ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】
【真名】華岡青洲
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男(肉体は女)
【身長・体重】非公開、細身中背「いや、流石に母の身長体重を公開するなどできるはずがないだろう」
【肌色】東洋人 【髪色】銀髪 【瞳色】黒
【スリーサイズ】非公開「上に同じくだ。こちらは本当に洒落にならんからな」
【外見・容姿】銀髪で細身の女性。胸は普通。江戸時代の服装に、チョウセンアサガオを模した髪飾りをしている。
【地域】日本
【年代】江戸時代、1760年11月30日 - 1835年11月21日
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・医者、女性、男性、
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:B 幸運:A 宝具:B

【クラス別スキル】

天地の開豁:C+

世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
 自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
 実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
 「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。
 正確に確認できる記録として、世界で初の全身麻酔による外科手術を成功させた。
 外科手術には当然苦痛が伴うものであり、特に切除手術においては患者の体力などの問題で成功しないことも多かった。
 「施術さえできれば治るのに、痛みに耐えられないから治せない」
 ……その矛盾の壁を超えるものこそ、彼の開発した全身麻酔である。
 
 伝説では三国志の華陀が開発し使用した「麻沸散」初であり、それ以降もインカ帝国や琉球で全身麻酔手術が行われたという記録や伝承はあるものの、
 実例として証明されているものとしては彼が初であり、ゆえにハービンジャーとしての現界を果たしている。

【保有スキル】

内外合一:A++

外科手術――すなわちオランダから伝わる西洋医学と、
内科医術――すなわち漢方による東洋医学の複合にして融合スキル。
伊良子流外科とも。

外科(蘭方医学)と内科(漢方医学)を区別しないという彼の信念であり、
東西両方の側面から的確な施術が可能。
同時に「医学に関しては昔ながらの経験則も最新の知見もとりあえずは意見として受け入れる」
という柔軟さとしても作用する。

人体理解:A

精密機械として人体を正確に把握していることを示す。治療系のスキルや魔術の行使にプラス補正。
相手の急所をきわめて正確に狙うことが可能となり、攻撃時のダメージにプラス補正が加えられ、被攻撃時には被ダメージを減少させる。
全身麻酔を安全に、正確に行うには患者の人体を正確に把握することが不可欠である。

麻酔:EX

麻酔薬の取り扱いの習熟度、正確さを表す。
現代においても麻酔は患者の容体、体力などを具に観察し、
手術後も経過を観察する必要があり、外科手術には専門の麻酔科医を必要とするほどに繊細な技術である。
世界初の全身麻酔手術を成功させた功績によりEXランク。

【宝具】

通仙散つうせんさん

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:1人
彼が研究、動物実験、母と妻の犠牲の果てに完成させた、
正確に確認できる記録に残っている世界初の全身麻酔薬。
より正確に言えば「全身麻酔による手術」の功績の具現であり、
麻酔を用いた手術の他、麻酔単体、手術単体での使用も可能。

本来の通仙散は飲み薬であるが、サーヴァントとして召喚され、宝具に昇華した今では、
それを刃物に塗って相手の体に注入することも、麻酔ガスとして散布することもできる。
現代の麻酔で使われる「吸入麻酔」の形で用いることも可能。
効き始める時間も自由に調整可能。
全身麻酔の先駆けとしての功績も内包するため、後世の麻酔薬も再現が可能。

ただし、本来の形――飲み薬であり、2〜4時間で効き始めるという形で使うのが最も魔力消費が少ないようだ。

春林軒しゅんりんけん

ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:30 最大捕捉:1000人以上
彼が設立した医塾、「春林軒」を魔力によって再現する、固有結界とは似て非なる大魔術。
また、彼の秘密主義が如実に表れた宝具の一つ。

彼が認めた対象を門下生とし、医学や漢方薬の調合などの医術系スキルを伝授することが可能。
ただし門下生にはここで学んだ医学の秘術を決して公開してはならない――たとえ親友や家族であっても、
という契約が為され、拒否する場合門下生になることはできない。

