最終更新:ID:KKBlSD1b/g 2021年07月24日(土) 12:26:47履歴
「手を休めるな!口を閉じるな!溜息をつく暇があったら、一節でも多くの詩を紡ぐのです!」
【元ネタ】異聞帯ブリテン/アイルランド伝承
【CLASS】キャスター
【真名】リャナンシー
【異名・別名・表記揺れ】妖精騎士パロミデス
【性別】女性
【身長・体重】160cm・42kg
【肌色】色白 【髪色】白よりのブロンド 【瞳色】青
【スリーサイズ】90/59/85
【外見・容姿】刑務官のような格式立った意匠のドレスに身を包むやや細身の女性
【地域】アイルランド
【年代】不明
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 宝具:C
【CLASS】キャスター
【真名】リャナンシー
【異名・別名・表記揺れ】妖精騎士パロミデス
【性別】女性
【身長・体重】160cm・42kg
【肌色】色白 【髪色】白よりのブロンド 【瞳色】青
【スリーサイズ】90/59/85
【外見・容姿】刑務官のような格式立った意匠のドレスに身を包むやや細身の女性
【地域】アイルランド
【年代】不明
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 宝具:C
芸術作品、美術品への執着心。古今東西、歴史・伝承における逸話を持つ宝具を
目にした場合、ほぼ確実に真名を看破することができる。
アイルランドでは芸術家、音楽家の平均寿命が短いのは、リャナンシーが取り憑いているためだとされた。
そういった経緯から、彼女は数多くの芸術――――特に「音楽」「詩」に造詣が深く、小説家などに対しても高い看破能力を発揮する。
目にした場合、ほぼ確実に真名を看破することができる。
アイルランドでは芸術家、音楽家の平均寿命が短いのは、リャナンシーが取り憑いているためだとされた。
そういった経緯から、彼女は数多くの芸術――――特に「音楽」「詩」に造詣が深く、小説家などに対しても高い看破能力を発揮する。
吸血の拡張スキル。血液だけでなく、対象の精気を吸い取ることで己の糧とする。
サキュバス、インキュバスといった淫魔に近しいが、一方的な搾取であるあちらに対し、リャナンシーは「音楽の才能」という見返りを与える。
転じて、リャナンシーに魔力を奪われた者は一時的にパラメータが上昇し、スキルレベルが一時的に上昇する。
サキュバス、インキュバスといった淫魔に近しいが、一方的な搾取であるあちらに対し、リャナンシーは「音楽の才能」という見返りを与える。
転じて、リャナンシーに魔力を奪われた者は一時的にパラメータが上昇し、スキルレベルが一時的に上昇する。
デスマーチ。スキルではなく呪い。常にその手を休めることが出来ず、休息・休憩を行うことが出来ない。
常に働き続け、音楽を摂取し、人間を搾取する一連のプロセスが目的となっていて、そこから逸脱することは存在の否定にほかならない。
本人だけでなく、マスターや収容する人間に対してもこのスキルが適用される。広範囲に及ぼすデメリットスキル。
常に働き続け、音楽を摂取し、人間を搾取する一連のプロセスが目的となっていて、そこから逸脱することは存在の否定にほかならない。
本人だけでなく、マスターや収容する人間に対してもこのスキルが適用される。広範囲に及ぼすデメリットスキル。
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-80 最大捕捉:1000人
結界宝具。キャスターの陣地作成を利用した巨大な工房――――否。工場を造り上げる。
スキルにより捉えた人間を閉じ込め、搾取するための監獄でもあり、一度展開した後は本人の魔力だけでなく、人間達の内蔵魔力によっても維持される。
絶え間なく働き、詩を書き、歌を唄い、音楽を紡ぐ。そうして量産された数々の音楽を摂取する事こそが、リャナンシーという存在の生き甲斐となっている。
無論、このような環境で産まれる音楽が名作となるわけもなく、その殆どは取るに足らない三流の詩、歌……凡庸な音楽である。
