ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「聖杯は栗野の物だ。他の何者も触れることは許さん。」


基本情報

【氏名】栗野桐也くりの とうや
【性別】男性
【年齢】36歳
【出身】日本
【身長・体重】188cm・76kg
【肌色】白【髪色】ワインレッド【瞳色】金色
【外見・容姿】
常に気難しげな表情をたたえた、体格のよい長身の男。
【令呪の位置】右手甲

【魔術属性】火
【魔術系統】錬金術
【魔術回路】質:A 量:B 編成:正常

【契約サーヴァント】ペリアス(第四次聖杯戦争)

魔術・特殊技能・特性など

『花魔術』フラワリングマジック

魔力を与えて育てた魔術華を媒介とし、諸々の現象を起こす魔術。厳密には錬金術の一種。
基礎的な部分は栗野百合を参照のこと。
桐也はより洗練された複雑な工程の『花魔術』を扱う。

彼は花の生命力が固有値としての現象を内包している点を利用し、現象を及ぼし得る魔力を、ごくわずかな量の『蜜』として抽出する技術を確立した。
これには錬金術のみならず「転換」の特性も関わっており、本来の花魔術に比して応用性を格段に増している。
長くの研究の中でこれらを安定して定着させ、生花を使うよりリターンは大きく落ちるものの、より小さく保管可能な形としたのが”現象要素”エッセンシアである。
花一本から採れる現象要素を一単位として数え、一単位で『剪定』Pruneに相当する効果を発揮する。

現象要素は一工程シングルアクションの起動詠唱ひとつで当該現象そのものへと変換可能な形式であり、生花を逐一持ち歩くよりも遥かに効率的な魔術的取扱を可能とする。
彼は本来の栗野の工房が魔術華の生産、開花のみを目標とするものであったのを、現象要素として文字通り使い潰す工程を増やし、発電所の様な施設へ改装した。
取り出した現象要素は後述の魔術礼装『多重繚乱現象炉』によって一挙に取扱うことができ、錬金素材としてのみならず、現象そのものをぶつける事による攻撃転用も可能としている。
これにより彼は、常に大規模植物園ひとつを持ち歩いている様な状態を作り上げている。

現象要素例

礼装・装備など

『多重繚乱現象炉』オーバーフラワーリアクター

右腕全体に装着した、杖に代わる魔術触媒にして戦闘礼装。
手の甲の『焦点具』、前腕部の『因果出力部』、上腕部の『ヴァロア/アサナシオス現象紡織炉』からなる。
炉部には工房に設置されている、花の生命力を枯らし取り、液体(蜜)として魔力を結実させる『現象抽出器』フェノメニアから取り出した現象要素が多量充填されている。
焦点具による座標指定後、一工程シングルアクションの起動詠唱を唱える事で炉が起動し、要素を当該現象に直接変換する。
指を鳴らす動作をトリガーとして”結果”が出力され、任意の位置に任意の物理的現象を任意の強度、種類で起こす事を可能とする。

彼としては便利な万能ツール程度の認識で、完全な頼りとしているわけではない。所詮は栗野の至上とする『不凋花』アマラントスに比せば児戯のようなものと信仰している為でもある。

最大限簡便となっている造りと魔術的加工による硬さもあり、銃撃等の下手な攻撃では傷も付かない。これを利用し、防御手段として使う事も出来る。

『押花礼装』

非常用に数枚持ち歩いている。『現象炉』が機能している限り出番は無いが、不測の事態に備えて万全を期したもの。

『不凋花の球根』アマラントス

万象を咲く花。朽ちず変化せぬ永久の花。その球根。
球根も同様に時間経過によっては朽ちず、果てることはない。現象要素として魔力を花から抽出する研究も、元は無限の現象を秘めたる不凋花の球根から、魔力だけを取り出そうとする試みに端を発するものだった。
その結果は惨憺たるものに終わったが、現象要素として固有値自体を扱うシステムは非常に取り回しが易く、それをもとに研究活動の基盤として大規模な整備をしたものが現時点での栗野の工房となっている。

外見・容姿の詳細など

体格のよい長身の男。黒縁の眼鏡を掛けており、赤茶けたワインレッドの髪を適度に伸ばしている。
目鼻立ちが際立っており、どこか日本人離れした顔つき。あまり目付きのよくない切れ長の金色の瞳は、どこか不思議な色気のようなものも感じさせる。
服装は余り拘りは無いが、聖杯戦争では濃赤のジャケットを着用して戦闘に臨む。
店主をしているときはエプロンを着けている。

