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nevadakagemiya 2022年03月23日(水) 23:36:55履歴
「弱き者よ。お前に、この剣を抜く覚悟はあるか」
「至る結末が、救い難きものであるとしても」
「此処で止まることはできないと、運命に身を投じる覚悟はあるか」
【元ネタ】北欧神話『詩語法』『ソルリの話』
【CLASS】セイバー
【マスター】冨楽唯
【真名】ホグニ・ハールヴダナルソン(HögniHálfdanarson )
【異名・別名・表記揺れ】ヘグニ、ホァグニ、ホグニ・ハールヴダナルドゥティル(HögniHálfdanardóttir )
【性別】女性
【身長・体重】164cm・51kg
【肌色】薄 【髪色】黒っぽい赤 【瞳色】赤金
【スリーサイズ】88/54/85
【外見・容姿】黒いバトルドレスと紅い鎧を纏った剣士。
【地域】北欧
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・王・愛する者
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:EX*1 宝具:A
![](https://image02.seesaawiki.jp/k/a/kagemiya/YVAjNgRzuP-s.png)
![](https://image02.seesaawiki.jp/k/a/kagemiya/OmwBVEQD_g-s.png)
作成:Picrew「조각조각땃따따」
【CLASS】セイバー
【マスター】冨楽唯
【真名】ホグニ・ハールヴダナルソン(Högni
【異名・別名・表記揺れ】ヘグニ、ホァグニ、ホグニ・ハールヴダナルドゥティル(Högni
【性別】女性
【身長・体重】164cm・51kg
【肌色】薄 【髪色】黒っぽい赤 【瞳色】赤金
【スリーサイズ】88/54/85
【外見・容姿】黒いバトルドレスと紅い鎧を纏った剣士。
【地域】北欧
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・王・愛する者
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:EX*1 宝具:A
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作成:Picrew「조각조각땃따따」
命運を奪われている。どう戦い、どう死ぬかを定められた女神の奴隷。
大神オーディンと女神フレイヤの取引により、友ヘジンと永きに渡る戦いを繰り広げることを定められた逸話に由来するスキル。
『ソルリの話』では勇敢なキリスト教徒が現れるまで、『詩語法』ではラグナロクの日まで、ホグニとヘジンは蘇って戦い続けるとされる。
戦闘時に不死性を獲得する。ダメージを受けても怯まなくなり、致命傷を負っても戦闘続行を可能にする。
また戦闘中セイバーに幸運判定が発生した場合、判定を行わずフレイヤが判定結果をクリティカルまたはファンブルに変更する。
このスキルの副次効果として、セイバーは判定結果を選択するフレイヤの分霊的存在と意思疎通を行える。
フレイヤと会話できるのはセイバーのみであり、フレイヤが許すのならば、彼女から魔術や知恵を授かることができる。
大神オーディンと女神フレイヤの取引により、友ヘジンと永きに渡る戦いを繰り広げることを定められた逸話に由来するスキル。
『ソルリの話』では勇敢なキリスト教徒が現れるまで、『詩語法』ではラグナロクの日まで、ホグニとヘジンは蘇って戦い続けるとされる。
戦闘時に不死性を獲得する。ダメージを受けても怯まなくなり、致命傷を負っても戦闘続行を可能にする。
また戦闘中セイバーに幸運判定が発生した場合、判定を行わずフレイヤが判定結果をクリティカルまたはファンブルに変更する。
このスキルの副次効果として、セイバーは判定結果を選択するフレイヤの分霊的存在と意思疎通を行える。
フレイヤと会話できるのはセイバーのみであり、フレイヤが許すのならば、彼女から魔術や知恵を授かることができる。
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
