最終更新:ID:p9w0p4b+Mw 2021年11月16日(火) 22:10:57履歴
「遅い」
開口一番に酷い理不尽を受けた気がした。腕時計を見る。午前9時50分。
きっちり待ち合わせの10分前に集合場所についたはず。しかし既に集合場所にいた彼女はどうも御立腹らしい。
「この当職を待たせるとは……良い度胸をしているではないか、我が神司よ」
目の前に立っている少女がギロリと睨め付ける。
頭一つ分低い身長で凄まれても、正直あまり恐ろしさを感じない。
それがこう、控えめに言って人形のような可愛さをもつ少女がやったところで、恐ろしさよりも先に可愛さを感じてしまう。
「おい聞いているのか? この当職を待たせたその咎、さてどう償わせてやろうか……」
ニタリと口端を吊り上げながら目を細めて笑う。そんな表情もまた可愛いのだが。
しかしそれ以上に気になることがある。何故自分が此処に来るよりも前に集合場所へ来ていたのだろうか。
そう自分が問うと、やはりと言うかなんというか、予想通りの答えが返ってきた。
「決まっておる。当職が貴様より5分、集合時間より15分早く来たからに決まっておろう?
当職は契約もその手に握る。故に契約に関わる重要な要素である時間は────誰よりも厳守する。
…………決して、決っっっして、今日の会合を心待ちにしたゆえではない。努々、勘違いするな」
聞いてもいないことを訂正する。それはつまりそのまま訂正した事柄がそのまま事実であることを表している。
誠実と名高いルーラーらしく、どうも彼女は嘘が付けない…あるいは嘘をつくのが下手らしい。
実際よく見るとむすっと尖っている口端が少しだけ吊り上がっていたり、
頬が若干赤く染まっているのが見える。どうにもこの日を心待ちにしていたというのが見て取れる。
こんな自分と会うのをそんなにも楽しみにしていたというのはどうにも小恥ずかしいが、それ以上に待たせてしまったことが心苦しい。
まさかこんなに早く待ち合わせるほどに楽しみにしていたとは……いや集合時間は守っていたが、それでも待たせたのは事実だ。
楽しみにしていたというのならばその待ち時間は何倍にも感じられたであろう。心から謝罪の意を示したい。
なので、心からの謝罪の意を込めた上で、カバンから1つ献上物を取り出して捧げる。
「────!! それは、ミルクキャンディか!」
「これでどうか許してください」
恭しく頭を下げて甘味を献上する。
すると即座に彼女はご機嫌な表情になって、満面の笑みで飴を取り出して頬張り始める。
「うむ、うむ。分かっているな。流石は我が神司よ。
神が何たるかを心得ている。御身はよく神職となれることを此処に当職が保証しよう」
嬉しいような嬉しくないような、そんな誉め言葉を投げかけてくる。
だがそれはそれとして、目の前で可愛い女の子が満面の笑みで自分のプレゼントを頬張っているのは非常に嬉しい。
こちらの頬まで綻んでくるかのような錯覚さえ覚える。嬉しさの共有、という奴なのだろうか。
「ふむ。まぁ遅れは許してやるとしよう。神の赦しだ。歓喜に打ち震えるがいい。
しかし時は金なり。金は天下の回り物と言う。すぐに出向くとするぞ。我らの会合の場へとな」
そういうと目の前の彼女は自分の手を握り締めて、引っ張りながら目指す場所に一直線に歩き始めた。
少し遅れた申し訳なさから、特に振り払うことも抵抗もせず、ただ彼女の成すがままに自分はその身を預ける事とした。
◆
「ふっ……。やはりこの"ぱふぇー"は良い。人の生み出した叡智の結晶と言えるだろう。
アイス……この当職の知らぬ甘味に加え、チョコ、クリーム、様々な甘味が乗っている。
至高の甘味だ。そうは思わんか? 我が神司よ」
そうだね、と素っ気なく返事を返しながらも美味しそうにパフェを頬張る彼女の顔を眺める。
頬にクリームが付いたままだが、指摘すると逆に不機嫌になるし何よりこのままの方が可愛いから、指摘せずに眺めている。
さて、目の前で甘味を笑顔でもぐもぐと食べている少女について話をしよう。
名はアンナ・メルキデゼグ=ティーベターンというらしいが、現在は別の名前を名乗っている。
曰く『隠されし首領』。17世紀ごろに作られた、人間を超える上位存在の信仰そのものの具現化らしい。
確かにこのモザイク都市ではサーヴァントが当たり前ではあるが、そんな不明瞭な存在すらも英霊になれるものなのだろうか?
