最終更新: nevadakagemiya 2021年06月28日(月) 03:40:45履歴
騎乗する側ではなく、『人を乗せる側』の能力。
速度、持久力、走破性のどれも高水準で備えているが、安全性だけが非常に低いためマイナス評価付き。
その気になれば物凄いスピードで走れるが、そうなってもまるで貼りついているかのように背に乗っている人を落とすことはない。
速度、持久力、走破性のどれも高水準で備えているが、安全性だけが非常に低いためマイナス評価付き。
その気になれば物凄いスピードで走れるが、そうなってもまるで貼りついているかのように背に乗っている人を落とすことはない。
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
妖精騎士カイの場合は、その魔力は水の属性を帯びている。
また、これに関連して水練も非常に得意。
九日九晩水の中にいても余裕で息が続く。水棲生物だから。
妖精騎士カイの場合は、その魔力は水の属性を帯びている。
また、これに関連して水練も非常に得意。
九日九晩水の中にいても余裕で息が続く。水棲生物だから。
周囲に災厄を振りまき、死をもたらす魔性の存在としてのスキル。
ケルピーは人を溺死させるのみならず、人の死期や水害を光や音で予告するとも言われる。
そういった、人の死にまつわる不吉な妖精としての能力に由来するもの。
ターゲットの幸運を低下させ、更に即死耐性を下げることで相手を「死にやすく」する。
また、サー・カイの能力が一部転写されており妖精騎士カイが付けた傷は非常に治り難い。
ケルピーは人を溺死させるのみならず、人の死期や水害を光や音で予告するとも言われる。
そういった、人の死にまつわる不吉な妖精としての能力に由来するもの。
ターゲットの幸運を低下させ、更に即死耐性を下げることで相手を「死にやすく」する。
また、サー・カイの能力が一部転写されており妖精騎士カイが付けた傷は非常に治り難い。
文字通り「変身」する。身長とか伸びる。
姿を変える怪物 の一種としての能力。
ケルピーは多くは馬の姿だとされるが、人の姿をしているとも言われる。
また、人の姿に化けて誘った相手を水中に引きずり込んで死なせる伝承もあると言う。
ケルピーは多くは馬の姿だとされるが、人の姿をしているとも言われる。
また、人の姿に化けて誘った相手を水中に引きずり込んで死なせる伝承もあると言う。
このスキルは気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。
一種の話術スキルでもあり、変化スキルと合わせて無害を装う能力。
ただし直接的な攻撃に出た瞬間、このスキルは効果を失う。
本人曰くアサシンもやれなくはないとのこと。
一種の話術スキルでもあり、変化スキルと合わせて無害を装う能力。
ただし直接的な攻撃に出た瞬間、このスキルは効果を失う。
本人曰くアサシンもやれなくはないとのこと。
『仮想宝具展開――真名は借りてくるとして……まあ、細かい設定は適当でいいか。
さあ、石積みの時間だ――ああ面倒だ、一息に完成させるぞ!
《儚くも忘れじの城 》!!』
パラメータ設定は適当、ランクはないが実質的にはE〜Dランクに相当する、仮装宝具……のようなもの。
発動するとキャメロット城を模した石造りの城壁が現れる。この壁の防御力は低く、敵の攻撃を受ければ容易く砕け散る程度。
ただし攻撃してきた相手に呪いを返す追加効果を持つ。
正確には仮想宝具ですらない。
どこかの世界でサー・ケイが展開した仮想宝具の記録を元に、更にその上から妖精騎士カイ自身の能力を被せるようにしてでっちあげた仮想宝具の更に贋作品。
さあ、石積みの時間だ――ああ面倒だ、一息に完成させるぞ!
