最終更新: nevadakagemiya 2021年09月21日(火) 20:47:40履歴
「吾が守ろうとしたインカを……吾が託されたインカを!!
汝らは今再び凌辱せんと立ち上がるのか!!」
汝らは今再び凌辱せんと立ち上がるのか!!」
「人間というものは、まこと何処までも度し難い……っ!!
幾度となく侵略の歴史を繰り返し、血でこの南米を染め上げんと何度でも争い合うッ!!」
幾度となく侵略の歴史を繰り返し、血でこの南米を染め上げんと何度でも争い合うッ!!」
「もはや生かしてはおけぬ────もはや自由など許さぬ!!
吾が同胞は全て我が管理下に置き、それ以外は────皆殺しだ────っ!!」
吾が同胞は全て我が管理下に置き、それ以外は────皆殺しだ────っ!!」
【元ネタ】史実/インカ帝国伝承
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】"聖胎"
【真名】トゥパク・アマル
【性別】外見は女性に近いが、どちらでもないというのが正しい。
【身長・体重】179cm・61kg
【スリーサイズ】78/58/82
【肌色】褐色【髪色】仄かに赤の混ざった白【瞳色】碧眼
【外見・容姿】全体的に細身で高身長の女性。縦長に細い瞳孔も相まって、その外見は蛇を思わせる。
全身から溢れ出んばかりの神気を滾らせ続けており、一目で尋常ならざる英霊だと対峙する者に思わせる。
【地域】南米・インカ帝国
【年代】16世記
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・竜種・王
【ステータス】筋力:B++ 耐久:C 敏捷:A 魔力:B++ 幸運:E 宝具:A
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】"聖胎"
【真名】トゥパク・アマル
【性別】外見は女性に近いが、どちらでもないというのが正しい。
【身長・体重】179cm・61kg
【スリーサイズ】78/58/82
【肌色】褐色【髪色】仄かに赤の混ざった白【瞳色】碧眼
【外見・容姿】全体的に細身で高身長の女性。縦長に細い瞳孔も相まって、その外見は蛇を思わせる。
全身から溢れ出んばかりの神気を滾らせ続けており、一目で尋常ならざる英霊だと対峙する者に思わせる。
【地域】南米・インカ帝国
【年代】16世記
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・竜種・王
【ステータス】筋力:B++ 耐久:C 敏捷:A 魔力:B++ 幸運:E 宝具:A
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
トゥパク・アマルの場合、彼女自身の生前の在り方というより、死後「トゥパク・アマル革命運動」としてペルーの武装組織に名前を使われた部分が大きい。
虐げられし過去の伝統の象徴として掲げられたがために、彼女は高いランクで復讐者としての適性を持つ。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
トゥパク・アマルの場合、彼女自身の生前の在り方というより、死後「トゥパク・アマル革命運動」としてペルーの武装組織に名前を使われた部分が大きい。
虐げられし過去の伝統の象徴として掲げられたがために、彼女は高いランクで復讐者としての適性を持つ。
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃は対象の意識の外から来たる為、非常に大きなダメージを与える。
人間を超越している彼女は基本的に受けた憎しみ、怒りは忘れることはない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃は対象の意識の外から来たる為、非常に大きなダメージを与える。
人間を超越している彼女は基本的に受けた憎しみ、怒りは忘れることはない。
竜の炉心、あるいは竜の宝玉と呼ばれる、トゥパク・アマルの魔術回路を指す。
通常の状態においては『魔力放出』に分類される、生体エネルギーの過剰発露状態。
聖胎によって過剰に強化され、蛇から"輝ける竜"として自身を再構築したアマルは、竜種ではないものの竜と同じ生体機能を有している。
通常の状態においては『魔力放出』に分類される、生体エネルギーの過剰発露状態。
聖胎によって過剰に強化され、蛇から"輝ける竜"として自身を再構築したアマルは、竜種ではないものの竜と同じ生体機能を有している。
軍団や国家の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。
王や指導者には必須ともいえるスキルであるが、彼女は元来人ではなく、当然本来ならば人を率いるカリスマ性も無い。
人間ならざる存在が王としての役割を望まれたが故に王という役割を演じた、偽りの王でしかない。だが、それを演じるに足るスキルを彼女は学んだ。
それに由来し、彼女は基本的に王として必要なカリスマ性、軍略などを一通り習得・模倣することが可能である。
王や指導者には必須ともいえるスキルであるが、彼女は元来人ではなく、当然本来ならば人を率いるカリスマ性も無い。
