アレイスター・クロウリー(人類善)
最終更新：
nevadakagemiya 2018年09月27日(木) 19:56:40履歴
「ああ、そうだ。確かに我が魂は、極彩色の輝きと可能性に満ちていた」
「故に私は、可能性を否定する」
【基本情報】 
【元ネタ】近代魔術史
【CLASS】ヒューマン��
【マスター】無し
【真名】アレイスター・クロウリー
【異名・別名・表記揺れ】エドワード・アレクサンダー・クロウリー
【性別】両性具有（顔は女性に近く、肉体はほんの少し男性に近い。）
【身長・体重】163cm・59kg
【スリーサイズ】75/55/78
【肌色】白【髪色】銀色【瞳色】虹
【外見・容姿】足元まで伸びる長髪を揺蕩わせながら空中に浮く、
ゆったりとした魔術衣を纏いし"魔術師"
【地域】世界各地
【年代】近代
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・人
【ステータス】筋力：E- 耐久：E 敏捷：E 魔力：A++ 幸運：EX 宝具：A
（筋力：E-は、魔力の＋の効力を発揮する時、即ち宝具発動時に全霊基のソースを宝具に充てる為に、
肉体を構成する魔力を全て放出するので-になる、と言う事である）
【CLASS】ヒューマン��
【マスター】無し
【真名】アレイスター・クロウリー
【異名・別名・表記揺れ】エドワード・アレクサンダー・クロウリー
【性別】両性具有（顔は女性に近く、肉体はほんの少し男性に近い。）
【身長・体重】163cm・59kg
【スリーサイズ】75/55/78
【肌色】白【髪色】銀色【瞳色】虹
【外見・容姿】足元まで伸びる長髪を揺蕩わせながら空中に浮く、
ゆったりとした魔術衣を纏いし"魔術師"
【地域】世界各地
【年代】近代
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・人
【ステータス】筋力：E- 耐久：E 敏捷：E 魔力：A++ 幸運：EX 宝具：A
（筋力：E-は、魔力の＋の効力を発揮する時、即ち宝具発動時に全霊基のソースを宝具に充てる為に、
肉体を構成する魔力を全て放出するので-になる、と言う事である）
【クラス別スキル】
霊長の獣：A
数多の危難を乗り越え、生存競争を勝ち抜き、神代の神秘を新たな法則で塗り潰す。
無数の生命と歴史の上で、遂に霊長の座に君臨した人類に与えられた、何処までも傲慢な祝福。
人類という種族が持つあらゆる可能性を、その所有者から簒奪し、自らの糧とすることが出来る。
アレイスターはその己が極限まで到達した可能性の温床、即ち"魔術"を全て人類から奪い去ろうとする
彼は魔術を、人類には扱いきれぬ物と否定する。故に、"己一人が魔術を支配すれば、人類はより効率よく生存できる"と思考する。
魔術史から人理を焼き去ろうとしたビースト�此▲┘ぅ錺后織灰蹈鵐哨鵑箸泙気紡亢砲陵�。魔術を信じたが故に人理を焼いた獣の反転、
魔術を否定したが故に人理を凍結せんと動き出す"人間"。それこそが、このアレイスターの在り方である。
無数の生命と歴史の上で、遂に霊長の座に君臨した人類に与えられた、何処までも傲慢な祝福。
人類という種族が持つあらゆる可能性を、その所有者から簒奪し、自らの糧とすることが出来る。
アレイスターはその己が極限まで到達した可能性の温床、即ち"魔術"を全て人類から奪い去ろうとする
彼は魔術を、人類には扱いきれぬ物と否定する。故に、"己一人が魔術を支配すれば、人類はより効率よく生存できる"と思考する。
魔術史から人理を焼き去ろうとしたビースト�此▲┘ぅ錺后織灰蹈鵐哨鵑箸泙気紡亢砲陵�。魔術を信じたが故に人理を焼いた獣の反転、
魔術を否定したが故に人理を凍結せんと動き出す"人間"。それこそが、このアレイスターの在り方である。
抑止顕現：B+