女神の呪縛から派生したスキル。マスターを失っても1週間は強制的に現界を維持される。
セイバーが生存を望む場合、最長で2週間まで現界することができる。
女神の呪縛から派生したスキル。マスターを失っても1週間は強制的に現界を維持される。
セイバーが生存を望む場合、最長で2週間まで現界することができる。
軍団の指揮能力、団体戦闘において自軍の能力を向上させる稀有な才能。
A+ランクは魔力や呪いの類と評されるが、セイバーのそれは正真正銘の呪いと化している。
神々も認めた王の資質。20人の王を従えて永劫の戦いを繰り広げることを定められたセイバーのカリスマは、戦士を死地へと駆り立てる。
A+ランクは魔力や呪いの類と評されるが、セイバーのそれは正真正銘の呪いと化している。
神々も認めた王の資質。20人の王を従えて永劫の戦いを繰り広げることを定められたセイバーのカリスマは、戦士を死地へと駆り立てる。
北欧の魔術刻印であるルーンを有している。
伝承においてセイバーがルーン魔術を行使した記述はない。このスキルはサーヴァントとなった後に獲得したもの。
オーディンは神々にルーンを教えたと言われる。フレイヤもその内の一人であり、セイバーは彼女の分霊的存在からこれを教わった。
伝承においてセイバーがルーン魔術を行使した記述はない。このスキルはサーヴァントとなった後に獲得したもの。
オーディンは神々にルーンを教えたと言われる。フレイヤもその内の一人であり、セイバーは彼女の分霊的存在からこれを教わった。
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
『詩語法』においてセイバーが有する、強力な“報復”の呪いを持つ魔剣。
伝承に曰く、決して攻撃を過たず、相手に癒えぬ傷を残すが、一度抜き放たれれば誰かの命を奪うまで決して鞘に納めることができない。
ケルト神話の英雄クー・フーリンが持つ『刺し穿つ死棘の槍 』の因果逆転の呪いとは似て非なる、因果固定の呪いを有する。
あちらが「心臓に命中した」結果を作ってから攻撃を放つのに対し、こちらは鞘から抜くことで「相手はこの剣で死ぬ」未来を定める。
この呪いにより、抜剣した状態で振るわれる全ての攻撃が必殺となる。具体的には命中判定が自動成功になり、命中時に即死判定が発生する。
即死効果に抵抗するには因果を掻い潜れる程の高い幸運が必要となり、抵抗に成功しても回復阻害の呪いによって与えた傷は治癒不可となる。
一方で、魔剣や聖剣は栄光と破滅を両立させるが、ダーインスレイヴは持ち主に破滅のみを与えるという。
この魔剣は所有者であるセイバーの命も狙っており、剣を抜くと自らもまた死の呪いに蝕まれ、相手を殺すまで絶えず命が削れる苦痛に苛まれる。
ただし、セイバーは生前に魔剣を抜いて呪いを受けた経験から苦痛への耐性を得ているため、この効果でセイバーが不利になることはない。
相手を殺さなければ鞘に納められないが、ここでの「殺す」とは殺害や霊核の破壊といった物理的・直接的なものとは限らない。
例えば、相手サーヴァントとマスターの契約を断ち切るといった、ある種の死を意味する行為でも鞘に納められる場合がある。
ただしそういった比喩的・間接的な死の場合は幸運判定に成功する必要があり、つまるところ、フレイヤがそれを許すかどうかに懸かっている。
『詩語法』においてセイバーが有する、強力な“報復”の呪いを持つ魔剣。
伝承に曰く、決して攻撃を過たず、相手に癒えぬ傷を残すが、一度抜き放たれれば誰かの命を奪うまで決して鞘に納めることができない。
ケルト神話の英雄クー・フーリンが持つ『
あちらが「心臓に命中した」結果を作ってから攻撃を放つのに対し、こちらは鞘から抜くことで「相手はこの剣で死ぬ」未来を定める。
この呪いにより、抜剣した状態で振るわれる全ての攻撃が必殺となる。具体的には命中判定が自動成功になり、命中時に即死判定が発生する。
即死効果に抵抗するには因果を掻い潜れる程の高い幸運が必要となり、抵抗に成功しても回復阻害の呪いによって与えた傷は治癒不可となる。
一方で、魔剣や聖剣は栄光と破滅を両立させるが、ダーインスレイヴは持ち主に破滅のみを与えるという。
この魔剣は所有者であるセイバーの命も狙っており、剣を抜くと自らもまた死の呪いに蝕まれ、相手を殺すまで絶えず命が削れる苦痛に苛まれる。
