最終更新: nevadakagemiya 2023年02月08日(水) 00:03:20履歴
「何かに縛られながら生きていくなんて、つまらないじゃん?」
【元ネタ】旧約聖書『創世記』、及び史実
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】ソドム
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】無性
【身長・体重】156cm・45kg
【肌色】色白 【髪色】金 【瞳色】青
【スリーサイズ】78/57/84
【外見・容姿】黒い光輪に黒い羽の天使
【地域】中東
【年代】紀元前17世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・無性・魔性・混沌・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:E 魔力:A 幸運:E 宝具:A
使用Picrew:だだめーかー
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】ソドム
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】無性
【身長・体重】156cm・45kg
【肌色】色白 【髪色】金 【瞳色】青
【スリーサイズ】78/57/84
【外見・容姿】黒い光輪に黒い羽の天使
【地域】中東
【年代】紀元前17世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・無性・魔性・混沌・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:E 魔力:A 幸運:E 宝具:A
使用Picrew:だだめーかー
外なる宇宙、虚空からの降臨者。神の火と同一視された、死の海に降りた星のかけら。
ソドム……とされる都市を滅ぼした古代の隕石。それがフォーリナーの中核となっている。
降臨したものではあるが生命を持たないため、ランクは低い。伝説により辛うじて維持されている状態。
ソドム……とされる都市を滅ぼした古代の隕石。それがフォーリナーの中核となっている。
降臨したものではあるが生命を持たないため、ランクは低い。伝説により辛うじて維持されている状態。
固有スキル。召喚された「都市」全てに影響を及ぼす大規模魔術。
魅了や精神高揚、本能促進といった効果を無差別に発生させ、都市の治安悪化や風俗の乱れを引き起こす。
社会としての箍が外れ、欲が満ちれば満ちるほどにフォーリナーの知名度補正は向上する。
退廃的な都市、それ即ち『ソドム』。彼女は都市であると同時に、その名が表す『概念』そのものでもある。
本来なら宝具として機能するレベルのものだが、フォーリナーのクラスでは出力が低下しスキルの範疇に収められる。
「全てが手に入るなら、もう何もかも投げ出しちゃうでしょ?それが人間なんだから、我慢なんてしなくていいじゃん!」
魅了や精神高揚、本能促進といった効果を無差別に発生させ、都市の治安悪化や風俗の乱れを引き起こす。
社会としての箍が外れ、欲が満ちれば満ちるほどにフォーリナーの知名度補正は向上する。
退廃的な都市、それ即ち『ソドム』。彼女は都市であると同時に、その名が表す『概念』そのものでもある。
本来なら宝具として機能するレベルのものだが、フォーリナーのクラスでは出力が低下しスキルの範疇に収められる。
「全てが手に入るなら、もう何もかも投げ出しちゃうでしょ?それが人間なんだから、我慢なんてしなくていいじゃん!」
後天的に付与されたスキルとしての魔眼。
フォーリナーに対して何らかの精神的抵抗を覚えた上で「目を合わせた」時、相手を塩の柱へと置き換える。
効果は一時的なもので、Cランク以上の対魔力スキルを持つものであれば無効化可能。
創世記に於いてロトの妻は禁忌を破り、燃え盛るソドムの街を見て塩の柱に変じてしまった。今も禁忌として伝えられる逸話が魔眼として形を得たもの。
「見てはいけない。そう言われるほど見たくなるのが人のサガ、ってやつ。でしょ?」
フォーリナーに対して何らかの精神的抵抗を覚えた上で「目を合わせた」時、相手を塩の柱へと置き換える。
効果は一時的なもので、Cランク以上の対魔力スキルを持つものであれば無効化可能。
創世記に於いてロトの妻は禁忌を破り、燃え盛るソドムの街を見て塩の柱に変じてしまった。今も禁忌として伝えられる逸話が魔眼として形を得たもの。
「見てはいけない。そう言われるほど見たくなるのが人のサガ、ってやつ。でしょ?」
退廃都市を焼き尽くした神の火。雷、硫黄を含む特殊な魔力放出。
火、雷に関しては特質性も無く、硫黄も特性自体は現実世界に存在する元素と同等のものである。
正しい状態であればここに相当の神聖が付与され、悪性・魔性に対し特攻効果を発揮するようになるのだが……。
これを「受けた側」であり、それにより齎された「火災」「火山雷」「ゴム状硫黄」といったものを由来とする本スキルは明確な劣化版となる。
