最終更新:ID:NgRODGyBSA 2024年05月14日(火) 20:32:38履歴
「刮目せよ...我が紅蓮なる暴威を...」
「安寧を貪る腑抜け共を砕き、遥かなるローマへと至る様を!!」
【原典】史実、『ローマ皇帝群像 』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】マクシミヌス・トラクス
【異名・別名・表記揺れ】Maximinus Thrax 、ガイウス・ユリウス・ウェルス・マクシミヌス 、Gaius Julius Verus Maximinus、マクシミヌス1世
【性別】男性
【身長・体重】261cm・264kg
【肌色】黒褐色【髪色】赤【瞳色】赤
【外見・容姿】巨人と見紛うほどの巨躯、活火山の如し威容を誇る野蛮なる皇帝
【地域】トラキア
【年代】173年〜238年5月10日
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・ローマ・王
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:E 幸運:D 宝具:B+
Bing Image Creator
特殊な出自と逸話から、ローマ皇帝でありながら例外的にローマ属性を有さない。
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】マクシミヌス・トラクス
【異名・別名・表記揺れ】Maximinus Thrax 、ガイウス・ユリウス・ウェルス・マクシミヌス 、Gaius Julius Verus Maximinus、マクシミヌス1世
【性別】男性
【身長・体重】261cm・264kg
【肌色】黒褐色【髪色】赤【瞳色】赤
【外見・容姿】巨人と見紛うほどの巨躯、活火山の如し威容を誇る野蛮なる皇帝
【地域】トラキア
【年代】173年〜238年5月10日
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:E 幸運:D 宝具:B+
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特殊な出自と逸話から、ローマ皇帝でありながら例外的にローマ属性を有さない。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。
また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
Dランクでは筋力と耐久が上昇するが、言語機能が単純化し、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。
しかし、バーサーカーは元々無学で野蛮なので、殆どデメリットになっていない。
戦闘が白熱するとさらに暴走し、超常の蛮力で壊滅的な被害を齎す。
また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
Dランクでは筋力と耐久が上昇するが、言語機能が単純化し、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。
しかし、バーサーカーは元々無学で野蛮なので、殆どデメリットになっていない。
戦闘が白熱するとさらに暴走し、超常の蛮力で壊滅的な被害を齎す。
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。
最初の軍人皇帝であるバーサーカーの場合、獲得できるスキルは学術、芸術、文化系スキルなどを除いた戦闘・軍事系スキルのみに留まる上、基本的に特権を野蛮に振り回す事しかしない為、皇帝特権スキルが本来有する圧倒的な万能性は発揮できない。
しかし、強大な特権を「敵軍を叩き潰す」ことのみに注ぎ込んだ一撃は紛れもない脅威となる。
最初の軍人皇帝であるバーサーカーの場合、獲得できるスキルは学術、芸術、文化系スキルなどを除いた戦闘・軍事系スキルのみに留まる上、基本的に特権を野蛮に振り回す事しかしない為、皇帝特権スキルが本来有する圧倒的な万能性は発揮できない。
