ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

 


「ガキが...犬に噛まれたくなかったらさっさと失せな」


基本情報

【原典】史実
【CLASS】ガンナー
【マスター】
【真名】ヴィンセント・“マッドドッグ”・コール
【異名・別名・表記揺れ】ヴィンセント・コール、Vincent "Mad Dog" Coll狂犬マッドドッグ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・89kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】赤
【外見・容姿】スーツと帽子を着こなした、ハンサムな若いギャング。黒髪が犬の耳のようにハネている。普段は知性を感じさせる風貌だが、戦闘時など気が昂った際は恐ろしく凶暴な表情へと変貌する。
【地域】アメリカ・ニューヨーク
【年代】1908年7月20日〜1932年2月8日
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・猛獣・ケモノ科
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:E 幸運:D 宝具:D

【クラス別スキル】

射撃:C

 銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
 拳銃などによる早撃ちや精密射撃よりも機関銃マシンガンを撃ちまくる連続射撃や掃射を得意とする。

騎乗:D

 本来はライダーのクラススキル。
 近代以降に作られた乗り物(vehicle)しか乗りこなすことは出来ない。
 ビール輸送トラックを奪って暴れ回った逸話から、他者の乗騎を無理矢理強奪する事にも長けている。

単独行動:A

 マスターを失っても1週間は現界を維持可能。
 飼い主マスターの手をも噛みちぎる獰猛さと、必要とあらば裏切りを躊躇わぬ迅速な行動力からこのスキルを獲得している。

【保有スキル】

恫喝:A

 吠え立てる様な怒号を触媒とした恫喝呪縛。
 人の弱みに付け込んで脅し、恐れさせることにより交渉で優位に立ち、相手を従わせる。
 それが例え言いがかりであり、正当性が相手にあろうとも、ガンナーの迫力スゴ味によって判断力を鈍らされ、暴力に屈してしまう。
 脅迫に比べると瞬間的な効果は高いが、持続性は低く、時間経過で我に返る可能性も高い。
 言うなれば「言いくるめ」と「説得」の違い。

颶風の掠奪:B+

 盗賊行為にどれだけ秀でているかを指すスキル。
 類似スキルである疾風の掠奪に比べると迅速さと精密さで劣るが、破壊行為にボーナスが入る。
 麦酒男爵ビア・バロンの異名で知られるダッチ・シュルツの部下として活動していたガンナーは、無許可でブロンクスの酪農場から17000ドルを強奪した。
 その後、シュルツと袂を分かち、独自のギャングを組織したガンナーはシュルツのギャングと激しい抗争を繰り広げ、ある時はビール輸送トラックを奪ってシュルツが所有する倉庫に押し入り、密造ビールを奪って売り払い、120台の自動販売機と150台のスロットマシン、10台のトラックなどを破壊し尽くしたという。
 また、ガンナーの一味が数々の誘拐を行い、大量の身代金を詐取していたという逸話から、人間を攫う手際にも優れる。

狂犬が如く:A+

 その凶暴さから、当時のニューヨーク市長ジミー・ウォーカーはガンナーを狂犬Mad Dogと呼んだ事に由来する。
 相当のランクの無法者、反骨の相、精神汚染の複合スキルであり、戦闘時に犬の生物特徴を得る簡易的な獣化能力も含む。
 法に縛られず、権威に靡かず、秩序に楯突く狂える犬。
 如何なる属性のマスターであろうと、ガンナーを制御する事は非常に難しい。

子供殺し:E-

 ベイビーキラー。本来ならば幼い子供に対する特攻と幼児の死にも眉ひとつ動かさない精神性を獲得するが、ランクが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下するというスキル。
 しかし、ガンナーはこのスキルを全否定しているため、むしろ子供に対する攻撃力が弱体化し、霊格が低下するという、ただ単にガンナーの汚名を示すだけのデメリットスキルとなっている。