人間ならざる存在が王としての役割を望まれたが故に王という役割を演じた、偽りの王でしかない。だが、それを演じるに足るスキルを彼女は学んだ。
それに由来し、彼女は基本的に王として必要なカリスマ性、軍略などを一通り習得・模倣することが可能である。
ホライゾン・ディバイダー。地上と地下世界、あの世とこの世、現し世と幻想……。
遍く"境界"を分かつ蛇であることを示すスキル。地平の果て、世界の果てで幽明を分かつものとしての在り方。
ティワナクの遺跡には、トゥパク・アマルの真なる姿たる蛇がモチーフ(図像)として描かれているが、これはその在り方そのものを指し示している。
太陽神の足元に描かれる蛇の図柄は、地上と地下を分かつ境界であることを示し、そしてアマルという存在の始まりを表している。
遍く"境界"を分かつ蛇であることを示すスキル。地平の果て、世界の果てで幽明を分かつものとしての在り方。
ティワナクの遺跡には、トゥパク・アマルの真なる姿たる蛇がモチーフ(図像)として描かれているが、これはその在り方そのものを指し示している。
太陽神の足元に描かれる蛇の図柄は、地上と地下を分かつ境界であることを示し、そしてアマルという存在の始まりを表している。
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:20〜500 最大捕捉:1
アマルの存在意義の完全開放。"境界"としての在り方を全霊を以て開放する事で、彼女が敵として定めた存在を"隔離"する。
通常の"人"として召喚された彼女の場合、この宝具は使用できない。聖胎によるブーストがあったが故に発動が許される奥の手中の奥の手。
元々、「人が住まう事のできない大自然」と「人の住まう事が可能な領域」を分かつ"輝ける杖"としてインティより生み出された彼女は、その存在そのものが"境界"となる。
故にこそ、彼女が自らの意志で対象を拒絶し、そしてそれを"境界"たる自身を以て隔離すれば、それは世界からの完全なる拒絶を意味する事となる。
どのような手段を以てしても脱出は出来ない、文字通りの隔絶。だが、この宝具は彼女の全霊を以てして過去の在り方に"回帰"する事で発動が可能となる。
それは言うならば、太陽 が産み落とした、『最果ての槍』にも似た権能をそのまま再現する事を意味し、通常の英霊ならば霊基が耐えきれず即座に崩壊する。
聖胎で強化されている彼女であっても、この宝具を行使している間はこの状態を維持することが精いっぱいで、如何なる攻撃も防御も出来ない。
加えて維持に多大な魔力を浪費するため、基本的に彼女はこの宝具を使う事はない。使うとすれば、それは己の身と引き換えにしても倒したい敵が出た時に限るだろう。
アマルの存在意義の完全開放。"境界"としての在り方を全霊を以て開放する事で、彼女が敵として定めた存在を"隔離"する。
通常の"人"として召喚された彼女の場合、この宝具は使用できない。聖胎によるブーストがあったが故に発動が許される奥の手中の奥の手。
元々、「人が住まう事のできない大自然」と「人の住まう事が可能な領域」を分かつ"輝ける杖"としてインティより生み出された彼女は、その存在そのものが"境界"となる。
故にこそ、彼女が自らの意志で対象を拒絶し、そしてそれを"境界"たる自身を以て隔離すれば、それは世界からの完全なる拒絶を意味する事となる。
どのような手段を以てしても脱出は出来ない、文字通りの隔絶。だが、この宝具は彼女の全霊を以てして過去の在り方に"回帰"する事で発動が可能となる。
それは言うならば、
聖胎で強化されている彼女であっても、この宝具を行使している間はこの状態を維持することが精いっぱいで、如何なる攻撃も防御も出来ない。
加えて維持に多大な魔力を浪費するため、基本的に彼女はこの宝具を使う事はない。使うとすれば、それは己の身と引き換えにしても倒したい敵が出た時に限るだろう。
聖胎によって強化された、"蛇"という概念に紐づけられた巨躯なる輝ける竜としての姿。
一撃一撃が大軍を払う圧倒的な膂力を見せ、タワンティン・スーユにおける義勇軍や再征服軍を恐怖に陥れた。
だが強力な分魔力消費が激しく、基本的に彼女の神殿付近で無ければこの姿を見せる事はない。
それでも人間体においても強力な力を持つため、神殿から突如として襲来して攻撃する事もある。
その場合は身体の一部分だけを竜種へと回帰させて攻撃する……と言った戦い方を行う。
魔力を節約しながらではあるが、それでも義勇軍や再征服軍には脅威。魔力が尽きかけた場合は神殿に戻り回復する。
一撃一撃が大軍を払う圧倒的な膂力を見せ、タワンティン・スーユにおける義勇軍や再征服軍を恐怖に陥れた。
だが強力な分魔力消費が激しく、基本的に彼女の神殿付近で無ければこの姿を見せる事はない。
それでも人間体においても強力な力を持つため、神殿から突如として襲来して攻撃する事もある。
その場合は身体の一部分だけを竜種へと回帰させて攻撃する……と言った戦い方を行う。
魔力を節約しながらではあるが、それでも義勇軍や再征服軍には脅威。魔力が尽きかけた場合は神殿に戻り回復する。
特異点南米神話解戦 タワンティン・スーユにて、黒幕が用意した聖胎によって召喚された"復讐者"のサーヴァント。
