ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「せかいは、ぼくらのものになる。みどりのほしになるんだよ」


基本情報

【出典】科学仮説
【CLASS】アークエネミー
【真名】グリーン・グー
【異名・別名・表記揺れ】シアノバクテリア、ミトコンドリア
【性別】雌雄同体
【身長・体重】141cm・28kg
【肌色】苔色 【髪色】朽葉色 【瞳色】新緑
【スリーサイズ】寸胴。
【外見・容姿】人型を為している苔の塊。
【地域】全地球
【年代】12億年前〜現代〜地球滅亡
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】自然
【ステータス】筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:- 幸運:- 宝具:-

【クラス別スキル】

連鎖召喚・宿敵:C

 星の脅威に対抗するため、かつてこのサーヴァントを倒した、あるいは倒すのに最適なサーヴァントが抑止力によってカウンターとして自動召喚される。(デメリット)
 グリーン・グーの場合、純粋な天敵と呼べるものは殆ど存在しないが、緑を枯らす力を持つ天候を制御する神格などが主に召喚される。
 一方で、緑を資源として人類の領域を広げた開拓者──ポール・バニヤンなどのサーヴァントも、グリーン・グーに対して概念的な優位を取れる為、召喚される可能性がある。
 この他、植物自体が根付くべき大地を改変する国造りの権能を振るうもの、或いは「植物を制御する」ことで偉業を成し遂げた英霊なども対象となるだろう。
 極めて限定的ではあるが、植物に感染する病害を発生させるものも、グリーン・グーに対しては有効打となり得る。

未達の運命:EX

 このサーヴァントの目的が達成されることはない。抑止力の偶然の積み重なりにより必ず阻止される。(デメリット)
 グリーン・グーが召喚されたその瞬間から、彼/彼女の目的は急速に進行し、人類文明を侵す。
 早急な撃破に成功したとしても、『不可知の凶兆』スキルの影響は全世界に波及し、傷跡を残すだろう。

抑止の試練:(ランクはシナリオの規模により変動)

 世界の脅威に立ち向かう者たちは、何らかの試練、逆境を乗り越えることで知らず知らずのうちに強化される。
 事態が収まってしばらくするとだんだんと元に戻る。(デメリット)
 試練を達成した者には場合によって抑止力から追加の令呪が供給されることもある。

不可知の凶兆:EX

 このサーヴァントが召喚された際は広範囲から確認できる何らかの異変を引き起こす。
 何らかの神秘によらない科学的手法では異変の原因を特定することはできない。
 グリーン・グーの場合、全世界に存在する『植物』の急速且つ異常な繁茂、そして生活環の循環の加速が発生する。
 驚異的な勢いで樹々が伸び、花粉を撒き散らし、種を作り、落とす。そして落ちた種は、瞬く間に生長して、新たな樹々となる。
 こういった光景が、あらゆる領域のあらゆる植物種において見られるようになり、コンクリートジャングルすらも一日足らずで本物の熱帯雨林ジャングルに変えてしまう。
 一方で、原因の特定こそ不可能だが、土壌の人工的な酸性化や地道な伐採などによって、神秘を伴わない手段によっても、植物の繁茂という現象自体を抑えることはできる。

擬似特異点:(ランクはシナリオの規模により変動)

 世界の終末が再現されたことにより因果律が不安定になっている。
 人類や英雄に敵意を持つサーヴァントやシャドウサーヴァント、怪物などが無作為に召喚され暗躍する。
 聖杯がなくても、星の危機に立ち向かわんとする者たちは抑止力の支援によりサーヴァント召喚が可能となる。(サーヴァントの数、令呪の数などはシナリオの規模により変動)

 擬似特異点の解消、即ちアークエネミーの退去の為には、グリーン・グーとしての核個体を探し出し、これを討伐する必要がある。
 宝具を発動するまでの間であれば、核個体を討伐しさえすれば、形成された擬似特異点は速やかに抑止力によって修正される。

【保有スキル】

緑の星:EX

 地球惑星全土に根付いたあらゆる植物が、光合成によって生産・獲得したATP。
 その極一部、各個体にとっての余剰分を、龍脈を通じて少しずつ徴収。自身の魔力とする。
 これによって限りなく魔力を蓄えることで、彼/彼女は宝具の発動を目指し、それによって目的を達成しようとする。
 ただし、神秘の世界に属するものであれば、龍脈を経由して運ばれるエネルギーを目に見えるほど濃密なマナとして観測することができる。
 大地を流れていく魔力の河を辿っていけば、彼/彼女のいる場所へ辿り着くことは容易だろう。