しかし、強大な特権を「敵軍を叩き潰す」ことのみに注ぎ込んだ一撃は紛れもない脅威となる。
野蛮なる軍人皇帝であるマクシミヌス・トラクスが持つカリスマの亜種スキル。
軍事指導者としては優れた才能を持つが、その粗野なカリスマ性は国家運営には利用できない。
指揮下にある軍勢の凶暴性を沸騰させ、慈悲、容赦、道徳といった「善性のブレーキ」を外した怒涛の進軍を行う事が可能だが、敗戦が続いたり、兵を酷使し過ぎると著しく士気が低下し、離叛率が跳ね上がるというリスクがある。
軍事指導者としては優れた才能を持つが、その粗野なカリスマ性は国家運営には利用できない。
指揮下にある軍勢の凶暴性を沸騰させ、慈悲、容赦、道徳といった「善性のブレーキ」を外した怒涛の進軍を行う事が可能だが、敗戦が続いたり、兵を酷使し過ぎると著しく士気が低下し、離叛率が跳ね上がるというリスクがある。
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、一時的に筋力のパラメーターをランクアップさせることが出来る。
さらに、鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
環境変化による肉体の影響を受けず、常に最高の状態が保たれる。
微弱であるが神性が複合されており、戦闘が過熱すれば耐久、敏捷、魔力ステータスの瞬間的な増強も見込める。
西暦以降に生まれた人間にあるまじき神秘を内包した、巨躯なる怪人。
遥か昔、蛮地 に打ち捨てられた"何か"より生じた、時代の異物。
さらに、鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
環境変化による肉体の影響を受けず、常に最高の状態が保たれる。
微弱であるが神性が複合されており、戦闘が過熱すれば耐久、敏捷、魔力ステータスの瞬間的な増強も見込める。
西暦以降に生まれた人間にあるまじき神秘を内包した、巨躯なる怪人。
遥か昔、
彼が現れれば、戦乱が始まる。引き裂かれし日常、絶える平穏。それを鎮める術は無く、響めく風説に流されるまま、人々は唯々血を流し続ける。スキルとして見るならば、戦場全体の正常な判断力を低下させる強烈なデバフ効果を発する。
彼という皇帝が示す時代の転換点。彼自身が激しく争うも呑まれ果てた、大いなる渦動の始まり。
彼という皇帝が示す時代の転換点。彼自身が激しく争うも呑まれ果てた、大いなる渦動の始まり。
ランク:C 種別:結界宝具/対軍宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:500人
莫大な軍事費用の捻出の為に、暴力的で違法な手段で税金を取り立てて資産を毟り取ったという逸話から。
民間人や貴族、一部の文化人など、非戦闘員を対象とした強制徴税。
兵士や戦士は対象に含まれないが、非武装の魔術師や芸術家、司祭系サーヴァントなどは例え戦闘能力を持っていたとしても搾取対象となる。具体的には「剣や槍、近代兵器などの武器を装備しており、その扱いに充分習熟しているか」で判定される。
原理としては自分を起点として「搾取」に特化した結界である『絶対皇帝圏』を展開し、その内部にいる者から生命力と財産を奪い取り、己のリソースとして吸収、確保する、というもの。
搾取対象はある程度任意に選択する事ができ、必要とあらば味方陣営から魔力を搾り取る事も躊躇しない。通常の聖杯戦争であれば、己のマスターから強制的に大量の魔力を徴収し、昏倒させ行動不能にする事さえ可能。
問答無用で即座に生命を奪える程に吸収効率は高くないが、内部に留まり続ければやがて衰弱死する。
皇帝特権(軍人)のごく限定的な万能性と組み合わせることにより、確保した魔力的・金銭的リソースを消費して大規模な防衛拠点を築く事も可能(北方蛮族に対する防衛の強化や道路整備は数少ないマクシミヌスの偉業)。
まごう事なき権力の悪用により成り立っている宝具であり、これに対抗するには不正を正す概念や『絶対皇帝圏』を塗り替えるほどの絶大な権力が必要となる。
莫大な軍事費用の捻出の為に、暴力的で違法な手段で税金を取り立てて資産を毟り取ったという逸話から。
民間人や貴族、一部の文化人など、非戦闘員を対象とした強制徴税。
