーでランカー戦を勝ち抜くルート。
あくまで競技だった重工ルートとは打って変わって、ランカーを始末するために送り込まれた重工からの刺客たちと殺し合うことになる。
やがてランク二位となった主人公は『白色騎士』に挑む権利を与えられ……
エンディング
『白色騎士』を倒した後、企業連は重工の不正を糾弾。"バルドール"の利権を奪い永久に追放する。
主人公は最強のランカーとして君臨し、四十田ニューエネルギーの正式な契約選手として活躍を重ねる。
しかし、ある切っ掛けで、企業連がランカーに圧力を掛け主人公の地位を不可侵領域としていたことが発覚。
これが作られた栄光であったことを知った主人公は独自に調査を行い、企業連の様々な闇を目の当たりにした彼は、
告発を決意し記者に協力を求めたが、記者が突然失踪し、「次はない」とのメッセージが送られて来た。
もはや自分はこの闇から抜け出せないのだと自覚した主人公は諦念に陥り、全てに目を瞑ることを肯定した。
白色騎士
難易度
凄まじく高い。企業からの協力が無いために優秀なパーツの購入や機体の強化には稼ぎが必須となる。
あらすじ
誰からの援助も受けない『協賛無しの選手 』としてランカー戦に挑む孤軍奮闘ルート。
重工からの刺客はもちろんのこと企業連からの妨害工作を受けながらたった一人で全ランカーを叩き潰すことになる。
ランク二位の地位を得たところで依頼人である『白色騎士』からの連絡が届き、アリーナ最深部に呼び出される。
だがそこで待っていたのは歓待などではなく『白色騎士』からの奇襲であった。
『白色騎士』が後継者に欲したのは主人公ではない。主人公が積み上げた功績と機体。そして無数の戦闘データ。
これらを元に戦闘AIを作り上げ、同じアセンブリの機体に搭載することで『白色騎士』の後釜に据えようとしていたのだ。
本性を表した『白色騎士』を主人公は破壊。しかしすぐさま第二の『白色騎士』が主人公を襲う。
『白色騎士』は自身もAIであることを仄めかし、アリーナに接続されたコアを破壊しない限り不滅だと語る。
無数の『白色騎士』に取り囲まれながら主人公の最後のミッションが始まった……
エンディング
アリーナを破壊し『白色騎士』を倒した主人公はアリーナの持ち主である重工の反感を買いトップランカーながら永久追放を受ける。
それから半年の月日が経つ間に加々知重工の後ろ暗い部分がマスコミに取り上げられ、株主に責任を問われて上位層が総辞職。
プロジェクトは凍結寸前に陥ったが「横浜」が"バルドール"市場への参画を条件とした資金注入を発表し「横浜」主導で再開されることに。
結果、重工を取り込んだ「横浜」と企業連のパワーバランスは拮抗し、"バルドール"市場は健全な自由市場へと変化していく。
そして「横浜」との提携後初の公式大会が開催されるに当たって主人公への永久追放処分が撤回されることになる。
かくして。王座に至り、王座を破壊し、地位を失った無冠の帝王は、観客席から轟く万雷の歓声の中を悠々と凱旋するのであった。
凄まじく高い。企業からの協力が無いために優秀なパーツの購入や機体の強化には稼ぎが必須となる。
あらすじ
誰からの援助も受けない『
重工からの刺客はもちろんのこと企業連からの妨害工作を受けながらたった一人で全ランカーを叩き潰すことになる。
ランク二位の地位を得たところで依頼人である『白色騎士』からの連絡が届き、アリーナ最深部に呼び出される。
だがそこで待っていたのは歓待などではなく『白色騎士』からの奇襲であった。
『白色騎士』が後継者に欲したのは主人公ではない。主人公が積み上げた功績と機体。そして無数の戦闘データ。
これらを元に戦闘AIを作り上げ、同じアセンブリの機体に搭載することで『白色騎士』の後釜に据えようとしていたのだ。
本性を表した『白色騎士』を主人公は破壊。しかしすぐさま第二の『白色騎士』が主人公を襲う。
『白色騎士』は自身もAIであることを仄めかし、アリーナに接続されたコアを破壊しない限り不滅だと語る。
無数の『白色騎士』に取り囲まれながら主人公の最後のミッションが始まった……
エンディング
アリーナを破壊し『白色騎士』を倒した主人公はアリーナの持ち主である重工の反感を買いトップランカーながら永久追放を受ける。
それから半年の月日が経つ間に加々知重工の後ろ暗い部分がマスコミに取り上げられ、株主に責任を問われて上位層が総辞職。
プロジェクトは凍結寸前に陥ったが「横浜」が"バルドール"市場への参画を条件とした資金注入を発表し「横浜」主導で再開されることに。
結果、重工を取り込んだ「横浜」と企業連のパワーバランスは拮抗し、"バルドール"市場は健全な自由市場へと変化していく。
そして「横浜」との提携後初の公式大会が開催されるに当たって主人公への永久追放処分が撤回されることになる。
かくして。王座に至り、王座を破壊し、地位を失った無冠の帝王は、観客席から轟く万雷の歓声の中を悠々と凱旋するのであった。
登場人物
主人公
誰なのかはわからない。きっと泥。多分泥。いやどっちかというと泥。
サーヴァントでもマスターでも構わない。プレイアブルキャラクターとなり得る誰か。