「滅びの味、確かめてみる?ちょっと塩味がキツイかもだけど、虜になる味かもよ?」
火、雷に関しては特質性も無く、硫黄も特性自体は現実世界に存在する元素と同等のものである。
正しい状態であればここに相当の神聖が付与され、悪性・魔性に対し特攻効果を発揮するようになるのだが……。
これを「受けた側」であり、それにより齎された「火災」「火山雷」「ゴム状硫黄」といったものを由来とする本スキルは明確な劣化版となる。
「滅びの味、確かめてみる?ちょっと塩味がキツイかもだけど、虜になる味かもよ?」
本来はクリミナルが保有するクラススキル。
適正クラスがクリミナルであり「聖杯」というものを介して呼ばれる都合上、神からの罰は必ず付いて回る。
身体構造の9割が塩で構築されており、水分に対して致命的な脆弱性を持つ。濡れた瞬間に身体が崩壊し、浸透圧を防ぐことが出来ない。
「サーヴァントになっても呪われ続けてるとかマジウケる。あんたらの神様って、どんだけ執着心強いの?」
適正クラスがクリミナルであり「聖杯」というものを介して呼ばれる都合上、神からの罰は必ず付いて回る。
身体構造の9割が塩で構築されており、水分に対して致命的な脆弱性を持つ。濡れた瞬間に身体が崩壊し、浸透圧を防ぐことが出来ない。
「サーヴァントになっても呪われ続けてるとかマジウケる。あんたらの神様って、どんだけ執着心強いの?」
ランク:A 種別:対都市宝具 レンジ:1-9999 最大捕捉:一つの都市
「きゃはは!神様も残酷だよね、言うことを聞かないから滅ぼすなんて!
最高じゃん、その発想に乗ってあげる。次は私の番だ────塵一つ残さず消えろ!『偽典神罰/天火失墜 』 !」
旧約聖書にて語られる、ソドムとゴモラを滅ぼした神の火。
堕ちた街に与えられた罰は永遠に降り頻る炎と硫黄の雨。神の御業により、一つの都市は滅亡を迎えた。
と、創世記では語られるが────この宝具が元とするのは、神罰による永遠の炎ではない。
紀元前17世紀中頃、中東の都市に隕石が落下した。
広範囲を焼き尽くす衝撃波。その威力はツングースカ大爆発を遥かに上回る規模であったと推測される。
あらゆる者を薙ぎ払い、高濃度の塩分で汚染し死の土地へと置き換えた終末の星。
それこそが神の火の正体。事実として発生した物事を伝承の逸話でコーティングした、まさしく『偽典』と呼べる宝具。
宇宙より飛来する地球外物質の衝突というエネルギーに神聖なる属性を付与したもの。それが天より堕ちた火、偽りの神罰である。
宝具としては至極単純、隕石落下の際の衝撃をそのまま再現する。
木々を薙ぎ払い、建物を粉砕し、命を奪い、大地を穢す。神の言う浄化とは真逆の「徹底汚染」。
空すらも焦がすような熱風は都市全てを飲み込み、人の営みごとあらゆる欲を奪い去る。
衝突による50メガトンもの高温と圧力、時速740マイルもの突風、発生した火災による持続的な災害。
破壊、という一点に於いては他の追随も許さない。その上神話に倣って神聖が付与された「神」の一撃は、サーヴァントに対しても有効となる。
秩序。混沌。善。悪。全てを呑み込み破滅に導いた絶命都市。その終わりを知る/導いた者として、フォーリナーはこの宝具を獲得した。
本来の神の火のような特攻効果は持ち得ない。が、これで十分。幾度も生命を絶滅に導いた隕石の再現なれば、それそのものが「生命」に対する特攻となる。
────それは違う。ソドムとゴモラは正しく神により滅ぼされた。そう、信仰により「神秘を上書き」して耐性を得る事は可能だろう。
発動に際しては膨大な魔力を必要とし、衝突までには数時間を要する。
つまり「猶予が存在する」。神話でもそうであったように、発動宣言から実行までには十分な時間が存在している。
その為発動に気が付けたなら効果範囲外に逃れることは容易である。マスター或いはサーヴァントなら、天上より飛来する「膨大な魔力塊」の存在に気が付ける。
但し一般市民は別である。第一スキルによって正常な判断能力を奪われた市民は、空から降臨するものに対して違和感を抱くことが出来ない。
仮に気が付いたとしても……逃げ延びるのではなく、死ぬまでに己の欲を発散させるべく暴徒状態に陥るだろう。
曰く人があるべき姿を取り戻すもの。あらゆるしがらみから逃れ、根底にある「やりたいこと」を発散させるもの。
神が堕落と称し、一度は顧みた絶滅を再び決断させるに至った文明崩落。そうして今度は「水」ではなく、「火」による絶滅を迎えた。
物理的にも社会的にも破滅を導く対人災害、それが『偽典神罰/天火失墜 』 という宝具の真価である。
降臨する隕石は物質として存在するものであり、破壊は可能。
対城以上の威力を持つ宝具であれば破壊することが出来、対軍級であっても複数の掃射を受ければ形を維持できなくなる。
また、本体の属性がそのまま適用される都合上────「水」に対して致命的な脆弱性を持つ。
神の火であり『塩』の塊であるそれは、同量の水を与えることで溶け合い融解する。この一点に関しては明確な弱点となる。
「きゃはは!神様も残酷だよね、言うことを聞かないから滅ぼすなんて!