聖胎によりブーストされたその多大なる力を以て、歯向かう人類解放義勇軍と南米再征服軍を蹂躙。人類を再び"神"の支配下に置こうと目論んでいる。
元々は力の少ない、蛇に近い幻想種であったが、聖胎によって召喚された事でその霊基を過剰なまでに強化。"竜"と呼ばれる存在に近いまでの力を得た。
そのため元来は竜種ではないが、竜種特効が入る。また、人間ならざる上位存在として、人類に服従を迫るべく侵攻を行う。
南米に召喚された他3柱の神霊と同じく、人間という存在は神の管理下に置かれることを望んでいる。
だがその中でも彼女は、「南米の人間以外は全て敵」「南米の人間は神の下に全て保護する」と、一際苛烈な思考を持ちつつ、南米の人間には過剰なシンパシーを感じている。
基本的に南米大陸出身以外の人間や英霊を信用しておらず、その時代に於いてペルー独立を率いたシモン・ボリバルすらも敵視している。
はたして、その正体とは一体……。
聖胎によりブーストされたその多大なる力を以て、歯向かう人類解放義勇軍と南米再征服軍を蹂躙。人類を再び"神"の支配下に置こうと目論んでいる。
元々は力の少ない、蛇に近い幻想種であったが、聖胎によって召喚された事でその霊基を過剰なまでに強化。"竜"と呼ばれる存在に近いまでの力を得た。
そのため元来は竜種ではないが、竜種特効が入る。また、人間ならざる上位存在として、人類に服従を迫るべく侵攻を行う。
南米に召喚された他3柱の神霊と同じく、人間という存在は神の管理下に置かれることを望んでいる。
だがその中でも彼女は、「南米の人間以外は全て敵」「南米の人間は神の下に全て保護する」と、一際苛烈な思考を持ちつつ、南米の人間には過剰なシンパシーを感じている。
基本的に南米大陸出身以外の人間や英霊を信用しておらず、その時代に於いてペルー独立を率いたシモン・ボリバルすらも敵視している。
はたして、その正体とは一体……。
真名は、トゥパク・アマル。その名前はケチュア語で「輝ける蛇」を意味する。
事実上インカ帝国の(正確には、コンキスタドールによる征服後にクスコから撤退して秘境ビルカバンバに樹立した、新インカ帝国の)最後の皇帝にあたる。
コンキスタドールによるクスコ征服後、処刑されたインカ皇帝アタワルパの弟トゥパク・ワルパは、スペインに全面的に従って傀儡皇帝として即位した。
だが、傀儡皇帝のトゥパク・ワルパはあっさりと死亡。*1
残る先王の兄弟マンコ・インカ・ユパンキもスペインのピサロのもとで傀儡皇帝として即位するが、やがてインカ内の派閥対立、コンキスタドールの有力者の女性問題などで関係が悪化。
そのまま全面的な反乱と対立を経たのちに秘境ビルカバンバまで退き、スペインに抵抗する新しい拠点となる新インカ帝国を樹立した。
ビルカバンバの複雑な地形と、時期を同じくしてスペイン側がピサロ派とアルマグロ派に分かれて同士討ちを始めたことも功を奏し、新インカ帝国はスペインに占領される事無く、その後数十年ほど抵抗を続けた。
同時期、スペイン側ではマンコと同じく先王の兄弟のパウリュ・トゥパク・ユパンキが傀儡皇帝となっている。
その後マンコはかくまっていたスペイン人たちに殺され*2、マンコの幼い息子サイリ・トゥパクが後見人付きで即位した。
コンキスタドール側が本国との対立を経て支配者層が交代したのち、ビルカバンバ側へ恩赦を出す申し出が出される。
マンコの幼い息子だったサイリ・トゥパクは、その時にはもう成人しており、マンコ・カパック・パチャクティ・ユパンキを名乗っていた。
彼は占いの結果、申し出を受け入れてビルカバンバから出てスペインへの従属を受け入れるが、ほどなくして急死。
ビルカバンバではその弟ティトゥ・クシが指導者となり、スペインから交渉によって利益を引き出す方針をとる。
だがティトゥ・クシが死亡し、薬を与えた宣教師たちを処刑してしまったことがきっかけで交渉は拗れ、ビルカバンバ側のインカとスペインは再び対立してしまう。
そうして死亡したティトゥ・クシに代わり、その弟であるトゥパク・アマルに新たな指導者として白羽の矢が立つに至った。
元々キリスト教を忌避し、伝統的なインカ宗教の神官として活動していたアマルだったが、改宗から伝統的信仰文化を守るためもあってか王位を継承。立ち上がるに至る。
だがスペイン軍の圧倒的な力を前に、最終的には捕虜として捕らえられる。
獄中での3日間の強制の末に洗礼を受けさせられ、キリスト教徒としての洗礼名を与えられるという屈辱を受けた上で、極刑に処されることが確定した。
当時のスペインの修道会院長や修道士たちは彼への減刑を嘆願した*3が取り合ってもらえず、クスコの大広間でその処刑は決行されるに至った。
その際広間には隙間が無い程に人々が詰めかけ嘆き悲しんだと言われているが、処刑の寸前アマルは右手を上げ、彼らを沈黙させたという。
そして毅然とした態度で彼らとケチュア語で対話をした後、処刑されたと残されている。その言葉が何だったのかは諸説あるが、公には邪教を捨て真の神の道を歩むと語ったと言われている。
だが、彼の最後の言葉を2人の神父が遮って非難したという証言も残されている事から、改宗を進めるのに不利益となる言葉であった可能性も否定できない。