ただし、セイバーは生前に魔剣を抜いて呪いを受けた経験から苦痛への耐性を得ているため、この効果でセイバーが不利になることはない。
相手を殺さなければ鞘に納められないが、ここでの「殺す」とは殺害や霊核の破壊といった物理的・直接的なものとは限らない。
例えば、相手サーヴァントとマスターの契約を断ち切るといった、ある種の死を意味する行為でも鞘に納められる場合がある。
ただしそういった比喩的・間接的な死の場合は幸運判定に成功する必要があり、つまるところ、フレイヤがそれを許すかどうかに懸かっている。
デンマーク王、ハールヴダンの息子ホグニ 。
サガでは男性として語られるが、このホグニは女性であった。そのためハールヴダンの娘ホグニ が正しい真名となる。
その伝承は媒体によって細部が異なるが、ここでは『ソルリの話』を基本に『詩語法』などの内容を混ぜたものをセイバーの来歴とする。
女神フレイヤは大神オーディンの愛人であり、オーディンは彼女を愛していた。
しかしある時、フレイヤは4人のドヴェルグ が美しい黄金の首飾りを作っているところを見る。
首飾りを欲しがったフレイヤは、4人のドヴェルグに金や銀と宝物と首飾りを交換することを要求した。
ドヴェルグらはフレイヤに魅了されていて、宝物を求めず、代わりそれぞれと一夜を共にすることを要求した。
フレイヤはそれを受け入れ、彼らと4夜を過ごした後に首飾りを貰い、帰っていった。
しかし、そのことが神ロキを通してオーディンに知られてしまう。
オーディンはロキに、フレイヤが寝ている間に首飾りを取ってこさせる。
目覚めて首飾りが無いことに気づいたフレイヤは、オーディンに首飾りを返してほしいと懇願する。
オーディンは条件として、「20人の王を従える王2人に魔法をかけ、死しても再び蘇るようにし、ラグナロクまで戦い続けさせる」ことを課した。
フレイヤはそれを果たすことを約束し、オーディンから黄金の首飾りを取り戻した。
デンマーク王ハールヴダンの息子であったホグニは、優れた勇士であった。
父が死したことで王位を継いだホグニは、父を殺した強きソルリ への報復や、彼との兄弟の誓い、彼の死を経て、多くの地で勝利を築いた。
やがて20人の王を従える王となり、フィンランドからパリにまでその名は広まることとなった。
時を同じくして、セルクランドに20人の王を従えるヒャルランディの息子ヘジン という王がいた。
ある日、ヘジンはゴンドゥルと名乗る美しい女性に出逢う。
ゴンドゥルからホグニの話を聞いたヘジンは、どちらがより優れた者であるかを決めるため、デンマークへ夏と冬をかけて航海する。
春にデンマークへと辿り着いたヘジンたちをホグニは歓迎し、ヘジンから訪れた理由を聞くと、ホグニは勝負を受け入れた。
多くの武器、多くのスポーツで2人は競い合ったが、その全てで彼らは互角であった。
ホグニとヘジンは兄弟の誓いを交わし、全てを平等に共有することにした。
また、ホグニは結婚していたがヘジンは未婚だったため、ホグニは自分の唯一の娘、美しく聡明なヒルドルをヘジンと婚約させた。
その後、ホグニが遠征で国を離れた際、ヘジンは時間を潰すために向かった森で、再びゴンドゥルと出逢った。
ヘジンはゴンドゥルが以前よりも美しくなったと感じ、彼女に魅了された。
ゴンドゥルの差し出したさかずきを飲むと、ヘジンは夢見心地のような状態になった。
ホグニのことを尋ねられ、ヘジンは自分とホグニが対等であると答えると、ゴンドゥルは、ヘジンが未婚であるため、2人は対等ではないと答えた。
ヘジンは、ホグニは娘と私を結婚させるだろう、と返したが、ゴンドゥルは、それではヘジンの名誉は損なわれると言った。
そしてゴンドゥルは「ホグニの妻を船の船主で殺し、ヒルドルを攫えばいい」とヘジンに囁いた。
ゴンドゥルの魔法のさかずきで正常な思考力を失っていたヘジンはその囁きを聞き入れ、その通りにしてしまった。
2人が殺し合う夢を見ていたヒルドルはヘジンを止めようとするが、ヘジンはそれをすることでどうなるかを全く考えつかなかった。
ヒルドルを攫ったヘジンは森に戻ると、そこでゴンドゥルに三度出逢い、彼女からさかずきを与えられた。