そう聞いたところ「だから当職は、この当職にもっとも相応しい人間を憑代に選んだ」などと言ってはいるが……。
正直なところ宝具も使えないスキルも当たり外れがあると、全然サーヴァントに見えない。ちょっと夢見がち(オブラートに包んだ表現)な女の子にしか見えない。
何故そんな女の子と一緒にカフェにいるのかというと、今から数ヵ月前に先ほど待ち合わせをしていた駅前で出会ったのが最初となる。
当時は右も左もわからず、うぅんうぅんと唸りながら半分涙目になってうろうろしていた彼女に声をかけたのがきっかけだった。
どうやら初めて都心部に出てきたらしく、道なりや何やらがわからなかったようで道案内をしたのが慣れそれだった。当時はそれで終わりだと思っていた。
しかしその3日後にまた出会った。その次の日にまた出くわした。そうやって何度か出会って話すうちに何故か気に入られ、こうしてよく休日に振り回される次第となった。
振り回されるとは言っても、非常に可愛い彼女と一緒に出歩けるというのは大分気分がいい。
大仰で尊大な夢見がちのように聞こえるしゃべり方も、慣れてしまえば一つのチャームポイントに見える。
正直なところ、一緒にいて飽きないというか、むしろもっと一緒にいたいと思えるような、そんな女の子だと最近感じるようになってきた。
「おい、何を当職の顔を見てニヤついている? 当職の顔に何かついているか?」
そう言いながらこちらをじろりと睨み付ける首領(仮)。
そして自分の視線から感づいたのか、あるいは頬に違和感を感じたのか、どちらにせよ彼女は自分の頬についているクリームにようやく気付いたらしい。
指の先で拭い、そしてこびりついたクリームを見て、彼女はむむと言葉を詰まらせた。
「何故我の本尊が汚れていると指摘せんかった!」
頬を真っ赤に染めながら彼女はこちらに対して声を張り上げてきた。
本当に申し訳ない。怒らせるつもりはなかったのに。ただ自分の顔を本尊扱いはやめた方がいいと思う。
「もはや我が怒りは怒髪天を衝かんばかりに膨れ上がっている……。この怒りどうしてくれようか……。
並大抵の供物では収まらんぞ。覚悟は出来ているか? さて心の臓腑を頂こうか、脳髄を抜き取ろうか……」
「エクレアで良いですか神様?」
「許す」
今月はバイト代も少ないのに出費が重なってしまった。
ちなみに"神様"というのはこちらが彼女を呼ぶ際の愛称のようなものである。
正直愛称なのか、あるいは敬称なのか定かではないが、でも彼女はこの呼び方が気に入っているらしいので良しとする。
それはそれとして結構出費が痛い……。パフェは彼女持ちではあるがエクレア代は結構かかってしまった。
咄嗟の判断ではあったがもっと安いものを選べばよかったのにと後悔をする。
だけど
『こちらご注文のエクレアです』
「うむ褒めて遣わす。ほう、パンの上にチョコがかかっているのか。
初めて見る甘味だ。我が供物に最適である。当職としては誠に歓喜に満ち溢れているぞ」
そんな感謝の言葉を、笑顔で言ってくれる彼女の姿を見たら、多少の出費は気にならなくなった。
むしろもっと払ってでもいいから、いっぱい食べて笑っている顔を見せてほしい。そう思えるほどに笑顔の彼女は、その、可愛かった。
カフェでパフェとエクレアを、自称・"隠されし首領"様……。
本名、アンナ・メルキゼデク=ティーベターンへと奢った後の事。
「楽しい事がしたい」というので、奮発して遊園地へと連れて行ってあげた。
最初こそ、「知識では知っている。所詮は人が己の無聊を慰めるべく創り出した遊戯施設の集合体……当職を満足させられるか?」などと言っていた彼女だが……。
「おお……。ほぉー……!
