ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

 


「此処に偉大なる太陽楯は蘇る。無窮の宙、不滅の太陽、『新たなる太陽の時代』にて、我が父王の再誕を言祝ぐがいい!!」


基本情報

【原典】史実
【CLASS】シャインチェイサー
【マスター】
【真名】キニチ・カン・バラム2世
【異名・別名・表記揺れ】Kʼinich Kan Bahlam II、球技者アフ・ピツァル
【性別】女性(史実では男性)
【身長・体重】165cm・52kg
【肌色】褐色【髪色】黒【瞳色】赤
【スリーサイズ】76/57/78
【外見・容姿】羽毛の髪飾りとジャガー革のスカートなど、マヤの民族衣装を身に纏った黒い短髪の中性的な少女
【地域】パレンケ(現メキシコ)
【年代】635年5月23日〜702年2月20日
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・王・植物・竜・宇宙
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:B 宝具:EX

【クラス別スキル】

たいようを追う者:EX

 シャインチェイサーのクラススキル。輝かしくも失われてしまった“太陽ひかり”を求め続ける者。
 キニチ・カン・バラム2世の場合、未完成だった碑文の神殿を最終的に彩飾、完成させ、前王であるキニチ・ハナーブ・パカル1世を埋葬し、祀り上げた逸話から、パカル大王の霊基を宝具の一部として持ち込む権利を得ている。
 ただし、ここで持ち込めるパカル大王の霊基は「死後」の霊基であり、霧散しない様に球体のコフィンに改造された「太陽の楯」に封じ込められている。
 言わば「遺体」という器物としての霊基でパカル大王を保有しているという事。
 死体がサーヴァントとして召喚された他の例とは違い、シャインチェイサーが保有するパカル大王が、自律した擬似生命として動き出す事はない。
 しかし、これは彼女の目的の為の重要なパーツとして機能する。

陣地作成:EX

 自らに有利な陣地を作り上げる。
 キニチ・カン・バラム2世の場合、宝具により『宙域到達式・複合型飛翔神殿』を現世に顕現させる。
 偉大なる父王...キニチ・ハナーブ・パカル1世の事業を引き継ぎ、碑文の神殿と十字神殿群を築き上げたキニチ・カン・バラム2世は壮麗都市パレンケを「完成」させた王とも言えるだろう。

【保有スキル】

神性:B

 その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
 ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
 マヤの王とは、ソラより来たる神の繊維マィヤに選ばれ、適応した神聖王クフル・アハウである。

呪術(神血):A++

 古来からアジア、中東、南米などに伝わっている魔道。
 シャインチェイサーのものはマヤの王族として体得している『放血』の呪術。
 自らの身体を傷つけることで血を流し、それを用いて呪術を行使、強化する。
 ...その実態は、己が肉体に罹患した"神の元素"へと血を捧げる事によりこれを活性化させ、神代の神秘を行使する、文字通りの伝承保菌者ゴッズホルダーであるマヤのアハウのみが行使可能な極めて特殊な呪術形式。
 血を流すという一工程シングルアクションで環境を改変する大魔術を行使する。
 卓越した呪術の使い手であるキニチ・カン・バラム2世の場合、太陽活動を模倣した火炎攻撃や大規模な植物繁茂による蹂躙、肉体の急激な進化による変化・自己強化などの術式を行使する。
 キニチ・カン・バラム2世は肖像画に於いて、片手と片脚に六本の指を持つ多指症の姿で描かれており、碑文の神殿に刻まれた多指症の人間の脚と蛇の脚を一本ずつ持つ王家の守護神、雷神カウィール(或いは神K)と関連付けられる事もある。
 此処では「キニチ・カン・バラム2世は卓越した呪術により肉体を自在に変化させる能力を持っていたが、しばしば指の数を間違えることがあり、その異形に人々は神秘を見出していた」...とする。
 南米・中南米世界の世界観ルール。大切なものを捧ぐ事により、世界は安定し、太陽の運行や季節の交代などの宇宙の仕組みは正常に回る、という摂理に基づくもの。

幻視せし不滅の太陽:EX

 決して滅ぶことの無い「偉大なる太陽楯」への想いと宙より来たる「かの者たち」が見せる宇宙の幻視ビジョンが融合したもの。
 父娘の絆(重)、狂信、啓示が歪んだ形で複合されたスキル。

