ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

望むものがあるならば、杯に血を捧げなさい。
御前の父を捧げなさい。
御前の神を捧げなさい。
御前の魂を捧げなさい。
次なる世界の螺子を巻くのは、全ての敵を討ち勝利した一人だけ。
故に此の儀式を「聖杯戦争」と名付けましょう。

基本情報

【元ネタ】叙事詩『ヘーリアント』
【CLASS】セイヴァー
【マスター】 吊城恋果
【真名】ヘーリアント
【異名・別名・表記揺れ】救世主(ヘーリアント)、ガグンラーズ(プロトオルタ)
【性別】男性
【身長・体重】133cm・20kg
【肌色・髪色・瞳色】全て白
【外見・容姿】右目が隠れた黒衣の少年
【地域】ドイツ
【年代】9世紀
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】大神
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:A++ 幸運:B 宝具:EX

【クラス別スキル】

対英雄:C

英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。Cランクの場合、英雄・反英雄共に1ランク低下する。
セイヴァーは勇士を快く歓迎し、そのランクは高くはない。

カリスマ:A+

軍団を指揮する天性の才能。カリスマは稀有な才能で、一国の王でさえBランクで十分と言われている。
A+ランクは呪いの域とされるが、セイヴァーの場合は戦士から注がれる大神への信仰によりこのランクが成立している。

【保有スキル】

救世主:B++

一つの宗教で救い主として崇められた存在を表す能力。悪の属性を持つ存在に対して特攻を持つ。
セイヴァーがセイヴァークラスを獲得した所以。叙事詩に描かれた救世主は肩に烏を乗せ、使徒に代わり勇士達を引き連れた。
恐らくはその姿の由来だったのだろう。大神は救世主の役割を求められ、それに応えて救世主を演じてみせる。

始まりの魔術師:EX

「魔術の父」とも。世界樹に自らを捧げ、星から魔術の概念を抽出した者。北欧神話における原初の魔術師。
セイヴァーの魔術はこの世界に存在するあらゆる魔術に対して高度な互換性を持ち、他者が発動した魔術のオリジナルと、対抗可能な魔術の両方を習得する。
また、互換性故に本来相容れない理論同士のアセンブルも可能で、更に未知の魔術体系へ発展しうる。原理上、魔術でセイヴァーに勝利することはできない。
ただし、制約としてセイヴァーは必ず「片眼」でなければならない。両眼を使う必要がある場合は、先ず代わりの眼となるものを準備するため反応が遅れる。

使い魔(烏):A++

未来を見る黒の烏と、過去を見る白の烏を使い魔として使役する。両者の観測により高度な未来予知と情報解析を両立する。
ただし、あくまでセイヴァーのみに伝えられる情報である上に、彼がそれを活用する気が無ければアドバンテージになり得ない。
救世主の洗礼の際に降臨し、その肩に乗ったという聖霊は、セイヴァーの場合は烏の姿をしていたとされる。
その記述は大神と関連深い二羽の烏に結びつき、共に召喚されて役割を演じるようになった。

運命変転:B+

ノルニル・エフェクト。
北欧において、あらゆる種族の女性が生まれつき持つ可能性があると伝えられる、運命に干渉する特性。特に強力な力を持っている者はノルンと呼ばれる。
大神は男性でありながら例外的にノルンの力を持っているとされている。
セイヴァーは他者の敷く運命に縛られず、自分以外の独自のルールを適用する効果の影響を受けない。

【宝具】

兜の運び手ヒャルムベリ

ランク:C 種別:対神宝具 レンジ:なし 最大捕捉:自身
自らの存在を偽装または変質させる、大神が無数に持つ異名。仮面グリムの一つ。
現在使用しているものは兜の運び手ヒャルムベリと呼ばれ、自らの存在に戦士の属性を上から被せることができる。
これにより、元々のスキルや能力を極力阻害することなく、自らを戦士と定義することで英霊召喚に自分自身を割り込ませている。
聖杯起動時の降臨を待たずしての召喚が可能となり、この場合のセイヴァーは本来聖杯戦争に存在しない8騎目、番外のサーヴァントとして成立する。

九天貫く黄金樹グングニル・ユグドラシル

ランク:EX 種別:対界宝具・世界樹 レンジ:1〜99 最大捕捉:999人
大神の杖槍グングニル。北欧神話の世界を貫き、その支えとなる世界樹ユグドラシルより分かれた一つ。
それは世界そのものであり、基底世界に自身に内包した世界を割り込ませる形での空間崩壊を引き起こす。
応用により、この宝具の使用中は世界に開けた穴に飛び込んでの瞬間的な退避と強襲を自由なタイミングで行える。
真名解放により黄金の葉を茂らせた大樹に変化し、天を破り地へと落ちる。吹き荒れる世界樹の金の葉はレンジ内の対象を破壊し尽くす。

