kagemiya@ふたば

【元ネタ】美術史
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】
【真名】フェリックス・ゴンザレス＝トレス
【表記揺れ】Felix Gonzalez-Torres
【性別】男性
【身長・体重】174cm・51kg
【肌色】白　【髪色】茶　【瞳色】茶
【外見・容姿】髭を生やし、髪を短く切り揃えた長身の男性
【地域】キューバ
【年代】現代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力：E　耐久：E　敏捷：E　魔力：D　幸運：C　宝具：E

ハービンジャーは「作品を創造する芸術家」と「作品を享受する鑑賞者」という絶対的な関係を破壊し、参加型芸術という新たな分野を切り開いた一人である。

現代美術における表現手法の一つ。
ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置くことで場所や空間全体を作品として"体験"させるもの。

足を踏み入れた者に暫しの間戦闘を忘れさせ、自身の行動により作品に起こる変化を楽しむ心の余裕を持たせる。一種の陣地作成として機能する。

装飾的・説明的な部分をできるだけ削ぎ落とし、シンプルな形と色を使用して表現する技法。

宝具やスキルの発動に必要な魔力が減少する。

ハービンジャーは38歳の若さで死亡するが、その原因はパートナーであるロス・レインコックの死因と同じエイズだった。

ランク：E　種別：対人宝具　レンジ：-　最大捕捉：‐
ロスをエイズで失い、自身もエイズに蝕まれた事で死を意識した作品を多く作るようになったハービンジャーの代表作が宝具となったもの。

自分とロス二人分の体重と同僚の飴玉の山を召喚する。
なんの変哲も無い既製品であるこの飴玉を一粒でも手に取った者は、まず「死」を深く意識する。
そして、「死」について自身が感じたことを表現する為の芸術家としての情熱や感性が一時的に与えられる。

たったそれだけの宝具だが、全人類が「死」と「感情」を失ったある異聞帯においては、それを崩壊させる致命的な一手となるだろう。

1957年キューバに生まれた芸術家
個人的なことと政治的なことを同時に表現することで、身近な問題に対する気づきをもたらす作風が特徴的。

同性愛者故に当時根強く存在した差別と偏見に苦しんだ事が多くの作品に反映されており、
展覧会を通じてジェンダーや政治問題などに関するメッセージを投げかけ続けた。

1990年代に入ると参加型芸術に注力し初め、鑑賞者の介入による変化を織り込んだ作品を多数作成するようになる。

翌1991年にパートナーのロスをエイズで亡くし、自身もエイズに感染していた事により、以後の作品は何処か死を意識したような空気を纏うものが多い。
代表作の《無題（偽薬）》はこの時期の作品である。

1996年エイズにより死去した。

あとで

ヴァン・ゴッホ(原作)：
「分野は違えど曲がりなりにも芸術に携わる者としてお会いできて光栄です。...正確にはゴッホじゃない？それはどういう....？」
「僕が作品を造り続けた理由は僕や貴方のような人達の心の支えとなりたかった事です。でも、今の貴方は自分のあり方に誇りを持てている。本当に良かった。」

後天的TS鯖全般：
「英霊になって外科手術によらずに自分の性別を変える事も出来ると知ったけど、僕はそうするつもりは無いよ。」
「僕とロスはお互いが男性であることを理解した上で愛し合った。だからどちらかが女性になることは相手への侮辱だと思うんだ。」
「もちろんこれは僕個人的の意見だから誰かに押し付けるつもりは無いよ。それこそ僕の嫌いな「多様性の否定」に繋がるからね。」

ここまでゾルタクスメタに最適な人物が居ると思わなかった。

[2022/5/7 関連キャラ追加]