いずれにせよ、彼は最後まで偉大なるインカの皇帝として立ち、そして毅然とした姿で処刑された。……これが、人類史に残るトゥパク・アマルの全てである。
だがその後、18世紀にはトゥパク・アマルの名と血筋を自称し反乱を起こした者が出現。
近代でも、同じくトゥパク・アマル革命運動を名乗る武装組織が存在した。
これらの例から見ても、トゥパク・アマルの名前は『虐げられし伝統の象徴』としてペルーの地元民の脳裏に深く刻まれていることがうかがえる。
事実上インカ帝国の(正確には、コンキスタドールによる征服後にクスコから撤退して秘境ビルカバンバに樹立した、新インカ帝国の)最後の皇帝にあたる。
コンキスタドールによるクスコ征服後、処刑されたインカ皇帝アタワルパの弟トゥパク・ワルパは、スペインに全面的に従って傀儡皇帝として即位した。
だが、傀儡皇帝のトゥパク・ワルパはあっさりと死亡。*1
残る先王の兄弟マンコ・インカ・ユパンキもスペインのピサロのもとで傀儡皇帝として即位するが、やがてインカ内の派閥対立、コンキスタドールの有力者の女性問題などで関係が悪化。
そのまま全面的な反乱と対立を経たのちに秘境ビルカバンバまで退き、スペインに抵抗する新しい拠点となる新インカ帝国を樹立した。
ビルカバンバの複雑な地形と、時期を同じくしてスペイン側がピサロ派とアルマグロ派に分かれて同士討ちを始めたことも功を奏し、新インカ帝国はスペインに占領される事無く、その後数十年ほど抵抗を続けた。
同時期、スペイン側ではマンコと同じく先王の兄弟のパウリュ・トゥパク・ユパンキが傀儡皇帝となっている。
その後マンコはかくまっていたスペイン人たちに殺され*2、マンコの幼い息子サイリ・トゥパクが後見人付きで即位した。
コンキスタドール側が本国との対立を経て支配者層が交代したのち、ビルカバンバ側へ恩赦を出す申し出が出される。
マンコの幼い息子だったサイリ・トゥパクは、その時にはもう成人しており、マンコ・カパック・パチャクティ・ユパンキを名乗っていた。
彼は占いの結果、申し出を受け入れてビルカバンバから出てスペインへの従属を受け入れるが、ほどなくして急死。
ビルカバンバではその弟ティトゥ・クシが指導者となり、スペインから交渉によって利益を引き出す方針をとる。
だがティトゥ・クシが死亡し、薬を与えた宣教師たちを処刑してしまったことがきっかけで交渉は拗れ、ビルカバンバ側のインカとスペインは再び対立してしまう。
そうして死亡したティトゥ・クシに代わり、その弟であるトゥパク・アマルに新たな指導者として白羽の矢が立つに至った。
元々キリスト教を忌避し、伝統的なインカ宗教の神官として活動していたアマルだったが、改宗から伝統的信仰文化を守るためもあってか王位を継承。立ち上がるに至る。
だがスペイン軍の圧倒的な力を前に、最終的には捕虜として捕らえられる。
獄中での3日間の強制の末に洗礼を受けさせられ、キリスト教徒としての洗礼名を与えられるという屈辱を受けた上で、極刑に処されることが確定した。
当時のスペインの修道会院長や修道士たちは彼への減刑を嘆願した*3が取り合ってもらえず、クスコの大広間でその処刑は決行されるに至った。
その際広間には隙間が無い程に人々が詰めかけ嘆き悲しんだと言われているが、処刑の寸前アマルは右手を上げ、彼らを沈黙させたという。
そして毅然とした態度で彼らとケチュア語で対話をした後、処刑されたと残されている。その言葉が何だったのかは諸説あるが、公には邪教を捨て真の神の道を歩むと語ったと言われている。
だが、彼の最後の言葉を2人の神父が遮って非難したという証言も残されている事から、改宗を進めるのに不利益となる言葉であった可能性も否定できない。
いずれにせよ、彼は最後まで偉大なるインカの皇帝として立ち、そして毅然とした姿で処刑された。……これが、人類史に残るトゥパク・アマルの全てである。
だがその後、18世紀にはトゥパク・アマルの名と血筋を自称し反乱を起こした者が出現。
近代でも、同じくトゥパク・アマル革命運動を名乗る武装組織が存在した。
これらの例から見ても、トゥパク・アマルの名前は『虐げられし伝統の象徴』としてペルーの地元民の脳裏に深く刻まれていることがうかがえる。
以上のような理由から、トゥパク・アマルという存在はアヴェンジャーとしての適性を持ち、そして此度に南米にて発生した特異点で顕現するに至った。
だが、召喚されたトゥパク・アマルは人間としての英霊ではありえない霊基数値を持つ。その理由は彼の────否、彼女の本当の正体に隠されている。
史実において、スペインに反旗を翻したマンコ・インカ・ユパンキの子としてトゥパク・アマルは語られている。
だがその真実は違い、彼らが逃げ込んだウルバンバ川の奥地ビルカバンバにて発見された、1体の巨大な蛇こそが、トゥパク・アマルの正体である。
その真なる名はアマル。ケチュア語での蛇の古い呼び方を意味する言葉であり、現代では南米における"竜"の一種であったのではないかとも考察される存在である。
この蛇 は端的に言えば幻想種の1体であったが、神代が終わりつつある南米大陸においては既に死に体に等しい状態にあった。故に、人間に見つかった時はこれが最後と悟った。
