ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「テメエらもこの神戸の一員なら……潔くケジメつけんかい!」


基本情報

【氏名】三船ヒアリ/フィアリー・ブレア
【性別】女性
【年齢】25歳
【出身】アメリカ合衆国
【身長・体重】177cm・64kg
【肌色】色白 【髪色】オレンジがかったブロンド 【瞳色】深い青
【スリーサイズ】99/58/87
【外見・容姿】背中に炎で象られた虎の入れ墨を背負い、着流しの衣装に身を包んだ白人女性
【令呪の位置】小指

【属性】混沌・善
【魔術系統】神経干渉
【魔術属性】火
【魔術回路】質:B 量:C 編成:正常
【起源】『仁義』

【所属】神戸・「天使町」
【階位・称号・二つ名】火虎

【契約サーヴァント】未定

魔術・特殊技能・特性など

『神経炎焼』

 健康や身体に影響を及ぼすのではなく、神経系に直接ダメージを与える状態異常。
 麻痺、毒、火傷のハイブリッド。この炎を受けた箇所は硬直し、蝕まれ、爛れ始める。
 永続ではなく神経の代謝によって消え去る程度の効果だが、瞬間的なデバフとしては中々に凶悪。
 毒の濃度を上げる事で「壊死」を引き起こすことも可能となるが、その場合は自分の手もタダでは済まないのであまり使いたがらない。

礼装・装備など

『NG-DOS』

 白鞘に収められた無骨な日本刀。俗に言う「長ドス」。
 鍔もなく柄巻も無い刀で、かつての日本に於いては侠客達が好んで使用していた。

外見・容姿の詳細など

 ザ・ヤクザ。この現代ではもはや絶滅危惧種とも言えるステレオタイプな侠客。
 着流しの和装に身を包み、入れ墨を背負った……金髪碧眼の美女。

人物像

 鋼の檻に血染み、蝕む火色蟻。

 神戸天使町に所属する「羽無し」の女性。
 日本に根付く男たちの矜持、即ち「仁義」というモノに惚れ、全ての地位を投げ捨てて単身神戸へと渡ってきた。
 常世虫を率いる片桐アゲハを姐御と慕い、飛びかかる火の粉を払う羽無し達の用心棒。

イメージカラー:深い橙色
特技:カチコミ、ラーニング
好きなもの:Vシネマ、兄弟、升酒
苦手なもの:恋愛映画、人を推し量ること、チョコレート
天敵:真田ミコウ
願い:姐御であるアゲハのために生き抜くこと

【一人称】ワタシ、ウチ 【二人称】アナタ、オマエ、ワレ 【三人称】アイツ、あの○○など

台詞例

来歴

 生まれはアメリカ合衆国西海岸。
 父が大の映画好きで、中でも日本の任侠映画に詳しく、幼い頃からVシネマに染まっていった。
 8歳の頃、遠い異国である日本に憧れ家を飛び出し、貨物船に紛れ込んで神戸の港町へと入国する。
 拙い日本語……それも映画で学んだだけの偏った言葉遣いに神戸の住人は眉を顰め、マトモに取り合おうとはしない。
 日本人はみな仁義というものを持ち合わせているのではないのか?と途方に暮れていた矢先、彼女を迎え入れた人物が居た。
 名は思い出せないが、彼は「真田製鋼」なる会社に務める役員であるという。昔気質のその男性は、幼い外国人の少女を何も言わずに家へと上げた。
 余計な詮索もせず、理由も聞こうとはしない。ただ仕事を手伝うなら置いてやる。その生き様に惚れた少女は、彼を「親」と慕うようになった。
 「三船」の名も親である彼から取ったもの。こうしてフィアリー・ブレアは「三船ヒアリ」として生まれ変わり、移り変わる神戸の街の住人となったのであった。

 2年が経ち世界が一変して尚、彼女の生き様が変わることはなかった。
 拾い上げてくれた親に恩を返すべく、幼いながらに恵まれた体格を活かし、真田製鋼の見習いとして彼の下で従事した。
 それは父への恩返しであると同時に、自分が育っていく神戸という街の礎を築くという……不思議な充実感を得るためでもあった。

 ……そんな生活が初めて覆されたのは、2018年の頃。
 18歳を迎えたヒアリは真田製鋼の一員として肩を並べ、父と共に現場で働いていた。
 外国人である自分を、初めは煙たがっていた同僚も……次第に打ち解け、今では心の底から「兄弟」と言える間柄になった。
 求めていた「組」ではない、けれど確かに「組」であるその居場所で、彼女は自分の生き方を定めた……そんな時。
 自動開発プラント暴走事故発生。事故の衝撃により現場は崩れ落ち――――百人近くが作業を続けていた現場で、生存したのはヒアリを含めてわずか3名程であった。

 父を失い、得体の知れぬモノに飲まれ、築いてきた日常は一瞬にして崩れ去った。
 背中には……これまた得体の知れぬ羽。わけも分からぬまま彷徨い続け、やがて「羽付き」が集う街へと辿り着く。
 だが、そこで彼女は迫害された。爆心地の近くに居たから?自分が移民だから?素性の知れぬ人間だから?……きっと、排他されることに理由など無い。
 突き刺さるような視線を浴びながら、他の者とは違う「赤く燃えるような羽」を隠し、初めて日本へ来たあの日を想起しながら日々を過ごす。