最高じゃん、その発想に乗ってあげる。次は私の番だ────塵一つ残さず消えろ!『
旧約聖書にて語られる、ソドムとゴモラを滅ぼした神の火。
堕ちた街に与えられた罰は永遠に降り頻る炎と硫黄の雨。神の御業により、一つの都市は滅亡を迎えた。
と、創世記では語られるが────この宝具が元とするのは、神罰による永遠の炎ではない。
紀元前17世紀中頃、中東の都市に隕石が落下した。
広範囲を焼き尽くす衝撃波。その威力はツングースカ大爆発を遥かに上回る規模であったと推測される。
あらゆる者を薙ぎ払い、高濃度の塩分で汚染し死の土地へと置き換えた終末の星。
それこそが神の火の正体。事実として発生した物事を伝承の逸話でコーティングした、まさしく『偽典』と呼べる宝具。
宇宙より飛来する地球外物質の衝突というエネルギーに神聖なる属性を付与したもの。それが天より堕ちた火、偽りの神罰である。
宝具としては至極単純、隕石落下の際の衝撃をそのまま再現する。
木々を薙ぎ払い、建物を粉砕し、命を奪い、大地を穢す。神の言う浄化とは真逆の「徹底汚染」。
空すらも焦がすような熱風は都市全てを飲み込み、人の営みごとあらゆる欲を奪い去る。
衝突による50メガトンもの高温と圧力、時速740マイルもの突風、発生した火災による持続的な災害。
破壊、という一点に於いては他の追随も許さない。その上神話に倣って神聖が付与された「神」の一撃は、サーヴァントに対しても有効となる。
秩序。混沌。善。悪。全てを呑み込み破滅に導いた絶命都市。その終わりを知る/導いた者として、フォーリナーはこの宝具を獲得した。
本来の神の火のような特攻効果は持ち得ない。が、これで十分。幾度も生命を絶滅に導いた隕石の再現なれば、それそのものが「生命」に対する特攻となる。
────それは違う。ソドムとゴモラは正しく神により滅ぼされた。そう、信仰により「神秘を上書き」して耐性を得る事は可能だろう。
発動に際しては膨大な魔力を必要とし、衝突までには数時間を要する。
つまり「猶予が存在する」。神話でもそうであったように、発動宣言から実行までには十分な時間が存在している。
その為発動に気が付けたなら効果範囲外に逃れることは容易である。マスター或いはサーヴァントなら、天上より飛来する「膨大な魔力塊」の存在に気が付ける。
但し一般市民は別である。第一スキルによって正常な判断能力を奪われた市民は、空から降臨するものに対して違和感を抱くことが出来ない。
仮に気が付いたとしても……逃げ延びるのではなく、死ぬまでに己の欲を発散させるべく暴徒状態に陥るだろう。
曰く人があるべき姿を取り戻すもの。あらゆるしがらみから逃れ、根底にある「やりたいこと」を発散させるもの。
神が堕落と称し、一度は顧みた絶滅を再び決断させるに至った文明崩落。そうして今度は「水」ではなく、「火」による絶滅を迎えた。
物理的にも社会的にも破滅を導く対人災害、それが『
降臨する隕石は物質として存在するものであり、破壊は可能。
対城以上の威力を持つ宝具であれば破壊することが出来、対軍級であっても複数の掃射を受ければ形を維持できなくなる。
また、本体の属性がそのまま適用される都合上────「水」に対して致命的な脆弱性を持つ。
神の火であり『塩』の塊であるそれは、同量の水を与えることで溶け合い融解する。この一点に関しては明確な弱点となる。
ランク:B 種別:対圏宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100人
「死海に沈むものは唯一つ、この都市 だけ。誰も知らない海底の色、少しだけ見せてあげよっか!」
あらゆる生物が死に絶え、存在の許されぬ定命隔絶海域。
神の怒りに触れ滅亡し、その水底に沈むと語られた亡都の化身として、周囲に“自身が眠る環境”を再現する。
発動した瞬間、気中塩分濃度を30%まで引き上げる。これは海水から生じる海塩粒子と同等の性質を持ち、レンジ内全域に漂い続ける。