それでも喰らい続けなければ生きていけない。この宝具は英霊が持ちうる神秘の具現と言うよりも……彼女にとってなくてはならない存在意義であり、生命維持装置。
事実上、一度この宝具を発動すれば魔力切れが起こる事はない。十分な土地と人間を確保できるのであれば、魔力枯渇による消滅はほぼ避けられる。
コストパフォーマンスの面で見れば非常に優れてはいるものの、多くの人員を必要とする点、人員の安定確保の面で少々安定性に欠ける。
徹底的に使い潰され、搾取される人間は、長くても一週間で息絶えてしまう。その度に人員を補充せねばならず、現代社会では中々に運用が難しい。
逆に言えば――――一定の社会が存在しない“異世界”であれば、その性質も相まって猛威を振るう事だろう。
内部は工場と言うよりも監獄。硬い檻で区切られ、閉じ込められた人間達は皆思い思いの詩を書き記す。
囚われた時点でその人間には『才能』……リャナンシーという存在から分け与えられる天賦の叡智が宿され、インスピレーションの赴くままにペンを振るう。
休む暇など与えず、感受性を一滴残らず搾り取るかのような徹底ぶり。限界を迎えて過労死するまで、その最後の一節すらも無駄にしない。
時には感受性を与えるために薬物の投与まで行われるなど、人間に対しての容赦など存在しない。ここでは人も、音楽も全ては工場を動かす『歯車』と成り果てる。
…………生まれた音楽を摂取し、魔力の糧とし、生み出された才能を分け与える工場長 すらも、その歯車の一部なのだ。
結界宝具。キャスターの陣地作成を利用した巨大な工房――――否。工場を造り上げる。
スキルにより捉えた人間を閉じ込め、搾取するための監獄でもあり、一度展開した後は本人の魔力だけでなく、人間達の内蔵魔力によっても維持される。
絶え間なく働き、詩を書き、歌を唄い、音楽を紡ぐ。そうして量産された数々の音楽を摂取する事こそが、リャナンシーという存在の生き甲斐となっている。
無論、このような環境で産まれる音楽が名作となるわけもなく、その殆どは取るに足らない三流の詩、歌……凡庸な音楽である。
それでも喰らい続けなければ生きていけない。この宝具は英霊が持ちうる神秘の具現と言うよりも……彼女にとってなくてはならない存在意義であり、生命維持装置。
事実上、一度この宝具を発動すれば魔力切れが起こる事はない。十分な土地と人間を確保できるのであれば、魔力枯渇による消滅はほぼ避けられる。
コストパフォーマンスの面で見れば非常に優れてはいるものの、多くの人員を必要とする点、人員の安定確保の面で少々安定性に欠ける。
徹底的に使い潰され、搾取される人間は、長くても一週間で息絶えてしまう。その度に人員を補充せねばならず、現代社会では中々に運用が難しい。
逆に言えば――――一定の社会が存在しない“異世界”であれば、その性質も相まって猛威を振るう事だろう。
内部は工場と言うよりも監獄。硬い檻で区切られ、閉じ込められた人間達は皆思い思いの詩を書き記す。
囚われた時点でその人間には『才能』……リャナンシーという存在から分け与えられる天賦の叡智が宿され、インスピレーションの赴くままにペンを振るう。
休む暇など与えず、感受性を一滴残らず搾り取るかのような徹底ぶり。限界を迎えて過労死するまで、その最後の一節すらも無駄にしない。
時には感受性を与えるために薬物の投与まで行われるなど、人間に対しての容赦など存在しない。ここでは人も、音楽も全ては工場を動かす『歯車』と成り果てる。
…………生まれた音楽を摂取し、魔力の糧とし、生み出された才能を分け与える
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100人
リャナンシーの取引により才を得た人間達が紡ぎ上げる、粗製濫造にして暴力的な音の波濤。
詩、曲、歌、音楽。空想に思いを馳せる人間が紡いだ“ドラマ”、あり得ざる“ロマンス”という神秘を以て対象を押し流すもの。
妖精に感受性というものはない。けれど人間は一つの音を、節を、言葉を見ただけで、幾千通りもの感情を懐き心に刻む。
そういった、人間という種族が持ちうる感覚の多様性……感情というものを逆手に取った、精神を揺さぶり覆す宝具。
詩を読み、曲を識り、歌を唄い、音楽を聴く。そのたびに込み上げる感情が“一瞬に”“一度に”押し寄せ、心の感受性を圧迫する。