開戦術式・英霊召喚グラール・エインヘリャル

ランク:EX 種別:決戦術式・改 レンジ:0 最大捕捉:7騎
世界の脅威に対して、過去に存在した英雄を霊体として呼び出し対抗する防護機構、決戦術式英霊召喚にセイヴァーが手を加えたもの。
この聖杯戦争におけるサーヴァント召喚システムそのものであり、真名解放により内部の召喚ログを基礎とした特殊召喚を行う。
召喚される英霊達はいずれも影のように不明瞭なシャドウサーヴァントとして行動し、個々の人格は大幅に希釈されている。
それでも基礎的なスペックは本来の英霊のそれを再現しており、全てがセイヴァーの支配下にあるため決定的な数の優位を作り出す。
今回の聖杯戦争の場合、セイバーを除く前回の聖杯戦争に参加した、6騎の英霊の成れの果てが召喚される。

詩は綴じられ、炎の審判が始まるムーツペッリ・ラグナレクル

ランク:EX 種別:終末詩 レンジ:1〜全て 最大捕捉:1人〜全て
叙事詩における最後の審判として扱われるムスペリの軍勢と、北欧神話体系の終末を示す詩が融合した宝具。
聖杯が起動し、セイヴァーがその詩を詠んだ時、消えぬ炎が世界の全てを、過去の全てを、未来の全てを、可能性の全てを焼き尽くす。
過去、未来、並行世界の全てが焼けた世界はそこで一度完全な終末を迎える。
そして、世界を薪として燃え盛る火が新たな世界を創造する。聖杯戦争の勝者は、その果てに自らが望んだ世界を与えられる。

【Weapon】

九天貫く黄金樹グングニル・ユグドラシル

木を素材とする金の杖槍。セイヴァーの槍であり魔術礼装。世界樹であり、同時に聖槍に類する一つ。

【解説1:ヘーリアント】

ヘーリアント。
古ザクセン語において「救世主」を指す言葉であり、9世紀に書かれた叙事詩の題名でもある。
ここでは叙事詩に登場する救世主のこととして扱う。
元々この叙事詩はフランク王国がザクセン語圏を改宗するにあたり、現地の神話体系と自らの宗教のギャップを埋めるべく、
救世主の生涯を神話風にアレンジすることで双方の融和を図ったものである。
ヘーリアントの筋書きは救世主の行いをなぞっているが、洗礼の場で聖霊は大鳥の姿をとって肩に乗り、
使徒に代わって戦士を引き連れる戦いの長となり、彼らにはルーンを授け、人々にはパンではなく助けを与えた。
何より、救世主と神は明確に区別されるのに対して、ヘーリアントは父であり、全ての長であり、天の守護者であった。
即ち救世主とは、神話に現れる大神として人々が信奉していた存在と本質は同じだったのだと、叙事詩は暗黙のうちに説いた。

セイヴァーのヘーリアントは、以上の経緯により生まれた「ヘーリアントを演じる大神の分霊」である。
サーヴァントとしての能力はオリジナルたる大神の権能に準ずる一方で、対外的な属性は救世主としての側面を受け継いでいる。

【解説2:聖杯戦争のはじまり】

1999年、或る男が聖堂教会に隠された聖遺物、聖杯■■■号を盗み出した。
教会内で高い地位を持っていた男は背信者となり、魔術師達と共謀し、利用して使い捨てながら、聖杯の起動準備を進めていった。
比較的追手のマークが薄い地域として東京の地下に聖杯を置き、数多の犠牲を払って儀式を遂行した。
目的はただ一つ。次の2000年に恩寵をもたらす、彼らが『救世主』と崇めた者の再誕。そしてそれが与える救済の奇跡であった。
かくして、救世主は現れた。肩に烏を乗せた、男の想像とは異なる姿の救世主であったが。
救世主は———ヘーリアントは、その男を褒めた。己一人の願いのために多くを殺め、血に濡れながら願いを成就した男の姿を、善しと言った。
そしてその姿のままに、ヘーリアントは聖杯の在り様をそっくり変えてしまった。
「御前がそうしたように、此の儀式は血に満ちなければ成りません。御前が望んだように、願いは待つのでなく勝ち取らねば成りません」
大いなる脅威に対抗する決戦術式を聖杯に組み込み、過去の英霊をサーヴァントという影法師として現代に召喚できるように改造した。
サーヴァントが存在するための要を現代の人間から選別し、戦いの参加権たる令呪を与えた。
そして、互いに争わせて英霊の魂を聖杯に注ぎ、全てを個人の願いの代償とする儀式が———聖杯戦争が生まれた。
「御前は選ばれました。杯に血を捧げなさい、父を捧げなさい、神を捧げなさい、魂を捧げなさい。全て御前の欲するままに」
男は目の前の神を捧げようとし、それは叶わなかった。