漂う微粒子は物質に付着し、金属構造物に対して急激な腐食・発錆を引き起こす。また金属のみならず、碍子やゴムといった絶縁体にも影響を及ぼす。
生物であれば即死……するほどではなく、生命活動に支障はない。が、塩分の過剰摂取による機能不全や栄養の失調などを引き起こしかねない。
また死海が持つ特性も再現され、レンジ内では比重と浮力が増加する。重力への抵抗を弱めることで自由な浮遊も可能となる。
状態が進むと大気中にイオンが生じ、電気伝導率が上昇する。
自前の雷に留まらず、腐食により漏電した電気なども影響して多くの電流がレンジ内に走り、電界を発生させる。
第一宝具が「火による破滅」であるなら、こちらは「雷による破滅」。尤も規模としては劣っていて、最大でも対軍宝具級の効果範囲に留まる。
発生した電流を自在に操るということも難しいため、攻撃用というよりは相手を足止めする為に用いられることが多い。
既に存在している生命に対しては上述の通りだが、この領域内では「生命が誕生しない」。
一部の細菌を除き魚や微生物すらも存在しない死の海は、発生以降「生まれ出る存在」を許容しない。
主に魔力による召喚術などが対象となり、動物型の使い魔や軍勢の召喚などに大きな制限が生じてしまう。
サーヴァントに関しては「既に存在している」ものであるため対象とならないが、サーヴァントが喚び出すものは対象となりうる。
一方で高濃度の塩分が満ちていても問題ない無機物であれば対象とはならない。また、死霊なども効果の対象外となる。
「死海に沈むものは唯一つ、この
あらゆる生物が死に絶え、存在の許されぬ定命隔絶海域。
神の怒りに触れ滅亡し、その水底に沈むと語られた亡都の化身として、周囲に“自身が眠る環境”を再現する。
発動した瞬間、気中塩分濃度を30%まで引き上げる。これは海水から生じる海塩粒子と同等の性質を持ち、レンジ内全域に漂い続ける。
漂う微粒子は物質に付着し、金属構造物に対して急激な腐食・発錆を引き起こす。また金属のみならず、碍子やゴムといった絶縁体にも影響を及ぼす。
生物であれば即死……するほどではなく、生命活動に支障はない。が、塩分の過剰摂取による機能不全や栄養の失調などを引き起こしかねない。
また死海が持つ特性も再現され、レンジ内では比重と浮力が増加する。重力への抵抗を弱めることで自由な浮遊も可能となる。
状態が進むと大気中にイオンが生じ、電気伝導率が上昇する。
自前の雷に留まらず、腐食により漏電した電気なども影響して多くの電流がレンジ内に走り、電界を発生させる。
第一宝具が「火による破滅」であるなら、こちらは「雷による破滅」。尤も規模としては劣っていて、最大でも対軍宝具級の効果範囲に留まる。
発生した電流を自在に操るということも難しいため、攻撃用というよりは相手を足止めする為に用いられることが多い。
既に存在している生命に対しては上述の通りだが、この領域内では「生命が誕生しない」。
一部の細菌を除き魚や微生物すらも存在しない死の海は、発生以降「生まれ出る存在」を許容しない。
主に魔力による召喚術などが対象となり、動物型の使い魔や軍勢の召喚などに大きな制限が生じてしまう。
サーヴァントに関しては「既に存在している」ものであるため対象とならないが、サーヴァントが喚び出すものは対象となりうる。
一方で高濃度の塩分が満ちていても問題ない無機物であれば対象とはならない。また、死霊なども効果の対象外となる。
旧約聖書『創世記』にて語られる、退廃と堕落の都市。
ノアの血を引くアブラハムの甥、ロトが住む街であり、刹那的な享楽が支配する秩序なき堕落の街であったという。
アブラハムはある時主より神託を得た。曰く退廃したソドムとゴモラは滅ぼすべきである、と。
正しい者が居たとしても滅ぼすべきなのか。それほどまでに堕ちた街であるのか。アブラハムの問いに、主は「正しきものが10人いるのなら」と返す。
