最終更新:ID:Xu2xplwGIQ 2018年01月06日(土) 00:06:12履歴
「ガフが、いいっていうなら……」
「ぼくはアズ=アズィン…………ガフの、最高大総監、です」
「あまり喋るのは得意じゃなくて……ごめんね」
「…………うん、うん、わかったよー……で、なんだっけ」
「ガフが良いって言うなら、いい。ぼくはそれに従うよ」
「……あれ。右腕が無いや…………いつの間に取れたんだろう」
「戦うのは好きじゃないけど……ガフのためなら、頑張る」
「怒るとか、笑うとか、よくわからないから……ガフが怒ってるなら、ぼくも怒る」
「………………うっ。おえっ(蛍光色の液体を吐き出す)……ごめん、ちょっと多かった」
「ガフ、落ち着いて…………眼鏡を殴るとこっちも怪我するよ。あれ、違った?」
「だめ、だ……!まだ、ガフの願いを……叶えてない……!叶えるまでは……壊れ、られない……!!」
「ぼくは……ガフが好きだ。ガフが叶えようとしてる世界が好きだ。だから、それを邪魔する“おまえたち”は……きらいだ!!」
「…………………………………どうかな、ガフ……ぼく、も……“きみ”を、助け……られた、よ…………」
「ああ、なんだか、眠いや……でも……目が覚めたら、きっと……みんな…………幸せに暮らせる、世界が――――――――」
アズの全身を構築するジェル状の物質。
見た目は人間のそれと一切変わらないものの、骨のように軸となるものを持たず、全てがこのジェルで成り立っている。
非常に脆く崩れやすい。軽く掴んだだけでも簡単に潰れてしまい、触感としてはゼリー……よりも更に柔らかい絹ごし豆腐に近い。
また非常に軽量であり、190cm近い体格ながら体重は10kg弱。強風に吹かれると身体がよろめくだけでなく、たまに片腕が持っていかれる。
しかし脆くとも筋肉は筋肉。全身が人工筋肉で構築される身体は、時としてその細身には似合わぬ膂力を発揮する。
軽い体重と組み合わせることで脅威の身体能力を発揮し、閉所や壁に囲まれた状況下では多角的かつ機動的な接近戦を繰り広げられる。
頭も含め全てがジェルで構築されていて、心臓部に埋め込まれた「仮炉心」が心臓・脳・他内蔵の役割を一挙に担っている。
上司であるガフの『SH.ME.EL.』とは違い、復元はしない。修復の際にはゼリーや寒天など、ゲル状の物質をくっつけると元に戻る。
力を込めた部位のみ、瞬間的に硬質化させられるという特性を持つ。
普段は豆腐並みに脆い身体だが、力を込めればたちまち堅く……銃弾でさえ弾き返す程の肉体を得られる。
強度は硬化する範囲と反比例するため、例えば「指一本」であれば玉鋼並となるものの、「腕全体」となると強化ガラス程度にとどまってしまう。
日常生活で「コップを掴もうとしたら指が崩れた」というような自体を避けるためのものだが、意識の外からの衝撃には無意味。
見た目は人間のそれと一切変わらないものの、骨のように軸となるものを持たず、全てがこのジェルで成り立っている。
非常に脆く崩れやすい。軽く掴んだだけでも簡単に潰れてしまい、触感としてはゼリー……よりも更に柔らかい絹ごし豆腐に近い。
また非常に軽量であり、190cm近い体格ながら体重は10kg弱。強風に吹かれると身体がよろめくだけでなく、たまに片腕が持っていかれる。
しかし脆くとも筋肉は筋肉。全身が人工筋肉で構築される身体は、時としてその細身には似合わぬ膂力を発揮する。
軽い体重と組み合わせることで脅威の身体能力を発揮し、閉所や壁に囲まれた状況下では多角的かつ機動的な接近戦を繰り広げられる。
頭も含め全てがジェルで構築されていて、心臓部に埋め込まれた「仮炉心」が心臓・脳・他内蔵の役割を一挙に担っている。
上司であるガフの『SH.ME.EL.』とは違い、復元はしない。修復の際にはゼリーや寒天など、ゲル状の物質をくっつけると元に戻る。