本質的には、このクラスが人類の危難へ対抗するためだけに存在する事を体現するスキル。
このスキルの所有者は、如何なる手段によっても意図的に召喚することが出来ない。
このスキルのランクとは、要するに「召喚されにくさ」と同義である。
高ければ高いほど、より脅威的な危機に対してしか召喚されなくなっていく。
彼の場合、その危機の根本に魔術が何らかの形でかかわっていることが第一の前提条件となる。
またこのランクが低くとも、それぞれのヒューマンが持つ理にそぐわない事態に対して召喚されることはない。
ポジ・クラフト：A
ビースト�困任△襯┘ぅ錺后織灰蹈鵐哨鵑了�つ『ネガ・クラフト』の対偶にあるスキル。
現在までに脈々と続いた魔術体系、並びにそこから生まれた全ての魔術を己の宝具の内に内包する。
これを帯びたヒューマンは、正しい人類史を覆すような存在を徹底的に否定し、消去する力をアラヤより授かっている。
このスキルの所有者は、如何なる手段によっても意図的に召喚することが出来ない。
このスキルのランクとは、要するに「召喚されにくさ」と同義である。
高ければ高いほど、より脅威的な危機に対してしか召喚されなくなっていく。
彼の場合、その危機の根本に魔術が何らかの形でかかわっていることが第一の前提条件となる。
またこのランクが低くとも、それぞれのヒューマンが持つ理にそぐわない事態に対して召喚されることはない。
ポジ・クラフト：A
ビースト�困任△襯┘ぅ錺后織灰蹈鵐哨鵑了�つ『ネガ・クラフト』の対偶にあるスキル。
現在までに脈々と続いた魔術体系、並びにそこから生まれた全ての魔術を己の宝具の内に内包する。
これを帯びたヒューマンは、正しい人類史を覆すような存在を徹底的に否定し、消去する力をアラヤより授かっている。
【保有スキル】
陣地作成：A
最高位の陣地である神殿、それに匹敵する陣地「テレマ僧院」を作り上げる。
テレマ僧院内では彼の作り上げた魔術体系(テクスチャ)たる混沌魔術（後述）の位相が強まり、
混沌魔術の副作用により、彼以前の全ての魔術体系が否定され続ける。故に、彼の陣地に踏み入った
サーヴァントは全て魔力ステータスがランダムに１〜３ランクダウンする。対抗には幸運ステータス、
もしくは対魔力が必要。また、この陣地は彼が現界し続けている限り広がり続ける。
テレマ僧院内では彼の作り上げた魔術体系(テクスチャ)たる混沌魔術（後述）の位相が強まり、
混沌魔術の副作用により、彼以前の全ての魔術体系が否定され続ける。故に、彼の陣地に踏み入った
サーヴァントは全て魔力ステータスがランダムに１〜３ランクダウンする。対抗には幸運ステータス、
もしくは対魔力が必要。また、この陣地は彼が現界し続けている限り広がり続ける。
混沌魔術：EX
近代になって作り上げられた、まったく新しい魔術体系。
世界各国の魔術体系のみならず、哲学、オカルト、超常現象、果ては科学すらも取り込んで、
魔術師の意識を外へと飛ばしあらゆる体系の魔術の利点のみを吸収するという規格外の魔術。
本来ならば1970年イギリス・ウェストにて提唱され、以降誰一人として完成させることはない寄せ集めの継ぎ接ぎであったが、
この可能性のアレイスター・クロウリーは『法の書』により全ての魔術を一から再定義、扱いきることに成功していた。
其れ即ち、無限に拡がり往く魔術の可能性を画一化した、してしまったことへの「祝福」。
魔術の再定義、統一信仰という概念が、魔術の発展という道を否定し、人類史の可能性を狭める。
このスキルにより、彼はDランク相当の高速詠唱に加え、世界各国の魔術を全て一通り扱いきることが出来る。
また他にも各体系の魔術を扱えるが故に、様々な恩恵を受けることが出来る。
詳細は下記の宝具の項目で述べる。
世界各国の魔術体系のみならず、哲学、オカルト、超常現象、果ては科学すらも取り込んで、