再び夢見心地となったヘジンは、ゴンドゥルが、オーディンの望みのままに、ホグニとヘジン、2人の配下に魔法がかけられた、と言うのを聞いた。
美しいゴンドゥルの正体はフレイヤであった。
目を覚ましたヘジンは、自分がやった行いを正しく理解し、ヒルドルを連れて遠くへと出航した。
国に戻ってきたホグニは、ヘジンの行いを知ると彼を追うように出航し、ハーという島で彼を見つけた。
まずヘジンの代わりにヒルドルがホグニを出迎え、黄金の首飾りを渡して和睦をお願いした。
しかし続けて、ヘジンは戦の準備をしていると語り、それを聞いたホグニは、ヘジンの慈悲は期待できない、と言った。
ヒルドルはヘジンの下へ戻ると、ホグニは和解を望んでいないと語り、ヘジンに戦の準備をさせた。
島で両軍が決戦の準備を整えた際、ヘジンはホグニに、ヒルドルや船や、多くの人や金を捧げて遥か遠くへ去り、二度と帰らないと和解を望んだ。
ホグニは、ヒルドルが欲しければ結婚させた、攫うだけならば喧嘩で済んだ、だが妻を殺した償いをしなければならないと返した。
そして「今更和解を望んでも遅い、自分はダーインスレイヴを抜いた。この剣は一度抜かれれば誰かの命を奪うまで決して納まらない」と言った。
戦う以外に道は無いと悟ったヘジンは、覚悟を決め、そして2人とその部下たちによる、ヒャズニングの戦いは始まった。
ヒルドルは島を離れず、日没に戦いが収まっては魔法で戦死者を蘇らせた。2人とその軍勢は夜明けと共に立ち上がり、143年もの間戦い続けた。
オーディンとフレイヤの契約は成立し、戦いは永遠に続くかと思われた。
だが、イーヴァルという勇敢なキリスト教徒が島を訪れたことで戦いは終わることになる。
イーヴァルと邂逅したヘジンは、あなたの手で殺されれば二度と蘇ることはないと語り、イーヴァルはそのようにした。
ホグニを殺し、最後の1人となったヘジンも殺した後、イーヴァルは戦いの元凶となったヒルドルを探すも、ヒルドルは姿を消していた。
そして翌朝には、イーヴァルの剣についた血だけを残して、あの戦いの痕跡すらも全て消えていたという。
サガでは男性として語られるが、このホグニは女性であった。そのため
その伝承は媒体によって細部が異なるが、ここでは『ソルリの話』を基本に『詩語法』などの内容を混ぜたものをセイバーの来歴とする。
女神フレイヤは大神オーディンの愛人であり、オーディンは彼女を愛していた。
しかしある時、フレイヤは4人の
首飾りを欲しがったフレイヤは、4人のドヴェルグに金や銀と宝物と首飾りを交換することを要求した。
ドヴェルグらはフレイヤに魅了されていて、宝物を求めず、代わりそれぞれと一夜を共にすることを要求した。
フレイヤはそれを受け入れ、彼らと4夜を過ごした後に首飾りを貰い、帰っていった。
しかし、そのことが神ロキを通してオーディンに知られてしまう。
オーディンはロキに、フレイヤが寝ている間に首飾りを取ってこさせる。
目覚めて首飾りが無いことに気づいたフレイヤは、オーディンに首飾りを返してほしいと懇願する。
オーディンは条件として、「20人の王を従える王2人に魔法をかけ、死しても再び蘇るようにし、ラグナロクまで戦い続けさせる」ことを課した。
フレイヤはそれを果たすことを約束し、オーディンから黄金の首飾りを取り戻した。
デンマーク王ハールヴダンの息子であったホグニは、優れた勇士であった。
父が死したことで王位を継いだホグニは、父を殺した
やがて20人の王を従える王となり、フィンランドからパリにまでその名は広まることとなった。
時を同じくして、セルクランドに20人の王を従える
ある日、ヘジンはゴンドゥルと名乗る美しい女性に出逢う。
ゴンドゥルからホグニの話を聞いたヘジンは、どちらがより優れた者であるかを決めるため、デンマークへ夏と冬をかけて航海する。
春にデンマークへと辿り着いたヘジンたちをホグニは歓迎し、ヘジンから訪れた理由を聞くと、ホグニは勝負を受け入れた。
多くの武器、多くのスポーツで2人は競い合ったが、その全てで彼らは互角であった。
ホグニとヘジンは兄弟の誓いを交わし、全てを平等に共有することにした。
また、ホグニは結婚していたがヘジンは未婚だったため、ホグニは自分の唯一の娘、美しく聡明なヒルドルをヘジンと婚約させた。
その後、ホグニが遠征で国を離れた際、ヘジンは時間を潰すために向かった森で、再びゴンドゥルと出逢った。
