kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジャンヌ=アントワネット・ポワソン
【異名・別名・表記揺れ】ポンパドゥール夫人
【性別】女
【身長・体重】166cm・47kg
【肌色】白人　【髪色】金っぽい銀髪　【瞳色】青
【スリーサイズ】100/59/98
【外見・容姿】ポンパドールスタイルの髪型にドレスを着た女性。胸が大きい。
【地域】フランス
【年代】18世紀
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力：E　耐久：EX　敏捷：D　魔力：C+　幸運：B　宝具：EX

乗り物を乗りこなす能力。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
ルイ15世の公妾として活躍した彼女も、フランス王家の象徴たる白馬の獣などを乗りこなすことが出来るが、
それでもマリー・アントワネットほどではないし、規格外評価をされるほどの逸話は存在しないはずだが……？

魔術に対する抵抗力。このランクともなると、魔術で彼女を傷付けることは不可能。
しかし、18世紀出身である彼女にここまでの対魔力を身に着けられる逸話は存在しないはずだが……？

身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
フランス王家の財政を握る大富豪ぶりだが、浪費癖のせいであまり機能しない。

資金を消費させるスキル。
言葉巧みに、あるいは美貌を用いて金品を貢がせたり、
マスターの所持金を勝手に使用したりする、ファニーヴァンプのスキル。

妖艶な美貌と、相手を籠絡する手練手管。
一国の王すら籠絡し、政権を陰から操る、魔力によらない精神干渉。
……を、ライダーとして現界した今回の彼女は“生存”のために利用している。

三枚のペチコート作戦に代表される、ライダーの優秀な外交能力。
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、
相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
ライダーの場合、宿敵とすら和解し、長期的な同盟を組める可能性がある。

ランク：C　種別：対陣宝具　レンジ：30　最大捕捉：40人
ライダーがルイ15世のために建設させた娼館、『鹿の園』を魔力によって再現する、
固有結界とは似て非なる大魔術。
この内部ではライダーの『生存の閨』の性能、ひいては魅了、精神干渉の効果が向上するとともに、
他の女性にも『娼婦』としての技術を教え込むことも可能。
また、国王の為に建てられた娼館であることから、内部において男性及び王の属性を持つ者の戦闘行為を制限する効果がある。

ランク：C+　種別：対人宝具　レンジ：0　最大捕捉：1人
ライダーが愛読し、その出版を保護した『百科全書』。
百科事典に刺激を受け編集されたこの書には、科学、技術をはじめ、
あらゆる学問における数多の知識が記されている。
更に、ライダー存命時の百科全書に書かれていなかった内容も自動的に追記・修正され、
ライダーはこれに記された内容を、キーワードさえ分かれば瞬時に検索することが出来る。

本の形をしたウィキペディアのようなもの。

ランク：EX　種別：？？宝具　レンジ：？？　最大捕捉：？？
詳細不明。
本人曰く、「絶対に使わせないでください」。

18世紀に活躍した、フランス国王ルイ15世の公妾。
平民でありながらブルジョワ階級の娘として、幼少期から貴族の子女以上の教育を受け育つ。
1741年に徴税請負人シャルル＝ギヨームと結婚するものの、その3年後にその美貌からルイ15世の目に留まる。
こうして彼女はポンパドゥール侯爵夫人の称号を与えられ夫と別居し、1745年9月15日、正式に公妾と認められた。

フランス国王の公妾となった彼女は、湯水のように金を使い、あちこちに邸宅を立てさせ、
政治に関心の薄いルイ15世に代わって権勢を振るうようになったという。

56年にはオーストリアのマリア・テレジア、ロシアのエリザヴェータと通じ反プロイセン包囲網を結成。
この作戦は「三枚のペチコート作戦」と呼ばれる。
特に宿敵であるオーストリアとの和解は外交革命と言われるほど画期的であり、
この和解のために、テレジアの娘のひとりマリー・アントワネットがフランス王室に嫁ぐことになった。

その他、学術的な才能にも恵まれ、啓蒙思想家と交流したり、芸術にも関心があり、様々な芸術家とも交流した。
また、ルイ15世のために鹿の園と呼ばれる娼館を建て、彼好みの女性を住まわせたという。

現代において彼女の名前を最も身近で聞くのは髪型であろう。
男性や女性の前髪を丸く膨らませ、高くしたスタイル――リーゼントでイメージされる髪型だが、
正確にはリーゼントは側頭部から後頭部の髪型のことであり、前髪部は関係がない。
この前髪のスタイルのことを、ポンパドールと呼ぶ。

ちなみに自身の胸の形を模したグラスが、現代のソーサー型シャンパングラスの原型であり、
これはルイ15世を喜ばせようと作らせた――そうなるように性癖を歪めたと噂されるが、ここでは詳細を書かないものとする。

魔性の女であり、優秀な政治屋であり、学問に明るい賢い女性であり、
様々な面で優秀な女として、マスターの財産を散財するかわりに、聖杯戦争を勝利に導いてくれる。
――という人格で召喚されるはずなのだが、どういうわけかこのライダーは死を恐れる。
魔性であり、優秀でもあるのだが、極端に死を恐れ、死を嫌い、死を疎み、死を避けようとする。
かの語り部のキャスターと同等か、それ以上に、死にたくないを口癖とする。
特異点での彼女が、これ以上死なないために世界と心中しようとしていたのとは対照的に、
彼女の場合は「今この瞬間死にたくない」という思いが強いようだ。
魔性の美貌で男を誘惑し、革命的外交能力で女性と手を結び、籠絡と同盟で戦闘を避け、とにかく生存を第一目標に立ち回る。
時には王の妾としてのプライドすら安々とかなぐり捨て、土下座でも何でもして命乞いをする。

その生への執着は尋常ではなく、許容を超えるダメージを受け、消滅しかかる瞬間でさえ、
令呪の使用や蘇生、あるいは延命魔術のしようを懇願し、時には脅迫する用いて、1秒でも長く生き永らえようとする。
生前の彼女からは考えがたいほど生き汚く、泥臭い。

――ここまでライダーが生存に執着する理由とは？


イメージカラー：青
特技：誘惑、外交
好きなもの：学ぶこと、散財
嫌いなもの：死ぬこと、出し惜しみ
天敵：籠絡も交渉も通じない相手、ホライゼット
願い：絶対に死にたくない

【一人称】わたくし、妾　【二人称】あなた、そなた　【三人称】基本的に呼び捨て、命乞いをするときは様など

マリー・アントワネット：主人の義娘

ホライゼット：自身の胸を模したグラスを作らせるなど、胸部に関する逸話を持ち、
サイズもカップ数も逆恨みの条件を満たす彼女はシスターの宝具をもろに受ける。
誘惑は神経を逆撫でするだけであり、交渉も通じそうにない彼女は天敵中の天敵。
脱兎のごとく逃げ出す。死にたくない。