ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

全ては私の手の上で踊る。


基本情報

【元ネタ】民話『長靴を履いた猫』
【CLASS】ディセイバー
【マスター】
【真名】長靴を履いた猫〔オルタ〕
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性
【身長・体重】160cm・46kg
【肌色】色白 【髪色】薄茶色 【瞳色】深い黄色
【スリーサイズ】
【外見・容姿】黒を基調としたシースルーブラウスを身に付ける猫耳の少女
【地域】フランス、欧州を中心にした全世界
【年代】18世紀頃
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:B 魔力:B 幸運:A+ 宝具:B


【クラス別スキル】

詐術:B

 ディセイバーのクラススキル。
 話術、扇動の派生スキルであり、言動を以て他者を欺き思うがままに従わせる技術。
 自らを信じさせ、取り入るためのスキルでもあり、Bランクでは自身のクラスすらも騙ることが可能となる。
 同時に、このスキルのランクが高ければ高いほどにフィクサー/ディセイバーは「本来の自分」を失っていく。
 

御伽解剖:B

 フォークテイル・ディセクション。
 固有のスキルと言うよりは、ディセイバー/フィクサーというクラス自体に与えられる「宝具」に近い。
 史実または物語に於いて、当人が成し遂げた「物事」の規模をランクとして算出し、クラススキルへと当て嵌める。
 『御伽噺』という大系を論理として解き、その手に収めた詐欺師の証左。それは形を得たハッピーエンド、約束された幸福への結末。
 長靴を履いた猫は、どのような状況であろうとも「ハッピーエンド」に至るまでの道筋を理解し、行動に移すことが出来る。

【保有スキル】

黄金律:B

 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

プランニング:B

 対象に辿り着くまでの論理思考。道筋を素早く考え出し、実行に移すまでの手筈を瞬時に整える。
 特定の目的に関わらない汎用的な計算能力だが、専門的な分野に関するプランニングには一段劣ってしまう。

一意専心(忠義):A

 精神の絶対性。不屈の意志の源泉。
 主へと捧げた忠誠心は、決して揺らぐことがない。
 契約を交わしたマスターのためであれば悪と成ることも厭わない、盲目なる愛の形。

【宝具】

公爵様の大きな長靴ラ・シャット・ボッティエ

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 着用者に知識を授ける革の長靴。宝具として昇華され、装着品としての形を得た天賦の叡智。
 一匹の獣を一人の人間として変質させるだけでなく、人並み以上の頭脳……類稀なる発想力をも与える。
 固有スキル、また肉体的な特性によるスキルを除き、一般的な汎用スキルを短期間Bランクの習熟度で会得可能。
 あらゆる場面で最適な選択肢を見出す俯瞰的な経験則。どのように振る舞い、どのように動けば良いのかを悟る処世術とも言える。
 それはある種の未来予知といっても過言ではなく、潤沢な知識と経験により裏付けされた高精度の直感スキルも併せ持つ。
 但し目的遂行のために必要な「ステータス」があるかどうかは別の話で、主に筋力値や耐久値の面で実行が不可能となることも少なくない。
 戦闘などに於いても効果を発揮する……というよりは、どのような手段を使ってでも生き延び目的を目指す為の宝具である。

 セイバー時と異なり、ディセイバーとしての彼女は常に人間の姿を取る。
 これはどのような相手でも対等に、人間同士として接することが出来るようにという発想によるもの。
 魔力の負担は大きいものの、ご主人様に幸せを届けるためであれば身を削ることすら厭わない。
 そのため、保有スキルの一つである「獣狩り」の技術は失われてしまっている。

背景、言葉に溺れるオールザウ・トーク・ハブ・ノゥ・フロム

ランク:C 種別:対認識宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:レンジ内全員
 魔術に長けた鬼の王すらも欺き殺す魔性の言霊。言語を介して意識を操る瞬間的催眠術、精神干渉魔術の一種。
 『言語』を理解するものであればどのような生物であれ対象となり、相手がより強者であるほどにその成功確率は上昇していく。
 巨大な幻想の具現であろうとも、彼女が放つ言葉には抗えない。音の速さで耳へと届き、思考を削ぐ“最速”の口撃。

 彼女が発する言葉自体に催眠の効果が含まれており、耳にしてその「意味」を理解した段階で効果が発動される。
 その言葉の「意味」に含まれる内容を、深層心理の奥底で受け入れ根付かせて、本人の意図せぬ内に「その内容に沿う」よう動かす。
 挑発としても詐術としても、幅広い目的で効力を発揮する口先の魔術であり、人の意識により発動される為に対抗が難しい。
 そも、対抗のために少しでも意識を割いてしまう段階でこの宝具の効果―――「隙を生み出す」という目的が達成されてしまうのである。
 放たれる言葉を、少しでも認識してしまったが最後。をの卓越した話術、矢継ぎ早に繰り出される言葉に溺れ、貴方は我を失ってしまう。
 ……誰が言ったか、言葉は剣よりも強し。ディセイバーというクラスに相応しき『言葉』で戦う宝具である。

 対抗に必要なものは魔術的な防壁でなく、より根本的なもの……「本人の性格」が重要となる。
 マイペースな相手に対して煽りは効きにくいだろうし、素直な相手に皮肉は通じにくい。そもそも話が通じない相手も居るだろう。
 ならば……そういった相手に相応しい言葉を返せばいい。それを察し、感じ取るだけの叡智を彼女は有している。
 時には理性を失い、狂乱に囚われた戦士すらも惹き付けてみせるだろう。