ヘジンはゴンドゥルが以前よりも美しくなったと感じ、彼女に魅了された。
ゴンドゥルの差し出したさかずきを飲むと、ヘジンは夢見心地のような状態になった。
ホグニのことを尋ねられ、ヘジンは自分とホグニが対等であると答えると、ゴンドゥルは、ヘジンが未婚であるため、2人は対等ではないと答えた。
ヘジンは、ホグニは娘と私を結婚させるだろう、と返したが、ゴンドゥルは、それではヘジンの名誉は損なわれると言った。
そしてゴンドゥルは「ホグニの妻を船の船主で殺し、ヒルドルを攫えばいい」とヘジンに囁いた。
ゴンドゥルの魔法のさかずきで正常な思考力を失っていたヘジンはその囁きを聞き入れ、その通りにしてしまった。
2人が殺し合う夢を見ていたヒルドルはヘジンを止めようとするが、ヘジンはそれをすることでどうなるかを全く考えつかなかった。
ヒルドルを攫ったヘジンは森に戻ると、そこでゴンドゥルに三度出逢い、彼女からさかずきを与えられた。
再び夢見心地となったヘジンは、ゴンドゥルが、オーディンの望みのままに、ホグニとヘジン、2人の配下に魔法がかけられた、と言うのを聞いた。
美しいゴンドゥルの正体はフレイヤであった。
目を覚ましたヘジンは、自分がやった行いを正しく理解し、ヒルドルを連れて遠くへと出航した。
国に戻ってきたホグニは、ヘジンの行いを知ると彼を追うように出航し、ハーという島で彼を見つけた。
まずヘジンの代わりにヒルドルがホグニを出迎え、黄金の首飾りを渡して和睦をお願いした。
しかし続けて、ヘジンは戦の準備をしていると語り、それを聞いたホグニは、ヘジンの慈悲は期待できない、と言った。
ヒルドルはヘジンの下へ戻ると、ホグニは和解を望んでいないと語り、ヘジンに戦の準備をさせた。
島で両軍が決戦の準備を整えた際、ヘジンはホグニに、ヒルドルや船や、多くの人や金を捧げて遥か遠くへ去り、二度と帰らないと和解を望んだ。
ホグニは、ヒルドルが欲しければ結婚させた、攫うだけならば喧嘩で済んだ、だが妻を殺した償いをしなければならないと返した。
そして「今更和解を望んでも遅い、自分はダーインスレイヴを抜いた。この剣は一度抜かれれば誰かの命を奪うまで決して納まらない」と言った。
戦う以外に道は無いと悟ったヘジンは、覚悟を決め、そして2人とその部下たちによる、ヒャズニングの戦いは始まった。
ヒルドルは島を離れず、日没に戦いが収まっては魔法で戦死者を蘇らせた。2人とその軍勢は夜明けと共に立ち上がり、143年もの間戦い続けた。
オーディンとフレイヤの契約は成立し、戦いは永遠に続くかと思われた。
だが、イーヴァルという勇敢なキリスト教徒が島を訪れたことで戦いは終わることになる。
イーヴァルと邂逅したヘジンは、あなたの手で殺されれば二度と蘇ることはないと語り、イーヴァルはそのようにした。
ホグニを殺し、最後の1人となったヘジンも殺した後、イーヴァルは戦いの元凶となったヒルドルを探すも、ヒルドルは姿を消していた。
そして翌朝には、イーヴァルの剣についた血だけを残して、あの戦いの痕跡すらも全て消えていたという。
死者のように白い肌、曇りのない赤金の瞳。黒みがかった赤髪は臀部にまで達する。
黒を基調としたバトルドレスに流線形の深紅の鎧を纏い、腰には禍々しい剣を携える。
猛禽類を思わせる鋭い目つきと口数の少なさ、鞘に納められながらも感じられる剣の邪気、抜き身の刀のような雰囲気から冷徹な人物と思われやすい。
しかし、そんな刺々しい印象に反して非常に礼儀正しく、語調こそ鋭いが発言の大半が相手を思ってのものと、その振る舞いは貴人のそれ。
泰然として冷静沈着、思慮深く人の機微に聡い。侮辱や挑発に心を乱すことなく、逆に相手の真意や心の脆さを見抜く慧眼の持ち主。
秩序・善のアライメントは伊達ではなく、王として人々を思いやる心を有しながら、それを付け込まれる隙としない強さを持った人物。
しかし、善良な人間かと問われればそれはまた別。何故なら彼女もまた北欧の世界に生きた勇士であるからだ。
戦場に立ったセイバーは、容赦ない戦士としての顔を見せる。その猛々しい表情と勇猛な戦いぶりは、彼女が女性であることを忘れさせる。
勇ましく戦い戦場で死ぬことを誉れとし、戦死することを恐れない。例え四肢を失おうとも、命を失うまでは敵を打ち倒すために戦い続ける。