喜怒哀楽が同時に混在する異様な感覚――――果てには混乱、恐怖、嗚咽。人間であるからこそ。心を持つからこそ、音楽という凶器からは逃れられない。
直接的な攻撃力はほぼ皆無だが、音の衝撃波、振動等による物理的な作用は存在する。
機械類であっても、高周波にまで達する音の波濤を受ければ多少の不調を来すだろう。
とはいえ……感受性を持たない無機物に対してはほぼほぼ効果を発揮しないだろうが。無論、そういった類の人間にも。
簡単に言えば――――感覚派のバカには良く効き、理屈でねじ曲がったような実直な者には通用しないのだ。
リャナンシーの取引により才を得た人間達が紡ぎ上げる、粗製濫造にして暴力的な音の波濤。
詩、曲、歌、音楽。空想に思いを馳せる人間が紡いだ“ドラマ”、あり得ざる“ロマンス”という神秘を以て対象を押し流すもの。
妖精に感受性というものはない。けれど人間は一つの音を、節を、言葉を見ただけで、幾千通りもの感情を懐き心に刻む。
そういった、人間という種族が持ちうる感覚の多様性……感情というものを逆手に取った、精神を揺さぶり覆す宝具。
詩を読み、曲を識り、歌を唄い、音楽を聴く。そのたびに込み上げる感情が“一瞬に”“一度に”押し寄せ、心の感受性を圧迫する。
喜怒哀楽が同時に混在する異様な感覚――――果てには混乱、恐怖、嗚咽。人間であるからこそ。心を持つからこそ、音楽という凶器からは逃れられない。
直接的な攻撃力はほぼ皆無だが、音の衝撃波、振動等による物理的な作用は存在する。
機械類であっても、高周波にまで達する音の波濤を受ければ多少の不調を来すだろう。
とはいえ……感受性を持たない無機物に対してはほぼほぼ効果を発揮しないだろうが。無論、そういった類の人間にも。
簡単に言えば――――感覚派のバカには良く効き、理屈でねじ曲がったような実直な者には通用しないのだ。
第一宝具により生成される音楽を『記録媒体』として具現化したもの。
それは形を得た詩。曲。歌。つまりは『CD』であり、人間の持ちうる“才能”を物体として出力したものである。
これそのものが魔力を帯びた神秘……第一宝具より切り取られた派生宝具としても機能し、神秘炸裂による攻撃手段にも用いられる。
リャナンシーが人間に与えるとされる“才能”の正体こそこのディスク。
過去の人間から搾り取り、具現化させた才能をまた別の人間へと与え、そこから更に才能を増やす……そうした手段で、彼女は一つの“工場”を造るに至った。
一般的な人間であっても一端の芸術家として、才能ある者のディスクであれば最低ランクの幻霊レベルまで引き上げられるという驚異の代物。
が、身の丈に合わない才能を与えられた人間に待つものは……急激な完成の成長による精神の摩耗、肉体の消耗、それに伴う寿命の激減。結果としては、死。
最早人間を「愛するもの」でなく「才能を生むための機械」と認識する彼女にとっての、何よりの財宝である。
無論、自分自身にディスクを挿入し、“才能”を与えることも可能。
尤も、妖精であるリャナンシーにはその“才能”を理解することは難しく、ただ単にその“才能”を再現するに留まってしまう。
人間ならばその感受性により“才能”というデータを「インストール」する事ができるが、妖精ではデータをただ「再生」する事しかできない。
生み出された音楽に沿った能力を一時的に会得するが、身に付かない。一時的な強化手段として扱うことしか出来ないのである。
それは形を得た詩。曲。歌。つまりは『CD』であり、人間の持ちうる“才能”を物体として出力したものである。
これそのものが魔力を帯びた神秘……第一宝具より切り取られた派生宝具としても機能し、神秘炸裂による攻撃手段にも用いられる。
リャナンシーが人間に与えるとされる“才能”の正体こそこのディスク。
過去の人間から搾り取り、具現化させた才能をまた別の人間へと与え、そこから更に才能を増やす……そうした手段で、彼女は一つの“工場”を造るに至った。
一般的な人間であっても一端の芸術家として、才能ある者のディスクであれば最低ランクの幻霊レベルまで引き上げられるという驚異の代物。