【解説3:番外のサーヴァント・セイヴァー】

事実として、御前は裏切りにより敗北しました。
聖杯戦争は勝者なく終わり、今新たな参加者が選ばれます。
しかし御前に未だ命があり、未だ望みがあるというならば、御前が此の聖杯を呪い残り続けるのならば、
望みを再び捧げなさい。勝利なき勝者よ、もう一度の機会を与えましょう。
しかし七人の参加者は既に選ばれました。御前は存在しない八人目、番外に与える英霊は存在しません。
故に、此度は私が御前のサーヴァントの振りをしましょう。救世主の異形、魔術の大神の片鱗を遣いなさい。
改めて、全ての準備が整いました。
第二次聖杯戦争の幕を開きます。

第二次聖杯戦争の準備を整える際、聖杯に落ちて以降8年間残り続けた吊城恋果の死体に気付き接触を図る。
彼女が動く屍として聖杯戦争を続行可能であることを確認したものの、既に恋果が参加するべきゲームは勝者無しとして終わってしまっていた。
望む限り、捧げるものがある限り勝利は掴み得る。望ましい機会が無為に終わるゲームは好ましくない。
そこで、この特例に対してセイヴァーは彼女を特別参戦枠に組み込み、存在しない八騎目として自らを駒に作り替えた。

【人物・性格】

犠牲と共に救いを望まれたがために姿を現した、犠牲を容認する救済者。
冷静で機械的、人の叶わぬ願いを成就させる願望機の具現。しかし、その救いは勝利した一人にのみ向けられる。
聖杯戦争の成立経緯にある通り根本的な思考回路・価値観において現代のそれとの乖離があり、
願いを叶えるために贄を捧げることも、その権利を得るために人々が争うことも極々自然の行いであると自認している。
救世主を演じていても、彼は人ならぬ神であり、人の側に寄り添うことはない。その目線は戦う駒をゲーム盤の上から見下ろしている。

恋果に対しては自らがサーヴァントという駒になりきって行動しており、セイヴァーの基準で駒の領分を超えた行いを封印している。
(例として、決定的な未来を観測することもそれを伝えることもしない、弱点を一つは用意する等)


イメージカラー:白、黒、灰色
特技:魔術
好きなもの:テーブルゲーム、酒、英雄
嫌いなもの:両眼を使う魔術(代わりの眼を使うのが手間)
天敵:フェンリル
願い:ゲームに勝利した時、御前の望む全てを与えましょう。

【一人称】私 【二人称】御前 【三人称】

【因縁キャラ】

吊城恋果:前回の勝者……となるはずだったがギリギリの判定で脱落し、ノーゲームとなったマスター。まだ動けることに気づいたため今回の復活枠を与える。
曲がりなりにも行動可能な彼女を参加中のプレイヤーと認識しており、その範囲内では参戦権とサーヴァント(自分)を与えるなど親切にフォローしている。
一方で彼女(そして今の自分)のこともまた盤上の存在に過ぎないと捉えており、お互いにただ自分の目的のために主従関係を結んでいる。
ちなみに前回のマスターとしての評価は「極めて合理的な作戦だったが以後の展開が決まりきっていて戦術面での迫力や見応えに欠ける」と若干面白くなさそうに述べている。
そのためか、彼女が行動可能なように手助けしたのは一通りのサーヴァント召喚が終わり、彼女が同じ手段を取れなくなった後だった。


ガグンラーズ:ゲームに割り込んで盛り上げようと邪魔する方。
ちなみにセイヴァーは勝手にゲームを作って押し付けてくる方。

【コメント】

プロトっぽいのビースト枠。この世界における聖杯「戦争」の起源。

6/30追加
便宜上サーヴァントではあるが恋果お姉ちゃんとは存在も目的も独立しているため、倒す場合は各個に撃破する必要がある。
お姉ちゃんが負けて誰かが聖杯戦争を勝利してしまうと勝手に願いを叶えて次の聖杯戦争を始めてしまうため、その前に聖杯戦争の仕組み自体を破壊するといい。
↑冷静に考えたらセイヴァーがシステムを統括しているのでダイレクトに撃破すれば解決する。

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