もしも契約を破り、秘術を洩らそうものなら彼は怒り、対象を破門する――すなわち以降「春林軒」への出入りが認められなくなる。
……が、言ってしまえば「それだけ」であり、別に大層な加護があるわけでもないため、
無理矢理攻め入る分にはちょっとした建物くらいの効果しか発揮しない。
(キャスタークラスで召喚されれば気休め程度に陣地強化ができるかもしれないが)
契約を破ることによる物理的ダメージも生じないため、破ろうと思えば破れる約束なのだ。
人の口に戸は立てられない。実際特に優れた弟子である本間玄調が自身の著作で秘術である「通仙散」の大まかな製法を公開し、破門されている。

……ただ、そのおかげで秘密主義者で自身の医術を詳細に書き残さなかった彼の偉業が今日にも残っているのだから皮肉な話ではあるが。

【Weapon】

かたな

帯刀を許されていたので刀を装備している。
必要とあらば刀身に『通仙散』を塗布して制圧することも。

通仙散つうせんさん

相手の意識を奪う全身麻酔薬は、殺さずに相手を鎮圧する際に非常に有効に働く。
……わざと配分を変えることで、命を奪う毒薬とすることもできるのだが……。
その方法は令呪でも使わない限り実行しないだろう。彼は医者なのだから。

【解説】

江戸時代の医者。現在の和歌山県に生まれる。
彼のもっとも大きな功績であり、英霊として登録された理由は
「世界初の全身麻酔手術の成功」である。

22歳のころ京都に出て、古医方、カスパル流外科、伊良子流外科(漢方と西洋医学を合わせた全く新しい外科医術)など、
様々な医学を学び、医学書や医療器具を買い集めた。
その中でも特に影響を受けたのが永富独嘯庵の『漫遊雑記』であり、
それにより乳がんの治療法――患部の切除手術による治療を知る。

記録によれば、乳がんの手術は当然ながら患部を切除するため、苦痛が伴う。
それゆえに首尾よくいかないこともあり、患者の体力によっては施術が不可能なこともあった。
しかし、切除に成功しさえすれば、その後患者は健康になる。
であれば、痛みを、苦痛を感じないような、和らげるような方法があればより多くの命を救える。
そう考えた彼は麻酔薬の開発を始める。
伝説に残る世界初の麻酔薬、華陀の「麻沸散」を参考に、研究と動物実験を重ね、
チョウセンアサガオとトリカブトを主成分とした六種類の薬草に麻酔作用があることを発見し、
完成までこぎつけるが、人体実験を目前にして行き詰まる。
それもそのはず。チョウセンアサガオもトリカブトも毒草であり、使用法を誤れば死ぬこともありえるのだ。
了承も得ずに他者を実験台にするわけにはいかず、かといって自分で試すわけにもいかない。

そこで実験台になることを申し出たのが、母の於継と妻の加恵である。
数回にわたる人体実験の末、母の命と妻の視力という大きな犠牲を支払い、全身麻酔薬「通仙散(別名麻弗散)」を完成させた。

1804年の旧暦10月13日――新暦11月14日に、藍屋勘という60歳の女性に対し、通仙散を用いた全身麻酔下における乳がんの摘出手術を成功させる。
これが正確な記録に残っている世界初の「全身麻酔手術」であり、この功績により、今日10月13日は「麻酔の日」となっている。

これを機に彼の名は全国に知れ渡り、手術を希望する患者や入門を希望する者が殺到した。
彼は門下生たちの育成にも力を注ぎ、医塾「春林軒」を設立し、1000人を超える門下生を育て、多くの優れた外科医を輩出した。

その中でも特に優れていたのが本間玄調であり、膝静脈瘤の摘出などの手術を行い、また医術についての著作を残した。
しかしそこに青洲から教わった秘術を書き残したため、破門にされている。
……その著作のおかげで青洲の功績が後世に伝わっているというのだから、皮肉な話ではあるが。
自身の医術を限られた弟子にしか公開せず、門下生たちに通仙散の製造法を家族や友人にさえ教えてはならないと、
血判書まで提出させるほどの秘密主義者であった彼の大発明を我々が知ることができているのは、
玄調の裏切り有ってのことだろう。(もちろん裏切りというのは悪い言い方で、優秀な医術を多くの人間に伝えようとした結果だろうが)