【宝具】


「これこそが我が父が築き、私が完成させた大複合壮麗都市...愚かなる者共よ、無窮なる宙の理を識りて逝く事を赦す。偉大なる太陽の輝きの前に、影も残さず消え去るがいい!!」

無窮の宙へ至る祭壇パレンケ・セイバ

ランク:EX 種別:対宙/対人宝具 レンジ:1〜99〜99999(対空・理論上) 最大捕捉:1000人
 キニチ・カン・バラム2世が保有する「超克」の固有結界であり、壮麗都市パレンケに築かれた十字架神殿群が複合され、宝具として成立したものだが...そのカタチは現存する遺跡構造から明らかに逸脱している。
 天上を象徴する「十字の神殿」───キニチ・カン・バラム2世が座する中枢機関オービター。最奥には偉大なる太陽王の亡骸から造り出された「人工太陽」が莫大な魔力を生産する。
 地上を象徴する「葉の十字の神殿」───都市区画。神の加護により強化された守護神獣であるジャガーと大蛇の大群が跋扈する。
 地下を象徴する「太陽の神殿」───所謂噴射口。さらに神殿の武装化改築を担い、外敵を排除する兵器工廠。
 以上の三層構造を基盤とし、他のパレンケの宮殿や神殿も追加部品モジュールとして組み込まれた超巨大な推進装置ロケット型神殿。
 もはやその威容は「宇宙要塞」とでも言うべきもの。
 外見こそロケットに似ているものの「ただ宇宙を目指すものを作り出そうとした結果、収斂進化的に類似した形状になっただけ」であり、全く異なる技術体系で製造された、現行の宇宙航空力学で定義不可能な───超遺物オーパーツである。
 各神殿間の接続ドッキング通信コミュニケーションは植物の根によるネットワークにより制御されており、表層部は隙間無く生体波動バリアにより覆われており、並の対軍宝具では傷一つ付かない。
 神殿内部は呪的な植物性殺菌物質フィトンチッドで満たされており、病毒や呪詛による汚染を受けても即座に浄化され、清潔な空気が保たれる他、味方には心身を回復するアロマとして作用し、敵対者には致死性の猛毒となり、ステータスやスキルの弱体化を受ける。
 顕現と起動には莫大な魔力が必要となるが、その後は太陽炉心による無尽蔵の魔力生産機能が動き出すため、維持する為の負担は考慮不要。
 最大火力は「人工太陽」から供給される魔力を植物ネットワークにより複合式神殿主砲へと集中させて撃ち放つ、シャインチェイサーが追い求める「太陽神として新生したパカル大王がその威光にて万物を永久に統治する」世界。その儚き夢想の一端を現世へと出力する対地殲滅用光線型宇宙兵器
仰ぎ見よ、我が幻視せし新生太陽キニチ・ハナーブ・パカル・ブラスター
 ネクストサン・シバルバーとも。

 このように超規模の大要塞としての超抜級の機能を持つが、その本質は戦闘用宝具ではない。
 ───死せるパカル大王を乗せ、その霊基を高次元へと至らせる加速器ロケット
 抑止力の影響が及ばぬ宙域へと飛翔する星間航行機能。
 複数の神殿が複雑に組み合わされた迷宮ラビリンスの最奥にて行われる、死と再生の通過儀礼イニシエーション
 神殿施設と神の繊維マィヤの補助の元に、あらゆるキニチ・ハナーブ・パカル1世の可能性を連鎖召喚し、霊基を統合。
 王として権限を用いたマヤ暦の歪曲による時間操作───即ち、国家規模の最大級の時間魔術を用いて、信仰を浸透させ、神霊が成立するまでの莫大な時間を経過させる。
 以上のプロセスを持って過去・現在・未来における「あらゆるパカルの可能性」を融合させる事で、不滅の太陽を司りし超神霊、時空間を超越した高次元存在と化したパカルを顕現させる霊基超克臨界計画パカル・ゴッド・プロジェクト。パカり、此処に極まれり。
 この計画を実行に移すには当然ながら聖杯が必須であり、必ずしも成功する保証があるわけでもない。
 しかし、仮に天文学的な確率で超神霊パカルが顕現してしまえば...地球は宙より来たる未知なる神により、新時代─── 「新たな太陽の時代」へと至る事となるだろう。