だが人間たちは、恐れ怯え攻撃するどころか、頭を下げて懇願してきた。「どうか自分たちに協力して、インカを守ってほしい」と。
アマルは面食らったが、その人間たちは本気だった。本気で"インカ帝国"という自らの国を、征服者から守り存続させたいという一心で、アマルという"怪物"に頭を下げたのだ。
死を覚悟した身であったアマルは、その願いに応えるもまた一興かと考え、その人間たちを率いていた存在、マンコ・ユパンキの子として姿を変えた。
それこそが、人類史においてトゥパク・アマルとして語られる1人の王の正体である。
通常時は神官として働き、スペインの人間たちが攻めてくれば幻想種としての本性を表し戦闘を行った。
だが状況が悪化し、王としての在り方を望まれたが故にアマルは王として彼らの上に立った。だが、もうアマルには戦う力は残されていなかった。
既に幻想種として瀕死の身であったアマルには、多数の武器と勢力を以て攻めてくるスペイン軍を相手取る力など、とっくのとうに尽きていたのだ。
結果アマルは逃げ出す結果になり、そのまま捕らえられた。幻想種としての力を使えば自分だけ逃げ出す事も出来たが、アマルはその選択を選ばなかった。
もし1人だけ逃げ出せば、大勢のインカの同胞が死に絶える。そう考えるとアマルは逃げ出す気になれなかった。そう。アマルは既に、インカに情が映っていたのだ。
ならばせめて、最後にインカの同胞たちを安心させて死のうと、スペイン軍やキリスト教への憎悪がありながらもそれを押し殺し、彼らを安心させる言葉を放って処刑されたのだ。
だが、召喚されたトゥパク・アマルは人間としての英霊ではありえない霊基数値を持つ。その理由は彼の────否、彼女の本当の正体に隠されている。
史実において、スペインに反旗を翻したマンコ・インカ・ユパンキの子としてトゥパク・アマルは語られている。
だがその真実は違い、彼らが逃げ込んだウルバンバ川の奥地ビルカバンバにて発見された、1体の巨大な蛇こそが、トゥパク・アマルの正体である。
その真なる名はアマル。ケチュア語での蛇の古い呼び方を意味する言葉であり、現代では南米における"竜"の一種であったのではないかとも考察される存在である。
この
だが人間たちは、恐れ怯え攻撃するどころか、頭を下げて懇願してきた。「どうか自分たちに協力して、インカを守ってほしい」と。
アマルは面食らったが、その人間たちは本気だった。本気で"インカ帝国"という自らの国を、征服者から守り存続させたいという一心で、アマルという"怪物"に頭を下げたのだ。
死を覚悟した身であったアマルは、その願いに応えるもまた一興かと考え、その人間たちを率いていた存在、マンコ・ユパンキの子として姿を変えた。
それこそが、人類史においてトゥパク・アマルとして語られる1人の王の正体である。
通常時は神官として働き、スペインの人間たちが攻めてくれば幻想種としての本性を表し戦闘を行った。
だが状況が悪化し、王としての在り方を望まれたが故にアマルは王として彼らの上に立った。だが、もうアマルには戦う力は残されていなかった。
既に幻想種として瀕死の身であったアマルには、多数の武器と勢力を以て攻めてくるスペイン軍を相手取る力など、とっくのとうに尽きていたのだ。
結果アマルは逃げ出す結果になり、そのまま捕らえられた。幻想種としての力を使えば自分だけ逃げ出す事も出来たが、アマルはその選択を選ばなかった。
もし1人だけ逃げ出せば、大勢のインカの同胞が死に絶える。そう考えるとアマルは逃げ出す気になれなかった。そう。アマルは既に、インカに情が映っていたのだ。
ならばせめて、最後にインカの同胞たちを安心させて死のうと、スペイン軍やキリスト教への憎悪がありながらもそれを押し殺し、彼らを安心させる言葉を放って処刑されたのだ。
基本的に、人間が自分で考え行動し、そして自立する事を良しとしない。
人間は全て、自分たちのような上位存在に支配されて飼われ一生を終えるべきであると決めつけている。
さらにそれらに加え、南米由来以外の人間たち。より詳細に言えば「インカ帝国以外の人間」を強く嫌悪している。
これは彼女を召喚した聖胎の影響やアヴェンジャークラスで召喚された影響が強く関係している。
その外部の人間への嫌悪などの根幹には、インカ帝国に住まう民への同情や謝罪の念が大半を占めている。
元々人間の祈りや信仰を受けて"境界"の具現である蛇としての肉体と意識を持った存在のため、アマルは誰かに願われることでそれに見合った力や精神を得る。
故にこそ、最後に「インカ帝国を守ってほしい」と願われた彼女は、まごう事無きインカ帝国の守護神として役割を死ぬまで全うしようとした。
だが結果的にインカ帝国は消滅し、そして彼女の名前は虐げられた過去の象徴として扱われた。故に、彼女は守り切れなかった自分を悔いている。
信仰によって"境界"の蛇となり、インカ最後の王となった彼女は、その信仰という名の悪性情報すらも受け入れ、復讐者としての自分を受け入れた。
そこに聖胎の持ち主に由来する「神霊絶対主義」とでも言うような思考が流れ込み、人間の自立を良しとしない彼女が出来上がったという次第である。
そのような、苛烈で悲しい復讐者として立つ彼女であるが、その本性は実の所かなり人間離れしている。