魔術師の意識を外へと飛ばしあらゆる体系の魔術の利点のみを吸収するという規格外の魔術。
本来ならば1970年イギリス・ウェストにて提唱され、以降誰一人として完成させることはない寄せ集めの継ぎ接ぎであったが、
この可能性のアレイスター・クロウリーは『法の書』により全ての魔術を一から再定義、扱いきることに成功していた。
其れ即ち、無限に拡がり往く魔術の可能性を画一化した、してしまったことへの「祝福」。
魔術の再定義、統一信仰という概念が、魔術の発展という道を否定し、人類史の可能性を狭める。
このスキルにより、彼はDランク相当の高速詠唱に加え、世界各国の魔術を全て一通り扱いきることが出来る。
また他にも各体系の魔術を扱えるが故に、様々な恩恵を受けることが出来る。
詳細は下記の宝具の項目で述べる。
召喚術(非)：C++
過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。
しかし、彼の唱える"召喚"とは、呼び出す物はそれらに非ず。
彼の者が呼び出すは、己より切り離した善性と悪性そのもの。
彼は己一人が魔術という非合理的な存在を独占する為に、人間であることを捨てた。
そのためにまず、彼は自身から人間の象徴である感情を善性と悪性の極致の二つに分け、切り離した。
現代魔術に或る"天使の名を借りた概念の体系化"に基づき、彼はその二つの感情という名の魔力の塊に、
エイワス、コロンゾンと名前を付けて再定義した。彼はこの2柱を『全く新しい天使と悪魔』
として召喚し、使役する。
しかし、彼の唱える"召喚"とは、呼び出す物はそれらに非ず。
彼の者が呼び出すは、己より切り離した善性と悪性そのもの。
彼は己一人が魔術という非合理的な存在を独占する為に、人間であることを捨てた。
そのためにまず、彼は自身から人間の象徴である感情を善性と悪性の極致の二つに分け、切り離した。
現代魔術に或る"天使の名を借りた概念の体系化"に基づき、彼はその二つの感情という名の魔力の塊に、
エイワス、コロンゾンと名前を付けて再定義した。彼はこの2柱を『全く新しい天使と悪魔』
として召喚し、使役する。
【宝具】
『新世界へ導け二十一の法則(ステアウェイ・トゥ・ヘヴン�境将�)』
ランク：A 種別：対未来 レンジ：∞ 最大捕捉：∞
彼が"黄金"で得た魔術教義を基として編み出した、彼の望む新世界へと至るための２１の道程。
その１枚１枚が彼以前の魔術体系を表し、それぞれ枢機教を基とした聖堂教会の魔術や、錬金術、
北欧のルーンからエジプト魔術、ブードゥーの死霊魔術など多岐にわたる体系が記されている。
その正体は、極小に収められた魔術史、並びに魔術体系の根底にある"人間の信仰"を取りまとめた２１ページの魔導書。
このたった２１枚で、アレイスター・クロウリーは、自身が生まれた時代を中心に過去、現在、未来を魔術世界の観点から網羅できる。
アレイスターはこれにより、高位の千里眼に等しい能力を持っており、千里眼の能力だけならば冠位の魔術師にすら匹敵する。
強力な宝具であると同時に、これがそのまま彼の弱点となる（後述）。
彼が"黄金"で得た魔術教義を基として編み出した、彼の望む新世界へと至るための２１の道程。
その１枚１枚が彼以前の魔術体系を表し、それぞれ枢機教を基とした聖堂教会の魔術や、錬金術、
北欧のルーンからエジプト魔術、ブードゥーの死霊魔術など多岐にわたる体系が記されている。
その正体は、極小に収められた魔術史、並びに魔術体系の根底にある"人間の信仰"を取りまとめた２１ページの魔導書。
このたった２１枚で、アレイスター・クロウリーは、自身が生まれた時代を中心に過去、現在、未来を魔術世界の観点から網羅できる。
アレイスターはこれにより、高位の千里眼に等しい能力を持っており、千里眼の能力だけならば冠位の魔術師にすら匹敵する。