《
パラメータ設定は適当、ランクはないが実質的にはE〜Dランクに相当する、仮装宝具……のようなもの。
発動するとキャメロット城を模した石造りの城壁が現れる。この壁の防御力は低く、敵の攻撃を受ければ容易く砕け散る程度。
ただし攻撃してきた相手に呪いを返す追加効果を持つ。
正確には仮想宝具ですらない。
どこかの世界でサー・ケイが展開した仮想宝具の記録を元に、更にその上から妖精騎士カイ自身の能力を被せるようにしてでっちあげた仮想宝具の更に贋作品。
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
『奔れ、呑み込め、喰い尽くせ!
地に生きるもの全て――沈んでしまえ!
《屍喰の奔流 》!!』
本命の対軍攻撃宝具。水難の化身たるケルピーの本領。
手にした剣を地面に突き立て、そこから洪水のごとく溢れ出す魔力と呪詛を帯びた水によって空間を埋め尽くしレンジ内の全てを押し流す対生命攻撃。
更にその激流の中をいとも容易く泳ぎ切ってみせるケルピー自身の攻撃も加わり、即死判定がランダムに複数回発生する。
この攻撃によって即死判定に成功、または相手の生命力を削り切った場合、魂喰いによって仕留めた数に応じた分の魔力と生命力が回復する。
『奔れ、呑み込め、喰い尽くせ!
地に生きるもの全て――沈んでしまえ!
《
本命の対軍攻撃宝具。水難の化身たるケルピーの本領。
手にした剣を地面に突き立て、そこから洪水のごとく溢れ出す魔力と呪詛を帯びた水によって空間を埋め尽くしレンジ内の全てを押し流す対生命攻撃。
更にその激流の中をいとも容易く泳ぎ切ってみせるケルピー自身の攻撃も加わり、即死判定がランダムに複数回発生する。
この攻撃によって即死判定に成功、または相手の生命力を削り切った場合、魂喰いによって仕留めた数に応じた分の魔力と生命力が回復する。
ケルピー。主にスコットランド地方に伝わる伝承。水棲馬 。
川や湖と言った水辺に住むと言われる妖精、幻獣、水魔、水怪などの一種。
同じく水棲馬の怪物であるアハ・イシュカ(エッヘ・ウーシュカ)と同一視されこともある。
多くは馬の姿をしていると言われ、人を襲い水に引きずり込み喰らってしまう人喰いの怪物。
その手口も様々であり、例えば――。
・馬の姿で現れて背中に人を乗せると、そのまま走り出して川の中へと潜る。
・水辺で待ち伏せて得物が来たら水嵩を増させて呑み込み溺れさせる。
・人に化けて色仕掛けで誘い騙された人間を水に沈めてしまう。
などである。
ただし「人喰い」と言うのは人間の視点による言い伝えであり、実際は人に限らずなんでも喰らう悪食暴食の妖精である。*1
ケルピーにとって肝臓などの内臓は味が良くないらしく、犠牲者はその内臓のみが浮かび上がってくるという。
また、直接獲物を襲うのとは別に死や水難を予告する、『予言する妖精』的な性質も持つ。
そんな恐ろしい水魔である一方で、人の役に立つ妖精でもある。
話によって様々だが、手綱をつけることや魔法の馬具を使うことによってケルピーを飼い慣らすことができるのだ。
そうして手懐けられたケルピーは非常によく働く馬となる。
例としては他のどんな馬にも勝る駿馬であったり、粉挽きの仕事をしたり、建材を運び橋や城を建てたり――など。
しかしやはり使役するにも一筋縄では行かないようで、その有益であり同時に有害でもあるという二つの性質を示す話も伝わっている。
ある伝承では、モーフィー領主グレアムがケルピーを捕らえ石を運ばせて城を建てさせたが、そのことでグレアムはケルピーの怨みを買ってしまい、呪いを受けてしまったのだと言う。
その妖精ケルピーが、円卓の騎士カイ(あるいはケイ)の霊基を着名した妖精騎士。
伝承の中に物語られる通りの怪物であり、時に暴れ狂い、時に言葉巧みに誘って騙し――そして、哀れな愚者を殺して喰らう。