力を込めた部位のみ、瞬間的に硬質化させられるという特性を持つ。
普段は豆腐並みに脆い身体だが、力を込めればたちまち堅く……銃弾でさえ弾き返す程の肉体を得られる。
強度は硬化する範囲と反比例するため、例えば「指一本」であれば玉鋼並となるものの、「腕全体」となると強化ガラス程度にとどまってしまう。
日常生活で「コップを掴もうとしたら指が崩れた」というような自体を避けるためのものだが、意識の外からの衝撃には無意味。
蓄光塗料を彷彿とさせる、鮮やかな緑の蛍光色を発する液体。
ジェルの水分を保ったり、「仮炉心」の活動を保つために必要な潤滑油で、これが不足すると指先から固体化・風化してしまう。
掴んだり殴られたり等の損傷では溢れないが、刃物で切られたり刺されたりなどでジェルが「切断」された場合、血液のように溢れ落ちる。
ゼリーや豆腐でも肉体の修復が行えるのは、この液体が即座にゲル状物質を取り入れ同化、最適化している為。まさにアズにとっては「血液」そのものと言える。
体内で自然と循環されているものらしく、たまに余分になった液体が口からこぼれたりする。
日光を浴びると自然と生成されるものなので、仕様上アズは日光を浴びると活動を休止して液体生成状態に入ってしまう。
また、仮に脱走した際に暴れまわることを防ぐ目的もあり、逃げ出してもすぐ近くで眠っているのを捕まえれば良い、と判断した上層部が付け加えたもの。
ジェルの水分を保ったり、「仮炉心」の活動を保つために必要な潤滑油で、これが不足すると指先から固体化・風化してしまう。
掴んだり殴られたり等の損傷では溢れないが、刃物で切られたり刺されたりなどでジェルが「切断」された場合、血液のように溢れ落ちる。
ゼリーや豆腐でも肉体の修復が行えるのは、この液体が即座にゲル状物質を取り入れ同化、最適化している為。まさにアズにとっては「血液」そのものと言える。
体内で自然と循環されているものらしく、たまに余分になった液体が口からこぼれたりする。
日光を浴びると自然と生成されるものなので、仕様上アズは日光を浴びると活動を休止して液体生成状態に入ってしまう。
また、仮に脱走した際に暴れまわることを防ぐ目的もあり、逃げ出してもすぐ近くで眠っているのを捕まえれば良い、と判断した上層部が付け加えたもの。
スローペースで物事に鈍感。いつの間にか腕がもげていても「まあいっか」で済ませる無表情無感情系男子。
あまり周囲に気を配ることはなく、独特だが敵意は一切感じさせない落ち着いた雰囲気を漂わせている。
常に眠たげな表情を浮かべていて、実際日差しが暖かいところでは居眠りをしている姿がよく見受けられる。
疑うことを知らず、人の言葉はなんでも信じるお人好しだが、大体は聞いた側から耳をすり抜けていくのでそもそも騙しようがない。
命の恩人であるガフにのみ忠誠心を抱いており、二人の関係はさながらのんびり屋な大型犬とその飼い主のようでもある。
彼の突発的な暴走を諌める立場でもあるが、逆にその無頓着で素っ頓狂な発言をガフに指摘されることも多い。
あまり周囲に気を配ることはなく、独特だが敵意は一切感じさせない落ち着いた雰囲気を漂わせている。
常に眠たげな表情を浮かべていて、実際日差しが暖かいところでは居眠りをしている姿がよく見受けられる。
疑うことを知らず、人の言葉はなんでも信じるお人好しだが、大体は聞いた側から耳をすり抜けていくのでそもそも騙しようがない。
命の恩人であるガフにのみ忠誠心を抱いており、二人の関係はさながらのんびり屋な大型犬とその飼い主のようでもある。
彼の突発的な暴走を諌める立場でもあるが、逆にその無頓着で素っ頓狂な発言をガフに指摘されることも多い。
ガフに一任。基本、彼の言うことであればなんでも従うしやり遂げる。