弱者への情から手加減することはあっても、相手を侮って手を抜くことは決してない。また軍を率いる王として、必要ならば策を弄する智略も有する。
時には非道と思われる手段をも厭わないが、これは相手の実力を認め、できる限りを尽くすことが戦士としての最大の畏敬であると考えているから。
それ故に、相手の誇りを貶めるためだけの卑劣な行いをすることはない。例え令呪で命じられたとしても。
一方で、相手が卑怯な手段を使うことを責めはしない。それもまた戦場の残酷さであると受け入れ、その上で自分の信じる戦士としての在り方を貫く。
戦場に善悪を持ち込まず、相手の在り方をありのままに受け止め、相手が友であっても戦うことを厭わない。
北欧神話の勇士としては理想的ではあるが、現代では受け入れ難い価値観の持ち主であることは否めず、故に善良とは言い難い。
だがセイバー自身も戦士としての名誉と現代における美徳のズレを自覚しているので、マスターをその生き方に無理やり付き合わせることはない。
生前は王であったが、サーヴァントとなった今の自分は「マスターに勝利をもたらすための道具」であると定義しており、上に立とうとはしない。
分かりやすく遜ることはせず、マスターに対し戦略へ助言したり短慮を戒めるなど、対等のように接しているように見える。
イメージカラー:黒紅色
特技:持久戦、特攻、船の扱い
好きなもの:友情、互いに死力を尽くしての戦い
嫌いなもの:不義、相手を貶めるためだけの非道、自分自身
天敵:ヘジン、ヒルドル
願い:ヘジンとの和解
【一人称】私 【二人称】お前、貴方、命運 (絆を深めたマスターに対して) 【三人称】彼、彼女、○○殿
黒を基調としたバトルドレスに流線形の深紅の鎧を纏い、腰には禍々しい剣を携える。
猛禽類を思わせる鋭い目つきと口数の少なさ、鞘に納められながらも感じられる剣の邪気、抜き身の刀のような雰囲気から冷徹な人物と思われやすい。
しかし、そんな刺々しい印象に反して非常に礼儀正しく、語調こそ鋭いが発言の大半が相手を思ってのものと、その振る舞いは貴人のそれ。
泰然として冷静沈着、思慮深く人の機微に聡い。侮辱や挑発に心を乱すことなく、逆に相手の真意や心の脆さを見抜く慧眼の持ち主。
秩序・善のアライメントは伊達ではなく、王として人々を思いやる心を有しながら、それを付け込まれる隙としない強さを持った人物。
しかし、善良な人間かと問われればそれはまた別。何故なら彼女もまた北欧の世界に生きた勇士であるからだ。
戦場に立ったセイバーは、容赦ない戦士としての顔を見せる。その猛々しい表情と勇猛な戦いぶりは、彼女が女性であることを忘れさせる。
勇ましく戦い戦場で死ぬことを誉れとし、戦死することを恐れない。例え四肢を失おうとも、命を失うまでは敵を打ち倒すために戦い続ける。
弱者への情から手加減することはあっても、相手を侮って手を抜くことは決してない。また軍を率いる王として、必要ならば策を弄する智略も有する。
時には非道と思われる手段をも厭わないが、これは相手の実力を認め、できる限りを尽くすことが戦士としての最大の畏敬であると考えているから。
それ故に、相手の誇りを貶めるためだけの卑劣な行いをすることはない。例え令呪で命じられたとしても。
一方で、相手が卑怯な手段を使うことを責めはしない。それもまた戦場の残酷さであると受け入れ、その上で自分の信じる戦士としての在り方を貫く。
戦場に善悪を持ち込まず、相手の在り方をありのままに受け止め、相手が友であっても戦うことを厭わない。
北欧神話の勇士としては理想的ではあるが、現代では受け入れ難い価値観の持ち主であることは否めず、故に善良とは言い難い。
だがセイバー自身も戦士としての名誉と現代における美徳のズレを自覚しているので、マスターをその生き方に無理やり付き合わせることはない。
生前は王であったが、サーヴァントとなった今の自分は「マスターに勝利をもたらすための道具」であると定義しており、上に立とうとはしない。
分かりやすく遜ることはせず、マスターに対し戦略へ助言したり短慮を戒めるなど、対等のように接しているように見える。
イメージカラー:黒紅色
特技:持久戦、特攻、船の扱い
好きなもの:友情、互いに死力を尽くしての戦い
嫌いなもの:不義、相手を貶めるためだけの非道、自分自身
