最終更新:ID:oEhRBme9rQ 2019年10月09日(水) 23:51:51履歴
【氏名】天堂山碧羅
【性別】男性
【年齢】108歳
【出身】日本
【身長・体重】192cm・69kg
【肌色】黄【髪色】‐【瞳色】黒
【外見・容姿】禿頭、顎髭を蓄えた老爺
【令呪の位置】左胸
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】-
【魔術属性】-
【魔術特性】-
【魔術回路】質:- 量:- 編成:-
【起源】喪失
【所属】機動海中都市フロンティア
【階位・称号・二つ名】アジール12船長、“怪人”碧羅
【契約サーヴァント】“方舟”のルーラー
【性別】男性
【年齢】108歳
【出身】日本
【身長・体重】192cm・69kg
【肌色】黄【髪色】‐【瞳色】黒
【外見・容姿】禿頭、顎髭を蓄えた老爺
【令呪の位置】左胸
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】-
【魔術属性】-
【魔術特性】-
【魔術回路】質:- 量:- 編成:-
【起源】喪失
【所属】機動海中都市フロンティア
【階位・称号・二つ名】アジール12船長、“怪人”碧羅
【契約サーヴァント】“方舟”のルーラー
碧羅が一代のみで築き上げた我流の闘法、殺戮技巧。
構えと型を廃し、あらゆる体勢、状況からでも万全を発揮する、究極に効率化された生体破壊の術理。
その動きの一つ一つが敵を殺す為の布石であり、故に技さえも必要としない。
例外は『爪』、『牙』、『骨』と名付けた三つの秘技のみであり、此れを目にした者は確実な死を迎える為に、詳細を知る者は碧羅を置いて他には居ない。
構えと型を廃し、あらゆる体勢、状況からでも万全を発揮する、究極に効率化された生体破壊の術理。
その動きの一つ一つが敵を殺す為の布石であり、故に技さえも必要としない。
例外は『爪』、『牙』、『骨』と名付けた三つの秘技のみであり、此れを目にした者は確実な死を迎える為に、詳細を知る者は碧羅を置いて他には居ない。
禿頭に、長々とした白い髭。深く幾重にも刻まれた皺。落ち窪んだ眼窩の奥には獣の眼光を秘め、此れも獣の牙の如き乱杭歯に凶暴な笑みを湛える。
着流しを身に纏う長身は、一見して痩せ細って見えるが、その実、鍛え、無駄を削ぎ落とされている。
着流しを身に纏う長身は、一見して痩せ細って見えるが、その実、鍛え、無駄を削ぎ落とされている。
海中機動都市フロンティアの船長に於いて、魔術にも科学にも通じない異色の経歴を持つ男。
物心ついた頃より、名も知れぬ山の奥で獣と共に育つ。やがて山を統べる暗殺稼業の一族により親であった獣を殺された事で怒り、その一族を単身にて壊滅に追い込んだ過去を持つ。この戦いの中で時に技を盗み、時に本能で技を磨いた事で我流の闘法の礎を築いた。また、この折に言語も盗み習得している。
その後も十年以上を山の中で独り、己を鍛えながら生き続けるも、偶然にも山を訪れた一人の男との出会いを切っ掛けとして山を降りる。
闘争の中で発揮した吸収能力を活かし、初めて出会う文明にも瞬く間に適応するが、それでもやはり社会に馴染む事は出来ず、闘争と殺戮に耽溺し、やがて裏社会の殺し屋として名を馳せる事となる。
しかし、一切の区別なくあらゆる依頼を受け、あらゆる標的を殺し続けた碧羅は、それ故に余りに敵を作り過ぎた。
それでも碧羅は殺した。出会う尽く、己を知る全てが敵として立ちはだかる中で、その全てを殺し尽くした。そうして血に塗れた彼の前に、また一人の刺客が立つ。
その男を知っていた。
嘗て山で出会い、己に名をくれた男だった。その男は碧羅の理解者では無かったが、けれどこの世界でただ一人、碧羅の居場所であり、友であった。それは、この男にならば、殺されても構わないと思える程の存在だった。
だから、碧羅はその時殺されるつもりだったのだ。泣き出しそうな必死の形相で、謝意を述べながら己を殺そうとするその男を、確かに許し、受け入れていた。
もしも悲劇と呼べるものがあったならば、それは碧羅が余りに強く、そして彼を殺そうとした友が、余りに弱かった事だろう。
それは、ただの反射だった。それは、ただの本能だった。身をよじるようにして放った碧羅の一撃で以て、友の首の骨は砕けた。
何故、人は死ぬのだろうか。何故、己以外の全ては、こんなにも脆いのだろうか。
虚無が如き空白の中で、碧羅は、一人の男と出会った。彼の人生に於いて転機と呼べるものがあるならば、恐らくはこれこそが二度目であった。
男は言った。己の手で、完全なる生命を作り上げたいのだと。生ける全てがその生命へと成らねばならぬのだと。碧羅こそが、そのモデルケースとして相応しいのだと。
神秘と科学の融和を目指す、一つの組織に属する男だった。その組織が、やがてフロンティアと呼ばれるよりも、遥か過去の話である。
人類は聖杯を獲得した。人は理不尽な死から解放された。
しかし、まだ足りない。何故ならそれでも、人は殺せば死ぬのだから。碧羅にとって未だこの世界は、余りに脆く、余りに不完全だった。