こ、これが遊園地という物か……。ふ、ふむ。なるほどなぁ。
実際にこの身を以てして体感する事とは、知識として知り得る万倍を得れるな。うむ」
これである。先ほどの氷の如きツンとした表情がどこへやら。
完全にその表情は緩みきり、周囲をきょろきょろと見渡しながら浮足立っている。
観覧車やメリーゴーランドなどと言ったアトラクションを、次から次へと目移りするように見渡している様は、まるで子供さながらだった。
「どこに行きたい?」
「御身の行きたいところで良い。当職は全てを受け入れる」
「地味にそう言うのが一番困るな……」
首領様(自称)は、うわずった口調で答えた。
何処でも良い、などと表面上だけ捉えるとつまらなそうに聞こえる言葉ではあるが、彼女の場合は逆だ。
目に映るアトラクションの全てに対して目をキラキラと輝かせながら、興奮と期待に満ちた笑顔を隠しきれずにいる。
本人はどうにも平静を装っているつもりのようだが、日だまりみたいな眩い瞳と緩んでいる口角だけで嬉しさが丸わかりだ。
──────正直に言って、その隠しきれない喜びようを見るだけで、ここまで連れてきた自分も嬉しくなって来る。
「どうした? もしやトイレか」
「いや……どういうアトラクションが好きなのかな……って考えていただけで」
「ふふん。当職がえり好みなどと言う人間らしい行いをするとでも? 言ったはずだぞ? 当職は全てを受け入れると。
この地には人の喜びが満ちに満ちている。それは即ち、この地にある全てが歓楽を生み出す事を表している。
それらの中で差別を行うほど、当職は器量に乏しい存在ではないわ。何故なら万象の神である故な」
「そうですかぁ……」
参ったな。ここまで大きく出られると、少し悪い心が刺激される。
こんなにも純粋に感情を表に出す性格に加えて、その上そんな大言壮語を並べられるとなると、ほんの少しだけ嗜虐心が顔をのぞかせた。
彼女はルーラーであるからには英霊なのだろう。多分、遊園地の大半のアトラクションに関しては聖杯からの知識で知っているのかもしれない。
けれど彼女は言った。体感することは知識として知る事と違うと。では、それを存分に味わってもらうとしよう。
「それじゃあ、遊園地に行ったらまずはコレという物にいこっか」
「ほう! それはまた興味深い。一体どのような"あとらくしょん"なのだ?」
「それはもう人気なアトラクションですよ。遊園地に行った人はほぼ確実に乗ると言っても良いでしょうね」
嘘である。そんな根拠は一切ない。
ただ遊園地と言ってこれを思い浮かべる人は十中八九ぐらいはいるだろう。そんなアトラクションに彼女を招待したくなった。
彼女が余りにも神神アピールするからなのか、あるいは嘘をつく罪悪感からなのか、気が付いたら敬語になっていた。
気を使わないフランクな会話は肩の力を抜けるので性に合ってはいるが、こういうのもなかなか悪くはない。
彼女の尊大な口調も合わさって、まるでお姫様と執事のような気分に陥りそうになる。
そう思うと、どこか調子に乗る子供のように、自分自身も楽しくなってきた。
「そんなに人気とは面白い。
精々、神たるこの当職の心を躍らせてみる事だな。さぁ早く案内しろ」
「はいはいそうお急ぎにならないで。アトラクションは逃げないんですから首領様。お手を」
「? 何の真似だ?」
「人が多いですからね。首領様が迷わないように、お手を拝借いたしたく存じまして」
キザったらしく、わざとらしい敬語で首領様に手を差し出した。
彼女はどこか面を喰らったように、こちらの手と顔を交互に見ながら顎を撫でつつ、ふむと頷いた。
……まずい、少し、ふざけすぎたかな……?
