kagemiya@ふたば

霧雨キョウカと言う名前の人間は過去、現在のいずれに置いても存在しない。
では彼女は何者か？　その答えはホムンクルス。　
正確に言えばホムンクルスの素体にある人格をダウンロードした存在である、

霧雨キョウカ、その正式名は今朝霧今日風第4同位体、コードイレイザー。
Requiem世界に生きた魔術師、今朝霧今日風が魂の完全なる電子情報化による電子の海への己の移管と複製を成功させた末に生まれた今日風のコピー、今日風同位体である。
今日風同位体は今朝霧今日風のコピーではあるが、ネット上で取り込んだ幾多の情報やサイバーゴーストと融合し抽出した要素を多分に含んでおり、今朝霧今日風本人とは似て非なる「今朝霧今日風」の要素を主としただけの別人と言える。
（サーヴァントで言えば、BBから派生したサクラファイブのような存在。）
霧雨キョウカは比較的古い部類の同位体であり、同位体には珍しく確固たる目的を持って生み出された個体である。
その役割はコードにも現れており、その役割は抹消。　
今朝霧今日風同位体の中で世界や人に何らかの悪影響を及ぼす個体が現れた場合、その素性を探られネット上の「今朝霧今日風」が消去される危険性を失くすために、そうなった今日風同位体を消す掃除屋、それが霧雨キョウカの役割である。
数年前に第9同位体コラテラル・ダメージが今日風同位体の世間への暴露を目論んだ為に、霧雨キョウカにより抹消された。
現在は誕生と同時に何らかの影響を受け変異、行方をくらませた第13同位体プレデターを追い、名古屋に拠点を置き捜索している。

オリジナルの今朝霧今日風の行方は不明だが、キョウカの見立てではネットの海に完全に溶け込んで自我を失ったか望み通り「向こう側」に行ったかのどちらかだと推測している。

2016年　今朝霧今日風、魂の完全なる電子情報化による電子の海への己の移管と複製を成功。ネットの海へと溶け込む。
2017年　オリジナルの今朝霧今日風が何らかの原因で完全に消失。　同時にネットに溶け込んだ今朝霧今日風に因子から今日風同位体誕生、第一同位体はコマンドーの名で呼ばれる。
2019年　今日風第4同位体コードイレイザー誕生。　霧雨キョウカの名前で現実世界で受肉。
2025年　今日風第13同位体プレデター、何らかの影響を受け変異。　周囲の人間の魂喰いを行うと姿を消す。霧雨キョウカが抹消のために捜索開始。

今日風第13同位体プレデター、リコリプレス。
下村カグヤがネット上に動画を取り込んだ今朝霧今日風の因子が顕在化、自我を得た存在。
横浜で受肉すると同時にサーヴァント召喚を行い、自身の体を媒介にアルターエゴ、リコリプレスを召喚。すぐさまリコリプレスに自我を上書きされる。
魔力を満たすために周囲の人間を襲い魂喰いを行うと姿をくらます。
関西方面に逃走したことが確認されている。