【宝具】

狂犬は機関銃を捨てずマッドドッグ・バッドコール

ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:70 最大捕捉:50人
 禁酒法時代を暴れ回った悪党どもを呼び起こす、狂犬マッドドッグ遠吠えコール
 自分の手下である機関銃などで武装したギャングを10人前後召喚し、破壊と掠奪の限りを尽くす。
 銃器を搭載した車両を召喚することも可能。
 軍勢宝具...と呼ぶには些か小規模であり、召喚される人員も名だたる英雄には遠く及ばない、ただのギャングである。
 その分燃費と現界時間などの点では優れており、再召喚も比較的容易。
 颶風の掠奪との相乗効果により、上手くいけば敵の陣地を壊滅させる事も不可能ではない。

犬畜生に捧ぐ墓標マッドドッグ・デッドエンド

ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:2人
 ガンナーが電話ボックスで敵対するギャングに脅しの電話をかけていた所を、内通を受けたシュルツ一味らにマシンガンで蜂の巣にされた事に由来する、一種の死因宝具。
 レンジ内に居る対象を電話ボックスに閉じ込める。
 サイズはある程度融通が効くが、余りにも人型から逸脱した巨大な存在は対象外となる。
 相手の動きを封じる結界の一種とも見て取れるが、ランクは低く、強度も見てくれ通りの旧式の電話ボックス相当しかない。
 人間相手ならともかく、サーヴァントに対しては僅かに動きを止める程度の効果しか期待できないだろう。
 また、電話ボックス内部に閉じ込められた者の銃弾に対する防御力を低下させる効果もある。
 .....奥の手として、自分諸共相手を電話ボックス内に閉じ込め、第一宝具で呼び出したギャングたちによる銃撃の雨を浴びせるというものがある。
 その場合、伝承再演により宝具は大幅に強化され「ガンナーが死ぬか、電話ボックスが外部からの銃撃により完全に破壊されるまで、内部から電話ボックスを破壊する事も、脱出する事も出来ない」という効果が追加される。
 銃撃による被ダメージも増加するが、この手段を取ったガンナーは確実に死亡する。

【Weapon】

『拳銃』

『ショットガン』

機関銃マシンガン

 あまり銃に拘りはないが、一度に大量の弾をばら撒けるものを好む。

【解説】

 禁酒法時代、対立するギャング組織とマシンガンを使った派手な抗争に明け暮れたニューヨークのアイルランド系ギャング。

出生、そして渡米

 アイルランド北部、アルスター州ドニゴール県のアイルランド語圏、グウィドー生まれ。
 ドニゴール県は貧しい地域であったので、コールがまだ1歳にもならない頃、彼の両親は当時多くのアイルランド人がしたように、より良い生活を求めてアメリカへの移住を決意した。
 コールの両親は7人の子供たちを連れて、ニューヨークのブロンクスに移住した。
 しかし、渡米後も両親は悲惨な貧困にあえぎ、やがてコールの父親は一家を見捨てて失踪した。
 コールが12歳になる前に、母親と兄のピーターを除く全員が死亡した。
 その後、母親が亡くなった後、ヴィンセントとピーターはカトリックの孤児院に預けられたが、コールは気難しい子供で、絶えず問題を起こし、10代になる前に地元のカトリック系の保護収容施設を何度も追い出された。
 やがてコールとピーターは、当時アイルランド人が多く住んでいたニューヨークのヘルズ・キッチンにある、同じくグウィドー出身の叔母の家に預けられることになった。
 兄弟は叔母の家を拠点として、大物ギャングのオウニー・マドゥン率いるゴーファーズという地元ギャング団に所属し、活動した。
 警察と何度も衝突し、コールはすぐに、ストリートの野生児という評判を得た。
 16歳で銃を所持して逮捕され、23歳までに12回も逮捕されたという。