天敵:ヘジン、ヒルドル
願い:ヘジンとの和解
【一人称】私 【二人称】お前、貴方、
イメージCV:川澄綾子*3
「サーヴァント、セイバー。ハールヴダンの息子、真名をホグニと言う。
生前は王であったが、今はお前の剣だ。存分に振るうがいい。
だがその前に、一つ問わねばならないことがある。───弱き者よ。お前に、この剣を抜く覚悟はあるか」
「この私を、“死”で脅そうとはな。ならば一つ、手本を見せてやろう。───魔剣抜刀」
「頭を割って安堵したか。心臓を貫いて、殺せたと思ったか。
愚か者。この程度で死ねるのならば、“我ら”は英霊になどなっていない」
「魔剣、装填。我が命運 、その一端を見せてやろう。今一時、我は命を刈り入れる者とならん───『運命の落涙 』!」
「かつて私は、ヘジンが友の誓いを破ったとして、この魔剣を抜いた。だが違った。真に絆を断ち切ったのは……私、だったのだ」
「サーヴァント、セイバー。ハールヴダンの息子、真名をホグニと言う。
生前は王であったが、今はお前の剣だ。存分に振るうがいい。
だがその前に、一つ問わねばならないことがある。───弱き者よ。お前に、この剣を抜く覚悟はあるか」
「この私を、“死”で脅そうとはな。ならば一つ、手本を見せてやろう。───魔剣抜刀」
「頭を割って安堵したか。心臓を貫いて、殺せたと思ったか。
愚か者。この程度で死ねるのならば、“我ら”は英霊になどなっていない」
「魔剣、装填。我が
「かつて私は、ヘジンが友の誓いを破ったとして、この魔剣を抜いた。だが違った。真に絆を断ち切ったのは……私、だったのだ」
冨楽唯が召喚したサーヴァント。この聖杯戦争における正規のセイバー。
電脳世界という特異な環境での召喚にすぐに適応し、召喚当日からマスターである唯と方針を相談し、行動を開始する。
高ランクの単独行動スキルを持つため、単騎で行動することも多い。
襲撃の可能性がある夜間は唯と行動を共にするが、日中は特に用事が無ければ地形把握も兼ねて一人で《TSUCHIKA》を散策している。
日中は深紅色のシャツに薄手の黒いジャケット、黒のスキニーパンツといったカジュアルな服装をしている。
生前男として振る舞っていたため、炎天下でも肌の露出が少ない恰好を好み、袖を捲ることはあっても人前では滅多に上着を脱がない。
この聖杯戦争における総合的な戦闘力では一、二を争うサーヴァントであり、戦闘では無類の強さを誇る。
セイバーは戦士であると同時に優れた戦士でもあり、技量で後れを取ることは決してない。
その優秀さ故に高燃費という欠点はあったが、それも魔力量に優れる唯がマスターとなったことで解決している。
戦闘では単独行動と女神の呪縛による持久力、唯の未来視を活かしたカウンター戦法を基本とする。
高耐久と回避力を発揮し、防衛に特化したサーヴァントを装い、痺れを切らした相手が大技を振るうタイミングで攻撃に転じる。
大技を女神の呪縛のスーパーアーマーと宝具の残機で強引に突破し、報復の魔剣による正真正銘の必殺の一撃を叩き込む。
相手が火力による突破ではなく罠などの小細工を選んだ場合は、唯の未来視とルーン魔術を駆使して冷静に対処する。
カウンター戦法が警戒されれば、持ち前の不死性を活かし防御を捨てた特攻で速攻を仕掛ける。
セイバーと唯の組み合わせは、およそ殆どの状況で優位に立つことができる、非常に優れた陣営である。
例え電子の世界でも彼から血と怨みの気配がしないことは分かる。家の再興という願いを語る彼の言葉からは誰かに報いようとする思いが感じられた。
そしてアーチャーとの初戦で唯の心から僅かばかりの恐怖を感じ取り、そして戦いを終えてログアウトする間際に苦悩の表情を垣間見たことで、冨楽唯という人間の善性と彼が本質的に戦士に向いていないことを確信する。
戦士としての才能が全く無いわけではない。だがその実戦経験の無さは戦場では致命的であり、また唯のような平穏な日々に生きるべき心優しき人が戦場で命を散らすことはホグニとしては本意ではなく、戦略的にも心情的にも戦地に赴くことをやめさせるべきと思いはした。
だがホグニはそれを指摘しなかった。
彼がその自らの欠点を自覚していない筈がない。それでも彼は戦うことを決心した。
そして、戦場で恐怖を抱きながらもそれを押し殺し、苦悩しながらも歯を食いしばり戦う姿に、勝利し願いを叶えることへの強い意志を感じた。