が、身の丈に合わない才能を与えられた人間に待つものは……急激な完成の成長による精神の摩耗、肉体の消耗、それに伴う寿命の激減。結果としては、死。
最早人間を「愛するもの」でなく「才能を生むための機械」と認識する彼女にとっての、何よりの財宝である。
無論、自分自身にディスクを挿入し、“才能”を与えることも可能。
尤も、妖精であるリャナンシーにはその“才能”を理解することは難しく、ただ単にその“才能”を再現するに留まってしまう。
人間ならばその感受性により“才能”というデータを「インストール」する事ができるが、妖精ではデータをただ「再生」する事しかできない。
生み出された音楽に沿った能力を一時的に会得するが、身に付かない。一時的な強化手段として扱うことしか出来ないのである。
アイルランドに伝わる妖精、リャナンシー。
妖精の恋人/妖精の愛人と名付けられたその妖精は、見麗しい姿で男性を魅了し、付き従う。
そしてその男に天賦の才能、特に音楽、詩といった芸術方面での才能を授け、その代償として精力……寿命を搾り取る。
男は如何に芸術家として大成しようが、若くして命を落とす。そうして死に絶えた男の才能だけを引き継いで、その妖精はまた次の男を探し歩く。
芸術家、音楽家の寿命が短いのはこのリャナンシーという妖精の仕業ともされ、多くの芸術家が存在を恐れ……同時に、憧れたのである。
そういった汎人類史に伝わる妖精が、この妖精國ブリテンにて具現化し、妖精騎士としての役割を与えられたもの。
同じく愛に生き、決して叶うことのない愛の為に生き、音楽を愛した騎士――――パロミデスの名を懐き、君臨した存在。
彼女に与えられたものは「音楽」という目的。人間が紡ぎ上げる芸術、詩や詩として出力される音楽という概念こそを、リャナンシーは糧としていた。
愛し愛された者が紡ぐ詩を食べ生きる。それがリャナンシーという妖精が持つ『目的』の方向性であり、生きあがいであった――――はずが。
聴きたかった。見たかった。欲してしまった。ただ一度、至極の音楽を耳にした後……そのもう一度を。「おかわり」を求めてしまった。
堰を切ったように溢れる願望。焦燥、空腹、飢餓。充足はやがて不足に代わり、満足はいつか不満に変わる。
人が息を吸い、食物を摂取して生きるように、リャナンシーという妖精は「音楽」が無ければ生きてはいけない。
一つで十分だった。けれど一度でも「おかわり」を求めてしまえばもう最後――――死ぬまで満たされることのない苦しみが彼女を襲う。
不死、永劫の存在たる妖精に付き纏う死の恐怖。
不足、不足、不足。常に音楽を摂取して、詩を聞き、才能を噛み砕かねば安心できない。
けれど食べても食べても痩せこけた像 は満たされない。何故だろう――――決まっている。無理に造り上げられ、継ぎ接ぎされた仮初の物語など霞にも劣る。
それでも食べなければいけなかった。造らせなければいけなかった。
無音が怖い。忘れ去られることが怖い。飢えることも、死ぬことも、そして何より、誰からも唄われないことがこわい。
だから。
目的と手段が入れ替わっていることに気がついても。
もはや求めていた音楽が、二度と手に入ることはないのだと悟っても。
幾百もの人間を捕まえて、絞り上げて、飲み込み浴びるように貪ろうとも、満たされることがないと理解しても。
もう。その口を止めることなど出来はしないのだ。
妖精の恋人/妖精の愛人と名付けられたその妖精は、見麗しい姿で男性を魅了し、付き従う。
そしてその男に天賦の才能、特に音楽、詩といった芸術方面での才能を授け、その代償として精力……寿命を搾り取る。
男は如何に芸術家として大成しようが、若くして命を落とす。そうして死に絶えた男の才能だけを引き継いで、その妖精はまた次の男を探し歩く。
芸術家、音楽家の寿命が短いのはこのリャナンシーという妖精の仕業ともされ、多くの芸術家が存在を恐れ……同時に、憧れたのである。
そういった汎人類史に伝わる妖精が、この妖精國ブリテンにて具現化し、妖精騎士としての役割を与えられたもの。
同じく愛に生き、決して叶うことのない愛の為に生き、音楽を愛した騎士――――パロミデスの名を懐き、君臨した存在。
彼女に与えられたものは「音楽」という目的。人間が紡ぎ上げる芸術、詩や詩として出力される音楽という概念こそを、リャナンシーは糧としていた。