「あー……えっと、これはー……」
「ふっ。御身も当職の神官としての振る舞い方が分かってきた、という事か。
それでいい。御身は当職に対して最大限の敬意を払い、そしてその心魂の全てを捧げればよいのだ。
褒めてつかわす。この当職の手を、特別に握る事を許してやろう」
ニヤニヤと微笑みながら、首領様はこちらの差し出した手に自分の手を重ねてきた。
何だ……引かれたわけじゃなかったのか。サーヴァントだから度量が大きいのか。それとも本気でさっきの行動を神官らしき行動とみているのだろうか。
そんなことを考えていると、首領様がアトラクションへと急かす声が響いた。
「どうした。早くいくぞ? 人気なれば、列が出来てしまうだろう?」
「ああ、はいはい。了解しましたよ、首領様」
「んっ────」
そう言って、自分は首領様の手を握って、彼女を連れて歩き出した。
強すぎず、されど弱すぎず、彼女の掌の温度を感じる強さ。掌越しに伝わる彼女の体温と確かな質感が、彼女は確かに存在している"人"と思わせる。
そうして歩き出そうとしたその時、一瞬だけ彼女の口から声が漏れた。何かあったのだろうかと振り向くと、そこには────。
「………………今思えば、手を繋ぐのは、その、初めてであったな」
「あ──────。ごめん。もしかして……嫌だった?」
「そのような事あるか! ただ……急で、少し、びっくりしただけだ」
頬をほんのりと染めた、反則級の可愛さの首領様がそこにはいた。
これが、彼女と初めて手を繋いだ時の記憶。そして、人はこんなにも、感情を真っ直ぐに表現できるのかと驚かされた記憶である。
◆
『あびゃぁらばばばあばばばあああああああああああああああああああ………………』
"声にならない叫び声"という形容句はよく見るが、それを実際に音声として聞いたのは初めてだった。
先程までの高揚した笑顔やら反則級の可愛さを見せた羞恥顔やらはどこへ行ったのかというほどに、けたたましい叫び声が木霊した。
ジェットコースター。言わずと知れた遊園地のアトラクションの代名詞。実際、遊園地に来たらまずはこれ、という人もいるだろう。
なので先ほどの言葉は嘘ではない。そう嘘ではないのだ。……などと自分に言い訳しながら、ぐったりとした彼女を抱えてジェットコースターを後にした。
「こ……こ……」
「だ、大丈夫? 首領様? おーい」
返事がない。ただの屍のようだ。
ひとまずゆっくりと腰を落ち着けられる場所を……と探していたら観覧車が近くにあった。
あそこならば彼女を休ませられるだろうと考え、ひとまず2人で空へと旅立つ個室の1つへと着席した。
疲れもあったのか、彼女は着席してからも数分間はぐったりとしていた。だがある程度経つと流石に元気が戻ったのか、目に生気を取り戻した。
そしてそのまま──────こちらを凄まじい眼光で睨んできた。
「お〜〜〜ま〜〜〜〜え〜〜〜〜〜!!!
乗る前からやや怪しいとは思っていたが何事だあれは〜〜〜!!!
腰が浮いたではないかおのれぇ〜〜〜〜!!」
「ああ、だから"こ"だったのね、さっき」
「許せぬ……もう許せぬわ! 供物を捧げろ! 具体的には貴様の血肉を分け与えろ!」
「身銭を切れと!? アルフォートしかないけれど……」
「足りぬわ! もう1杯パフェだ! パフェを寄越せ! チョコ系は先ほど食べたからフルーツ系で頼む」
朝食べたばかりだというのに昼もパフェを食べる気なのだろうか。
凄い甘味への欲求だ。このままだと3食パフェになってしまいかねない。そうすればきっと彼女のBMI値が限界を振り切ってしまう。
神だ神だと言っているが太古の地母神のような体型にしてしまってはこちらも申し訳が立たない。本当にそんなことをしてしまっても良いのだろうか……?