「小癪な...!ならば、私自らが捻り潰してやる...」


雷神株カウィール、培養。神化現象、発症。神獣転身、開始...ぐぅ!がぁぁぁぁぁぁ!!」

【Weapon】

『兵装化神殿群』

剣骨板スプレイト

『黒曜石の刃』

【解説】

 キニチ・カン・バラム2世。
 父である先王キニチ・ハナーブ・パカル1世の死後、王座を継ぎマヤの都市国家パレンケの王となった。
 彼は父によって始められたパレンケの建築事業を引き継ぎ、数々の神殿を築き上げた。
 建築途中だった碑文の神殿を最終的に完成させ、パカル大王を埋葬したのもキニチ・カン・バラム2世である。
 パカル大王の神格化も行なっており、多くの神殿にパカルの姿を刻んだ他、石棺の蓋に描かれたパカルは、冥界の穴から現れたトウモロコシの神の姿をしている。
 壮麗都市パレンケに彼が築き上げた建築物で最も重要なものは、十字架の神殿を中心とする十字神殿複合体である。
 十字神殿群は現存する遺跡の南東に位置し、十字の神殿、葉の十字の神殿、太陽の神殿の3つの主要建造物からなる。
 この神殿の目的のひとつは、キニチ・カン・バラム2世の先祖の歴史、即位、その血統の神的起源を記録した複雑な彫刻レリーフが施された石板を収めることであった。
 この石板には現実と神話の両方の歴史が記録されており、神殿から神殿へと移動するにつれて、まるで一冊の本のように歴史を読み解くことが出来るという。
 また、三つの神殿は異界への道を表しているとも言われ、これらの異界への道は君臨する王にとって極めて重要なものであり、王は人々に生命と繁栄の贈り物を齎す為にこれらの道を通り、帰還したという。
 複合神殿で見られる十字架のモチーフは神殿の名前の由来にもなっているが、実際には十字架はマヤ神話に語られる世界の中心にある宇宙樹セイバを表しているとされる。

【人物・性格】

 勇猛だが冷静に大局を見る判断力にも長けた、建築・文化方面に力を入れつつも近隣の都市国家トニナとの戦争で成果を上げるなど、軍事面にも優れた実績を持つ優秀な王。
 伝承保菌による強力な呪術の才能もあり、神秘方面にも優れており、欠点などない様に見える。
 ...ただ一点を除いて。

 父親であるパカルに対する愛情が異常。グラヴィティクレイジーファザコン。
 前述した通り、彼女は様々な素晴らしい神殿を築き上げ、父より受け継いだ都市国家パレンケを一つの完成系へと導いた。
 しかし、そこには歴史に語られぬ一つの思惑があったのだ。
 大量に神殿を築き、パカルを中心に神話を再構築、中南米の神のルーツである『情報伝達機能を持つ菌類』の力も借り、国家規模の超抜級の大魔術式、魔術基盤の編纂という大事業を持って"神として新生したパカルを現世へと復活させる"...パカル・ゴッド・プロジェクト。
 結局、計画は果たされる事なく頓挫したが、シャインチェイサーとして召喚されたキニチ・カン・バラム2世はこの計画を再び始動させ、高次元存在と化したパカルをこの世に顕現させようと試みるだろう。
 人類の脅威ともなり得る、危険極まりないサーヴァントである。
 ...なお、人理焼却案件などでパカルと同時に召喚された場合は嘘みたいに大人しくなる。
 いろんな意味でおかしなサーヴァントであるが、その本質は「父と死別した悲しみに暮れる少女」に過ぎないのだ。
 ただし、その悲嘆の解消方法が「パカルを永遠に滅び去ることの無い超存在として復活させる」なのでやはり頭がおかしい。

イメージカラー:真っ暗な宇宙に浮かぶ赤き太陽
特技:神殿建築、呪術、パカル語り
好きなもの:言うまでもないがパカル、トウモロコシ、入浴
嫌いなもの:パカルが居ない世界
天敵:あらゆるパカル
願い:超神霊パカルを顕現させる

【一人称】私
【二人称】貴様、お前、呼び捨て
【三人称】奴、彼奴、呼び捨て

【因縁キャラ】

(キャラ名):

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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