強力な宝具であると同時に、これがそのまま彼の弱点となる（後述）。
『汝が意志に従え、其こそ世界が法則とならん(リベル・アル・エル・レギス)』
ランク：EX 種別：魔術 レンジ：∞ 最大捕捉：∞
彼が取りまとめ、そして彼が再定義し体系化した"混沌魔術"の原典、法の書。
これ一冊に世界中の魔術のすべてが記され、凝縮され、これそのものが一つの魔術世界の縮図となっている。
この魔導書そのものが非常に濃密な魔術刻印に似たものとなっており、魔力を通し詠唱をするだけで世界各国の魔術を行使可能。
それに加え、アレイスター・クロウリーはありとあらゆる魔術を知り尽くしている為、それらの持つ綻びもまた全て知っている。
故に、クロウリー以前の魔術師では彼に魔術の影響を与える事は非常に難しい。
だが当然、弱点はある。
本来、魔術とは人間の持つ"信仰"を大なり小なり取り込んで己の物とするものである。
故に世界最大級の勢力を持つ十字教は洗礼詠唱だけで全てを解決することが可能であるし、
北欧のルーン魔術やエジプトの魔術などは、魔術の土台となる神話がしっかりしているからこそ行使が可能なのである。
では何故、彼は混沌魔術などという代物を制御できているのか？
それは上記の第一宝具、『新世界へ導け二十一の法則』により全世界の魔術体系、
そして過去現在未来の魔術を俯瞰し、それらのすべての根底にある信仰の原型『チャタル・ヒュユク』
へと疑似的に接続し、全ての魔術体系を拒絶反応なく融和させているからだ。
故にこの宝具は、上記の第一宝具があってこそ成立する代物である。
その為成立し続けている限りは非常に強力であるが、崩す手段は豊富にある。
何せ２１枚のカードの内、一枚でも欠ければ均衡はたちまち崩れ、宝具は崩壊するのだから。
彼が取りまとめ、そして彼が再定義し体系化した"混沌魔術"の原典、法の書。
これ一冊に世界中の魔術のすべてが記され、凝縮され、これそのものが一つの魔術世界の縮図となっている。
この魔導書そのものが非常に濃密な魔術刻印に似たものとなっており、魔力を通し詠唱をするだけで世界各国の魔術を行使可能。
それに加え、アレイスター・クロウリーはありとあらゆる魔術を知り尽くしている為、それらの持つ綻びもまた全て知っている。
故に、クロウリー以前の魔術師では彼に魔術の影響を与える事は非常に難しい。
だが当然、弱点はある。
本来、魔術とは人間の持つ"信仰"を大なり小なり取り込んで己の物とするものである。
故に世界最大級の勢力を持つ十字教は洗礼詠唱だけで全てを解決することが可能であるし、
北欧のルーン魔術やエジプトの魔術などは、魔術の土台となる神話がしっかりしているからこそ行使が可能なのである。
では何故、彼は混沌魔術などという代物を制御できているのか？
それは上記の第一宝具、『新世界へ導け二十一の法則』により全世界の魔術体系、
そして過去現在未来の魔術を俯瞰し、それらのすべての根底にある信仰の原型『チャタル・ヒュユク』
へと疑似的に接続し、全ての魔術体系を拒絶反応なく融和させているからだ。
故にこの宝具は、上記の第一宝具があってこそ成立する代物である。
その為成立し続けている限りは非常に強力であるが、崩す手段は豊富にある。
何せ２１枚のカードの内、一枚でも欠ければ均衡はたちまち崩れ、宝具は崩壊するのだから。
【解説】
もはや語るまでもない近代最高レベルの魔術師の一人、アレイスター・クロウリーの可能性の一人。
アレイスター・クロウリーという英霊は、その類稀なる才能ゆえに平行世界ごとに霊基が座に登録されている"アレイスター"が多い。
バビロンの大淫婦をその身に再現したライダーをはじめとし、バーサーカー、アーチャー、アサシンなどといったクラスは勿論、
ルーラー、アヴェンジャー、フォーリナー、クライマー、ディティクティブ、果てはムーンキャンサーに至るまで彼の可能性はある。
