kagemiya@ふたば

実際は溺死しななかった。

世界の裏側へ行く前に配下の日本八大天狗に命じて妖怪がやり過ぎないよう見張らせたり、人から天狗となった者達の互助組織を作らせたりしていた。

神として信仰されている妖怪達のまとめ役。

八百万神祇大社と境港妖怪村を飛び回って交渉によりトラブルを解決したり
移住希望者やはぐれた妖怪を然るべき場所まで案内するなど精力的に働いている。

それとは別に配下の天狗を使って他のモザイク市を偵察させたり、依頼を受けて依頼人が行きたい場所への安全な最短経路を捜しだしたりもしている。
...こっちの活動は現界しているかもしれない妻を探すついでだが。

宮盛博之：
「今月分の八百万神祇大社への移住希望者一覧だ。我と配下が見た限り神柄は問題ない。」
「そうへりくだらずとも良い。お主のお陰で我らの仕事も随分楽になっているからな。」

大国主命：
「天孫降臨については過ぎた話だ。この出雲の地と民を守る事が今の我らが使命。」
「それはそうと全ての女性を平等に愛し幸せにするということは、特別な女性はいないという事になりはしまいか？」
「知恵を貸して欲しい。妻の露出を止めさせるにはどうすればいいだろうか？」
「...あるがままを受け入れる。それも夫の務めならば少しでも心掛けねばな。」

"天織"のアーチャー・・・・・：
「お主の言い分も否定はせん。邇邇芸命との協議の後も天津神と国津神の対立は無くならなかったのは事実だからな。」
「だが、天津神と国津神が最初から全面的に争っていたならば犠牲者はもっと増えていた。そうなれば我と我が妻のように生まれを越えて結ばれる者達など存在する事さえ無かっただろう。」
「愛すると呼ぶべきかは我にも解らぬがお主のマスターを大切にするがいい。」

スコル：
「犬？いや犬神の類か。悪意は無いとはいえどうも我の天敵のようだな。避けるが吉か。」