星の開始者:A-

 星の開拓者の類似スキル。
 地球における「植物種」を体現した存在として、植物に限り、0から1を作り出す事が不可能なままに可能となっている。
 現行する生命体の殆どは、光合成によって酸素を大気に供給する膨大な量のシアノバクテリア──そしてその後継たる植物なくしては存在しえない。
 この事実により、「酸素、食料という二大要素において生命体の活動を支える」植物という概念を含むものであれば、如何なるものでも作成可能。
 この世には存在しない、食虫植物ならぬ食人植物なども、それが何かしらの形で他の生命体の糧となり得るのであれば、作り出すことができる。

個体増殖:B

 自身の肉体……彼/彼女の場合は自身を構成する植物を増殖させるスキル。文字通りの『肉壁』を作ったり、足場としたりする他、傷の高速修復にも応用できる。
 増殖させた植物は、自身と同一の意志を宿した別の個体として独立させ、複製として使役することも可能。ただし、核個体と複製の間で意識の共有は為されない。
 複製個体は核個体と全く同一の振る舞いを見せるが、『緑の星』による魔力供給の接続先であるか否かによって本物かどうかを識別可能。

既達の運命:EX

 彼/彼女の真名たる「グリーン・グー」について語られた、一つの仮説の具現。即ちは、「グリーン・グーは既に発生している」。
 そも、グリーン・グーとは、無限増殖する自己複製機械が地球を食い尽くす現象、グレイ・グーを元に名付けられた概念である。
 グレイ・グーは自己複製機械が地球を食い尽くすとしたが、グリーン・グーでは、それを実行する主体は、天然の自己複製機械ともされる細菌やウイルスである。
 同じナノサイズで、他からエネルギーや素材を得ることで、幾らでも増殖する存在。
 もしもナノマシンがグレイ・グーを引き起こし得るのであれば、とうの昔に、そういった“天然のナノマシン”がグリーン・グーを起こしていたのではないか。
 ナノテクノロジーに潜在する危険性への批判に対する反論として用意されたこの仮説は、しかし、ある一点において、既に実証されているとみなすことができる。

 細菌、ウイルスといった微小な生命体(ウイルスを生命体とみなすかどうかは一旦置いておいて)を“天然のナノマシン”とみなすのであれば、この星は既に、ナノマシンハザードによって汚染され尽くしていることになる。
 現在世界に存在する多くの生命体は、酸素を前提とする代謝機能を備えている。しかし、その代謝機能を細胞内部で実際に働かせているのは、元々は独立した生命体であったミトコンドリアに他ならない。
 ミトコンドリアを「細胞に共生した微小生命体=天然ナノマシン」とするならば、地球の生物の殆どは、ミトコンドリアという天然ナノマシンによって汚染され尽くしているではないか。
 そしてこれは、植物についても同じことが言える。
 植物を動物と分け隔てる大きな要因は、光合成を行う器官である葉緑体の存在である。しかし、この葉緑体もまた、太古の昔に植物の先祖が取り込んだ、シアノバクテリアという細菌が元となっている。
 であるならば、植物もまた、葉緑体に形を変えたシアノバクテリアによってナノマシン汚染された生命体そのものであり、この星の多くは、シアノバクテリアによって汚染されているではないか。
 更に、シアノバクテリアというナノマシンは、既に地球環境を激変させ、深刻な異常を発生させている。
 光合成によって莫大な酸素が海中や大気に放出され、それまで存在した嫌気性生物の多くを死滅させた。
 酸素はやがて地球に降り注ぐ太陽光から紫外線を遮るオゾンを形成し、光という環境をも改変した。これがナノハザードでなくて何であろうか。

 故に、彼/彼女というアークエネミーは、その目的を達成することができない『未達の運命』スキルを持っていながら、目的をとうの昔に達成しているとも言える。
 その論理的な矛盾は、抑止力による制限という軛に対して強烈な負荷をかけ、本来達成不可能であり続けなければならない目的へ至る為の蟻の一穴を穿った。
 その目的とは、勿論、『グリーン・グーの発生』に他ならない。

【宝具】

天地完覆・翠星繁栄オーバーカウント・グリーン・アース

ランク:★ 種別:終末・対終末宝具 レンジ:地球上全て 最大捕捉:自分自身、万物万象
 グリーン・グー。神でなく、獣でなく、星が作り出した世界の革新、その一つ。
 アークエネミーとして顕現した彼/彼女が、『緑の星』によって集めた莫大な魔力と引き換えに、星に根付いた植物の全てと一体化。
 高地や深海、火口など、植物の定着に向かない領域にすら、『星の開始者』によって生み出した生命を植え付けることで、星の全てを緑へと還す宝具。
 不完全に達成されていたグリーン・グーを、完全な形とする為に発動される、星を覆い尽くす生命ネットワーク。
 この過程に飲み込まれた生命体は、神秘の有無を問わず、その肉体を植物群繁栄の為の栄養分とされ、骨すら遺さず緑に飲み込まれることになる。
 更に、この宝具の発動によって、「地球上に存在する全ての植物」は、グリーン・グーの肉体と化す。
 即ち、万が一この状態に至ってしまった彼/彼女を、それでも討伐しようとするのであれば、それは、地球上から全ての植物を駆逐することを意味する。
 この為、グリーン・グーの顕現時は、魔力の蓄積が完了するまでの間に、核個体を発見・討伐する必要がある。

