最終更新:ID:zY+Jcs2g/g 2022年04月10日(日) 02:35:54履歴
「海の底には何があるのでしょう?」
「地の果てには何があるのでしょう?」
「山の、密林の奥深くには何があるのでしょう?」
「人の体には、人の心には、何があるのでしょう?」
「――空の向こうには、何があるのでしょう?」
「気になりませんか? 気になりますよね! ええ、ええ!」
「だって、目の前にこんなに素敵な未知 があるんだもの!」
――彼女は言う。蛇のように甘く囁き、女のように先陣を切り、そして果実のように魅力的に輝く。
人々がそれに魅力を感じなくなった時、人類史の成長はそこで打ち止めとなる。
故にこそ、人類はその魅力に逆らえない。
「さあ、行きましょう。わたしと共に未知の先へ!」
「その先に未知がある限り、人類のみなさんは何よりも輝けます!」
「地の果てには何があるのでしょう?」
「山の、密林の奥深くには何があるのでしょう?」
「人の体には、人の心には、何があるのでしょう?」
「――空の向こうには、何があるのでしょう?」
「気になりませんか? 気になりますよね! ええ、ええ!」
「だって、目の前にこんなに素敵な
――彼女は言う。蛇のように甘く囁き、女のように先陣を切り、そして果実のように魅力的に輝く。
人々がそれに魅力を感じなくなった時、人類史の成長はそこで打ち止めとなる。
故にこそ、人類はその魅力に逆らえない。
「さあ、行きましょう。わたしと共に未知の先へ!」
「その先に未知がある限り、人類のみなさんは何よりも輝けます!」
────人類悪 失楽────
【元ネタ】創世記、概念
【CLASS】ビースト
【マスター】なし
【真名】禁断の果実
【異名・別名・表記揺れ】エデンのリンゴ、善悪の知識の木の実
【性別】女
【身長・体重】130cm・30kg
【肌色】 【髪色】赤 【瞳色】赤
【スリーサイズ】69/58/70
【外見・容姿】リンゴっぽい感じの幼女
【地域】エデン?
【年代】創世期?
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・植物
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:C 魔力:A++ 幸運:A+ 宝具:EX
【CLASS】ビースト
【マスター】なし
【真名】禁断の果実
【異名・別名・表記揺れ】エデンのリンゴ、善悪の知識の木の実
【性別】女
【身長・体重】130cm・30kg
【肌色】 【髪色】赤 【瞳色】赤
【スリーサイズ】69/58/70
【外見・容姿】リンゴっぽい感じの幼女
【地域】エデン?
【年代】創世期?
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・植物
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:C 魔力:A++ 幸運:A+ 宝具:EX
対人類、とも呼ばれるスキル。
何であれ、未知の概念に対しそれを解明することに意味を見出す生命体に対して、高い理解力と扇動力を持つ。
知識形態が異なっていようと意思の疎通・意味の疎通を可能とする。
それと同時に、あらゆる未知を暴く性質を持つが故に、
未知であること、秘されていることに意味を持つ存在に対し特攻性能を発揮する。
この効果はビーストの人間作成により眷属化した人間も行使できる。
何であれ、未知の概念に対しそれを解明することに意味を見出す生命体に対して、高い理解力と扇動力を持つ。
知識形態が異なっていようと意思の疎通・意味の疎通を可能とする。
それと同時に、あらゆる未知を暴く性質を持つが故に、
未知であること、秘されていることに意味を持つ存在に対し特攻性能を発揮する。
この効果はビーストの人間作成により眷属化した人間も行使できる。
単独で現世に現れるスキル。一度顕現してしまえば、
好奇心の赴くまま、人類の探求心を刺激し、あらゆる未知を開拓していく。
あらゆるもの既知として、あらゆる概念を科学として人々にもたらすと同時に、
あらゆる神秘を暴いて解体し、なきものにしてしまう。
また、このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いた
タイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
好奇心の赴くまま、人類の探求心を刺激し、あらゆる未知を開拓していく。
あらゆるもの既知として、あらゆる概念を科学として人々にもたらすと同時に、
あらゆる神秘を暴いて解体し、なきものにしてしまう。
また、このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いた
タイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。
果実の姿では行動も発言もできないため、自身の逸話と縁深い“エデンの蛇”と“イヴ”の霊基を融合させている。
一種の幻霊合体のようなもの。
果実の姿では行動も発言もできないため、自身の逸話と縁深い“エデンの蛇”と“イヴ”の霊基を融合させている。
一種の幻霊合体のようなもの。
数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。
個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。
原初の人類を誑かした口八丁であり、人間である限り逃れる術はない。
泥新宿の楽園の蛇と同質のスキルだが、
ビーストのそれは、人間の“とある欲望”を煽り増幅させることに特化している。
個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。
原初の人類を誑かした口八丁であり、人間である限り逃れる術はない。
泥新宿の楽園の蛇と同質のスキルだが、
ビーストのそれは、人間の“とある欲望”を煽り増幅させることに特化している。
人間を作る能力。
アヌンナキの同名スキルとは異なる意味での人類作成。
神に管理され、楽園で永遠の生を無垢なまま過ごすだけだった被造物が、
神に逆らい、楽園を追放され、地上で知恵によって限られた命を燃やす霊長となる。
上記の扇動と組み合わせ、対象の“探求心”を増幅。
あらゆる神秘を暴き立てずにはいられない“人間”、ビーストの眷属としてしまう。
アヌンナキの同名スキルとは異なる意味での人類作成。
神に管理され、楽園で永遠の生を無垢なまま過ごすだけだった被造物が、
神に逆らい、楽園を追放され、地上で知恵によって限られた命を燃やす霊長となる。
上記の扇動と組み合わせ、対象の“探求心”を増幅。
あらゆる神秘を暴き立てずにはいられない“人間”、ビーストの眷属としてしまう。
離別の獣の持つ『ネガ・ミスティック』などと同類のスキル。
対未知、反未知とも呼ばれるスキル。ハービンジャーの持つ天地の開豁のウルトラ強化版。
ありとあらゆる未知性、神秘性を暴き立てる概念結界。
“未知の領域”であるが故の“神秘性”“秘匿性”“幻想性”によってその力を発揮する攻撃を無効化してしまう。
対未知、反未知とも呼ばれるスキル。ハービンジャーの持つ天地の開豁のウルトラ強化版。
ありとあらゆる未知性、神秘性を暴き立てる概念結界。
“未知の領域”であるが故の“神秘性”“秘匿性”“幻想性”によってその力を発揮する攻撃を無効化してしまう。
人間が未知を切り開き、万物の霊長であるための原動力。
あらゆる先駆けよりも先にある、未知への欲求そのものであるビーストは、
どうあれ“世界を切り開いた”“未知を解明した”“星を開拓した”といった英雄に対し概念的に優位に立てるほか、
人々が未来を求める限り、逆説的に彼女の存在が証明されるため不滅となる。
逆に言えば人々が新規の概念、外の世界への憧れを完全に失い、その営みを完全に閉ざした時、
このビーストはほとんど無効化されてしまう。というよりも、そのような世界では獣として覚醒するかも怪しい。
あらゆる先駆けよりも先にある、未知への欲求そのものであるビーストは、
どうあれ“世界を切り開いた”“未知を解明した”“星を開拓した”といった英雄に対し概念的に優位に立てるほか、
人々が未来を求める限り、逆説的に彼女の存在が証明されるため不滅となる。
逆に言えば人々が新規の概念、外の世界への憧れを完全に失い、その営みを完全に閉ざした時、