だがその一方で、同時にやはりこれも伝承の通り、手綱を引く人間の下でその力を発揮することもある。
人に仇なすものでもあると同時に人を助けるために力を振るう、その一見して真逆の性質はケルピー自身にとっては何ら矛盾なく己の中に同居するもの。
ケルピーとはつまるところ水の化身なのである。
荒れ狂い全てを呑み込んで奔る激流も、人に恵みを与える穏やかに凪いだ水面も――。
その顕れ方が異なるだけで、いずれも水であることに変わりはなく。
妖精國ブリテンにおける円卓の騎士の一人。
契約には忠実だが主人に忠実と言うわけでは全くなく、たびたびふらりとどこかに消えては戻ってくることを繰り返す。
その間何をしているのか、というのは噂ばかりで確かな話は流れてこない。
その噂では他所の勢力と接触しているだとか、世界の調査をしているのだとか、仲間を集め裏切りの準備を整えているのだとか――。
本人に真実を問うたところではぐらかされるだけである。
川や湖と言った水辺に住むと言われる妖精、幻獣、水魔、水怪などの一種。
同じく水棲馬の怪物であるアハ・イシュカ(エッヘ・ウーシュカ)と同一視されこともある。
多くは馬の姿をしていると言われ、人を襲い水に引きずり込み喰らってしまう人喰いの怪物。
その手口も様々であり、例えば――。
・馬の姿で現れて背中に人を乗せると、そのまま走り出して川の中へと潜る。
・水辺で待ち伏せて得物が来たら水嵩を増させて呑み込み溺れさせる。
・人に化けて色仕掛けで誘い騙された人間を水に沈めてしまう。
などである。
ただし「人喰い」と言うのは人間の視点による言い伝えであり、実際は人に限らずなんでも喰らう悪食暴食の妖精である。*1
ケルピーにとって肝臓などの内臓は味が良くないらしく、犠牲者はその内臓のみが浮かび上がってくるという。
また、直接獲物を襲うのとは別に死や水難を予告する、『予言する妖精』的な性質も持つ。
そんな恐ろしい水魔である一方で、人の役に立つ妖精でもある。
話によって様々だが、手綱をつけることや魔法の馬具を使うことによってケルピーを飼い慣らすことができるのだ。
そうして手懐けられたケルピーは非常によく働く馬となる。
例としては他のどんな馬にも勝る駿馬であったり、粉挽きの仕事をしたり、建材を運び橋や城を建てたり――など。
しかしやはり使役するにも一筋縄では行かないようで、その有益であり同時に有害でもあるという二つの性質を示す話も伝わっている。
ある伝承では、モーフィー領主グレアムがケルピーを捕らえ石を運ばせて城を建てさせたが、そのことでグレアムはケルピーの怨みを買ってしまい、呪いを受けてしまったのだと言う。
その妖精ケルピーが、円卓の騎士カイ(あるいはケイ)の霊基を着名した妖精騎士。
伝承の中に物語られる通りの怪物であり、時に暴れ狂い、時に言葉巧みに誘って騙し――そして、哀れな愚者を殺して喰らう。
だがその一方で、同時にやはりこれも伝承の通り、手綱を引く人間の下でその力を発揮することもある。
人に仇なすものでもあると同時に人を助けるために力を振るう、その一見して真逆の性質はケルピー自身にとっては何ら矛盾なく己の中に同居するもの。
ケルピーとはつまるところ水の化身なのである。
荒れ狂い全てを呑み込んで奔る激流も、人に恵みを与える穏やかに凪いだ水面も――。
その顕れ方が異なるだけで、いずれも水であることに変わりはなく。
妖精國ブリテンにおける円卓の騎士の一人。
契約には忠実だが主人に忠実と言うわけでは全くなく、たびたびふらりとどこかに消えては戻ってくることを繰り返す。
その間何をしているのか、というのは噂ばかりで確かな話は流れてこない。
その噂では他所の勢力と接触しているだとか、世界の調査をしているのだとか、仲間を集め裏切りの準備を整えているのだとか――。
本人に真実を問うたところではぐらかされるだけである。