主の御使いは自らそれを確かめるべくソドムを訪れた。迎え入れたのは善良なるロトであり、御使いは手厚くもてなされた。
しかし暫くしてロトの家にソドムの民が訪れる。彼らは美しき客人、即ち御使いを穢すべくやって来たのである。
ロトは御使いの代わりに娘を差し出すと言った。それでも彼らの欲が収まることはなく、ロトにすらその魔の手を伸ばそうとする。
その有様、秩序もなく節制もない。ただ欲だけが渦巻く混沌の都市を直に目撃した主は、やはり滅ぼすべきであったと決意した。
御使いはロトとその家族を連れ出し、振り返って街を見てはいけないと告げ後にした。
けれどロトの妻は禁忌を破り、名残惜しくも街を見て塩の柱へと変えられた。
そうして街は天からの火に、硫黄により滅びを迎える。こうして退廃の都市は終わりを告げ、神は再び人を滅ぼす決断を終える。
これが『創世記』にて語られるソドムとゴモラの結末。
無論実際に存在した都市ではなく架空のもの。しかし、近年の研究で「元となった都市」が幾つか発見されている。
何れも中東、死海近辺に存在するもので、伝承としては死海に沈んでいるとも語られる。
沿岸地域にも遺跡が残り、伝承との類似点も多いことから「この都市での出来事が由来となったのでは」と推測された。
何故これほど栄えていた都市が滅び、その跡にも人が営みを築く事がなかったのか。
────その理由は、遺跡に残された痕跡が物語っていた。
隕石の衝突。
墜落地点は死海近郊と推測され、放射的に生じた衝撃波が都市を襲った。
建物は吹き飛び爆発のあった死海付近とは反対方向に飛び散り、破片には断片化した人骨が混ざっていたという。
極度の高温と圧力に晒された事で破片は融解し、土壌からは隕石の衝突により生まれた石英と超高圧下で作り出されるカーボンの粒子が確認された。
加えて地球上にはごく僅かしか生成されず、隕石に多く含まれる鉱石……イリジウムも確認されており、これにより隕石衝突及び爆発が起こったのだと推測される。
衝突以前には多くの集落が存在しながら以後数百年に渡り無人の地であったのは、土壌に含まれる塩分が極めて高濃度であったため。
これは爆発の衝撃により死海の塩分が広い範囲に撒き散らされた為だとされ、こうして一つの都市は隕石の飛来により滅亡を迎えた。
…………この隕石の衝突こそが神の火の正体。
天より降臨した火は50mにも及ぶ大規模な隕石。滅亡を導いたものは爆発と塩害。
当時、宇宙の場所すらも不明であった頃に墜落したそれは、人々にとってまさしく『神の怒り』としか形容出来ぬ災厄だっただろう。
星のかけらに過ぎない隕石を神の御業として語り継ぎ、後世に伝えたことで“それ”は変じた。
人々の恐れが、祈りが、信仰が“それ”を包んだ。領域外から降りた“それ”に、生命を与えた。
ソドムの擬人にして、都市を滅亡に導いた神の火の具現。
隕石に付与された神格の化身────それがフォーリナー、ソドムという存在である。
ノアの血を引くアブラハムの甥、ロトが住む街であり、刹那的な享楽が支配する秩序なき堕落の街であったという。
アブラハムはある時主より神託を得た。曰く退廃したソドムとゴモラは滅ぼすべきである、と。
正しい者が居たとしても滅ぼすべきなのか。それほどまでに堕ちた街であるのか。アブラハムの問いに、主は「正しきものが10人いるのなら」と返す。
主の御使いは自らそれを確かめるべくソドムを訪れた。迎え入れたのは善良なるロトであり、御使いは手厚くもてなされた。
しかし暫くしてロトの家にソドムの民が訪れる。彼らは美しき客人、即ち御使いを穢すべくやって来たのである。
ロトは御使いの代わりに娘を差し出すと言った。それでも彼らの欲が収まることはなく、ロトにすらその魔の手を伸ばそうとする。
その有様、秩序もなく節制もない。ただ欲だけが渦巻く混沌の都市を直に目撃した主は、やはり滅ぼすべきであったと決意した。
御使いはロトとその家族を連れ出し、振り返って街を見てはいけないと告げ後にした。