愛し愛された者が紡ぐ詩を食べ生きる。それがリャナンシーという妖精が持つ『目的』の方向性であり、生きあがいであった――――はずが。
聴きたかった。見たかった。欲してしまった。ただ一度、至極の音楽を耳にした後……そのもう一度を。「おかわり」を求めてしまった。
堰を切ったように溢れる願望。焦燥、空腹、飢餓。充足はやがて不足に代わり、満足はいつか不満に変わる。
人が息を吸い、食物を摂取して生きるように、リャナンシーという妖精は「音楽」が無ければ生きてはいけない。
一つで十分だった。けれど一度でも「おかわり」を求めてしまえばもう最後――――死ぬまで満たされることのない苦しみが彼女を襲う。
不死、永劫の存在たる妖精に付き纏う死の恐怖。
不足、不足、不足。常に音楽を摂取して、詩を聞き、才能を噛み砕かねば安心できない。
けれど食べても食べても痩せこけた
それでも食べなければいけなかった。造らせなければいけなかった。
無音が怖い。忘れ去られることが怖い。飢えることも、死ぬことも、そして何より、誰からも唄われないことがこわい。
だから。
目的と手段が入れ替わっていることに気がついても。
もはや求めていた音楽が、二度と手に入ることはないのだと悟っても。
幾百もの人間を捕まえて、絞り上げて、飲み込み浴びるように貪ろうとも、満たされることがないと理解しても。
もう。その口を止めることなど出来はしないのだ。
常に納期に追われているような切迫感を漂わせ、焦燥感に苛まれる女性。
音楽を愛し、音楽がなければ生きていけない。厳かなヘッドホンを着用し、傍らにはスピーカー上の礼装が浮かぶ。
人間という種族を「音楽」を紡ぐための歯車としか見ておらず、そのものに価値はなく、造り上げられた才能……音楽にこそ価値があると認識する。
そこに尊敬はなく、理解もない。最早作り出された音楽を「味わう」事はなく、ただ自らが生きるための栄養素としてしか捉えることが出来なくなった。
ある程度供給が安定している状態なら、無愛想で刺々しい言葉遣いとなるが話は通じるようになる。
それでも精神的に摩耗し、満たされない状態であることに変わりはなく、他人に好意的な感情を見せることは極稀となるだろうが。
イメージカラー:無機質な虹色
特技:納期短縮、拡大再生産
好きなもの:沢山の音楽、退屈しない忙しさ
嫌いなもの:無音、窮屈な忙しさ
天敵:芸術に無関心な人間
願い:音楽を聴くこと/未来永劫、尽きることのない音楽を生み出すこと
【一人称】ワタシ 【二人称】貴方、あんた 【三人称】彼/彼女、あの人、アレ
音楽を愛し、音楽がなければ生きていけない。厳かなヘッドホンを着用し、傍らにはスピーカー上の礼装が浮かぶ。
人間という種族を「音楽」を紡ぐための歯車としか見ておらず、そのものに価値はなく、造り上げられた才能……音楽にこそ価値があると認識する。
そこに尊敬はなく、理解もない。最早作り出された音楽を「味わう」事はなく、ただ自らが生きるための栄養素としてしか捉えることが出来なくなった。
ある程度供給が安定している状態なら、無愛想で刺々しい言葉遣いとなるが話は通じるようになる。
それでも精神的に摩耗し、満たされない状態であることに変わりはなく、他人に好意的な感情を見せることは極稀となるだろうが。
イメージカラー:無機質な虹色
特技:納期短縮、拡大再生産
好きなもの:沢山の音楽、退屈しない忙しさ
嫌いなもの:無音、窮屈な忙しさ
天敵:芸術に無関心な人間
願い:音楽を聴くこと/未来永劫、尽きることのない音楽を生み出すこと
【一人称】ワタシ 【二人称】貴方、あんた 【三人称】彼/彼女、あの人、アレ
鳴り止まない人間達の
継ぎ接ぎの音楽工場に君臨するは、暴食過食のわがまま妖精。
SR ★★★★ | No.- | ||||
---|---|---|---|---|---|
クラス | キャスター | ||||
属性 | 混沌・善 | ||||
真名 | 妖精騎士パロミデス/リャナンシー | ||||
時代 | 不明 | ||||
地域 | 妖精國ブリテン/アイルランド | ||||
筋力 | █████ C | 耐久 | █████ C | ||
