kagemiya@ふたば

【氏名】水葉ミツハ雫シズク
【性別】女性
【年齢】10歳
【出身】真広市
【身長・体重】135cm・29kg
【肌色】白め【髪色】黒【瞳色】青
【スリーサイズ】65/49/66
【外見・容姿】穏やかで人当たりが良さそうな表情の少女
【属性】秩序・善
【魔術系統】亜種第二魔法(シャドウステッキによる)/呪術
【魔術属性】水
【魔術特性】祈雨、流体操作、溺水
【魔術回路】質：D 量：C 編成：正常
【魔法少女力】42死に万SMS*1
【起源】『滴瀝』
【所属】真広市立寛矢小学校
【階位・称号・二つ名】5年3組、魔法少女シャドウライナー『ネクロ・ロゼ』

【シャドウカード】セーヌ川の身元不明少女

　術者の生命活動が停止する寸前に無影召喚インストールを行った事による異常現象。
　水葉雫の「肉体」は生命活動を停止している。
　しかし"死体のサーヴァント"...即ち「死体なのにサーヴァントとして擬似的な生命活動が可能な存在」であるスーサイドと同化したことにより、サーヴァントとしての擬似生命活動と人間としての生命活動がリンクし、魂と精神を喪わずに死んだ肉体のままで生命活動が続行可能な状態となっている。
　肌は青褪め、心臓は止まり、新陳代謝も機能していないが、食事を摂取することは可能。
　その生命は「自殺者」のシャドウカードを核に魔力によって維持されており、無影召喚インストールが解除されるとたちまち魂と精神は生命無き肉体から消え失せ、死ぬ。
　魂と精神が残るうちに肉体を蘇生させれば復活可能だが、魔法事象が絡む死者の蘇生に比べれば難易度が低いとはいえ、容易なものではない*2。
　無影召喚インストールの維持に何もしなくとも魔力が常に消費されるため、枯渇する前に何らかの方法で魔力を補給する必要がある。

　神道系の呪術。水源や雨を司る龍神である闇御津羽神を祀る呪術師、退魔師の末裔であり、伊邪那岐が迦具土神を斬り殺した際に、指の間から漏れ、滴り落ちた血から闇御津羽神が生まれたという神話的背景を基盤とし、血液を素材、媒介とした術式を使用する。
　微かに竜種の属性を帯びた水流を操る物理攻撃や、瞬間契約（テンカウント）による祈雨、水霊、水の脅威の鎮魂や慰撫など。
　肉体が死に隣接した、神道的な神に近しい状態となっているため、魔術師としての修練無しでも直感的にある程度の魔術を使用可能。

　サブイベント後に習得した魔術。エンバーミング、エンゼルケアとも。
　本来ならば死霊魔術の系統に属する技術であり、自己の霊基をごく僅かに改変し、肉体を外見状は生きているように見せかけ、衣服の変更を可能とする。
　要するに簡易霊衣変更である。

　シャドウステッキの1本。
　シャドウステッキの形状は魔法少女によって異なるが、シズクが持つものは刀型。
　武器と儀礼器具としての機能を兼ね備えた艶のある黒い刀身に青い干渉色が浮かぶ小太刀。
　水属性の魔力と相性が良く、自動的に穢れが洗い流されるので切れ味が落ちない。

　シャドウカードの一枚、シズクが入手し濡鴉に夢幻泡影ファイルセーブした(あるいはせざるを得なかった)もの。
　クラスはスーサイド、その真名はセーヌ川の身元不明少女。可憐な微笑と謎めいた死で大衆を魅了した、麗しの屍。

　なし。
　身元を示すものを何も持たずにセーヌ川に身を投げたスーサイドは、限定展開出来るような武装を有していない。

　フランスの溺死体、セーヌ川の身元不明少女と一時的に同化し、スーサイドの宝具とスキル、身体能力を会得する。
　肌は青褪め、服装はしっとりと湿った白いワンピースとなる。
　もう死んでいるから死なないという致命傷をも無視する戦闘続行能力、美しき死相による魅了と恐怖、即死耐性のダウン、周囲の水を魔力変換する事による回復や防御、そして特筆すべきは接吻による生命力吸収エナジードレイン。
　抵抗判定を無視した魅了も同時に入り、瞬く間に逃れ抗うための力が奪い尽くされるため、一対一での戦闘で唇を奪われることは敗北に等しい...弱小サーヴァントであるスーサイドの身で戦闘中に唇を奪えればの話だが。
　自殺宝具である『いと甘き溺死の恍惚レコヌュ・ドゥ・ラ・セーヌ』も使用可能。
　スーサイド単体時とは違い、生きる意志に満ち溢れているので使用しても生還可能だが、使えば使うほど生きる意志が擦り減り、水底へ沈み死亡する可能性が上昇していく。

　平均身長よりやや小柄な、艶のある黒髪を左右対称のショートヘアに整えた、澄んだ青い瞳が印象的な少女。
　ぱっちりとした目など全体的に調和の取れた、愛嬌のある顔立ち。
　派手やかではないが、その嫋やかな雰囲気は人目を引く。

　変身後は水色の袴の、やや脚の露出が多い巫女装束風の魔法少女姿となるが、前述の理由で常に無影召喚インストール状態にあるため、かなり後にならないとお披露目されない。

　寛矢小学校5年3組に所属する女子小学生。
　ぼくっ娘であること以外は特筆する事もない、ごく普通の優等生であったが...