人物

土夏にある老舗の花屋『クリノス=アマラントス』の店主。
広い店舗内には珍しい花や手入れの難しい花にいたるまでが取り揃えてあり、遠方から来訪してくる趣味人も多い。
店主ではあるものの、営業や接客は妻である栗野梓がほぼ受け持っており、彼は姿を見せたとしてもレジの奥で気難しげに座っているか、花を陳列しているかのどちらかである。

その裏の顔は、土夏市の霊脈を一手に管理する「栗野家」現当主の魔術師。
根源を求める事を至上とし、狡猾さと非情さを持ち合わせる魔術師然とした男であり、冷静ながらどこか皮肉っぽい喋り口からは、気難しく偏屈な人間といった印象を与える。
魔術の才覚については特筆すべきものは無いものの、その実力は紛れもなく「卓越している」と呼べる域に到達している。
それは彼の、目的を達成するためならば時として固定観念や伝統を無視したり、窮地に陥っても切り捨てるべきものをすみやかに判断し挽回する、良く言えば思い切りのよい、悪く言えばドライな精神性に起因し、その点では魔術師らしからぬ側面も持つ。
それに加え、いかなる苦難と逆境にも挫折せぬ不屈さは特筆すべきもので、若くして工房の大規模改装や複数の魔術特許取得などの成果を挙げており、時計塔からも一定以上の実力者と評価されている。

魔術師として、栗野家の当主として正しく在り続けてきた実績に裏打ちされた、誇り高く傲岸不遜な人物。
しかしその高い自己評価は、あくまで自身の能力や状況を俯瞰した上でのもの。
聖杯戦争においては自分を上回る魔術師の存在も考慮し、柔軟に敵対陣営への対処を変更する周到さにもそれが伺える。
目標のためならば綿密な準備と不測の事態への備えは怠らず、栗野の当主として正しく在ろうとする努力を厭わない。
彼の実績と態度はいずれも、自ら積み上げてきた表裏一体のものなのである。

反面、「自分自身のこと」は正しく評価できていても、「自分にとって大切なもの」を正しく評価しきれていない。
もしそのようなものが含まれた選択が迫られた時には、彼が平素から「優先すべきと考えているもの」と、彼自身にとって本当に「優先すべきもの」の間に、決定的な歪みが生じる危険性を秘めている。

CV:津田健次郎
イメージカラー:赤
特技:園芸
好きなもの:無し
苦手なもの:虫
天敵:栗野梓

【一人称】私 【二人称】貴様/お前 【三人称】彼/彼女/奴

台詞例

来歴

クリノスが"栗野"と名を改めてから三代目の当主として生まれた桐也は、純粋培養の魔術師として育った。
根源への探求を当然と心得、目標の為に全てを犠牲にし、自分自身すらも使い潰す事を厭わない。魔術師としてはごく当たり前な、そして人間として外れた価値観を持っている。
魔術の素養そのものは凡庸であったものの、先立つ研究を理解する頭脳、それらをよりよく改善するための潔さ、そして確固たる自我と精神力に基づく試行の繰り返しによって、数々の変革を栗野家にもたらした。
時計塔への留学で得た知識を元にした、魔術華の運用様式そのものの変化、"紡織炉"を組み込んだ工房の改装、"現象炉"の開発など、魔術理論の再構成および体系化を若くして成し得、魔術の研究者としておよそ目覚ましい業績を、現在に至るまで達成し続けている。

純然たる魔術社会の中で生きてきた彼のうちには、気難しく偏屈、そして狡猾で非情な魔術師然とした人格が自然と作り上げられ、また『栗野家の当主である』という使命を満足する実績から、誇り高く不遜な性格をもつようになっていった。

29歳の時、彼は魔術師として後代に血脈を残すべく、ある血統に目を付ける。
九重家───土夏市周縁でかつて活動していた、稀有な遺伝的特質を秘めた魔術師の血統。
彼らの間に生まれる子が、みな特筆すべき魔術の才覚を有して誕生するという情報を手にした彼は、当時の時点で既に廃業していた彼らに接触し、その長女に対して縁談を持ち掛け、彼女との結婚を成立させる。
彼の妻、梓との出会いであった。