尊大な口調や王としての振る舞いは、全て民に願われた故に演じていたものであり、その実態はひどく浮世離れしたもの。
人の持つ価値観や常識などは願われなければ理解できず、加えて基本的に恥とかそう言ったものも無い。なので服が破れても結構平然としていたりする。
基本的に超越然としている精神性であり、そこは人ならざる幻想種と言ったところ。なお、恥という感情自体はあるようで、指摘すると頬を染めて身を隠す。
ちなみに肉体の性別が女性なのも人間の細かい違いに無頓着なせい。基本的に男性と名乗る方が有利なので生前は男性と(半ば無理やり)通していた。
蛇の幻想種……というより元は杖であるため性別の概念は理解できない。だが感情自体はあるので、やもすれば恋心などを抱くときもあるかもしれない。
タワンティン・スーユ特異点においては、南米以外の人間は全て根絶やしにせんという程の気迫を見せる。
だが、それは自らの召喚された状況が状況な為、"そうでもしなければ南米に安息はない"と強迫観念に至っていたが故。
そのためタワンティン・スーユ以外での召喚ならば、嫌悪感は示すもののそこまで苛烈な言動や行動は取らない。時間をかけて絆を育み『信頼できる者』と見做せば、彼女も心を許す。
特異点ではシモン・ボリバルを始めとした「南米出身者以外で南米に助力する者」すらも排除しようとしていたが、通常時ではそのようなことはせず、基本良き協力者として見る。
人間は全て、自分たちのような上位存在に支配されて飼われ一生を終えるべきであると決めつけている。
さらにそれらに加え、南米由来以外の人間たち。より詳細に言えば「インカ帝国以外の人間」を強く嫌悪している。
これは彼女を召喚した聖胎の影響やアヴェンジャークラスで召喚された影響が強く関係している。
その外部の人間への嫌悪などの根幹には、インカ帝国に住まう民への同情や謝罪の念が大半を占めている。
元々人間の祈りや信仰を受けて"境界"の具現である蛇としての肉体と意識を持った存在のため、アマルは誰かに願われることでそれに見合った力や精神を得る。
故にこそ、最後に「インカ帝国を守ってほしい」と願われた彼女は、まごう事無きインカ帝国の守護神として役割を死ぬまで全うしようとした。
だが結果的にインカ帝国は消滅し、そして彼女の名前は虐げられた過去の象徴として扱われた。故に、彼女は守り切れなかった自分を悔いている。
信仰によって"境界"の蛇となり、インカ最後の王となった彼女は、その信仰という名の悪性情報すらも受け入れ、復讐者としての自分を受け入れた。
そこに聖胎の持ち主に由来する「神霊絶対主義」とでも言うような思考が流れ込み、人間の自立を良しとしない彼女が出来上がったという次第である。
そのような、苛烈で悲しい復讐者として立つ彼女であるが、その本性は実の所かなり人間離れしている。
尊大な口調や王としての振る舞いは、全て民に願われた故に演じていたものであり、その実態はひどく浮世離れしたもの。
人の持つ価値観や常識などは願われなければ理解できず、加えて基本的に恥とかそう言ったものも無い。なので服が破れても結構平然としていたりする。
基本的に超越然としている精神性であり、そこは人ならざる幻想種と言ったところ。なお、恥という感情自体はあるようで、指摘すると頬を染めて身を隠す。
ちなみに肉体の性別が女性なのも人間の細かい違いに無頓着なせい。基本的に男性と名乗る方が有利なので生前は男性と(半ば無理やり)通していた。
蛇の幻想種……というより元は杖であるため性別の概念は理解できない。だが感情自体はあるので、やもすれば恋心などを抱くときもあるかもしれない。
タワンティン・スーユ特異点においては、南米以外の人間は全て根絶やしにせんという程の気迫を見せる。
だが、それは自らの召喚された状況が状況な為、"そうでもしなければ南米に安息はない"と強迫観念に至っていたが故。
そのためタワンティン・スーユ以外での召喚ならば、嫌悪感は示すもののそこまで苛烈な言動や行動は取らない。時間をかけて絆を育み『信頼できる者』と見做せば、彼女も心を許す。
特異点ではシモン・ボリバルを始めとした「南米出身者以外で南米に助力する者」すらも排除しようとしていたが、通常時ではそのようなことはせず、基本良き協力者として見る。
パチャクテク
偉大なるインカ帝国の祖にして、自らの使い手たるアヤルの子孫。
元々アマルにとってインカ帝国という存在は、小さな人間が生み出した集合体の1つでしかなかった。
だが、死に際に「守ってほしい」と願われた為に、インカ帝国という概念に対して特別な感情を抱くようになり、やがては慈しむべきものとなった。
故に、そのインカ帝国を生み出した彼に対しては一際大きな敬意と、そして感謝の念を覚えている。
マンコ・カパック
かつて、意志無き黄金の杖であった頃に自らを使い"人の住まう領域"を切り開いた始まりの王。
『古き黒/古き闇』の爪痕が尚も残る南米の大地を切り開き、そして人間の住まう大地へと開墾した偉大なる存在。
彼の使った黄金の杖が流れ、多くの人々の信仰を受け、そしてアマルという1匹の幻想種へと再臨した。
インティ
彼女の大本たる黄金の杖を生み出した太陽神。ある意味では父親とも言える存在。