そんな可能性の中に、獣へと堕ちたキャスターである彼(アレイスター)がいた。
頂点に手が届く才能を持っていながらも、なおもそのさらに上を見ていたが故に、獣の甘言に堕ちたアレイスターが。
彼は、そのアレイスターに最も近いIf。獣へと堕ちなかったが故に、何よりも人となったアレイスターである。
彼は獣へと堕ちた己を滅ぼすため、そしてそれと共に、人類の獣性を亡き者にする為、抑止の手で顕現する。
だが、獣性なき人は人にあらず。それは潔癖めいた完全主義に過ぎない。
彼の願い、それは自身から切り離した善性たるエイワスと、悪性たるコロンゾン、
その両極を善悪の極致とした新たなる善悪二元論(アヴラ＝マズダ)の世界を構築し、新たなる神話とすること。
そしてその神話を元に、全世界を『法の書』を元に作り上げられた新たなるテクスチャ───法(テレマ)───で覆い、
不完全たる現在の人類を補完し、"現在"を維持し続け、発展と、それにより発生する獣性を唾棄することこそが、彼の目的である。
それは確かに、原生人類の維持に他ならないだろう。
"現在"をその手に守るには、これ以上ない程の方法である。
だがそれは、言うなれば塩漬けの地球。強迫性神経症めいた潔癖のみが支配する価値無き永遠。
善も悪も、発展も衰退も、争いも平和もない。白く、白く、何処までも白い塩の如き世界。
それこそが彼の望む、人類の正しき姿である。
何故、彼はこのような所業へと乗り出したのか？
その答えは、この可能性のアレイスターが、どのアレイスターよりも"人間"であったからに他ならない。
彼は、何処までも人間という物を信じていた。人間の持つ"可能性"という物を信じ続けていた。
だが、どこまで合っても人類は一向に前へと進まない。その在り方に疑問を抱いていた。
幼少期から、表向きは聖人君子、されどその裏側は醜悪という大人たちばかりを見続け、
そんな中彼は、真理を見失った愚者たちが人類の進行を留めていると考える。
「だったら私が真理を見つけてやる。愚かなる妄執に捕らわれた愚者たちを解き放ち、新たなる時代を作り出す」
そんな中で、彼は魔術と出会う。魔術という、人類の歴史の一端に彼は惚れこみ、その全てを知りたいと考える。
そして彼は文字通り、魔術という存在にその生涯の全てを捧げた。多少の違いはあれど、その道程は他のアレイスターと変わりない。
ただ違う一点は、本来は彼の死後３０年以上先にようやく提唱されるはずの、混沌魔術を完成させたという一点に尽きる。
全ての魔術を纏め上げ、全ての魔術を再定義し、彼は一つの結論に至る。
『嗚呼、なんだ。真理を知るものなど、一人もこの世界には存在しないではないか』
そう。彼は己の行動を理解されなかった。その彼の行動は、狂人と称され唾棄された。
他のアレイスターならば、その程度気にも留めなかっただろう。だが、彼は何処までも人間だった。
己に付いていけない人間の１人１人が、まるで己の肌を這いまわるゴミ虫の如く、不快でたまらなかった。
『もはや人類に可能性など必要ない。我が大義を否定するならば、望むところ。
魔術は、我が手の内にのみ収まるが相応しい。それ以外は全て、塩漬けとなり永久に死して生きろ』
彼は決心した。この世で人は己一人。
ならば、私一人が魔術を手にするが道理であろう、と。
魔術を再定義した魔術師は、次は魔術を全て己の物にせんと、動き出す。
以上の所業を以って、彼のクラスは決定された。
アレイスター・クロウリーなど偽りの名。其は人間が生み出した、人類史を最も方向付けた基底質。
魔術という人類史の側面を纏め上げ、再定義し、そしてただ一方向へと取りまとめた善。祝福の�此�
かつてビースト�困砲茲辰届弔瓩蕕譴寝椎柔�持つ魔術師の、正しくも間違った大いなる可能性の一端。
『冒涜』と相反する理…『狂信』を抱く"人間"である。
アレイスター・クロウリーという英霊は、その類稀なる才能ゆえに平行世界ごとに霊基が座に登録されている"アレイスター"が多い。