兵士や戦士は対象に含まれないが、非武装の魔術師や芸術家、司祭系サーヴァントなどは例え戦闘能力を持っていたとしても搾取対象となる。具体的には「剣や槍、近代兵器などの武器を装備しており、その扱いに充分習熟しているか」で判定される。
原理としては自分を起点として「搾取」に特化した結界である『絶対皇帝圏』を展開し、その内部にいる者から生命力と財産を奪い取り、己のリソースとして吸収、確保する、というもの。
搾取対象はある程度任意に選択する事ができ、必要とあらば味方陣営から魔力を搾り取る事も躊躇しない。通常の聖杯戦争であれば、己のマスターから強制的に大量の魔力を徴収し、昏倒させ行動不能にする事さえ可能。
問答無用で即座に生命を奪える程に吸収効率は高くないが、内部に留まり続ければやがて衰弱死する。
皇帝特権(軍人)のごく限定的な万能性と組み合わせることにより、確保した魔力的・金銭的リソースを消費して大規模な防衛拠点を築く事も可能(北方蛮族に対する防衛の強化や道路整備は数少ないマクシミヌスの偉業)。
まごう事なき権力の悪用により成り立っている宝具であり、これに対抗するには不正を正す概念や『絶対皇帝圏』を塗り替えるほどの絶大な権力が必要となる。
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜90 最大捕捉:100〜900人
皇帝即位後は一度も帝都ローマに戻る事なく、最前線で戦いながら統治を行い、搾り取った税金や資産を軍事費用に注ぎ込み、近衛隊 を率いて暴虐の限りを尽くしたという常軌を逸脱した逸話が具現化した特殊な軍勢宝具。
真名解放により、バーサーカーの体表から"何か"が分泌され、それは赤い霧状に変化して周囲に拡散される。
この「赤い霧」に触れた者は肉体と精神を侵蝕され、強制的にローマ帝国の精鋭部隊である近衛隊 に変化させられ、バーサーカーの支配下に置かれる。即ち、強制徴兵。
周辺の浮遊霊や低級霊にも効果があり『ローマ亡霊兵』へと改造・隷属させる。
一般人であれば問答無用で支配され、魔術師であっても対抗手段を取らなくてはまともに魔術を使う事も難しくなる。
サーヴァントであれば支配される事はまず無いが、思考能力や敏捷性の低下などの弱体を受ける。
この「赤い霧」は物質として周囲に付与される「祝福・加護」に近しいものである。
単に支配下に置いただけの近衛隊 はサーヴァントに蹴散らされるだけの雑兵に過ぎないが、追加で魔力を費やす事で、自軍の兵士と武装を強化する事が可能。
最大まで強化が進めば、単なる一般人や亡霊でさえEランク相当の武装宝具に身を固めた幻霊級サーヴァントに匹敵する戦力となる。
無論、肉体への負担も大きく、少なくない数の近衛隊 が自滅する事となるが、バーサーカーはまるで意に介さない。
「赤い霧」の拡散範囲は広いが、城壁や防護結界を超えられるほどの侵蝕性はなく、バーサーカーが最終的にアクイレイアの城を攻めきれずに果てたという逸話から、攻城戦に置いてはマイナス補正が入る。
ただし、単身突入してから城内に「赤い霧」を撒き散らして大混乱を引き起こすという蛮行に及ぶ可能性もある為、油断はできない。
皇帝即位後は一度も帝都ローマに戻る事なく、最前線で戦いながら統治を行い、搾り取った税金や資産を軍事費用に注ぎ込み、
真名解放により、バーサーカーの体表から"何か"が分泌され、それは赤い霧状に変化して周囲に拡散される。
この「赤い霧」に触れた者は肉体と精神を侵蝕され、強制的にローマ帝国の精鋭部隊である
周辺の浮遊霊や低級霊にも効果があり『ローマ亡霊兵』へと改造・隷属させる。
一般人であれば問答無用で支配され、魔術師であっても対抗手段を取らなくてはまともに魔術を使う事も難しくなる。
サーヴァントであれば支配される事はまず無いが、思考能力や敏捷性の低下などの弱体を受ける。
この「赤い霧」は物質として周囲に付与される「祝福・加護」に近しいものである。
単に支配下に置いただけの
最大まで強化が進めば、単なる一般人や亡霊でさえEランク相当の武装宝具に身を固めた幻霊級サーヴァントに匹敵する戦力となる。
無論、肉体への負担も大きく、少なくない数の