現在は、フロンティア内で独自の地位を築き、生物実験の指揮を取る。しかし、肝心の実験内容は殆どが部下任せであり、実験における役割は実験で作り出した生物の強度テストのみ。人事や提督の補佐などの船長業務も、個人的に秘書を設けて殆ど丸投げしている。極めて横暴であるが、彼に文句を言える者も存在しなかった。俗に言うパワハラである。長年に渡って船長の座を務めているのも、部下による根回しのお陰。
物心ついた頃より、名も知れぬ山の奥で獣と共に育つ。やがて山を統べる暗殺稼業の一族により親であった獣を殺された事で怒り、その一族を単身にて壊滅に追い込んだ過去を持つ。この戦いの中で時に技を盗み、時に本能で技を磨いた事で我流の闘法の礎を築いた。また、この折に言語も盗み習得している。
その後も十年以上を山の中で独り、己を鍛えながら生き続けるも、偶然にも山を訪れた一人の男との出会いを切っ掛けとして山を降りる。
闘争の中で発揮した吸収能力を活かし、初めて出会う文明にも瞬く間に適応するが、それでもやはり社会に馴染む事は出来ず、闘争と殺戮に耽溺し、やがて裏社会の殺し屋として名を馳せる事となる。
しかし、一切の区別なくあらゆる依頼を受け、あらゆる標的を殺し続けた碧羅は、それ故に余りに敵を作り過ぎた。
それでも碧羅は殺した。出会う尽く、己を知る全てが敵として立ちはだかる中で、その全てを殺し尽くした。そうして血に塗れた彼の前に、また一人の刺客が立つ。
その男を知っていた。
嘗て山で出会い、己に名をくれた男だった。その男は碧羅の理解者では無かったが、けれどこの世界でただ一人、碧羅の居場所であり、友であった。それは、この男にならば、殺されても構わないと思える程の存在だった。
だから、碧羅はその時殺されるつもりだったのだ。泣き出しそうな必死の形相で、謝意を述べながら己を殺そうとするその男を、確かに許し、受け入れていた。
もしも悲劇と呼べるものがあったならば、それは碧羅が余りに強く、そして彼を殺そうとした友が、余りに弱かった事だろう。
それは、ただの反射だった。それは、ただの本能だった。身をよじるようにして放った碧羅の一撃で以て、友の首の骨は砕けた。
何故、人は死ぬのだろうか。何故、己以外の全ては、こんなにも脆いのだろうか。
虚無が如き空白の中で、碧羅は、一人の男と出会った。彼の人生に於いて転機と呼べるものがあるならば、恐らくはこれこそが二度目であった。
男は言った。己の手で、完全なる生命を作り上げたいのだと。生ける全てがその生命へと成らねばならぬのだと。碧羅こそが、そのモデルケースとして相応しいのだと。
神秘と科学の融和を目指す、一つの組織に属する男だった。その組織が、やがてフロンティアと呼ばれるよりも、遥か過去の話である。
人類は聖杯を獲得した。人は理不尽な死から解放された。
しかし、まだ足りない。何故ならそれでも、人は殺せば死ぬのだから。碧羅にとって未だこの世界は、余りに脆く、余りに不完全だった。
現在は、フロンティア内で独自の地位を築き、生物実験の指揮を取る。しかし、肝心の実験内容は殆どが部下任せであり、実験における役割は実験で作り出した生物の強度テストのみ。人事や提督の補佐などの船長業務も、個人的に秘書を設けて殆ど丸投げしている。極めて横暴であるが、彼に文句を言える者も存在しなかった。俗に言うパワハラである。長年に渡って船長の座を務めているのも、部下による根回しのお陰。
凶暴にして無軌道。部下には無茶振りと理不尽な叱責を繰り返す。上司への態度は横柄。
しかし頭が回らない訳では無く、時には思慮を見せる事もある。部下に対しても叱責はすれ、具体的な処罰を下す事は少なく、ある意味では甘い。周りに仕事を投げるのも、適材適所を念頭に置いての事であるらしく、部下達の顔や名前はしっかりも把握している。
振る舞いはエキセントリックだが、その実合理的な思考の持ち主であり、本気で感情を乱す事は殆ど無い。
個人的な菜食主義者。
しかし頭が回らない訳では無く、時には思慮を見せる事もある。部下に対しても叱責はすれ、具体的な処罰を下す事は少なく、ある意味では甘い。周りに仕事を投げるのも、適材適所を念頭に置いての事であるらしく、部下達の顔や名前はしっかりも把握している。
振る舞いはエキセントリックだが、その実合理的な思考の持ち主であり、本気で感情を乱す事は殆ど無い。
個人的な菜食主義者。
完全な生命を作り出すべく、アジール12内で実験の指揮を取る。
必要とあらば殺しの技を振るうことと躊躇わないが、その機会も殆ど無く実質的に封印状態となっている。その為、肉体と技が錆び付くのを嫌い(聖杯によって老いは克服されているが、感覚的なものらしい)、部下に仕事を投げて空いた時間は鍛錬に費やしている。
必要とあらば殺しの技を振るうことと躊躇わないが、その機会も殆ど無く実質的に封印状態となっている。その為、肉体と技が錆び付くのを嫌い(聖杯によって老いは克服されているが、感覚的なものらしい)、部下に仕事を投げて空いた時間は鍛錬に費やしている。
タグ
コメントをかく