ダッチ・シュルツとの出会いと確執

 1927年に、コールはブロンクス一帯を支配するギャング麦酒男爵ビア・バロンことダッチ・シュルツの一味に加わり、違法ビール配送トラックの武装警備員として働き始めた。
 コールはその冷酷さと攻撃的なやり方で頭角を現し、組織にとって重要な戦闘員・暗殺者となった。
 しかし、コールはシュルツの密造酒の販売を拒否した違法酒場スピークイージーのバーテンダーを有無を言わさず射殺したり、無許可で商店に狼藉を行って荒らしたので、警察の注意を引くような派手な行為を慎むようシュルツに忠告された。
 1929年、コールは無許可でブロンクスの酪農場から17,000ドルを強奪した。
 シュルツは後に強盗についてコールに問いただしたが、彼は謝罪するどころか、対等なパートナーになることを要求し、シュルツがそれを拒否するとコールはシュルツと決別し、兄ピーターと共に自前のギャングを結成して銃撃戦や酒場の放火、略奪などを行いシュルツ一味と激しい抗争を繰り広げた。
 抗争の初期の犠牲となったのはコールの兄ピーターで、1931年5月30日に車の走行中を狙われて射殺された。
 コールはその後、復讐の怒りに駆られ、マシンガンを用いた派手な襲撃をエスカレートさせ、シュルツ傘下の違法酒場や酒造庫を放火して派手に掠奪し、敵対ギャングの手下を何十人も殺害した。
 また、コールの一味は資金を調達するため、ライバルのギャングや著名人を誘拐し、身代金を要求する事を繰り返し行った。
 彼は、裏社会の沈黙の掟により、被害者が誘拐を通報しないことを知っていた。
 誘拐の被害者をギャングから合法的なビジネスマンにまで広げたにもかかわらず、コールとその一味は大量に賄賂をばらまいたため、警察は彼らの誘拐作戦を妨害しなかった。
 コールはその後、アイルランド・マフィアのボスでゴーファーズ時代に付き合いのあったオウニー・マドゥンの側近を誘拐し、マドゥンに38,500ドルを支払って解放させるという暴挙に出た。
 これは仲間のアイルランド系マフィアに対する重大な侮辱であり、マドゥンはその後、コールに復讐を果たすことになる。

尊敬の渇望、そして恥辱のダンスパーティ

 コールはうぬぼれの強い男で、マドゥンやシュルツ、ラッキー・ルチアーノのような悪評を切望していたが、彼は自分がギャングスターとして畏れられ、尊敬されないことに苛立っていた。
 実は当時のギャングは自分たちを好意的に宣伝するようにジャーナリストに賄賂を掴ませていたのだが、コールはそれを失念していた。
 コールの派手な犯罪行為はニュースになることはあっても、尊敬や称賛の感情を生むことはなかったのだ。
 コールの外見は知的でハンサムで、スーツや帽子などのファッションに大金をつぎ込んでいた。
 しかし、彼と彼の一味はその残忍さで恐れられ、どんなに着飾っても、誰もが彼らを悪のカリスマではなく、単なる犯罪者としか思わなかった。
 ニューヨークの有名クラブを訪れたときコールは大物ギャングやマフィアに与えられるような尊敬の眼差しがどうしても欲しかった。
 しかし、クラブのオーナーたちが尊敬ではなく、恐怖で反応しているのは明らかだった。
 彼らは、コールを凶悪な若いチンピラ、危険極まりない、あるいは誘拐さえしかねない人物としか見做さなかったのだ。
 また、コールは何よりも同胞であるアイルランド人からの尊敬を望んでいたが、それも叶わなかった。
 ある日、コールはブルックリンで開かれたアイルランド人の資金調達パーティーに参加した。
 火事ですべてを失ったグウィドー出身の家族のために、ドニゴールから来た移民の仲間たちがダンスパーティを企画したのだ。
 コールはガールフレンドで後に婚約者となるギャング仲間でファッションデザイナーの女性と一緒に参加した。
 二人は特注の服を着てダンスホールに入った。
 コールは犯罪者としてのキャリアが軌道に乗るにつれ、他の多くのドニゴール移民たちとの交流が途絶えており、彼らの多くがこの悪名高いギャングと初めて相見えた。
 彼らはコールたちを畏敬の念ではなく、恐怖の目で見た。
 コールは自分を有名でカリスマのある、人々から尊敬されるギャングだと思っていたかもしれないが、アメリカで生計を立てようとするアイルランドの人々にとって、彼は暴力的で悪名高い犯罪者以外の何者でもなかったのだ。
 コールは自分に対する彼らの反応に驚かされ、傷付いた。
 誰も親しげに挨拶しようと彼に近寄らなかったし、彼と話す誰もが飄々としていて、恐怖と不信感を隠さなかった。
 コールが同胞の間でさえ歓迎されていないのは明らかであった。
 それ以来、コールはアイルランド移民たちとの接触を避けるようになったという。