まず前提として気に入らない相手であっても仕事であれば従うべき相手には従う。契約は重要であると考えるタイプ。
ただし仕事の外、契約外のことまでは保証しない。例えば不慮の事故で水に落ち怪物に喰わてしまう――なんてことがあったとしても。
逆に気に入った相手には非常に好意的。いっそ過剰なほどに世話を焼こうとするほど。背中にだって乗せてくれる。
ただしそれは安全が保障されてることを意味するわけではない。
生物としての本能が働いているのなら、向けられる好意の視線の中に僅かながら捕食者が獲物に向けるそれが含まれていることには気が付けるだろう。
ケルピーにとっては『可愛い奴だなあ』と『美味しそうだなあ』と言う気持ちの間に境はない。あるのはせいぜいどちらが濃いか薄いかと言う程度のもの。
それを理解した上でさらに踏み込むか離れるか、それは自由である。
契約し使役されることはあっても本当の意味で誰かの下につくことはない、なによりも自由を旨とする生き物。
水を器に汲んだとて、それで水を縛れるはずもなく――。
また、人を騙し欺き誘惑するのは生態であると同時に半ば趣味。
相手をするときはとりあえず疑って警戒しておくくらいでちょうどいい、かもしれない。
イメージカラー:黒・青・緑
特技:水練・走行
好きなもの:人間
嫌いなもの:肝臓
天敵:馬勒
願い:……いや、別にないな
「水難に遭ったからって片っ端から私のせいにするんじゃない、うんざりする。
大抵はただの間抜けなだけの人間だ」
「弱肉強食? ふん、そんな馬鹿馬鹿しい論理に興味はないな。
強い弱いなど状況一つでひっくり返る、陸の上で無双を誇る巨獣も水に沈めば呼吸一つできない雑魚以下の生き物だ。
そんな脆い概念を信じるのは、流れる木の葉を踏んで川を渡ろうとするようなものだ」
「……やってる側が言うのもなんだが。
いくらなんでも少し単純すぎやしないか、人間は――少なくとも一部のは。
胸のでかい女か顔のいい男に化けて姿を現してやればすぐに釣れるのはどうかと思うぞ」
「――いい身体だな、とても旨そうだ。
特に腿の辺りとか」
「人喰い呼ばわりは間違いじゃないが少し違うな。私は人に限らず何でも食べる方だ。
考えてもみろ、わざわざ人だけを選んで呑み込む洪水があるか?」
「ん? 乗りたいか? よしよし、乗せてやってもいいぞ。
ところで泳ぎには自信がある方か?」
「余り危ない場所に近付くものじゃないぞ。
怪物なんかいなくたって、危険なものは危険なんだ」
「ところで――これは純粋な好奇心で聞くんだがな。
私が着名しているこの霊基の、そのオリジナルのことだよ。
……サー・カイというのは本当に人間なのか? なまじの妖精よりもよほど人間離れしているように思えるんだが」
【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】あいつ
ただし仕事の外、契約外のことまでは保証しない。例えば不慮の事故で水に落ち怪物に喰わてしまう――なんてことがあったとしても。
逆に気に入った相手には非常に好意的。いっそ過剰なほどに世話を焼こうとするほど。背中にだって乗せてくれる。
ただしそれは安全が保障されてることを意味するわけではない。
生物としての本能が働いているのなら、向けられる好意の視線の中に僅かながら捕食者が獲物に向けるそれが含まれていることには気が付けるだろう。
ケルピーにとっては『可愛い奴だなあ』と『美味しそうだなあ』と言う気持ちの間に境はない。あるのはせいぜいどちらが濃いか薄いかと言う程度のもの。
それを理解した上でさらに踏み込むか離れるか、それは自由である。
契約し使役されることはあっても本当の意味で誰かの下につくことはない、なによりも自由を旨とする生き物。
水を器に汲んだとて、それで水を縛れるはずもなく――。