 そんな中で、ヒアリは暗闇の中に在って影に染まらない、凛とした「翅」を垣間見る。
 聞けば彼女は、羽無しと呼ばれる者達を統べる長。その羽を自ら落とし、行き場のない者達を受け入れているのだという。
 一見すれば理解の出来ぬ行動だ。だがそれこそ、彼女が求めていた「日本人」の姿であった。
 自分を貫くために、自分の身を削ぎ落とす。腹を切り、エンコを詰める。そうしてこそ、真に人は「義」を示す。
 ―――――彼女の経緯を知った次の瞬間。ヒアリは、父の形見である刀で羽を切り落としていた。
 
 父は真田製鋼に命を注いでいた。それこそ、会社のために身を削ることも吝かでないほどに。
 ならばその真田製鋼の、要を担っている重役の娘を守ることこそが、今は亡き父に報いるための、失われた兄弟への恩を返す為の手段だろう。
 そのためなら、この羽すらも切り落とそう。そうしてヒアリは……落とされた羽とともに彼女の元を訪れ、人生で最も深く頭を下げて彼女の元へと下った。
 
 そうして彼女は背に虎を背負う。偽りの羽を落とし、真なる自分を曝け出すために。
 

性格

 陽気であっけらかんとした、裏表を感じさせない素直な人物。
 良く言えば真っ直ぐで純粋。悪く言えば愚直で向こう見ず。しかし他人を慮る思慮の深さも持ち合わせる、不思議な人物。
 幼い頃から「任侠」「仁義」というものに深く触れてきた影響か、受けた恩義を忘れることはなく、人としての情を何よりも重んじる。
 正義か否か、善か悪かではなく「己が義しとするか」。己の中で打ち立てた義に沿って振る舞うことこそが彼女の行動原則である。

 日本語を深く学んでいるわけでもなく、文化についても映画での知識しか無いためか、基本的な「常識」に多少のズレがある。
 彼女は比喩でもなく「任侠映画」の世界に生きている――――彼女もまた、役割という名の仮面を被った虫の一匹に過ぎない。
 

行動規範・行動方針

 共に暮らし、盃を交わした兄弟を守るため。姐御として慕うアゲハを守るため。
 即ち、父が命を懸けていた真田製鋼へ恩を返すため、彼女は羽無し達の用心棒として振る舞っている。
 大義として真田製鋼への恩返しがあり、その手段としてアゲハを含めた羽無し達を守る。故に、ヒアリは「羽無し」そのものに加担しているわけではない。
 もし自分の大義から外れるようなことがあれば……例え同じ羽無しであろうが、その刃を降るう事に躊躇いは持たないだろう。

サーヴァントへの態度

 未定。

役どころ・コンセプトなど

 天使町と真っ向から衝突しにいく鉄砲玉
 不器用だけど情には熱い下っ端ヤクザです

因縁キャラ

三船寿
父と仰ぐ人物。
 神戸で生まれ育ち、かつては名高き「三船組」の組長として畏れられた極道。
 刀匠の家系に生まれながら道を外れ、時には悪事にも手を染めたが、父が倒れたことで組を脱退。
 父が遺した製鋼の技術を活かすべく真田製鋼へと入社し、新たな人生を始めた矢先にヒアリと出会った。
 「フィアリー」という発音に慣れず「ヒアリ」と呼び続けていたのが名前の由来で、姓名どちらも彼に由来している。
 プラント事故に巻き込まれ命を落とすも、彼の遺伝子MEMEは確かに娘へと受け継がれた。

片桐アゲハ
姐御。
 自ら羽を落とす、その有り様に嘗て憧れた日本の魂を垣間見た。
 彼女が真田製鋼に関わる人物ということもあって、彼女が己の「義」を捧げる唯一無二の相手。
 その蔑みや皮肉を読み取れず、言葉の上だけで受け取ってしまうので(一方的なものではあるが)仲は良好。
 
 「エー……アー……それは皮肉ですか?姐御。すみません!ちょっとわかりませんね!もっとズバッと言っちゃっていいんですよ?」

糟屋カブト
カブ。
 志を同じくする「兄弟」。似通った経緯の末に「常世虫」となった、何処と無くシンパシーを感じる相手。
 感情表現が苦手な彼に対しても容赦なくガンガン絡んでいく。少し年の離れた弟のように扱う。距離を離されるとちょっと泣く。

 「そんなに畏まらなくていいんですよカブ!ワタシ達は同じ盃を交わした兄弟なんですからー!……交わしてない?そんなー!」

真田ミコウ
叔母上。
 本来であれば、彼女に対して筋を通すべきだったのだろうが―――そうはならなかった。
 彼女に対して抱いている感情は、一言で言い表せるものではない。「決めかねている」というのもあのかもしれないが。

 「真田の叔母上……本来なら、アナタに従うのがスジってモンなんでしょうけど……すみません。一度通した義を曲げるのは、この背の虎が許さないんです」

コメント

















自分の事を嗤って見せるこの癖は、何時になっても治らない。
何かに頼り、縋ることで己を立てる、そうして楽に生きてきた。
本当は……誰にも負けたくないというのに。

あの日から私は涙を飲み込んだ。
私にはもう翼はない。あの空を飛ぶための羽も、誇示するための礎も無い。
けれど、それがバネになる。背に羽はないけれど、そのバネこそが私を高く飛ばす力となる。
逆境こそ我が人生。いつだって、この悔しさを糧に生きてきた。

背の傷口から流れ出す、迷いと戸惑い。
それすらも私は飲み込んでみせよう。

歯を食い縛れ。
耐えて、耐えて、立ち上がれ。
最後の瞬間まで、最期の一瞬まで。自分が、自分で在り続けられるように。
自分を受け入れてくれた人に報いられるように。
嘗ての自分が、今の自分を誇りに思えるほどに―――――――。


――――――ただ、強くあれ。

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