あまり知能指数が高くないアズは、ガフが掲げる理想に関して「ガフが言うなら間違いはないはず」と、ぼんやりとした認識を抱くに留まる。
また、不安定な彼の代理として出席することもあるが、こちらは安定しすぎてあまりにスローペースなのでプラマイゼロ。
ガフが側に居ないと借りてきた猫……いや借りてきた犬のようにおとなしいので、たまに存在を忘れられる。会話内容はちゃんと覚えておく。
あまり知能指数が高くないアズは、ガフが掲げる理想に関して「ガフが言うなら間違いはないはず」と、ぼんやりとした認識を抱くに留まる。
また、不安定な彼の代理として出席することもあるが、こちらは安定しすぎてあまりにスローペースなのでプラマイゼロ。
ガフが側に居ないと借りてきた猫……いや借りてきた犬のようにおとなしいので、たまに存在を忘れられる。会話内容はちゃんと覚えておく。
縁召喚を行った場合、喚ばれるのは基本的に無機物系のサーヴァント。
魔力自体がそういった“道具”や“兵器”、“物質”と相性が良く、逆に神秘の強い存在はまず召喚不可能。
あるようでないような色素の薄い性格ゆえ、あまり相性の良し悪しは無い。大体のサーヴァントと平凡で波風の立たない関係を築く。
魔力自体がそういった“道具”や“兵器”、“物質”と相性が良く、逆に神秘の強い存在はまず召喚不可能。
あるようでないような色素の薄い性格ゆえ、あまり相性の良し悪しは無い。大体のサーヴァントと平凡で波風の立たない関係を築く。
ダークヒーローに救われた恩義で付き従うだけん系ポジの仲間。
ウドの大木かと思ったら思ったよりも戦闘力発揮するタイプ。そして主人を庇って散る。
主人の無事な姿を見届けて最初で最後の笑顔を残して身体が崩れ落ちていくのが似合うと思います。
ウドの大木かと思ったら思ったよりも戦闘力発揮するタイプ。そして主人を庇って散る。
主人の無事な姿を見届けて最初で最後の笑顔を残して身体が崩れ落ちていくのが似合うと思います。
ガフ・V・K・ボネリ:恩人であり、上司であり、唯一の拠り所であり、大切な友人。
彼への感情は一言では言い表せず、部下としての忠義や思想を同じくする友人、また共に戦う相棒など、色々な感情が混ざり合っている様子。
彼が怒ればアズも怒り、彼が嘆けばアズも嘆く。感情という回路を持たないアズは、主であるガフを真似ることで擬似的に感情を体得している。
体格的にはアズのほうが大柄なため、彼を包み込むように守れば肉壁(防御力的には鉄壁)としての役割も果たせる。
マニハルト・ウィーヴィクセン、アーノルディア・ミオート=花宴=ラヴァティルパ:
「眼鏡と服装が危ない人の話は聞くなって言われてるから……」
アズ個人としてはそこまで嫌っていない。まあそもそも、ガフ以外の人間に対してはほぼほぼ興味を持っていないが。
ンドップ・トニルン:大総監の友人。
波長がよく合い、似通った雰囲気を醸し出しているため、大総監の中では気心の知れた間柄。
二人が一緒になると、およそ悪の組織には似つかわしくない和やかな雰囲気があたりを包む。
彼への感情は一言では言い表せず、部下としての忠義や思想を同じくする友人、また共に戦う相棒など、色々な感情が混ざり合っている様子。
彼が怒ればアズも怒り、彼が嘆けばアズも嘆く。感情という回路を持たないアズは、主であるガフを真似ることで擬似的に感情を体得している。
体格的にはアズのほうが大柄なため、彼を包み込むように守れば肉壁(防御力的には鉄壁)としての役割も果たせる。
マニハルト・ウィーヴィクセン、アーノルディア・ミオート=花宴=ラヴァティルパ:
「眼鏡と服装が危ない人の話は聞くなって言われてるから……」
アズ個人としてはそこまで嫌っていない。まあそもそも、ガフ以外の人間に対してはほぼほぼ興味を持っていないが。
ンドップ・トニルン:大総監の友人。