イメージカラー：穏やかな水色
特技：水泳
好きなもの：水遊び、読書、麺料理、水羊羹
苦手なもの：暗く深い水底
天敵：自分の現状
願い：死にたくない

【一人称】ぼく【二人称】あなた、〇〇くん、〇〇さん、〇〇ちゃん【三人称】〇〇くん、〇〇さん、〇〇ちゃん、あの人

　祖先は水龍神闇御津羽神を祀る呪術師であり、神秘が色濃く残り魔性が蔓延る平安の時代で活躍した退魔師、祓魔師であったが、現在では親戚に神社関係者がちらほら居る程度の名残しかない。父は会社員、母はコスメコンシェルジュである一般家庭生まれの少女。
　魔術回路こそ有していたものの、今までの人生でそう劇的なことは起こらず、すくすくと成長し小学校生活を謳歌していた。

　しかし...ある日、読書に夢中になって帰宅が遅れた下校中に憑依前のシャドウサーヴァントに遭遇。
　憑依しようと襲い掛かるシャドウサーヴァントから逃亡する際に川へと落下し、息の根が止まる寸前に水底に沈んでいたシャドウカードに手が触れ...目が覚めた時には、死体系魔法少女に変身してしまっていた。

　温厚で控えめ、礼儀正しいが好奇心旺盛で無邪気な、年相応に子どもらしい面もある。
　同時に気弱であり、押しに弱く、流されやすい。集団の和を重んじる気質ではあるが、グループを統率し、率いる立場には向かない。
　怒らないのではなく怒れないタイプであり、他人に詰め寄られたり、友人の喧嘩がヒートアップしてくると何も出来ずにおろおろしてしまう。
　友達と遊ぶのも好きだが、一人で黙々と読書をするのも好み、旺盛な知識欲求もあってか国語の成績が高く、それ以外もそつなく熟す。
　家系の影響か水に親しんでおり、水泳は大得意。肺活量も高いが控えめな性格が災いし、球技などの一部の競い合うスポーツは苦手。
　好きな漫画はかわいい動物が出て来る漫画や世界観が重厚な漫画。恋愛漫画にも興味があるが、恥ずかしいのか読む時は自室でこっそり、恐る恐る読む。
　ゲームはサウンドノベル系を好むが、アクションも楽しむ。
　作品問わず水中ステージが好きだが、仄暗い深海系のステージは苦手。さらに巨大生物とか出てきたらプレイを諦めることも。
　食べ物の好き嫌いは少ないが、麺料理や和菓子を特に好む。
　うどんは関西風も関東風もどっちも喜んで食べるし、ラーメンもパスタも好物。ただし辛いのは嫌いではないが苦手。

　死ぬことを恐れ半ば暴走気味であり、生存のための魔力供給を第一として行動し、クラスメイトから粘膜摂取による魔力吸収で後遺症が残らない程度に魔力を奪うことを繰り返している。
　本人的にはキスはめちゃくちゃ恥ずかしいと思っているが、生きるために仕方なく魔力量が少しでも高そうな同年代の少女の唇を奪いまくっている。
　事態をシャドウサーヴァントによる悪事と勘違いした魔法少女たちに倒されて事情を話した後は、水辺の乙女：Dの効果で水分を摂取していれば粘膜接触による魔力供給は必要最低限で済むと判明し(その方が面白そうだったのでスーサイドは黙っていた)、肉体の蘇生が可能な魔術師やシャドウカードを求めて行動するようになる。

　巻き込まれて死んだと思ったら、魔法少女になってた。

　それどころではない。

　キス魔ネクロロリサキュバスになってしまった女子小学生。
　ある日、学校内で欠席が相次ぐという異常事態(キスで魔力吸われた所為)に魔法少女たちが対処するというサブイベントに登場したりする。

シャドウカード：スーサイド
　夢幻泡影ファイルセーブしたシャドウカード。
　快楽に忠実で奔放な性格に振り回されているが、一応命の恩人...恩カードなので無碍にはしない。

[フリー素材]R-18・R-18Gに使用可能。