バビロンの大淫婦をその身に再現したライダーをはじめとし、バーサーカー、アーチャー、アサシンなどといったクラスは勿論、
ルーラー、アヴェンジャー、フォーリナー、クライマー、ディティクティブ、果てはムーンキャンサーに至るまで彼の可能性はある。
そんな可能性の中に、獣へと堕ちたキャスターである彼(アレイスター)がいた。
頂点に手が届く才能を持っていながらも、なおもそのさらに上を見ていたが故に、獣の甘言に堕ちたアレイスターが。
彼は、そのアレイスターに最も近いIf。獣へと堕ちなかったが故に、何よりも人となったアレイスターである。
彼は獣へと堕ちた己を滅ぼすため、そしてそれと共に、人類の獣性を亡き者にする為、抑止の手で顕現する。
だが、獣性なき人は人にあらず。それは潔癖めいた完全主義に過ぎない。
彼の願い、それは自身から切り離した善性たるエイワスと、悪性たるコロンゾン、
その両極を善悪の極致とした新たなる善悪二元論(アヴラ＝マズダ)の世界を構築し、新たなる神話とすること。
そしてその神話を元に、全世界を『法の書』を元に作り上げられた新たなるテクスチャ───法(テレマ)───で覆い、
不完全たる現在の人類を補完し、"現在"を維持し続け、発展と、それにより発生する獣性を唾棄することこそが、彼の目的である。
それは確かに、原生人類の維持に他ならないだろう。
"現在"をその手に守るには、これ以上ない程の方法である。
だがそれは、言うなれば塩漬けの地球。強迫性神経症めいた潔癖のみが支配する価値無き永遠。
善も悪も、発展も衰退も、争いも平和もない。白く、白く、何処までも白い塩の如き世界。
それこそが彼の望む、人類の正しき姿である。
何故、彼はこのような所業へと乗り出したのか？
その答えは、この可能性のアレイスターが、どのアレイスターよりも"人間"であったからに他ならない。
彼は、何処までも人間という物を信じていた。人間の持つ"可能性"という物を信じ続けていた。
だが、どこまで合っても人類は一向に前へと進まない。その在り方に疑問を抱いていた。
幼少期から、表向きは聖人君子、されどその裏側は醜悪という大人たちばかりを見続け、
そんな中彼は、真理を見失った愚者たちが人類の進行を留めていると考える。
「だったら私が真理を見つけてやる。愚かなる妄執に捕らわれた愚者たちを解き放ち、新たなる時代を作り出す」
そんな中で、彼は魔術と出会う。魔術という、人類の歴史の一端に彼は惚れこみ、その全てを知りたいと考える。
そして彼は文字通り、魔術という存在にその生涯の全てを捧げた。多少の違いはあれど、その道程は他のアレイスターと変わりない。
ただ違う一点は、本来は彼の死後３０年以上先にようやく提唱されるはずの、混沌魔術を完成させたという一点に尽きる。
全ての魔術を纏め上げ、全ての魔術を再定義し、彼は一つの結論に至る。
『嗚呼、なんだ。真理を知るものなど、一人もこの世界には存在しないではないか』
そう。彼は己の行動を理解されなかった。その彼の行動は、狂人と称され唾棄された。
他のアレイスターならば、その程度気にも留めなかっただろう。だが、彼は何処までも人間だった。
己に付いていけない人間の１人１人が、まるで己の肌を這いまわるゴミ虫の如く、不快でたまらなかった。
『もはや人類に可能性など必要ない。我が大義を否定するならば、望むところ。
魔術は、我が手の内にのみ収まるが相応しい。それ以外は全て、塩漬けとなり永久に死して生きろ』
彼は決心した。この世で人は己一人。
ならば、私一人が魔術を手にするが道理であろう、と。
魔術を再定義した魔術師は、次は魔術を全て己の物にせんと、動き出す。
以上の所業を以って、彼のクラスは決定された。
アレイスター・クロウリーなど偽りの名。其は人間が生み出した、人類史を最も方向付けた基底質。