このビーストはほとんど無効化されてしまう。というよりも、そのような世界では獣として覚醒するかも怪しい。
ランク:EX 種別:対人理宝具 レンジ:― 最大捕捉:―
人間の持つ、人間を人間足らしめる欲、原罪そのもの。
すなわち“知りたい”――未知への探求心の具現。
人間の未知への探求心を集め、増幅させる。
そして人間力に火をつけ、未知を切り開かせ、夢を追わせ、天地を開き、星を開拓させる。
この宝具の影響を受けたものは誰しもアドベンチャーに、ハービンジャーに、そして星の開拓者になり得る可能性を得られる。
それは絶対ではないが、だからこそ人々は夢に向かって進むのだ。
人間は前に進み続ける。その先に未知がある限り。
人間の持つ、人間を人間足らしめる欲、原罪そのもの。
すなわち“知りたい”――未知への探求心の具現。
人間の未知への探求心を集め、増幅させる。
そして人間力に火をつけ、未知を切り開かせ、夢を追わせ、天地を開き、星を開拓させる。
この宝具の影響を受けたものは誰しもアドベンチャーに、ハービンジャーに、そして星の開拓者になり得る可能性を得られる。
それは絶対ではないが、だからこそ人々は夢に向かって進むのだ。
人間は前に進み続ける。その先に未知がある限り。
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
アダムとイヴに知恵と寿命を与え、楽園を追放される切っ掛けとなったビーストの肉体そのもの。
人類作成スキルの核となっている宝具。
他者に自身の肉体の一部を摂取させることで、対象を人間にする――
すなわち、知恵と寿命を与える。
人類悪として覚醒していることにより、ハービンジャー時よりも凶悪な性能になっている。
スキルと併用すれば、如何なる愚鈍な人間であれあらゆる未知を暴きうる明晰な頭脳を手に入れられる。
『その先に未知がある限り』がモチベーションを与える宝具なら、こちらはスペックを与える宝具である。
アダムとイヴに知恵と寿命を与え、楽園を追放される切っ掛けとなったビーストの肉体そのもの。
人類作成スキルの核となっている宝具。
他者に自身の肉体の一部を摂取させることで、対象を人間にする――
すなわち、知恵と寿命を与える。
人類悪として覚醒していることにより、ハービンジャー時よりも凶悪な性能になっている。
スキルと併用すれば、如何なる愚鈍な人間であれあらゆる未知を暴きうる明晰な頭脳を手に入れられる。
『その先に未知がある限り』がモチベーションを与える宝具なら、こちらはスペックを与える宝具である。
ランク:EX 種別:対人類・対神秘宝具 レンジ:― 最大捕捉:全人類
正確には個別の宝具ではなく、上記の宝具による結果。
『その先に未知がある限り』によって探求心を増幅させ、『その身/実、知に満ちる』によってそれを実行する力を与える。
それにより、人々はあらゆる未知を探求し、暴き立てる。
その先に未知がある限り、欲望の赴くまま暴き立て、進み続ける。
そして、その果てに未知がなくなった時、その結末こそがこの宝具である。
『神秘』というものは人に『知られる』ほどにその力を増し、
しかし『知り尽くされる』と途端に力を失う。
人の知恵によって暴きつくされた分野は、神の手から人の手へと支配権が移る。
……では、全てが、あらゆる神秘が暴き立てられ、あらゆる未知が既知になったら?
言うまでもなく全てが人の支配下になり――そして人々は神の寵愛を受けられなくなるだろう。
留まることを知らない知識欲、探求心の先は、二度目の『神との訣別 』である。
正確には個別の宝具ではなく、上記の宝具による結果。
『その先に未知がある限り』によって探求心を増幅させ、『その身/実、知に満ちる』によってそれを実行する力を与える。
それにより、人々はあらゆる未知を探求し、暴き立てる。
その先に未知がある限り、欲望の赴くまま暴き立て、進み続ける。
そして、その果てに未知がなくなった時、その結末こそがこの宝具である。
『神秘』というものは人に『知られる』ほどにその力を増し、
しかし『知り尽くされる』と途端に力を失う。
人の知恵によって暴きつくされた分野は、神の手から人の手へと支配権が移る。
……では、全てが、あらゆる神秘が暴き立てられ、あらゆる未知が既知になったら?