波長がよく合い、似通った雰囲気を醸し出しているため、大総監の中では気心の知れた間柄。
二人が一緒になると、およそ悪の組織には似つかわしくない和やかな雰囲気があたりを包む。
ソビエト連邦が極秘裏に運営していた研究所にて、効率良く人体実験を行うための「道具」として開発されたホムンクルス。
言わば人型のモルモット。いや、命の有無を考えるに、モルモット以下の「使い捨てマネキン人形」程度のものだろうか。
撃って、殴って、切って、削って、焼いて、抉って――――およそ考えられうる全ての手段で、彼は幾度となく“壊された”。
その度にその体を修復され続け、造られた身体に延命治療を施される日々。365日を過ごす中で、365個の身体が作られた。
……しかし、少年に思うことはない。当然だろう、彼は初めから「そうあるべく」造られたモノなのだから。
時は大戦中、場は超大国。かの枢軸国だけでなく、やがて来る“西側”の脅威に抗うため、国中が冷たき思想を抱いていた時代。
子供すらも道具として扱われる時代なのだ、このような人間もどきの木偶人形に、必要以上の情けを掛けるものなど居るはずもない。
誰しも結局は自分が可愛いのだから。なら仕方がない……と。来る日も来る日もその身を襲う“崩壊”に、少年の心もまた掠れていった。
ただ、実験を終えて培養液の中へと戻る途中、窓から見上げる景色を……無骨な鉄塔と鉄柵が支配する空を眺めていてふと思うのだ。
「誰か、ここから僕を連れ出してくれたなら」―――――――――と。
そして、形もないその“誰か”が、いつもの窓を破ってやってきた日。
日々少年を虐げ、搾取し、奪い取っていた研究者たちが、嘗て“少年を破壊していた方法”で鏖殺されて行く中
少年は残った片目で「それ」を眺め、潰れた喉を振り絞りながら、此方へと歩み寄る“誰か”へと語りかけた。
……声にもならぬ声を、その“誰か”が聞き取っていたかは定かでないが
“誰か”は破壊された窓を背に。煙が立ち上り、折れた鉄塔と破れた鉄柵から覗く青空を背にして――――――
「キミを助けに来た」
そう言って差し伸べられた“誰か”の手を、少年は強く―――例えその指が崩れようとも―――強く握り返した。
これが、少年が初めて“心”に刻んだ、人 としての最初の記憶。
以降、少年は自らを救い出してくれた“誰か”……『ガフ・V・K・ボネリ』に付き従うようになる。
錆びかけていた心を磨き直し、自分と対等に接してくれる彼との触れ合いの中で、少年はその「心」に色を宿していく。
しかしやはり道具として植え付けられた本質だけは変えられないようで、今でもアズは自身を一つの“道具”であると認識している。
但し、その道具としての“在り方”は大きく変化していて、自分は使い捨てではない「恩人を守るための道具」であると強く意識し始めた。
彼とともに多くの同胞たちを、自分のように虐げられし人々を救っていく中で、この世界の歪んだ在り方にも疑問を抱くようになり
同時に、ガフが掲げる“理想”……『王者』全ての殺戮が正しいことであると確信する。
ガフへの信頼は、彼がO-13へと加わり導き手となった際、アズが『最高大総監』として選ばれた事でより盤石なものとなった。
表面上はさほど変化はないものの……ガフに危機が迫れば、その全身を擲ってでも彼を守り抜くと決意する程度には揺るぎない。
言わば人型のモルモット。いや、命の有無を考えるに、モルモット以下の「使い捨てマネキン人形」程度のものだろうか。
撃って、殴って、切って、削って、焼いて、抉って――――およそ考えられうる全ての手段で、彼は幾度となく“壊された”。
その度にその体を修復され続け、造られた身体に延命治療を施される日々。365日を過ごす中で、365個の身体が作られた。