魔術という人類史の側面を纏め上げ、再定義し、そしてただ一方向へと取りまとめた善。祝福の�此�
かつてビースト�困砲茲辰届弔瓩蕕譴寝椎柔�持つ魔術師の、正しくも間違った大いなる可能性の一端。
『冒涜』と相反する理…『狂信』を抱く"人間"である。
【人物・性格】
非常に荘厳な口調、しかしその内面は口調に反し驚くほどに穏やかなる人物。
だがその実は非常に傲慢であり、自分こそがクロウリーの可能性の中で最も究極に位置するとのたまっており、
他のクロウリーは自分よりはるかに劣るとか平気で言う。聖書や神話に出てきても遜色ない魔術師であるとか自称する。
（実際は、クロウリーの可能性は皆、何処かしらの一部が神代魔術に手をかけている）
また、合理的かつ理想主義の如き振る舞いをするが、その実はキャスターの彼のような激情家である。
しかしキャスターの彼ほど感情を表に出さない。例の狂った笑い方は似た者同士ということで発作的に発するけど
また中身はキャスターの彼以上にクソコテ ただ感情が表に出ないだけで内面はきっちりブチギレている。
だがその実は非常に傲慢であり、自分こそがクロウリーの可能性の中で最も究極に位置するとのたまっており、
他のクロウリーは自分よりはるかに劣るとか平気で言う。聖書や神話に出てきても遜色ない魔術師であるとか自称する。
（実際は、クロウリーの可能性は皆、何処かしらの一部が神代魔術に手をかけている）
また、合理的かつ理想主義の如き振る舞いをするが、その実はキャスターの彼のような激情家である。
しかしキャスターの彼ほど感情を表に出さない。例の狂った笑い方は似た者同士ということで発作的に発するけど
また中身はキャスターの彼以上にクソコテ ただ感情が表に出ないだけで内面はきっちりブチギレている。
【因縁キャラ】
アレイスター（術）
最も愚かなる自分と唾棄している存在。
内面は似た者同士どころか、どっちが獣か分からない位似たり寄ったりだったりする。
術の方が狂ってるようで人間臭く、人の方が一見正しいようで根本が狂っていると言えば分かりやすいか。
アレイスター（騎）
……なんで女になってるの？ 両性具有のお前が言うなとばかりのブーメランを投げる。
実際アレイスター同士なだけあってその肉体・容姿は結構好みらしい。ただ話すと同族嫌悪で険悪になる。
バビロンの大淫婦モチーフと聞くと「また獣かよ……！」と嫌な顔をするが、一番嫌うエイワス／コロンゾン（獣）
の方ではないからまぁ、許す。許容範囲。
マクレガー・メイザース
自分を黄金へと導いた男。ある意味では師匠と呼べる存在。
その行為は何よりも感謝しておるが、あくまでそれは自分の力を最大限に生かせる場へ導いてくれたという事から。
彼の著書に「何か大きなものの残骸」と評すなど、多分師としての敬意は欠片としても持っていない
ナレーンドラ・アップレッティ
同じ混沌魔術を用いる存在。…………なのだが、まるでこの世のものとは思えない物を見る目で見る。
向こうから同志と近づかれても絶対に握手に応じない。全力で葬り去ろうとしている。
まるでそれに触れたことがあるかのように、知っている対応をする。
「平行世界の吾(わたし)から知っているぞお前の事！！」
最も愚かなる自分と唾棄している存在。
内面は似た者同士どころか、どっちが獣か分からない位似たり寄ったりだったりする。
術の方が狂ってるようで人間臭く、人の方が一見正しいようで根本が狂っていると言えば分かりやすいか。
アレイスター（騎）
……なんで女になってるの？ 両性具有のお前が言うなとばかりのブーメランを投げる。
実際アレイスター同士なだけあってその肉体・容姿は結構好みらしい。ただ話すと同族嫌悪で険悪になる。
バビロンの大淫婦モチーフと聞くと「また獣かよ……！」と嫌な顔をするが、一番嫌うエイワス／コロンゾン（獣）
の方ではないからまぁ、許す。許容範囲。