「赤い霧」の拡散範囲は広いが、城壁や防護結界を超えられるほどの侵蝕性はなく、バーサーカーが最終的にアクイレイアの城を攻めきれずに果てたという逸話から、攻城戦に置いてはマイナス補正が入る。
ただし、単身突入してから城内に「赤い霧」を撒き散らして大混乱を引き起こすという蛮行に及ぶ可能性もある為、油断はできない。
ローマ帝国第25代皇帝、マクシミヌス・トラクス。またはガイウス・ユリウス・ウェルス・マクシミヌス。マクシミヌス1世とも。
最初の軍人皇帝(或いは兵舎皇帝 )としても知られる。
属州トラキアでゴート人の父親とアラン人の母親の間に生まれる。
セプティミウス・セウェルスが皇帝の時、補助部隊の一員としてローマ帝国軍に入隊。
マクシミヌスはその巨大な体格と力により、瞬く間に出世し、一兵卒の身分から軍人としてのキャリアを積み上げていった。
マクシミヌスは同時代の人物よりもかなり大きな体格の持ち主であり、額・鼻・顎が突出した───先端巨大症の特徴を持つ、異様な風貌であったという。
親指はあまりに大きかったため、妻のブレスレットを指輪として身に着けていたとも、その身長は約2.6mを超えており、最も訓練されたギリシアのアスリートや蛮族の戦士のエリートとは比較にならない肉体を持っていたとも、荷を積んだ馬車を引いて動かす事ができたとも、騎馬の全力疾走に脚で走って並走し、そのままレスリングで七人抜きをしたなど、超人的な武勇が語られている。
(ただし、いずれの逸話も信憑性が低く、これらの超人的な武勇伝は意図的にマクシミヌスを野蛮な戦士のステレオタイプに当て嵌めようと誇張された結果である可能性は否定できない。)
その後、マクシミヌスは新兵部隊を率いてゲルマン系民族アレマンニ族に対するライン川防衛線で戦っていたが、当時の皇帝アレクサンダー・セウェルスはアレマンニ族に賠償金を払って和解を試みる姿勢を見せる。
この判断が決定的となり、穏当で堅実な政治を好み、軍を軽視する政策を取っていたセウェルスは軍人たちの支持を失う。
厳格で凄腕の軍事指導者であるマクシミヌスを中心とした軍隊は反乱を蜂起、セウェルスとその母を殺害し、マクシミヌスを新たなる皇帝と宣言した。
無教養で社会的地位の低い野蛮人を皇帝にする事に元老院は不満を募らせたが、異議を唱えられる立場になく、しぶしぶマクシミヌスを皇帝に即位させた。
皇帝の称号を得た後、マクシミヌスは元老院での支持不足を認識し、慎重な姿勢を崩さず、自分に対する反乱や陰謀の企てを知れば即座に軍を動かし、下手人を容赦無く粛清した。
反乱を鎮圧した後、マクシミヌスはライン川を越えて再びドイツに侵入し、軍隊を率いてドイツ国内を荒らし回った。
軍事指導者としてのマクシミヌスは傑出した人物だったが、ローマ帝国の統治者としての彼の政策は粗雑で近眼的だった。
兵士の給与を倍増させ、より多くの資金を調達するために違法で暴力的な手段に訴えるようになり、上流階級層から強制的に資金を没収し、貧民に対する穀物配給に関する補助金を削減し、その殆どを軍事費用に注ぎ込んだ。
この過程で多くの人間に無実の罪を着せ、資産を搾り取り、処刑したという。
また、キリスト教に対して比較的寛容な政策を取った前帝セウェルスに対し、マクシミヌスはキリスト教徒を国家に非協力的だと考え、弾圧し、時に処刑した。
そのため、マクシミヌスは戦闘・軍事面では大きな成功を収めたものの、すべての臣民から深い不評を買うことになった。
238年3月、アフリカ属州総督ゴルディアヌス1世は民衆の不満を受けてマクシミヌスの暴政に反旗を翻し、自らを皇帝と宣言。
元老院もマクシミヌスから離反し、ゴルディアヌス1世とその息子ゴルディアヌス2世を共同皇帝とする事に承認する。
しかし、アフリカ州はヌミディア州と隣接しており、その州知事カペリアヌスはゴルディアヌス1世に長年の恨みを抱いており、マクシミヌスを支持していた。
ゴルディアヌス2世はカペリアヌスの軍隊に敗北し、死亡。それを知ったゴルディアヌス1世も首を吊り自殺した。
ゴルディアヌス父子の蜂起失敗を受け、マクシミヌスに叛逆する決意を固めていた元老院は、デキムス・カエリウス・カルウィヌス・バルビヌスとマルクス・クロディウス・プピエヌス・マクシムスの二人を共同君主に選出し、ゴルディアヌス1世の孫でまだ13歳であったゴルディアヌス3世を2人の副帝とした。