また、人を騙し欺き誘惑するのは生態であると同時に半ば趣味。
相手をするときはとりあえず疑って警戒しておくくらいでちょうどいい、かもしれない。
イメージカラー:黒・青・緑
特技:水練・走行
好きなもの:人間
嫌いなもの:肝臓
天敵:馬勒
願い:……いや、別にないな
「水難に遭ったからって片っ端から私のせいにするんじゃない、うんざりする。
大抵はただの間抜けなだけの人間だ」
「弱肉強食? ふん、そんな馬鹿馬鹿しい論理に興味はないな。
強い弱いなど状況一つでひっくり返る、陸の上で無双を誇る巨獣も水に沈めば呼吸一つできない雑魚以下の生き物だ。
そんな脆い概念を信じるのは、流れる木の葉を踏んで川を渡ろうとするようなものだ」
「……やってる側が言うのもなんだが。
いくらなんでも少し単純すぎやしないか、人間は――少なくとも一部のは。
胸のでかい女か顔のいい男に化けて姿を現してやればすぐに釣れるのはどうかと思うぞ」
「――いい身体だな、とても旨そうだ。
特に腿の辺りとか」
「人喰い呼ばわりは間違いじゃないが少し違うな。私は人に限らず何でも食べる方だ。
考えてもみろ、わざわざ人だけを選んで呑み込む洪水があるか?」
「ん? 乗りたいか? よしよし、乗せてやってもいいぞ。
ところで泳ぎには自信がある方か?」
「余り危ない場所に近付くものじゃないぞ。
怪物なんかいなくたって、危険なものは危険なんだ」
「ところで――これは純粋な好奇心で聞くんだがな。
私が着名しているこの霊基の、そのオリジナルのことだよ。
……サー・カイというのは本当に人間なのか? なまじの妖精よりもよほど人間離れしているように思えるんだが」
【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】あいつ
妖精騎士パロミデス
「可哀想な奴だ――と言うのを通り越していっそ喜劇的でさえあるな。
自分の機能に蝕まれて生きることに満足できなくなったんじゃ笑い話もいいところだ。
……そもそもの話。肉でもなく骨でもなく才をこそ喰らうのならこんな場所にいることがおかしいんだ。
笑えるのはこいつよりも、こんな世界の方かもな」
妖精騎士ルーカン
「なんだ、小間使いならシルキーかブラウニーじゃないのか……? わざわざ海を越えたところからつれてくるとはご苦労なことだ。
しかしまあ、なんともお気の毒様。アレがまるでいい主とは言えないのは心の底から同意するね。
ところで、そんなに変化を求めるなら契約に反さない程度に遊んでみたらどうだ、少しはマシかもしれないぞ?
背中から襲って食い殺してやれ――とまではさすがに言わないが」
メアリー・アニング
……一説によれば、スコットランド北部にあるネス湖には世界最大のケルピーが住んでいるのだとか――。
「可哀想な奴だ――と言うのを通り越していっそ喜劇的でさえあるな。
自分の機能に蝕まれて生きることに満足できなくなったんじゃ笑い話もいいところだ。
……そもそもの話。肉でもなく骨でもなく才をこそ喰らうのならこんな場所にいることがおかしいんだ。
笑えるのはこいつよりも、こんな世界の方かもな」
妖精騎士ルーカン
「なんだ、小間使いならシルキーかブラウニーじゃないのか……? わざわざ海を越えたところからつれてくるとはご苦労なことだ。
しかしまあ、なんともお気の毒様。アレがまるでいい主とは言えないのは心の底から同意するね。
ところで、そんなに変化を求めるなら契約に反さない程度に遊んでみたらどうだ、少しはマシかもしれないぞ?
背中から襲って食い殺してやれ――とまではさすがに言わないが」
メアリー・アニング
……一説によれば、スコットランド北部にあるネス湖には世界最大のケルピーが住んでいるのだとか――。
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