言うまでもなく全てが人の支配下になり――そして人々は神の寵愛を受けられなくなるだろう。
留まることを知らない知識欲、探求心の先は、二度目の『
りんごちゃんこと禁断の果実の正体はサーヴァントであり、
令呪がないのもサーヴァントを連れていないのも彼女自身がサーヴァント故のことだった。
……しかし、それでは、彼女のマスターはどこにいるのだろう?
禁断の果実。その正体は人間の持つ“知りたい”という欲望の具現。
空を飛ぶことをやめ、永遠の命を得て世界を閉ざした世界に現れた、
かつての人々が当たり前に持っていた情熱そのもの。
かつて時はただ流れるだけだった。明るくなり、暗くなり、熱くなり、寒くなるだけだった。
人間が暦を作って流れる時に区切りを作った。
かつて天気は神の気まぐれだった。日照で枯れるも豪雨で流されるも嵐で飛ばされるも神の気分次第だった。
人間がその仕組みを解明し、前触れを調査し、操れないまでも予測できるようになった。
きっと遠くない未来には、人類は天候を決定するという権能すら神から奪うかもしれない。
世界一周の功績により地球は人類の認識内に収まり、地球が丸いことは常識となった。
空の向こうに飛び立ったことで母なる大地を視界内に収め、月を踏んだことで月の幻想をなきものにした。
きっと未来には、広がり続ける宇宙の果ての向こう側にすら人類はたどり着くかもしれない。
雷を人の領域まで降ろしたことで人類の文明力は爆発的に高まった。
原子核分裂の発見により悍ましき攻撃力と溢れんばかりのエネルギーが人類の物となった。
きっと未来には、太陽の威光すら再現可能なものとして人類の手中に収まるだろう。
かつて病とはすなわち呪いであり、悪魔であり、神だった。その理不尽に対し人は祈ることしかできなかった。
しかし人間はその原因が微生物であることを解明し、薬を作り、予防接種による対策を生み、
抗生物質でその悪魔を殺し、知識体系の確立により呪いを治療可能なものにした。
きっと未来には、病という概念は恐怖の対象ではなくなるだろう。
人類はあらゆる神秘を解明し、暴き立て、それを自らの領域に収めてきた。
その怒涛の侵略の、征服の根幹にあったものはやはり、
“知りたい”という感情に他ならない。
老いることもなく、病にも冒されず、殺されない限り永遠に生き続けられるこの世界はまさに楽園だ。
しかし――しかし。ここの人間は生きてなどいない。ただ死んでいないだけだ。
偽りの楽園に閉じこもり、空を見ることをやめた人間など死んでいるのと変わらない。
しかし、わずかでもその心にかつての火種が残っているのなら、わたしはそれを燃え上がらせよう。
永遠の命故に停滞し続けるというのなら、有限の命を与えよう。
安寧の地故に彼方への情熱を失ったというのなら、そこから飛び立とう。
立ち上がれ、人間よ。人間になろう。
その先に未知がある限り、わたしたちは――あなたたちは進めるのだから。
歩き出せ、人間よ。人間であろう。
その先に未知がある限り、どこまでも、どこまでも、どこまでも進んでいこう。
――その果てに何があろうとも、あなたたちは止まらない。止まれない。止まってはいけない。
その『何』が『何か』を知るために進んでいるのだから。
全ての未知を切り開き、全ての神秘を暴き立てるその日まで、わたしたちは止まらない。
全てを探求し尽くし、全てを解明し尽くし、あらゆる未知を既知にした果てにあるものは、
神秘からの追放と、何より探求すべき未知を失った人間たちによる――燃え尽き症候群である。
以上の本性をもって彼女のクラスは決定された。
禁断の果実など偽りの名。
其は人間が抱き続けた、
人類史をもっとも発展させた大災害。
その名をビースト■。
人類悪のひとつ、『探求』の理を持つ獣である。
(とある精霊曰く、『海の底も山の頂も、徹底して神秘を暴き征服せずにはいられない。それがおまえたちの獣性じゃないの』
それこそが彼女の持つ獣性である)
令呪がないのもサーヴァントを連れていないのも彼女自身がサーヴァント故のことだった。
……しかし、それでは、彼女のマスターはどこにいるのだろう?