相次ぐ反乱を受けたマクシミヌスは元老院を襲撃すべくローマを目指して軍を進める。
しかし、マクシミヌスが北イタリアのエモナに到着すると、そこは閑散としていた。
元老院に同調した敵対勢力によって町全体が避難させられており、食料は無く、略奪による補給は困難となっていたのだ。
部隊の士気は著しく低下したが、構わずマクシミヌスはアクイレイアまで進んだ。
しかし、城門は閉ざされており、マクシミヌスは入城を拒否された。
激怒したマクシミヌスはアクイレイアを包囲するも、 士気の低下と深刻な食糧不足の中、彼はこの危機的状況下で将校と兵士を過酷に扱い、事態を悪化させた結果、238年5月10日、近衛隊 は反乱を起こし、マクシミヌスは一族郎党と共に殺害された。
マクシミヌスは即位後、一度も帝都ローマに戻る事は無かったという。
最初の軍人皇帝(或いは
属州トラキアでゴート人の父親とアラン人の母親の間に生まれる。
セプティミウス・セウェルスが皇帝の時、補助部隊の一員としてローマ帝国軍に入隊。
マクシミヌスはその巨大な体格と力により、瞬く間に出世し、一兵卒の身分から軍人としてのキャリアを積み上げていった。
マクシミヌスは同時代の人物よりもかなり大きな体格の持ち主であり、額・鼻・顎が突出した───先端巨大症の特徴を持つ、異様な風貌であったという。
親指はあまりに大きかったため、妻のブレスレットを指輪として身に着けていたとも、その身長は約2.6mを超えており、最も訓練されたギリシアのアスリートや蛮族の戦士のエリートとは比較にならない肉体を持っていたとも、荷を積んだ馬車を引いて動かす事ができたとも、騎馬の全力疾走に脚で走って並走し、そのままレスリングで七人抜きをしたなど、超人的な武勇が語られている。
(ただし、いずれの逸話も信憑性が低く、これらの超人的な武勇伝は意図的にマクシミヌスを野蛮な戦士のステレオタイプに当て嵌めようと誇張された結果である可能性は否定できない。)
その後、マクシミヌスは新兵部隊を率いてゲルマン系民族アレマンニ族に対するライン川防衛線で戦っていたが、当時の皇帝アレクサンダー・セウェルスはアレマンニ族に賠償金を払って和解を試みる姿勢を見せる。
この判断が決定的となり、穏当で堅実な政治を好み、軍を軽視する政策を取っていたセウェルスは軍人たちの支持を失う。
厳格で凄腕の軍事指導者であるマクシミヌスを中心とした軍隊は反乱を蜂起、セウェルスとその母を殺害し、マクシミヌスを新たなる皇帝と宣言した。
無教養で社会的地位の低い野蛮人を皇帝にする事に元老院は不満を募らせたが、異議を唱えられる立場になく、しぶしぶマクシミヌスを皇帝に即位させた。
皇帝の称号を得た後、マクシミヌスは元老院での支持不足を認識し、慎重な姿勢を崩さず、自分に対する反乱や陰謀の企てを知れば即座に軍を動かし、下手人を容赦無く粛清した。
反乱を鎮圧した後、マクシミヌスはライン川を越えて再びドイツに侵入し、軍隊を率いてドイツ国内を荒らし回った。
軍事指導者としてのマクシミヌスは傑出した人物だったが、ローマ帝国の統治者としての彼の政策は粗雑で近眼的だった。
兵士の給与を倍増させ、より多くの資金を調達するために違法で暴力的な手段に訴えるようになり、上流階級層から強制的に資金を没収し、貧民に対する穀物配給に関する補助金を削減し、その殆どを軍事費用に注ぎ込んだ。
この過程で多くの人間に無実の罪を着せ、資産を搾り取り、処刑したという。
また、キリスト教に対して比較的寛容な政策を取った前帝セウェルスに対し、マクシミヌスはキリスト教徒を国家に非協力的だと考え、弾圧し、時に処刑した。
そのため、マクシミヌスは戦闘・軍事面では大きな成功を収めたものの、すべての臣民から深い不評を買うことになった。
238年3月、アフリカ属州総督ゴルディアヌス1世は民衆の不満を受けてマクシミヌスの暴政に反旗を翻し、自らを皇帝と宣言。
元老院もマクシミヌスから離反し、ゴルディアヌス1世とその息子ゴルディアヌス2世を共同皇帝とする事に承認する。
しかし、アフリカ州はヌミディア州と隣接しており、その州知事カペリアヌスはゴルディアヌス1世に長年の恨みを抱いており、マクシミヌスを支持していた。