子供殺しbaby killer狂犬Mad Dog

 1931年7月28日、この日コール達が狙った標的はシュルツの部下の密売人ジョーイ・ラオだった。
 コールの部下の男たちは街角に立っていたラオとその用心棒2人を、通り過ぎる車からショットガンとサブマシンガンで撃ちまくった。
 しかし、この時近くのアパートの外で数人の子供が遊んでいた。
 撃たれたラオとその用心棒は咄嗟に歩道に身を投げ、無傷だったが、この銃撃の巻き添えになった4人の幼児が負傷した。
 そのうちの1人、5歳のマイケル・ヴェンガリは病院に運ばれたが、その後死亡した。
 ヴェンガリ殺害事件が新聞で報道されると、ニューヨーク市民はコールを子供殺しベイビーキラーと罵り、ニューヨーク市長ジミー・ウォーカーはコールを「狂犬Mad Dog」と呼んだ。
 1931年10月4日、大規模な捜査の末、ニューヨーク警察はコールをブロンクスのホテルで逮捕した。
 この時、彼は変装の一環か髪を黒く染め、口ひげを生やし、角縁の眼鏡をかけていた。
 警察の整列の際、反抗的な態度のコールは過去数ヶ月間ニューヨークのオールバニーにいたと言い、弁護士の立会いがなければ他の質問に答えることを拒否した。
 コールの裁判は1931年12月に始まり、自分は銃撃現場から何マイルも離れた場所におり、敵にはめられたのだと主張した。
 彼はさらに、ヴェンガリを殺した犯人の喉を引き裂いてやりたいと付け加えた。
 銃撃事件の唯一の目撃者には犯罪歴と精神衛生上の前科があり、証言に問題があった為、コールは無罪となった。
 ヴェンガリの評決の直後、ニューヨーク市警の警部はコールに、ニューヨーク市内で目撃する度に警察が逮捕すると告げた。
 また、警部は解放されたヴィンセントを子供殺しと呼んだが、彼は「自分は子供殺しではない」と熱く答えた。

狂犬の最期

 1932年2月1日、コールがよく出入りしていると噂されていたブロンクスのアパートにシュルツの部下である4、5人のガンマンが侵入し、銃を乱射した。
 コールの手下2人と無関係な女性の計3人が死亡したが、ヴィンセント自身は別の場所にいて無事だった。
 その銃撃事件から1週間後の2月8日午前12時30分、コールはマンハッタンのドラッグストアの電話ボックスを使っていた。
 彼は大物ギャングの一人であるオウニー・マドゥンと電話を繋ぎ、義理の弟を誘拐するという脅しのもと、5万ドルを要求していたと伝えられている。
 だが、この時マドゥンは電話を長引かせながらシュルツ一味にコールの居場所を内通し、リムジンに乗った3人の男が間もなくドラッグストアに到着した。
 一人が車の中で待っている間に、他の二人が外に出た。
 そして一人が外で待ち、もう一人が店内に入り、レジ係に「落ち着いて、冷静になれ」と言うと、オーバーコートの下からトンプソン・サブマシンガンを取り出し、ガラス張りの電話ボックスにいたコールに銃撃を浴びせまくった。
 大量の弾丸を受けたコールは即死した。
 犯人は車で逃走し、銃声を聞きつけ、通りかかったタクシーを徴用したパトロール警官追いかけられたが、逃げ切られ、コールを殺した犯人は特定されていない。
 死体安置所では、コールの遺体から合計15発の銃弾が摘出された。
 貫通した銃弾を含めるとより多くの弾丸を受けたと見られている。
 コールはブロンクスの聖レイモンド墓地にて、兄のピーターの隣に埋葬された。
 ダッチ・シュルツは "From the boys "と書かれた横断幕を添えた花輪をヴィンセントの墓へと手向けたという。

