kagemiya@ふたば

【元ネタ】北欧神話、『詩のエッダ』、『ソルリの話』
【CLASS】フェイカー（ロスト）
【マスター】
【真名】ヒルドル（エンドレスオーガスト）
【異名・別名・表記揺れ】ヒルド、戦い、勝利、8月32日
【性別】女
【身長・体重】168cm・55kg
【肌色】白　【髪色】青銀　【瞳色】薄い青
【スリーサイズ】78・59・79
【外見・容姿】白ワンピース水着にパーカーと水筒を身に着けた見た目だけなら可憐な少女。
【地域】北欧
【年代】10〜11世紀頃？
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・戦乙女
【ステータス】筋力：C　耐久：C　敏捷：C　魔力：A+　幸運：A　宝具：Ex

位階偽装：Ex
ステータス画面を偽装し、任意のクラスのクラス別スキルを取得する。
彼女の場合、クラススキルを失ったロストとして『何もクラススキルを持っていない』と認識される。
フェイカーの裏に隠された本当のクラスを隠すのに有利補正がかかっている。
そして、このスキルは彼女自身にも適用される…つまり、彼女は自分自身がロストのクラスであると思い込んでいる。

権能顕現（夏）：Ex(-〜A++)
本来ならば英霊の身では振るえぬ筈の神の権能を、■■■■■■のクラスとなることで行使を可能とするスキル。
このスキルのランクは、行使できる権能の強力さ、損害規模などを表す。
彼女の場合、神性はあれど元々は一介の王女であった事から通常は無いも同然のスキル。
しかし、季節が夏である、場所が海辺である…などの状況が重なる事で、加速的にランクが上昇し、強力さや規模を拡大させる危険性を秘めている。
真夏の炎天下での権能の強大さは、推して知るべし。

疑似願望器：B-
神格である存在のみが持つ、願望実現器としての力。
そして、本来ならば水着サーヴァントとなった程度では得る筈もないスキル。
…そう、通常は。

対魔力（夏）：A+
Aランク以下の日焼けや脱水症状、夏の熱気やら瘴気を完全に無効化する。
夏の日差しを意に介せず、熱中症の恐れもなく彷徨う彼女を見つけるのは中々に高難易度である。

単独徘徊：A
季節が夏である状況でのみ、魔力供給一切無しで浜辺を徘徊出来る単独行動の亜種スキル。
このスキルにより、彼女の行動範囲と活動時間は大幅に上昇し、捕捉を困難としている。

脳をダメにするガルドル：A++
北欧に伝わるルーン呪歌、ガルドルの夏仕様…サマーガルドルの真の姿。
その声に含まれる1/fゆらぎは、ある種のヒーリングと催眠効果をもたらし、トロトロに蕩けた脳へと更にルーンが染み込み思考回路を溶かし尽くす。
耳元での囁きだけで相手を乾燥絶頂させる様は、まさしく脳をダメにするガルドル。
解除音声を聞かずに車などの運転をしないでください。

ビーチアコナイト：A
海辺でどれだけ衆目を集められるか。ビーチにおいて周囲へ振りまく魅力…とは似て非なるスキル。
彼女の容姿は確かに人目を引く程に美しいが、その独特の言動と気配は逆に近寄り難く、周囲から人を遠ざける究極のナンパ避け。
このスキルには人払いだけでなく、探知妨害の効果も秘められている為、位階偽装と相まって特異点の原因特定を困難としている。

精神異端：B+
常人とは違う精神構造の持ち主。産まれもっての精神汚染と精神異常の合わせ技。ナチュラルボーンクレイジーサイコサイコ。このスキルは外す事が出来ない。
永遠に終わらない夏休みを、ふわふわした気持ちでやらかす様はまごう事なきキチキューレ。

『８月３２日おわらないなつやすみ』
ランク：Ex　種別：擬似特異点　レンジ：？？？　最大捕捉：？？？
夏の終わりに多くの少年少女達が願う事…「夏休みが終わらなければいいのに」
その願望を実現させる、ただそれだけの宝具。
この宝具が発動し続ける限り八月は永遠に続き、３１日の次は３２日、３２日の次は３３日、その次は３４、３５、３６と、九月…秋が訪れる事はない。
空には太陽が暑く輝き続け、蝉の声は地に響き、砂浜には人々が集い、そして、誰もそれを疑問に思う事はない。
人々は訪れない秋を忘れ、続く夏を楽しみ続ける。終わらない夏を望む願いがある限り、ずっと、ずっと、ずっと。
その果てに、その夏の熱に、例え人理が夏バテしてしまおうとも。

故に、これは大魔術でもなく、固有結界でもない。
これは擬似特異点…『常夏永劫楽園 エンドレスオーガスト』である。

『サー■スの水筒』
誰かが落とした水筒に、数多の「夏休みが終わってほしくない」と言う願いと、彼女の本来の宝具…百年以上続いた無限ループが組み合わさった聖杯モドキ。
夏の瘴気と青少年の願望と異端の精神構造がなんやかんやで組み合わさって産まれた、上記特異点を維持する基点…即ち、終わらない夏休みの元凶。
彼女の単独徘徊スキルの源でもある為、早急に手放させて回収すべきオブジェクト。

砂浜で彼女が拾ったのは、誰かが忘れたであろうサーモ■の水筒だった。
浜辺の片隅で、不思議そうに空っぽの水筒を眺め、頬に当て、耳を当てていた時、ふと感じたのは、水筒に残留した誰もが一度は抱いた在り来たりな願い。

「夏休みが終わらなければいいのに」

何故、そんな事を思うのだろう？
在り来たりな願いに対して純粋に疑問を抱いたヒルドルは、暫し首を傾げた後に、ふと思いつく。

「じゃあ、夏休みを…八月を終わらなくしてみよう」

何かを永遠に続けさせる事は誰よりも得意だった彼女は、水筒に「夏休みが終わらないで欲しい」と言う願いを集め、自分の宝具の原理を混ぜ込み、そして…

「マルコ！なんか聖杯っぽいものを作ってくれ！」
「ムチャ言うなよ！」

「出来ました」

なんかこう、なんやかんやがなんやかんやしてスパークした結果、特異点っぽいものを生み出す聖杯のようななんかがおぎゃぁと生まれ落ちてしまった。
そして、終わらない八月が始まる。

ついうっかり、わたあめの如くふわふわした理由で特異点っぽいものを生み出すナチュラルボーンクレイジー特異点メーカーサイコサイコ。
ふわふわした理由が原因なので、特に崇高な理由やら目的は一切無し。状況を作り出した自分が原因だと言う自覚もあんまりない。お前がやったんだろうが！？
理由がふわふわな分、彼女を見つけ出してちゃんと説明し、注意してあげれば（怒られた理由が解らない柴犬の目をしつつも）納得して事態を収めてくれる。
ただし、あちこち徘徊してまわる習性に加えて、彼女が原因である事や居場所を特定する事を妨害するスキルを幾つも所持している為、見つけ出すまでが一苦労。


イメージカラー：深海の如き暗青
特技：徘徊
好きなもの：涼しい場所
嫌いなもの：…？（小首を逆方向に傾げる）
天敵：（不思議そうな目で見つめ返す）
願い：…夏が終わってほしくないのは、みなさんの願いなのでは？

【一人称】私　【二人称】あなた、〜さん、〜様（目上）　【三人称】彼、彼女、あの方

もっとはっちゃけていいと言うレスをどこかで見た気がしたのでタガを外してみました。
気持ち、夏イベ二部的ななんか。