けれどロトの妻は禁忌を破り、名残惜しくも街を見て塩の柱へと変えられた。
そうして街は天からの火に、硫黄により滅びを迎える。こうして退廃の都市は終わりを告げ、神は再び人を滅ぼす決断を終える。
これが『創世記』にて語られるソドムとゴモラの結末。
無論実際に存在した都市ではなく架空のもの。しかし、近年の研究で「元となった都市」が幾つか発見されている。
何れも中東、死海近辺に存在するもので、伝承としては死海に沈んでいるとも語られる。
沿岸地域にも遺跡が残り、伝承との類似点も多いことから「この都市での出来事が由来となったのでは」と推測された。
何故これほど栄えていた都市が滅び、その跡にも人が営みを築く事がなかったのか。
────その理由は、遺跡に残された痕跡が物語っていた。
隕石の衝突。
墜落地点は死海近郊と推測され、放射的に生じた衝撃波が都市を襲った。
建物は吹き飛び爆発のあった死海付近とは反対方向に飛び散り、破片には断片化した人骨が混ざっていたという。
極度の高温と圧力に晒された事で破片は融解し、土壌からは隕石の衝突により生まれた石英と超高圧下で作り出されるカーボンの粒子が確認された。
加えて地球上にはごく僅かしか生成されず、隕石に多く含まれる鉱石……イリジウムも確認されており、これにより隕石衝突及び爆発が起こったのだと推測される。
衝突以前には多くの集落が存在しながら以後数百年に渡り無人の地であったのは、土壌に含まれる塩分が極めて高濃度であったため。
これは爆発の衝撃により死海の塩分が広い範囲に撒き散らされた為だとされ、こうして一つの都市は隕石の飛来により滅亡を迎えた。
…………この隕石の衝突こそが神の火の正体。
天より降臨した火は50mにも及ぶ大規模な隕石。滅亡を導いたものは爆発と塩害。
当時、宇宙の場所すらも不明であった頃に墜落したそれは、人々にとってまさしく『神の怒り』としか形容出来ぬ災厄だっただろう。
星のかけらに過ぎない隕石を神の御業として語り継ぎ、後世に伝えたことで“それ”は変じた。
人々の恐れが、祈りが、信仰が“それ”を包んだ。領域外から降りた“それ”に、生命を与えた。
ソドムの擬人にして、都市を滅亡に導いた神の火の具現。
隕石に付与された神格の化身────それがフォーリナー、ソドムという存在である。
退廃的。享楽的。刹那的。
誰よりも自由で誰よりも欲深い。それは、ある意味で“最も人間らしい”。
在るが儘に振る舞うこと。それがフォーリナーの性格の全て。彼女の辞書に「我慢」の言葉はなく、あらゆるしがらみに囚われない。
ルール?私には関係ない。秩序?守ったって息苦しいでしょ。節制?自分で手に入れたものだから、どう使おうと勝手じゃん。
神?────あは。神が本当にいるんなら、それは都市を滅ぼした私のことだね。
このように、現代の価値観として……一定の社会を形成する者から見れば、非常識極まり無い傍若無人な性格に映る。
見ているものは自分。世界は自分のものであり、他の全ては自分の欲望を満たすためだけにある。
故に自分以外の者が定めた物事に対して何の感慨も抱くことはなく、遵守する事などない。
いついかなる場合でも自らを由として生きる存在────混沌をその身で表す女。
小悪魔的に嗤い、蔑み、欲を発散する。その行動を推し量ることは……ある人にとっては極めて難しく、ある人にとっては何よりも容易であろう。
つまり、秩序に寄る者ほど話が合わず混沌に寄る者とは意見が一致する。凄まじくわかりやすい思想の持ち主。
色白で金髪碧眼。天使のような光輪に羽根を持つが、黒く染まっている。
これは神の御業として神格化された事、御使いを求めた諍いが滅亡を招いた事、後世にてその名が退廃を表す事……など、様々な要因により変じたもの。
そして何より、生前唯一ソドムが手に入れられなかったもの。即ち美しき“天使”を模したもの、と考えられる。
気に入った相手には、性別年齢種族有機物無機物問わずアタックし手に入れようと試みる。