【人物・性格】

 非常に暴力的で気性が荒く、狂犬マッドドッグの異名に恥じぬ無法者アウトロー
 決して馬鹿ではなく、冷酷で狡猾な判断力も備えているのだが、他のギャング・マフィア系サーヴァントに比べるとカリスマ性や統率力に欠ける為、暴力や犯罪行為を交えた即断即決の蛮行に頼る悪癖がある。
 落ち着いている時は知的で整った顔立ちの美男子なのだが、一度逆鱗に触れると瞬時に凶暴性を発揮し、躊躇無く殴りかかり、鉛玉を撃ち込んでくる。
 犯罪への忌避感は無いが、無関係なカタギに対する容赦は一応ある。ただし邪魔をするなら殴り倒すし、金品や酒を略奪したりはする。
 自尊心が強く、名だたる悪のカリスマ達の様に、自分も尊敬を受ける事を望んでいるが、生前は余りにも暴力的なやり方とジャーナリストへの根回しを怠ったため、ただ恐れられ、忌避されるだけに終わった。
 その為、サーヴァントとして現界したヴィンセント・コールは、凶暴なだけではない、ダークヒーロー的な悪の華として民衆に見られる様に行動し、金を使って悪評を隠蔽し、印象操作を行うなどして、汚名を払拭しようと試みている(最終的には高確率でそれらを忘れ去って野蛮な暴力に走るのだが)。
 また、子供はとにかく苦手。子供殺しベイビーキラーと呼ばれた負い目もあり、子供が絡む事柄には積極的に関わらない。
 子供に近寄られた場合はやんわりと退けるか怒鳴り付けて距離を取る。
 だが、決して直接的な暴力を振るう事はない。
 子供側があまりにもしつこい場合は根負けする事も。
 その場合は、ガラが悪いが歳下の兄弟姉妹思いな兄の様に振る舞う。
 ...子供殺しベイビーキラーの件に付いては、あまり語りたがらない。
 だが、どうしても真実を訊きたいと、さらにその先に踏み込もうとするなら、覚悟が必要と───はならない。
 必要なのは、特大の地雷に触れられ、激昂した彼にぶち込まれる銃撃の対策である。
 秩序を重んじるマスターと相性が悪いことは言うまでも無いが、本人の性格と単独行動スキルが相まって制御を離れた独断行動を取りがちなために中立をよしとするマスターともソリが合わず、しばしば指示を無視し、自分へのより多くの利益と対等な立場を要求する為、悪属性のマスターであっても余程の度量とカリスマ性がない限り手に余る。
 強いて言えば彼の蛮行をある程度容認しつつ、その能力を評価できる器を持つマスターであれば、この狂犬からの信頼を勝ち取ることが出来る...かもしれない。
 扱いにくさなら全サーヴァントでも上位に入るだろう。

イメージカラー:血で汚れた黒い毛並み
特技:恫喝、強盗、誘拐
好きなもの:他者からの尊敬と称賛、ビール、ファッション
嫌いなもの:恥をかかされる事、ドラッグストア
天敵:幼い子供、ダッチ・シュルツ
願い:受肉

【一人称】オレ【二人称】テメェ、アンタ【三人称】アイツ、あのヤロウ

【因縁キャラ】

(キャラ名):

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