敏捷 | █████ A | 魔力 | █████ B | ||
幸運 | █████ B | 宝具 | █████ C | ||
能力値(初期値/最大値) | |||||
HP | 1940/12127 | ||||
ATK | 1410/8460 | ||||
COST | 12 | ||||
コマンドカード | Quick×1 | Arts×3 | Buster×1 | ||
特性 | |||||
サーヴァント、人型、 | |||||
保有スキル | 効果 | 継続 | CT | 取得条件 | |
芸術審美〔音楽〕[A] | 敵単体[サーヴァント]の宝具威力ダウン(1ターン) | 1 | 7 | 初期スキル | |
敵単体にスキル封印状態を付与(3ターン) | - | ||||
搾精吸血[B] | 敵単体のチャージを高確率で減らす[Lv.1〜] | 3 | 7 | 霊基再臨×1突破 | |
自身のNPを増やす[Lv.1〜] | |||||
敵単体に毎ターンHP減少状態を付与(3T) | |||||
敵単体に〔スキル使用時の倍率が上昇〕する効果を付与【デメリット】(3T) | |||||
愛の囁き[B] | 敵単体に確率で〔魅了〕状態付与(3T) | 3 | 7 | 霊基再臨×3突破 | |
敵単体に低確率で〔スキル使用時、付与効果が味方単体にも付与される〕状態を付与(3T) | |||||
スター減少【デメリット】 | |||||
クラススキル | 効果 | ||||
陣地作成[B] | 自身のArtsカードの性能を少しアップ | ||||
道具作成[B] | 自身の弱体付与成功率をアップ | ||||
死業行進曲[-] | 自身に〔弱体化による行動不能時、HPを減少する〕状態を付与 | ||||
宝具名 | 種類 | ランク | 種別 | ||
Arts | C+ | 対軍宝具 | |||
効果 | |||||
味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(5ターン)<OC>+味方全体に毎ターンHP減少状態を付与(5ターン)【デメリット】+敵全体に強力な〔人間〕特効攻撃[Lv.1〜]+敵全体に高確率で〔混乱〕状態を付与(3ターン)+味方全体のスター獲得率低下(3ターン)【デメリット】 |
段階 | 外見 |
---|---|
第一 | シンプルなシルエットの看守服 細かくドレスのような意匠が施され、格式立っていながらも妖精らしいメルヘンさも備える |
第二 | 第一の看守服に騎士の鎧が追加され、メルヘンらしさから厳かな様子に変化 イヤホンはヘッドホンに代わり、手には手錠と鎖が巻き付けられる |
第三 | ボロボロに砕けた鎧と看守服、手錠から伸びた鎖が全身を縛る 表情が一変し飢餓、焦燥を感じさせるものとなり、ヘッドホンは巨大なスピーカーに変化 |
最終 | ナイフとフォークを手にし、砕けたCDを更に積み上げそれを貪り食らう |
モルガン:雇用主
中間管理職リャナンシーにとっての絶対的な存在。
他妖精騎士と比べて彼女への忠誠心が少ないのは、着名された騎士の霊基による影響だろうか。
工場を運営するだけの土地と人員を供給してくれていることには感謝するものの、彼女の掲げる方針には難色を示す。
「國さえ無事なら構わない?それは圧制者の考えです。枠組みだけあっても歯車がなければどんな機械も動きはしない……妖精も、人間も、同様にです」
妖精騎士ガウェイン:好意
同じく「食らう」ことで存在を維持する者として、その方向性を受け入れ好意的に見ている。
その方法が物理的なものか、間接的なものかは兎も角として、目的が似通っているために好ましく捉えている様子。
妖精騎士トリスタン:嫌悪
支配者主義、かつ人間が生み出すものを重んじるという部分では似通っているが、そのアプローチの違いにより嫌悪を抱く。
彼女が刹那的かつ破滅的な「声」を主とするのなら、リャナンシーが求めるものは永続的かつ創造的な「音」。故に、反りは全く合わない。
妖精騎士ランスロット:敬意
アルビオンの化身として在る彼女に対して向けるのは、妖精としてのある種の敬意。