「おっと? 御身、今この当職が甘味を摂取し過ぎて太る事を危惧しているであろう?
そこは問題ない。当職のこの身は星幽霊基で作られている。カロリー摂取など、どれだけ得ても無にしかならない」
「よくわかりますね。その通り」
「フン。当職を舐めるでないわ。こう見えても昔は探偵もやっておったのだぞ?」
なんか、設定がずれている気がする。
自称・神様なのはわかるけれど、何故それが探偵をする事になるのだろうか。ロジックが分からない。
そう聞くと「そう言う事もある。まぁ覚えているものは数少ないがな」と、はぐらかされた。
「当職はそういった記憶を全て覚えている。
何故なら当職はそこいらの英霊とは一味も二味も違うのだからな」
「違うのにジェットコースターは怖いんだ」
「あ……あれは例外であろう。あんな……あんな速度! 空を飛ぶときは、ゆっくりでいい……。
この観覧車程度の速度で十分だわ。たわけめ……」
ぷい、とそっぽを向くように首領様は外の景色に目を向けてしまった。
……少し意地悪をし過ぎてしまっただろうか。怒らせてしまったかもしれない。
何か、甘味以外で彼女の機嫌を直せる何か……趣味とかそう言ったものを見つける事が出来れば良いのだが……。
今はそんな物は見つからず、ただ2人きりの観覧車の個室を包む静寂に胃を痛めるしかできずにいた。
◆
時刻は10時45分ごろ。
流石にまだお昼時には早い……。つまり彼女にパフェを奢るという贖罪もまだ出来ない。
どうした物かと遊園地をブラついていた時、ふと珍しい物が目についた。
「劇場、か?」
「どちらかというと……映画館……かな?」
首領様も同じく興味を示していた。そこには小規模な映画館のようなアトラクションと思しきものがあった。
入口はわざとらしく古めかしい映写機を象ったものとなっており、その周囲には自分より数世代ほど前の映画のポスターなどが貼ってある。
「現在上映中の作品」という文字列からも、此処がそういった作品を上映している映画館だというのは丸わかりだった。
「あー……古い作品の上映権を安く買って上映しているのか」
「映画か……。思えばこれも、当職は知識としては知っているが体験としては知らぬものだな」
「興味ある? 2時間ぐらい使うかもだけど……」
「構わぬ。当職は全てを受け入れると言ったはずだ」
「それじゃあ……」
考えれば、今から2時間経てば十分お昼時にはちょうどいい時間と言えるか。
少し12時からは遅れるが、こういった場所の飲食は少し早いか遅い方が混雑を避ける事が出来る。
そう言う意味では、映画を見るという選択肢も悪くはない。
何より、彼女の意外な側面や趣味を知るという点から見ても絶好のチャンスだった。
もしかすれば、機嫌を直すいいフックを拾う事も出来るかもしれない。会話の時間は減るけれど、そう考えると俄然楽しさが湧いて来た。
映画の後の食事中なら、感想の交換会という名目で意見も聞けるだろうし。
「それじゃあ、どれを見ようか?」
「ふーむ……。当職はこういうのは分からんからな。御身が決めて良いぞ」
「了解。えーっと、面子は……っと」
見ると、80年代に一世を風靡したSF映画にホラーパニック映画。そして恋愛映画があった。
その中で1つだけ、明らかに色合いの違う最近の特撮映画が混ざっている。恐らく、子供という客層に合わせるために無理して上映権を買ったというのが丸わかりだ。
………………この中で、彼女が一番気に入りそうなものは…………。
1.やはり王道SFものか。
2.もしかしてパニックホラーか?
3.デートだし恋愛映画でも……。
4.まさかまさかの特撮…!?
(続きはコメント欄やzawazawaのリクエストスレで募集しています。一番数が多い選択肢で続きを書きます)
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