禁断の果実。その正体は人間の持つ“知りたい”という欲望の具現。
空を飛ぶことをやめ、永遠の命を得て世界を閉ざした世界に現れた、
かつての人々が当たり前に持っていた情熱そのもの。
かつて時はただ流れるだけだった。明るくなり、暗くなり、熱くなり、寒くなるだけだった。
人間が暦を作って流れる時に区切りを作った。
かつて天気は神の気まぐれだった。日照で枯れるも豪雨で流されるも嵐で飛ばされるも神の気分次第だった。
人間がその仕組みを解明し、前触れを調査し、操れないまでも予測できるようになった。
きっと遠くない未来には、人類は天候を決定するという権能すら神から奪うかもしれない。
世界一周の功績により地球は人類の認識内に収まり、地球が丸いことは常識となった。
空の向こうに飛び立ったことで母なる大地を視界内に収め、月を踏んだことで月の幻想をなきものにした。
きっと未来には、広がり続ける宇宙の果ての向こう側にすら人類はたどり着くかもしれない。
雷を人の領域まで降ろしたことで人類の文明力は爆発的に高まった。
原子核分裂の発見により悍ましき攻撃力と溢れんばかりのエネルギーが人類の物となった。
きっと未来には、太陽の威光すら再現可能なものとして人類の手中に収まるだろう。
かつて病とはすなわち呪いであり、悪魔であり、神だった。その理不尽に対し人は祈ることしかできなかった。
しかし人間はその原因が微生物であることを解明し、薬を作り、予防接種による対策を生み、
抗生物質でその悪魔を殺し、知識体系の確立により呪いを治療可能なものにした。
きっと未来には、病という概念は恐怖の対象ではなくなるだろう。
人類はあらゆる神秘を解明し、暴き立て、それを自らの領域に収めてきた。
その怒涛の侵略の、征服の根幹にあったものはやはり、
“知りたい”という感情に他ならない。
老いることもなく、病にも冒されず、殺されない限り永遠に生き続けられるこの世界はまさに楽園だ。
しかし――しかし。ここの人間は生きてなどいない。ただ死んでいないだけだ。
偽りの楽園に閉じこもり、空を見ることをやめた人間など死んでいるのと変わらない。
しかし、わずかでもその心にかつての火種が残っているのなら、わたしはそれを燃え上がらせよう。
永遠の命故に停滞し続けるというのなら、有限の命を与えよう。
安寧の地故に彼方への情熱を失ったというのなら、そこから飛び立とう。
立ち上がれ、人間よ。人間になろう。
その先に未知がある限り、わたしたちは――あなたたちは進めるのだから。
歩き出せ、人間よ。人間であろう。
その先に未知がある限り、どこまでも、どこまでも、どこまでも進んでいこう。
――その果てに何があろうとも、あなたたちは止まらない。止まれない。止まってはいけない。
その『何』が『何か』を知るために進んでいるのだから。
全ての未知を切り開き、全ての神秘を暴き立てるその日まで、わたしたちは止まらない。
全てを探求し尽くし、全てを解明し尽くし、あらゆる未知を既知にした果てにあるものは、
神秘からの追放と、何より探求すべき未知を失った人間たちによる――燃え尽き症候群である。
以上の本性をもって彼女のクラスは決定された。
禁断の果実など偽りの名。
其は人間が抱き続けた、
人類史をもっとも発展させた大災害。
その名をビースト■。
人類悪のひとつ、『探求』の理を持つ獣である。
(とある精霊曰く、『海の底も山の頂も、徹底して神秘を暴き征服せずにはいられない。それがおまえたちの獣性じゃないの』
それこそが彼女の持つ獣性である)
蛇の霊基が一定以上の割合まで強まり、他にも様々な条件を満たすことで覚醒する可能性がある。
ハービンジャー時と変わらず、好奇心旺盛で知りたがり。
言葉巧みに誑かし、精神性によりとめどない探求心を与え、
肉体によってすべてを暴く知恵を与え、自身の同類に作り変える。
彼女はただ全てを知りたいだけだ。