魔術から無縁な環境で生きてきた梓は、桐也とはおよそ正反対の人格だった。
もともと寛容だった彼女は、桐也の魔術師らしさ、すなわち偏屈でひねくれた、言うなれば"面倒な"性格にすぐに適合し、受容することができた。
魔術師の世界に、一般人が混じり込む。それは通例異物のようにして扱われるものだが、桐也の性格を早々に把握した彼女は、あたかも元からそこにいたかのように、彼の日常へとその存在を食い込ませた。
現在では機嫌を見計らい、うまく言いくるめて、買い物に行かせ、店番をさせ、掃除を任せるなど、彼に家事を頼むようにすらなっている。
以前から独力でしていた事ではあるが、桐也にとって、他人にそのような些細なことを"任されること"そのものが、それまでの日常を覆すようなできごとに他ならなかった。

それは彼にとって、それまで触れえなかった"人間"の生活であった。魔術の研究が彼にとっていかに重要であるかを十分に理解し、干渉こそしないが支援する。
彼女のことを、彼はまだ受け入れきってはいない。そのようなものは、魔術師にとって不要なものに他ならないからだ。
だが────彼の魔術師たる人格は、その「日常」のなかで、確かに綻びを生じつつあることに、彼自身も気付いてはいない。

魔術の深奥へ至る大儀式"聖杯戦争"が始まろうとする中、梓との間に第一子、百合を授かった。

行動規範・行動方針

典型的な魔術師としての道理に沿った思考、行動を実践する一方で、他参加者の情報を集めながら、きわめて冷静かつ慎重な行動を徹底する。
自身の魔術師としての実力が突出しているわけではないことを理解しているがゆえに、常に自身が優位に立てる状況を見計らう。
戦闘を終えて消耗した相手を狙い撃つ、霊脈・地形を熟知しているアドバンテージを利用して仕掛ける、陣地へ誘い出すなど、知略と状況判断を最大限利用し、不利な戦は仕掛けず、想定外の要素まで考慮に入れた、非常に堅い立ち回りで聖杯戦争を戦い抜く。

参戦理由

神秘を求める魔術師として、そして栗野の当主として、参加を選ばぬ理由はない。
義務を果たすため、不凋花の神秘を見出すため、そして根源へと至る為。
彼もまた、戦いの中に身を投じる。

サーヴァントへの態度

自身の目的を達成させるための道具として、魔術師としての態度を貫く。
脳筋ぎみなランサーをうまく制御しつつ、不利状況にはならないよう立ち回る。
中盤、彼の梓に対して抱く複雑な想いを勘づかれたことにより、その件について気付かせようとされるものの、終ぞ彼が自覚を得る事はなかった。
結局のところ彼女は、他ならぬ愛によって、消えてしまう事となる。

役どころ・コンセプトなど

序盤で存在感を示す強キャラ。てんかパパのライバル枠。
知略を駆使していいところまで頑張るが、本体性能の普通さが中盤以降のインフレに付いて行けず、終盤の始めあたりであえなく敗退する。

因縁キャラ

・栗野梓
「……見て分からんのか?私は忙しい。店番などしている暇は無い。……おい。聞いていたのか?……仕方ない。10分で帰って来い。」
妻。旧姓は九重。
魔術師ではないが血統に目を付け、それを利用する目的で結婚した。
だが、存外強かな性格をしており、彼の偏屈な性格を熟知し、事あるごとに彼自身すら気付いていない本心を見抜いてくる。
いつの間にか丸め込まれて家事や店番をさせられる事もあるなど、彼の天敵とも呼べる相手。
筋金入りの魔術師である彼が唯一関わることのできる”人間”。それは、魔術師としての彼の価値観に歪みを引き起こし得るものでもある。 


ランサー
「ランサー」と呼ぶ。円卓の触媒を用いることで喚び出したサーヴァント。
三騎士、かつ円卓の騎士として遜色のない高いステータスを頼りとし、聖杯戦争での堅実な立ち回りを可能とすることができた。
人格に多少の疑問は残るが、命令は問題なく従い、かつ中盤以降は彼の家族愛に気が付いたペリアス側からの接触が増えることから、扱いやすいサーヴァントとして比較的良好な主従関係を築く。

栗野百合
つい数ヶ月前に生まれたばかりの娘。
乳児の段階でその身に宿す魔術的素養を見抜いて目を付けており、栗野の後継として大いに期待を向けている。
だが……

コメント

百合パパ。
素養は平凡だが人格が根っからの魔術師という点で娘と逆を行く。





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