 ――――――幻想の権化たる獣、鬼の王を誑かしたあの時のように。

【Weapon】

言葉ことば

 彼女にとって言葉とは、他人とのコミュニケーションを図るものではなく、他人を欺き手繰るための道具に過ぎない。
 相手を慮ることも、己を表現することもない。彼女はただ相手にとって、その状況に応じた「最適」な言葉だけを発する。
 故に、彼女の言葉に耳を傾けることは無意味と言える。それは味方同士で、自陣営同士であろうとも同様だ。

【解説】

ヨーロッパに伝わる民話『長靴を履いた猫』、その主人公である名も無き猫。

……物語の登場人物に過ぎなかったその猫は、誰に言われるでもなく、己の力で物語を『編纂』してみせた。
力を持って幸せな結末を手に入れたものもいる。度重なる幸運により結末を定めたものもいる。後の世にて結末を改竄さてたものもいる。
けれど――――彼女は自ら。己の意思で動き、結末までの道筋を作り出し、主を幸せにするという一点だけで物語を「動かした」。
そしてそれは武力に依る解決でもなく……ただその言葉と、少しの行動に拠って成されたものであったのだ。

故にこそ彼女に与えられたクラスは『ディセイバー』。
他人を欺き、世界を動かした生粋の“詐欺師”へと与えられる、極めて特異なるクラスであった。


【クラス解説】

ディセイバー(Deceiver)、或いはフィクサー(Fixer)。欺く者、詐欺師、黒幕のクラス。
他の存在を「偽る」フェイカーとは異なり、こちらはただ「欺く」事のみに重きを於いたクラスである。
史上、言葉巧みに他人を騙して財を成した者や煽動により国を陥れた者、言葉巧みに渡り歩いた狂言回し等が該当しうる。
本質的に反英霊に属する者が多く、負の側面が強く現れることから「正しいクラス」として召喚されることは稀。
何らかの要因によって霊基が変質しているか、召喚者が意図的に望まない限りは別のクラスが当て嵌められる。
加えてこのクラスは他人からの評価や風評に依っても適正が得られてしまうため、当て嵌められること自体を忌避する英霊も多い。
また負の側面を強く持つ本クラスは、現界によって召喚機構……聖杯自体に穢れを残す危険を秘めている。

戦闘面では劣るものの、言葉巧みに「生き残る」事に関しては優秀。
相手陣営に取り入ったり、輪の中に紛れ込むことで戦闘を避け、最終局面まで生き残る……という振る舞いも可能。
該当する多くの英霊が変装、または欺きの技術を有しているので、クラスを騙る事もそう難しいことではないだろう。
サーヴァントという在り方に真っ向から矛盾するクラス……最後にはマスターすらも騙るであろうこのクラスに、味方などは存在しない。
…………そう、自分自身すらも。

個人や小規模な集団を対象として欺いたものは「ディセイバー」、国や社会全体を欺いたものは「フィクサー」と区別される。
上位という訳ではなく単純な規模、対象の違いによって区別されているだけであって、根本的には同一のクラスとして扱われる。
例えるなら「蝶」と「蛾」のようなもの。それらに明確な境はなくとも、成し遂げた行いや性質により区別が成される。

【人物・性格】

人を見透かし世の摂理を見抜いているかのような、つまらない笑顔を浮かべた猫耳の少女。
彼女は全てを知っている。有り余る叡智が、滾々と湧き出る知識が彼女に全てを伝える。この言葉で何が動くのかを。
最早その猫に感情などありはしない。脳裏に浮かんだ最適解の通りに、呼び出したご主人様を「幸せ」に導くために動くだけだ。
そのためならば誰しもを欺こう。王も、鬼も、悪魔も騙そう。自分自身だって例外ではない。そうして彼女は……外道と成った。

彼女との会話は彩り豊かなもので、貴方の望みに100%沿った、満足の行く言葉を返してくれる事だろう。
だがそれだけだ。彼女が歩み寄ってくることはないし、自ら会話に花を咲かせることもない。ただ「最適」な会話だけが繰り広げられる。
……彼女という存在を表するのなら、そう。「つまらない」人物だ。


イメージカラー:モノクロ
特技:自分の言葉を信じ込ませること
好きなもの:ご主人様
嫌いなもの:ご主人様以外の人間
天敵:他のディセイバー/フィクサー
願い:ご主人様を幸せにすること

セリフ集


【一人称】私 【二人称】貴方、○○さん、○○様 【三人称】彼/彼女、あの方、あの人

【因縁キャラ】

長靴を履いた猫:私。
 
 それは鏡像。もうひとりの私。何の宿命にも縛られず、自由を謳歌する獣の私。
 羨ましい、と感じるのが正解なのだろうか。疎ましい、と感じるのが正解なのだろうか。
 そのどちらも、私の胸の中には存在しない。どこまでいっても「あれ」は、私の鏡写しでしかないのだから。
 ……故に、彼女へ抱くその感情を表するのなら。

 「――――――この、泥棒猫」


シャルル・ペロー:ママ。
 
 物語の中で私は、主を幸せに導くために走り回った。
 王を欺き。姫を騙し。人々を操って。鬼を殺した。それは誰に言われたからでなく、自分がそうすべきと思っていたから。
 その気持ちすらも、彼女に拠って紡がれたものであるのなら。私という実態はどこにあるのだろう?私の思いは、創作のひとかけらでしか無いというのだろうか?
 ……その答えを知っている。何故ならば、私は…………この御伽噺を、解剖し知っているから。

 「このお話はママも知らない……だって、これは……私だけの『誰も知らない物語』なんですから」

【コメント】

夏版の残骸をもとに構築し直したオルタ版
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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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