マクレガー・メイザース
自分を黄金へと導いた男。ある意味では師匠と呼べる存在。
その行為は何よりも感謝しておるが、あくまでそれは自分の力を最大限に生かせる場へ導いてくれたという事から。
彼の著書に「何か大きなものの残骸」と評すなど、多分師としての敬意は欠片としても持っていない
ナレーンドラ・アップレッティ
同じ混沌魔術を用いる存在。…………なのだが、まるでこの世のものとは思えない物を見る目で見る。
向こうから同志と近づかれても絶対に握手に応じない。全力で葬り去ろうとしている。
まるでそれに触れたことがあるかのように、知っている対応をする。
「平行世界の吾(わたし)から知っているぞお前の事！！」
【その他情報】
イメージカラー：潔癖めいたまでに白い純白
特技：否定
好きなもの：魔術、自分自身
嫌いなもの：人間、他者
天敵：自分以外のアレイスター
願い：新たなるテクスチャの創造による、全人類の補完
（即ち、善も悪もない、純白なる塩の如き世界）
【一人称】吾(わたし)【二人称】貴殿(ぬし)【三人称】小子(ひと)
特技：否定
好きなもの：魔術、自分自身
嫌いなもの：人間、他者
天敵：自分以外のアレイスター
願い：新たなるテクスチャの創造による、全人類の補完
（即ち、善も悪もない、純白なる塩の如き世界）
【一人称】吾(わたし)【二人称】貴殿(ぬし)【三人称】小子(ひと)
【セリフ】
「嗚呼、そうだ。貴殿(ぬし)たちを全て、全て我が名の下に統一する。
小子(ひと)よ、否定するな。拒むな。かつて貴殿(ぬし)たちが吾(わたし)にした事を、忘れたとは言わせない」
「アヴラ＝クァタヴラ。この一言で貴殿(ぬし)たち魔術師は等しく死に去る。
死して雷光に焼かれよ。それが魔術すらも扱いきれない人間に許された救いである」
「全ての男女は、星である。そうだ。立ち上がってこい。そして失墜しろ
お前たちの希望を、全て砕いてこそ吾(わたし)の価値は証明される。」
「違う……違う！ 違う違う違う違う違う違う！！
吾(わたし)は間違ってなかったはずなんだ！ 吾(わたし)は正しかったはずなんだ！！
なのに！！ 何故！！ どうして！！ 吾(わたし)はお前を失った！！ 何故お前は死んだ！！
何故世界中の魔術を用いても！！ 失われた命は回帰しないのか！！？ 答えろ！ 答えてくれ！！ リリス！！」
「───────そう、か
吾(わたし)は……魔術の否定も、人類の凍結も、そんなことには、興味が無かった
認められたかった……娘を、取り戻したかった……だけなんだ。冠位の魔術師……？ くだらない
私は……ただ人間らしい生涯を、生きたかった、だけだったんだ……」
【コメント】
ヒューマン（人間）はビースト（獣）の相反とのことなので、
獣によって堕とされた魔術師が人のままであったならというifを
混沌魔術については、事件簿１巻で単語を見てからその響きのカッコよさにいつか泥で使いたいと思っていた物
「アレイスターレベルの怪物なら、この程度扱いきれるんだろうなー」と思いながら練った。盛りすぎた。
攻略方法は簡単
陣地に籠って陣地広げている所に踏み入って拳で殴れば帰ってくれる はず
筋肉は全てを解決してくれる ただし魔術で殴ってくるので対魔力は必須
獣によって堕とされた魔術師が人のままであったならというifを
混沌魔術については、事件簿１巻で単語を見てからその響きのカッコよさにいつか泥で使いたいと思っていた物
「アレイスターレベルの怪物なら、この程度扱いきれるんだろうなー」と思いながら練った。盛りすぎた。
攻略方法は簡単
陣地に籠って陣地広げている所に踏み入って拳で殴れば帰ってくれる はず
筋肉は全てを解決してくれる ただし魔術で殴ってくるので対魔力は必須
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