ならば自分はサーヴァントとしてその覚悟に応えなければならない。
故にホグニもまた非常に徹し、唯を守るべき命ではなく共に戦う戦士として扱うことにした。
中盤までホグニは唯と一線を引いて接し続ける。
戦士として見なすと決めた以上、唯には戦場で問題なく戦えるようになってもらう必要があり、そのために彼に心身を鍛えさせる。
しかし身体はトレーニングで鍛えられるが心構えはそう簡単にできるものではなく、しかし得るための経験と時間はあまりにも足りていない。
なのでひとまずは強くするのではなく弱くならない、唯が自分に情を持って冷静な判断が下せなくならないようにある種突き放した関係を築こうとする。
電脳世界という特異な環境での召喚にすぐに適応し、召喚当日からマスターである唯と方針を相談し、行動を開始する。
高ランクの単独行動スキルを持つため、単騎で行動することも多い。
襲撃の可能性がある夜間は唯と行動を共にするが、日中は特に用事が無ければ地形把握も兼ねて一人で《TSUCHIKA》を散策している。
日中は深紅色のシャツに薄手の黒いジャケット、黒のスキニーパンツといったカジュアルな服装をしている。
生前男として振る舞っていたため、炎天下でも肌の露出が少ない恰好を好み、袖を捲ることはあっても人前では滅多に上着を脱がない。
この聖杯戦争における総合的な戦闘力では一、二を争うサーヴァントであり、戦闘では無類の強さを誇る。
セイバーは戦士であると同時に優れた戦士でもあり、技量で後れを取ることは決してない。
その優秀さ故に高燃費という欠点はあったが、それも魔力量に優れる唯がマスターとなったことで解決している。
戦闘では単独行動と女神の呪縛による持久力、唯の未来視を活かしたカウンター戦法を基本とする。
高耐久と回避力を発揮し、防衛に特化したサーヴァントを装い、痺れを切らした相手が大技を振るうタイミングで攻撃に転じる。
大技を女神の呪縛のスーパーアーマーと宝具の残機で強引に突破し、報復の魔剣による正真正銘の必殺の一撃を叩き込む。
相手が火力による突破ではなく罠などの小細工を選んだ場合は、唯の未来視とルーン魔術を駆使して冷静に対処する。
カウンター戦法が警戒されれば、持ち前の不死性を活かし防御を捨てた特攻で速攻を仕掛ける。
セイバーと唯の組み合わせは、およそ殆どの状況で優位に立つことができる、非常に優れた陣営である。
- 冨楽唯
- 自分を召喚したマスター。
例え電子の世界でも彼から血と怨みの気配がしないことは分かる。家の再興という願いを語る彼の言葉からは誰かに報いようとする思いが感じられた。
そしてアーチャーとの初戦で唯の心から僅かばかりの恐怖を感じ取り、そして戦いを終えてログアウトする間際に苦悩の表情を垣間見たことで、冨楽唯という人間の善性と彼が本質的に戦士に向いていないことを確信する。
戦士としての才能が全く無いわけではない。だがその実戦経験の無さは戦場では致命的であり、また唯のような平穏な日々に生きるべき心優しき人が戦場で命を散らすことはホグニとしては本意ではなく、戦略的にも心情的にも戦地に赴くことをやめさせるべきと思いはした。
だがホグニはそれを指摘しなかった。
彼がその自らの欠点を自覚していない筈がない。それでも彼は戦うことを決心した。
そして、戦場で恐怖を抱きながらもそれを押し殺し、苦悩しながらも歯を食いしばり戦う姿に、勝利し願いを叶えることへの強い意志を感じた。
ならば自分はサーヴァントとしてその覚悟に応えなければならない。
故にホグニもまた非常に徹し、唯を守るべき命ではなく共に戦う戦士として扱うことにした。
中盤までホグニは唯と一線を引いて接し続ける。
戦士として見なすと決めた以上、唯には戦場で問題なく戦えるようになってもらう必要があり、そのために彼に心身を鍛えさせる。
しかし身体はトレーニングで鍛えられるが心構えはそう簡単にできるものではなく、しかし得るための経験と時間はあまりにも足りていない。
なのでひとまずは強くするのではなく弱くならない、唯が自分に情を持って冷静な判断が下せなくならないようにある種突き放した関係を築こうとする。
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