アマルの持つ境界の力は、元々はインティの持つ権能の一部であり、『古き黒/古き闇』によって崩壊しきった南米を立て直すために生み出された。
そう言う意味では、父というよりは一心同体の存在とも言えるかもしれない。
フランシスコ・ピサロ
憎悪を超えて、もはや執着と言っていい程に怨嗟を向ける相手。
聖胎を用いて英霊の座から引きづり出し、その後永遠に地獄の苦痛と再生を繰り返してやろうとすら憎む、絶対的な"怨敵"。
死による開放すら生温く、その存在が英霊の座に刻まれているという事実だけで吐き気と怖気が止まらぬというほどに嫌悪する。
だが今は失われたピサロよりも、目の前の南米を支配して神霊の時代を取り戻さんと動いている。
シモン・ボリバル
南米の為に立ち上がった解放者。だが、アマルから見れば諸外国からの侵略者でしかない。
聖胎により召喚され復讐者としての精神性が跳ね上がっている状態の彼女は、彼すらも南米の敵と見做して排除しようとする。
通常の召喚の場合、最初は疑いながら接するも、やがては裏表のない善意で南米を救ったと理解し、良き協力者として接する。
偉大なるインカ帝国の祖にして、自らの使い手たるアヤルの子孫。
元々アマルにとってインカ帝国という存在は、小さな人間が生み出した集合体の1つでしかなかった。
だが、死に際に「守ってほしい」と願われた為に、インカ帝国という概念に対して特別な感情を抱くようになり、やがては慈しむべきものとなった。
故に、そのインカ帝国を生み出した彼に対しては一際大きな敬意と、そして感謝の念を覚えている。
マンコ・カパック
かつて、意志無き黄金の杖であった頃に自らを使い"人の住まう領域"を切り開いた始まりの王。
『古き黒/古き闇』の爪痕が尚も残る南米の大地を切り開き、そして人間の住まう大地へと開墾した偉大なる存在。
彼の使った黄金の杖が流れ、多くの人々の信仰を受け、そしてアマルという1匹の幻想種へと再臨した。
インティ
彼女の大本たる黄金の杖を生み出した太陽神。ある意味では父親とも言える存在。
アマルの持つ境界の力は、元々はインティの持つ権能の一部であり、『古き黒/古き闇』によって崩壊しきった南米を立て直すために生み出された。
そう言う意味では、父というよりは一心同体の存在とも言えるかもしれない。
フランシスコ・ピサロ
憎悪を超えて、もはや執着と言っていい程に怨嗟を向ける相手。
聖胎を用いて英霊の座から引きづり出し、その後永遠に地獄の苦痛と再生を繰り返してやろうとすら憎む、絶対的な"怨敵"。
死による開放すら生温く、その存在が英霊の座に刻まれているという事実だけで吐き気と怖気が止まらぬというほどに嫌悪する。
だが今は失われたピサロよりも、目の前の南米を支配して神霊の時代を取り戻さんと動いている。
シモン・ボリバル
南米の為に立ち上がった解放者。だが、アマルから見れば諸外国からの侵略者でしかない。
聖胎により召喚され復讐者としての精神性が跳ね上がっている状態の彼女は、彼すらも南米の敵と見做して排除しようとする。
通常の召喚の場合、最初は疑いながら接するも、やがては裏表のない善意で南米を救ったと理解し、良き協力者として接する。
イメージカラー:輝き
特技:ごみの分別、祈祷
好きなもの:南米の神(特に父であるインティ)、インカ帝国の同胞
嫌いなもの:キリスト教、コンキスタドール、もっと言うと南米由来以外のもの全て
天敵:パチャクテク、マンコ・カパック(同胞相手だと強く出れないので)
願い:南米以外の人類絶滅。その後人類を全て神として管理。
【一人称】吾(わたし)、素が出ると私【二人称】汝(なれ)、素が出ると君
【三人称】人間、異国徒(南米由来以外の人間に対し)、同胞(インカ帝国関係者に対し)、etc
特技:ごみの分別、祈祷
好きなもの:南米の神(特に父であるインティ)、インカ帝国の同胞
嫌いなもの:キリスト教、コンキスタドール、もっと言うと南米由来以外のもの全て
天敵:パチャクテク、マンコ・カパック(同胞相手だと強く出れないので)
願い:南米以外の人類絶滅。その後人類を全て神として管理。
【一人称】吾(わたし)、素が出ると私【二人称】汝(なれ)、素が出ると君
【三人称】人間、異国徒(南米由来以外の人間に対し)、同胞(インカ帝国関係者に対し)、etc
自己紹介:「────この吾を呼ぶか。命知らず、此処に窮まれり……と言うべきか。
呆れて物も言えぬ、とはまさにこの事。……まぁ良い。事情は理解した。我が名は、トゥパク・アマル。
インカ帝国、最後の皇帝…………と、言う事になっている。少なくとも、この場はな。
クラスは復讐者。そう、復讐の怨嗟にその身を焦がすもの。それを承知の上で、我が身を使え。
浅き同情は要らぬ。軽い憐憫は要らぬ。ただ────吾が吾であると、理解して、一挙手一投足に気を払う事だ」
戦闘開始:「そこを退け────。さもなくば、死ね」
「怖れ慄き、平伏し、その全てをインカに捧げると言うなれば、見逃してやらんでもない」
アタック:「邪魔だ」「立ち去れ」「塵めが」「弱い弱い。嗚呼、これほどとは────」
スキル:「我が身、境界を指し示すもの」
「全て、総て、須らく────我らがインカの地平の下に」
宝具:「邪魔だ────邪魔だ、邪魔だ、邪魔だァァァッッ!! ああ苛立つ。ああ腹が立つ!!