……しかし、少年に思うことはない。当然だろう、彼は初めから「そうあるべく」造られたモノなのだから。
時は大戦中、場は超大国。かの枢軸国だけでなく、やがて来る“西側”の脅威に抗うため、国中が冷たき思想を抱いていた時代。
子供すらも道具として扱われる時代なのだ、このような人間もどきの木偶人形に、必要以上の情けを掛けるものなど居るはずもない。
誰しも結局は自分が可愛いのだから。なら仕方がない……と。来る日も来る日もその身を襲う“崩壊”に、少年の心もまた掠れていった。
ただ、実験を終えて培養液の中へと戻る途中、窓から見上げる景色を……無骨な鉄塔と鉄柵が支配する空を眺めていてふと思うのだ。
「誰か、ここから僕を連れ出してくれたなら」―――――――――と。
そして、形もないその“誰か”が、いつもの窓を破ってやってきた日。
日々少年を虐げ、搾取し、奪い取っていた研究者たちが、嘗て“少年を破壊していた方法”で鏖殺されて行く中
少年は残った片目で「それ」を眺め、潰れた喉を振り絞りながら、此方へと歩み寄る“誰か”へと語りかけた。
……声にもならぬ声を、その“誰か”が聞き取っていたかは定かでないが
“誰か”は破壊された窓を背に。煙が立ち上り、折れた鉄塔と破れた鉄柵から覗く青空を背にして――――――
「キミを助けに来た」
そう言って差し伸べられた“誰か”の手を、少年は強く―――例えその指が崩れようとも―――強く握り返した。
これが、少年が初めて“心”に刻んだ、
以降、少年は自らを救い出してくれた“誰か”……『ガフ・V・K・ボネリ』に付き従うようになる。
錆びかけていた心を磨き直し、自分と対等に接してくれる彼との触れ合いの中で、少年はその「心」に色を宿していく。
しかしやはり道具として植え付けられた本質だけは変えられないようで、今でもアズは自身を一つの“道具”であると認識している。
但し、その道具としての“在り方”は大きく変化していて、自分は使い捨てではない「恩人を守るための道具」であると強く意識し始めた。
彼とともに多くの同胞たちを、自分のように虐げられし人々を救っていく中で、この世界の歪んだ在り方にも疑問を抱くようになり
同時に、ガフが掲げる“理想”……『王者』全ての殺戮が正しいことであると確信する。
ガフへの信頼は、彼がO-13へと加わり導き手となった際、アズが『最高大総監』として選ばれた事でより盤石なものとなった。
表面上はさほど変化はないものの……ガフに危機が迫れば、その全身を擲ってでも彼を守り抜くと決意する程度には揺るぎない。
「ぼくはアズ=アズィン…………ガフの、最高大総監、です」
「あまり喋るのは得意じゃなくて……ごめんね」
「…………うん、うん、わかったよー……で、なんだっけ」
「ガフが良いって言うなら、いい。ぼくはそれに従うよ」
「……あれ。右腕が無いや…………いつの間に取れたんだろう」
「戦うのは好きじゃないけど……ガフのためなら、頑張る」
「怒るとか、笑うとか、よくわからないから……ガフが怒ってるなら、ぼくも怒る」
「………………うっ。おえっ(蛍光色の液体を吐き出す)……ごめん、ちょっと多かった」
「ガフ、落ち着いて…………眼鏡を殴るとこっちも怪我するよ。あれ、違った?」
「だめ、だ……!まだ、ガフの願いを……叶えてない……!叶えるまでは……壊れ、られない……!!」
「ぼくは……ガフが好きだ。ガフが叶えようとしてる世界が好きだ。だから、それを邪魔する“おまえたち”は……きらいだ!!」
「…………………………………どうかな、ガフ……ぼく、も……“きみ”を、助け……られた、よ…………」
「ああ、なんだか、眠いや……でも……目が覚めたら、きっと……みんな…………幸せに暮らせる、世界が――――――――」
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