サーヴァントでもマスターでも構わない。プレイアブルキャラクターとなり得る誰か。
案外、継承の王の失敗作とかかもしれない。
加々知染土
"バルドール"を開発させた張本人にして『サーペントFP95』に搭乗するランク二位のアリーナ・ランカー。
上昇志向が強く、自身がランカー最強であると証明することに執着しており、そのためなら裏切りや闇討ち、脅迫も辞さない。
搦手が通用しない『白色騎士』を目の敵にし、『白色騎士』を自分の手で倒すための叩き台としようと主人公を利用した。
上昇志向が強く、自身がランカー最強であると証明することに執着しており、そのためなら裏切りや闇討ち、脅迫も辞さない。
搦手が通用しない『白色騎士』を目の敵にし、『白色騎士』を自分の手で倒すための叩き台としようと主人公を利用した。
フォンゼ・ハルロート
四十田ニューエネルギーの社長令嬢。若年ながらも実力でその地位を手に入れている。
"バルドール"に強い憧れを持つが父の意向で選手登録は叶わなかったため、スポンサーとして業界に関わろうとした。
企業連の中でも唯一、利権や市場に関わる目論見なしに"バルドール"の興隆を純粋に望んでいる人物だった。
しかし企業連ルートエンディングでは利益に目が眩んだ社長に"バルドール"の担当者を解任されることになり、
結果的には彼女自らの功績で業界を腐り果てさせる憂き目を呼ぶこととなった。
"バルドール"に強い憧れを持つが父の意向で選手登録は叶わなかったため、スポンサーとして業界に関わろうとした。
企業連の中でも唯一、利権や市場に関わる目論見なしに"バルドール"の興隆を純粋に望んでいる人物だった。
しかし企業連ルートエンディングでは利益に目が眩んだ社長に"バルドール"の担当者を解任されることになり、
結果的には彼女自らの功績で業界を腐り果てさせる憂き目を呼ぶこととなった。
『白色騎士』
加々知重工が"オリジン"の戦闘データから開発した機体。重工一強の利権関係を保つために作られた。
機体はアリーナの統合制御コンピューターAIによって操作されており重工の意のままに動かせる……はずだった。
AIは暴走し、意志とでも呼べるものを獲得。重工のコントロールから離れた自由な一個人 となってしまう。
重工側は『白色騎士』暴走後の行動指針は体制の現状維持を手伝えど邪魔とはならなかったため、AIの暴走を放置。
狂ったコンピューターをアリーナの最奥部に沈め、命令系統を遮断することで「封印」を行っていた。
しかし、AIの暴走は重工の想像を遥かに上回っていたようで、秘密裏に「横浜」と密約を結び、重工の排除を狙っていた。
主人公を起用したのは重工の盤石を崩すこと、そして新時代の顔となる新たなトップランカーを作り出すためである。
トップランカーであり続けたことはAIに誇りに似たものを与えたのか「欲望に狂う人間にランク一位の名誉は任せられない」として、
新規AIを後継者に任命しようと考え、そのAIのオリジナルとなった主人公を排除しようとした。
機体はアリーナの統合制御コンピューターAIによって操作されており重工の意のままに動かせる……はずだった。
AIは暴走し、意志とでも呼べるものを獲得。重工のコントロールから離れた
重工側は『白色騎士』暴走後の行動指針は体制の現状維持を手伝えど邪魔とはならなかったため、AIの暴走を放置。
狂ったコンピューターをアリーナの最奥部に沈め、命令系統を遮断することで「封印」を行っていた。
しかし、AIの暴走は重工の想像を遥かに上回っていたようで、秘密裏に「横浜」と密約を結び、重工の排除を狙っていた。
主人公を起用したのは重工の盤石を崩すこと、そして新時代の顔となる新たなトップランカーを作り出すためである。
トップランカーであり続けたことはAIに誇りに似たものを与えたのか「欲望に狂う人間にランク一位の名誉は任せられない」として、
新規AIを後継者に任命しようと考え、そのAIのオリジナルとなった主人公を排除しようとした。
レヴァナント・ラビット
出てこない
コメント
泥Requiemをマブラブで例えると鋼鉄闘騎ルートはマブラブUNLIMITED編
こっちはマブラブUNLIMITED編に対するマブラブオルタネイティブみたいなアレ
ノリはスポーティなアーマード・コア(たまに人死にが出る)
ランカー戦とトーナメント戦が存在していて後者は優勝者に賞金が与えられる宣伝用イベントみたいな感じ。
注目度は大きいので一つの節目でもあって、スポンサー企業の株式総会なんかではこちらを重視している。
……え？ 泥？ そういえば一人も出てないな…
こっちはマブラブUNLIMITED編に対するマブラブオルタネイティブみたいなアレ
ノリはスポーティなアーマード・コア(たまに人死にが出る)
ランカー戦とトーナメント戦が存在していて後者は優勝者に賞金が与えられる宣伝用イベントみたいな感じ。
注目度は大きいので一つの節目でもあって、スポンサー企業の株式総会なんかではこちらを重視している。
……え？ 泥？ そういえば一人も出てないな…
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