【Weapon】

植物種プラントレィス

 『星の開始者』で創った、或いは『個体増殖』で増殖させた植物群。既知の種は勿論のこと、現在世界に存在しない未知の種をも創造可能。
 前記したような食人植物、或いは更に発展して肉食植物などといった奇天烈極まりないものまで、植物であるのならば如何なる形質を持っていようと創り出す。
 一方で、それらの殆どは、特別に魔力を込めなければ神秘を伴わない普通の植物であり、火炎放射で焼き払うなど、科学技術のみによって容易に対処可能。

【解説】

 グリーン・グー。微小な自己複製機械の暴走による地球滅亡「グレイ・グー」に、ある意味で対置される概念。
 即ち、自然界に普遍的に存在する自己複製機構……微生物によって引き起こされる、際限のない個体増殖と、それに伴うエコファジーそのもの。
 元々は、ナノテクノロジーに潜在する危険性を表す「グレイ・グー」の概念を反証する為に考え出された言葉であり、それ自体には、科学的に実証された理論などは何も伴っていない。
 『既達の運命』で解説した通り、「有り得ない現象(=グレイ・グー)に対する危惧を否定する為に考え出された架空事象」なのだから、それは当然ではある。
 しかし、実質的な意味を伴わない言葉であったはずのそれは、いつか・どこか・だれかの考えによって、意味を補填されてしまった。
 「葉緑体に形を変えたシアノバクテリア=細菌=天然ナノマシンが、酸素を大気に供給することで地球環境を大幅に書き換え、更に現在に至るまで植物という種族を汚染している」。
 逆説的に言えば──グリーン・グーとは、多くの植物に覆われた地球の現状を指すものに他ならない、と。

 これによって、「星の環境を大幅に改変し、既存の生命種を淘汰した大災害」としてグリーン・グーという架空事象は登録され、アークエネミーとして召喚される資格を得た。
 この存在が再び現れるということは、嘗て発生したそのパラダイムシフト、「シアノバクテリア≒植物による既存生命種の淘汰」が発生するということ。
 ただの言葉にすぎない筈のそれが、世界に牙向く大敵へと変生したのである。

【人物・性格】

 神格化はおろか、如何なる手段によっても人格を持つものとして語られない概念を強引に人の形に押し込んだ為、その精神性に複雑さは見られない。
 基本的な思考は、「殖える」と「覆う」の二点。それ以外の感情については、核個体の体躯の大きさに見合った、かなり幼稚なものでしかない。
 それこそ、自身が生まれる切っ掛けとなった災害と同様、まるっきり「子供」のような振る舞いを見せるだろう。
 しかし、子供であるが故に、人格化に伴って与えられた指向性に対しては忠実であり、それを阻もうとするものに対しては、強い敵愾心を示す。

 一方、宝具発動とそれによる世界の滅びへの指向性は、彼/彼女自身の自由意志によるものではなく、刷り込まれた本能に近いものでもある。
 然るに、「彼/彼女自身」が、自分の意志でその道を破棄する可能性も存在するが──その道を選ぶ可能性は、文字通り万に一つ、億に一つの僅かなもの。
 少なくとも、自身を排撃しようとする意志を感じる相手に対し、彼/彼女が心を開くことはない。
 意思疎通を図れるとするなら、それは、自然を制するのではなく、自然と共にあることを選んだものであろう。

イメージカラー:生命力に溢れる緑
特技:殖えて覆うこと
好きなもの:温かい太陽の光、綺麗な水と大気
嫌いなもの:自然開発
天敵:開拓者、異常気象、病原体
願い:もっとふえる。もっとおおう。

【一人称】ぼく 【二人称】きみ 【三人称】あのひと

因縁キャラ

グレイ・グー:兄弟、もしくは姉妹
 自身とそっくりな存在。あちらがいなければ、こちらが成立することはなかったことから、ある意味では親と言えなくもない?
 しかし、グリーン・グーとグレイ・グーは、星の滅びであるという点では共通するが、星に根付く生命を滅ぼすのか、星自体を滅ぼし尽くすものであるか、という大きな違いがある。
 もしも両者が同時に存在するとすれば、星の上で、お互いに喰らい合う緑と鋼の海が生まれることだろう。

【コメント】

 かなり強引な解釈。

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