多くの妖精が彼女に畏怖を抱く中、パロミデスは『最強』であることへの、『最美』であることへの敬愛を向けている。
妖精騎士ルーカン:静観
支社の長として働くパロミデスにとって、宮仕えとなるルーカンの存在は「モルガン直属の秘書」といった程度の認識に留まる。
とはいえ、一介の妖精でありながら彼女の側近として選ばれ、半ば強引に仕えさせられる彼女に対し若干の同情を覚えている様子。
一応「働き者」という部分で共通しているものの、軸となるスタンスが根本から異なるため、その部分での話はほぼ通じないと思われる。
「ルーカン?ああ、キキーモラですか。異郷の妖精ながら女王直属の宮仕えとは殊勝なことです。彼女はワタシを働きものと言うけど……彼女のような人材こそ、正しい意味での“働き者”でしょう」
妖精騎士カイ:険悪
水の化身。故にこそ“掴みどころのない”彼女の振る舞いを嫌っており、約定を口にしながら自らを由とする立ち回りを否とする。
妖精とは役割に縛られてこそ。目的のために生きることこそが宿命だとするパロミデスには、彼女のような人物――――妖精は奇怪に、受け入れられないものとして映る。
才能という煮え滾った油に溺れるリャナンシー。居着かず常に流れ行き留まらぬ水の如きケルピー。まさに両者は「水と油」、決して相容れぬ存在である。
「……ちっ。自由?そんなもの、妖精の辞書には記されていませんよ。寝言を言ってる暇があったらブラついてないでうちの工場の手伝いでもしてください。そういうの得意でしょう?貴女の「仕事」ですものね」
中間管理職リャナンシーにとっての絶対的な存在。
他妖精騎士と比べて彼女への忠誠心が少ないのは、着名された騎士の霊基による影響だろうか。
工場を運営するだけの土地と人員を供給してくれていることには感謝するものの、彼女の掲げる方針には難色を示す。
「國さえ無事なら構わない?それは圧制者の考えです。枠組みだけあっても歯車がなければどんな機械も動きはしない……妖精も、人間も、同様にです」
妖精騎士ガウェイン:好意
同じく「食らう」ことで存在を維持する者として、その方向性を受け入れ好意的に見ている。
その方法が物理的なものか、間接的なものかは兎も角として、目的が似通っているために好ましく捉えている様子。
妖精騎士トリスタン:嫌悪
支配者主義、かつ人間が生み出すものを重んじるという部分では似通っているが、そのアプローチの違いにより嫌悪を抱く。
彼女が刹那的かつ破滅的な「声」を主とするのなら、リャナンシーが求めるものは永続的かつ創造的な「音」。故に、反りは全く合わない。
妖精騎士ランスロット:敬意
アルビオンの化身として在る彼女に対して向けるのは、妖精としてのある種の敬意。
多くの妖精が彼女に畏怖を抱く中、パロミデスは『最強』であることへの、『最美』であることへの敬愛を向けている。
妖精騎士ルーカン:静観
支社の長として働くパロミデスにとって、宮仕えとなるルーカンの存在は「モルガン直属の秘書」といった程度の認識に留まる。
とはいえ、一介の妖精でありながら彼女の側近として選ばれ、半ば強引に仕えさせられる彼女に対し若干の同情を覚えている様子。
一応「働き者」という部分で共通しているものの、軸となるスタンスが根本から異なるため、その部分での話はほぼ通じないと思われる。
「ルーカン?ああ、キキーモラですか。異郷の妖精ながら女王直属の宮仕えとは殊勝なことです。彼女はワタシを働きものと言うけど……彼女のような人材こそ、正しい意味での“働き者”でしょう」
妖精騎士カイ:険悪
水の化身。故にこそ“掴みどころのない”彼女の振る舞いを嫌っており、約定を口にしながら自らを由とする立ち回りを否とする。
妖精とは役割に縛られてこそ。目的のために生きることこそが宿命だとするパロミデスには、彼女のような人物――――妖精は奇怪に、受け入れられないものとして映る。
才能という煮え滾った油に溺れるリャナンシー。居着かず常に流れ行き留まらぬ水の如きケルピー。まさに両者は「水と油」、決して相容れぬ存在である。
「……ちっ。自由?そんなもの、妖精の辞書には記されていませんよ。寝言を言ってる暇があったらブラついてないでうちの工場の手伝いでもしてください。そういうの得意でしょう?貴女の「仕事」ですものね」
コメントをかく