貴様らのような存在が立っているだけで虫唾が走るッ!! 我が全霊を以て、貴様らをこの世界より否定する!!
『彼方へと赫け、境界の蛇杖(トゥパク・アマル・ヤウリ)』!! もはやこの大地に、貴様らの居場所はない!!」
「飛べ────────何処までも、何処までも、世界の彼方に至るまで!
我が身、輝ける蛇。我が身、人理を開きし黄金の杖! その名を以てして、今彼方に人の歩む道を切り開かんっ!!
『彼方へと赫け、境界の蛇杖(トゥパク・アマル・ヤウリ)』!! さぁ往くがいい。ここから先は、お前たちの世界だ」
ダメージ:「くっ」「小癪」
大ダメージ:「人間風情が……人間如きがああああああ!!」
消滅:「消えるのか…? 私が……? やだ……! 嫌だ、厭だ! また私は…守れずに死ぬのか…!?」
勝利:「手始めに、生皮でも剥がすか。人とは、そうするものだろう?」
「やれやれ………。手柄を立てようにも、どれがどれだかわからなくなってしまったぞ」
好きなこと:「インカに住まう同胞たち。それ以外に……何がある? 私は────コホン、吾は彼らを守護する者。故に、彼らを好くのは当然であろう」
嫌いなこと:「────それを問うて何になる。この私が、キリスト教やスペインを嫌うと知って、どうしようというのだ?」
マイルーム:「マスター……、か。その呼び名は好かん。誰かの軍門に下るなど、嗚呼……生前を思い出す。嫌だ嫌だ。
ただ、同盟相手としてならば、汝と組むのはやぶさかではない。それで良いな? 我が、連合者よ」
放置:「ふぅ……肩が凝るな……神らしく振る舞うというのも、なかなかどうしてきついものがある。
正直に言って私神じゃないし……でもそう言う風に信仰されたから仕方ないよなぁ……。望まれたのが私の力に直結するんだもんなぁ……。
────────っ! ……見たか? そうか。見てないな。何だ、吾に何か用か?」
呆れて物も言えぬ、とはまさにこの事。……まぁ良い。事情は理解した。我が名は、トゥパク・アマル。
インカ帝国、最後の皇帝…………と、言う事になっている。少なくとも、この場はな。
クラスは復讐者。そう、復讐の怨嗟にその身を焦がすもの。それを承知の上で、我が身を使え。
浅き同情は要らぬ。軽い憐憫は要らぬ。ただ────吾が吾であると、理解して、一挙手一投足に気を払う事だ」
戦闘開始:「そこを退け────。さもなくば、死ね」
「怖れ慄き、平伏し、その全てをインカに捧げると言うなれば、見逃してやらんでもない」
アタック:「邪魔だ」「立ち去れ」「塵めが」「弱い弱い。嗚呼、これほどとは────」
スキル:「我が身、境界を指し示すもの」
「全て、総て、須らく────我らがインカの地平の下に」
宝具:「邪魔だ────邪魔だ、邪魔だ、邪魔だァァァッッ!! ああ苛立つ。ああ腹が立つ!!
貴様らのような存在が立っているだけで虫唾が走るッ!! 我が全霊を以て、貴様らをこの世界より否定する!!
『彼方へと赫け、境界の蛇杖(トゥパク・アマル・ヤウリ)』!! もはやこの大地に、貴様らの居場所はない!!」
「飛べ────────何処までも、何処までも、世界の彼方に至るまで!
我が身、輝ける蛇。我が身、人理を開きし黄金の杖! その名を以てして、今彼方に人の歩む道を切り開かんっ!!
『彼方へと赫け、境界の蛇杖(トゥパク・アマル・ヤウリ)』!! さぁ往くがいい。ここから先は、お前たちの世界だ」
ダメージ:「くっ」「小癪」
大ダメージ:「人間風情が……人間如きがああああああ!!」
消滅:「消えるのか…? 私が……? やだ……! 嫌だ、厭だ! また私は…守れずに死ぬのか…!?」
勝利:「手始めに、生皮でも剥がすか。人とは、そうするものだろう?」
「やれやれ………。手柄を立てようにも、どれがどれだかわからなくなってしまったぞ」
好きなこと:「インカに住まう同胞たち。それ以外に……何がある? 私は────コホン、吾は彼らを守護する者。故に、彼らを好くのは当然であろう」
嫌いなこと:「────それを問うて何になる。この私が、キリスト教やスペインを嫌うと知って、どうしようというのだ?」
マイルーム:「マスター……、か。その呼び名は好かん。誰かの軍門に下るなど、嗚呼……生前を思い出す。嫌だ嫌だ。
ただ、同盟相手としてならば、汝と組むのはやぶさかではない。それで良いな? 我が、連合者よ」
放置:「ふぅ……肩が凝るな……神らしく振る舞うというのも、なかなかどうしてきついものがある。
正直に言って私神じゃないし……でもそう言う風に信仰されたから仕方ないよなぁ……。望まれたのが私の力に直結するんだもんなぁ……。
────────っ! ……見たか? そうか。見てないな。何だ、吾に何か用か?」
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