彼女はただ、あらゆる謎を解明する人類の可能性を信じているだけだ。
ブレーキを持たず、『探求』というアクセルを踏み続けるだけだ。
決して人間を神と訣別させようなどと、離別させようなどと思っていない。
ただ、その止まることのできぬ探求の果てに離別があるだけなのだ。
間違いなく人類が発展する助けになり、疑いようもなく人類を愛しているが、
しかし結果として人類を滅びへ向かわせてしまう。
ちなみにハービンジャーの禁断の果実にはグランドの権利がある。
(人々が前に進む限り『知りたいという心』は常に生き続けるし、
『知りたいという心』は先駆者を生む原動力になるため)
禁断の果実がグランド化し得ない世界では人類悪にもなりえない、という皮肉な存在。
イメージカラー:赤
特技:扇動、神秘を暴く、暴かせる
好きなもの:未知、挑戦
嫌いなもの:諦め、停滞
天敵:言葉が通じないやつ、引きこもり
願い:人々に宇宙への憧れを取り戻させる
【一人称】わたし 【二人称】あなた 【三人称】〜ちゃん
ハービンジャー時と変わらず、好奇心旺盛で知りたがり。
言葉巧みに誑かし、精神性によりとめどない探求心を与え、
肉体によってすべてを暴く知恵を与え、自身の同類に作り変える。
彼女はただ全てを知りたいだけだ。
彼女はただ、あらゆる謎を解明する人類の可能性を信じているだけだ。
ブレーキを持たず、『探求』というアクセルを踏み続けるだけだ。
決して人間を神と訣別させようなどと、離別させようなどと思っていない。
ただ、その止まることのできぬ探求の果てに離別があるだけなのだ。
間違いなく人類が発展する助けになり、疑いようもなく人類を愛しているが、
しかし結果として人類を滅びへ向かわせてしまう。
ちなみにハービンジャーの禁断の果実にはグランドの権利がある。
(人々が前に進む限り『知りたいという心』は常に生き続けるし、
『知りたいという心』は先駆者を生む原動力になるため)
禁断の果実がグランド化し得ない世界では人類悪にもなりえない、という皮肉な存在。
イメージカラー:赤
特技:扇動、神秘を暴く、暴かせる
好きなもの:未知、挑戦
嫌いなもの:諦め、停滞
天敵:言葉が通じないやつ、引きこもり
願い:人々に宇宙への憧れを取り戻させる
【一人称】わたし 【二人称】あなた 【三人称】〜ちゃん
オドマンコマ・ニャンコポン:動機は違えど、齎す結果が非常に近い獣。
科学者系サーヴァント、ハービンジャー、星の開拓者、アドベンチャーなど:大好き
ユートピア:人類を理想郷に閉じ込める行為はすなわち停滞そのものなので、そりが合わない。
パンドラ(ハービンジャー):気が合いそうだと思っている。
アトランティス〔獣〕:宿敵。スキルも宝具も性格も性質も正反対であり、ぶつかれば千日手に陥ると思われる。
「私、宇宙機系サーヴァントさんたちを見るとときめきと憧れが溢れてくるんですけど。……どうやら何事にも例外はあるみたいです。
その例外を調べたい気持ちはありますが──ええ、ええ。確かに私達はどちらかが消えなければいけなさそうです」
後々追加します
科学者系サーヴァント、ハービンジャー、星の開拓者、アドベンチャーなど:大好き
ユートピア:人類を理想郷に閉じ込める行為はすなわち停滞そのものなので、そりが合わない。
パンドラ(ハービンジャー):気が合いそうだと思っている。
アトランティス〔獣〕:宿敵。スキルも宝具も性格も性質も正反対であり、ぶつかれば千日手に陥ると思われる。
「私、宇宙機系サーヴァントさんたちを見るとときめきと憧れが溢れてくるんですけど。……どうやら何事にも例外はあるみたいです。
その例外を調べたい気持ちはありますが──ええ、ええ。確かに私達はどちらかが消えなければいけなさそうです」
後々追加します
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