嗜好は極めてフリーダム。一切の偏見が無い。好きになったら何でもいい。好きになった、という動機を絶対に曲げることがない。
気にいるかどうかの基準は「自由かどうか」。自分のやりたいように生きている人間が大好物。
というか基本的に人間が好き。かたっ苦しくて何かに縋りながら生きているような人間は嫌いだが、人間というだけで高評価なので結果トントンくらい。
そもそも存在自体を「嫌い」と評することは滅多に無く、自分の行動の邪魔をされない限りはどのような相手も平均以上の好感度を抱く。
邪魔をされたとしてもその妨害に対しての反撃を行えば嫌悪は消える。なので嫌悪が維持されることがなく、初期値に戻る。
イメージカラー:白い黒
特技:混沌
好きなもの:享楽、刹那、欲望
嫌いなもの:節制、永遠、無欲
天敵:秩序
願い:「ないけど。だって、そう思った時点でもう叶えるから。願いを抱え続けて生きるとか、息苦しくない?」
【一人称】私 【二人称】あんた、お前 【三人称】あいつ、あれ
誰よりも自由で誰よりも欲深い。それは、ある意味で“最も人間らしい”。
在るが儘に振る舞うこと。それがフォーリナーの性格の全て。彼女の辞書に「我慢」の言葉はなく、あらゆるしがらみに囚われない。
ルール?私には関係ない。秩序?守ったって息苦しいでしょ。節制?自分で手に入れたものだから、どう使おうと勝手じゃん。
神?────あは。神が本当にいるんなら、それは都市を滅ぼした私のことだね。
このように、現代の価値観として……一定の社会を形成する者から見れば、非常識極まり無い傍若無人な性格に映る。
見ているものは自分。世界は自分のものであり、他の全ては自分の欲望を満たすためだけにある。
故に自分以外の者が定めた物事に対して何の感慨も抱くことはなく、遵守する事などない。
いついかなる場合でも自らを由として生きる存在────混沌をその身で表す女。
小悪魔的に嗤い、蔑み、欲を発散する。その行動を推し量ることは……ある人にとっては極めて難しく、ある人にとっては何よりも容易であろう。
つまり、秩序に寄る者ほど話が合わず混沌に寄る者とは意見が一致する。凄まじくわかりやすい思想の持ち主。
色白で金髪碧眼。天使のような光輪に羽根を持つが、黒く染まっている。
これは神の御業として神格化された事、御使いを求めた諍いが滅亡を招いた事、後世にてその名が退廃を表す事……など、様々な要因により変じたもの。
そして何より、生前唯一ソドムが手に入れられなかったもの。即ち美しき“天使”を模したもの、と考えられる。
気に入った相手には、性別年齢種族有機物無機物問わずアタックし手に入れようと試みる。
嗜好は極めてフリーダム。一切の偏見が無い。好きになったら何でもいい。好きになった、という動機を絶対に曲げることがない。
気にいるかどうかの基準は「自由かどうか」。自分のやりたいように生きている人間が大好物。
というか基本的に人間が好き。かたっ苦しくて何かに縋りながら生きているような人間は嫌いだが、人間というだけで高評価なので結果トントンくらい。
そもそも存在自体を「嫌い」と評することは滅多に無く、自分の行動の邪魔をされない限りはどのような相手も平均以上の好感度を抱く。
邪魔をされたとしてもその妨害に対しての反撃を行えば嫌悪は消える。なので嫌悪が維持されることがなく、初期値に戻る。
イメージカラー:白い黒
特技:混沌
好きなもの:享楽、刹那、欲望
嫌いなもの:節制、永遠、無欲
天敵:秩序
願い:「ないけど。だって、そう思った時点でもう叶えるから。願いを抱え続けて生きるとか、息苦しくない?」
【一人称】私 【二人称】あんた、お前 【三人称】あいつ、あれ
段階 | 外見 |
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第一 | 真っ黒に染め上げられ、金の装飾が施されたワンピースドレス |