ゴルディアヌス2世はカペリアヌスの軍隊に敗北し、死亡。それを知ったゴルディアヌス1世も首を吊り自殺した。
ゴルディアヌス父子の蜂起失敗を受け、マクシミヌスに叛逆する決意を固めていた元老院は、デキムス・カエリウス・カルウィヌス・バルビヌスとマルクス・クロディウス・プピエヌス・マクシムスの二人を共同君主に選出し、ゴルディアヌス1世の孫でまだ13歳であったゴルディアヌス3世を2人の副帝とした。
相次ぐ反乱を受けたマクシミヌスは元老院を襲撃すべくローマを目指して軍を進める。
しかし、マクシミヌスが北イタリアのエモナに到着すると、そこは閑散としていた。
元老院に同調した敵対勢力によって町全体が避難させられており、食料は無く、略奪による補給は困難となっていたのだ。
部隊の士気は著しく低下したが、構わずマクシミヌスはアクイレイアまで進んだ。
しかし、城門は閉ざされており、マクシミヌスは入城を拒否された。
激怒したマクシミヌスはアクイレイアを包囲するも、 士気の低下と深刻な食糧不足の中、彼はこの危機的状況下で将校と兵士を過酷に扱い、事態を悪化させた結果、238年5月10日、
マクシミヌスは即位後、一度も帝都ローマに戻る事は無かったという。
野蛮、残虐、凶暴。
鉄 のように鍛え上げられた肉体。
煮え滾る野心を裡に秘めた粗暴なる巨躯の蛮人。
芸術、文化、学術を無意味と一蹴し、全てを戦争に注ぎ込むべきだと豪語する傲岸不遜な戦争狂。
その過程で出る膨大な犠牲も一切顧みる事なく、ただ勝利の為に消費し、活用する。
長い間一兵士として皇帝に支えていた事もあり、野心を封印して機を待ち続ける忍耐力はあるが、その時が来れば反動で爆発的な凶暴性を発揮する。
自分が率いる軍に関しては厳しくもある程度寛大に接する。軍事的なカリスマは高く、給与は大量に与えるので熱狂的支持を受けるが、戦況が悪化すると兵を酷使し始めて、急速に支持を失う。こうなると高確率で離叛され、背中を刺される。
その本質は前述した通り、蛮神 のダストデータより生じた『野蛮』の化身である。
狂気の女神 より生じた『愚行』の化身の例に近しいが、此方は曲がりなりにも人間として生まれ落ち、蛮神 としての記憶も有さない。
しかし、ローマを支配するという執着心や打ち捨てられた者としての無自覚な主神 への憎悪、劣化神性血液 の限定放出による『狂乱』の擬似権能の行使といった様々な性質を受け継いでいる。
...ごく稀に戦いに疲れたような表情を見せる時もあるが、"それ"の化身として生まれ落ちた以上、平穏が訪れる事など無く、終わりなき闘争に身を委ねる定めにある。
イメージカラー:煮え沸る紅蓮
特技:戦争
好きなもの:戦乱
嫌いなもの:愚かな元老院、腑抜けた貴族、無価値な基督教徒
天敵:自軍の叛乱
願い:ローマに至り、全てを力で支配する
【一人称】我【二人称】貴様、呼び捨て【三人称】呼び捨て
煮え滾る野心を裡に秘めた粗暴なる巨躯の蛮人。
芸術、文化、学術を無意味と一蹴し、全てを戦争に注ぎ込むべきだと豪語する傲岸不遜な戦争狂。
その過程で出る膨大な犠牲も一切顧みる事なく、ただ勝利の為に消費し、活用する。
長い間一兵士として皇帝に支えていた事もあり、野心を封印して機を待ち続ける忍耐力はあるが、その時が来れば反動で爆発的な凶暴性を発揮する。
自分が率いる軍に関しては厳しくもある程度寛大に接する。軍事的なカリスマは高く、給与は大量に与えるので熱狂的支持を受けるが、戦況が悪化すると兵を酷使し始めて、急速に支持を失う。こうなると高確率で離叛され、背中を刺される。
その本質は前述した通り、
しかし、ローマを支配するという執着心や打ち捨てられた者としての無自覚な
...ごく稀に戦いに疲れたような表情を見せる時もあるが、"それ"の化身として生まれ落ちた以上、平穏が訪れる事など無く、終わりなき闘争に身を委ねる定めにある。
イメージカラー:煮え沸る紅蓮
特技:戦争
好きなもの:戦乱
嫌いなもの:愚かな元老院、腑抜けた貴族、無価値な基督教徒
天敵:自軍の叛乱
願い:ローマに至り、全てを力で支配する
【一人称】我【二人称】貴様、呼び捨て【三人称】呼び捨て
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