とはいえ、青洲もただ秘密主義というだけで通仙散の製法を門外不出にしたわけではない。
先述の通り通仙散にはチョウセンアサガオとトリカブトが使われている。つまり毒薬なのだ。
製法を誤れば死ぬし、中毒症状も出る。製法が正しくとも、用法用量を間違えればやはり有害となる。
また聞きによる伝言ゲームで情報に齟齬が生じれば命を救う秘薬は命を奪う毒薬に反転するのだ。
彼の考えもまた当然といえよう。通仙散を秘そうとした青洲も、公開した玄調も、どちらも正しいのだ。

彼の発明には人体実験――母と妻の犠牲が不可欠であった。
自ら申し出てくれたとはいえ、母の死と妻の失明の上にこの全身麻酔の秘薬は成り立っている。
であれば、英霊として私のみが召喚されるのは筋が通らない。
故に彼は母の姿と妻の瞳を合わせた姿で現界するのだ。
……医者には体力が不可欠なので、若いころの姿を取っているが、そこはご愛敬。

とはいえ彼の宝具の取り回しには専門的な知識と技術を必要とするため、
人格と能力は完全に青洲本人の物となっている。

【人物・性格】

秘密主義者。自身の技術を一部の相手にしか公開しようとしないという、
魔術師のような性格。それゆえかキャスターにも高い適性を持つ。

自身のプロフィールに関しても秘密主義であり、よほど信頼した相手でないと詳細な情報を公開しようとしない。
たとえそれがマスターであっても。……メタ的に言うと絆レベルの上がり方がものすごく遅い。
しかもクエストをクリアしないと詳細が解放されないマテリアルがいくつもある。


秘密主義に目を瞑れば非常に優秀な医者であり、古くからの医術も最新の医学も、
それが実際に治療の役に立つのであれば受け入れる柔軟さを持つ。

イメージカラー:薄紫
特技:麻酔手術
好きなもの:華陀、命を救うこと
嫌いなもの:口が軽い奴
天敵:玄調、理性蒸発のスキル持ち
願い:より多くの命を救うことを目的に動く

【一人称】私 【二人称】君 【三人称】呼び捨て

【因縁キャラ】

華陀:
三国志の伝説に残る古代中国の医者。
伝説上では彼が世界初の全身麻酔薬を作っており、
ハービンジャーの医術も彼を意識したものとなっている。
平たく言えば憧れの人物であり、畏敬の対象。実際「通仙散」の別名として「麻沸散」を使っている。

ジョン・ハンター
近代外科医学の祖。当然ながら尊敬しており、
実験に重きを置くという主義にも通ずるものがある。
……のだが、死体を手に入れるためにストーキングさせるなどの奇行には引くものがあり、
秘密主義者としては少々恐るべき相手でもある。

ペダニウス・ディオスコリデス
薬学の祖。彼女(彼)の薬物史が巡り巡って青洲の麻酔薬や現在の医学にも通じていると言えるため、
尊敬している。チョコミントは変わった風味に驚いたが、西洋風の漢方薬のようなものと理解。
今では割と美味しく食べている。

ナイチンゲール:
看護師。その技術と患者を救おうとする意思に好感を持つ。
……のだが、流石にベッドで殴打して麻酔とするのはいかがなものか。


アスクレーピオス、アスクレピオス(原作):
ギリシア神話に伝わる医神。彼らの神域の医術と、
かつては死者すら蘇生したという伝説には畏敬の念を持つ。
同時に、同一人物と知ると驚かずにはいられない。

アストルフォ(原作):
天敵。理性蒸発で聖杯戦争で自分の真名を即公開したという情報に戦々恐々としている。
口が軽すぎる……。彼の前では普段から固い口がより一層固くなるだろう。

(キャラ名):
調整中

【コメント】

本日10月13日は麻酔の日

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