第二 | シルエットはワンピースドレスに近いが、全体的に現代的な衣装となりテックウェアのような雰囲気が漂う |
第三 | 全裸 ……流石に局部は燃えるような鱗状の部位で隠されている 光輪はひび割れて黒い角が生え、翼の羽毛からは蝙蝠のような皮膜が覗く |
最終 | 炎に包まれ滅びる都市を丘から眺めるソドム その様子を背中から写した構図で、本人の顔は伺えない |
スキル名 | CT | 継続 | 効果 |
---|---|---|---|
禁忌の魔眼:[B] | 7 | 2 | 敵単体に〔塩の柱〕*1状態を付与[Lv.1〜] |
3 | 自身に回避状態を付与 | ||
神火〔偽〕:[B] | 7 | 3 | 自身のBusterカード性能をアップ[Lv.1〜] |
3 | 自身に〔秩序〕特攻状態を付与[Lv.1〜] | ||
3 | 自身に〔混沌〕特攻状態を付与[Lv.1〜] | ||
3 | 自身のNPを増やす[Lv.1〜] | ||
死海幽谷:[B] | 9 | 3 | 敵全体の防御力をダウン[Lv.1〜] |
3 | 敵全体にスキル封印状態を付与 | ||
3 | 敵全体にクリティカル発生率減少状態を付与[Lv.1〜] | ||
3 | 味方全体に〔〔雷〕による攻撃力をアップする〕状態を付与[Lv.1〜] |
スキル名 | 効果 |
---|---|
領域外の生命:[D] | |
神性:[B] | |
退廃の都:[EX] | フィールドに出た時、敵全体に低確率で〔魅了〕状態を付与(1T) |
咎の証:[A] | 自身に〔水による攻撃を受けると確率で防御力ダウン〕状態を付与 |
宝具名 | ランク | 種類 | 種別 |
---|---|---|---|
ゲート/アポクリファ 偽典神罰/天火失墜 | A | Buster | 対都市宝具 |
自身に〔都市〕特攻状態を付与(1T)&自身に〔生命〕特攻状態を付与(3T)<OC>&全ての敵全体*2に宝具防御力ダウン状態を付与(1T)&敵全体に強力な攻撃[Lv.1〜]&スター獲得(20個) |
■■■■:やるじゃん。
地球で最も自由な存在。自らの思うように振る舞い、自らの機嫌一つで遍くを滅ぼす。
ソドムとゴモラ的に仇ではある、が。それはそれとして“何の縛りもない”立場に在り、権能を行使する在り方を評価している。
ただ人々の生き方を決定付けてるのは良くない。それも後世の人が勝手にやってることなんだろうけど。
とはいえそれも従いたいやつが従えばいいし、本人自体は自由なのでそれほど好感度には影響しない。
「神様って言うんだっけ?最強じゃん。この星で最も自由で、在るが儘に振る舞うやつ!ねぇ、私と交代しない?私を滅ぼしたことは大目に見るからさ!」
アブラハム:あの時は助けてくれてサンキュー!お礼は種火でいい?
ロト:面白いやつだったのに。
ノア:滅亡を生き残るとか私の天敵じゃん。
モーセ:やっぱ神様ってやばくない?
ニムロド:神様直々にキレられるとかおもしろ。
地球で最も自由な存在。自らの思うように振る舞い、自らの機嫌一つで遍くを滅ぼす。
ソドムとゴモラ的に仇ではある、が。それはそれとして“何の縛りもない”立場に在り、権能を行使する在り方を評価している。
ただ人々の生き方を決定付けてるのは良くない。それも後世の人が勝手にやってることなんだろうけど。
とはいえそれも従いたいやつが従えばいいし、本人自体は自由なのでそれほど好感度には影響しない。
「神様って言うんだっけ?最強じゃん。この星で最も自由で、在るが儘に振る舞うやつ!ねぇ、私と交代しない?私を滅ぼしたことは大目に見るからさ!」
アブラハム:あの時は助けてくれてサンキュー!お礼は種火でいい?
ロト:面白いやつだったのに。
ノア:滅亡を生き残るとか私の天敵じゃん。
モーセ:やっぱ神様ってやばくない?
ニムロド:神様直々にキレられるとかおもしろ。
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